トムとジェリー

「トムとジェリー」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

トムとジェリー - (2021/06/16 (水) 21:57:26) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2012/02/07 Tue 17:33:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(red){ト~ムとジェリ~♪} &color(red){仲良く喧嘩しな♪}} アメリカの映画会社『MGM』に所属していた[[ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラ>ハンナ・バーベラプロ]]の2人が制作したカートゥーン・アニメ。略称は「トムジェリ」。 聡明な飼い猫「トム」と人家に巣食う凶悪ネズミ「ジェリー」の血で血を洗う抗争を描いた暴力表現たっぷりの凄惨な物語である。 ……実際は2匹のどこか微笑ましい喧嘩を、ギャグとユーモアたっぷりに描いたドタバタ劇である。 &color(lightgray){暴力表現が多いのは嘘ではない。} 1話完結型であり、どんなにカオスな結末を迎えても次回では全部元通りになる。 この作品の見所は2匹のドタバタは勿論、映像と音楽とキャラの動きが完璧にリンクしている点である。 台詞が無くともキャラの心情が簡単に読み取れ、秀逸なギャグも成立しており、話のテンポも悪くない。そのクオリティは50年以上前の作品とは思えないほど。 アカデミー賞も何度も受賞している。 というか、現在までにアカデミー賞(短編アニメ賞)に13回ノミネートされ7回受賞しており、これはディズニーよりも多くアカデミー賞史上最多である。 ちなみにトムとジェリーは上記の通り原語版ではほとんど台詞が無く、叫び声や口笛、鳴き声を出すくらい。 現在の日本語吹き替え版でも二人の台詞は手紙の文章など最小限に抑えられている一方、昔(60~70年代)の日本語吹き替え版ではかなり台詞が挿入されていた。 また派生作品として2匹の子供時代を描いた「トムとジェリーキッズ」という作品もあり、子供サイズによりデフォルメされた2匹が見られる。 &color(lightgray){元々身長も頭身も小さいジェリーはあまり変わってないが。} 【登場人物】 ・トム 主人公。正式名称は「トーマス・キャット」 第1話のみ「ジャスパー」という名前だった。 愛すべきバカ猫。体色はグレーまたは青色で、二足歩行ができる。 物語はだいたい、トムがジェリーをいじめているシーンから始まる。 最初は優位に立つものの、その後手酷い反撃を食らい、ジェリーにフルボッコにされて終了、というのがお約束。 トムの勝利回は全作品合わせて、なんと&color(red){10作品にも満たない。} しかもその大半が&color(red){ジェリーの作戦の丸パクリ}だったり、単にトム優勢のままバトル続行というだけだったり、最終的にジェリーが自主的に撤退しただけだったりと、 &color(red){正面きって実力で勝てたと言える作品は殆どない。} ギャグ補正の塊であり、真っ二つにされようが、串刺しにされようが、車に轢かれようが、ダイナマイトで吹き飛ばされようが、 サイコロステーキにされようがすぐさま復活する(ただし、何度かリアルに死亡したことがある。次の回には復活しているが)。 一度オチで&bold(){ギロチン}にかけられた事もあったが、近い世界観の別の回では&bold(){体を脳天から斧で両断されても生きていたりする}ので、果たしてギロチン程度で死ぬかは微妙なところである。 ちなみにそのトムの怪我を最後まで治させなかった奴もいる。   また有り得ないほどの多才であり、特に音楽関係では天才的である。 具体的には、主人がピアノを弾いているのを見て、自分も少し練習してみたら主人より遥かに上手くなったり、 演奏会でバイオリン・トランペット・ハイハットその他諸々を&color(red){1匹で同時演奏}したこともある。 スポーツも万能(テニス・ボウリング・サーフィン等)。ただしゴルフは苦手でPAR4のコースで30打以上打つほど。 ジェリーとは喧嘩ばかりだが彼が居なくなるととても寂しがったり、彼が死んだと勘違いした時は大泣きしたこともある。 まさに「&bold(){喧嘩するほど仲が良い}」関係である。 でも基本的には容赦なく殺しにかか(殴 他のキャラ(主にジェリー)の行動の被害者であることも多く、ジェリーにイラついてトムに同情した視聴者も少なくないはず。 著名な日本語吹き替え版では[[スネオ(旧)>骨川スネ夫]]。 パチンコ版では珍しく主役(7)を張る。   ・ジェリー もう一人の主人公。正式名称は「ジェリー・マウス」 第1話のみ「ジンクス」だった。 体色は茶色で、トム同様二足歩行である。 体力バカのトムとは逆に頭脳が優れており、最終的に喧嘩ではジェリーが勝つのが殆ど。 ジェリーの方から喧嘩を吹っ掛けることもある。 ちなみに後述の親戚達同様に実は本人も結構強く、キレてトムを真正面からボコボコにした事もある。(捨てネズミ) 余談だが「キッズ」に登場した母親も強い。多分そういう家系なんだろう。 至るところに巣を作っており、家の内外はもちろん&color(red){ビリヤードテーブルのポケット}や&color(red){ゴルフ場のカップ}、&color(red){グランドピアノ}の中にまで住んでいたことがある。 トム同様、ギャグ補正の塊で死ぬことはない(凍死しかけたことはある)。 普通なら絶対に脱出できない場所に監禁されてもすぐさま脱出し、トムを驚愕させる。 トムとは喧嘩が絶えないが、彼が家から放り出されそうになったときは家に戻れるように手を貸してあげたり、 共通の敵が現れた際は協力を持ちかけたりする等、本質的にはトムの事が大好き。 共闘の際には勝ちフラグが立っており、トムの身体能力とジェリーの知力が組み合わさり(ほぼ)100%成功させてみせる。 (「ほぼ」なのは、後述するが唯一敵わなかったのが自分のおじ・ペコスがいる為) トムと同じく吹き替え担当は何人かいるが、有名なのは忍者ハットリくん。   ・ブッチ トムの悪友。恋のライバルを演じることが多い。作品ごとに境遇がコロコロ変わり、上は金持ち、下はホームレスと落差が激しい。 「空飛ぶほうき」では&color(red){死んで墓の下に入っていた}。 「映画大会」ではスパイクを悪く描いた映画を見て爆笑していた。 ・スパイク トムの天敵。トゲ付き首輪を嵌めたブルドック。 初登場時は非常に凶暴でトムはおろか、ジェリーにも吠え付いた。それからは段々丸くなり、ジェリーとは比較的良好な関係となっている。 しかし彼をトムにけしかける作戦に巻き込まれてわりと酷い目に合う事も多い。またジェリーの作戦が裏目に出て最終的にトムと和解した事もある。 作中最強クラスだがアリの大群には一度も勝利していない。また一度オチで保健所に捕まったままフェードアウトした事がある。(命の恩人) 非常に子煩悩。 同じ会社が製作したアニメ『ドルーピー』シリーズにも登場。時々名前が上記の「ブッチ」になっている。 ・タイク スパイクの息子の子犬。 ・お手伝い(メイド) 黒人の女性。足と手しか登場していない。だが一瞬だけ顔が見える話(「土曜の夜は」)がある(コマ送りでないと確認できないほどの「一瞬」ではあるが)。 トムの飼い主にも見えるがトムがジェリーを捕まえなければ外に放り出す、と何度となく発言している。 実際、ロボット猫を購入したりイナズマ(猫)を連れてきた際はトムをお払い箱にしてしまった。 (ロボット猫はジェリーの策略によって破壊され、イナズマはトムとジェリーの協力で追い出された) 宝石好きで多数の宝石を所有。 なお一応メイドらしいのだが主人の存在に触れられた事は一度もない。 というか作品によっては&bold(){彼女の一人暮らし}としか思えない回も幾つかあったりする。 60年代からは彼女に代わってトムやスパイクの飼い主である夫婦が登場し、こちらは顔を見せる事が多い。 その後、2000年代の新シリーズでは白人キャラとして久しぶりにレギュラーに返り咲いた。相変わらず顔は見せない。 ・ジョージ トムのいとこ。非常に臆病でネズミ恐怖症だが、数少ないトムの勝利回に貢献した貴重な存在。 彼が登場した「なにがなんだかわからない」は神回として有名……てか冷静に見ようが見なかろうが首と腕と脚が2倍って気持ち悪いもん ね。 最新版の吹き替えでの声は[[プーさん>くまのプーさん(ディズニー映画)]]。実は昔トムの声を担当していた。 ・ニブルス ジェリーのいとこ。タフィーという名前で呼ばれることもある。オムツ着用の子ネズミで非常に食いしん坊。彼が出てくると良い意味で場が掻き回され、ドタバタが激化する。 酒が入ると無敵になる。 ジェリー自身、彼の扱いには苦慮しているようにも見え、一杯喰わされた事もある。 ・マッスル ジェリーのいとこその2。ジェリーの救援要請で家にやって来た。 尋常ならざる強さを持ち、トムはおろか彼が助けを求めたギャング猫3匹をあっという間にぶちのめした。 本作における最強キャラ候補の1匹。 ・ペコスおじさん ジェリーのおじさん。TV出演の為、テキサスからやって来た。演奏中にギターの弦をよく切る為トムのヒゲを代替品として欲しがり、追い回した。 なんと&color(red){人間の奥さんがいる}。 &bold(){マッスルに並ぶ最強キャラ候補の1匹}で、「おじさんに降参」では自分の甥とトムが夜中に起こしに来るペコスを止めようとするが、2匹協力してかかっても敵わなかった。 ・アリ 行進曲とともに現れる蟻。食料を強奪したり、トムを襲撃したりもした。スパイクが勝てなかった唯一の相手。 【VHS・DVD 一覧】※全ての作品はワーナー・ホーム・ビデオより発売 トムとジェリー  1(1995/10/19)                トムとジェリー Vol.1(1999/12/16) トムとジェリー  2(1995/10/19)                トムとジェリー Vol.2(1999/12/16) トムとジェリー  3(1995/10/19)                トムとジェリー Vol.3(2000/01/20) トムとジェリー  4(1995/12/07)                トムとジェリー Vol.4(2000/01/20) トムとジェリー  5(1995/12/07)                トムとジェリー Vol.5(2000/03/10) トムとジェリー  6(1996/03/20)                トムとジェリー Vol.6(2000/03/10) トムとジェリー  7(1996/03/20)                トムとジェリー Vol.7(2000/06/09) トムとジェリー  8(1997/04/24)                トムとジェリー Vol.8(2000/06/09) トムとジェリー  9(1997/04/24)                トムとジェリー Vol.9(2000/07/14) トムとジェリー 10(1997/04/24)                トムとジェリー Vol.10(2000/07/14) トムとジェリー 11(1997/05/30)                トムとジェリー アカデミー・コレクション(2001/01/26) トムとジェリー 12(1997/05/30)                トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.1(2013/08/21) トムとジェリー 13(1997/07/24)                トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.2(2013/08/21) トムとジェリー 14(1997/07/24)                トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.3(2013/08/21) トムとジェリー 15(1997/11/20)                トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.4(2013/08/21) トムとジェリー 16(1997/11/20)                トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.5(2014/06/25) トムとジェリー 17(1998/04/23)                トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.6(2014/06/25) トムとジェリー 18(1998/04/23)                 トムとジェリー 19(1998/06/18) トムとジェリー 20(1998/06/18) トムとジェリー ドルーピーといっしょ 1(1999/05/20) トムとジェリー ドルーピーといっしょ 2(1999/05/20) トムとジェリー ドルーピーといっしょ 3(1999/09/24) トムとジェリー ドルーピーといっしょ 4(1999/09/24) トムとジェリーの大冒険(1997/07/25){※アミューズ・ビデオより発売} トムとジェリー アカデミー・コレクション(2000/11/23) トムとジェリー 魔法の指輪(2002/07/05) トムとジェリー 火星へ行く(2005/03/25)                                 トムとジェリー/海へ行こう!編(2003/07/25)                                 トムとジェリー/海外旅行に行こう!編(2003/07/25)                                 トムとジェリー/音楽大好き編(2003/07/25)                                 トムとジェリー/ブルは強いぞ!編(2003/08/22)                                 トムとジェリー/スポーツ大好き!編(2003/08/22)                                 トムとジェリー/恋するトム編(2003/08/22)                                 トムとジェリー/協力しよう!編(2003/10/03)                                 トムとジェリー/空とぶ仲間編(2003/10/03)                                 トムとジェリー/SFファンタジー編(2003/10/13)                                 トムとジェリー/本を読もう編(2003/11/07)                                 トムとジェリー/荒野のトムとジェリー編(2003/11/07)                                 トムとジェリー/仲良しは素敵編(2003/11/07)                                 トムとジェリー/冬のお話編(2003/12/05)                                 トムとジェリー/強いぞジェリー!編(2003/12/05)                                 トムとジェリー/楽しい仲間編(2003/12/05)                                 トムとジェリー/ちょっと大人に!編(2004/02/06)                                 トムとジェリー/おさかななかま編(2004/03/05)                                 トムとジェリー/寝るのは大切!編(2004/03/05)                                 トムとジェリー/おかしな親戚編(2004/04/02)                                 トムとジェリー/おいかけっこ編(2004/04/02)                                 トムとジェリー/小さな訪問者編(2004/04/23)                                 トムとジェリー/未来のお話編(2004/04/23)                                 トムとジェリー/トムの大変身!編(2004/06/04)                                 トムとジェリー/敵か味方か編(2004/07/09)                                 トムとジェリー/ちびっこギャング編(2004/07/09)                                 トムとジェリー/別世界編(2004/09/10)                                 トムとジェリー/トムとジェリー/リズムに乗ろう!編(2004/09/10)                                 トムとジェリー/あの手この手編(2004/10/15)                                 トムとジェリー/船に乗って編(2004/10/15)                                 トムとジェリー/くいしんぼう編(2004/11/19)                                 トムとジェリー/大冒険編(2004/11/19) 【余談】 ・一見すると賑やかなドタバタ劇に見えるが、実はその中には結構社会風刺が含まれている。&br()アカデミー短編アニメ賞の短編「台所戦争」を例にとると、インディアン(ネイティブアメリカン)の衣装をしたトムが、&br()騎兵隊の衣装をしたジェリーやニブルスに敗北するというアメリカの開拓史がさり気なく描写されている。現代では、アメリカでも、普通のスラップスティックなアニメとして鑑賞されることも多いが、ある程度の年配者やアメリカの社会風俗を学んでいる人に対して、トムとジェリーを幼年向けのアニメ文化という前提で話すと困惑されることもあるので注意が必要である。 ・こちらもアカデミー短編アニメ賞を受賞した短編「ピアノ・コンサート」は、&br()なんと同時期に製作された『バッグス・バニー』の短編と見事にネタが被ってしまい(ピアノで演奏する曲まで同じ)、&br()互いに訴訟合戦になってしまった事も。ちなみに会社合併などを経て、今は二者とも同じ会社のアニメキャラとなっている。 ・1940年代の短編アニメ映画全盛期を描いた『ロジャー・ラビット』には会社を越えて多数のキャラが出演したが、&br()トムとジェリーは前述したとおり台詞の無いキャラである事、当時長編映画が作られていたことなどから残念ながら出演出来なかったと言う。 ・上記の通り、リアルにやらかせば人死にが出るような内容が盛りだくさんなので、&bold(){真に受けたガキんちょが本当にやらかして人死にを出した事例}があり、&br()海の向こうの国ではかなり深刻に社会問題化している。 ・DVD版では黒人差別と採られかねないシーンがカットされたり、トリミングで隠されたりしている。&br()「南の島には土人がいたよ」から改題された「南の島」はその一例だが、タイトルコールが明らかに途中で音声を切っただけであったり、&br()原住民の子供の姿をトリミングで隠したかと思いきや、大人は隠していなかったり、ジェリーを追いかけるシーンでは子供が映ったりと、&br()ずいぶんと適当な修正が多い。 ・2021年に&bold(){&color(red){実写映画化}}が公開された。当然ながら本物のネコやネズミを使うのではなく、アニメーションの動物を実写に合成する形になっている。舞台はニューヨークの高級ホテルで、主演はクロエ・グレース・モレッツ。日本語吹き替えには[[水瀬いのり]]や[[木村昴]]など有名どころが多数参加している。また、同じく2021年には『[[るろうに剣心>るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-]]』とのコラボグッズが発売された((トムが緋村剣心、ジェリーが雪代縁に扮している。))。 ・『ルパン三世』の[[銭形警部>銭形警部(ルパン三世)]]はトム、ルパン三世はジェリーと本作を参考にしたものである。 ・1969年から放送中の『[[サザエさん]]』の放送開始当初は本作を参考にした[[ドタバタ超のギャグアニメ路線>75点の天才!(サザエさん)]]だった。 【エピソード項目一覧】 [[ネズミ取り必勝法(トムとジェリー)]] [[天国と地獄(トムとジェリー)]] [[夢と消えた百万ドル(トムとジェリー)]] [[王様を起こさないで(トムとジェリー)]] [[なにがなんだかわからない(トムとジェリー)]] [[悲しい悲しい物語(トムとジェリー)]] [[恐怖の白ネズミ(トムとジェリー)]] 仲良く追記・修正しな♪ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - そういえば、最近のジェリーの中の人は、「ガンバの冒険」のイカサマも当てていたな。 &br()もうその頃から、ネズミ役を経ていたのか…。 -- トムジェリ大好き (2013-09-09 16:13:30) - 大好きなアニメだった。今思えば、ジェスチャーだけで子供にもわかりやすく面白いって、映像表現として相当凄い -- 名無しさん (2013-10-29 04:44:16) - オチがわかってても笑えるアニメはこれぐらいだな -- 名無しさん (2014-02-20 22:17:54) - 邦題「勝利は我に」だっけ?ビデオ宣伝でトムとジェリーが花火を奪い合うシーンは何度見ても爆笑する。音楽も一役買ってるし。 -- 名無しさん (2014-06-03 20:28:52) - こいつらなら、こち亀の世界でも生きていけそうだな -- 名無しさん (2014-06-03 21:01:32) - 世界大戦中(戦後)でこれほどのハイクオリティなアニメーションが作れるアメリカのすごさをつくづく思い知らされる -- 名無しさん (2014-06-27 19:09:35) - 「マンガ物理学」の生みの親って、もしかしてこの作品じゃない? -- 名無しさん (2014-06-27 19:24:42) - アヒルの子供が -- 名無しさん (2014-09-28 00:16:34) - ↑クロールするやつ? -- 名無しさん (2014-11-27 19:53:09) - 基本ハンナ&バーベラ監督の作品がメジャーだけど、チャック・ジョーンズとジーン・ダイッチの作品も忘れちゃいけない。ジョーンズ監督の作品はトムがオッサンぽくなり、ジェリーがよりかわいらしくなっている。ダイッチ監督の方はデザインこそハンナ・バーベラと変わらないが、シュールな演出が持ち味。 -- 名無しさん (2014-11-27 21:26:35) - けっこうえげつないアニメだけど好き -- 名無しさん (2014-11-27 21:43:49) - コレのおかげで「ねずみはチーズを食べる」という誤解が生まれた。穴あきのチーズは空気の穴だしねずみはげっ歯類だからナッツみたいな硬いものしか食べない。 -- 名無しさん (2014-11-27 22:33:19) - この二匹それぞれに好きな子が出来て浮かれていたが振られてしまい最後に二匹が電車に飛び込んで自殺をしようと線路で待っているというブラックなオチがあった(まぁ次があったので思い直したんでしょうが) -- 名無しさん (2014-11-27 22:35:38) - トムの勝利回って最終的にジェリーの作戦パクッた白ネズミ回と「忍法猫だまし」、トムがスパイクと和解してジェリーが逃げたシャックリ回、ジョージとの共同作戦でジェリーが医者に駆け込んだ「なにがなんだかわからない」、トム優勢のまま決着がつかないで終わる回が多数って感じだっけ -- 名無しさん (2014-11-27 22:43:44) - この世界のチーズが凄く美味そうに見えるのは自分だけだろうか? -- 名無しさん (2014-11-27 22:50:06) - 弟がビデオ2本ほど購入してたな。未だに「ヒマシュー(?)」の正体がわからない・・・(お母さんごっこする幼女の赤ちゃん役にされたトムが最後に飲まされたもの)。 -- 名無しさん (2014-11-27 23:38:34) - トムの扱いが酷すぎて軽くトラウマになった。 -- 名無しさん (2014-11-28 00:01:05) - 一応アニメ映画もあるのだが2匹は人間のようにベラベラしゃべったり空気だったりという理由で完全黒歴史扱い -- 名無しさん (2014-11-28 00:04:34) - ↑あー、子供のころ見てたから結構覚えてる。『トムとジェリーの大冒険』だっけ。なんかディズニーっぽいストーリー展開だったな。あれ黒歴史だったんかw -- 名無しさん (2014-11-28 00:48:18) - ↑NCがレビューでぼろくそにこき下ろしてたよ -- 名無しさん (2014-11-28 00:51:58) - ↑5「ひまし油」じゃね? -- 名無しさん (2014-11-28 01:01:41) - 『大冒険』は違和感ありまくりだったが、『魔法の指輪』などのOVAは「トムとジェリーらしさ」がでてて面白かったような。 -- 名無しさん (2014-11-28 01:13:31) - 量販店で売られてるクソ安いDVDだと古い翻訳で収録されてたり -- 名無しさん (2014-12-30 14:57:02) - 蟻の行進曲好き -- 名無しさん (2015-02-20 21:26:19) - 最近第1話見たらトムがジャスパーって呼ばれてたんだけど、トムとジェリーって題名は後から付いたの? -- 名無しさん (2015-10-03 00:16:24) - 子供のころ見てたけど、声あったほうが好きだったな。 -- 名無しさん (2016-02-02 18:40:53) - ぴちぴちピッチ ノエル 星羅 -- 名無しさん (2016-06-06 16:47:54) - トムが天国に行くためにジェリーに許されようとめちゃ頑張る話で何か感動した 夢オチだったけど -- 名無しさん (2016-08-11 15:07:58) - クリーニング屋で流れてたわ 映像だけで楽しめるからなのか -- 名無しさん (2016-08-13 09:47:44) - トムジェリで印象に残ってるセリフ、「ちょっと角度が狂ったね♪」「こんなのあたいのママじゃないよっ!」「さよなら、ママ。御恩は一生忘れませんわ」 -- 名無しさん (2016-08-13 11:01:23) - 50年代の作画が好きだわ。冒頭のライオンが吠えた後同じ枠にトムがでてきてニャアニャアいう奴。あれトムもジェリーも可愛い -- 名無しさん (2016-08-13 11:27:40) - トムの勝ちデース -- 名無しさん (2016-10-20 16:54:13) - 初期の方だとマジで殺しにかかる回があったりするんだよな -- 名無しさん (2016-11-06 21:03:56) - トムの吹替、亡き肝付氏から佐藤せつじさんになったな。ペンギンズのキング・ジュリアンやデュエマの熱血ナレ太郎の人だ。 -- 名無しさん (2016-11-07 20:32:21) - 昔夏休みで見た新トムとジェリーで森の伐採をリスと協力して防ぐ話のタイトルが思い出せない -- 名無しさん (2016-11-07 20:52:38) - ↑7それもあるかもしれんがかなり昔の話なら著作権切れててその辺の問題が起こりにくいって点もあるかと -- 名無しさん (2016-11-07 20:57:30) - ジョージとマッスルによる、なんちゃって「トムとジェリー」… -- 名無しさん (2016-11-09 21:11:42) - この二人なら最終的に波旬に勝てそう -- 名無しさん (2016-12-27 16:26:15) - トムジェリに出てくる肉も、チーズに匹敵するほどおいしそうだった。 -- 名無しさん (2016-12-27 18:28:49) - ↑でも、赤いから、あれたぶん生かレアだよね。 -- 名無しさん (2016-12-27 18:29:21) - 今のアニメよりよっぽど動くけど何枚掛けてるんだ -- 名無しさん (2017-01-19 05:37:00) - ↑確か外国のアニメは一秒間に使うコマの枚数が日本より数枚多いからね -- 名無しさん (2017-01-27 18:59:36) - 今もトムとジェリーショーって題名でやってるよね。夫婦のペット、魔女の召使、研究所のペットと幾つかの世界観で周してる? -- 名無しさん (2017-06-10 21:01:35) - スパイクって翻訳によっては「ブルおじさん」と呼ばれたりしてなかった? -- 名無しさん (2017-07-02 16:30:34) - 「上には上がいる」ではハナ&バーベラじゃなく全く製作に関わっていないアイジング名義なんだね。この頃はシリーズ化の予定もなかったらしい。 -- 名無しさん (2017-08-04 07:42:05) - トムの叫び声大好き ニブルス嫌い -- 名無しさん (2017-08-04 09:11:57) - 二年前のエンタミクスによると、伊賀崎風花/シロニンジャーは本作の大ファンとの事。風花「アカとシロ、仲良く喧嘩します…!」 -- 名無しさん (2017-08-04 10:18:45) - ジェリーにはもう一匹魔術師のいとこがいたはず。あと、トムの生徒がジェリーと仲良くなっちゃう奴とジェリーの生徒(ニブルス。タフィーって言われてた回なかったっけ)がトムと仲良くなっちゃう回両方あって笑った。 -- 名無しさん (2018-03-15 17:00:52) - あと、テーブル荒らす回でトムが尻尾焼かれるシーン、別の回の回想シーンでのみトムが丸焦げで黒人ぽくなってたのなんでだろうと不思議だったんだけど、半端に修正されたせいだったのか… -- 名無しさん (2018-03-15 17:02:49) - ちなみに、トムとジェリーの名前は、適当に二人組の名前をつくって箱に入れ、くじを引いて選ばれたもの。 -- 名無しさん (2018-04-21 12:44:19) - ↑26 自分も。 子どもの頃に見てハンモックので笑った -- 名無しさん (2018-10-18 04:42:27) - トムのフルネームを、名を愛称にして読むと、『トムキャット』……High Way to the Danger Zone~♪ -- 名無しさん (2018-10-18 13:32:05) - トム別に悪いことしてないじゃんっていう回も割とあるよね…断頭台とか -- 名無しさん (2018-10-18 14:00:59) - 文章中ではさらっと書かれているが、密閉空間から脱出口もなしに抜け出していることが度々あるよな。どう考えてもテレポートしているとしか考えられないレベル -- 名無しさん (2018-10-18 14:50:47) - ジェリーに -- 名無しさん (2018-10-19 03:31:38) - ↑ すまん途中で投稿してしまった。 ジェリーにいとこがいるが、一匹や二匹じゃない 最低でもあと十匹はいるかもしれんと思うと… -- 名無しさん (2018-10-19 03:35:20) - ↑3 そして、鍵かけてジェリーを追い出したと思ったら、部屋のなかに戻ってきていて、くしゃみとか痛みによる悲鳴とかで大声を出させられてしまう(鍵かけてるので逃げ場がない)のもパターンw -- 名無しさん (2019-02-11 22:06:13) - カーレースの映画があったような?タイトルなんだっけ -- 名無しさん (2020-03-10 21:19:29) - ↑ワイルド・スピードじゃね? -- 名無しさん (2020-04-19 18:58:57) - そう一つ思い出した。木を切り倒そうとして斧を入れたあとに、『倒れるぞー!』と叫ぶと自分のほうに倒れてきて潰されるのもパターンw -- 名無しさん (2020-09-20 14:35:38) - 初期のトムジェリは過激な暴力表現が多くて好きだった。小学生の時はずっとゲラゲラ笑ってた思い出 -- 名無しさん (2020-11-21 11:42:00) - だれか「勝利は我に」の記事も書いてくれ -- 名無しさん (2021-04-07 10:41:52) - まさかの『るろうに剣心』とのコラボ… -- 名無しさん (2021-05-06 00:53:46) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/02/07 Tue 17:33:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &b(){&color(red){ト~ム♪とジェリ~♪}} &b(){&color(red){な♪か♪よ♪く♪ケンカしな♪}} } 『&b(){&color(lightslategray){トム}と&color(chocolate){ジェリー}}』はアメリカの映画会社『MGM』に所属していた[[ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラ>ハンナ・バーベラプロ]]の2人が制作したカートゥーン・アニメ。 略称は「トムジェリ」。 *【概要】 おバカで芸達者な飼い猫「トム」と人家に巣食う知恵者な茶ネズミ「ジェリー」の&font(l){&color(red){血で血を洗う抗争を描いた暴力表現たっぷりの凄惨な追跡劇}}2匹のどこか微笑ましい喧嘩を、ギャグとユーモアたっぷりに描いたドタバタコメディ。 &color(lightgray){暴力表現が多いのは嘘ではない。} 1話完結の体裁を取り、どんなにカオスな結末を迎えても次回で全部元通りになる。 この作品の見所は2匹のドタバタは勿論、映像と音楽とキャラの動きが完璧にリンクしている点である。 セリフが無くとも場面の雰囲気やキャラの心情が簡単に読み取れる上、爆笑必至の秀逸ギャグの多くもそれがあってこそ成立しており、お話のテンポも悪くない。むしろクオリティは半世紀以上前とは思えないほど。 圧倒的な完成度と人気ぶりからアカデミー賞を何度も受賞している。というか、現在までにアカデミー賞(短編アニメ賞)に13回ノミネートされ7回受賞しており、これはディズニーよりも多くアカデミー賞史上最多の記録である。 ちなみにトムとジェリーは上記の通り原語版ではほとんど台詞が無く、叫び声や口笛、鳴き声を出すくらい。 現在の日本語吹き替え版でも二人の台詞は手紙の文章など最小限に抑えられている一方、昔(60~70年代)の旧日本語吹き替え版ではかなり台詞が挿入されていた。 また派生作品として2匹の子供時代を描いた「トムとジェリーキッズ」という作品もあり、子供サイズによりデフォルメされた2匹が見られる。 &color(lightgray){元々身長も頭身も小さいジェリーはあまり変わってないが。} その後は「トムとジェリーテイルズ」→「トムとジェリーショー」と現代の流行・世界観を変えつつ二匹の追いかけっこは続いている。 近年は日本のアニメ会社によるキュートポップにアレンジされた「とむとじぇりーごっこ」というモノも公開されている。 *【登場人物】 **<いつものコンビ> &b(){◆&color(lightslategray){[[トム>トム(トムとジェリー)]]}} 主人公その1。正式名称は「トーマス・キャット」。 第1話のみ「ジャスパー」という名前だった。 &color(red){愛すべきバカ猫。}体色はグレーまたは青色で、二足歩行ができる。 物語はだいたいトムがジェリーをいじめているシーンから始まる。 &b(){途中は優位に立つものの、その後手酷い反撃を食らい、ジェリーにフルボッコにされて終了}、というのがお約束。 トムとジェリーの共闘による勝利を除いたトムの勝利回は全作品合わせて、なんと&color(red){10作にも満たない。} しかもその大半が&color(red){ジェリーの作戦の丸パクリ}だったり、単にトムが優勢のままバトル続行というだけだったり、最終的にジェリーが自分から身を引いただけだったりと、&color(red){正面きって実力で勝てたと言える作品は殆どない。} [[ギャグ補正]]の塊であり、&b(){[[真っ二つにされようが>ウィル・A・ツェペリ]]、[[串刺しにされようが>だんご3兄弟]]、[[車やローラーに轢かれようが>ジバニャン]]、[[ダイナマイトで吹き飛ばされようが>ボルガ博士]]、[[サイコロステーキにされようが>サイコロステーキ先輩(鬼滅の刃)]]、すぐさま復活する}((ただし、何度かリアルに死亡したことがある。次の回には復活しているが。))。 トムがダメージを受けて身体が変形する様を楽しむのも、今作の見所の一つである。 特に、大ダメージを受けた時に発する「&b(){&color(red){トムの叫び声}}」はあまりにも有名。 一度オチで&bold(){ギロチン}にかけられた事もあったが、近い世界観の別の回では&bold(){体を脳天から斧で両断されても生きていたりする}ので、果たしてギロチン程度で死ぬかは微妙なところである。 また、ピアノに潰されると呆気なく死んだが、&bold(){夢オチのエピソードだったのでおそらくピアノに潰されても死なないと思われる。} ちなみにそのトムの怪我を最後まで治させなかった奴もいる。   また、一介の家ネコである事実を疑ってしまうほどの多才であり、特に音楽に関しては天才的としか言いようがない。 具体的には、主人がピアノを弾いているのを見て自分も少し練習してみたら主人より遥かに上手くなったり、演奏会でバイオリン・トランペット・ハイハットその他諸々を&color(red){1匹で同時演奏}したこともある。 スポーツもほとんど万能(テニス・ボウリング等。猫なのにサーフィンもできる始末)。ただしゴルフは苦手でPAR4のコースで30打以上打ってしまうほど。 ジェリーとは喧嘩ばかりだが彼が居なくなるととても寂しがったり、彼が死んだと勘違いした時は大泣きしたこともある。 まさに「&bold(){喧嘩するほど仲が良い}」関係である。 &font(l){でも基本的には容赦なく殺しに(ry} 著名な日本語吹き替え版では[[スネオ(旧)>骨川スネ夫]]。   &b(){◆&color(chocolate){ジェリー}} 主人公その2。正式名称は「ジェリー・マウス」 第1話のみ「ジンクス」だった。 体色は茶色で、トム同様二足歩行である。 体力バカのトムとは逆に頭脳派で、最終的にケンカではジェリーが勝つのがほとんど。ジェリーの方からケンカを吹っ掛けることもある。 ちなみに後述の親戚達同様に実は本人も結構強く、キレてトムを真正面からボコボコにした事もある。(「捨てネズミ」の回) 余談だが『キッズ』に登場した母御さんも相当強い。多分そういう家系なんだろう。 家に複数巣窟があるだけでなく、至るところに巣を作っており、家の内外はもちろん&color(red){ビリヤードテーブルのポケット}や&color(red){ゴルフ場のカップ}、&color(red){グランドピアノ}の中にまで住んでいたりする。 トム同様ギャグ補正の塊で、滅多な事では絶対に死なない(凍死しかけたことはある)。 普通なら絶対に脱出できない場所に監禁されてもすぐさま脱出してはトムを驚愕させる。 トムとは小競り合いが絶えないが、彼が家から放り出されそうになったときは家に戻れるように手を貸してあげたり、共通の敵が現れた際は協力を持ちかけたりする等、内心では憎からず思っている。 共闘の際には勝ちフラグが立っており、トムの身体能力とジェリーの知力が組み合わさり(ほぼ)100%成功させてみせる。 (「ほぼ」なのは、後述するが唯一敵わなかったのが自分のおじ・ペコスがいる為) トムと同じく吹き替え担当は何人かいるが((新日本語吹き替え版の一部では、トムを「ダン小路」が、ジェリーを「チマ」が演じたが、実のところそれらの声優の一切のプロフィールが不明で今でも健在しているかどうか分からない状態となってしまっている。ただ、レーザーディスク版で二人が初めて吹き替えられた時には「著作元の意向でアメリカで制作した」という旨の事が書かれていたので、アメリカ絡みで何かあったと思われるが…。))、有名なのは忍者ハットリくん。 **<サブキャラクター> トムとジェリーのドタバタ活劇を彩るキャラクター達。 基本的に決まった役柄は無く、作品ごとに敵だったり味方だったり立ち位置がコロコロと変わる。 &b(){◆ブッチ} トムの悪友。恋のライバルを演じることが多い。作品ごとに境遇が変わり、上は金持ち、下はホームレスと落差が激しい。 猫なのに水を怖がらず、手を洗う描写もある。 「空飛ぶほうき」では&color(red){墓石に名前が入っていた}(本人かどうかは不明)。 「映画大会」ではスパイクを悪く描いた映画を見て爆笑していた。 &b(){◆イナズマ} 原語版での名前は「ライトニング」なので、直訳で「イナズマ」。 ジェリー退治がロクに成功しないトムに痺れを切らした飼い主が新たに連れてきたオレンジ色の猫。 その名の通り電光石火の速さで走ることができ(走るとき背後にマジ稲妻が見えることもある)、あっという間にジェリーを退治した実力者。 しかし、飼い主の目を盗んで冷蔵庫の食べ物を喰い漁ったり、その罪をトムに擦りつけるなどその本性は畜生そのもの。&font(l){これが本当の猫被り。} 最終的に打倒イナズマの為に&color(red){結託した}トム&ジェリーの最強コンビにフルボッコにされ、家から追い出された。 その後の作品ではブッチと共にトムの悪友Bぐらいのポジションに落ち着いている。 &b(){◆スパイク} トムの天敵。トゲ付きの首輪を嵌めた強面ブルドッグ。 初登場時は非常に凶暴な番犬として描かれ、トムはおろかジェリーにも吠え付くほどだった。それからは段々丸くなり、ジェリーとは比較的良好な関係となっている。 しかし彼をトムにけしかける作戦に巻き込まれてわりと酷い目に合う事も多い。またジェリーの作戦が裏目に出て最終的にトムと和解した事もある。 作中最強クラスの戦闘力を誇るが、アリの大群には一度も勝利していない。また、一度オチで保健所に捕まったままフェードアウトした事がある。(「命の恩人」の回) タイクという名の一人息子がおり、息子といる時の彼は非常に子煩悩で親バカ。 同じ会社が製作したアニメ『ドルーピー』シリーズにも登場。時々名前が上記の「ブッチ」になっている。 &b(){◆タイク} スパイクの息子の子犬。 &b(){◆お手伝い(メイド)} 黒人の女性。首から下以外は見切れて登場していないが、一瞬だけ顔が見えるお話(「土曜の夜は」)もある(コマ送りでないと確認できないほどの「一瞬」ではあるが)。ナレーション付きの初期の吹き替え版では''足だけおばさん''と呼ばれていた。 トムの飼い主にも見えるが「トムがジェリーを捕まえなければ外に放り出す」と何度となく発言している。 実際、ロボット猫を購入したりイナズマを連れてきた際はトムをお払い箱にしてしまった。 (ロボット猫はジェリーの策略によって破壊され、イナズマはトムとジェリーの協力で追い出された) 宝石好きで多数の宝石を所有。 なお一応メイドらしいのだが主人の存在に触れられた事は一度もない。 というか作品によっては&bold(){彼女の一人暮らし}としか思えない回も幾つかあったりする。 60年代からは彼女に代わってトムやスパイクの飼い主である夫婦が登場し、こちらは顔を見せる事が多い。しかも結構な美人さんだったりする。 その後、2000年代の新シリーズでは白人キャラとして久しぶりにレギュラーに返り咲いた。相変わらず顔は見せない。 &b(){◆ジョージ} トムのいとこ。非常に臆病でネズミ恐怖症だが、数少ないトムの勝利回に貢献した貴重な存在。 彼が登場した「なにがなんだかわからない」は神回として有名……てか冷静に見ようが見なかろうが首と腕と脚が2倍って気持ち悪いもんね。 最新版の吹き替えでの声は[[プーさん>くまのプーさん(ディズニー映画)]]。実は昔トムの声を担当していた。 &b(){◆ニブルス} ジェリーのいとこである子ネズミ。タフィーという名前で呼ばれることもある((騎士道ネタの時が「タフィー」であるとする資料もある))。 オムツを着けており、非常に食いしん坊。彼が出てくると良い意味で場が掻き回され、ドタバタが激化する。 酒が入ると無敵になる。 ジェリー自身、彼の扱いには苦慮しているようにも見え、一杯喰わされた事もある。 現行での中の人は[[タママ二等兵>ケロロ小隊]]や[[ジバニャン]]と同じであり、無邪気な性格らしい声質がかなりマッチしている。 &b(){◆マッスル} ジェリーのいとこその2。ジェリーの救援要請で家にやって来た。 尋常ではないパワーを持ち、トムはおろか彼が助けを求めたギャング猫3匹をあっという間にぶちのめした。 本作における最強キャラ候補の1匹。 &b(){◆ペコスおじさん} ジェリーのおじさん。TV出演のため、テキサスからやって来た。演奏中にギターの弦をよく切る為トムのヒゲを代替品として欲しがり、追い回した。 なんと&color(red){人間の奥さんがいる}。 &bold(){マッスルに並ぶ最強キャラ候補の1匹}で、「おじさんに降参」では自分の甥とトムが夜中に起こしに来るペコスを止めようとするが、2匹協力してかかっても敵わなかった。 &b(){◆アリ} 行進曲とともに現れる蟻。食料を強奪したり、トムを襲撃したりもした。スパイクが勝てなかった唯一の相手。 *【VHS・DVD 一覧】 #openclose(show=(長いので折り畳み)){ &br()※全ての作品はワーナー・ホーム・ビデオより発売 トムとジェリー  1(1995/10/19) トムとジェリー  2(1995/10/19) トムとジェリー  3(1995/10/19) トムとジェリー  4(1995/12/07) トムとジェリー  5(1995/12/07) トムとジェリー  6(1996/03/20) トムとジェリー  7(1996/03/20) トムとジェリー  8(1997/04/24) トムとジェリー  9(1997/04/24)                 トムとジェリー 10(1997/04/24) トムとジェリー 11(1997/05/30) トムとジェリー 12(1997/05/30) トムとジェリー 13(1997/07/24) トムとジェリー 14(1997/07/24) トムとジェリー 15(1997/11/20) トムとジェリー 16(1997/11/20) トムとジェリー 17(1998/04/23) トムとジェリー 18(1998/04/23) トムとジェリー 19(1998/06/18) トムとジェリー 20(1998/06/18) トムとジェリー ドルーピーといっしょ 1(1999/05/20) トムとジェリー ドルーピーといっしょ 2(1999/05/20) トムとジェリー ドルーピーといっしょ 3(1999/09/24) トムとジェリー ドルーピーといっしょ 4(1999/09/24) トムとジェリー Vol.1(1999/12/16) トムとジェリー Vol.2(1999/12/16) トムとジェリー Vol.3(2000/01/20) トムとジェリー Vol.4(2000/01/20) トムとジェリー Vol.5(2000/03/10) トムとジェリー Vol.6(2000/03/10) トムとジェリー Vol.7(2000/06/09) トムとジェリー Vol.8(2000/06/09) トムとジェリー Vol.9(2000/07/14) トムとジェリー Vol.10(2000/07/14) トムとジェリー アカデミー・コレクション(2000/11/23) トムとジェリー アカデミー・コレクション(2001/01/26) トムとジェリー 魔法の指輪(2002/07/05) トムとジェリー 火星へ行く(2005/03/25) トムとジェリー/海へ行こう!編(2003/07/25) トムとジェリー/海外旅行に行こう!編(2003/07/25) トムとジェリー/音楽大好き編(2003/07/25) トムとジェリー/ブルは強いぞ!編(2003/08/22) トムとジェリー/スポーツ大好き!編(2003/08/22) トムとジェリー/恋するトム編(2003/08/22) トムとジェリー/協力しよう!編(2003/10/03) トムとジェリー/空とぶ仲間編(2003/10/03) トムとジェリー/SFファンタジー編(2003/10/13) トムとジェリー/本を読もう編(2003/11/07) トムとジェリー/荒野のトムとジェリー編(2003/11/07) トムとジェリー/仲良しは素敵編(2003/11/07) トムとジェリー/冬のお話編(2003/12/05) トムとジェリー/強いぞジェリー!編(2003/12/05) トムとジェリー/楽しい仲間編(2003/12/05) トムとジェリー/ちょっと大人に!編(2004/02/06) トムとジェリー/おさかななかま編(2004/03/05) トムとジェリー/寝るのは大切!編(2004/03/05) トムとジェリー/おかしな親戚編(2004/04/02) トムとジェリー/おいかけっこ編(2004/04/02) トムとジェリー/小さな訪問者編(2004/04/23) トムとジェリー/未来のお話編(2004/04/23) トムとジェリー/トムの大変身!編(2004/06/04) トムとジェリー/敵か味方か編(2004/07/09) トムとジェリー/ちびっこギャング編(2004/07/09) トムとジェリー/別世界編(2004/09/10) トムとジェリー/トムとジェリー/リズムに乗ろう!編(2004/09/10) トムとジェリー/あの手この手編(2004/10/15) トムとジェリー/船に乗って編(2004/10/15) トムとジェリー/くいしんぼう編(2004/11/19) トムとジェリー/大冒険編(2004/11/19) トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.1(2013/08/21) トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.2(2013/08/21) トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.3(2013/08/21) トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.4(2013/08/21) トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.5(2014/06/25) トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.6(2014/06/25) } *【余談】 ・一見すると賑やかなドタバタ劇に見えるが、実はその中には結構社会風刺が含まれている。アカデミー短編アニメ賞の短編「台所戦争」においては、インディアン(ネイティブアメリカン)の衣装をしたトムが、騎兵隊の衣装をしたジェリーやニブルスに敗北するというアメリカの開拓史がさり気なく描写されていたり、「天国と地獄」では袋詰にされ川に捨てられ水死した子猫(動物虐待?)が登場するなど、現代では、アメリカでも、普通のスラップスティックなアニメとして鑑賞されることも多いが、ある程度の年配者やアメリカの社会風俗を学んでいる人に対して、トムとジェリーを幼年向けのアニメ文化という前提で話すと困惑されることもあるので注意が必要である。 ・こちらもアカデミー短編アニメ賞を受賞した短編「ピアノ・コンサート」は、&br()なんと同時期に製作された『[[バッグス・バニー]]』の短編と見事にネタが被ってしまい(ピアノで演奏する曲まで同じ)、&br()互いに訴訟合戦になってしまった事も。ちなみに会社合併などを経て、今は二者とも同じ会社のアニメキャラとなっている。 ・1940年代の短編アニメ映画全盛期を描いた『ロジャー・ラビット』には会社を越えて多数のキャラが出演したが、&br()トムとジェリーは前述したとおり台詞の無いキャラである事、当時長編映画が作られていたことなどから残念ながら出演出来なかったと言う。 ・上記の通り、リアルにやらかせば人死にが出るような内容が盛りだくさんなので、&bold(){真に受けたガキんちょが本当にやらかして人死にを出した事例}があり、海の向こうの国では今でもかなり深刻に社会問題化している。 ・DVD版では黒人差別と採られかねないシーンがカットされたり、トリミングで隠されたりしている。&br()「南の島には土人がいたよ」から改題された「南の島」はその一例だが、タイトルコールが明らかに途中で音声を切っただけであったり、原住民の子供の姿をトリミングで隠したかと思いきや、&bold(){大人は隠していなかったり、ジェリーを追いかけるシーンでは子供が映ったり}と、ずいぶんと適当な修正が多い。%%もっとしっかり修正せんかいbyアニヲタ民。%% ・『ルパン三世』の[[銭形警部>銭形警部(ルパン三世)]]はトム、ルパン三世はジェリーと本作を参考にしたものである。 ・1969年から放送中の『[[サザエさん]]』の放送開始当初は本作を参考にした[[ドタバタ超のギャグアニメ路線>75点の天才!(サザエさん)]]だった。 ・2021年に&bold(){&color(red){実写映画化}}が公開された。&br()当然ながら本物のネコやネズミを使うのではなく、アニメーションと実写を合成する形になっている。舞台はニューヨークの高級ホテルで、主演はクロエ・グレース・モレッツ。&br()日本語吹き替えには[[水瀬いのり]]や[[木村昴]]など有名どころが多数参加している。&br()肝心のトムとジェリーの声優は、過去作品からのライブラリ音源を使用する形となっており、日本語吹き替え版でも基本的に原語版音声のまま。&br()もちろん、例の「&b(){&color(red){トムの叫び声}}」も聞いたことのあるお馴染みの音声が流用で使われている。&color(ghostwhite){ていうか、映画におけるトムのラストの台詞はよりにもよって叫び声で〆である。} ・また、同じく2021年には『[[るろうに剣心>るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-]]』とのコラボグッズが発売された((トムが緋村剣心、ジェリーが雪代縁に扮しており、トムの左頬には緋村剣心のトレードマークである十字傷がついている。))。 *【エピソード項目一覧】 記事内の台詞などは主に新日本語吹き替え版で記述している。 [[ネズミ取り必勝法(トムとジェリー)]] [[天国と地獄(トムとジェリー)]] [[夢と消えた百万ドル(トムとジェリー)]] [[王様を起こさないで(トムとジェリー)]] [[なにがなんだかわからない(トムとジェリー)]] [[悲しい悲しい物語(トムとジェリー)]] [[恐怖の白ネズミ(トムとジェリー)]] 追記・修正宜しくお願いしm…… #center(){ &color(chocolate){ガブッ}(噛まれる尻尾) &size(35){&b(){&color(lightslategray){AAAAAAAAAAAAAAAAGHHHHHHHH!!!!!!}}} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,23) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: