ミオスタチン関連筋肉肥大

「ミオスタチン関連筋肉肥大」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ミオスタチン関連筋肉肥大 - (2018/04/14 (土) 02:12:29) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2014/08/08 (土) 21:33:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ミオスタチン関連筋肉肥大とは、筋肉が発達を続ける特異体質である。} 【ミオスタチンとは?】 ミオスタチンとは、動物の体内で生成されるタンパク質の一種。 このミオスタチンは、筋肉の成長を抑制する働きを持っており、これによって筋肉は成長の速度を適度に保っている。 &color(purple){(高負荷のウエイトトレーニングを行うと生成量が少なくなり、それが筋肥大の一因と言われている)} このミオスタチンによる筋肉の成長の抑制が、極端に機能しない体質を、ミオスタチン関連筋肉肥大(またはミオスタチン欠乏症)と呼ぶ。 現在、全世界で100人ほどが確認されている。 【ミオスタチン関連筋肉肥大のタイプ】 ミオスタチン関連筋肉肥大には2つのタイプが存在する。 タイプ1:&color(Blue){筋細胞がミオスタチンを受容しない。} 体内で生成されたミオスタチンを、筋細胞が受け付けないタイプ。 この場合、筋肉量は常人の1.5倍に達するとされる。 タイプ2:&color(red){ミオスタチンの生成が極端に少ない。} ミオスタチン遺伝子の変異により、ミオスタチンの生成量が少なくなるタイプ。 この場合、筋肉量は常人の2倍にまで達するとされる。 【問題点】 異常な筋肉量を賦与するミオスタチン関連筋肉肥大だが、同時に問題点も存在する。 筋肉が猛スピードで成長する為、摂取したカロリーの殆どが筋肉に費やされるのだ。 幼児期の人間は、脳の発達の為に体脂肪が必要なのだが、ミオスタチン関連筋肉肥大と診断された幼児は、&color(red){生後5か月ほどで十字懸垂の姿勢を取れる}ほどの筋力を得たものの、割れた腹筋が浮き出るほどに体脂肪が少なかった為、1日に何食も大量の食事を取る必要があった。 【その他】 現在では、筋ジストロフィーや骨粗鬆症の治療に利用できるのではないかと期待されており、今後の研究が注目されている また、人間以外の哺乳動物でも同じ症状が時折見られ、ベルギアン・ブルー(Belgian Blue)と言う品種の牛は、 品種改良によってミオスタチン関連筋肉肥大を固定化された非常に赤身の多い牛だが、母体の筋肉量の多さから自然分娩が不可能で帝王出産が必須となっている。 追記・修正お願いします ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) さて、現実世界でも注目されているミオスタチン関連筋肉肥大だが、こんなおいしい特性をバトルマンガ界が放っておくはずがない。 数こそあまり多くないものの、この特異体質を持ったキャラクターが数名生まれている。 ここでは、その中でも有名なキャラを一部紹介していこう。 #center(){&font(#0000ff){以下、各作品のネタバレを含みます。}} #center(){&font(#ff0000){いわば その巨躯によって滅びた太古の生物より進化した・・・まさしく超人}} #center(){&font(#ff0000){昔話で語り継がれた 人並外れた力を持つ超人伝説の正体はこれなのかも と笑っていました}} #center(){&font(#ff0000){男の名は・・・警視庁密葬課 箕輪勢一}} 箕輪勢一(嘘喰い) [[嘘喰い]]に登場するキャラクター。警視庁の密葬課という架空の課に所属している。 警視庁の地下迷宮を用いた賭郎勝負に参加し、主人公・斑目獏側の戦闘員マルコや、賭郎立会人の一人・門倉と戦う。 一度はマルコを出し抜き一方的に暴行するも、直後の再戦でマルコが&color(yellowgreen){極上の戦士}として&color(White){謎の}覚醒。大ダメージを受け敗戦する。 死こそ免れたものの瀕死の重傷を負い、膨大なカロリー消費を補う為のチョコバーを食いつくし飢餓に陥った為、錯乱状態となる。 その後、仲間の天真征一を&color(red){捕食。} 更にルールを無視して獏を襲おうとした為、相打ちに近い形で門倉に粛清された。 ミオスタチン関連筋肉肥大ながら、見た目は痩せ型。 その理由は、筋肉、骨、腱が高密度に圧縮された&color(red){天与の筋骨}を持っているからであり、体重は見た目からでは想像出来ないほどに重い。 戦績こそ奮わないが、単純なパワーだけならば嘘喰いキャラの中でも上位に入るレベルと思われる。 #center(){&font(#ff0000){あのお方は 暗黒街に君臨し 多くの弟子を持ち}} #center(){&font(#ff0000){世の政(まつりごと)を掌握しておられる・・・・}} #center(){&font(#ff0000){あたしらは 彼師(かのし)に敬意を込めて━━━こう呼ぶのです}} #center(){&font(#ff0000){偉大な指導者(グランドマスター)・・・・と}} G.M(バキ外伝 疵面) [[バキシリーズ]]の外伝に位置する作品・バキ外伝 疵面(スカーフェイス)に登場するキャラクター。 暴力組織「源王会」の八代目会長にして、暗黒街に君臨する闇の帝王。 あの[[柳龍光(バキ)]]の師・マスター国松に多くの殺法術を授けた、通称&color(red){偉大な指導者(グランドマスター)。} 先天性の過度な筋肉の発達(恐らくミオスタチン関連筋肉肥大と思われる)により骨格の成長が阻まれ、身長は1mにも満たない。 また、男性ホルモンの分泌が強すぎる為、髪が生えておらず、いつもカツラを被っている。 そのハンプティ・ダンプティのような見た目とは裏腹に戦闘力は高く、成人男性の足を片手で掴んで振り回したり、人の頭を簡単に握りつぶせるパワーを持つ。 また、周囲の者に幻覚を見せ、精神的にも視覚的にも相手を翻弄しながら戦う事が可能。 疵面の主人公・[[花山薫]]と戦い、幻影や人質を使って花山を翻弄。最後は複数名の部下に花山を狙撃させ、瀕死に追いやった。 その後、花山の敵討ちを誓った登倉(レックス)と戦い、思わぬ苦戦を強いられたところで・・・&color(Blue){連載が止まってしまった。} なお、秘密裏に[[神>範馬勇次郎]]のクローンを作ろうとしていた為、連載がどんな展開になろうが最終的に粛清されていた可能性が高い。 #center(){&font(#ff0000){横綱は神の依り代と言われている}} #center(){&font(#ff0000){誰もそんな事信じていないし 俺だって信じていない}} #center(){&font(#ff0000){だがもし本当に神というものがいて 依り代を必要としているのなら}} #center(){&font(#ff0000){全人類の中から━━ いや・・・地球上のすべての生き物の中から}} #center(){&font(#ff0000){神は金隆山を選ぶだろう}} 金隆山 康隆(喧嘩商売) [[喧嘩商売(漫画)]]に登場するキャラクター。史上最強の力士と呼ばれる大横綱。 2mはあろうかという身長と、200kg近い体重を持つ巨漢力士。 しかしその体は全身が膨大な筋肉で覆われており、力士というよりは巨大なボディビルダーのような体型をしている。 入門以来、「突っ張り」「張り手」「閂(かんぬき)」「鯖折り」を自ら禁じ手としており、常に余力を残しながら戦う。 それでも未だに負けを知らず、&color(red){843勝0敗0休}という圧倒的な成績を残しており、誰もが認める史上最強の力士として君臨し続けている。 作中では対人の戦闘こそ行っていないが、「遊び(本人談)」として、体重1tの闘牛横綱・黒王號と立ち会い、これの突進を受け止め、合掌捻りで投げ飛ばしている。 喧嘩商売では、ネット上のブログを参考にミオスタチン関連筋肉肥大の説明が詳しく行われている。 その中の説明で「金隆山の体内では、ミオスタチン遺伝子の変異と、筋細胞のミオスタチン非受容が重なって起きている」とされ、その筋肉量は常人の2倍を大きく上回るとされている。 四つの禁じ手と、圧倒的な戦績から、モデルは江戸時代に存在した力士の雷電 爲右エ門と思われる。 追記・修正は十字懸垂の姿勢でお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - こんなチートじみた設定がリアルにあるんだから現実ってのは… 流石に漫画の連中みたいなバケモノじみた能力にはならないんだろうけど -- 名無しさん (2014-08-08 22:39:40) - 喧嘩商売で初めて知ったな。気づいてもらえないと普通に栄養失調で幼くして死んでしまうってリスクも描いてるあたりが面白かった。 -- 名無しさん (2014-08-08 22:43:04) - 剛力番長ちゃんも番外で乗っけたげてください!(元ネタっぽいので) -- 名無しさん (2014-08-08 22:53:28) - 魔術士オーフェンにもこれが元ネタっぽいキャラがいる。 -- 名無しさん (2014-08-08 23:07:35) - 確かエアギアにも居たな。 -- 名無しさん (2014-08-08 23:19:53) - ちなみに上にも書いてあるけど脂肪が貯えられないために飢餓に極端に弱いし、幼児期の筋肉以外の発達も阻害されやすい。飽食の現代だからこそ長所にもなり得る -- 名無しさん (2014-08-09 15:27:10) - 全く鍛錬せずにムキムキな花山薫もコレなのかな?作中じゃ何にも言われて無いけど -- 名無しさん (2014-08-09 15:49:22) - 漫画じゃチートじみた体質として描かれてるけど現実じゃ短命なんだろうな…巨人症もそうだが。 -- 名無しさん (2014-08-09 16:24:42) - 実在のスポーツ選手でこの症状の人っているのかな?いたらかなり有利そうだけど -- 名無しさん (2014-08-09 16:34:31) - もし成人になってボディビルダーになったらビスケット・オリバみたいになるんだろうなあ… -- 名無しさん (2014-08-09 16:36:57) - 気づいてないだけで実はこの体質だったアスリートが今まで一人ぐらいはいたかも知れないな -- 名無しさん (2014-08-09 16:55:26) - ↑5 花山さんに限ってはそういう理屈は野暮。 -- 名無しさん (2014-08-09 18:27:39) - 前にムキムキ犬とかいたな -- 名無しさん (2014-08-09 18:36:12) - エア・ギアにも同じ体質がキャラがいたな、名前は忘れたけど -- 名無しさん (2014-08-09 20:12:49) - まぁ花山がミオスタチン関連筋肉肥大だったら柴千春涙目ってレベルじゃないしなw -- 名無しさん (2014-08-09 22:53:58) - イビルジョーを思い出しちまった、筋肉が異常発達しててすぐに空腹になるとか。もしやミオスタチンを分泌しにくい種族なのか -- 名無しさん (2014-08-12 16:38:28) - 個人的に工藤優作(脳内麻薬で痛みを感じず、常に火事場のバカ力状態)vs金隆山が喧嘩商売で一番見てみたいカード -- 名無しさん (2014-08-29 10:24:38) - G.Mのやつ花山と戦う前に負けよった -- 名無しさん (2015-08-30 14:41:52) - ケンガンアシュラの若槻もそうっぽいな -- 名無しさん (2016-04-09 21:44:40) - 若槻は確か筋繊維の量だか密度だかが先天的に高いって話だった筈。それらは遺伝子依存だから呉の連中が自分等(長期に渡る遺伝子の厳選)の引き合いに出して語ってる。 -- 名無しさん (2016-07-03 11:54:53) - 4↑ 工藤よりも工藤の上位互換な石橋の方が見てえわ -- 名無しさん (2018-04-14 02:12:29) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2014/08/08 (土) 21:33:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ミオスタチン関連筋肉肥大とは、筋肉が発達を続ける特異体質である。} 【ミオスタチンとは?】 ミオスタチンとは、動物の体内で生成されるタンパク質の一種。 このミオスタチンは、筋肉の成長を抑制する働きを持っており、これによって筋肉は成長の速度を適度に保っている。 &color(purple){(高負荷のウエイトトレーニングを行うと生成量が少なくなり、それが筋肥大の一因と言われている)} このミオスタチンによる筋肉の成長の抑制が、極端に機能しない体質を、ミオスタチン関連筋肉肥大(またはミオスタチン欠乏症)と呼ぶ。 現在、全世界で100人ほどが確認されている。 【ミオスタチン関連筋肉肥大のタイプ】 ミオスタチン関連筋肉肥大には2つのタイプが存在する。 タイプ1:&color(Blue){筋細胞がミオスタチンを受容しない。} 体内で生成されたミオスタチンを、筋細胞が受け付けないタイプ。 この場合、筋肉量は常人の1.5倍に達するとされる。 タイプ2:&color(red){ミオスタチンの生成が極端に少ない。} ミオスタチン遺伝子の変異により、ミオスタチンの生成量が少なくなるタイプ。 この場合、筋肉量は常人の2倍にまで達するとされる。 【問題点】 異常な筋肉量を賦与するミオスタチン関連筋肉肥大だが、同時に問題点も存在する。 筋肉が猛スピードで成長する為、摂取したカロリーの殆どが筋肉に費やされるのだ。 幼児期の人間は、脳の発達の為に体脂肪が必要なのだが、ミオスタチン関連筋肉肥大と診断された幼児は、&color(red){生後5か月ほどで十字懸垂の姿勢を取れる}ほどの筋力を得たものの、割れた腹筋が浮き出るほどに体脂肪が少なかった為、1日に何食も大量の食事を取る必要があった。 【人間&bold(){以外}のミオスタチン関連筋肉肥大】 人間以外の哺乳動物でも同じ症状が時折見られる。 例えば、ベルギアン・ブルー(Belgian Blue)と言う品種の牛が有名。 こいつは品種改良によってミオスタチン関連筋肉肥大を固定化された非常に赤身の多い牛だが、母体の筋肉量の多さから自然分娩が不可能で帝王出産が必須となっている。 また、[[馬]]の品種である[[サラブレッド]]でも、ミオスタチン遺伝子が重要な対立形質として理解されている。 ミオスタチン遺伝子の一箇所の塩基配列がC(シトシン)になっているかT(チミン)になっているかで筋肉量に差が生まれる。 C型のミオスタチン遺伝子が多いほど筋肉量が多く短距離のレースに向き、T型のミオスタチン遺伝子が多いほど長距離のレースに向くことが知られている。 【その他】 現在では、筋ジストロフィーや骨粗鬆症の治療に利用できるのではないかと期待されており、今後の研究が注目されている。 追記・修正お願いします ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) さて、現実世界でも注目されているミオスタチン関連筋肉肥大だが、こんなおいしい特性をバトルマンガ界が放っておくはずがない。 数こそあまり多くないものの、この特異体質を持ったキャラクターが数名生まれている。 ここでは、その中でも有名なキャラを一部紹介していこう。 #center(){&font(#0000ff){以下、各作品のネタバレを含みます。}} #center(){&font(#ff0000){いわば その巨躯によって滅びた太古の生物より進化した・・・まさしく超人}} #center(){&font(#ff0000){昔話で語り継がれた 人並外れた力を持つ超人伝説の正体はこれなのかも と笑っていました}} #center(){&font(#ff0000){男の名は・・・警視庁密葬課 箕輪勢一}} 箕輪勢一(嘘喰い) [[嘘喰い]]に登場するキャラクター。警視庁の密葬課という架空の課に所属している。 警視庁の地下迷宮を用いた賭郎勝負に参加し、主人公・斑目獏側の戦闘員マルコや、賭郎立会人の一人・門倉と戦う。 一度はマルコを出し抜き一方的に暴行するも、直後の再戦でマルコが&color(yellowgreen){極上の戦士}として&color(White){謎の}覚醒。大ダメージを受け敗戦する。 死こそ免れたものの瀕死の重傷を負い、膨大なカロリー消費を補う為のチョコバーを食いつくし飢餓に陥った為、錯乱状態となる。 その後、仲間の天真征一を&color(red){捕食。} 更にルールを無視して獏を襲おうとした為、相打ちに近い形で門倉に粛清された。 ミオスタチン関連筋肉肥大ながら、見た目は痩せ型。 その理由は、筋肉、骨、腱が高密度に圧縮された&color(red){天与の筋骨}を持っているからであり、体重は見た目からでは想像出来ないほどに重い。 戦績こそ奮わないが、単純なパワーだけならば嘘喰いキャラの中でも上位に入るレベルと思われる。 #center(){&font(#ff0000){あのお方は 暗黒街に君臨し 多くの弟子を持ち}} #center(){&font(#ff0000){世の&ruby(まつりごと){政}を掌握しておられる・・・・}} #center(){&font(#ff0000){あたしらは &ruby(かのし){彼師}に敬意を込めて━━━こう呼ぶのです}} #center(){&font(#ff0000){&ruby(グランドマスター){偉大な指導者}・・・・と}} G.M(バキ外伝 疵面) [[バキシリーズ]]の外伝に位置する作品・バキ外伝 疵面(スカーフェイス)に登場するキャラクター。 暴力組織「源王会」の八代目会長にして、暗黒街に君臨する闇の帝王。本名ナットー・L・ネルーニョ。 あの[[柳龍光>柳龍光(バキ)]]の師・マスター国松に多くの殺法術を授けた、通称&color(red){&ruby(グランドマスター){偉大な指導者}。} 先天性の過度な筋肉の発達(恐らくミオスタチン関連筋肉肥大と思われる)により骨格の成長が阻まれ、身長は1mにも満たない。 また、男性ホルモンの分泌が強すぎる為((そのため毎日女性ホルモンなどを大量に摂取しなければ命の危険がある))、髪が生えておらず、いつもカツラを被っている。また歯も生えていない。 そのハンプティ・ダンプティのような見た目とは裏腹に戦闘力は高く、成人男性の足を片手で掴んで振り回したり、[[人の頭を簡単に握りつぶせる>握る(技)]]パワーを持つ。 また、周囲の者に幻覚を見せ、精神的にも視覚的にも相手を翻弄しながら戦う事が可能。 疵面の主人公・[[花山薫]]と戦い、幻影や人質を使って花山を翻弄。最後はマスタージハド指揮する複数名の部下に花山を狙撃させ、瀕死に追いやった。 その後、花山の敵討ちを誓った&ruby(レックス){登倉}と戦い、戦闘技術を駆使して優勢に勝負を運ぶものの登倉の体力を削りきるには及ばず、偶発に近い反撃から畳み込まれるようにダメージを受け、登倉の次は花山を倒さなければならない状況に心が折れギブアップ宣言による敗北を喫する。 #center(){&font(#ff0000){横綱は神の依り代と言われている}} #center(){&font(#ff0000){誰もそんな事信じていないし 俺だって信じていない}} #center(){&font(#ff0000){だがもし本当に神というものがいて 依り代を必要としているのなら}} #center(){&font(#ff0000){全人類の中から━━ いや・・・地球上のすべての生き物の中から}} #center(){&font(#ff0000){神は金隆山を選ぶだろう}} 金隆山 康隆(喧嘩商売) [[喧嘩商売(漫画)]]に登場するキャラクター。史上最強の力士と呼ばれる大横綱。 2mはあろうかという身長と、200kg近い体重を持つ巨漢力士。 しかしその体は全身が膨大な筋肉で覆われており、力士というよりは巨大なボディビルダーのような体型をしている。 入門以来、「突っ張り」「張り手」「閂(かんぬき)」「鯖折り」を自ら禁じ手としており、常に余力を残しながら戦う。 それでも未だに負けを知らず、&color(red){843勝0敗0休}という圧倒的な成績を残しており、誰もが認める史上最強の力士として君臨し続けている。 作中では対人の戦闘こそ行っていないが、「遊び(本人談)」として、体重1tの闘牛横綱・黒王號と立ち会い、これの突進を受け止め、合掌捻りで投げ飛ばしている。 喧嘩商売では、ネット上のブログを参考にミオスタチン関連筋肉肥大の説明が詳しく行われている。 その中の説明で「金隆山の体内では、ミオスタチン遺伝子の変異と、筋細胞のミオスタチン非受容が重なって起きている」とされ、その筋肉量は常人の2倍を大きく上回るとされている。 四つの禁じ手と、圧倒的な戦績から、モデルは江戸時代に存在した大関の雷電 爲右エ門と思われる。 #center(){&font(#ff0000){……負担は軽くない。 だからなんだ?}} #center(){&font(#ff0000){無傷のまま加納までたどり着く?}} #center(){&font(#ff0000){そんなムシのいいこと、端から考えちゃいないさ。}} #center(){&font(#ff0000){"滅堂の牙"加納アギトと戦うためなら、}} #center(){&font(#ff0000){どんな代償だって払ってやるッッッ!!!}} [[若槻武士(ケンガンアシュラ)]] [[ケンガンアシュラ]]に登場する闘技者の1人で生まれながらに常人の52倍の筋繊維密度を持つ「超人体質」の持ち主。 出生時の時点で体重が12150グラムと、新生児平均体重(約3000グラム)の&bold(){4倍強。} さらに幼少期には&bold(){チタン製の特注ゲームコントローラーを握りつぶせる}ほどの筋力を身につけていた。 幼少期はその筋力をうまくコントロールできないことに悩んでいたが、後の雇用主となる古海平八が体を張ってくれたことでほどなくコントロールできるようになった。 古海製薬所属の闘技者で「歴代最多勝利数闘技者」の肩書を持つベテラン闘技者。自身の筋力を最大限に生かしたフルコンタクト空手によるシンプルな戦法を用いて戦う。 作中ではかつて敗北を喫した[[加納アギト]]のリベンジに燃え、負傷しながらも絶命トーナメントを順調に勝ち進んでいくが、準決勝で[[十鬼蛇王馬>十鬼蛇王馬(ケンガンアシュラ)]]に僅差で敗れ、リベンジの機会を失った。 坂東ミツル(エア・ギア) 通称「サイクロプス・ハンマー」。戦レベルは78。技影はサイクロプス。 最強のDクラスにして日本最大のA.Tチーム、ベヒーモスの幹部。 暴風族NO.1の呼び声も高い「豪腕ストライカー」 1tを超えるパンチ力を持つが、A.Tで「飛ぶ」ことは全く出来ない。 おとなしそうな表情をしているが、すぐに感情的になり、好戦的な面が顔を出す。酒癖が悪い。 デコチャリ愛好者。「マンモス號」「マンモス2號」。ベヒーモス崩壊後は宇童の意思を継いで自分のチームを構成する。 宇童アキラ(エア・ギア) 日本一の巨大チーム「ベヒーモス」のリーダーで、「牙の王」。自らも「超獣」の異名を持つ。 ミツルの全力のパンチを片手で受け止め、イッキを片手で持ち上げる怪力を持つ。 坂東ミツルと違い、特異体質に起因する描写は少ない。 [[甘露寺蜜璃]] ([[鬼滅の刃]]) 公式での呼称は「捌倍娘」。 一例として彼女が1歳2ヵ月――常人であればよちよち歩きを始める頃――に弟を身籠っていた母を気遣い、四貫(現在の15kg)もの漬物石を持ち上げた逸話を持つ。女性らしい体型に反して男性にも負けない膂力を持つ。 異常な筋肉量のせいで通常の生命活動を行うだけで莫大なエネルギーが必要となり、相撲取り三人よりも食が太い。 特に劇中の大正日本では、高タンパク・高カロリー食品が一般的ではない為に、拠点あるいは人里を遠く離れての任務は、かなりの制限を受けると推察される。 その為か、最近は西洋から伝来したハイカラな洋食がお気に入りで、それもあって食費がとんでもない事になっているらしい。柱になって屋敷と高給を得てからなのか、嗜むお菓子として洋菓子や紅茶も気に入った様子。 追記・修正は十字懸垂の姿勢でお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - こんなチートじみた設定がリアルにあるんだから現実ってのは… 流石に漫画の連中みたいなバケモノじみた能力にはならないんだろうけど -- 名無しさん (2014-08-08 22:39:40) - 喧嘩商売で初めて知ったな。気づいてもらえないと普通に栄養失調で幼くして死んでしまうってリスクも描いてるあたりが面白かった。 -- 名無しさん (2014-08-08 22:43:04) - 剛力番長ちゃんも番外で乗っけたげてください!(元ネタっぽいので) -- 名無しさん (2014-08-08 22:53:28) - 魔術士オーフェンにもこれが元ネタっぽいキャラがいる。 -- 名無しさん (2014-08-08 23:07:35) - 確かエアギアにも居たな。 -- 名無しさん (2014-08-08 23:19:53) - ちなみに上にも書いてあるけど脂肪が貯えられないために飢餓に極端に弱いし、幼児期の筋肉以外の発達も阻害されやすい。飽食の現代だからこそ長所にもなり得る -- 名無しさん (2014-08-09 15:27:10) - 全く鍛錬せずにムキムキな花山薫もコレなのかな?作中じゃ何にも言われて無いけど -- 名無しさん (2014-08-09 15:49:22) - 漫画じゃチートじみた体質として描かれてるけど現実じゃ短命なんだろうな…巨人症もそうだが。 -- 名無しさん (2014-08-09 16:24:42) - 実在のスポーツ選手でこの症状の人っているのかな?いたらかなり有利そうだけど -- 名無しさん (2014-08-09 16:34:31) - もし成人になってボディビルダーになったらビスケット・オリバみたいになるんだろうなあ… -- 名無しさん (2014-08-09 16:36:57) - 気づいてないだけで実はこの体質だったアスリートが今まで一人ぐらいはいたかも知れないな -- 名無しさん (2014-08-09 16:55:26) - ↑5 花山さんに限ってはそういう理屈は野暮。 -- 名無しさん (2014-08-09 18:27:39) - 前にムキムキ犬とかいたな -- 名無しさん (2014-08-09 18:36:12) - エア・ギアにも同じ体質がキャラがいたな、名前は忘れたけど -- 名無しさん (2014-08-09 20:12:49) - まぁ花山がミオスタチン関連筋肉肥大だったら柴千春涙目ってレベルじゃないしなw -- 名無しさん (2014-08-09 22:53:58) - イビルジョーを思い出しちまった、筋肉が異常発達しててすぐに空腹になるとか。もしやミオスタチンを分泌しにくい種族なのか -- 名無しさん (2014-08-12 16:38:28) - 個人的に工藤優作(脳内麻薬で痛みを感じず、常に火事場のバカ力状態)vs金隆山が喧嘩商売で一番見てみたいカード -- 名無しさん (2014-08-29 10:24:38) - G.Mのやつ花山と戦う前に負けよった -- 名無しさん (2015-08-30 14:41:52) - ケンガンアシュラの若槻もそうっぽいな -- 名無しさん (2016-04-09 21:44:40) - 若槻は確か筋繊維の量だか密度だかが先天的に高いって話だった筈。それらは遺伝子依存だから呉の連中が自分等(長期に渡る遺伝子の厳選)の引き合いに出して語ってる。 -- 名無しさん (2016-07-03 11:54:53) - 4↑ 工藤よりも工藤の上位互換な石橋の方が見てえわ -- 名無しさん (2018-04-14 02:12:29) - 何もしなくても筋トレできるかもなら、デブにはちょっと羨ましい。 -- 名無しさん (2019-10-01 20:56:45) - 恋柱さんも多分これよね -- 名無しさん (2019-11-03 11:15:29) - 緋弾のアリアの獅童さんもこれだよな、あの人は恋柱とどっこいぐらいだっけか -- 名無しさん (2019-11-04 15:21:32) - ↑恋柱さんは常人の8倍、獅童さんは常人の256倍やぞ、、、、 -- 名無しさん (2019-11-19 03:11:27) - リアルで遺伝子編集技術でこれにした家畜を作り肉を増量した牛や鯛の研究やってるそうな -- 名無しさん (2019-11-19 04:52:14) - 巨人症と併発したらどうなるんだろう? -- 名無しさん (2019-11-19 05:21:48) - ↑多分常に何か食い続けても摂取するエネルギーより消費されるエネルギーが上回ってすぐ死ぬと思う -- 名無しさん (2019-11-20 19:17:25) - 256倍ともなると、ファイブスター物語のヘッドライナー並みの変換効率だ… -- 名無しさん (2019-11-20 19:34:44) - ↑2 巨人症も巨人症で体に凄い負担かかってるみたいだしね…そう考えれば巨人症+ミオスタチン関連筋肥大だったら余計負担がかかって早死にってことなんだろうね… -- 名無しさん (2019-11-20 22:23:28) - デュラララの平和島静雄も多分この体質だと思う -- 名無しさん (2020-06-11 08:36:28) - 後は進撃の巨人のアッカーマン系もこれだな。あっちも筋肉密度で説明されてたか。 -- 名無しさん (2020-10-17 11:41:13) - そういえば何処かで、古代の英雄(ヘラクレスとか)がこの体質なんじゃないか?って言われてたな。 -- 名無しさん (2020-11-11 22:05:09) - 漫画では目立つけど現実だとそれほど目立った成果を挙げた人間が居ない印象ある -- 名無しさん (2023-04-18 12:06:32) - あんまり運動には向いてないんだろうな。筋肉がデカくても内臓まで特別性って訳じゃないだろうし。なんなら心臓負担で運動を制限されてても不思議はない -- 名無しさん (2023-07-06 00:07:21) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: