METAL MAX2

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&font(#6495ED){登録日}:2011/09/20(火) 16:10:46 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #Center(){&big(){&font(#ff0000){&bold(){ふしゅるるる‥‥邪魔する奴は殺す!&br()このテッドブロイラー様が丸焼きにしてくれるわ!がががーっ!}}}} &big(){&font(#ff0000){&bold(){METAL MAX2}}}とは、1993年に[[データイースト>データイースト株式会社]]から発売された[[スーパーファミコン]]用ロールプレイングゲームであり、[[METAL MAX]]の続編である。 開発は前作同様クレアテック。 現在ではVCでも配信されている。 前作では退廃的な世界観で強く生きる人々を描いてたのとは逆に、 バイアス・グラップラーに怯える人々、そして大切な人を奪われた&bold(){主人公の復讐劇}という、シリーズ中でも最も悲壮感のあるシナリオ展開となっている。 でもデコのRPGなので&bold(){やっぱり変人・変態率高し}。 システム面に特に手が入っているのは戦車カスタムで、1作目ではシャシーの砲門・守備力とエンジンのみの改造だったが、 本作から武装の細かい部分に至るまで改造可能となった。 メタルサーガシリーズを含む以後の作品においても本作の改造システムがベースとなっている。 また、戦闘アニメーションのメッセージも細かく設定でき、場合によっては&bold(){砲弾が一斉に飛び交う}物凄いカオスな画面になる。 1(R)・[[3>メタルマックス3]]に比べると自由度では劣るが、ストーリー性や完成度の高さからかシリーズ中、最も知名度の高い作品でもある。   2011年末、DSにてファンが長らく待ち望んでいた&bold(){初の}リメイク作「[[METAL MAX2 ReLOADED]]」がついに発売された。 …え?&bold(){GBA版?} &bold(){&font(#ff0000){こんなもんは無かった!!&br()そうだろ!!な!?}} ●登場戦車 相変わらず軽量シャシー有利である。特に本作だと顕著。 特にゲパルト・マンムート・エレファントの3両(特にマンムート・エレファントの2両)は2Rまで冬の時代を過ごすことになる。 ・No1 &big(){&bold(){バギー}} OPで破壊されたガルシアのバギーを修復したクルマ。デフォルト名も「ガルシア号」のまま。 軽量かつ防御力もそこそこで終盤まで最前線で活躍できる。 最重量砲・[[サウルス砲>ぐんかんサウルス(メタルマックス2)]]をまともに運用できる数少ないシャシー。 前作のワイルドバギーとは別物。 ・No2 &big(){&bold(){装甲車}} 埋蔵戦車で比較的序盤に手に入るのだが、場所は説明書での名前「&font(#994c00){スナマミレン}」以外ノーヒント。 &bold(){そこいら中砂塗れの世界で解るわけねーだろ!} これを上手く探し当てるには、戦車ナンバーから推察して捜索地域をある程度絞る必要がある。 性能的には序盤~中盤の繋ぎ用。軽めで使い勝手も悪くなく、終盤でも運用可能。 ・No3 &big(){&font(#ff0000){&bold(){野バス}}} &font(#ff0000){野生化した無人バスをバス停で捕まえて自前のクルマにしたもの。} こう書くと首を傾げる設定だが&bold(){本当にそうなので仕方ない}。 バスながら中々軽量で使い易い。終盤まで十分実用に耐えられる。 シュールな設定と個性的過ぎる見た目から本作の象徴的クルマ。同時に「ネタ車両=強力」のはしりになった。 本作のクルマの中でもかなり人気が高い。 ・No4 &big(){&bold(){[[ウルフ>レッドウルフ(メタルマックス)]]}} ブラドコングロマリット製戦車。伝統の「&font(#ff0000){赤いクルマ}」なのだがRウルフとは無関係で、デザインもオリジナル。 前作のRウルフを意識してか、重戦車ながらバランスの良い性能で活躍が見込める。 説明書での名称も「&font(#ff0000){ウルフがたみ}」となっている。 ただし登場時期が早すぎて序盤は荷物。 重戦車の中では、これを追い抜くポテンシャルを持つのは裏技を解禁した場合のアビシニアンぐらいしかない。 ・No5 &big(){&bold(){ゲパルト}} とある場所で御神体として祭られてるクルマ。もちろん元ネタはゲパルト自走対空砲。 戦車改造で大砲穴を増設すると&bold(){とんでもない所に砲が付く}。 その上性能がイマイチで入手する頃にはウルフも一線級の為、泣けるクルマ。全ゲパルトファンも泣いた。 即車庫行きシャシーその1。 性能的には裏技なしのアビシニアンに近いため十分強い。見劣りすると感じたならこれはウルフが強過ぎると考えていい。 ・No6 &big(){&bold(){マンムート}} デザイン元は重駆逐戦車フェルディナント。 洞窟内に放置されてるお陰でナマリ茸がいっぱい付いてる。 その上性能バランスも悪く、即車庫行きシャシーその2。 ・No7 &big(){&bold(){エレファント}} 最早何のために存在してるのか解らない最重量戦車。 デザインはオリジナル。(名称はマンムートの元ネタ・フェルディナントの改修前から) 入手時期が&font(#ff0000){テッド様撃破後}の上に重過ぎる、どうしろと。即車庫行きシャシーその3。 ・No8 &big(){&bold(){バトー戦車}} バトー博士に開発してもらう戦車。作るのに手間が掛かるがソレに見合った性能を誇る。 アビシニアン・ストラティバリ・ティーガー・レオパルドから選べる。 元ネタは順番に[[AMX-13軽戦車>AMX-13(戦車)]]・シュトルムティーガー・オリジナルデザイン・レオパルド2。 潰して再設計することも可能。 アビシニアンは裏技を使うと卑怯臭い性能になる。裏技なしならゲパルトより少し強い程度。 守備力重視だと実利ならストラティバリだが、ウルフはそれさえ追い抜いているのだから恐ろしい。   ●パーティメンバー ・&big(){&font(#994c00){&bold(){ハンター}}} 主人公。年齢15歳。はんた。 両親を10歳の頃にグラップラーに殺害されており、その後マリアに拾われる。 だが、マドの町での攻防戦の末にマリアまでをも殺害され、バイアス・グラップラーへの復讐を誓う。 &bold(){そして即ミンチ送りになるのはお約束。} 前作同様戦車戦能力は最高だが、白兵戦能力はボチボチ。行動速度の速さを活かそう。 ・&big(){&font(#808080){&bold(){メカニック}}} エルニニョのレンタルタンク屋の息子。年齢18歳。 グラップラーへ強い反抗心を抱いており、戦車を滅茶苦茶に破壊したことから投獄されている。 イラストでの見た目はヤンキーで、ドット絵だとモヒカンにしか見えない。 相変わらず戦闘面ではパッとしない。成長すると大破修理ができるのは本作から。 ・&big(){&font(#ff0000){&bold(){ソルジャー}}} 後述のフェイの妹。年齢はメカニックと同等か少し上。 テッド様に殺された兄の復讐の為、グラップラーに立ち向かう。 前作のソルジャーよりも命知らず。&font(#ff0000){というかメンバー正式加入まで2回も死ぬ}。 そもそもの出会いからして&font(#ff0000){&bold(){上から死体で落ちてくる}}。 白兵戦での能力はすこぶる高いが、やはり戦車戦能力が低い。 ・&big(){&font(#ff7800){&bold(){ポチ}}} 生体改造を施されたバイオニック犬。モデルは前作の固定敵バイオニック・ポチ。 AI行動・戦車に乗れないという性質が相まってボス戦で真っ先に死ぬ。アイテムでドーピングしないと厳しい。 逆に過剰なまでのドーピングを施すと一気に最高戦力に踊り出る…という両極端なキャラ。 &font(#ff0000){ドSなはんたには死体のまま引きずり回されることもある。} ●その他の人物 ・&big(){&bold(){マリア}} 主人公の育ての親。通称「不死身の女ソルジャー」 マドの町の用心棒としてテッド・ブロイラーと戦うも敗北し、主人公を庇って死亡する。 この折にマドの町で用心棒達の墓が打ち立てられている。 ゲーム中幾つかの施設では彼女の生い立ちを匂わせる演出がある。 ・ガルシア マリア同様用心棒として雇われたハンター。通称「暴走バギーのガルシア」 酷薄で凶暴な性格だが、いきなりマリアに殴り飛ばされる。 テッド様に敵わず丸焦げにされる。なお、彼のみ墓が無いが…? ・フェイ 同じく用心棒として雇われたソルジャー。通称「隼のフェイ」 マリアとは旧知でその気もあったらしく、見事な[[死亡フラグ]]をおっ立てて黒焦げになった。 「他人の為に戦って死ぬのは馬鹿らしい」が口癖だったらしいが、皮肉な最期になっている。 仲間となるソルジャーの実兄。 ・アパッチ 同じく用心棒でソルジャー。通称「鉄の男」だがもちろん黒焦げ。 主人公にハンターを志すよう勧める。空気。 こだわりを持って生きていることがよくわかる人。 ・ナイル マドの町に住む修理屋の爺さん。主人公にとっては命の恩人とも言える。 また、危険を顧みずガルシアのバギーの修理に奔走していた。 前作のとうちゃんポジション。 ・イリット ナイルの孫娘。主人公に惚れており、弟カルによって結婚に至ることも。 前作のねえちゃんポジション。 ・マリリン 踊り子。金の掛かる女。実はとある秘密が…。 ・ビイハブ ネメシス号の船長。賞金首Uシャークに妻子を殺された過去があり、復讐に身を焦がしている。 Uシャーク打倒の取引として主人公一向とともに戦い、船を譲る。 犬嫌いなのでポチと入れ替えで強制加入になるが、&font(#ff0000){ポチより超強い}。 本作のテーマである「復讐劇」を体現したキャラ。 元ネタは小説「白鯨」のエイハブ船長。 ・ドクターミンチ シリーズ恒例変態ドクター。相変わらずお世話になる。 ・バトー博士 戦車設計を得意とする科学者。&bold(){やたら馴れ馴れしい上に&font(#ff0000){超絶的に口が悪い}}。ゴキブリー!! 戦車開発が終わったら用済みなのだが、彼の助手ロボット「サーズデイ」にこのことを見透かされた台詞を言われる。 ・ゼン とある施設で会話が出来る、泉に宿った思念体。 特に意味のあるイベントではないが印象深い。名前は「禅問答」からか。 ・エバ・グレイ 老婆を装っているが、デビルアイランドから逃げ出してきた博士。 生体改造だけでなく機械工学にも強い。 ・ピチピチブラザーズ 二人組の賞金首。自分達の賞金が安すぎることに憤慨している。実際、額に見合わないほど強い。 グラップラーに取り入ったりしようともしているが、この世紀末的な情勢なのに酒場の裏手でスリをはたらいた程度なのに派手な悪事を行ったつもりでいる時点でお察し。 ・&bold(){[[ドラム缶>ドラム缶(メタルマックスシリーズ)]]} &font(#ff0000){&bold(){ドっ、ドっ、ドラムかん‥‥‥。おっ、おっ、おす、おす‥‥。}} ●&big(){&bold(){バイアス・グラップラー}} バイアス・シティを本拠とした武装組織。 グラップラー四天王を頂点とした集団であり、人狩りを行っている。なお、四天王は全員賞金首。 この組織の前身は「大破壊」以前に存在した複合企業体「ブラド・コングロマリット」の私設部隊。 ・&big(){&bold(){[[テッドブロイラー>テッドブロイラー(メタルマックス2)]]}} グラップラー四天王のトップ。因縁の宿敵。そして&font(#ff0000){&bold(){みんなのトラウマ}}。 遺伝子の欠片まで灰にされたはんたは数知れず。 ・&big(){&bold(){[[スカンクス>スカンクス(メタルマックス2)]]}} 猿。一番最初に闘う四天王で避けては通れない相手。 ・&big(){&bold(){[[ブルフロッグ>ブルフロッグ(メタルマックス2)]]}} カエルとも犬とも取れる外見。空気。 ・&big(){&bold(){[[カリョストロ>カリョストロ(メタルマックス2)]]}} ナルシスト。派手だが空気。デビルアイランドから脱走したグレイ博士を探している。 [[カリオストロ>ルパン三世 カリオストロの城]]ではない。 以下ネタバレ。 ・&big(){&font(#800080){&bold(){バイアス・ブラド}}} 本作のラスボス。ブラド・コングロマリットの創始者。 元々は優れた科学者であり実業家・政治家としての側面もあった。 病で自身の死期を悟った後は、「&bold(){死}」から逃れるための研究に没頭し、生体コンピューターに自身の人格を移植する。 バイアス・グラップラーを利用して人狩りを行っているのは、&bold(){実験体を集め究極の生物}を作り上げる為。 &font(#ff0000){「&bold(){死}」を病的なまでに恐れており、それ故に本作での惨劇を引き起こしている。} MM3の設定から、前作のラスボスであり「[[大破壊]]」の元凶「&font(#0000ff){ノア}」の開発にも関わっている。 テッド様があまりに強すぎるせいでかなり&bold(){空気}。というかもはや流れ作業。 あれ、よく似た立場のラスボスが居るゲームが[[あった>ブレスオブファイアⅡ 使命の子]]ような…。 実はとある施設で、「人間」の彼と思われる亡霊が登場する。 「生体コンピューター」と同一の存在かは不明で、作中でも一切言及されていない。 ●余談 ・舞台設定 本作の舞台設定は諏訪地方がモデルになっており、実際にスタッフは製作時に諏訪地方の取材を行っている。(タイシャー=諏訪大社、マップ中央に位置する巨大な湖=諏訪湖) この為舞台は諏訪地方と推測されているが、一応製作側は否定している。 ・時系列 1及びRの数年前とされている。これはRにおいて「&bold(){Dr.ミンチが本作の後、[[スナザメ>スナザメ(メタルマックス)]]を蘇生させてマドの町から叩き出された}」為。 MM2Rでは転送装置の事故で[[ドラムカン]]が登場するイベントがあるが、ゲスト出演の為時系列が同じかは不明。 #Center(){&big(){&font(#ff0000){&bold(){ウルフは高い追記力と修正性を誇っています!wiki篭りの皆様、暴動の追筆に、反体制派の修正に是非、どうぞ!}}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - メカニックのビジュアルは「イカす!」と思うが、やりすぎたのか以降のシリーズにも似た風貌のキャラは登場しない… -- 名無しさん (2013-11-10 05:44:28) - ある敵を倒したときの町民のセリフに「アンタは強い!強い奴は正しい!どうしてアンタを信用しなかったんだろう?」というのが有るんだが「力が全て」の世界観なんだなぁ。ハードすぎるわ。 -- 名無しさん (2013-11-10 09:48:59) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/09/20(火) 16:10:46 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #Center(){&big(){&font(#ff0000){&bold(){ふしゅるるる‥‥邪魔する奴は殺す!&br()このテッドブロイラー様が丸焼きにしてくれるわ!がががーっ!}}}} &big(){&font(#ff0000){&bold(){METAL MAX2}}}とは、1993年に[[データイースト>データイースト株式会社]]から発売された[[スーパーファミコン]]用ロールプレイングゲームであり、[[METAL MAX]]の続編である。 開発は前作同様クレアテック。 現在ではVCでも配信されている。 前作では退廃的な世界観で強く生きる人々を描いてたのとは逆に、 バイアス・グラップラーに怯える人々、そして大切な人を奪われた&bold(){主人公の復讐劇}という、シリーズ中でも最も悲壮感のあるシナリオ展開となっている。 でもデコのRPGなので&bold(){やっぱり変人・変態率高し}。 システム面に特に手が入っているのは戦車カスタムで、1作目ではシャシーの砲門・守備力とエンジンのみの改造だったが、 本作から武装の細かい部分に至るまで改造可能となった。 メタルサーガシリーズを含む以後の作品においても本作の改造システムがベースとなっている。 また、戦闘アニメーションのメッセージも細かく設定でき、場合によっては&bold(){砲弾が一斉に飛び交う}物凄いカオスな画面になる。 1(R)・[[3>メタルマックス3]]に比べると自由度では劣るが、ストーリー性や完成度の高さからかシリーズ中、最も知名度の高い作品でもある。   2011年末、DSにてファンが長らく待ち望んでいた&bold(){初の}リメイク作「[[METAL MAX2 ReLOADED]]」がついに発売された。 …え?&bold(){GBA版?} &bold(){&font(#ff0000){こんなもんは無かった!!&br()そうだろ!!な!?}} ●登場戦車 相変わらず軽量シャシー有利である。特に本作だと顕著。 特にゲパルト・マンムート・エレファントの3両(特にマンムート・エレファントの2両)は2Rまで冬の時代を過ごすことになる。 ・No1 &big(){&bold(){バギー}} OPで破壊されたガルシアのバギーを修復したクルマ。デフォルト名も「ガルシア号」のまま。 軽量かつ防御力もそこそこで終盤まで最前線で活躍できる。 最重量砲・[[サウルス砲>ぐんかんサウルス(メタルマックス2)]]をまともに運用できる数少ないシャシー。 前作のワイルドバギーとは別物。 ・No2 &big(){&bold(){装甲車}} 埋蔵戦車で比較的序盤に手に入るのだが、場所は説明書での名前「&font(#994c00){スナマミレン}」以外ノーヒント。 &bold(){そこいら中砂塗れの世界で解るわけねーだろ!} これを上手く探し当てるには、戦車ナンバーから推察して捜索地域をある程度絞る必要がある。 性能的には序盤~中盤の繋ぎ用。軽めで使い勝手も悪くなく、終盤でも運用可能。 ・No3 &big(){&font(#ff0000){&bold(){野バス}}} &font(#ff0000){野生化した無人バスをバス停で捕まえて自前のクルマにしたもの。} こう書くと首を傾げる設定だが&bold(){本当にそうなので仕方ない}。 バスながら中々軽量で使い易い。終盤まで十分実用に耐えられる。 シュールな設定と個性的過ぎる見た目から本作の象徴的クルマ。同時に「ネタ車両=強力」のはしりになった。 本作のクルマの中でもかなり人気が高い。 ・No4 &big(){&bold(){[[ウルフ>レッドウルフ(メタルマックス)]]}} ブラドコングロマリット製戦車。伝統の「&font(#ff0000){赤いクルマ}」なのだがRウルフとは無関係で、デザインもオリジナル。 前作のRウルフを意識してか、重戦車ながらバランスの良い性能で活躍が見込める。 説明書での名称も「&font(#ff0000){ウルフがたみ}」となっている。 ただし登場時期が早すぎて序盤は荷物。 重戦車の中では、これを追い抜くポテンシャルを持つのは裏技を解禁した場合のアビシニアンぐらいしかない。 ・No5 &big(){&bold(){ゲパルト}} とある場所で御神体として祭られてるクルマ。もちろん元ネタはゲパルト自走対空砲。 戦車改造で大砲穴を増設すると&bold(){とんでもない所に砲が付く}。 その上性能がイマイチで入手する頃にはウルフも一線級の為、泣けるクルマ。全ゲパルトファンも泣いた。 即車庫行きシャシーその1。 性能的には裏技なしのアビシニアンに近いため十分強い。見劣りすると感じたならこれはウルフが強過ぎると考えていい。 ・No6 &big(){&bold(){マンムート}} デザイン元は重駆逐戦車フェルディナント。 洞窟内に放置されてるお陰でナマリ茸がいっぱい付いてる。 その上性能バランスも悪く、即車庫行きシャシーその2。 ・No7 &big(){&bold(){エレファント}} 最早何のために存在してるのか解らない最重量戦車。 デザインはオリジナル。(名称はマンムートの元ネタ・フェルディナントの改修前から) 入手時期が&font(#ff0000){テッド様撃破後}の上に重過ぎる、どうしろと。即車庫行きシャシーその3。 ・No8 &big(){&bold(){バトー戦車}} バトー博士に開発してもらう戦車。作るのに手間が掛かるがソレに見合った性能を誇る。 アビシニアン・ストラティバリ・ティーガー・レオパルドから選べる。 元ネタは順番に[[AMX-13軽戦車>AMX-13(戦車)]]・シュトルムティーガー・オリジナルデザイン・レオパルド2。 潰して再設計することも可能。 アビシニアンは裏技を使うと卑怯臭い性能になる。裏技なしならゲパルトより少し強い程度。 守備力重視だと実利ならストラティバリだが、ウルフはそれさえ追い抜いているのだから恐ろしい。   ●パーティメンバー ・&big(){&font(#994c00){&bold(){ハンター}}} 主人公。年齢15歳。はんた。 両親を10歳の頃にグラップラーに殺害されており、その後マリアに拾われる。 だが、マドの町での攻防戦の末にマリアまでをも殺害され、バイアス・グラップラーへの復讐を誓う。 &bold(){そして即ミンチ送りになるのはお約束。} 前作同様戦車戦能力は最高だが、白兵戦能力はボチボチ。行動速度の速さを活かそう。 ・&big(){&font(#808080){&bold(){メカニック}}} エルニニョのレンタルタンク屋の息子。年齢18歳。 グラップラーへ強い反抗心を抱いており、戦車を滅茶苦茶に破壊したことから投獄されている。 イラストでの見た目はヤンキーで、ドット絵だとモヒカンにしか見えない。 相変わらず戦闘面ではパッとしない。成長すると大破修理ができるのは本作から。 ・&big(){&font(#ff0000){&bold(){ソルジャー}}} 後述のフェイの妹。年齢はメカニックと同等か少し上。 テッド様に殺された兄の復讐の為、グラップラーに立ち向かう。 前作のソルジャーよりも命知らず。&font(#ff0000){というかメンバー正式加入まで2回も死ぬ}。 そもそもの出会いからして&font(#ff0000){&bold(){上から死体で落ちてくる}}。 白兵戦での能力はすこぶる高いが、やはり戦車戦能力が低い。 ・&big(){&font(#ff7800){&bold(){ポチ}}} 生体改造を施されたバイオニック犬。モデルは前作の固定敵バイオニック・ポチ。 AI行動・戦車に乗れないという性質が相まってボス戦で真っ先に死ぬ。アイテムでドーピングしないと厳しい。 逆に過剰なまでのドーピングを施すと一気に最高戦力に踊り出る…という両極端なキャラ。 &font(#ff0000){ドSなはんたには死体のまま引きずり回されることもある。} ●その他の人物 ・&big(){&bold(){マリア}} 主人公の育ての親。通称「不死身の女ソルジャー」 マドの町の用心棒としてテッド・ブロイラーと戦うも敗北し、主人公を庇って死亡する。 この折にマドの町で用心棒達の墓が打ち立てられている。 ゲーム中幾つかの施設では彼女の生い立ちを匂わせる演出がある。 ・ガルシア マリア同様用心棒として雇われたハンター。通称「暴走バギーのガルシア」 酷薄で凶暴な性格だが、いきなりマリアに殴り飛ばされる。 テッド様に敵わず丸焦げにされる。なお、彼のみ墓が無いが…? 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