TIEファイター

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&font(#6495ED){登録日}:2016/12/16 Fri 01:08:29 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){空を見ろ!あれは何だ!} &bold(){鳥か!飛行機か!} &bold(){&big(){いや、あれは&ruby(タイ){TIE}ファイターだ!}} } #center(){&sizex(6){&color(Whitesmoke,black){&bold(){~帝国の翼 TIEファイター~}}}} **スペック |型式番号|TIE/LN| |製造元|サイナー・フリート・システムズ社(SFS社)| |全長|8.99m| |最高速度(大気圏内)|時速1200km| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×2&br()プロトン魚雷発射管×1| |乗員|1名| **嗚呼、栄光のTIEファイター ***TIEファイターとは? 映画[[「スター・ウォーズ」シリーズ>STAR WARSシリーズ(映画)]]において銀河帝国軍が主力機として運用したSFS社製&ruby(スターファイター){宇宙戦闘機}。 名称の「TIE」は「&font(red){T}win &font(red){I}on &font(red){E}ngine」の略で、その名の通り主推進器として2基のイオンエンジンを搭載する。 その設計にはSFS社がかつて開発し、旧共和国末期に運用された[[イータ2アクティス級ライトインターセプター>ジェダイスターファイター]]の影響が強くみられる。 球体状のコックピットの両側面に巨大な太陽電池パネルが配置され、Η型の正面シルエットを形成している。 甲高いエンジン音が特徴の機体で、速度と機動性に優れつつも銀河全域に配備できるほどの低価格を達成。 TIEファイターの速度は限界まで無駄な設備を省いた事による軽量化と効率的なエネルギー配分に、機動性は高性能なエンジンと機体各部に配置されたスラスターによって保証されているが、銀河中から選び抜かれたTIEファイター・パイロット達が乗り込むことでより高い性能を発揮した。 TIEファイター・パイロット達はその勇猛さと実力から帝国軍、同盟軍を問わず尊敬と畏怖の対象だった。 TIEファイター・パイロットで宇宙勤務の者はバキューム=ヘッド、地上勤務の者はグラウンド=ホッグと呼ばれており、非常に折り合いが悪かったことが知られている。 追記修正は栄光のTIEファイター・パイロットになってからお願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) *&color(White,black){&bold(){~命短し、TIEファイター・パイロット~}} &bold(){TIEファイターには生命維持装置が搭載されていない。コックピットの気密処理もされていない。偏向シールド発生装置も搭載されていない。ハイパードライブも搭載されていない。} &bold(){もう一度言おう。} &big(){&bold(){生命維持装置も気密処理もシールド発生装置もハイパードライブも無いのだ。}} つまりTIEファイターとは&bold(){「宇宙服を着ないで乗ったら死ぬ」「一発でも被弾すれば容易に撃墜される」「母艦とはぐれれば広大な宇宙を死ぬまでさ迷い続けるしかない」}というとんでもない人命軽視設計の欠陥機、空飛ぶ丸い棺桶と言える。 [[無人機ならまだしも>ドロイドスターファイター]]、これは有人仕様機。 何でそんな大事な物を省略してるのかと言うと、生命維持装置や気密処理、防御シールド発生装置を省略することで飛行性能の向上を図ったからである。 ちなみにあまり取沙汰されないが、恐ろしいことに対ミサイル警告装置まで搭載されていない機種すら確認されている。そもそも撃たせるな、ということだろうか。 &bold(){SFS社設計担当「宇宙服あるから気密処理も生命維持装置もいらないし、敵の攻撃も[[当たらなければどうということはない>シャア・アズナブル]]よね(ニッコリ)」} …というか、そもそも&bold(){常人が使う予定なのに、[[フォースで強化された知覚力を持つジェダイが運用する前提で作られた物>ジェダイスターファイター]]をベースにしてる}時点で相当アレ。 このあんまりにもあんまりな仕様のせいでTIEファイター・パイロット達は妙な方向に吹っ切れてしまい、&bold(){「生命維持装置なんぞ使ってんじゃねぇ!」「気密処理に頼る雑魚どもが!」「偏向シールドだと!?貧弱すぎるわ!」「男に撤退の二文字はねぇ!」}と言った感じで防御装備や生命維持装置の類いに頼る人間を臆病者と見なす&font(l){悪習}伝統が生まれてしまった。彼らの目には改良型のアドバンストはどう映るのだろうか…… ちなみにクローン戦争以前からの歴戦のパイロットであった[[ウィルハフ・ターキン]]の感想として、 「(急遽調達したエイリアン種族仕様のコクピットの)Vウィングは快適とは言い難いし、出来ればデルタ7とかACR-170((Xウィングの原型機))に乗りたかったが、 輸送艦の中にあった、いかにも使い捨てのTIEファイターよりはこっちのほうがマシだ」という物がある。 (なおターキンがこの感想を抱いたのは帝国成立初期の頃で、当時はベイダーも黒く塗り替えたイータ2を使っていた) しかしそれらの欠陥を帳消しにして余る性能と配備数、そして恐れを知らないパイロット達によってTIEファイターは同盟軍パイロット達を大いに苦戦させ、後のファースト・オーダーの時代に至るまで様々な改良・強化を重ね、本機の系譜に連なるTIEシリーズが帝国軍主力機の座を守り続けた。 加えて欠点といっても、本来TIEファイターは[[スター・デストロイヤー>スター・デストロイヤー(STAR WARS)]]などの母艦と連携運用を前提とした艦載機である。 居住性の悪さについては長時間操縦し続ける場面は想像しにくく基本的に母艦か基地で休息を取れるし、 搭乗員の安全性を最初から捨てているのも、言ってみれば&bold(){「ダメだと思ったら執着しないで[[さっさと機体を捨てて>オメガ11]]、母艦に回収してもらえ」}という発想で作られているからでもある。 パイロットとしても搭乗機が固定されていないおかげで「愛機への思い入れ」などはほとんど無かったため、撃墜されながらも何とか脱出して、母艦や基地に無事回収されたパイロットは意外に多かったらしい。 これは同盟軍のパイロットたちが、その愛機である高価&高性能な[[Xウイング>Xウイング(STAR WARS)]]を惜しむあまり、被弾時に何とか機体を救おうとしてしばしば諸共に爆散していたのと対照的でもある。 というより見ればわかる通り同盟軍操縦服は&bold(){口元丸出しの宇宙で撃墜されたら死ね仕様}((これに関しては「演者の顔を出しておかないと誰が誰だかわからない」「顔を隠す帝国軍と顔の見える同盟軍の対比」など、演出上のメタ的な必要性も大きいが。))、さらにセット運用前提の貴重なアストロメク・ドロイドも機体にロックされているため脱出できず失われてしまう。 更にハイパードライブを搭載するため母艦無しでの単機運用が行えたXウイングは、翻せばパイロットを長時間コクピットに縛り付ける「ワンオペ運用」が多く、必然的に肉体的疲労を蓄積させやすく、脱出後の保護もままならないと言うTIEファイターとは違うベクトルでブラック仕様な機体でもあった。 はっきり言ってしまえば、(方向性は全く逆ではあるものの)パイロットたちの生存性を放り捨ててるのは両軍ともなのだ。 その圧倒的な配備数からもわかる通り、当時の銀河帝国市民にとって「帝国の象徴」といえば[[デス・スター]]などよりもむしろストームトルーパー、TIEファイター、そしてその母艦であるスター・デストロイヤーであった。 当然「カッコイイ軍隊」に憧れる少年たちからの人気も抜群であり、"あの"[[ルーク・スカイウォーカー]]も当初は帝国アカデミーに入ってTIEファイターパイロットとなることを志していた。 &del(){TIEパイロットになってたら絶対に帝国が勝ってた} *バリエーション #openclose(show=TIE/advまたはTIEアドバンストV1){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/adv| |全長|3.57m| |最高速度(大気中)|時速1600km| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×2&br()ミサイル×20&br()追跡装置| |装備|ハイパードライブ&br()生命維持装置| |乗員|1名| 次世代型TIEファイターの試作機。 太陽電池パネル部分に可変機能が追加されて折り畳み出来るようになった他、&bold(){シールド発生装置とハイパードライブが搭載されている。} 武装のレーザー砲もより強力な物に交換され、敵機に向けて発信器を発射する追跡装置が追加された。 帝国の尋問官が使用した機体はミサイルと生命維持装置が追加されており、気密処理もされていたので宇宙服無しで操縦可能だったが、ハイパードライブが取り外されている。 &font(l){何の因果か尋問官仕様の機体はよく盗まれる。} } #openclose(show=TIE/adxまたはTIEアドバンストX1){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/adx| |全長|9.2m| |最高速度(大気中)|時速1200km| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|ブラスター砲×2&br()クラスターミサイル| |装備|ハイパードライブ&br()シールド発生装置&br()生命維持装置| |乗員|1名| アドバンストV1の改良型で、言わずと知れた[[ダース・ヴェイダー]][[専用機]]。 太陽電池パネル両端が機体の内側に向けて折れ曲がり、コックピット後部が延長されている。 シールド発生装置が搭載された事で防御力も向上し、武装の変更で火力も更に向上している。 反面、機体が大型化した影響なのか最高速度は低下した。 デス・スターⅠを襲撃した同盟軍のXウイング相手に無双したが、ミレニアム・ファルコン号の横槍で宇宙の彼方に吹っ飛んでいった。 &font(l){シールドが無かったらヴェイダー卿死んでたじゃんとか言うツッコミは無しでお願いします。} その後はハイパードライブのお陰で味方と合流できた模様。 &font(l){ハイパードライブが無かったらヴェイダー卿死んでたじゃんとか言うツッコミは無しでry} } #openclose(show=TIE/INまたはTIEインターセプター){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/IN| |全長|9.6m| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×6| |乗員|1名| 量産するには高コスト過ぎるアドバンストX1の代替として開発された機体。 くさび形の太陽電池パネルが特徴で、パネルの先端にレーザー砲が搭載されている。 アドバンストX1に搭載されていたハイパードライブや生命維持装置、シールド発生装置は省略されており、&font(l){また空飛ぶ丸い棺桶に逆戻りしてしまった。} } #openclose(show=TIE/saまたはTIEボマー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/sa| |全長|9.2m| |最高速度(大気中)|時速850km|  |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×2&br()ミサイル&br()爆雷&br()プロトン爆弾| |装備|空気×2日分&br()携帯食料×2日分| 爆撃用に開発された機体。 アドバンストX1を双胴式にしたような外見が特徴で、コックピット左側の部分にミサイル、爆雷、爆弾が搭載されている。 足が遅い爆撃機にも関わらず、シールド発生装置やハイパードライブはやっぱり搭載されていない。 その代わり、2日分の空気と食料を搭載することによって長期間の任務にも対応できる。 &font(l){2日間もこんなのにすし詰めにするくらいならハイパードライブ搭載してやれよ…。} } #openclose(show=TIE/DまたはTIEディフェンダー){ **スペック |型式番号|TIE/D| |全長|9.2m| |最高速度(大気中)|時速1680km| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|ブラスター砲×6&br()プロトン魚雷×4| |装備|ハイパードライブ&br()シールド発生装置| |乗員|1名| 外側に折れ曲がったソーラーパネルを&bold(){3枚}持ち、&bold(){ハイパードライブとシールドも付いている}上に、超重装備。&bold(){しかもTIEファイターよりも速い}というチート機体。 正面から見た姿はさながらバイオハザードマークかポケモンのレアコイル。 ただしコストはTIEファイターの&bold(){5倍}。 反乱軍に脅威を感じ始めた帝国が対抗して作らせたものの、高すぎて量産できず、ごく一部のエースのみが操縦したとされる。 「反乱者たち」シーズン3に試作型が登場。 その性能を発揮して、シンドゥーラ将軍に「こんなのが量産されたらまずい」と言わしめた。まったくである。 さらにシーズン4ではスローン大提督が強化版のTIEディフェンダーエリートを試作しつつ主人公エズラの故郷ロザルに大規模な量産工場を建設しようとしていた。反乱軍も阻止しようと攻撃を仕掛けるがスローンに返り討ちにされてしまう。 しかし、この量産計画は[[デス・スター]]と競合していたこともあり反対派も多くスローンは説得のために一端本国に戻ることになり、調度その時捕虜になったシンドゥーラ将軍救出作戦が決行された。これに対し帝国は悪い癖である味方の被害を気にせずに攻撃を決行。その結果、1人のジェダイの犠牲とともに工場の重要施設である燃料補給所を吹っ飛ばしてしまった。 これがきっかけとなって量産計画は中止になった。 もしかしたら、デス・スターからこいつが出撃して反乱軍をぼこぼこにする悪夢な未来が見られたのかもしれない。 } #openclose(show=TIE/skまたはTIEストライカー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/sk| |全長|17.18m| |最高速度(大気中)|時速1500km| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|ブラスター砲×4&br()ヘヴィ・ブラスター&br()プロトン魚雷| |乗員|1名| 「ローグ・ワン」にて登場した大気圏特化型。大気圏特化といいつつ宇宙戦もこなせる。 重要な拠点惑星の防衛が主な任務であり、惑星スカリフではTIEファイターと共にXウイングやUウイングを迎え撃った。 ソーラーパネルが水平になっていて、一般的な戦闘機像に近くなっているのが最大の特徴。 角度を変えることで戦闘モードと巡航モードの切り替えもできる。 また%%棺桶部分%%中央ポッドが巨大なのも特徴で、その容積を利用して人員や貨物の輸送もこなす。 } #openclose(show=TIE/rpまたはTIEリーパー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/rp| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|ブラスター砲×2| |乗員|多数| 「ローグ・ワン」に登場した、大気圏内での輸送用の機体。 輸送機ゆえに武装はショボいので他のTIEシリーズに守られながら移動する。 ストライカーの中央ポッドを大きな箱に取り換えたような、とりわけ異色な姿をしているが収容人数はTIEシリーズでは最大。 劇中、クレニック長官に仕えるデス・トルーパー達を戦場へ送り込み、ローグワン一行をピンチに陥れた。 凄まじい巨躯を誇る[[尋問官>尋問官(STAR WARS)]]ナインス・シスターの搭乗機としても登場する。 } #openclose(show=TIE/ap-1またはTIEモーラー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/ap-1| |全長|6.7m| |最高速度|時速90km| |エンジン|イオン・エンジン×2(発電用)| |武装|ブラスター砲×3| |装備|自爆装置| |乗員|1名| SFS社が開発した&font(red){戦闘車両}。帝国からの「軽くて速い戦闘車両を開発しろ。もちろん安くしてな!」という要求のもと開発された機種で、反乱同盟軍との紛争でも使用された。 開発・製造コストを下げるためにTIE/lnのコクピットブロックを流用しており、パッと見は&font(red){TIEファイターのソーラーパネルを丸ごと無限軌道ユニットに換装しただけ}というヤケクソ極まる姿をしている。 AT-STと同等以上の火力を1名で運用でき、コクピットや射撃操作に至るまでTIEファイターそのものなのでTIEパイロットからの機種転換が容易といった利点があったため正式に採用され、後継機種も開発されるなど&font(l){一発ネタのような外観に反して}評判は良かった模様。 とはいえTIEファイターと変わらずシールドは無く装甲も薄い…どころか[[正面がガラス張り>ボール(機動戦士ガンダム)]]の戦車という正気を疑う代物に仕上がっており、主に数と速度で敵を圧倒する戦法は陸でも変わらなかった。&font(l){申し訳程度とはいえ装甲板で覆われたAT-STがまだマシに見える} 通称の「モーラー(潰すもの/打ちのめすもの)」とは本機が歩兵に肉薄された際の主な攻撃手段が&font(red){轢殺}であったことからつけられたとか。&footnote(本機はAT-STが持っていたグレネードランチャーや小型ブラスター砲塔といった近接防御火器を持っていないため、そのような戦い方になったらしい) } #openclose(show=TIE/fo宇宙特化型戦闘機){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/fo| |全長|6.69m| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×2| |装備|シールド発生装置| |乗員|1名| ファースト・オーダーの主力宇宙戦闘機。 外見は真っ黒なTIEファイターだが、中身は全く別物と言えるほどに進化している。 原型機より小型化されながらもシールド発生装置を搭載しており、太陽電池パネルはより効率的な物に、エンジンもより操作性の高い物に交換されている。 外見は旧式機のリペイントだが、中身は新時代の宇宙戦闘機にふさわしいものとなっている。 あと宇宙特化型とか言いながらも、タコダナやスターキラー基地とかの惑星上空でも平然と使っている。 } #openclose(show=TIE/sf宇宙特化型戦闘機){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/sf| |全長|6.69m| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×2&br()2連装レーザー砲塔×1&br()ミサイルランチャー| |装備|シールド発生装置| |乗員|2名| ファースト・オーダーでエースに支給される特別仕様機。 コックピット左側面が赤く塗装され、コックピット下部に旋回式のレーザー砲塔が追加されている。 パイロットと砲手の2名が背中合わせで乗り込んで操縦するため、コックピットの居住性は中々に良好。 コックピットの気密処理もしっかりされている。 } #openclose(show=TIE/vnまたはTIEサイレンサー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/vn| |全長|17.429m| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×4&br()ミサイルランチャー| |乗員|1名| 正式名称「TIE/vn宇宙特化型戦闘機」 [[EP8>STAR WARS 最後のジェダイ]]にて[[カイロ・レン]]が乗り込む専用機。 角ばったデザインのコックピットや、TIEアドバンストX1の胴体にTIEインターセプターのソーラーパネルを付けたような平たく鋭いデザインが特徴。 TIE/fo宇宙特化型戦闘機よりもさらにスピードと破壊力に優れており、レンの優れた操縦技術と相まって凄まじい戦闘能力を発揮する。 作中ではレジスタンスの猛攻を潜り抜けながら敵艦の戦闘機格納庫に直接爆撃をお見舞いすることで反撃の手を封じるなど多大な活躍を見せたものの、僚機が撃墜された上に艦からの援護の射程外に達してしまったことから帰還を命じた[[ハックス将軍]]の意を汲んで早めに戦線を離脱した。そのため、登場シーン自体はそこまで長くない。 } #openclose(show=TIE/wiまたはTIEウィスパー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/wi| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×4| |装備|シールド発生装置&br()ハイパードライブ&br()&bold(){ハイパースペース・トラッカー}| |乗員|1名| TIEウィスパーと呼ばれる機体には標準モデルとカイロ・レン専用モデルの2種類が存在する。 どちらも共通してコックピットに追加されている赤い装飾が特徴的。 標準モデルはEP9時点でのファースト・オーダーの最新型TIEファイターであり、EP8では旗艦「スプレマシー」が搭載していたハイパードライブの痕跡を辿ってハイパースペース越しに追跡できる装置の小型化に成功。 9冒頭にてミレニアム・ファルコンをハイパードライブでの&bold(){ジャンプを複数回繰り返しながら執拗に追い続ける}衝撃的な姿を披露した。 お馴染みのH型のシルエットながら、量産機とは思えないほどの超性能機に仕上がっている。 カイロ・レン専用モデルの方は、正式名称「TIE/wi改造型インターセプター」 こちらはその名の通りTIEインターセプターの最新型と言える姿と性能であり、TIEサイレンサーのような鋭利なソーラーパネルと標準モデル同様の丸いコックピットを合わせ持つ。 コックピット部分にも武装が追加されており、火力・機動力共にTIEシリーズ最高クラスの性能となっている。 また、センサー撹乱装置によりある程度のステルス性能もある。 序盤からレンが惑星エクセゴル捜索のため乗り回していた他、予告編で砂漠を低空飛行しながら猛スピードでレイに迫りぶった斬られる姿が印象的。そして本編でもぶった斬られてそのまま&bold(){墜落&大炎上}。 爆炎の中から堂々と現れる貫禄たっぷりのレンを演出したものの、戦闘機としての活躍は以上である。合掌。 後にデス・スターII探索に乗り出したレイを追うレンが乗り込む二機目も出てきたが、こちらもレイに盗まれた上で燃やされた。 } #openclose(show=TIE/dgまたはTIEダガー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/dg| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|重レーザー砲×2&br()レーザー砲×2| |装備|シールド発生装置×2| |乗員|1名| こちらはシス・エターナルによるファイナル・オーダーのTIEシリーズ最新型。 三角形のソーラーパネルの上に、シールド発生装置を兼ねたもう一枚の小さな三角ソーラーパネルを重ねた翼が特徴的。 ソーラーパネルを二重にすることで強度を上げつつ表面積も大きくなり、エネルギー効率が向上している。 そのため主力装備がより出力の高い重レーザーとなっており、一発一発の重さが大幅なパワーアップを遂げている。 一方でハイパードライブおよびハイパースペース・トラッカーはオミットされている。 } 追記修正はTIEファイターのエンジン音を口真似出来るようになってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) }#include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 予告していた通り、コメント欄が長かったのでリセットしました。 -- 名無しさん (2018-04-06 00:02:31) - 一年間投稿無し -- 名無しさん (2019-04-22 17:30:26) - TIEの語源が記載されてないな。 -- 名無しさん (2019-08-22 01:29:37) - フォースの知覚で常人とは比べものにならない反応を持つジェダイ専用機を一般兵用の機体の元にするって何を考えてるんだ… -- 名無しさん (2019-12-18 22:03:14) - ファーストオーダーのTIEファイターが高性能なのは、帝国時代のように人材を使い捨てに出来る環境ではないからなんだろうな -- 名無しさん (2019-12-18 22:08:52) - 帝国に比べてファーストオーダーのホワイトぶりときたら… -- 名無しさん (2020-01-28 14:22:45) - 何気にTIEファイターがハイパードライブ使ったのってEP9が初じゃないか? -- 名無しさん (2020-01-28 22:02:39) - ↑×4 それだけ共和国時代のテクノロジーが曲がりなりにも優れていたということ。だから、帝国軍になっても応用された。 -- 名無しさん (2020-02-11 05:28:53) - EP9にもTIEウィスパーやTIEダガーと新型機出てたね -- 名無しさん (2020-07-06 14:39:30) - ルークがR2D2らと会わなかったら、ベイダーと親子二代で帝国のエースと讃えられたんだろうか パルパティーンが許すかはともかく、そっちのほうが家族としては幸せだったのかもなあ -- 名無しさん (2020-09-02 15:46:41) - 元ネタはゼロ戦? -- 名無しさん (2020-09-02 15:50:39) - タイハンターが無い -- 名無しさん (2021-01-13 17:59:27) - ディフェンダーとか特にそうだけど、外付けの梯子がないと乗り降り出来なさそう… -- 名無しさん (2021-07-08 15:23:01) - メタ的には蝶ネクタイみたいな形してるから「TIEファイター」なんだっけ? -- 名無しさん (2021-07-08 15:26:33) - カイロレンがエクセゴルに行くのに使ったTIEファイターは帝国時代のハイパードライブ付き偵察機タイプだっけ? -- 名無しさん (2021-12-18 10:16:28) - インターセプターは、太陽電池パネルの形状のお陰で視界が大幅に改善されたそうな。 -- 名無しさん (2022-01-05 14:33:05) - ↑×6モデルとなったのはゼロ戦というよりメッサーシュミットかと -- 名無しさん (2022-01-07 11:09:16) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/12/16 Fri 01:08:29 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){空を見ろ!あれは何だ!} &bold(){鳥か!飛行機か!} &bold(){&big(){いや、あれは&ruby(タイ){TIE}ファイターだ!}} } #center(){&sizex(6){&color(Whitesmoke,black){&bold(){~帝国の翼 TIEファイター~}}}} **スペック |型式番号|TIE/LN| |製造元|サイナー・フリート・システムズ社(SFS社)| |全長|8.99m| |最高速度(大気圏内)|時速1200km| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×2&br()プロトン魚雷発射管×1| |乗員|1名| **嗚呼、栄光のTIEファイター ***TIEファイターとは? 映画[[「スター・ウォーズ」シリーズ>STAR WARSシリーズ(映画)]]において銀河帝国軍が主力機として運用したSFS社製&ruby(スターファイター){宇宙戦闘機}。 名称の「TIE」は「&font(red){T}win &font(red){I}on &font(red){E}ngine」の略で、その名の通り主推進器として2基のイオンエンジンを搭載する。 その設計にはSFS社がかつて開発し、旧共和国末期に運用された[[イータ2アクティス級ライトインターセプター>ジェダイスターファイター]]の影響が強くみられる。 球体状のコックピットの両側面に巨大な太陽電池パネルが配置され、Η型の正面シルエットを形成している。 甲高いエンジン音が特徴の機体で、速度と機動性に優れつつも銀河全域に配備できるほどの低価格を達成。 TIEファイターの速度は限界まで無駄な設備を省いた事による軽量化と効率的なエネルギー配分に、機動性は高性能なエンジンと機体各部に配置されたスラスターによって保証されているが、銀河中から選び抜かれたTIEファイター・パイロット達が乗り込むことでより高い性能を発揮した。 TIEファイター・パイロット達はその勇猛さと実力から帝国軍、同盟軍を問わず尊敬と畏怖の対象だった。 TIEファイター・パイロットで宇宙勤務の者はバキューム=ヘッド、地上勤務の者はグラウンド=ホッグと呼ばれていたが、基本的に脚光を浴びるのは前者ばかりだったため、非常に折り合いが悪かったことが知られている。 追記修正は栄光のTIEファイター・パイロットになってからお願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) *&color(White,black){&bold(){~命短し、TIEファイター・パイロット~}} &bold(){TIEファイターには生命維持装置が搭載されていない。コックピットの気密処理もされていない。偏向シールド発生装置も搭載されていない。緊急脱出装置も搭載されていない。ハイパードライブも搭載されていない。} &bold(){もう一度言おう。} &big(){&bold(){生命維持装置も気密処理もシールド発生装置も緊急脱出装置もハイパードライブも無いのだ。}} つまりTIEファイターとは&bold(){「宇宙服を着ないで乗ったら死ぬ」「一発でも被弾すれば容易に撃墜される」「母艦とはぐれれば広大な宇宙を死ぬまでさ迷い続けるしかない」}というとんでもない人命軽視設計の欠陥機、空飛ぶ丸い棺桶と言える。 [[無人機ならまだしも>ドロイドスターファイター]]、これは有人仕様機。 何でそんな大事な物を省略してるのかと言うと、生命維持装置や気密処理、防御シールド発生装置を省略することで飛行性能の向上を図ったからである。 ちなみにあまり取沙汰されないが、恐ろしいことに対ミサイル警告装置まで搭載されていない機種すら確認されている。そもそも撃たせるな、ということだろうか。 &bold(){SFS社設計担当「宇宙服あるから気密処理も生命維持装置もいらないし、敵の攻撃も[[当たらなければどうということはない>シャア・アズナブル]]よね(ニッコリ)」} …というか、そもそも&bold(){常人が使う予定なのに、[[フォースで強化された知覚力を持つジェダイが運用する前提で作られた物>ジェダイスターファイター]]をベースにしてる}時点で相当アレ。 また、両側面の太陽電池パネルのせいで横方向の視界が狭い欠点もあり、事故による死亡率も高い。劇中で隕石や壁にぶつかって爆散する機体が何かにつけて見られるのもこれが原因である。 このあんまりにもあんまりな仕様に加え、帝国軍でも「帝国軍に尽くすための消耗品」として徹底的な教育を行った結果、TIEファイター・パイロット達は妙な方向に吹っ切れてしまい、&bold(){「生命維持装置なんぞ使ってんじゃねぇ!」「気密処理に頼る雑魚どもが!」「偏向シールドだと!?貧弱すぎるわ!」「男に撤退の二文字はねぇ!」}と言った感じで防御装備や生命維持装置の類いに頼る人間を臆病者と見なす&font(l){悪習}伝統が生まれてしまった。 彼らの目には改良型のアドバンストと&s(){それに乗り込むヴェイダー卿}はどう映るのだろうか…… ちなみにクローン戦争以前からの歴戦のパイロットであった[[ウィルハフ・ターキン]]の感想として、 「(急遽調達したエイリアン種族仕様のコクピットの)Vウィングは快適とは言い難いし、出来ればデルタ7とかACR-170((Xウィングの原型機))に乗りたかったが、 輸送艦の中にあった、いかにも使い捨てのTIEファイターよりはこっちのほうがマシだ」という物がある。 (なおターキンがこの感想を抱いたのは帝国成立初期の頃で、当時はベイダーも黒く塗り替えたイータ2を使っていた) しかしそれらの欠陥を帳消しにして余る性能と配備数、そして恐れを知らないパイロット達によってTIEファイターは同盟軍パイロット達を大いに苦戦させ、後のファースト・オーダーの時代に至るまで様々な改良・強化を重ね、本機の系譜に連なるTIEシリーズが帝国軍主力機の座を守り続けた。 加えて欠点といっても、本来TIEファイターは[[スター・デストロイヤー>スター・デストロイヤー(STAR WARS)]]などの母艦と連携運用を前提とした艦載機である。 居住性の悪さについては長時間操縦し続ける場面は想像しにくく基本的に母艦か基地で休息を取れるし、 搭乗員の安全性を最初から捨てているのも、言ってみれば&bold(){「ダメだと思ったら執着しないで[[さっさと機体を捨てて>オメガ11]]、母艦に回収してもらえ」}という発想で作られているからでもある。 パイロットとしても搭乗機が固定されていないおかげで「愛機への思い入れ」などはほとんど無かったため、撃墜されながらも何とか脱出して、母艦や基地に無事回収されたパイロットは意外に多かったらしい。 これは同盟軍のパイロットたちが、その愛機である高価&高性能な[[Xウイング>Xウイング(STAR WARS)]]を惜しむあまり、被弾時に何とか機体を救おうとしてしばしば諸共に爆散していたのと対照的でもある。 というより見ればわかる通り同盟軍操縦服は&bold(){口元丸出しの宇宙で撃墜されたら死ね仕様}((これに関しては「演者の顔を出しておかないと誰が誰だかわからない」「顔を隠す帝国軍と顔の見える同盟軍の対比」など、演出上のメタ的な必要性も大きいが。))、さらにセット運用前提の貴重なアストロメク・ドロイドも機体にロックされているため脱出できず失われてしまう。 更にハイパードライブを搭載するため母艦無しでの単機運用が行えたXウイングは、翻せばパイロットを長時間コクピットに縛り付ける「ワンオペ運用」が多く、必然的に肉体的疲労を蓄積させやすく、脱出後の保護もままならないと言うTIEファイターとは違うベクトルでブラック仕様な機体でもあった。 はっきり言ってしまえば、(方向性は全く逆ではあるものの)パイロットたちの生存性を放り捨ててるのは両軍ともなのだ。 その圧倒的な配備数からもわかる通り、当時の銀河帝国市民にとって「帝国の象徴」といえば[[デス・スター]]などよりもむしろストームトルーパー、TIEファイター、そしてその母艦であるスター・デストロイヤーであった。 当然「カッコイイ軍隊」に憧れる少年たちからの人気も抜群であり、"あの"[[ルーク・スカイウォーカー]]も当初は帝国アカデミーに入ってTIEファイターパイロットとなることを志していた。 &del(){TIEパイロットになってたら絶対に帝国が勝ってた} *バリエーション #openclose(show=TIE/advまたはTIEアドバンストV1){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/adv| |全長|3.57m| |最高速度(大気中)|時速1600km| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×2&br()ミサイル×20&br()追跡装置| |装備|ハイパードライブ&br()生命維持装置| |乗員|1名| 次世代型TIEファイターの試作機。 太陽電池パネル部分に可変機能が追加されて折り畳み出来るようになった他、&bold(){シールド発生装置とハイパードライブが搭載されている。} 武装のレーザー砲もより強力な物に交換され、敵機に向けて発信器を発射する追跡装置が追加された。 帝国の尋問官が使用した機体はミサイルと生命維持装置が追加されており、気密処理もされていたので宇宙服無しで操縦可能だったが、ハイパードライブが取り外されている。 &font(l){何の因果か尋問官仕様の機体はよく盗まれる。} } #openclose(show=TIE/adxまたはTIEアドバンストX1){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/adx| |全長|9.2m| |最高速度(大気中)|時速1200km| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|ブラスター砲×2&br()クラスターミサイル| |装備|ハイパードライブ&br()シールド発生装置&br()生命維持装置| |乗員|1名| アドバンストV1の改良型で、言わずと知れた[[ダース・ヴェイダー]][[専用機]]。 太陽電池パネル両端が機体の内側に向けて折れ曲がり、コックピット後部が延長されている。 シールド発生装置が搭載された事で防御力も向上し、武装の変更で火力も更に向上している。 反面、機体が大型化した影響なのか最高速度は低下した。 デス・スターⅠを襲撃した同盟軍のXウイング相手に無双したが、ミレニアム・ファルコン号の横槍で宇宙の彼方に吹っ飛んでいった。 &font(l){シールドが無かったらヴェイダー卿死んでたじゃんとか言うツッコミは無しでお願いします。} その後はハイパードライブのお陰で味方と合流できた模様。 &font(l){ハイパードライブが無かったらヴェイダー卿死んでたじゃんとか言うツッコミは無しでry} } #openclose(show=TIE/INまたはTIEインターセプター){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/IN| |全長|9.6m| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×6| |乗員|1名| 量産するには高コスト過ぎるアドバンストX1の代替として開発された機体。 くさび形の太陽電池パネルが特徴で、前半分の部分が2つに割れた構造を採用することで横方向の視界が確保されている。 パネルの先端にレーザー砲が搭載されている。 アドバンストX1に搭載されていたハイパードライブや生命維持装置、シールド発生装置は省略されており、&font(l){また空飛ぶ丸い棺桶に逆戻りしてしまった。} レジェンズ作品では銀河帝国の後継組織であるインペリアル・レムナントの主力戦闘機として、実に数十年間もマイナーチェンジを繰り返しながら使い続けられた名機となった。 } #openclose(show=TIE/saまたはTIEボマー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/sa| |全長|9.2m| |最高速度(大気中)|時速850km|  |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×2&br()ミサイル&br()爆雷&br()プロトン爆弾| |装備|空気×2日分&br()携帯食料×2日分| 爆撃用に開発された機体。 アドバンストX1を双胴式にしたような外見が特徴で、コックピット左側の部分にミサイル、爆雷、爆弾が搭載されている。 足が遅い爆撃機にも関わらず、シールド発生装置やハイパードライブはやっぱり搭載されていない。 その代わり、2日分の空気と食料を搭載することによって長期間の任務にも対応できる他、TIEシリーズでは唯一射出座席が搭載されている模様。 &font(l){2日間もこんなのにすし詰めにするくらいならハイパードライブ搭載してやれよ…。} } #openclose(show=TIE/DまたはTIEディフェンダー){ **スペック |型式番号|TIE/D| |全長|9.2m| |最高速度(大気中)|時速1680km| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|ブラスター砲×6&br()プロトン魚雷×4| |装備|ハイパードライブ&br()シールド発生装置| |乗員|1名| 外側に折れ曲がったソーラーパネルを&bold(){3枚}持ち、&bold(){ハイパードライブとシールドも付いている}上に、超重装備。&bold(){しかもTIEファイターよりも速い}というチート機体。 正面から見た姿はさながらバイオハザードマークかポケモンのレアコイル。 ただしコストはTIEファイターの&bold(){5倍}。 反乱軍に脅威を感じ始めた帝国が対抗して作らせたものの、高すぎて量産できず、ごく一部のエースのみが操縦したとされる。 「反乱者たち」シーズン3に試作型が登場。 その性能を発揮して、シンドゥーラ将軍に「こんなのが量産されたらまずい」と言わしめた。まったくである。 さらにシーズン4ではスローン大提督が強化版のTIEディフェンダーエリートを試作しつつ主人公エズラの故郷ロザルに大規模な量産工場を建設しようとしていた。反乱軍も阻止しようと攻撃を仕掛けるがスローンに返り討ちにされてしまう。 しかし、この量産計画は[[デス・スター]]と競合していたこともあり反対派も多くスローンは説得のために一端本国に戻ることになり、調度その時捕虜になったシンドゥーラ将軍救出作戦が決行された。これに対し帝国は悪い癖である味方の被害を気にせずに攻撃を決行。その結果、1人のジェダイの犠牲とともに工場の重要施設である燃料補給所を吹っ飛ばしてしまった。 これがきっかけとなって量産計画は中止になった。 もしかしたら、デス・スターからこいつが出撃して反乱軍をぼこぼこにする悪夢な未来が見られたのかもしれない。 } #openclose(show=TIE/skまたはTIEストライカー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/sk| |全長|17.18m| |最高速度(大気中)|時速1500km| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|ブラスター砲×4&br()ヘヴィ・ブラスター&br()プロトン魚雷| |乗員|1名| 「ローグ・ワン」にて登場した大気圏特化型。大気圏特化といいつつ宇宙戦もこなせる。 重要な拠点惑星の防衛が主な任務であり、惑星スカリフではTIEファイターと共にXウイングやUウイングを迎え撃った。 ソーラーパネルが水平になっていて、一般的な戦闘機像に近くなっているのが最大の特徴。 角度を変えることで戦闘モードと巡航モードの切り替えもできる。 また%%棺桶部分%%中央ポッドが巨大なのも特徴で、その容積を利用して人員や貨物の輸送もこなす。 } #openclose(show=TIE/rpまたはTIEリーパー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/rp| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|ブラスター砲×2| |乗員|多数| 「ローグ・ワン」に登場した、大気圏内での輸送用の機体。 輸送機ゆえに武装はショボいので他のTIEシリーズに守られながら移動する。 ストライカーの中央ポッドを大きな箱に取り換えたような、とりわけ異色な姿をしているが収容人数はTIEシリーズでは最大。 劇中、クレニック長官に仕えるデス・トルーパー達を戦場へ送り込み、ローグワン一行をピンチに陥れた。 凄まじい巨躯を誇る[[尋問官>尋問官(STAR WARS)]]ナインス・シスターの搭乗機としても登場する。 } #openclose(show=TIE/ap-1またはTIEモーラー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/ap-1| |全長|6.7m| |最高速度|時速90km| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|中型ブラスター砲×3| |装備|自爆装置| |乗員|1名| ゲーム「Star Wars: Empire at War」で登場する&font(red){強襲戦闘車両}。 ファンからはそのまんま「TIEタンク」と呼ばれることもある。 帝国からの「軽くて速い戦闘車両を開発しろ。もちろん安くしてな!」という要求のもとSFS社が開発した機種で、反乱同盟軍との紛争でも投入され、主に歩兵や軽装甲車両への攻撃に使用された。 開発・製造コストを下げるためにTIE/LNのコクピットポッドをほぼそのまま流用しており、パッと見は&font(red){TIEファイターの両翼を根本から外し、ソーラーパネル一体型の無限軌道ユニットに換装しただけ}というヤケクソ極まる外観が特徴。動力もイオン・エンジンのままだが、推進だけでなく駆動にも使えるのだろうか。 結果として「[[正面がガラス張り>ボール(機動戦士ガンダム)]][[の戦車>TW&TPシリーズ(R-TYPE)]]」という正気を疑うシロモノに仕上がった。TIEファイターのキャノピーは元々「&ruby(トランスパリスチール){透明鋼}&footnote(この素材は船体や装甲に使われるデュラスチールよりも僅かに劣る程度の強度を持つとされ、大半のスターファイターのキャノピー、スターシップ、要人の働く重要な建造物の窓、そしてベイダー卿のヘルメットの目の部分にも使用されている。)」と呼ばれる特殊素材で作られているため見た目ほど脆弱ではないとされるが、それでも戦闘車両として見れば装甲は薄いため主に数と速度で敵を圧倒する戦法は陸でも変わらなかった。加えて強力な&font(red,b){自爆装置}が標準装備されているあたり、半ば特攻機とも言える。 とはいえAT-STと同等以上の火力を1名で運用でき、コクピットや射撃操作はTIEファイターそのものなのでTIEパイロットからの機種転換が容易…といった利点もあってか&footnote(ただ、TIEパイロットはエリートであるうえ、損耗も激しいので実際に機種転換した者がいたかは疑問視されている)正式に採用され、後継機種も開発されるなど&font(l){一発ネタのような外観に反して}評判は良かった模様。 「モーラー(潰すもの/打ちのめすもの)」という通称は、本機が歩兵に肉薄された際の主な攻撃手段が&font(red){轢殺}であったためにつけられたもの。&footnote(ゲーム中でも歩兵ユニットを轢き殺せる仕様であり、歩兵の集団を攻撃する時は射撃させるより複数台で突っ込ませ、轢くほうが速かった。設定上はAT-STのようなグレネードランチャーや副砲が無いためとされている) } #openclose(show=TIEタンクまたはTIEクローラー){ &bold(){スペック} |型式番号|不明| |全長|6.7m| |最高速度|時速90km| |エンジン|SSct型ジェネレーター×2| |武装|中型ブラスター砲×2&br()軽ターボレーザー砲塔×1| |乗員|1名| TIEモーラーの後継機種として開発された戦闘車両。TIEモーラーよりもさらに横幅が広がり、球体部の横に生えた円柱が復活したため余計に「ソーラーパネルを無限軌道に変えただけ」という印象が強くなった。 相変わらずTIE/LNのコクピットを流用しており操縦系統もTIEそのものだが、本機では球体部の後ろに細長い燃料タンクが追加されているほか、動力も専用設計のものに変更された。 武装面ではブラスター砲が1門減り、代わりにコクピット直下に格納式の&font(red){ターボレーザー砲塔}が追加され、射界が大きく広がっている。&footnote(通常、ターボレーザーは大型艦艇や要塞クラスの兵器だが、一応レジェンズにはターボレーザーを搭載したTIEシリーズの実験機体があったりする。) } #openclose(show=TIE/fo宇宙特化型戦闘機){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/fo| |全長|6.69m| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×2| |装備|シールド発生装置| |乗員|1名| ファースト・オーダーの主力宇宙戦闘機。 外見は真っ黒なTIEファイターだが、中身は全く別物と言えるほどに進化している。 原型機より小型化されながらもシールド発生装置を搭載しており、太陽電池パネルはより効率的な物に、エンジンもより操作性の高い物に交換されている。 外見は旧式機のリペイントだが、中身は新時代の宇宙戦闘機にふさわしいものとなっている。 あと宇宙特化型とか言いながらも、タコダナやスターキラー基地とかの惑星上空でも平然と使っている。 } #openclose(show=TIE/sf宇宙特化型戦闘機){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/sf| |全長|6.69m| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×2&br()2連装レーザー砲塔×1&br()ミサイルランチャー| |装備|シールド発生装置| |乗員|2名| ファースト・オーダーでエースに支給される特別仕様機。 コックピット左側面が赤く塗装され、コックピット下部に旋回式のレーザー砲塔が追加されている。 パイロットと砲手の2名が背中合わせで乗り込んで操縦するため、コックピットの居住性は中々に良好。 コックピットの気密処理もしっかりされている。 } #openclose(show=TIE/vnまたはTIEサイレンサー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/vn| |全長|17.429m| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×4&br()ミサイルランチャー| |乗員|1名| 正式名称「TIE/vn宇宙特化型戦闘機」 [[EP8>STAR WARS 最後のジェダイ]]にて[[カイロ・レン]]が乗り込む専用機。 角ばったデザインのコックピットや、TIEアドバンストX1の胴体にTIEインターセプターのソーラーパネルを付けたような平たく鋭いデザインが特徴。 TIE/fo宇宙特化型戦闘機よりもさらにスピードと破壊力に優れており、レンの優れた操縦技術と相まって凄まじい戦闘能力を発揮する。 作中ではレジスタンスの猛攻を潜り抜けながら敵艦の戦闘機格納庫に直接爆撃をお見舞いすることで反撃の手を封じるなど多大な活躍を見せたものの、僚機が撃墜された上に艦からの援護の射程外に達してしまったことから帰還を命じた[[ハックス将軍]]の意を汲んで早めに戦線を離脱した。そのため、登場シーン自体はそこまで長くない。 } #openclose(show=TIE/wiまたはTIEウィスパー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/wi| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|レーザー砲×4| |装備|シールド発生装置&br()ハイパードライブ&br()&bold(){ハイパースペース・トラッカー}| |乗員|1名| TIEウィスパーと呼ばれる機体には標準モデルとカイロ・レン専用モデルの2種類が存在する。 どちらも共通してコックピットに追加されている赤い装飾が特徴的。 標準モデルはEP9時点でのファースト・オーダーの最新型TIEファイターであり、EP8では旗艦「スプレマシー」が搭載していたハイパードライブの痕跡を辿ってハイパースペース越しに追跡できる装置の小型化に成功。 9冒頭にてミレニアム・ファルコンをハイパードライブでの&bold(){ジャンプを複数回繰り返しながら執拗に追い続ける}衝撃的な姿を披露した。 お馴染みのH型のシルエットながら、量産機とは思えないほどの超性能機に仕上がっている。 カイロ・レン専用モデルの方は、正式名称「TIE/wi改造型インターセプター」 こちらはその名の通りTIEインターセプターの最新型と言える姿と性能であり、TIEサイレンサーのような鋭利なソーラーパネルと標準モデル同様の丸いコックピットを合わせ持つ。 コックピット部分にも武装が追加されており、火力・機動力共にTIEシリーズ最高クラスの性能となっている。 また、センサー撹乱装置によりある程度のステルス性能もある。 序盤からレンが惑星エクセゴル捜索のため乗り回していた他、予告編で砂漠を低空飛行しながら猛スピードでレイに迫りぶった斬られる姿が印象的。そして本編でもぶった斬られてそのまま&bold(){墜落&大炎上}。 爆炎の中から堂々と現れる貫禄たっぷりのレンを演出したものの、戦闘機としての活躍は以上である。合掌。 後にデス・スターII探索に乗り出したレイを追うレンが乗り込む二機目も出てきたが、こちらもレイに盗まれた上で燃やされた。 } #openclose(show=TIE/dgまたはTIEダガー){ &bold(){スペック} |型式番号|TIE/dg| |エンジン|イオン・エンジン×2| |武装|重レーザー砲×2&br()レーザー砲×2| |装備|シールド発生装置×2| |乗員|1名| こちらはシス・エターナルによるファイナル・オーダーのTIEシリーズ最新型。 三角形のソーラーパネルの上に、シールド発生装置を兼ねたもう一枚の小さな三角ソーラーパネルを重ねた翼が特徴的。 ソーラーパネルを二重にすることで強度を上げつつ表面積も大きくなり、エネルギー効率が向上している。 そのため主力装備がより出力の高い重レーザーとなっており、一発一発の重さが大幅なパワーアップを遂げている。 一方でハイパードライブおよびハイパースペース・トラッカーはオミットされている。 } 追記修正はTIEファイターのエンジン音を口真似出来るようになってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) }#include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 予告していた通り、コメント欄が長かったのでリセットしました。 -- 名無しさん (2018-04-06 00:02:31) - 一年間投稿無し -- 名無しさん (2019-04-22 17:30:26) - TIEの語源が記載されてないな。 -- 名無しさん (2019-08-22 01:29:37) - フォースの知覚で常人とは比べものにならない反応を持つジェダイ専用機を一般兵用の機体の元にするって何を考えてるんだ… -- 名無しさん (2019-12-18 22:03:14) - ファーストオーダーのTIEファイターが高性能なのは、帝国時代のように人材を使い捨てに出来る環境ではないからなんだろうな -- 名無しさん (2019-12-18 22:08:52) - 帝国に比べてファーストオーダーのホワイトぶりときたら… -- 名無しさん (2020-01-28 14:22:45) - 何気にTIEファイターがハイパードライブ使ったのってEP9が初じゃないか? -- 名無しさん (2020-01-28 22:02:39) - ↑×4 それだけ共和国時代のテクノロジーが曲がりなりにも優れていたということ。だから、帝国軍になっても応用された。 -- 名無しさん (2020-02-11 05:28:53) - EP9にもTIEウィスパーやTIEダガーと新型機出てたね -- 名無しさん (2020-07-06 14:39:30) - ルークがR2D2らと会わなかったら、ベイダーと親子二代で帝国のエースと讃えられたんだろうか パルパティーンが許すかはともかく、そっちのほうが家族としては幸せだったのかもなあ -- 名無しさん (2020-09-02 15:46:41) - 元ネタはゼロ戦? -- 名無しさん (2020-09-02 15:50:39) - タイハンターが無い -- 名無しさん (2021-01-13 17:59:27) - ディフェンダーとか特にそうだけど、外付けの梯子がないと乗り降り出来なさそう… -- 名無しさん (2021-07-08 15:23:01) - メタ的には蝶ネクタイみたいな形してるから「TIEファイター」なんだっけ? -- 名無しさん (2021-07-08 15:26:33) - カイロレンがエクセゴルに行くのに使ったTIEファイターは帝国時代のハイパードライブ付き偵察機タイプだっけ? -- 名無しさん (2021-12-18 10:16:28) - インターセプターは、太陽電池パネルの形状のお陰で視界が大幅に改善されたそうな。 -- 名無しさん (2022-01-05 14:33:05) - ↑×6モデルとなったのはゼロ戦というよりメッサーシュミットかと -- 名無しさん (2022-01-07 11:09:16) - 平面構成のXよりも与圧に向いていそうな球形なのに非与圧式とは皮肉な。それに形状的に放熱効果が高いのも明らかにTIEだね -- 名無しさん (2022-11-16 09:09:44) - 同盟軍はスターファイター隊単独の強襲が主役で艦隊は温存気味なのに対して帝国軍はあくまでスターデストロイヤーが主役であって艦隊を危険な最前線まで出して戦わせてTIEは艦砲や対空砲では物足りない部分をカバーしてくれる有人ファンネルでしかないのよね。真面目に考えても造船能力と艦艇クルー確保能力が十分に高いなら艦艇主体戦略の方がスターファイター航空主兵より強力かつ便利だろうし -- 名無しさん (2023-06-15 01:07:57) #comment #areaedit(end) }

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