ヒーリングっど・プリキュア

「ヒーリングっど・プリキュア」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ヒーリングっど・プリキュア - (2021/06/22 (火) 09:19:22) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2020/03/26 Thu 16:48:45 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 17 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&bold(){&color(pink,magenta){手と手でキュン!}&color(paleturquoise,dodgerblue){ハートつないで}&color(orangered,#fcc800){地球を}&color(thistle,mediumpurple){お手当て!}}}} &bold(){&color(black){「ヒーリングっど・プリキュア」}}とは、[[プリキュアシリーズ>プリキュアシリーズ一覧]]第17作目である。本来は中点の部分にはハートマークが入るが、機種依存文字であるためここでは省略する。 #openclose(show=●目次){ #contents } *概要 2020年2月2日放送開始。 メインライターは『[[Go!プリンセスプリキュア]]』『[[キラキラ☆プリキュアアラモード]]』でサブを務め、『[[映画 Hugっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ]]』の脚本を手掛けた[[香村純子]]。 「医者」をモチーフにしつつ、プリキュアや妖精達を「地球のお医者さん」と位置づけ、悪の勢力を「異世界から来た未知のウイルス」とすることによって過去にニチアサで放送された[[同コンセプトの作品>仮面ライダーエグゼイド]]に比べ、プリキュア特有のファンタジックな作品に仕上げられている。 //%%これまで「プリティ+キュアとはいっても、どのへんがキュアなの?」とネタにされることも多かったプリキュアシリーズであるが、ここに来て遂にキュア(治癒)がメインテーマとなる作品が誕生したことになる。%% //浄化する場面がほとんどのプリキュア作品であったような気がするのですが… テーマは「生きる・絆・思いやり」。 入院経験のある主人公の過去等を通し、生きることや、その為の人と人との繋がりが描かれている。 その一方で、モチーフ故に人や生き物の生死が戦いの中で常に意識されていて戦闘シーンも緊迫感溢れるものが多いなど、香村氏の作風も相まって、これまでのシリーズに比べるとシリアスの度合いが高くなっている。 2020年は東京オリンピックが開催される年でもあったことから、世界中から日本に人が訪れ交流する時代の到来を見越し、前々作や前作でこれまでも取り上げられた“多様性”も絡めつつ、その根底にある地球や身近な世界の素晴らしさ・楽しさを描くことに挑戦する予定だった。 …が、本作の放送開始から前後して現実世界では&color(red){重篤な肺炎を引き起こす新型コロナウィルス・COVID-19が世界的に大流行する(パンデミック)}というまさかの事態が発生。 感染拡大防止のため世界各国で人の行き来や人の集まりは大きく制限され、日本も例外ではなく、東京オリンピックが一年延期になっただけではなく、2020年4月には緊急事態宣言が発令されるまでに至った。 [[テレビ朝日]]スタッフにも感染が広がる状況下により、同年4月26日より&bold(){本番組(及び[[フジテレビ]]の[[ドリーム9>ドリーム9(フジテレビ)]]枠)の放送休止が決定}。アニメ業界全体がそうだが本作も休止期間中は再放送で埋められることになった。 毎年恒例だった[[春の過去シリーズキャラと共演する劇場版>映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日]]も上映開始日が一度は延期しつつも日程が決まったと思いきや再び延期してしまい未定になっていたがその後、同年10月31日に正式に決まった。 同時に本来は毎年の秋に公開されていた放送中のシリーズ単独の劇場版『映画 ヒーリングっど・プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』が2021年3月20日と発表され、本作の物語が終了した後に上映されるという異例の展開になった。単独ながら『[[プリキュア5>Yes!プリキュア5/〃Go!Go!]]』と共演したり次作『[[トロピカル〜ジュ!プリキュア]]』の短編映画も同時上映されるなどこちらも異例尽くしの内容になっている。映画公開スケジュールの大幅な変更に伴い、本来なら毎年春に公開されている3世代のクロスオーバー映画の制作は見送られた。 &bold(){現実のウィルス}の猛威を前に予想だにしない大きな足踏みを余儀なくされた事で再放送後に同年6月28日から放送が再開されたものの、これまで終了する例年1月下旬から放送期間が1ヶ月ほど延長されたが最終的に数話分が短縮された事で全45話と現時点でもっとも話数が少ないシリーズになった。但し、それでも本来の放送予定で可能な限り放送した節があり、季節ネタを扱ったエピソードも例外ではなく、夏に関係した話を秋に放送するといった変則的な構成を続けていたが、最終的にハロウィンやクリスマス回は製作されなかった。 また、最終話は『[[ハピネスチャージプリキュア!]]』以来となる主人公達が大人にならないラストを迎えた。それについては単独映画の公開が番組終了後に延期となった事に伴う違和感を無くすための措置であるという見方もある。 *ストーリー 主人公・花寺のどかはすこやか市に引っ越してきた中学2年生。 引っ越し初日、町を散策していたのどかは、地球をお手当する為にやってきた妖精「ヒーリングアニマル」と出会い、更には異世界からの侵略者「ビョーゲンズ」の襲撃に巻き込まれる。 そんな中でのどかはヒーリングアニマルの一匹であるラビリンと共にキュアグレースに変身し、ビョーゲンズを撃退。 以後、クラスメートの沢泉ちゆや平光ひなたも加わり、仲間達と共にビョーゲンズに立ち向かうことになる。 *登場人物 **プリキュア ヒーリングアニマルと絆を結び、ヒーリングステッキとエレメントボトルで人間が変身した伝説の戦士。 その昔は「古のプリキュア」なる者も存在し、健在だった頃のキングビョーゲンとも戦ったことがあるようだが、その詳細は分かっていない。 初期メンバーは3人で中盤からキュアアースが加わり、人数は『Go!プリンセスプリキュア』以来5年振りの4人体制となった。 ・[[&bold(){&color(magenta){花寺のどか/キュアグレース}}>花寺のどか/キュアグレース]] CV:[[悠木碧]] 本作の主人公。 普段はおっとりしていて穏やかな人物だが、芯と正義感は強い。 誰に対しても献身的だが、時に自分を顧みなくなることも少なく無い。 かつては長い間入院生活を送っていた。 詳しくは個別項目参照。 ・[[&bold(){&color(dodgerblue){沢泉ちゆ/キュアフォンテーヌ}}>沢泉ちゆ/キュアフォンテーヌ]] CV:依田菜津 のどかのクラスメイト。 落ち着いた性格で大人びている。 文武両道な優等生だが、駄洒落に弱いという意外な一面もある。 詳しくは個別項目参照。 ・[[&bold(){&color(#fcc800){平光ひなた/キュアスパークル}}>平光ひなた/キュアスパークル]] CV:河野ひより のどかとちゆのクラスメイト。 バイタリティ溢れるムードメーカーで、少し強引だが根は素直。 勉強は苦手。 詳しくは個別項目参照。 ・[[&bold(){&color(mediumpurple){風鈴アスミ/キュアアース}}>風鈴アスミ/キュアアース]] CV:[[三森すずこ]] 今作の追加プリキュア。 テアティーヌの祈りを受けて実体化した精霊的存在で、バテテモーダの猛攻で窮地に陥ったのどか/グレース達を救った。 物腰は穏やかだが地球を蝕むビョーゲンズには情け容赦なく成敗する。 その一方で、世間の常識には疎いためか、無自覚でのどか達を振り回してしまうことも。 詳しくは個別項目参照。 **ヒーリングアニマル 本作における妖精。 異世界&bold(){&color(black){「ヒーリングガーデン」}}に住まう動物の姿をした妖精達で「地球のお手当」を使命とする「地球のお医者さん」。 本編開始前から続くビョーゲンズとの戦いでガーデンが壊滅状態に陥り、ラテと見習いの三匹が地球に送られることになる。 アニマルに認められると(曰く、“&bold(){心の肉球がキュンとする}”)、変身アイテム「ヒーリングステッキ」が生み出され、それを介して人間と妖精が協力してプリキュアに変身出来るようになる。 ・&bold(){&color(pink){ラビリン}} CV:加隈亜衣 のどかのパートナーであるウサギ型アニマルの女の子。 使命感が強く、生真面目でしっかり者。 詳しくはのどかの項目参照。 ・&bold(){&color(paleturquoise){ペギタン}} CV:武田華 ちゆのパートナーであるペンギン型アニマルの男の子。 小心者で慌てん坊が、やればできる子。 詳しくはちゆの項目参照。 ・&bold(){&color(orangered){ニャトラン}} CV:金田アキ ひなたのパートナーである猫型アニマルの男の子。 ノリは軽いが、機転の利く頭脳派。 詳しくはひなたの項目参照。 ・&bold(){&color(thistle){ラテ}} CV:白石晴香 小犬型アニマルでガーデンの姫君。 その立場上他のアニマル達からは様付けされて丁寧に接されている。 第2話にて迷子犬として花寺家で飼育されることになる。 上三匹と違ってまだ言葉は話せず、専用の聴診器を使うことで他者と意思疎通が可能。 その際には語尾に「ラテ」と付く。 エレメントさんと同調しており、エレメントさんがメガビョーゲンに取り込まれると体調を崩してしまう。 そうなると聴診器でメガビョーゲンの出現場所を聞き出した後、早急に倒す必要がある。 早期にメガビョーゲンを倒せば直ぐに回復するが、倒すのが遅れると体調が治らず、エレメントさんの力を注ぐことでようやく復活する。 第20話でアスミのパートナーとなり、彼女が変身する際にキュアタッチする。 ・&bold(){&color(snow,orchid){テアティーヌ}} CV:戸田恵子 麗しい成犬の姿をしたアニマルで、ガーデンの現女王にしてラテの母親。 キングビョーゲンとの戦いで力の大半を消耗し、娘を三匹に託して人間界に送った。 現在は少ない軍勢と共にガーデンを守り続けている。 大昔はラテと似た小型犬のような容姿で言葉も話せなかった。 **その他の登場人物 ※プリキュアの家族については、各自の個別項目参照。 ・円山教生 CV:浜田賢二 のどか達の担任をしている理科の教師。 見た目は普通のおじさんだが、ビョーゲンズが現れた際には率先して避難誘導を行う、行方不明になったのどか達を必死で探し回るなど教師の鑑と言える人物。 第31話でメガパーツによってパワーアップしたシンドイーネにより息子の孝太を庇う形でギガビョーゲンにされてしまいプリキュア達を追い詰めるが、新たなる技ヒーリングっどアローで浄化された事で元の姿に戻った。 ・益子道男 CV:井口祐一 第7話で登場したのどか達の隣のクラスの男子生徒。 自称「すこ中ジャーナルのジャーナリスト」だが、実態はただの新聞部部員で、しかも部員は彼一人だけ。 スクープに対する執着心は強く、時にスクープを追い求めすぎて手段を選ばなくなり、そのせいで他者に煙たがれらることもある。 しかし、自分の非を自覚すればすぐに認めて謝罪したりデマや思い込みと分かればそれ以上は探求しようとしないなど根はちゃんと常識をわきまえた人物である。 一度はのどかをメガビョーゲン騒ぎの元凶と決めつけてストーカー行為スレスレの行動を繰り返したが、誤解と分かって以降は彼女達と和解した。 第8話ではちゆのライバルになりそうな西中の高美ツバサをのどかとひなたに教えていた。 第16話では益子のセリフはないが永遠の大樹の件で城戸を結婚して疎遠になった長野と杉崎夫妻と仲直りさせるためひなたに手伝わされていた。 第31話で益子は登場してないが新聞部の活動は続けているようで円山先生の息子の孝太からプリキュアの存在が言及されていた。 第34話ではセリフありでは第8話以来に登場して陸上大会で優勝したちゆを取材しようとするが取り巻きの女子生徒に追い出された。 物語終盤では復活したキングビョーゲンを撮影していた中でかつて尾行していたのどかを含め彼女達がプリキュアと知る事になったが、彼女達の活躍により幾度となくすこやか市の危機を救っていてくれた事を尊重して住人達と一緒に胸の内にしまう事にした。 名前は似ているが、[[彼女>増子美香]]との関連性は不明。 ・土生みきお CV:北田理道 第15話で登場したハーブ専門店の男性店主。 [[オネエ>オネエキャラ]]の雰囲気があり、彼が制作したマスコットキャラクターも独自のセンスを醸し出しているがラビリンは気に入っていた。 名前の由来はそのままハーブと思われる。 ・日下織江 CV:前田玲奈 第18話で登場したアロマショップの女性店長。 ひょんなことからニャトランが彼女に惚れてしまいひなたも応援するが織江は既に結婚していたためニャトランは[[真っ白に燃え尽きた。>矢吹丈]] 織江の夫の担当声優はこの[[キャラ>トワイライト/紅城トワ/キュアスカーレット]]を担当した[[声優>沢城みゆき]]の弟でもある。 ・りり CV:田中貴子 第25話で登場した小学生の女の子。 公園にいたペギタンを連れ帰ってジョセフィーヌと名付けてぬいぐるみとして可愛いがる。 母子家庭で母親は家を空ける事が多く学校でも馴染めない状況が続いていたがペギタンの励ましによって友達が増えた。 ・蜂須賀先生 CV:浜田賢二 第33話で登場したのどかが入院していた時の主治医(第11話ではのどかの回想において後ろ姿で登場)。 原因不明の病に長い時間ずっと苦しんでいたのどかを励まし続けた事により彼女にとっては大恩人ともいえる存在。 その後、のどかが一転して回復した事で退院するも最後まで病の原因がわからず自分の無力さを痛感したが、のどかの彼に宛てた手紙を読んだ事で感極まりある決心をする事になった。 のどかと別れた後にメガパーツでパワーアップしたダルイゼンによってギガビョーゲンにされてしまうがプリキュア達の活躍によって元の姿に戻った。 ・高美ツバサ CV:高森奈津美 第34話で登場したすこやか西中の陸上部の女性(第8話では益子道男から彼女らしき存在が示唆されていた)。 ちゆをライバル視しており次は世界で戦う事を宣言するが、ちゆはその先の事までは考えていなかった事が許せず関係に亀裂が生じてしまう。 その後、シンドイーネによってギガビョーゲンにされてしまうがプリキュア達の活躍によって元に戻り上記の件を謝罪してちゆと仲直りした。 第38話では手紙で登場しており海外生活に慣れて引き続きハイジャンプの練習をしてちゆとの再会を待ち望んでいる模様。 ・斎藤えりこ CV:松本沙羅 第36話で登場したひなたが小学生の時に交流があった女性。 ひなたをナターシャ、自身はエリザベスとあだ名で呼び合う仲だったが5年前に引っ越して疎遠になり、ひなたは中学を卒業したらのどかやちゆとも疎遠にならないかと不安に駆られてしまう。 ひなたと再会した時はあだ名呼びを一度は拒絶してしまうが、えりこ自身はひなたがのどかやちゆと仲良くやっていた事が羨ましかっただけでありメガビョーゲン浄化後はひなたと再び交流する事になった。 担当声優は次作『トロピカル~ジュ!プリキュア』にも出演した。 ・フウ かつてテアティーヌと共に大昔のすこやか市を守っていた古のプリキュア。 ヒーリングガーデンに彼女を模した彫刻が残っている。 第39話でキングビョーゲンの回想に登場しており、アスミとほぼ同じ姿をしている。 ・サルロー CV:[[???(ネタバレ注意)>郷田ほづみ]] 最終第45話で登場した老人風の猿のヒーリングアニマル。 人間はビョーゲンズと変わらないと思っており、さらにのどか達がお土産で持ってきたすこやかまんじゅうに野生のナノビョーゲンが紛れていた事でメガビョーゲンが発生した事で彼女達を痛烈に批判する。 しかし、それでものどか達は自分達の責任としてプリキュアに変身してメガビョーゲンと戦い、さらにラテが呼び出した[[別世界のプリキュア>夏海まなつ/キュアサマー]]の介入もありテアティーヌからもう少しの間だけ人間を信じてみる事を諭されサルローも人間に対しての考えを改める事になった。 *[[ビョーゲンズ]] 本作の敵役。 異世界から攻めてきた未知のウイルス達で、地球を自分達にとって住みやすい環境に作り替えることが目的。 詳しくは個別項目参照。 *アイテム・用語 ・ヒーリングステッキ ヒーリングアニマルが、自ら見染めた相手と心が通じ合い、「心の肉球」が反応することで現れるとされる伝説のアイテム。 本作におけるプリキュアはこれを使って変身するが、それだけに留まらず、攻撃・防御・分析などをコレ一本で行なえるというマルチデバイスである。 中央部分にヒーリングアニマルが合体し、その下部にエレメントボトルをセット。 肉球に1回触れることでプリキュアへの変身が完了する。 また、変身後に肉球に1回触れることによって「キュアスキャン」を発動。 メガビョーゲンに取り込まれたエレメントさんを探し当てることが出来る。 他にもステッキに収まったアニマルの掛け声によって展開される肉球状のバリア「ぷにシールド」を展開する。 因みに心を通わせた者同士でなければ変身出来ず、第2話では、ラビリン不在の中でのどかがニャトランと変身しようとしたが失敗している。 ・エレメントさん 有機物無機物を問わず、地球上の万物に宿る精霊。 その存在が地球の生命力そのものを表しており、ナノビョーゲンに感染してメガビョーゲンにされてしまうと、地球は弱体化の一途をたどる。 時折自分達の力をエレメントボトルとして譲ってくれることもある。 声優は[[花守ゆみり]]氏、千本木彩花氏、降幡愛氏の3名が各話ごとにローテーション制で演じている。 #openclose(show=一覧){ |登場話|名前|媒体|声優| |第1話|花のエレメントさん|花|花守ゆみり| |第2話|木のエレメントさん|校庭の木|千本木彩花| |第3話|水のエレメントさん|温泉水|降幡愛| |第4話|光のエレメントさん|鏡|花守ゆみり| |第5話|泡のエレメントさん|水族館の水槽内の泡|千本木彩花| |第6話|実りのエレメントさん|苺畑|降幡愛| |第7話|雨のエレメントさん|雨水|花守ゆみり| |第8話|氷のエレメントさん|氷袋|花守ゆみり| |第9話|宝石のエレメントさん|宝石|花守ゆみり| |第13話|雷のエレメントさん|電線|千本木彩花| |第14話|風のエレメントさん|電動扇風機|降幡愛| |第16話|はっぱのエレメントさん|ハーブ|花守ゆみり| |第18話|火のエレメントさん|蝋燭|降幡愛| |第20話|太陽のエレメントさん|ソーラーパネル|千本木彩花| } ・エレメントボトル 本作のキーアイテム。 エレメントさんの力が籠った小さなボトル型アイテムで、ヒーリングステッキにセットすることで変身や技の発動に使用される。 地球の力そのものであるため、非常に貴重で、おいそれと手に入れられるものでは無いらしい。 &font(l){[[2本揃ってもベストマッチにはならない>フルボトル(仮面ライダービルド)]]。} #openclose(show=一覧){ |名前|所持者|効果|経緯| |花のエレメントボトル|のどか/グレース|キュアグレースに変身させる|テアティーヌからラビリンに託された| |水のエレメントボトル|ちゆ/フォンテーヌ|キュアフォンテーヌに変身させる|テアティーヌからペギタンに託された| |光のエレメントボトル|ひなた/スパークル|キュアスパークルに変身させる|テアティーヌからニャトランに託された| |実りのエレメントボトル|のどか/グレース|光弾を発射する|実りのエレメントさんから託された| |氷のエレメントボトル|ちゆ/フォンテーヌ|命中したものを凍らせる光弾を放つ|氷のエレメントさんから託された| |雷のエレメントボトル|ひなた/スパークル|命中したものを痺れさせる光弾を放つ|雷のエレメントさんから託された| |はっぱのエレメントボトル|のどか/グレース|正確な効果は不明|はっぱのエレメントさんから託された| |雨のエレメントボトル|ちゆ/フォンテーヌ|雨を降らせる光弾を放つ|雨のエレメントさんから託された| |火のエレメントボトル|ひなた/スパークル|正確な効果は不明|火のエレメントさんから託された| |風のエレメントボトル|アスミ/キュアアース|キュアアースに変身させる|初登場の際アスミが変身解除の際に作り出した| } ・ヒーリングルームバッグ ラビリン達が持ってきた大きな鞄。 内部にはアニマル達の生活空間があり、椅子やクッション等が常備されているなど、言わば彼女らの住居となるアイテムである。 ・聴診器 ラテやエレメントさんとの会話に用いられるアイテム。 ・ラベンだるまちゃん 第15話で登場したハーブ専門店のマスコットキャラクター。 初見では反応に困りそうな何ともいえない風貌をしているがラビリンは目を輝かせていた。 やがて、のどかのおかげでそのぬいぐるみを手に入れることができたラビリンだったが…。 後にプリキュアプリティストアで&bold(){まさかの商品化}を果たす。 ・燃えよ、ビーバレ! ビーチバレーを題材にしたスポ根風アニメ。 画風は昭和感満載だが内容は令和らしくコンプライアンスに配慮されている。 アスミとラビリンとラテ、ちゆの弟とうじは欠かさず見てる模様。 ・すこやかまんじゅう すこやか市の名物でもある饅頭。 個別はもちろん6個入りもあり、イチゴやカボチャ、小松菜など味の種類も豊富。 アスミも初めて食べてからお気に入りになったようで、最終話で野生のナノビョーゲンによってメガビョーゲンになった時は攻撃する事ができなかった。 *余談 エレメントさんは第1話が花で花守氏、第2話が木で千本木氏、第3話が水で降幡氏は[[Aqours>Aqours(ラブライブ!)]]と第4話以降でローテーション制と判明するまではエレメントさんの属性と演者の名字や所属ユニットが共通していた事で一時的に話題になっていた。 花守氏はその後、次作「[[トロピカル〜ジュ!プリキュア]]」で[[プリキュア役>涼村さんご/キュアコーラル]]に抜擢された。 *ストーリーの評価・批判・矛盾点 今作『ヒーリングっど♥プリキュア』はこれまでのシリーズの「プリキュアらしさ」を覆すチャレンジングな展開が賛否を巻き起こした。 しかし、展開の賛否以前に登場人物の行動に矛盾点がいくつも出ている。 ・41話でダルイゼンに自分を体の中にかくまうよう求められ彼の手を振り払い逃げ出したのどかとラビリンだが、キングビョーゲンに追われて追い詰められたダルイゼンをそのまま放課後家に帰ってラテが感知するまで放置している。ケダリーをのどかの体から追い出した時にすぐに彼の危険性に気づき対処した事を考えれば、ここでダルイゼンを放置するのはありえない行動である。結果ダルイゼンはメガパーツでスーパーダルイゼンとなり暴走してしまったし、追い詰められたダルイゼンがのどか以外の人物に寄生しようとした可能性もゼロでは無かった。 ・42話でプリキュアたちに浄化され人間態に戻った状態のダルイゼンを吸収したネオキングビョーゲンは、予定より不十分な進化であったにも関わらず、不足分を補うためにシンドイーネを吸収するという発想が無かった。理由はただの慢心である。一応自らに進化の道筋を教え自分に忠実なシンドイーネを「使い勝手の良いしもべ」として取っておきたかったという話の流れはあるが、『最終決戦』にも関わらず自分の持ち得る最強のカードを切らず、それどころかシンドイーネをプリキュア側に浄化されキュアアースに取り込まれたためカードを奪われた形になる。 ・そのキュアアースも、「わたくしの心も体もわたくしのものですから」と言いながらもシンドイーネの一部であるナノシンドイーネを利用し彼女の愛するネオキングビョーゲンを攻撃した事には、ダブルスタンダードではないかと批判がある。ただ元々はメガパーツを利用する計画だったためナノシンドイーネを利用したのは不可抗力であり、キュアアースにしてみれば最愛のラテを傷付けようとしたシンドイーネや、そのシンドイーネさえ「いくらでも作れるしもべ」と言い切ったネオキングビョーゲンに情けをかける理由さえ見つからなかったのかもしれない。 ・最終回で『人間の度を越した進化』『生きるため以上に命を奪う人間の罪』に苦言を呈するサルローであるが、そもそものどかたちプリキュアがラビリン達に協力していなければ地球はキングビョーゲンの手に落ちていたはずなのに、彼はプリキュアに礼も労いの言葉も言っていない。サルローの主張に(作品の内外で)反発し不快感を感じた者が多かったのは、彼がたとえ人間嫌いであっても通すべき「最低限の筋」さえ通していないのが一つの理由である。 コロナ禍の大変なスケジュールで製作された本作であるが、終盤にこれだけ登場人物の行動に矛盾点が出ていると「描きたいストーリーや結末ありきで何故そのキャラクターがそういう行動を取るか」という点がないがしろになっていなかったか、という批判は免れないと思われる。 総じて見れば賛否両論なのが否めない。 &bold(){あなたは最終回まで視聴し、何を思いましたか……?} 追記・修正は地球をお手当してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - タイトルに機種依存文字は使わないほうがいいのでは… -- 名無しさん (2020-03-26 16:58:24) - 機種依存文字が入っているのでタイトルの修正をお願いします。 -- 名無しさん (2020-03-26 17:26:20) - 発表当時はまさか現実とタイムリーな状況になるとは思わなかったな…。 -- 名無しさん (2020-03-26 17:32:05) - コロナの流行はビョーゲンズが原因だった・・・? -- 名無しさん (2020-03-26 19:33:20) - ちょっと敵の名前がまずった -- 名無しさん (2020-03-26 20:06:37) - キラメイジャーが「なんかプリキュアみたいだ」と思った一方で、こちらはプリキュアなのに何となく戦隊や仮面ライダーっぽい。相棒キャラが主人公をプリキュアに選ぶまでの成り行きや、ボタンの連続押しで必殺技を発動、弱点をスキャンしないと敵にトドメを刺せない…という諸々のセンスが。 -- 名無しさん (2020-03-26 20:13:48) - 「怪物を倒して世界を浄化」とかOPの1シーンとかテアティーヌ様とか、大神っぽさを感じた。久しぶりにやりたくなって、ついスイッチ版買ってしまったよ -- 名無しさん (2020-03-26 20:48:58) - オリンピックイヤーが延期になったんだよね… -- 名無しさん (2020-03-26 21:43:45) - 「エレメントボトル おいそれと手に入れられるものでは無いらしい。 」←…とりあえずクリスマスケーキには確実についてくると思うw -- 名無しさん (2020-03-28 05:52:29) - 現状が現状だし、路線変更もありうる -- 名無しさん (2020-03-28 22:19:14) - 次回、いよいよ来るか!シリーズ恒例の主人公の成長&新武器登場編 -- 名無しさん (2020-03-29 20:19:20) - ブレずに最後まで通してほしい。路線変更がないことを願う。 -- 名無しさん (2020-03-31 15:45:07) - 「病気と戦うプリキュア」というテーマだからこそ、今最も続けるべきアニメ -- 名無しさん (2020-03-31 16:46:50) - ↑視聴者に病気に負けるなというメッセージにもなるね -- 名無しさん (2020-03-31 18:55:10) - 害獣ヌートリアをどう扱うのか? -- 名無しさん (2020-04-12 15:01:59) - そろそろ再開できるだろうか。早くひなたちゃんが元気になってほしい。 -- 名無しさん (2020-05-27 02:18:27) - 前2作も含めてヒープリが3人の変身回と合体技回が期間限定で無料配信されるけどそうなるとヒープリ再開はもう少し先になるって事か。 -- 名無しさん (2020-05-30 13:01:08) - おさらいが次回は12話という事はいよいよだろうか。 -- 名無しさん (2020-06-14 11:17:42) - 荒らしコメントを削除。 -- 名無しさん (2020-06-17 17:49:38) - 消し忘れていた荒らしコメントも削除。 -- 名無しさん (2020-06-17 17:56:20) - 再開きたー -- 名無しさん (2020-06-21 09:14:38) - 追加キュアが正式に発表されたけど登場はいつになるのか。 -- 名無しさん (2020-06-22 09:35:40) - 報告にあったコメントを削除。 -- 名無しさん (2020-06-23 21:57:41) - やっと再開してヒープリが見れる楽しみを改めて実感した。 -- 名無しさん (2020-06-28 09:40:10) - 昨日、ついに放送再開しましたね! -- 名無しさん (2020-06-29 16:59:54) - まさかプリキュアで青汁が出るとは……! -- 名無しさん (2020-07-05 10:55:11) - 本来は春に予定されてた映画ミラクルリープが10月31日に正式決定されてヒープリ単独映画は来年予定に。次のスタプリ、ヒープリ、次回作との共演映画はどうなるのか…。 -- 名無しさん (2020-07-10 11:19:17) - 弦楽器持ったプリキュアって大抵元敵サイドだけど…シンドイーネさん? -- 名無しさん (2020-07-13 15:05:16) - ↑仲間化するには少々プリキュアとの交流が足らんし大人過ぎる感もある。とはいえ今作にはプリキュア以外の(準)レギュラー女の子キャラが居ないから他に候補者も居ないんだよな。見た目の雰囲気から妖精タイプ、つまりラテ様かテアティーヌと個人的には見てる -- 名無しさん (2020-07-13 15:17:10) - とりあえずラビリン、人の親切に逆ギレするのは止めよう -- 名無しさん (2020-07-13 15:30:09) - 次回いよいよあの人が登場するけど、果たしてどんな形でのどか達と交流するのか。 -- 名無しさん (2020-08-03 02:02:58) - 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2020-08-04 00:32:45) - 風鈴アスミの項目も近いうちに立ちそうね。てか見た目は年上っぽいが実際は最年少か。 -- 名無しさん (2020-08-16 09:03:22) - 4人体制はGoプリ以来で5年振りか。 -- 名無しさん (2020-08-17 23:24:16) - アスミが箸を上手く使えず恐ろしい子…な表情に。 -- 名無しさん (2020-08-23 10:41:48) - 今週はプリキュアシリーズでも非常に珍しい戦いが一切ない話だった。 -- 名無しさん (2020-09-27 17:09:40) - ジュウオウジャーのデスガリアンとかそうだったように、香村さんって基本悪役は悪役として描ききるタイプだからビョーゲンズとの和解は無さそうな気がする。ダルイゼンもあくまで「のどかの宿敵」の立場を貫きそう -- 名無しさん (2020-10-14 20:25:47) - ↑>ダルイゼンもあくまで「のどかの宿敵」の立場を貫きそう もし、そうだとしたら、ガオシルバーと狼鬼の千年間にも及ぶ宿敵関係みたいな感じになりそう。 -- 名無しさん (2020-11-01 16:59:46) - 4人中2人が弓似合いそうとか… -- 名無しさん (2020-11-08 11:20:31) - 仮面ライダーエグゼイドとの共通点が指摘されているけど、ガオレンジャーとの共通点もありますよね。 -- 名無しさん (2020-12-08 00:48:06) - キングビョーゲンがプリアラのノワールみたいに配下の一人に下克上を起こされることもなく、ドキプリのキングジコチューみたいに「元は異世界の王だが、真の黒幕によって変貌した姿」でもなく、本当のラスボスとして登場しますように…。 -- 名無しさん (2020-12-29 19:53:26) - クバルみたいな末路迎えちゃったなあダルイゼン。例年ならダルイゼン光落ちフラグになってたんだろうけど、やっぱり因果応報を貫く香村脚本でそれは許さないか -- 名無しさん (2021-01-31 14:40:51) - 次作は沖縄らしき場所を舞台にしているが、よく考えると公式に書かれていないテーマも出す可能性(例:異常気象) -- 名無しさん (2021-02-01 15:30:11) - 一部ではダルのどショックなんてタグが出来てるとか。…カプ厨には悪いけど、あの二人にそんな分かり合えそうな余地なんてあったっけ? -- 名無しさん (2021-02-03 19:48:07) - 次回作の主演がファイルーズあいさん。まさか日曜日のアニメに3作も出演するとはだれが思ったのだろうか。 -- 名無しさん (2021-02-06 19:47:23) - ↑2 ないね。ただプリキュアなんだから助けを求めてきた相手を助けるのは当然!って思考の人が意外と多くて、 -- 名無しさん (2021-02-21 15:05:23) - ↑続き。助けなかったことに納得いかなかった人が起こって叩いてるだけ。 -- 名無しさん (2021-02-21 15:06:16) - 大人になってからの姿を描かずに中学生のまま話が完結したのは新鮮だった。締め方はあのくらいでちょうどいい。 -- 名無しさん (2021-02-23 01:37:52) - 数回程度しか観たことないけれど、結局本作が言う「病気」ってどういうものだったの? -- 名無しさん (2021-03-04 15:22:33) - 描きたかったことの一つが「女の子はなんでも許してくれる女神ではない」というのもあるそうな。嫌なものは嫌って言っていいんだよってのをニチアサで見せたことは大きいよね。 -- 名無しさん (2021-03-14 05:32:22) - 増してやダルイゼンは自分の行いを悔いたりは一切してない、それどころか「お前だって『自分さえ良ければ良い』んだろ!」とブーメラン発言までしてるので、のどかからすれば許す筋合いは一切ないという。そんな奴に手なんて差し伸べなくていい -- 名無しさん (2021-04-03 18:32:46) - ↑3 本作は“病気”そのものがテーマにはなっていないというか、最終的なテーマは「命を脅かそうとする外敵に屈さない、NOを突きつける勇気」という所に落ち着いた感があるので、病気自体はさほど具体的に掘り下げて描写されてはいない気がするな。人によっては物足りなく感じるかも。本作でビョーゲンズがやっていた“蝕む”という行為は、人を病気にするのみならず、自然環境を汚染するとか、そういう意味合いも兼ねているみたいだ。 -- 名無しさん (2021-04-03 20:18:16) - 現実の病気のせいもあるかもね。終わりが見えないから治ったよかったねで終われなくなったんだろう -- 名無しさん (2021-04-07 22:23:24) - ↑2 OPの歌詞に「ヒーリングっと愛で癒したい」ってあったから、てっきり精神病(特に鬱)をオブラートに包んで扱っていたのかと思った。不治の病もじわじわと患者の命を奪っていくしね。教えてくれてありがとう。 -- 名無しさん (2021-04-19 18:29:38) - コンプリートブックによるとコロナがなかったとしてもオリンピックで全46話くらいになる予定だったらしい。 -- 名無しさん (2021-04-30 22:18:36) - ↑オリンピックで全46話くらいになる予定、実際全45話で放送終了したし、1話違いだから大した違いはないんじゃないかな? -- 名無しさん (2021-05-01 13:52:28) - 正直何でここまで某まとめサイトとかで炎上してるのかが全く分からない。特に42話 -- 名無しさん (2021-05-04 09:25:04) - ↑それが正しい感覚ですよ。勧善懲悪はバトル物の基本なのにそれを理解できない人が多過ぎるだけです。 -- 名無しさん (2021-05-04 09:39:44) - ↑ところがだ。Twitterとか見ると面と向かって面白い!って意見が全然ないのよ。中途半端にアンチに歩み寄って忖度するのばかりで -- 名無しさん (2021-05-04 18:52:15) - ↑4 カットされた話でひなたのメイン回やプリキュア5のメンバーと絡む話などが予定されてたらしい。 -- 名無しさん (2021-05-05 20:34:20) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/03/26 Thu 16:48:45ラビ &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)ペエ &font(#6495ED){所要時間}:約 17 分で読めるニャ ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&bold(){&color(pink,magenta){手と手でキュン!}&color(paleturquoise,dodgerblue){ハートつないで}&color(orangered,#fcc800){地球を}&color(thistle,mediumpurple){お手当て!}}}} &bold(){&color(black){「ヒーリングっど・プリキュア」}}とは、[[プリキュアシリーズ>プリキュアシリーズ一覧]]第17作目である。本来は中点の部分にはハートマークが入るが、機種依存文字であるためここでは省略する。 #openclose(show=●目次){ #contents } *概要 2020年2月2日から2021年2月21日まで放送された。例年より期間が長い理由については後程。 メインライターは『[[Go!プリンセスプリキュア]]』『[[キラキラ☆プリキュアアラモード]]』でサブを務め、『[[映画 Hugっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ]]』の脚本を手掛けた[[香村純子]]。 「医者」をモチーフにしつつ、プリキュアや妖精達を「地球のお医者さん」と位置づけ、悪の勢力を「異世界から来た未知のウイルス」とすることによって過去にニチアサで放送された[[同コンセプトの作品>仮面ライダーエグゼイド]]に比べ、プリキュア特有のファンタジックな作品に仕上げられている。 //%%これまで「プリティ+キュアとはいっても、どのへんがキュアなの?」とネタにされることも多かったプリキュアシリーズであるが、ここに来て遂にキュア(治癒)がメインテーマとなる作品が誕生したことになる。%% //浄化する場面がほとんどのプリキュア作品であったような気がするのですが… テーマは「生きる・絆・思いやり」。 入院経験のある主人公の過去等を通し、生きることや、その為の人と人との繋がりが描かれている。 その一方で、モチーフ故に人や生き物の生死が戦いの中で常に意識されていて戦闘シーンも緊迫感溢れるものが多いなど、香村氏の作風も相まって、これまでのシリーズに比べるとシリアスの度合いが高くなっている。更にこれまでのシリーズの「プリキュアらしさ」を覆すチャレンジングな展開が多く、シリーズの中でも賛否の分かれる作品でもある。 #openclose(show=第42話にて…){ 第42話にて、ビョーゲンズの敵幹部である[[ダルイゼン]]をキュアグレースが見捨てた展開には賛否様々な反応が起こった。 のどかはダルイゼンを倒す前に「あなたを助けたら自分はどうなるのか」「あなたが元気になったら、また地球と私たちを苦しめるのか」と尋ねたところ、ダルイゼンは怯んだ表情のまま返答できず沈黙を貫いた。 このことがキュアグレースがダルイゼンを倒す最後のスイッチになったのだが、キュアグレースは彼の答えをちゃんと待ったようには見えず、追い詰められ、冷静な思考ができる状態では無かったダルイゼンを矢継ぎ早に問い詰め、即答できなかったから「あなたを助ける気にはなれない」と言いきったキュアグレースの行いには酷ではなかったかという意見がある。 結局、ダルイゼンの答えを待たなかった事は、幾通りもの彼の心中の解釈を生み出し、『ヒーリングっど・プリキュア』42話のキュアグレースの選択には賛否が沸き起こる事となった。 } 2020年は東京オリンピックが開催される年でもあったことから、世界中から日本に人が訪れ交流する時代の到来を見越し、前々作や前作でこれまでも取り上げられた“多様性”も絡めつつ、その根底にある地球や身近な世界の素晴らしさ・楽しさを描くことに挑戦する予定だった。 …が、本作の放送開始から前後して現実世界では&color(red){重篤な肺炎を引き起こす新型コロナウィルス・COVID-19が世界的に大流行する(パンデミック)}というまさかの事態が発生。 感染拡大防止のため世界各国で人の行き来や人の集まりは大きく制限され、日本も例外ではなく、東京オリンピックが一年延期になっただけではなく、2020年4月には緊急事態宣言が発令されるまでに至った。 [[テレビ朝日]]スタッフにも感染が広がる状況下により、同年4月26日より&bold(){本番組(及び[[フジテレビ]]の[[ドリーム9>ドリーム9(フジテレビ)]]枠)の放送休止が決定}し、同年6月28日から再開された。アニメ業界全体がそうだが本作も休止期間中は再放送で埋められることになった。 毎年恒例だった[[春の過去シリーズキャラと共演する劇場版>映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日]]も上映開始日が一度は延期しつつも日程が決まったと思いきや再び延期してしまい未定になっていたがその後、同年10月31日に正式に決まった。 同時に本来は毎年の秋に公開されていた放送中のシリーズ単独の劇場版『映画 ヒーリングっど・プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』が2021年3月20日と発表され、本作の物語が終了した後に上映されるという異例の展開になった。単独ながら『[[プリキュア5>Yes!プリキュア5/〃Go!Go!]]』と共演したり次作『[[トロピカル~ジュ!プリキュア]]』の短編映画も同時上映されるなどこちらも異例尽くしの内容になっている。映画公開スケジュールの大幅な変更に伴い、本来なら毎年春に公開されている3世代のクロスオーバー映画の制作は見送られた((2022年には春映画そのものが廃止になってしまった。))。 &bold(){現実のウィルス}の猛威を前に予想だにしない大きな足踏みを余儀なくされた事で再放送後に同年6月28日から放送が再開され、従来よりも放送期間が1ヶ月延長されて2月下旬に最終回を迎えたが最終的に数話分が短縮された事で全45話と現時点で最も話数が少ないシリーズの1つになった。((もう一つは次々作「[[デリシャスパーティ・プリキュア]]。こちらは別の理由だが、奇しくも原因が現実世界の理不尽な出来事によるものと共通している。)) 但し、それでも本来の放送予定で可能な限り製作された節があり、季節ネタを扱ったエピソードも例外ではなく、夏に関係した話を秋に放送するといった変則的な構成を続けていたが、最終的にハロウィンやクリスマス回は製作されなかった。また、当初の予定通りに単独映画が秋頃に公開されていた場合、映画と連動したエピソードを制作する予定だった事も明かされている。 また、最終話は『[[ハピネスチャージプリキュア!]]』以来となる主人公達が大人になった姿を描かず、プリキュアとしての戦いが今後も続いていく事を示唆したラストを迎えた。それについては単独映画の公開が番組終了後に延期となった事に伴う違和感を無くすための措置であるという見方もあるが、劇場版の時間軸が最終回より後なのかは明言されていない。 こうした状況による様々なスケジュールの崩壊、子供番組全体に起こった買い控えもあって、持ち直していた商業成績が再度がっくりと落ちてハピネス以来となる暗黒期の再来となった。 諸々の状況から不遇な状況に置かれたプリキュアと見る向きもあるが、主演の悠木碧はエッセイ「貴方はプリキュア」にて 「ヒープリが不遇だったと言わせるつもりはない、&bold(){世の中に希望が必要だった時にプリキュアを任せてもらえたのだ}」 と、強く答えている。 *ストーリー 主人公・花寺のどかはすこやか市に引っ越してきた中学2年生。 引っ越し初日、町を散策していたのどかは、地球をお手当する為にやってきた妖精「ヒーリングアニマル」と出会い、更には異世界から侵略してきた邪悪な病原体「ビョーゲンズ」の襲撃に巻き込まれる。 そんな中でのどかはヒーリングアニマルの一匹であるラビリンと共にキュアグレースに変身し、ビョーゲンズを撃退。 以後、クラスメートの沢泉ちゆや平光ひなたも加わり、仲間達と共にビョーゲンズに立ち向かうことになる。 *登場人物 **プリキュア ヒーリングアニマルと絆を結び、ヒーリングステッキとエレメントボトルで人間が変身した伝説の戦士。 その昔は「古のプリキュア」なる者も存在し、健在だった頃のキングビョーゲンとも戦ったことがあるようだが、その詳細は分かっていない。 初期メンバーは3人で中盤からキュアアースが加わり、人数は『Go!プリンセスプリキュア』以来5年振りの4人体制となった。 全員変身後の決め台詞は、&bold(){「地球をお手当て! ヒーリングっど・プリキュア!」}。 ・[[&bold(){&color(magenta){花寺のどか/キュアグレース}}>花寺のどか/キュアグレース]] CV:[[悠木碧]] 本作の主人公。 普段はおっとりしていて穏やかな人物だが、芯と正義感は強い。 誰に対しても献身的だが、時に自分を顧みなくなることも少なく無い。 かつては長い間入院生活を送っていた。 詳しくは個別項目参照。 ・[[&bold(){&color(dodgerblue){沢泉ちゆ/キュアフォンテーヌ}}>沢泉ちゆ/キュアフォンテーヌ]] CV:依田菜津 のどかのクラスメイト。 落ち着いた性格で大人びている。 文武両道な優等生だが、駄洒落に弱いという意外な一面もある。 詳しくは個別項目参照。 ・[[&bold(){&color(#fcc800){平光ひなた/キュアスパークル}}>平光ひなた/キュアスパークル]] CV:河野ひより のどかとちゆのクラスメイト。 バイタリティ溢れるムードメーカーで、少し強引だが根は素直。 勉強は苦手。 詳しくは個別項目参照。 ・[[&bold(){&color(mediumpurple){風鈴アスミ/キュアアース}}>風鈴アスミ/キュアアース]] CV:[[三森すずこ]] 今作の追加プリキュア。 テアティーヌの祈りを受けて実体化した精霊的存在で、バテテモーダの猛攻で窮地に陥ったのどか/グレース達を救った。 物腰は穏やかだが地球を蝕む邪悪な存在であるビョーゲンズに対しては情け容赦なく殲滅する。 その一方で、世間の常識には疎いためか、無自覚でのどか達を振り回してしまうことも。 詳しくは個別項目参照。 **ヒーリングアニマル 本作における妖精。 異世界&bold(){&color(black){「ヒーリングガーデン」}}に住まう動物の姿をした妖精達で「地球のお手当」を使命とする「地球のお医者さん」。 本編開始前から続くビョーゲンズとの戦いでガーデンが壊滅状態に陥り、ラテと見習いの三匹が地球に送られることになる。 アニマルに認められると(曰く、“&bold(){心の肉球がキュンとする}”)、変身アイテム「ヒーリングステッキ」が生み出され、それを介して人間と妖精が協力してプリキュアに変身出来るようになる。 ・&bold(){&color(pink){ラビリン}} CV:加隈亜衣 のどかのパートナーであるウサギ型アニマルの女の子。 使命感が強く、生真面目でしっかり者。 詳しくはのどかの項目参照。 [[キュアプリズム>虹ヶ丘ましろ/キュアプリズム]]?一体誰ラビ? ・&bold(){&color(paleturquoise){ペギタン}} CV:武田華 ちゆのパートナーであるペンギン型アニマルの男の子。 小心者で慌てん坊が、やればできる子。 詳しくはちゆの項目参照。 ・&bold(){&color(orangered){ニャトラン}} CV:金田アキ ひなたのパートナーである猫型アニマルの男の子。 ノリは軽いが、機転の利く頭脳派。 詳しくはひなたの項目参照。 ・&bold(){&color(thistle){ラテ}} CV:白石晴香 小犬型アニマルでガーデンの姫君。 その立場上他のアニマル達からは様付けされて丁寧に接されている。 第2話にて迷子犬として花寺家で飼育されることになる。 上三匹と違ってまだ言葉は話せず、専用の聴診器を使うことで他者と意思疎通が可能。 その際には語尾に「ラテ」と付く。 エレメントさんと同調しており、エレメントさんがメガビョーゲンに取り込まれると体調を崩してしまう。 そうなると聴診器でメガビョーゲンの出現場所を聞き出した後、早急に倒す必要がある。 早期にメガビョーゲンを倒せば直ぐに回復するが、倒すのが遅れると体調が治らず、エレメントさんの力を注ぐことでようやく復活する。 第20話でアスミのパートナーとなり、彼女が変身する際にキュアタッチする。 ・&bold(){&color(snow,orchid){テアティーヌ}} CV:戸田恵子 麗しい成犬の姿をしたアニマルで、ガーデンの現女王にしてラテの母親。 キングビョーゲンとの戦いで力の大半を消耗し、娘を三匹に託して人間界に送った。 現在は少ない軍勢と共にガーデンを守り続けている。 大昔はラテと似た小型犬のような容姿で言葉も話せなかった。 ・&bold(){&color(gray,black){サルロー}} CV:[[郷田ほづみ]] 最終話で登場した老人風の猿型アニマル。 「[[地球を蝕む>最後の対決に最高の勝負を!ラグビー対決(ビーロボカブタック)]]という視点では、今の人間たちもビョーゲンズとそう変わらない」という考えを持っており、さらにのどか達がお土産で持ってきたすこやかまんじゅうに野生のナノビョーゲンが紛れメガビョーゲンが発生した事で彼女達を痛烈に批判する。 しかし、それでものどか達は自分達の責任としてプリキュアに変身してメガビョーゲンと戦い、さらにラテが呼び出した[[別世界のプリキュア>夏海まなつ/キュアサマー]]の介入もありテアティーヌからもう少しの間だけ人間を信じてみる事を諭されたことで、人間に対しての考えを改める事になった。 #openclose(show=ヒーリングガーデンにて…){ 『ヒーリングっど・プリキュア』最終回で明らかになったのは、「ヒーリングアニマルは地球の守護者であって必ずしも人間の味方という訳ではない」という事実であった。 最終回で「地球環境の行く末次第では、ヒーリングアニマルが人類を浄化対象とするかも知れない」という可能性に触れ、プリキュア達が「自分達人間も、これまで浄化していったビョーゲンズ達のようにヒーリングアニマル達に地球の害毒と見なされ、浄化される(消される)かもしれない」と悩み、人間とビョーゲンズの立場が入れ替わるかのような展開は、視聴者に強い衝撃を与えた。 最終回で人間という種を批判し浄化される事を望んでいるサルローが現れた事により、キュアグレースが[[ダルイゼン]]を見捨てて突き放したことの意味に更なる一考を投げかけている。 のどかがダルイゼンを見捨てて突き放したように、いつか人類もまたヒーリングアニマル達に見捨てられるかもしれないのだ。 その一方で、ヒーリングアニマル達の都合でのどか達を危険な戦いに巻き込んでおきながら、その事について感謝も謝罪も無く一方的に「人間の業」を糾弾するサルローや、ラビリン達にプリキュアになってくれる人間を探すように命じ、戦えない自分達に代わって地球の為にビョーゲンズと戦ってくれたのどか達人間に対して、悪びれもせずに「浄化する覚悟がある」と言い放ったテアティーヌの言葉に、怒りや反発を抱く視聴者をもいる。 そもそも「人間を浄化」とはどうするつもりなのか?。[[プリキュアシリーズ]]において「浄化」とは命を奪うことでは無いとされてきた。浄化された[[ビョーゲンズ]]達は自我を持たないナノビョーゲンに退化したとスタッフインタビューで明かされているが、結局の所ヒーリングアニマルの言う「浄化」とは「知的生命体を排除する」事の言い換えで、ヒーリングアニマル達のただのおためごかしに過ぎなかったのだろうか? } **その他の登場人物 ※プリキュアの家族については、各自の個別項目参照。 ・円山教生 CV:浜田賢二 のどか達の担任をしている理科の教師。 見た目は普通のおじさんだが、ビョーゲンズが現れた際には率先して避難誘導を行う、行方不明になったのどか達を必死で探し回るなど教師の鑑と言える人物。 第31話でメガパーツによってパワーアップした[[シンドイーネ]]により息子の孝太を庇う形でギガビョーゲンにされてしまいプリキュア達を追い詰めるが、新たなる技ヒーリングっどアローで浄化された事で元の姿に戻った。 ・益子道男 CV:井口祐一 第7話で登場したのどか達の隣のクラスの男子生徒。 自称「すこ中ジャーナルのジャーナリスト」だが、実態はただの新聞部部員で、しかも部員は彼一人だけ。 スクープに対する執着心は強く、時にスクープを追い求めすぎて手段を選ばなくなり、そのせいで他者に煙たがれらることもある。 しかし、自分の非を自覚すればすぐに認めて謝罪したりデマや思い込みと分かればそれ以上は探求しようとしないなど根はちゃんと常識をわきまえた人物である。 一度はのどかをメガビョーゲン騒ぎの元凶と決めつけてストーカー行為スレスレの行動を繰り返したが、誤解と分かって以降は彼女達と和解した。 第8話ではちゆのライバルになりそうな西中の高美ツバサをのどかとひなたに教えていた。 第16話では益子のセリフはないが永遠の大樹の件で城戸を結婚して疎遠になった長野と杉崎夫妻と仲直りさせるためひなたに手伝わされていた。 第31話で益子は登場してないが新聞部の活動は続けているようで円山先生の息子の孝太からプリキュアの存在が言及されていた。 第34話ではセリフありでは第8話以来に登場して陸上大会で優勝したちゆを取材しようとするが取り巻きの女子生徒に追い出された。 物語終盤では復活したキングビョーゲンを撮影していた中でかつて尾行していたのどかを含め彼女達がプリキュアと知る事になったが、彼女達の活躍により幾度となくすこやか市の危機を救っていてくれた事を尊重して住人達と一緒に胸の内にしまう事にした。 名前は似ているが、[[彼女>増子美香]]との関連性は不明。 ・土生みきお CV:北田理道 第15話で登場したハーブ専門店の男性店主。 [[オネエ>オネエキャラ]]の雰囲気があり((余談だが令和プリキュアでは彼の後、『トロピカル~ジュ!』32話のコニー、『[[デリシャスパーティ>デリシャスパーティ・プリキュア]]』の[[ローズマリー>ローズマリー(デリシャスパーティ・プリキュア)]]と、3作連続でオネエキャラが登場している。))、彼が制作したマスコットキャラクターも独自のセンスを醸し出しているがラビリンは気に入っていた。 名前の由来はそのままハーブと思われる。 ・日下織江 CV:前田玲奈 第18話で登場したアロマショップの女性店長。 ひょんなことからニャトランが彼女に惚れてしまいひなたも応援するが織江は既に結婚していたためニャトランは[[真っ白に燃え尽きた。>矢吹丈]] ・りり CV:田中貴子 第25話で登場した小学生の女の子。 公園にいたペギタンを連れ帰ってジョセフィーヌと名付けてぬいぐるみとして可愛いがる。 母子家庭で母親は家を空ける事が多く学校でも馴染めない状況が続いていたがペギタンの励ましによって友達が増えた。 ・蜂須賀先生 CV:浜田賢二 第33話で登場したのどかが入院していた時の主治医(第11話ではのどかの回想において後ろ姿で登場)。 原因不明の病に長い時間ずっと苦しんでいたのどかを励まし続けた事により彼女にとっては大恩人ともいえる存在。 その後、のどかが一転して回復した事で退院するも最後まで病の原因がわからず自分の無力さを痛感したが、のどかの彼に宛てた手紙を読んだ事で感極まりある決心をする事になった。 のどかと別れた後にメガパーツでパワーアップした[[ダルイゼン]]によってギガビョーゲンにされてしまうがプリキュア達の活躍によって元の姿に戻った。 ・高美ツバサ CV:[[高森奈津美]] 第34話で登場したすこやか西中の陸上部の少女(第8話では益子道男から彼女らしき存在が示唆されていた)。 ちゆをライバル視しており次は世界で戦う事を宣言するが、ちゆはその先の事までは考えていなかった事が許せず関係に亀裂が生じてしまう。 その後、シンドイーネによってギガビョーゲンにされてしまうがプリキュア達の活躍によって元に戻り上記の件を謝罪してちゆと仲直りした。 第38話では手紙で登場しており海外生活に慣れて引き続きハイジャンプの練習をしてちゆとの再会を待ち望んでいる模様。 担当声優は次々作『[[デリシャスパーティ・プリキュア]]』にもコメコメ役で出演している。 ・斎藤えりこ CV:松本沙羅 第36話で登場したひなたが小学生の時に交流があった少女。 ひなたをナターシャ、自身はエリザベスとあだ名で呼び合う仲だったが5年前に引っ越して疎遠になり、ひなたは中学を卒業したらのどかやちゆとも疎遠にならないかと不安に駆られてしまう。 ひなたと再会した時はあだ名呼びを一度は拒絶してしまうが、えりこ自身はひなたがのどかやちゆと仲良くやっていた事が羨ましかっただけでありメガビョーゲン浄化後はひなたと再び交流する事になった。 担当声優は次作『[[トロピカル~ジュ!プリキュア]]』にも出演した。 ・フウ かつてテアティーヌと共に大昔のすこやか市を守っていた古のプリキュア((アスミは彼女の姿を元に生み出された))。 ヒーリングガーデンに彼女を模した彫刻が残っている。 第39話でキングビョーゲンの回想に登場しており、アスミとほぼ同じ姿をしている。 ハープの演奏が得意であり「ヒーリングっど♥プリキュア ドリームステージ」ではアスミにも演奏技術が受け継がれている話となっている。 *[[ビョーゲンズ]] 本作の敵役。 地球に隣接する異世界であるビョーゲンキングダムから攻めてきた邪悪な病原体達で、地球を蝕んで不治の病に侵し自分達だけが住める環境に変えてしまうことを目的としている。地球上の生命体を「宿主」として成長したテラビョーゲン達を幹部に持つ。 詳しくは個別項目参照。 *アイテム・用語 ・ヒーリングステッキ ヒーリングアニマルが、自ら見染めた相手と心が通じ合い、「心の肉球」が反応することで現れるとされる伝説のアイテム。 本作におけるプリキュアはこれを使って変身するが、それだけに留まらず、攻撃・防御・分析などをコレ一本で行なえるというマルチデバイスである。 中央部分にヒーリングアニマルが合体し、その下部にエレメントボトルをセット。 肉球に1回触れることでプリキュアへの変身が完了する。 また、変身後に肉球に1回触れることによって「キュアスキャン」を発動。 メガビョーゲンに取り込まれたエレメントさんを探し当てることが出来る。 他にもステッキに収まったアニマルの掛け声によって展開される肉球状のバリア「ぷにシールド」を展開する。 因みに心を通わせた者同士でなければ変身出来ず、第2話では、ラビリン不在の中でのどかがニャトランと変身しようとしたが失敗している。また、喧嘩などをして互いの仲が最悪になると変身自体ができなくなってしまう((第15話。))。 ・エレメントさん 有機物無機物を問わず、地球上の万物に宿る精霊。 その存在が地球の生命力そのものを表しており、ナノビョーゲンに感染してメガビョーゲンにされてしまうと、地球は弱体化の一途をたどる。 時折自分達の力をエレメントボトルとして譲ってくれることもある。 声優は[[花守ゆみり]]氏、千本木彩花氏、降幡愛氏の3名が各話ごとにローテーション制で演じている。 #openclose(show=一覧){ |登場話|名前|媒体|声優| |第1話|花のエレメントさん|花|花守ゆみり| |第2話|木のエレメントさん|校庭の木|千本木彩花| |第3話|水のエレメントさん|温泉水|降幡愛| |第4話|光のエレメントさん|鏡|花守ゆみり| |第5話|泡のエレメントさん|水族館の水槽内の泡|千本木彩花| |第6話|実りのエレメントさん|苺畑|降幡愛| |第7話|雨のエレメントさん|雨水|花守ゆみり| |第8話|氷のエレメントさん|氷袋|花守ゆみり| |第9話|宝石のエレメントさん|宝石|花守ゆみり| |第13話|雷のエレメントさん|電線|千本木彩花| |第14話|風のエレメントさん|電動扇風機|降幡愛| |第16話|はっぱのエレメントさん|ハーブ|花守ゆみり| |第18話|火のエレメントさん|蝋燭|降幡愛| |第20話|太陽のエレメントさん|ソーラーパネル|千本木彩花| } ・エレメントボトル 本作のキーアイテム。 エレメントさんの力が籠った小さなボトル型アイテムで、ヒーリングステッキにセットすることで変身や技の発動に使用される。 地球の力そのものであるため、非常に貴重で、おいそれと手に入れられるものでは無いらしい。 &font(l){[[2本揃ってもベストマッチにはならない>フルボトル(仮面ライダービルド)]]。} #openclose(show=一覧){ |名前|所持者|効果|経緯| |花のエレメントボトル|のどか/グレース|キュアグレースに変身させる|テアティーヌからラビリンに託された| |水のエレメントボトル|ちゆ/フォンテーヌ|キュアフォンテーヌに変身させる|テアティーヌからペギタンに託された| |光のエレメントボトル|ひなた/スパークル|キュアスパークルに変身させる|テアティーヌからニャトランに託された| |実りのエレメントボトル|のどか/グレース|光弾を発射する|実りのエレメントさんから託された| |氷のエレメントボトル|ちゆ/フォンテーヌ|命中したものを凍らせる光弾を放つ|氷のエレメントさんから託された| |雷のエレメントボトル|ひなた/スパークル|命中したものを痺れさせる光弾を放つ|雷のエレメントさんから託された| |はっぱのエレメントボトル|のどか/グレース|正確な効果は不明|はっぱのエレメントさんから託された| |雨のエレメントボトル|ちゆ/フォンテーヌ|雨を降らせる光弾を放つ|雨のエレメントさんから託された| |火のエレメントボトル|ひなた/スパークル|正確な効果は不明|火のエレメントさんから託された| |風のエレメントボトル|アスミ/キュアアース|キュアアースに変身させる|初登場の際アスミが変身解除の際に作り出した| |空気のエレメントボトル|アスミ/キュアアース|相手を空気玉で閉じ込める|| |音のエレメントボトル|アスミ/キュアアース|音波で相手の動きを止める|| } ・ヒーリングルームバッグ ラビリン達が持ってきた大きな鞄。 内部にはアニマル達の生活空間があり、椅子やクッション等が常備されているなど、言わば彼女らの住居となるアイテムである。 ・聴診器 ラテやエレメントさんとの会話に用いられるアイテム。 ・ラベンだるまちゃん 第15話で登場したハーブ専門店のマスコットキャラクター。 初見では反応に困りそうな何ともいえない風貌をしているがラビリンは目を輝かせていた。 やがて、のどかのおかげでそのぬいぐるみを手に入れることができたラビリンだったが…。 後にプリキュアプリティストアで&bold(){まさかの商品化}を果たす。 ・燃えよ、ビーバレ! ビーチバレーを題材にしたスポ根風アニメ。 画風は昭和感満載だが内容は令和らしくコンプライアンスに配慮されている。 アスミとラビリンとラテ、ちゆの弟とうじは欠かさず見てる模様。 公式サイトにキャラ紹介ページが作られてる他、何故かプリティストアから発売されたメモリアルチャームになったことも。 ・すこやかまんじゅう すこやか市の名物でもある饅頭。 個別はもちろん6個入りもあり、イチゴやカボチャ、小松菜など味の種類も豊富。 アスミも初めて食べてからお気に入りになったようで、最終話で野生のナノビョーゲンによってメガビョーゲンになった時は攻撃する事ができなかった。 *余談 エレメントさんは第1話が花で花守氏、第2話が木で千本木氏、第3話が水で降幡氏は[[Aqours>Aqours(ラブライブ!)]]と第4話以降でローテーション制と判明するまではエレメントさんの属性と演者の名字や所属ユニットが共通していた事で一時的に話題になっていた。 花守氏はその後、次作「[[トロピカル~ジュ!プリキュア]]」で[[プリキュア役>涼村さんご/キュアコーラル]]に抜擢された。 16話でかつて同時間帯に放送されていた[[おジャ魔女どれみ]]が映画「魔女見習いを探して」に合わせて映画ポスターのカメオ出演として登場した。しかし本来公開直後に同話と連動する予定が、同番組が前述のように新型コロナウィルスによる放送延期や同映画もその影響で公開延期により、放送時期と映画公開の時期が大きくずれてしまった。 *アニメージュ第43回アニメグランプリ アニメージュ2021年8月号で発表された第43回アニメグランプリ(投票期間2021年4月9日~5月8日、5月号の綴じ込みハガキの投票を集計)の結果、グランプリ作品部門『ヒーリングっど・プリキュア』が1位(得票数455point)となった。[[プリキュアシリーズ>プリキュアシリーズ一覧]]初の快挙となる。 女性キャラクター部門1位は花寺のどか/キュアグレース(得票数405point)、8位に平光ひなた/キュアスパークル(得票数64point)、15位に沢泉ちゆ/キュアフォンテーヌ(得票数50point)がランクインした。そして男性キャラクター部門ではダルイゼンが7位(得票数62point)、ニャトランが14位(得票数49point)、ペギタンが15位(得票数48point)にランクインした。 アニメソング部門ではOP曲『ヒーリングっど・プリキュアTouch!!』が3位(得票数125point)、『ヒーリングっど・プリキュア』前記ED曲『ミラクルっと・Link Ring!』が4位(得票数109point)にランクインした。 アニメージュ8月号には『ヒーリングっど・プリキュア』のシリーズディレクター池田洋子氏とプロデューサー安見香氏のインタビュー、そして山岡直子氏の描き下ろしイラストが掲載された。 #openclose(show=悠木碧氏の声優部門1位受賞インタビュー内にて){ 悠木碧氏は第43回アニメグランプリ声優部門1位の受賞インタビュー内にて、「『ヒーリングっど・プリキュア』は『のどかが優しい自分のままでいられる世界とは?』を1年かけて提示してきた作品です。のどかは、頑張り屋で他者に優しさを与えすぎてしまう部分もありました。でも、『自分を大事にすること』が周りの人たちの幸せに繋がる事を学んで。第42話では、ダルイゼンというヒール役を滅ぼすかどうかという展開がありました。視聴者の方はきっとのどかと一緒に『正義とは何か』を考えてくださったでしょうし、のどかの選択には賛否両論があったと思います。私は、あのエピソードは『のどかの選択は正しい』ということを伝えるのではなくて、『あなたはどう思う?』と問いかけているのではないかと思っていて。」 ―正解だと主張するのではなく。 「感じ方は人それぞれなのだと。それはこの作品に限らず、世のアート作品すべてに言えると思います。」 と、今作品について語っている。 } 反響は大きく、翌月のアニメージュ9月号のキャラクターベスト10にも6位に花寺のどか/キュアグレース(得票数64票)、19位にダルイゼン(得票数36票)がランクインした。(top30まで誌面に記載される。) 追記・修正は地球をお手当してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,20) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - タイトルに機種依存文字は使わないほうがいいのでは… -- 名無しさん (2020-03-26 16:58:24) - 機種依存文字が入っているのでタイトルの修正をお願いします。 -- 名無しさん (2020-03-26 17:26:20) - 発表当時はまさか現実とタイムリーな状況になるとは思わなかったな…。 -- 名無しさん (2020-03-26 17:32:05) - コロナの流行はビョーゲンズが原因だった・・・? -- 名無しさん (2020-03-26 19:33:20) - ちょっと敵の名前がまずった -- 名無しさん (2020-03-26 20:06:37) - キラメイジャーが「なんかプリキュアみたいだ」と思った一方で、こちらはプリキュアなのに何となく戦隊や仮面ライダーっぽい。相棒キャラが主人公をプリキュアに選ぶまでの成り行きや、ボタンの連続押しで必殺技を発動、弱点をスキャンしないと敵にトドメを刺せない…という諸々のセンスが。 -- 名無しさん (2020-03-26 20:13:48) - 「怪物を倒して世界を浄化」とかOPの1シーンとかテアティーヌ様とか、大神っぽさを感じた。久しぶりにやりたくなって、ついスイッチ版買ってしまったよ -- 名無しさん (2020-03-26 20:48:58) - オリンピックイヤーが延期になったんだよね… -- 名無しさん (2020-03-26 21:43:45) - 「エレメントボトル おいそれと手に入れられるものでは無いらしい。 」←…とりあえずクリスマスケーキには確実についてくると思うw -- 名無しさん (2020-03-28 05:52:29) - 現状が現状だし、路線変更もありうる -- 名無しさん (2020-03-28 22:19:14) - 次回、いよいよ来るか!シリーズ恒例の主人公の成長&新武器登場編 -- 名無しさん (2020-03-29 20:19:20) - ブレずに最後まで通してほしい。路線変更がないことを願う。 -- 名無しさん (2020-03-31 15:45:07) - 「病気と戦うプリキュア」というテーマだからこそ、今最も続けるべきアニメ -- 名無しさん (2020-03-31 16:46:50) - ↑視聴者に病気に負けるなというメッセージにもなるね -- 名無しさん (2020-03-31 18:55:10) - 害獣ヌートリアをどう扱うのか? -- 名無しさん (2020-04-12 15:01:59) - そろそろ再開できるだろうか。早くひなたちゃんが元気になってほしい。 -- 名無しさん (2020-05-27 02:18:27) - 前2作も含めてヒープリが3人の変身回と合体技回が期間限定で無料配信されるけどそうなるとヒープリ再開はもう少し先になるって事か。 -- 名無しさん (2020-05-30 13:01:08) - おさらいが次回は12話という事はいよいよだろうか。 -- 名無しさん (2020-06-14 11:17:42) - 荒らしコメントを削除。 -- 名無しさん (2020-06-17 17:49:38) - 消し忘れていた荒らしコメントも削除。 -- 名無しさん (2020-06-17 17:56:20) - 再開きたー -- 名無しさん (2020-06-21 09:14:38) - 追加キュアが正式に発表されたけど登場はいつになるのか。 -- 名無しさん (2020-06-22 09:35:40) - 報告にあったコメントを削除。 -- 名無しさん (2020-06-23 21:57:41) - やっと再開してヒープリが見れる楽しみを改めて実感した。 -- 名無しさん (2020-06-28 09:40:10) - 昨日、ついに放送再開しましたね! -- 名無しさん (2020-06-29 16:59:54) - まさかプリキュアで青汁が出るとは……! -- 名無しさん (2020-07-05 10:55:11) - 本来は春に予定されてた映画ミラクルリープが10月31日に正式決定されてヒープリ単独映画は来年予定に。次のスタプリ、ヒープリ、次回作との共演映画はどうなるのか…。 -- 名無しさん (2020-07-10 11:19:17) - 弦楽器持ったプリキュアって大抵元敵サイドだけど…シンドイーネさん? -- 名無しさん (2020-07-13 15:05:16) - ↑仲間化するには少々プリキュアとの交流が足らんし大人過ぎる感もある。とはいえ今作にはプリキュア以外の(準)レギュラー女の子キャラが居ないから他に候補者も居ないんだよな。見た目の雰囲気から妖精タイプ、つまりラテ様かテアティーヌと個人的には見てる -- 名無しさん (2020-07-13 15:17:10) - とりあえずラビリン、人の親切に逆ギレするのは止めよう -- 名無しさん (2020-07-13 15:30:09) - 次回いよいよあの人が登場するけど、果たしてどんな形でのどか達と交流するのか。 -- 名無しさん (2020-08-03 02:02:58) - 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2020-08-04 00:32:45) - 風鈴アスミの項目も近いうちに立ちそうね。てか見た目は年上っぽいが実際は最年少か。 -- 名無しさん (2020-08-16 09:03:22) - 4人体制はGoプリ以来で5年振りか。 -- 名無しさん (2020-08-17 23:24:16) - アスミが箸を上手く使えず恐ろしい子…な表情に。 -- 名無しさん (2020-08-23 10:41:48) - 今週はプリキュアシリーズでも非常に珍しい戦いが一切ない話だった。 -- 名無しさん (2020-09-27 17:09:40) - ジュウオウジャーのデスガリアンとかそうだったように、香村さんって基本悪役は悪役として描ききるタイプだからビョーゲンズとの和解は無さそうな気がする。ダルイゼンもあくまで「のどかの宿敵」の立場を貫きそう -- 名無しさん (2020-10-14 20:25:47) - ↑>ダルイゼンもあくまで「のどかの宿敵」の立場を貫きそう もし、そうだとしたら、ガオシルバーと狼鬼の千年間にも及ぶ宿敵関係みたいな感じになりそう。 -- 名無しさん (2020-11-01 16:59:46) - 4人中2人が弓似合いそうとか… -- 名無しさん (2020-11-08 11:20:31) - 仮面ライダーエグゼイドとの共通点が指摘されているけど、ガオレンジャーとの共通点もありますよね。 -- 名無しさん (2020-12-08 00:48:06) - キングビョーゲンがプリアラのノワールみたいに配下の一人に下克上を起こされることもなく、ドキプリのキングジコチューみたいに「元は異世界の王だが、真の黒幕によって変貌した姿」でもなく、本当のラスボスとして登場しますように…。 -- 名無しさん (2020-12-29 19:53:26) - クバルみたいな末路迎えちゃったなあダルイゼン。例年ならダルイゼン光落ちフラグになってたんだろうけど、やっぱり因果応報を貫く香村脚本でそれは許さないか -- 名無しさん (2021-01-31 14:40:51) - 次作は沖縄らしき場所を舞台にしているが、よく考えると公式に書かれていないテーマも出す可能性(例:異常気象) -- 名無しさん (2021-02-01 15:30:11) - 一部ではダルのどショックなんてタグが出来てるとか。…カプ厨には悪いけど、あの二人にそんな分かり合えそうな余地なんてあったっけ? -- 名無しさん (2021-02-03 19:48:07) - 次回作の主演がファイルーズあいさん。まさか日曜日のアニメに3作も出演するとはだれが思ったのだろうか。 -- 名無しさん (2021-02-06 19:47:23) - ↑2 ないね。ただプリキュアなんだから助けを求めてきた相手を助けるのは当然!って思考の人が意外と多くて、 -- 名無しさん (2021-02-21 15:05:23) - ↑続き。助けなかったことに納得いかなかった人が起こって叩いてるだけ。 -- 名無しさん (2021-02-21 15:06:16) - 大人になってからの姿を描かずに中学生のまま話が完結したのは新鮮だった。締め方はあのくらいでちょうどいい。 -- 名無しさん (2021-02-23 01:37:52) - 数回程度しか観たことないけれど、結局本作が言う「病気」ってどういうものだったの? -- 名無しさん (2021-03-04 15:22:33) - 描きたかったことの一つが「女の子はなんでも許してくれる女神ではない」というのもあるそうな。嫌なものは嫌って言っていいんだよってのをニチアサで見せたことは大きいよね。 -- 名無しさん (2021-03-14 05:32:22) - 増してやダルイゼンは自分の行いを悔いたりは一切してない、それどころか「お前だって『自分さえ良ければ良い』んだろ!」とブーメラン発言までしてるので、のどかからすれば許す筋合いは一切ないという。そんな奴に手なんて差し伸べなくていい -- 名無しさん (2021-04-03 18:32:46) - ↑3 本作は“病気”そのものがテーマにはなっていないというか、最終的なテーマは「命を脅かそうとする外敵に屈さない、NOを突きつける勇気」という所に落ち着いた感があるので、病気自体はさほど具体的に掘り下げて描写されてはいない気がするな。人によっては物足りなく感じるかも。本作でビョーゲンズがやっていた“蝕む”という行為は、人を病気にするのみならず、自然環境を汚染するとか、そういう意味合いも兼ねているみたいだ。 -- 名無しさん (2021-04-03 20:18:16) - 現実の病気のせいもあるかもね。終わりが見えないから治ったよかったねで終われなくなったんだろう -- 名無しさん (2021-04-07 22:23:24) - ↑2 OPの歌詞に「ヒーリングっと愛で癒したい」ってあったから、てっきり精神病(特に鬱)をオブラートに包んで扱っていたのかと思った。不治の病もじわじわと患者の命を奪っていくしね。教えてくれてありがとう。 -- 名無しさん (2021-04-19 18:29:38) - コンプリートブックによるとコロナがなかったとしてもオリンピックで全46話くらいになる予定だったらしい。 -- 名無しさん (2021-04-30 22:18:36) - ↑オリンピックで全46話くらいになる予定、実際全45話で放送終了したし、1話違いだから大した違いはないんじゃないかな? -- 名無しさん (2021-05-01 13:52:28) - 正直何でここまで某まとめサイトとかで炎上してるのかが全く分からない。特に42話 -- 名無しさん (2021-05-04 09:25:04) - ↑それが正しい感覚ですよ。勧善懲悪はバトル物の基本なのにそれを理解できない人が多過ぎるだけです。 -- 名無しさん (2021-05-04 09:39:44) - ↑ところがだ。Twitterとか見ると面と向かって面白い!って意見が全然ないのよ。中途半端にアンチに歩み寄って忖度するのばかりで -- 名無しさん (2021-05-04 18:52:15) - ↑4 カットされた話でひなたのメイン回やプリキュア5のメンバーと絡む話などが予定されてたらしい。 -- 名無しさん (2021-05-05 20:34:20) - ↑2 子供にメッセージが伝わるのが大事なんでそういうのは正直ねえ。特にビョーゲンズを許して受け入れてやることこそが優しさだ、それでもプリキュアか!って意見の多さはまさに「女の子は女神ではない」で、何夢見てんだって話だが。 -- 名無しさん (2021-07-20 14:24:28) - 別にダルイゼンとかはどうでも良いんだけど最終回で今まで頑張ってきたのどか達が説教くらうのが未だに釈然としない -- 名無しさん (2021-07-30 14:08:57) - やってることは戦隊の路線なんだよね。プリキュアとしては初だったり珍しかったりしたから良くも悪くも話題になったけどこれが戦隊だったら「いつものことか」とか「これ前にもやったよな」で済んでたんだと思う。 -- 名無しさん (2021-08-19 22:55:52) - 荒らしコメントを削除 -- 名無しさん (2021-11-04 01:10:32) - ぶっちゃけた話ビョーゲンズは「喋るウィルス」なので、それと和解・救済するということは「死にかけて苦しんでも病気と仲良くしてね☆」というメッセ―ジに他ならないし、今のご時世抜きにしても普通に子供向けアニメとしてアウトでしょ -- 名無しさん (2021-12-10 21:41:20) - 報告にあったコメントを削除。 -- 名無しさん (2022-03-12 11:06:12) - すあま -- 名無しさん (2022-05-13 19:25:30) - サルローさんは進化が足りなくて敗北したネオキングビョーゲンを見て度を超した進化を批判するというズレた所があるサルだからね。言うことがトンチンカンなのも仕方ない。 -- 名無しさん (2022-10-11 03:30:34) - 現実的な観点から言うと、「病気と共存」てフレーズが意味するのは、「病気にかかってる現状を否定したり、何があっても克服すべきものだと捉えてしまうと心身にとって多大なストレスになり結果として病気の悪化に繋がってしまう。だから、否定せずに受け入れていこう。そうすることで回復の度合いも目に見えてよくなるんだよ」ていう意味合いであって、「甘んじて現状を受け入れて我慢しろ」などという否定的な意味じゃないんだよ。&br()そういう観点的に、「病気を乗り越える=原因であるビョーゲンズを敵視して排除する」という流れじゃなく、「病気との共存=病を乗り越えていくためのプロセス」だという点を強調すべきだったと思うんだよなあ。まあ、脚本家のもともとの作風やコロナ禍の時世もあるからしかたないけども -- 名無しさん (2023-01-21 16:05:58) - ↑どんな狙いだろうと病気と仲よくしよう、共存しようなんて言われてもコロナとかなくてもほとんどの人、とくに持病や難病もってる人達は納得しないと思うけどな…自分も持病あるけどそれと仲よくしようとか言われても嫌だよふざけんなとしか思わないし -- 名無しさん (2023-02-22 20:19:26) - 本作のヒーリングアニマル3体はEテレの「すイエんサー」(2023年3月末終了)のマスコットキャラ3体にそっくりだったりするよ。 -- 名無しさん (2023-04-25 19:18:05) - 別ジャンルの名前出してめちゃくちゃ申し訳ないんだけど、最終話にて人間もビョーゲンズと変わらないって発言があっていつか滅ぼす側に回るかもしれないっていって滅ぼすってことにしたのがKOFにおける地球意思たるオロチ一族なんだなって思った。そうなるとアスミもオロチ同様地球意志だし人間を滅ぼしにかかるのだろうか…… -- 名無しさん (2023-07-10 21:35:54) - ↑さらにすごいのだと『月姫』とかきのこ作品に、人類どころか地球が全生物の抹殺企んでいる設定のがある。 -- 名無しさん (2023-07-10 21:46:35) - 実際問題ヒーリングガーデンが人類滅ぼすとしたらどうすんだろ、アスミみたいに人型の地球意志作ってプリキュアにすんのか人間に変身するタイプの妖精がプリキュアやんのか…… -- 名無しさん (2023-07-15 11:03:16) - 敵側の扱いについて未だに議論されてるんだね。ひろプリのカバトン最終決戦回でも引き合いに出されてたし。 -- 名無しさん (2023-07-17 05:48:11) - オトナプリキュアの別の切り口として「ヒーリングガーデンが人間を浄化する方向に舵を切って人間が浄化されていく世界で元プリキュアだったアスミ除くヒープリメンバーが何をするべきか考える」みたいなやつもちょっと見てみたい気もする -- 名無しさん (2023-09-24 18:10:48) - でも結局sdgsの最適解って「人間滅べば万事解決」だしなぁ…… -- 名無しさん (2023-09-25 22:01:34) - 現時点では変身シーンでミッドフォームが見られるのが本作が最後という…今後どうなるかまだ分からないけど -- 名無しさん (2023-12-13 16:45:54) - オトナプリキュアのベルってマジで地球(あっちだと街という規模ではあったが)のために人間滅ぼす(浄化)させる方向に舵切った存在だった -- 名無しさん (2023-12-16 18:30:01) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: