魔導書の神判

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&font(#6495ED){登録日}:2013/08/29(木) 23:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 魔導書の神判とは、[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]に登場する魔法カードである。 *◆前置き 「[[RETURN OF THE DUELIST>RETURN OF THE DUELIST(遊戯王OCG)]]」で[[魔導書>魔導書(遊戯王OCG)]]シリーズのカードが登場して以来、 それとシナジーのあるテーマである[[魔導>魔導(遊戯王OCG)]]はデュエリストの間では中堅デッキとして静かに人気を獲得していた。 しかし中堅である以上、それなりの成績を残しつつも環境のトップデッキとして君臨するまでには至らなかった。 大会でもある程度見かけられるが、3vs3のチーム戦を中心に結果を残すこともあった程度で優勝すると褒められる程度の立場。((この時期は様々なデッキが入り乱れる環境であったため、中堅デッキでもプレイヤーの腕とメタ読み次第で上位進出や優勝することが出来た))。 魔導使いたちは「贅沢な悩みを言うなら《カードカー・D》みたいな&bold(){安定してアドを作れるカード}が来たらいいな~」なんて思っていたそんな中、 遂に「LORD OF THE TACHYON GALAXY」にて、&bold(){魔導書待望のアドを作れる強力なサポートが登場する}。 それが本項で解説する《魔導書の神判》である。 *◆概要 細かい話は抜きにして性能をまずご覧いただきたい。 >&bold(){&color(green){《魔導書の神判》}} >速攻魔法 >このカードを発動したターンのエンドフェイズ時、 >このカードの発動後に自分または相手が発動した魔法カードの枚数分まで、 >自分のデッキから「魔導書の神判」以外の >「魔導書」と名のついた魔法カードを手札に加える。 >その後、この効果で手札に加えたカードの数以下のレベルを持つ >[[魔法使い族モンスター>魔法使い族(遊戯王OCG)]]1体をデッキから特殊召喚できる。 >「魔導書の神判」は1ターンに1枚しか発動できない。 &bold(){なぁにこれぇ?} &color(red){&bold(){頭 お か し い}} 「強力すぎるサポート」で済めば&bold(){まだマシだった}。 見ての通り、[[誰がどう見てもぶっ壊れ>ダーク・ダイブ・ボンバー(遊戯王OCG)]]である。 一言で表すなら遊戯王版[[ストーム(MtG)]]。ちょっとしたカードゲーマーならまず駄目だと本能的に感じられるレベル。 ここまで清々しい程に壊れていると敢えて解説するまでもないと思われる方も多いだろうが、今回はこのカードがどのように壊れているのかを懇切丁寧に解説する。 *◆解説 **&color(green){◆1 好きなカード呼び放題} トレーディングカードゲームにおいて、山札から狙ったカードを手札に呼び込めたり、 場に出せることは、ゲームを有利に進める上で極めて重要である。 通常、手札は自分のターンが来るたびに山札(デッキ)から1枚づつ引くことができるが、 この方法で手札に加わるカードは数十枚の山札の中からランダムに1枚であり、その時欲しいカードであるとは限らない。 しかし、「山札から任意のカードを手札に加える」効果や「山札から任意のカードを場に出す」効果を使えば、 その時の戦況で一番欲しいカードをピンポイントで手に入れることができる。→[[サーチカード>ドローソース(TCG)]] さて、このカードはというと、 ・狙った(しかも多数の)カードを手札に加えられる ・狙ったモンスターを直接場に出せる &bold(){どちらの効果も内蔵している上に同時に両方使える。}まずこの時点で色々とヤバイ。 しかもぶっ壊れテーマカードにも関わらず直接呼び出せるモンスターはよりによって「魔導」指定ではなく「魔法使い族」指定。 魔法使い族は元々[[エクゾディア>エクゾディア(遊戯王OCG)]]の影響か他の種族と比べてサーチ手段が少ない代わりに、魔法カードを多数使うデッキと相性が良い《王立魔法図書館》や特殊召喚を封じる《昇霊術師ショウゲン》を筆頭に優秀な効果モンスターが豊富で、 中には《お注射天使リリー》といった魔導テーマの弱点である攻撃力の低さを補えるモンスターが存在する等、 見事なまでにメタと弱点を補う要素が揃ってしまっている。 **&color(green){◆2 魔法カード使い放題} 『[[魔導書>魔導(遊戯王OCG)]]』は「魔法使い族を強化」「魔法使い族に耐性を付与」「魔法使い族を蘇生」など、 魔法使い族モンスターをサポートする効果を持つ魔法カード群であるが、その多くは使い捨てかつほぼ1:1交換の効果が殆どである。 だが、神判を使用すると魔法カードを使った枚数分だけ魔導書が補充されるため、&bold(){魔法カードを使っても全く手札が減らない。} それどころか、魔導書の神判が山札からサーチするのは「任意の魔導書」であるため、 &bold(){魔法カードを使えば使うほど手札の質が良くなる}という&bold(){&color(red){意味不明な状態}}が発生する。 魔導書を使いまくれると言う事は必然的に墓地もドンドン肥えていくため、 《魔導書院ラメイソン》の魔導カテゴリの魔法回収兼ドロー効果、《ゲーテの魔導書》の3枚除外で発動するといった本来コストが重いことでバランスが保たれる強力な効果を&color(red){それぞれ毎ターン発動できてしまう。} 特に《ゲーテの魔導書》による、自分ターンだろうが相手ターンだろうが毎ターン飛んでくる対象を取らない除外はかなりの脅威である。 正直な所、当時このカードに対する耐性を持ったカードはほぼ存在しなかったのだ。 これだけでもやばいが何故か、ぶっ壊れテーマカードにも関わらず&bold(){発動カウントは「魔導書」指定ではなくあくまで「魔法カード」指定なのもポイント}。 つまり&bold(){全ての汎用魔法カードの効果に+1アドを付ける効果と言っていい}。 例えば同名サーチのできる《[[トゥーンのもくじ>トゥーン(遊戯王OCG)]]》とライフ1000で発動できる《トゥーンワールド》を使った定番の単なるデッキ圧縮ギミックに神判を組み込むと実質1:4交換のアド製造機になり、 《成金ゴブリン》は《[[閃刀起動-エンゲージ>閃刀姫(遊戯王OCG)]]》とほぼ同じ効果のアド製造機になり、 本来ディスアドが大きく、決着を1ターン引き延ばすだけの《一時休戦》に至っては神判の唯一にして最大の弱点である序盤の初動の不安定さを補う、&bold(){事実上の死刑宣告カードになる} 等など... &bold(){1:1交換の汎用魔法カードですら1:2交換以上のアド製造機に化ける}。もはや理解できない...。 当然、魔法を使えば使う程手札や墓地は潤いまくり、相手にターンが回っても分厚い防御で用意に耐えて返しのターンでフルボッコといった、 相手にとっては悪夢のような展開に持ち込むことも容易であった。 **&color(green){◆3 連発し放題} しかしどんな強力なカードであろうと引き込み、発動できなければ意味がない。 効果自体が神判レベルにおかしい《[[W星雲隕石>W星雲隕石(遊戯王OCG)]]》や《[[真炎の爆発>真炎の爆発(遊戯王OCG)]]》はサーチできず、 例え手札に来たとしても発動する前にそれ相応の下準備が整ってなければ効果を発揮できないからこそ「強いけどぶっ壊れかと言われたら・・・」程度で正常な範囲の強さに収まっているし、このレベルのテーマ専用サポートは他にもあるにはある。 だが、&bold(){魔導書というテーマは元々、魔法カードも含めた「魔導書」のカードを手札に呼び込むことを得意とする}デッキなのだ。 非常にタチの悪いことに、このカードの名前にも「魔導書」とついているので、このカードは&color(red){極めて高確率で1ターン目で引きこまれ、その1ターン目で効果を発揮できてしまう。} 一応《魔導書の神判》で《魔導書の神判》を手札に加える事はできないようになっているが、実はこの指定は何ら意味を成していない。 >《グリモの魔導書》 >通常魔法 >&b(){デッキから「グリモの魔導書」以外の「魔導書」と名のついたカード1枚を手札に加える。} >「グリモの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。 #blockquote(){《魔導書士 バテル》 効果モンスター 星2/水属性/魔法使い族/攻 500/守 400 (1):このカードが召喚・リバースした場合に発動する。 &b(){デッキから「魔導書」魔法カード1枚を手札に加える。} } この2枚のカードにより容易に手札に持ってくることができるのだ。 しかも >《魔導書の神判》→《グリモの魔導書》→《魔導書の神判》→《グリモの魔導書》(以下略) というループにより、神判は&bold(){&color(purple){1枚でも発動に成功すれば毎ターン連発できる。}} 《グリモの魔導書》を使わなくても自身の効果で《魔導教士 システィ》を呼び出して直接加えてしまう方法もある((システィの効果が「エンドフェイズ開始時」ではないため。まあ環境後期には手札に来たら邪魔なだけなシスティはほぼ入っていなかったのだが))。 《魔導書院ラメイソン》で墓地の「神判」をデッキに戻して他のカードで再サーチ、 《アルマの魔導書》の効果で除外された「神判」を手札に加えることができるため何処からでも手札に加えることができてしまう。 このカードは1枚、否1回使うだけでもぶっ壊れなのに、&bold(){&color(purple){ゲーム開始時点から2回以上、それも毎ターン連発されることがほぼ確定しているのである。}} 一応「神判」は1ターンに1度しか発動できないが次の理由からダブっても大した問題ではない。 **&color(green){◆4 相手の魔法発動もカウントする} 何故か&color(red){相手の魔法カードの発動回数もカウントする}ため、伏せてスタンバイフェイズにでも発動しておけば相手の魔法発動を牽制できる。 これのおかげでダブっても非常に腐りづらい。 相手がサーチされるのを嫌がって魔法の使用を控えればそのまま有利を固定できるし、そもそも大抵の場合前のターンに召喚したバテルとサーチしたゲーテがあるので問題ない((ゲーテの2枚除外モードでバテルをセットして再利用。魔法1枚使用で1枚サーチできるので爆アドである))。 むしろ後期型ではより安定するこちらのセット牽制戦法が基盤になる程の強み。 このせいで自分のスタンバイに発動されたこのカードにチェーンして伏せカードを破壊するために、 &bold(){《サイクロン》3枚では足りないとばかりに《トルネード》までサイドボードに用意されることが多々あった}。 **&color(green){◆5 遊戯王のルールと極めて相性が良い} 多くのカードゲームは、手札があるだけでは勝てない。 MtGやDMなら何らかの行動を起こすにはまずマナが必要であるし、 ポケモンカードは手札がどれだけあろうがエネルギーを付けなければポケモンは微動だにできない。 無論手札が多いと有利なのは確かなのだが、手札の枚数が行動回数の増加に直結するわけではないのである。 ところが、遊戯王は基本的にカードを使う上での制約がほとんどない。 事実上手札の枚数が行動回数であり、手札があればあるだけ手数が増える。 有り体に言えば手札が多いほうが勝つゲームである([[一部例外>インフェルニティ]]は除く)。 だからこそ《強欲な壺》や《生還の宝札》といった容易にドローできるカードが禁止されているのだ。 このようなゲームにおいて&bold(){手札を使っても減らない}というのは&bold(){明らかにマズい状態}である。 もしも「神判」が引きこむのがモンスターであればまだ良かった。モンスターは原則1ターンに1枚しか出せず、効果で出すには適切な条件と複数枚のカード消費がないといけないからだ((ペンデュラム登場あたりからそこら辺が大幅に緩和されたので、あくまで当時の話である))。 罠であればまだ良かった。1度伏せて次の相手のターンが来るまで使えないからだ。 よりによってサーチするのは個々の発動コスト以外に発動制約がなく、モンスター&罠と同等の行動ができてしまう&bold(){&color(green){魔法}}。&bold(){手札から回数制限なしで使い放題である。} さて、ここまで読めば「&bold(){こうも強力ならばきっととんでもなくレアで入手が難しいに違いない}」と思う方もいるかもしれない。 「これほどの効果を持ったカードに相応しいレアリティが当てられるに違いない。 そう思っての静観だった。 だがKONAMIは…&bold(){弾 け た}。 このぶっ壊れカードのレアリティ、それは... &bold(){ノーマル}です。 もう一度言います。 &font(24){&bold(){ノーマル}です。} **&color(green){◆6 まさかのノーマル収録} このカード、&bold(){&font(#ff0000){ノーマル}での収録となったのである。} コナミお得意の[[ノーマル(笑)>ノーマルレア(遊戯王OCG)]]ではなく、正真正銘の&font(#ff0000){ノーマル}。 [[強欲な壺>強欲な壺(遊戯王)]]をも凌ぐアドバンテージの塊が、ザクザク手に入る状況だったのだ。 「レアカードなんかに俺たちは頼らねぇ!」という人でもボックスかパックをそこそこ買えば魔導書の神判がほぼ確実に手に入るのだ。 というかその気になればバテルとヴェーラー以外はほぼ低レアカードかストラクチャーデッキのカードだけでデッキが組めた。 古参のプレイヤーはかの[[悪夢>八汰烏(遊戯王OCG)]]を思い出したことだろう。 ちなみに海外では&bold(){シークレットレア}にまで格上げされている。 **◆まとめ ……もういいだろう。このカードが[[誰がどう見てもぶっ壊れ>ダーク・ダイブ・ボンバー(遊戯王OCG)]]である事はご理解いただけたと思う。 その他にも《ゲーテの魔導書》による耐性無視の除去とか、 《魔導教士 システィ》や《昇霊術師 ジョウゲン》や《[[青き眼の乙女]]》との相性の良さとか色々とコイツが強かった理由はあるのだが、 &bold(){もうコイツについて考えたくないのでやめる。} とにかく「神判」が1度発動されたが最後、 [[万能除去を内蔵した攻撃力2500の強力な巨乳>魔導法士ジュノン]]は立っているわ、 かと思えば[[巨乳から寝取りが得意技な目玉>No.11 ビッグ・アイ]]は出てくるわ、 ハゲが立っていてこちらの墓地のカードは除外される一方自分から除外できないわ、 坊主が立っていて特殊召喚モンスターは一掃されるし特殊召喚できないわ、 攻撃力3000以下の生半可な除去&効果耐性持ちは看護師と嫁に消し炭にされるわ、 対象を取らない除去の速攻魔法でこちらのカードはゲームから除外されるわ、 魔法・罠は1体の魔法使い族には通らないわ、 アド差を作られる前に速攻で決着を付けようとしたら一時休戦で作戦を瓦解させられるわ、 こっちは対抗策がどんどん無くなるのに、王立魔法図書館のドロー効果で相手の手札はどんどん肥えてるわ、 最強の魔法メタにして最強の魔導メタであるはずの「闇のデッキウィルス」を放ってもチェーンで「神判」発動されたりバテルとラメイソン抱えられて全然メタれないわ、 これらの猛攻を凌ごうと動き始めようとする前に「神判」で牽制されるわ、 これらを疲労困憊になりつつなんとか凌いだと思った矢先にもう一度「神判」が発動されるわ、 そこからさらに[[ファンサービス>ファンサービス(遊戯王ZEXAL)]]と言わんばかりに「神判」が発動されるわ、 そこからさらに(ryされるわ、 並のデッキが対抗云々の前に耐え抜くことすら困難であった。 こんなカードが来てしまったので従来の1:1交換の質アドをコツコツ稼いで地道にアドを稼ぐシルバーバレット戦術に近い&bold(){パーミッションコントロールよりの魔法使い族ビートダウンデッキだった}【魔導】デッキが、 取り合えず《一時休戦》など&bold(){ディスアド時間稼ぎカードを使ってでも神判のアド差でごり押しする全く別ベクトルのデッキに成り果ててしまった}。 枚数アドバンテージを稼ぐ強力なエンジンを持たない代わりに、その分を質とサーチ手段で優れる堅実なカードが多くあったところに、とんでもないパワーのアド獲得エンジンを仕込んできてしまったわけである。 *◆環境において こんなぶっ壊れカードを与えられたデッキが環境の片隅に留まっている筈もなく、瞬く間に【魔導】は環境のトップへと上り詰め、 &bold(){「神判」と同時期に登場した【[[征竜>征竜(遊戯王OCG)]]】と、トーナメントシーンを二色に染め上げた。} 大躍進に喜んだ魔導使いもいれば、フリー対戦や身内での対戦で嫌な顔をされて気まずい思いをした魔導使いもいることだろう。 もちろん、大量サーチとリクルートから繰り出される強靭すぎる攻防にトラウマを植え付けられたデュエリストも数知れない。 当初こそ《闇のデッキ破壊ウイルス》((3ターンの間相手がドローした魔法カードを破壊できる))を自然に入れられる【3軸炎星】が対抗馬として三つ巴になるかと思われたが、カードパワーの圧倒的な差により、すぐに2極支配に。 【魔導】と【征竜】以外を使う場合は相性が良くなくても、いや悪くても両方のデッキに刺さる《王宮の鉄壁》をメインから強要される状態であった。 積んだ所でロクに勝てないけどね。 「鉄壁」に加えて魔導書へのメタとして《DNA改造手術》((魔法使い以外にされると、かなりの数の魔導書が使えなくなる))やら《ドロール&ロックバード》((デッキからのサーチを禁止する効果を持つ))や《闇のデッキ破壊ウイルス》やら魔導でも使われていた《霊滅術師 カイクウ》((墓地の除外を禁止する効果を持つ))やら何やらまで突っ込んだ【メタビート】まで登場し、善戦するも2極支配を崩すほどにはなれなかった。 その間に出たカードもこいつらのメタどころか後押しをするカードばかりを出していたため余計にどうしようもない環境となっていた。 乙女とか星態竜とか海外組の魔導書とか。手違いというメタも出たが出るのが遅すぎた。 青眼なんかは環境トップに媚を売ったということで幻滅したデュエリストもいたとか。 そんなこんなで神判は段々と当の魔導使いからも煙たがれる存在となっていった。 なんたって従来の魔導書の形であるパーミッションよりの魔法使い族ビートダウンが否定されるばかりか、 このカードのせいで他のカードも規制に巻き込まれる可能性もあったからだ((征竜側ではその危惧は現実になった))。 環境後期はおっぱい達が抜けていき、相性のいいカイクウなどの坊主どもを増やす神判のためのデッキとなっていた。 【魔導】というより、もはや【&bold(){神判}】という状態であり、&color(red){&bold(){神判一枚に【魔導】が乗っ取られた状態に近かった。}} というか最後の方は同じ魔導と[[同期のぶっ壊れ>征竜(遊戯王OCG)]]をメタれるカイクウとジョウゲンで相手を縛り、その間に大量の魔導書でサポートしつつ青眼セットといった耐性持ちに強い高攻撃力モンスターで殴り切るデッキとなっていた。 &bold(){誰が言ったか【坊主ビート】}。魔導モンスター?バテルしか入ってないよ。 &font(l){坊主とヴェーラーやドロバの様な手札誘発、乙女と青眼セットと、魔導モンスターよりも他のモンスターの方が多かった。} が、驕れる者も久しからず。 2013/09/01施行の制限改訂により、&bold(){魔導書の神判は一発で禁止指定を受けることとなる}。 登場してから僅か198日。これは歴代でも最速クラスの禁止化である。ちなみに[[混沌帝龍-終焉の使者-]]やDDBよりも圧倒的に早い。 これまでも強力すぎるカードについて&italic(){「コナミはテストプレイをしていないのではないか?」}などと囁かれてきた場面は何度もあったが、またそういった話題の種が増えてしまったわけである。 かくして魔導最大の切り札であり、問題児であるこのカードは環境からその姿を消すわけだが、 デュエリストたちの記憶や遊戯王OCGの歴史からは永遠に消えることはないだろう。 ちなみに環境を二分した片割れの【征竜】はこの後もデッキに組み込まれたカードを多数禁止・制限指定されていくが、【魔導】は&color(red){神判1枚しか規制されなかった。} 後にこのカードとは無関係の所で《グリモの魔導書》が規制されたがまあ別の話である。遥か後にでた《ルドラの魔導書》との出張セットのせいだし。 壊れカードの塊の【征竜】に対して対等に渡りあっていたにも関わらず、&bold(){このカード1枚を失った【魔導】が即座に環境から消えた}ことがこのカードの異常さを物語っている。 カードパワーもさることながら、サーチとサルベージが容易という点がいかに強かったかということもわかるだろう。 *◆余談 カードイラストの構図は元ネタであるタロットカードの大アルカナ「審判」を踏襲したものとなっている。是非見比べてみてほしい。 なお、タロットでの「審判」は ・正位置:復活、結果、発展 ・逆位置:悔恨、行き詰まり、悪い報せ という意味を持つ。 確かに自分から見ても(正位置)相手から見ても(逆位置)このカードの意味にそぐうものになっているが、何もここまで強烈に再現しなくても……。 どうでもいい話だが神判のイラストは元ネタを再現してるため、あのハイロンさんが存在し彼に対して無駄にヘイトを感じた物がいたとかいないとか。 修正・追記はこのカードを発動したターンのエンドフェイズ時にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,91) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - Pスケールセットで魔法カードの発動回数を稼ぐことが出来、魔法使い族で汎用性(出張性)の高いPモンスターの多い現環境においては、正真正銘「あらゆるデッキに投入できる」カードになるという・・・ -- 名無しさん (2016-05-05 13:55:40) - これって何を思って作ったんだろ -- 名無しさん (2016-05-08 15:19:52) - 酔っ払ってそのまま考えたとしか思えない。 -- 名無しさん (2016-05-28 13:04:10) - 正真正銘、何考えてこんなカード作ったのかわからないカード -- 名無しさん (2016-06-02 17:56:21) - カード売りたいからに決まってるでしょ(暴論) -- 名無しさん (2016-06-02 18:45:27) - 何が怖いってこいつや清流すら分が悪い全盛期EM剣なんてものがいたことだな、時代の流れとはいえ -- 名無しさん (2016-07-26 04:51:33) - これの何が恐ろしいって、たった一枚のカードで六武、インゼク、征竜、EM、カオス、etc…と互角にやりあえちゃう点だよな。後にも先にも「たった一枚で戦えるカード」は存在しない -- 名無しさん (2016-09-29 00:22:14) - ↑×3ノーマルだからそれは有り得ない -- 名無しさん (2016-10-08 16:36:16) - これ相手に選ばて残りをデッキに戻させようぜ。どうせ墓地送っても今じゃセルフ除外の効果が常識みたいだし? -- 名無しさん (2016-12-06 15:17:43) - コナミのやる気のなさがよくわかる -- 名無しさん (2016-12-06 15:27:32) - チートなデッキはたくさんあるけど、普通はメインのカードがどれもチートなのであって、中堅デッキをたった一枚でチートデッキにしたのはこいつくらい -- 名無しさん (2017-10-07 00:15:36) - 魔導書って名前ついてなければ効果そのままでも制限ぐらいで済んだかもしれない。それぐらいこのカードの名前の存在が大きい。 -- 名無しさん (2018-03-20 23:32:25) - 当時フリーでの魔導使いは「神判なし魔導です」といちいち断りを入れないといけなかったとかいう逸話があるレベル -- 名無しさん (2018-06-22 12:26:28) - やべえなコレ、引退して大分経ってるからぶっ壊れぶっ壊れ言われてるカードも説明全部読まないと怖さ解らないけどコレは説明文読んだだけで解る、むしろコレでGO出したコナミが頭おかしい -- 名無しさん (2018-07-06 20:50:08) - 当時魔導組んでた友達が「流石にこんなもん渡されても嫌だわ」って言ってずっと神判無しで通してたな…フリーしかやらない人だったけど。 -- 名無しさん (2018-07-15 22:47:08) - まさに「禁書」である。このカード1枚で征竜と互角に戦ってたって今考えても恐ろしすぎる -- 名無しさん (2018-11-20 12:24:17) - マナの概念がない遊戯王でデメリットのない大量ドロソ&リクルート要員ってのがまず異常だし、相方にしたって相互サーチできるグリモ、使い終えたこれをコストにしてモンスターを守れるゲーテ、使い回しを可能にするアルマと隙が無さ過ぎる。その上、乙女ジョウゲンカイクウまで出せるとか禁止にならない理由がない。今制限で戻ってきたら環境入りできるかな……。 -- 名無しさん (2019-01-12 11:54:21) - ↑×5 -- 名無しさん (2019-07-22 20:52:18) - ↑途中で送信しちゃった。事前に神判無し宣言はマジ。魔導使うって言う度嫌な顔されたもんだ -- 名無しさん (2019-07-22 20:54:56) - マナが無い遊戯王でやったのがおかしいだって?MtGで同じ事をやった[[ストーム>ストーム(MtG)]]というものがあってだな…… -- 名無しさん (2019-10-18 18:22:36) - うららも出る前だったからほぼ止めようがなかったもんな -- 名無しさん (2019-10-18 18:34:50) - サポーターのはずがチートすぎて当の魔道書使いからも煙たがられるとかなんだこれ -- 名無しさん (2020-02-21 20:32:18) - 発動するターンは魔導書しか使えない、サーチする魔導書は同名カードは1枚まで、サーチ枚数に「等しい」レベルの「魔導」モンスター特殊召喚・・・程度にエラッタしたら許され...いややっぱ許されないか。サーチ枚数が暴力的過ぎるからそこをどうにかしないと -- 名無しさん (2020-07-06 15:06:07) - 英名の関係でレベル3以外の魔導の名称指定は不可能。デュエル1制限、カウントする魔法は魔導書のみでもまだ暴れるだろうし、ss制限もほとんど無意味、発動ターンこのカード以外でサーチ不可は弱すぎる。改名して魔導書外すしかないんじゃないか? -- 名無しさん (2020-07-06 15:45:42) - 今ならこのままでも戻ってこられるよ -- 名無しさん (2020-08-12 07:45:25) - 戻すなら間違いなくエラッタ必須。それか最低でも魔導書の名前外せ -- 名無しさん (2020-11-20 23:49:13) - 今なら別にノーエラッタで戻しても何も影響ないよ -- 名無しさん (2020-11-29 21:19:59) - 今なら適正って生まれる時代を4年以上間違えてるってことじゃねぇか!? -- 名無しさん (2020-11-29 21:37:19) - どこかで「神判入りで魔導使いの方とデュエルしてみたが、今の基準ではあまり強いと思わなかった」見たいな記事があった気がする。 -- 名無しさん (2020-11-29 21:42:47) - エンドフェイズって遅くね? -- 名無しさん (2020-11-29 21:53:53) - 多分戻すならエラッタされるだろうけど正直ノーマルのこのカードをKONAMIがわざわざエラッタするとは思えないしずっと禁止でいいよ -- 名無しさん (2020-12-12 01:13:58) - 当時神判と征龍禁止のカジュアル大会まで開かれたのはいい思い出…でもないか… -- 名無しさん (2020-12-15 23:27:58) - 魔導新規出す気もないならさっさと禁止解除したらいいのに -- 名無しさん (2020-12-22 15:43:17) - ちょっと審判興味を持って回してみたけど、今の環境だととにかくうららがきついし構築をかなり魔導に寄せないとこのカードが発揮しないのもあってデッキに誘発も積み込めない -- 名無しさん (2021-01-13 10:06:08) - こいつが緩和するころには勅命が緩和されてる世紀末になってそう -- 名無しさん (2021-01-13 10:54:55) - これと大差ない罠をずっと持ってるのに一度も環境に顔出せてない爬虫類がいるらしいんですよ -- 名無しさん (2021-02-03 10:45:47) - 罠と速攻魔法じゃ有用性に天と地ほど差があるからね、仕方ないね -- 名無しさん (2021-06-20 04:25:59) - 名前だけは知ってたが強欲な壺やら悪夢の蜃気楼が可愛く見えるような化け物カードだったんだなこれ… -- 名無しさん (2021-10-12 11:04:02) - 省スペースに魔法から制圧札を用意できる召喚獣と烙印と併せた例とか、やっぱ存在しちゃいけないよ審判 -- 名無しさん (2022-04-28 20:04:09) - ぶっちゃけ【神判魔導】はそこまででもない気はするけど絶対召喚獣だの烙印だのと組んで悪さするだろ -- 名無しさん (2022-05-15 10:35:53) - カードの効果だけ見たら強いけどデッキスロット取りすぎるのとうららがきつすぎて総合的にみると割と微妙 -- 名無しさん (2022-05-27 14:23:10) - ↑1 それがカードプールの増加という環境の変化というものですよ。 ↑2 だがこれからも続いていけば、このカードをメタってカス扱いに出来るカードの出現や、更なるデュエルシーンのインフレで遅すぎると云われる日も来るかもしれない。 -- 名無しさん (2022-05-27 16:31:03) - うららがキツいってのは大半のサーチ、リクルートカードに言える事でそれを踏まえても尚このカードは強いと言える。今なら指名者連中とも相性良いし。 -- 名無しさん (2022-05-27 16:52:20) - 緩和されたぞ!!!しかもエラッタなしで!!!現在の主力デッキがモンスターマシマシだから相性が悪いと判断しての解禁か!? -- 名無しさん (2022-06-12 21:07:46) - エラッタなしで解禁とか正気か……? -- 名無しさん (2022-06-12 21:12:49) - ついに戻ってきた-! -- 名無しさん (2022-06-12 21:44:00) - 審判以外の魔導がかなり力不足だから許された感じなのかな -- 名無しさん (2022-06-12 21:53:22) - ジョウゲンめっちゃびっくりしてそう -- 名無しさん (2022-06-12 22:05:42) - ぶっちゃけた話、他のテーマも平気で先行制圧とかするから制限くらいならいいんじゃね?ってなったのかも -- 名無しさん (2022-06-12 23:02:26) - アドの概念はぶち壊れてるけど、効果発揮するのは無茶苦茶遅いし今のゲームのスピード感についていけるカードではないもんなぁ…… -- 名無しさん (2022-06-13 06:38:36) - もしこのカードが制限緩和後にそこまで暴れなかったら、対抗馬だった残りの征竜も緩和して問題ないなんて流れに…流石に無いか? -- 名無しさん (2022-06-13 06:51:16) - 征竜はリンク召喚が存在している限り一生許されんやろなぁ……テンペスト1枚解放しただけでもドラゴンリンクで暴れ散らしたし -- 名無しさん (2022-06-13 07:56:27) - 魔導と征竜全盛期頃に辞めたプレイヤーだけど、あの神判すら「弱い」と思われているって凄い環境だな…。 -- 名無しさん (2022-06-13 08:44:08) - まぁカードゲームにインフレは必然やし -- 名無しさん (2022-06-13 08:59:22) - 神判自体は現代でも十分強いカードだけどこのカードが強いのって撃った後でまた次の神判引っ張って来れるからってのも一つの要因だったから制限ならまぁ大丈夫かなって感じ。準制限になるとヤバいけど。 -- 名無しさん (2022-06-13 09:25:33) - どんだけ爆アドを稼ごうとも、それがエンドフェイズじゃ「お前に次のターンなど無い!」の現環境では力不足だった -- 名無しさん (2022-06-13 09:26:28) - 仮に神判が11期に出たカードなら「魔導弱いしこんぐらいの出さないと何も変わらんよな」で済んでたカードだと思う。2013年に出たというインパクトが強すぎて当時のイメージに引っ張られてる。 -- 名無しさん (2022-06-13 09:40:31) - 7月から制限に。OCGの明日はどっちだ。 -- 名無しさん (2022-06-13 14:06:12) - 禁止カードの大半は「時代が早すぎた」から投獄されるわけで。まあ、ごく一部のカードは時代云々じゃないマジモンの劇物だけど -- 名無しさん (2022-06-13 14:10:48) - 時代が追いつかないでいてほしかった -- 名無しさん (2022-06-13 14:59:49) - 当時と違ってうららがあるし、一枚だとサーチ合わせての連打も効かんかし、魔道そのものの自力の低さもあってどうかな。 -- 名無しさん (2022-06-13 15:15:15) - 全盛期でもバテル以外の魔導モンスター採用されてないから魔導の地力の低さはあんま関係ない。 -- 名無しさん (2022-06-13 15:31:21) - 遂に釈放かー。これが時代の流れか -- 名無しさん (2022-06-13 17:07:37) - 現状こいつを生かすとしたらどんな構築になるのかね? 魔導書はグリモアルマルドラあたりがほぼ確定だと思うけど、1枚だけだとファンデッキくらいの強さで終わる気がする。準制でもまだパワー不足な気もするけど。 -- 名無しさん (2022-06-13 17:28:40) - ↑個人的にはウィッチクラフト、召喚獣とは相性がいいと思う。前者は低い展開力を補え、後者はアレイスター→ルドラをおかわりできる。環境で通用するかは別として。 -- 名無しさん (2022-06-13 20:43:44) - 本当にうららありきで回ってるなってのが第一印象 -- 名無しさん (2022-06-13 21:03:12) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2013/08/29(木) 23:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 魔導書の神判とは、[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]に登場する魔法カードである。 *◆前置き 「[[RETURN OF THE DUELIST>RETURN OF THE DUELIST(遊戯王OCG)]]」で[[魔導書>魔導書(遊戯王OCG)]]シリーズのカードが登場して以来、新たなパックが登場する度に着実に強化されているテーマであり、 シナジーのあるテーマである[[魔導>魔導(遊戯王OCG)]]共にデュエリストの間では中堅デッキとして静かに人気を獲得していた。 しかし中堅である以上、それなりの成績を残しつつも環境のトップデッキとして君臨するまでには至らなかった。 大会でもある程度見かけられるが、3vs3のチーム戦を中心に結果を残すこともあった程度で優勝すると褒められる程度の立場((この時期は様々なデッキが入り乱れる環境であったため、中堅デッキでもプレイヤーの腕とメタ読み次第で上位進出や優勝することが出来た。))。 そんな魔導使いたちは「贅沢な悩みを言うなら《カードカー・D》みたいな&bold(){安定してアドを作れるカード}が来たらいいな~」なんて思っていたそんな中、 遂に「LORD OF THE TACHYON GALAXY」にて、&bold(){魔導書待望のアドを作れる強力なサポートが登場する}。 それが本項で解説する《魔導書の神判》である。 *◆概要 細かい話は抜きにして性能をまずご覧いただきたい。 >&bold(){&color(green){《魔導書の神判》}} >速攻魔法 >このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 >(1):このカードを発動したターンのエンドフェイズに、 >このカードの発動後に自分または相手が発動した魔法カードの数まで、 >デッキから「魔導書の神判」以外の「魔導書」魔法カードを手札に加える。 >その後、この効果で手札に加えたカードの数以下のレベルを持つ[[魔法使い族モンスター>魔法使い族(遊戯王OCG)]]1体をデッキから特殊召喚できる。 &bold(){なぁにこれぇ?} #center(){&color(red){&bold(){頭 お か し い}}} 「強力なサポート」で済めば&bold(){まだマシだった}。 見ての通り、[[誰がどう見てもぶっ壊れ>ダーク・ダイブ・ボンバー(遊戯王OCG)]]である。 一言で表すなら遊戯王版[[ストーム(MtG)]]。ちょっとしたカードゲーマーならまず駄目だと本能的に感じられるレベル。 ここまで清々しい程に壊れていると敢えて解説するまでもないと思われる方も多いだろうが、今回はこのカードがどのように壊れているのかを懇切丁寧に解説する。 *◆解説 **&color(green){◆1 好きなカード呼び放題} トレーディングカードゲームにおいて、山札から狙ったカードを手札に呼び込めたり、 場に出せることは、ゲームを有利に進める上で極めて重要である。 通常、手札は自分のターンが来るたびに山札(デッキ)から1枚づつ引くことができるが、 この方法で手札に加わるカードは数十枚の山札の中からランダムに1枚であり、その時欲しいカードであるとは限らない。 しかし、「山札から任意のカードを手札に加える」効果や「山札から任意のカードを場に出す」効果を使えば、 その時の戦況で一番欲しいカードをピンポイントで手に入れることができる。→[[サーチカード>ドローソース(TCG)]] さて、このカードはというと、 ・狙った(しかも多数の)カードを手札に加えられる ・狙ったモンスターを直接場に出せる &bold(){どちらの効果も内蔵している上に同時に両方使える。}まずこの時点で色々とヤバイ。 しかもぶっ壊れテーマカードにもかかわらず直接呼び出せるモンスターはよりによって「魔導」指定ではなく「魔法使い族」指定。 魔法使い族は元々[[エクゾディア>エクゾディア(遊戯王OCG)]]の影響か他の種族と比べてサーチ手段が少ない代わりに、魔法カードを多数使うデッキと相性が良い《王立魔法図書館》や特殊召喚を封じる《昇霊術師ショウゲン》を筆頭に優秀な効果モンスターが豊富で、 中には《お注射天使リリー》といった魔導テーマの弱点である攻撃力の低さを補えるモンスターが存在する等、 見事なまでにメタと弱点を補う要素が揃ってしまっている。 **&color(green){◆2 魔法カード使い放題} 『[[魔導書>魔導(遊戯王OCG)]]』は「魔法使い族を強化」「魔法使い族に耐性を付与」「魔法使い族を蘇生」など、 魔法使い族モンスターをサポートする効果を持つ魔法カード群であるが、その多くは使い捨てかつほぼ1:1交換の効果が殆どである。 だが、神判を使用すると魔法カードを使った枚数分だけ魔導書が補充されるため、&bold(){魔法カードを使っても全く手札が減らない。} それどころか、魔導書の神判が山札からサーチするのは「任意の魔導書」であるため、 &bold(){魔法カードを使えば使うほど手札の質が良くなる}という&bold(){&color(red){意味不明な状態}}が発生する。 魔導書を使いまくれると言う事は必然的に墓地もドンドン肥えていくため、 《魔導書院ラメイソン》の魔導カテゴリの魔法回収兼ドロー効果、《ゲーテの魔導書》の3枚除外で発動するといった本来コストが重いことでバランスが保たれる強力な効果を&color(red){それぞれ毎ターン発動できてしまう。} 特に《ゲーテの魔導書》による、自分ターンだろうが相手ターンだろうが毎ターン飛んでくる対象を取らない除外はかなりの脅威である。 正直な所、当時このカードに対する耐性を持ったカードはほぼ存在しなかったのだ。 これだけでもやばいが何故か、ぶっ壊れテーマカードにもかかわらず&bold(){発動カウントは「魔導書」指定ではなくあくまで「魔法カード」指定なのもポイント}。 つまり&bold(){全ての魔法カードの効果に+1アドを付ける効果と言っていい}。 例えば同名サーチのできる《[[トゥーンのもくじ>トゥーン(遊戯王OCG)]]》とライフ1000で発動できる《トゥーン・ワールド》を使った定番の単なるデッキ圧縮ギミックに神判を組み込むと実質1:4交換のアド製造機になり、 《成金ゴブリン》は《[[閃刀起動-エンゲージ>閃刀姫(遊戯王OCG)]]》とほぼ同じ効果のアド製造機になり、 本来ディスアドが大きく、決着を1ターン引き延ばすだけの《一時休戦》に至っては神判の唯一にして最大の弱点である序盤の初動の不安定さを補う、&bold(){事実上の死刑宣告カードになる} 等など... &bold(){1:1交換の汎用魔法カードですら1:2交換以上のアド製造機に化ける}。もはや理解できない……。 当然、魔法を使えば使う程手札や墓地は潤いまくり、相手にターンが回っても分厚い防御で用意に耐えて返しのターンでフルボッコといった、 相手にとっては悪夢のような展開に持ち込むことも容易であった。 **&color(green){◆3 連発し放題} しかしどんな強力なカードであろうと引き込み、発動できなければ意味がない。 効果自体が神判レベルにおかしい《[[W星雲隕石>W星雲隕石(遊戯王OCG)]]》や《[[真炎の爆発>真炎の爆発(遊戯王OCG)]]》はサーチできず、 例え手札に来たとしても発動する前にそれ相応の下準備が整ってなければ効果を発揮できないからこそ「強いけどぶっ壊れかと言われたら・・・」程度で正常な範囲の強さに収まっているし、このレベルのテーマ専用サポートは他にもあるにはある。 だが、&bold(){魔導書というテーマは元々、魔法カードも含めた「魔導書」のカードを手札に呼び込むことを得意とする}デッキなのだ。 非常にタチの悪いことに、このカードの名前にも「魔導書」とついているので、このカードは&color(red){極めて高確率で1ターン目で引きこまれ、その1ターン目で効果を発揮できてしまう。} 一応《魔導書の神判》で《魔導書の神判》を手札に加える事はできないようになっているが、実はこの指定は何ら意味を成していない。 >《グリモの魔導書》 >通常魔法 >&b(){デッキから「グリモの魔導書」以外の「魔導書」と名のついたカード1枚を手札に加える。} >「グリモの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。 #blockquote(){《魔導書士 バテル》 効果モンスター 星2/水属性/魔法使い族/攻 500/守 400 (1):このカードが召喚・リバースした場合に発動する。 &b(){デッキから「魔導書」魔法カード1枚を手札に加える。} } この2枚のカードにより容易に手札に持ってくることができるのだ。 しかも >《魔導書の神判》→《グリモの魔導書》→《魔導書の神判》→《グリモの魔導書》(以下略) というループにより、神判は&bold(){&color(purple){1枚でも発動に成功すれば毎ターン連発できる。}} 《グリモの魔導書》を使わなくても自身の効果で《魔導教士 システィ》を呼び出して直接加えてしまう方法もある((システィの効果が「エンドフェイズ開始時」ではないため。まあ環境後期には手札に来たら邪魔なだけなシスティはほぼ入っていなかったのだが))。 《魔導書院ラメイソン》で墓地の「神判」をデッキに戻して他のカードで再サーチ、 《アルマの魔導書》の効果で除外された「神判」を手札に加えることができるため何処からでも手札に加えることができてしまう。 このカードは1枚、否1回使うだけでもぶっ壊れなのに、&bold(){&color(purple){ゲーム開始時点から2回以上、それも毎ターン連発されることがほぼ確定しているのである。}} 一応「神判」は1ターンに1度しか発動できないが次の理由からダブっても大した問題ではない。 **&color(green){◆4 相手の魔法発動もカウントする} 何故か&color(red){相手の魔法カードの発動回数もカウントする}ため、伏せてスタンバイフェイズにでも発動しておけば相手の魔法発動を牽制できる。 これのおかげでダブっても非常に腐りづらい。 相手がサーチされるのを嫌がって魔法の使用を控えればそのまま有利を固定できるし、そもそも大抵の場合前のターンに召喚したバテルとサーチしたゲーテがあるので問題ない((ゲーテの2枚除外モードでバテルをセットして再利用。魔法1枚使用で1枚サーチできるので爆アドである))。 むしろ後期型ではより安定するこちらのセット牽制戦法が基盤になる程の強み。 このせいで自分のスタンバイに発動されたこのカードにチェーンして伏せカードを破壊するために、 &bold(){《サイクロン》3枚では足りないとばかりに《トルネード》までサイドボードに用意されることが多々あった}。 **&color(green){◆5 遊戯王のルールと極めて相性が良い} 多くのTCGは、手札があるだけでは勝てない。 MtGやDMなら何らかの行動を起こすにはまずマナが必要であるし、 ポケモンカードは手札がどれだけあろうがエネルギーを付けなければ、基本的にポケモンはわざを撃てない。 無論手札が多いと有利なのは確かなのだが、手札の枚数が行動回数の増加に直結するわけではないのである。 ところが、遊戯王は基本的にカードを使う上での制約がほとんどない。 事実上手札の枚数が行動回数であり、手札があればあるだけ手数が増える。 有り体に言えば手札が多いほうが勝つゲームである([[一部例外>インフェルニティ]]もあるが)。 だからこそ《強欲な壺》や《生還の宝札》といった容易にドローできるカードが禁止されているのだ((他のTCGでは、もっと強力なドローソースが無制限だったりもするが、いずれもマナが必要であったり、))。 このようなゲームにおいて&bold(){手札を使っても減らない}というのは&bold(){明らかにマズい状態}である。 もしも「神判」が引きこむのがモンスターであればまだ良かった。モンスターは原則1ターンに1枚しか出せず、効果で出すには適切な条件と複数枚のカード消費がないといけないからだ((ペンデュラム登場あたりからそこら辺が大幅に緩和されたので、あくまで当時の話である。))。 罠であればまだ良かった。1度伏せて次の相手のターンが来るまで使えないからだ。 よりによってサーチするのは個々の発動コスト以外に発動制約がなく、モンスター&罠と同等の行動ができてしまう&bold(){&color(green){魔法}}。&bold(){手札から回数制限なしで使い放題である。} さて、ここまで読めば「&bold(){こうも強力ならばきっととんでもなくレアで入手が難しいに違いない}」と思う方もいるかもしれない。 「これほどの効果を持ったカードに相応しいレアリティが当てられるに違いない。 そう思っての静観だった。 だがKONAMIは…&bold(){弾 け た}。 このぶっ壊れカードのレアリティ、それは…… &bold(){ノーマル}です。 もう一度言います。 #center(){&font(24){&bold(){ノーマル}です。}} **&color(green){◆6 まさかのノーマル収録} このカード、&bold(){&font(#ff0000){ノーマル}での収録となったのである。} コナミお得意の[[ノーマル(笑)>ノーマルレア(遊戯王OCG)]]ではなく、正真正銘の&font(#ff0000){ノーマル}。 [[強欲な壺>強欲な壺(遊戯王)]]をも凌ぐアドバンテージの塊が、ザクザク手に入る状況だったのだ。 「レアカードなんかに俺たちは頼らねぇ!」という人でもボックスかパックをそこそこ買えば魔導書の神判がほぼ確実に手に入るのだ。 というかその気になればバテルとヴェーラー以外はほぼ低レアカードかストラクチャーデッキのカードだけでデッキが組めた。 古参のプレイヤーはかの[[悪夢>八汰烏(遊戯王OCG)]]を思い出したことだろう。 ちなみに海外では&bold(){シークレットレア}にまで格上げされている。 **◆まとめ ……もういいだろう。このカードが誰がどう見てもぶっ壊れである事はご理解いただけたと思う。 その他にも《ゲーテの魔導書》による耐性無視の除去とか、 《魔導教士 システィ》や《昇霊術師 ジョウゲン》や《[[青き眼の乙女]]》との相性の良さとか色々とコイツが強かった理由はあるのだが、 &bold(){もうコイツについて考えたくないのでやめる。} とにかく「神判」が1度発動されたが最後、 [[万能除去を内蔵した攻撃力2500の強力な巨乳>魔導法士ジュノン]]は立っているわ、 かと思えば[[巨乳から寝取りが得意技な目玉>No.11 ビッグ・アイ]]は出てくるわ、 ハゲが立っていてこちらの墓地のカードは除外される一方自分から除外できないわ、 坊主が立っていて特殊召喚モンスターは一掃されるし特殊召喚できないわ、 攻撃力3000以下の生半可な除去&効果耐性持ちは看護師と嫁に消し炭にされるわ、 対象を取らない除去の速攻魔法でこちらのカードはゲームから除外されるわ、 魔法・罠は1体の魔法使い族には通らないわ、 アド差を作られる前に速攻で決着を付けようとしたら一時休戦で作戦を瓦解させられるわ、 こっちは対抗策がどんどん無くなるのに、王立魔法図書館のドロー効果で相手の手札はどんどん肥えてるわ、 最強の魔法メタにして最強の魔導メタであるはずの「闇のデッキウィルス」を放ってもチェーンで「神判」発動されたりバテルとラメイソン抱えられて全然メタれないわ、 これらの猛攻を凌ごうと動き始めようとする前に「神判」で牽制されるわ、 これらを疲労困憊になりつつなんとか凌いだと思った矢先にもう一度「神判」が発動されるわ、 そこからさらに[[ファンサービス>ファンサービス(遊戯王ZEXAL)]]と言わんばかりに「神判」が発動されるわ、 そこからさらに(ryされるわ、 並のデッキが対抗云々の前に耐え抜くことすら困難であった。 こんなカードが来てしまったので従来の1:1交換の質アドをコツコツ稼いで地道にアドを稼ぐシルバーバレット戦術に近い&bold(){パーミッションコントロールよりの魔法使い族ビートダウンデッキだった}【魔導】デッキが、 取り合えず《一時休戦》など&bold(){ディスアド時間稼ぎカードを使ってでも神判のアド差でごり押しする全く別ベクトルのデッキに成り果ててしまった}。 枚数アドバンテージを稼ぐ強力なエンジンを持たない代わりに、その分を質とサーチ手段で優れる堅実なカードが多くあったところに、とんでもないパワーのアド獲得エンジンを仕込んできてしまったわけである。 *◆環境において こんなぶっ壊れカードを与えられたデッキが環境の片隅に留まっている筈もなく、瞬く間に【魔導】は環境のトップへと上り詰め、 &bold(){「神判」と同時期に登場した【[[征竜>征竜(遊戯王OCG)]]】と、トーナメントシーンを二色に染め上げた。} 大躍進に喜んだ魔導使いもいれば、フリー対戦や身内での対戦で嫌な顔をされて気まずい思いをした魔導使いもいることだろう。 もちろん、大量サーチとリクルートから繰り出される強靭すぎる攻防にトラウマを植え付けられたデュエリストも数知れない。 当初こそ《闇のデッキ破壊ウイルス》((3ターンの間相手がドローした魔法カードを破壊できる。))を自然に入れられる【3軸炎星】が対抗馬として三つ巴になるかと思われたが、カードパワーの圧倒的な差により、すぐに2極支配に。 当時は、【魔導】と【征竜】に対して相性の良かった【ヴェルズ】がたまに入賞するくらいであり、他のデッキが優勝したら驚かれる事態である。 【魔導】と【征竜】以外を使う場合は相性が良くなくても、いや悪くても両方のデッキに刺さる《王宮の鉄壁》をメインから強要される状態であった。 &s(){積んだ所でロクに勝てないけどね。} 「鉄壁」に加えて魔導書へのメタとして《DNA改造手術》((魔法使い以外にされると、かなりの数の魔導書が使えなくなる。))やら《ドロール&ロックバード》((デッキからのサーチを禁止する効果を持と当時のトップメタに刺さる。))や《闇のデッキ破壊ウイルス》やら魔導でも使われていた《霊滅術師 カイクウ》((墓地の除外を禁止する効果を持つ。))やら何やらまで突っ込んだ【メタビート】まで登場し、善戦するも2極支配を崩すほどにはなれなかった。 そんなこんなで【カオス】全盛期などに匹敵する暗黒期と揶揄されることも多い。&s(){一強環境じゃない分マシとも。} とはいえ、両デッキの有り余るアドバンテージ獲得能力を活かして、今までトーナメントレベルでは殆ど使用されていなかったカードに注目が集まるなど、 暗黒期になりに独自のメタゲームが繰り広げられていた。 その間に出たカードもこいつらのメタどころか後押しをするカードばかりを出していたため余計にどうしようもない環境となっていた。 乙女とか星態竜とか海外組の魔導書とか。手違いというメタも出たが出るのが遅すぎた。 青眼なんかは環境トップに媚を売ったということで幻滅したデュエリストもいたとか。 そんなこんなで神判は段々と当の魔導使いからも煙たがれる存在となっていった。 なんたって従来の魔導書の形であるパーミッションよりの魔法使い族ビートダウンが否定されるばかりか、 このカードのせいで他のカードも規制に巻き込まれる可能性もあったからだ((征竜側ではその危惧は現実になった。))。 環境後期はおっぱい達が抜けていき、【征竜】に相性のいいカイクウやジョウゲンを増やす神判のためのデッキとなっていた。 【魔導】というより、もはや【&bold(){神判}】という状態であり、&color(red){&bold(){神判一枚に【魔導】が乗っ取られた状態に近かった。}} というか最後の方は同じ魔導と[[同期のぶっ壊れ>征竜(遊戯王OCG)]]をメタれるカイクウとジョウゲンで相手を縛り、その間に大量の魔導書でサポートしつつ青眼セットといった耐性持ちに強い高攻撃力モンスターで殴り切るデッキとなっていた。 &bold(){誰が言ったか【坊主ビート】}。魔導モンスター?バテルしか入ってないよ。 &font(l){坊主とヴェーラーやドロバの様な手札誘発、乙女と青眼セットと、魔導モンスターよりも他のモンスターの方が多かった。} ちなみに当時の世界大会ではカードプールの違いから【征竜】に王座を譲る形となった。 が、驕れる者も久しからず。 2013/09/01施行の制限改訂により、&bold(){魔導書の神判は一発で禁止指定を受けることとなる}。 登場してから僅か198日。これは歴代でも最速クラスの禁止化であり、当時の通常パック産カードでは最速禁止を宣告されている。 あの[[混沌帝龍-終焉の使者-]]ですら制限指定を経たうえで496日、DDBも290日で一発禁止なのでそれよりも圧倒的に早い。 これまでも強力すぎるカードについて&italic(){「コナミはテストプレイをしていないのではないか?」}などと囁かれてきた場面は何度もあったが、またそういった話題の種が増えてしまったわけである。 かくして魔導最大の切り札であり、問題児であるこのカードは環境からその姿を消すわけだが、 デュエリストたちの記憶や遊戯王OCGの歴史からは永遠に消えることはないだろう。 ちなみに環境を二分した片割れの【征竜】はこの後もデッキに組み込まれたカードを多数禁止・制限指定されていくが、【魔導】は&color(red){神判1枚しか規制されなかった。} 後にこのカードとは無関係の所で《グリモの魔導書》が規制されたがまあ別の話である。遥か後にでた《ルドラの魔導書》との出張セットのせいだし。 壊れカードの塊の【征竜】に対して対等に渡りあっていたにもかかわらず、&bold(){このカード1枚を失った【魔導】が即座に環境から消えた}ことがこのカードの異常さを物語っている。 カードパワーもさることながら、サーチとサルベージが容易という点がいかに強かったかということもわかるだろう。 *◆そして釈放へ… そんなこんなでかつて決闘者達から恐れられ、実に&bold(){9年}に渡る眠りに就いていた魔導書の神判。 そんな禁書だが、当たり前のようにうらら等が飛び交う現環境では大丈夫という判断か、2022年7月1日付のレギュレーション改定においてとうとう&bold(){制限復帰}が決定。 なにせ手札誘発に限らず、&bold(){サンダー・ボルトやトリシューラすら無制限になる((これらも依然として強力なカードであるが、前者は先行で役に立たないカードであり先行有利の環境にマッチしていないこと、後者はシンクロ召喚自体が減少していることなどから、採用率は全盛期程ではない。))}程に加速している環境なのだ……。 現在は&bold(){先攻で制圧盤面を完成させて実質的な1ショットキルを決める}のが常態化しており、&bold(){&color(red){「次のターンでお前は死ぬ」ムーブでは遅い}}と判断されての復帰とみられている。 だが、エラッタもなく復帰という判断に、当時の暴れぶりを知る決闘者からは1枚でも十分ヤバいという声も数多い。 尤も三詰みが許された時代しか無いので、制限となればどれほどの影響力かは未知数とも言えるが……。 色々言われていたが、さっそく【[[閃刀姫>閃刀姫(遊戯王OCG)]]】や【[[神碑>神碑(遊戯王OCG)]]】との混合が考案されて実績を残すなど、早くも現代遊戯王の環境に適応し始めている。 当時からかなりインフレの進んだ第11期においても1枚で食らいつくとはさすがの一言であるが、&bold(){制限カードということもあってか全盛期程の結果は残せていない}。 そのためか2023年4月の改訂で準制限に、7月には遂に無制限にまで緩和された。 まさか9年も封じられたカードが1年で完全に釈放されるとは、テーマ自体が遅れ気味のためとはいえ環境の変化とは恐ろしいものである。 *◆余談 カードイラストの構図は元ネタであるタロットカードの大アルカナ「審判」を踏襲したものとなっている。是非見比べてみてほしい。 なお、タロットでの「審判」は ・正位置:復活、結果、発展 ・逆位置:悔恨、行き詰まり、悪い報せ という意味を持つ。 確かに自分から見ても(正位置)相手から見ても(逆位置)このカードの意味にそぐうものになっているが、何もここまで強烈に再現しなくても……。 どうでもいい話だが神判のイラストは元ネタを再現してるため、あのハイロンさんが存在し彼に対して無駄にヘイトを感じた物がいたとかいないとか。 修正・追記はこのカードを発動したターンのエンドフェイズ時にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,103) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - Pスケールセットで魔法カードの発動回数を稼ぐことが出来、魔法使い族で汎用性(出張性)の高いPモンスターの多い現環境においては、正真正銘「あらゆるデッキに投入できる」カードになるという・・・ -- 名無しさん (2016-05-05 13:55:40) - これって何を思って作ったんだろ -- 名無しさん (2016-05-08 15:19:52) - 酔っ払ってそのまま考えたとしか思えない。 -- 名無しさん (2016-05-28 13:04:10) - 正真正銘、何考えてこんなカード作ったのかわからないカード -- 名無しさん (2016-06-02 17:56:21) - カード売りたいからに決まってるでしょ(暴論) -- 名無しさん (2016-06-02 18:45:27) - 何が怖いってこいつや清流すら分が悪い全盛期EM剣なんてものがいたことだな、時代の流れとはいえ -- 名無しさん (2016-07-26 04:51:33) - これの何が恐ろしいって、たった一枚のカードで六武、インゼク、征竜、EM、カオス、etc…と互角にやりあえちゃう点だよな。後にも先にも「たった一枚で戦えるカード」は存在しない -- 名無しさん (2016-09-29 00:22:14) - ↑×3ノーマルだからそれは有り得ない -- 名無しさん (2016-10-08 16:36:16) - これ相手に選ばて残りをデッキに戻させようぜ。どうせ墓地送っても今じゃセルフ除外の効果が常識みたいだし? -- 名無しさん (2016-12-06 15:17:43) - コナミのやる気のなさがよくわかる -- 名無しさん (2016-12-06 15:27:32) - チートなデッキはたくさんあるけど、普通はメインのカードがどれもチートなのであって、中堅デッキをたった一枚でチートデッキにしたのはこいつくらい -- 名無しさん (2017-10-07 00:15:36) - 魔導書って名前ついてなければ効果そのままでも制限ぐらいで済んだかもしれない。それぐらいこのカードの名前の存在が大きい。 -- 名無しさん (2018-03-20 23:32:25) - 当時フリーでの魔導使いは「神判なし魔導です」といちいち断りを入れないといけなかったとかいう逸話があるレベル -- 名無しさん (2018-06-22 12:26:28) - やべえなコレ、引退して大分経ってるからぶっ壊れぶっ壊れ言われてるカードも説明全部読まないと怖さ解らないけどコレは説明文読んだだけで解る、むしろコレでGO出したコナミが頭おかしい -- 名無しさん (2018-07-06 20:50:08) - 当時魔導組んでた友達が「流石にこんなもん渡されても嫌だわ」って言ってずっと神判無しで通してたな…フリーしかやらない人だったけど。 -- 名無しさん (2018-07-15 22:47:08) - まさに「禁書」である。このカード1枚で征竜と互角に戦ってたって今考えても恐ろしすぎる -- 名無しさん (2018-11-20 12:24:17) - マナの概念がない遊戯王でデメリットのない大量ドロソ&リクルート要員ってのがまず異常だし、相方にしたって相互サーチできるグリモ、使い終えたこれをコストにしてモンスターを守れるゲーテ、使い回しを可能にするアルマと隙が無さ過ぎる。その上、乙女ジョウゲンカイクウまで出せるとか禁止にならない理由がない。今制限で戻ってきたら環境入りできるかな……。 -- 名無しさん (2019-01-12 11:54:21) - ↑×5 -- 名無しさん (2019-07-22 20:52:18) - ↑途中で送信しちゃった。事前に神判無し宣言はマジ。魔導使うって言う度嫌な顔されたもんだ -- 名無しさん (2019-07-22 20:54:56) - マナが無い遊戯王でやったのがおかしいだって?MtGで同じ事をやった[[ストーム>ストーム(MtG)]]というものがあってだな…… -- 名無しさん (2019-10-18 18:22:36) - うららも出る前だったからほぼ止めようがなかったもんな -- 名無しさん (2019-10-18 18:34:50) - サポーターのはずがチートすぎて当の魔道書使いからも煙たがられるとかなんだこれ -- 名無しさん (2020-02-21 20:32:18) - 発動するターンは魔導書しか使えない、サーチする魔導書は同名カードは1枚まで、サーチ枚数に「等しい」レベルの「魔導」モンスター特殊召喚・・・程度にエラッタしたら許され...いややっぱ許されないか。サーチ枚数が暴力的過ぎるからそこをどうにかしないと -- 名無しさん (2020-07-06 15:06:07) - 英名の関係でレベル3以外の魔導の名称指定は不可能。デュエル1制限、カウントする魔法は魔導書のみでもまだ暴れるだろうし、ss制限もほとんど無意味、発動ターンこのカード以外でサーチ不可は弱すぎる。改名して魔導書外すしかないんじゃないか? -- 名無しさん (2020-07-06 15:45:42) - 今ならこのままでも戻ってこられるよ -- 名無しさん (2020-08-12 07:45:25) - 戻すなら間違いなくエラッタ必須。それか最低でも魔導書の名前外せ -- 名無しさん (2020-11-20 23:49:13) - 今なら別にノーエラッタで戻しても何も影響ないよ -- 名無しさん (2020-11-29 21:19:59) - 今なら適正って生まれる時代を4年以上間違えてるってことじゃねぇか!? -- 名無しさん (2020-11-29 21:37:19) - どこかで「神判入りで魔導使いの方とデュエルしてみたが、今の基準ではあまり強いと思わなかった」見たいな記事があった気がする。 -- 名無しさん (2020-11-29 21:42:47) - エンドフェイズって遅くね? -- 名無しさん (2020-11-29 21:53:53) - 多分戻すならエラッタされるだろうけど正直ノーマルのこのカードをKONAMIがわざわざエラッタするとは思えないしずっと禁止でいいよ -- 名無しさん (2020-12-12 01:13:58) - 当時神判と征龍禁止のカジュアル大会まで開かれたのはいい思い出…でもないか… -- 名無しさん (2020-12-15 23:27:58) - 魔導新規出す気もないならさっさと禁止解除したらいいのに -- 名無しさん (2020-12-22 15:43:17) - ちょっと審判興味を持って回してみたけど、今の環境だととにかくうららがきついし構築をかなり魔導に寄せないとこのカードが発揮しないのもあってデッキに誘発も積み込めない -- 名無しさん (2021-01-13 10:06:08) - こいつが緩和するころには勅命が緩和されてる世紀末になってそう -- 名無しさん (2021-01-13 10:54:55) - これと大差ない罠をずっと持ってるのに一度も環境に顔出せてない爬虫類がいるらしいんですよ -- 名無しさん (2021-02-03 10:45:47) - 罠と速攻魔法じゃ有用性に天と地ほど差があるからね、仕方ないね -- 名無しさん (2021-06-20 04:25:59) - 名前だけは知ってたが強欲な壺やら悪夢の蜃気楼が可愛く見えるような化け物カードだったんだなこれ… -- 名無しさん (2021-10-12 11:04:02) - 省スペースに魔法から制圧札を用意できる召喚獣と烙印と併せた例とか、やっぱ存在しちゃいけないよ審判 -- 名無しさん (2022-04-28 20:04:09) - ぶっちゃけ【神判魔導】はそこまででもない気はするけど絶対召喚獣だの烙印だのと組んで悪さするだろ -- 名無しさん (2022-05-15 10:35:53) - カードの効果だけ見たら強いけどデッキスロット取りすぎるのとうららがきつすぎて総合的にみると割と微妙 -- 名無しさん (2022-05-27 14:23:10) - ↑1 それがカードプールの増加という環境の変化というものですよ。 ↑2 だがこれからも続いていけば、このカードをメタってカス扱いに出来るカードの出現や、更なるデュエルシーンのインフレで遅すぎると云われる日も来るかもしれない。 -- 名無しさん (2022-05-27 16:31:03) - うららがキツいってのは大半のサーチ、リクルートカードに言える事でそれを踏まえても尚このカードは強いと言える。今なら指名者連中とも相性良いし。 -- 名無しさん (2022-05-27 16:52:20) - 緩和されたぞ!!!しかもエラッタなしで!!!現在の主力デッキがモンスターマシマシだから相性が悪いと判断しての解禁か!? -- 名無しさん (2022-06-12 21:07:46) - エラッタなしで解禁とか正気か……? -- 名無しさん (2022-06-12 21:12:49) - ついに戻ってきた-! -- 名無しさん (2022-06-12 21:44:00) - 審判以外の魔導がかなり力不足だから許された感じなのかな -- 名無しさん (2022-06-12 21:53:22) - ジョウゲンめっちゃびっくりしてそう -- 名無しさん (2022-06-12 22:05:42) - ぶっちゃけた話、他のテーマも平気で先行制圧とかするから制限くらいならいいんじゃね?ってなったのかも -- 名無しさん (2022-06-12 23:02:26) - アドの概念はぶち壊れてるけど、効果発揮するのは無茶苦茶遅いし今のゲームのスピード感についていけるカードではないもんなぁ…… -- 名無しさん (2022-06-13 06:38:36) - もしこのカードが制限緩和後にそこまで暴れなかったら、対抗馬だった残りの征竜も緩和して問題ないなんて流れに…流石に無いか? -- 名無しさん (2022-06-13 06:51:16) - 征竜はリンク召喚が存在している限り一生許されんやろなぁ……テンペスト1枚解放しただけでもドラゴンリンクで暴れ散らしたし -- 名無しさん (2022-06-13 07:56:27) - 魔導と征竜全盛期頃に辞めたプレイヤーだけど、あの神判すら「弱い」と思われているって凄い環境だな…。 -- 名無しさん (2022-06-13 08:44:08) - まぁカードゲームにインフレは必然やし -- 名無しさん (2022-06-13 08:59:22) - 神判自体は現代でも十分強いカードだけどこのカードが強いのって撃った後でまた次の神判引っ張って来れるからってのも一つの要因だったから制限ならまぁ大丈夫かなって感じ。準制限になるとヤバいけど。 -- 名無しさん (2022-06-13 09:25:33) - どんだけ爆アドを稼ごうとも、それがエンドフェイズじゃ「お前に次のターンなど無い!」の現環境では力不足だった -- 名無しさん (2022-06-13 09:26:28) - 仮に神判が11期に出たカードなら「魔導弱いしこんぐらいの出さないと何も変わらんよな」で済んでたカードだと思う。2013年に出たというインパクトが強すぎて当時のイメージに引っ張られてる。 -- 名無しさん (2022-06-13 09:40:31) - 7月から制限に。OCGの明日はどっちだ。 -- 名無しさん (2022-06-13 14:06:12) - 禁止カードの大半は「時代が早すぎた」から投獄されるわけで。まあ、ごく一部のカードは時代云々じゃないマジモンの劇物だけど -- 名無しさん (2022-06-13 14:10:48) - 時代が追いつかないでいてほしかった -- 名無しさん (2022-06-13 14:59:49) - 当時と違ってうららがあるし、一枚だとサーチ合わせての連打も効かんかし、魔道そのものの自力の低さもあってどうかな。 -- 名無しさん (2022-06-13 15:15:15) - 全盛期でもバテル以外の魔導モンスター採用されてないから魔導の地力の低さはあんま関係ない。 -- 名無しさん (2022-06-13 15:31:21) - 遂に釈放かー。これが時代の流れか -- 名無しさん (2022-06-13 17:07:37) - 現状こいつを生かすとしたらどんな構築になるのかね? 魔導書はグリモアルマルドラあたりがほぼ確定だと思うけど、1枚だけだとファンデッキくらいの強さで終わる気がする。準制でもまだパワー不足な気もするけど。 -- 名無しさん (2022-06-13 17:28:40) - ↑個人的にはウィッチクラフト、召喚獣とは相性がいいと思う。前者は低い展開力を補え、後者はアレイスター→ルドラをおかわりできる。環境で通用するかは別として。 -- 名無しさん (2022-06-13 20:43:44) - 本当にうららありきで回ってるなってのが第一印象 -- 名無しさん (2022-06-13 21:03:12) - ↑↑ -- 名無しさん (2022-06-14 09:26:58) - インフレしたって言うかゲーム性が大きく変わったのが神判が解放されても問題ない理由だと思うよ。昔はちゃんと枚数揃えて軍略整えて圧殺するゲームだったけど、今はリアルタイムでお互いの動きにマウントとって一撃必殺を叩き込むか完全制圧するってゲームだもん。そんな中で悠長に超火力のタメ技なんか使っていられるはずもなく。カタログスペックだけなら未だに最高にぶっ壊れてるよこいつ -- 名無しさん (2022-06-14 12:43:41) - 征竜とまた激突してしまうのか… -- 名無しさん (2022-06-15 02:06:37) - mtgのデザイアもそうだけど、チェインコンボはこれ自体を連発出来るのが一番ヤバいから・・・1枚なら大丈夫でしょ(適当 -- 名無しさん (2022-06-15 16:37:54) - 時代が追いついてしまったか、確かに今ならマルチロールの方がよっぽどインチキ臭いからな… -- 名無しさん (2022-06-15 22:00:05) - その閃刀姫と組んで7月レギュレーション採用の大規模大会で結果残してるよ。 -- 名無しさん (2022-06-15 23:12:58) - 早速入賞しててやっぱり超パワーカードだね。征竜の時のように現代の壊れテーマ達としのぎを削り合うことになるのかな? -- 名無しさん (2022-06-16 00:01:26) - 折角虚無空間禁止にしたのにエンドジョウゲンとか言う後釜を用意してくるコンマイはさぁ -- 名無しさん (2022-06-16 19:17:01) - このカードが釈放と聞いてぶったまげて来た。シャドールとネクロスあたりで引退した身だけど、記事を読んでみるに今の遊戯王って相当な世紀末環境なのね。昔が世紀末じゃなかったとは断じて思わないけど、流石に後攻じゃもう手遅れみたいなのが常態化はしてなかったと思う。厳密にそういうデッキはたしかにあったけど(それこそ征竜とか審判とか)、そういうのは一部のデッキだけで、それもすぐに規制されて消滅してたイメージ。 -- 名無しさん (2022-06-16 19:43:25) - 1枚で稼ぐアドの量ならヒグルミや猿なんて目じゃないからなぁ。うつだけで笑えるくらい手札があふれかえったし、その上ジョウゲンまで出るっていうクソゲーっぷり。これ1枚で今のテーマにどれだけ太刀打ちできるか正直楽しみではある。 -- 名無しさん (2022-06-18 14:44:35) - 現代遊戯王のアド=相手ターンに使える妨害数なんだ……いくら手札を増やそうがすぐに使えなければ遅すぎる -- 名無しさん (2022-06-18 16:37:03) - ぶっちゃけ今の遊戯王だと「神判打たれて死んだ」っつっても「誘発ない時点で環境相手なら同じこと」だもんな。その点「止めざるを得ない」状況を作ったうえで二の矢が継げる閃刀姫あたりは相性良いんだろう。 -- 名無しさん (2022-06-18 16:56:50) - 遅かろうがこのカードは現環境においても採用する価値があると判断したプレイヤーがいて、実際結果残した時点で強いカードだよ。 -- 名無しさん (2022-06-18 17:20:04) - まあ制限どまりでこれ以上緩和されることも規制されることもないんじゃない? -- 名無しさん (2022-06-18 17:37:36) - いやサンボルやトリシュも無制限になったしこのカードも準制限無制限になる可能性も十分あるよ。現代環境のマッチ戦でこのカードが暴れる余地はあまりにも少ない。1枚帰ってきた時点でどうせ魔導書新規もないだろうし -- 名無しさん (2022-06-18 17:58:27) - 上で結果出したって言ってる人居るけど本人のツイート見る限りとてもじゃないが持ち上げられられるような内容ではないと思う -- 名無しさん (2022-06-18 20:30:56) - ハリファイバー欠いた閃刀姫に使ってくれって事? -- 名無しさん (2022-06-19 14:01:41) - YouTuberのせいか過大評価されがち -- 名無しさん (2022-06-29 07:24:23) - 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-08-08 18:13:36) - 今の環境だと制限が丁度よさそうだな 良くも悪くも落ち着いた -- 名無しさん (2022-10-03 12:46:06) - ↑逆を言えば制限とはいえ神判がいても許される今の環境はますます凄いことになってるという証でもあると… -- 名無しさん (2022-10-10 12:25:07) - 正直無制限でも問題ないかと現代遊戯王だと魔導自体のパワー低すぎる -- 名無しさん (2022-10-18 10:24:21) - このまま順当に、準制限→無制限になってくだろうね。ただ残念なお知らせだが、こいつが無制限になったら魔導の新規強化カードは当面絶望的なんだが -- 名無しさん (2022-10-25 14:18:18) - ルドラが出た時点で下手な新規渡したら出張されるだけだったし魔導にそもそもまともな未来あったか? -- 名無しさん (2022-10-25 15:50:40) - MDでまさかの準制で草 こりゃ紙でも緩和近いな…と言うかこれ程のパワカでも今は誰も使って無いって事なんか…インフレって こえー! -- 名無しさん (2022-12-27 19:21:25) - 神判自体は今でも十分 -- 名無しさん (2023-01-10 23:08:31) - 神判自体は今でも十分パワカ -- 名無しさん (2023-01-10 23:09:15) - ↑3 -- 名無しさん (2023-02-14 09:51:17) - ↑ミス 少なくとも自分はMDでストラクで出てからゴールド~ダイヤまでで一度も自分以外で使ってる人見たことないな。アドが取れるのがエンドフェイズだから流石に遅すぎるんだよな -- 名無しさん (2023-02-14 09:54:56) - 紙でも準制限か……年内に無制限まで行くかな? -- 名無しさん (2023-03-27 00:03:30) - 環境高速化しすぎてて、エンドに手札に魔法増えたところで次の相手ターンの展開には何ら影響ないからなあ。投入枚数が問題みたいな書き方されてるけど、もはや効果が微妙なんだよね。 -- 名無しさん (2023-04-01 00:37:29) - 無制限になったな、実際解除直後に試した人が多少実績を残したけどそれ以降音沙汰ないしやはり現代遊戯王ではアドになるのが遅いってのは致命的か -- 名無しさん (2023-06-28 09:22:58) - コイツ以外の魔導がそもそも強くないしな、とはいえ時代を感じる -- 名無しさん (2023-07-10 16:51:25) - カードパワー自体は今でも普通にダメ寄りだけど、持ってくるカードが全部返しターンでは使えないからなぁ……もし手札誘発の魔導魔法カードが登場し出したら魔法を1枚使う度に1妨害増えていくからまた色々ダメになるんだろうけど…… -- 名無しさん (2023-08-23 21:14:00) - 征竜魔導時代とは言われてたけど魔導よりも征竜のが圧倒的に強くて、それよりは遥かに劣るけど他のテーマよりは強いのが魔導って感じだったからその征竜ですらカードパワー的に活躍できなそうと思われてるのに当時と比べてさほど強くもなってない魔導が審判が無制限になった程度で環境に顔を出せるようになるわけもなく -- 名無しさん (2023-09-08 13:25:23) - ルーンの泉かレスキューのヤケクソセットみたいな効果のがあってようやくカジュアルレベルよね、回転率があっても除去力無さすぎて -- 名無しさん (2023-12-09 21:53:47) #comment #areaedit(end) }

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