セイスモサウルス(ゾイド)

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&font(#6495ED){登録日}:2022/05/17 (火) 22:35:42 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ここでは、タカラトミー(旧:トミー)による玩具シリーズ『ZOIDS』シリーズに登場する大型[[ゾイド>ゾイド(金属生命体)]]・セイスモサウルスについて解説する。   ●目次 #contents *スペック 全高:10.9m 全長:&bold(){53.5m} 重量:198t 最高速度:70km/h *誕生 **発端-&color(#F54738){デスザウラー}リニューアル計画- ネオゼネバス帝国初代皇帝[[ギュンター・プロイツェン・ムーロア陛下>ギュンター・プロイツェン]]による大掛かりな囮作戦によって手薄になった隙を突いた鉄竜騎兵団が中央大陸のヘリック共和国首都を制し、真の意味で勃興を果たしたネオゼネバス帝国。 中央大陸の制覇に向けた課題として、共和国軍残党の駆逐があった。 この当時、ネオゼネバスはゼネバス系の技術も含んだ機体として[[ジェノザウラー>ジェノザウラー(ゾイド)]]や[[バーサークフューラー]]が主力機の一角として存在していたが、ゼネバスの技術も含んでるとは言っても、ガイロス帝国製ゾイドというそしりは否めなかった。 ゼネバスが再興した今、嘗ての栄光を知る上級将校たちは旧ゼネバス帝国の遺産であり、ギュンター陛下の計画によって復活を遂げた現在もネオゼネバスの主力の一角となっていた&bold(){[[デスザウラー>デスザウラー(西方大陸)]]を自国の技術だけで再設計したゾイド}を生み出すべきではないかと考えていた。 そんな要求を受け、技術者たちはデスザウラーのリニューアルに着手した。 ―&bold(){逆襲の巨竜によって死を呼ぶ巨竜が屠られたのは、まさにそんな折であった。} **&color(#3B4EF0){逆襲の巨竜}を討つには?-対ゴジュラスギガ用ゾイド- 逆襲の巨竜―[[ゴジュラスギガ]]は、自軍の要であったデスザウラーすら屠る怪物だった。 というのも、クック要塞が攻め落とされた際、共和国軍残党が主力としていたゴジュラスギガによってデスザウラーが叩き潰されたという凶報が技術部にも届いたのだ。 ルイーズ大統領が遺したギガノトサウルス型野生体のデータを基にして生まれたそれは、古代チタニウム装甲とハイパーEシールドによる防御力、追撃モードと格闘モードの切り替えによる高い機動性、そして気性の荒さと引き換えに得た格闘能力…どれをとっても&bold(){次世代のゴジュラスと言っても良いほどの怪物であった}。 もちろん、デスザウラーも[[オーガノイド・システム>オーガノイドシステム(ZOIDS)]]の応用によって操縦性を引き換えに高い戦闘能力を持っていたが、共和国軍の怪物はそれさえも上回っていたのだ。 ネオゼネバスの将校はもちろん、技術者たちも思わぬ強敵の出現に衝撃を受けた。 [[ダークスパイナー>ダークスパイナー(ゾイド)]]のジャミングウェーブが通用しない上にデスザウラーすら屠る格闘能力も併せ持っている怪物…しかし、あることを思いつく。 &bold(){「相手の間合いで戦わなきゃいいじゃない!」} かくして『&bold(){長距離砲撃型}』というテーマの下に、デスザウラー再設計計画は対ゴジュラスギガ用ゾイド計画に組み込まれる形で進行した。 しかし、先に挙げたゴジュラスギガの防御力はただ単に砲撃したくらいでは傷一つもつかない。実のところ、デスザウラーの主兵装の一つである大口径荷電粒子砲は距離減衰が激しい兵装でもあった。 技術者たちは長距離砲撃用の荷電粒子砲の使用に耐えうる野生体を模索。その末にたどり着いたのは、&bold(){超重量の巨体を支え、ずば抜けて強靭な耐久性とエネルギー伝達力を持つ竜脚類型野生体}であった。 **光弾の竜-セイスモサウルス誕生- デスザウラーの荷電粒子砲が「&bold(){絶対的な圧力で消し飛ばす}」事に特化しているのに対し、対ゴジュラスギガ用として生まれたゾイド・セイスモサウルスの主兵装となる『&bold(){超集束荷電粒子砲(&color(#F54738){ゼネバス砲})}』の場合は「&bold(){威力を一点に全集中して貫通する}」というコンセプトで成り立っている。その結果、長距離からゴジュラスギガを封殺するための要求値を達成した。 また、デスザウラーをはじめとする荷電粒子砲持ちの弱点となる荷電粒子吸入ファンは狙われにくい腹部に設置、全身に張り巡らされたビーム砲台も相俟って安易な的になるリスクをある程度回避している。 フェイルセーフとして格闘能力もある程度確保したほか、後述する[[キメラブロックス]]との合体形態にも対応するためブロックスゾイドとの融合マウントも備えた。 対ゴジュラスギガという思わぬイレギュラーが発生したが、ネオゼネバスの技術の粋を結集させて生まれたセイスモサウルスは、&bold(){デスザウラー・ニューモデル}という計画の結実として相応しい旗艦ゾイドとして誕生した。 *&bold(){&u(){兵装}} -超集束荷電粒子砲(ゼネバス砲) 格闘万歳のゴジュラスギガを長距離射撃で封殺するコンセプトから生まれた、セイスモサウルスのアイデンティティと言える主砲。 &s(){美しい吊り橋型の}長い体を粒子加速器ならびに砲身としたことで、&bold(){限界距離でもゴジュラスギガを撃ち抜くほどの威力を実現した。} 一方で、火器管制システムがそこまでの長距離狙撃に追い付いていなかったのか、ディメトロドンやグランチャー等の索敵・情報支援を要する場面があった。&bold(){これが後の戦いで影響を及ぼすことになってしまう…} -小口径2連レーザー機銃 長大なボディに全31基張り巡らされた小口径火器。荷電粒子を通しており、&bold(){小口径ながら高い火力をシャワーのごとく全方位に投射できる。}一方で小口径の宿命か、大型ゾイド相手には効果は薄いらしい。小型~中型機への対抗手段といったところだろう。 -2連銃座式ビーム砲 胴体部に二基つけられた銃座。この銃座が位置するハードポイントはBLOXマウントも兼ねている。 -地対空8連装ビーム砲(セイスモ8連砲) 対空兵装の一つ。詳細は不明だが口径がやや大きく、威力を重視している模様。 -キラーバイトファング、加重力衝撃テイル セイスモの近接兵装。フェイルセーフに近いものだが格闘能力も決して低くはなく、並の大型ゾイドにも対抗できる。ただし、仮想敵となるゴジュラスとの格闘戦については&bold(){後述する合体形態でぶつからないと割に合わない}とのこと。 **合体形態 -アルティメットセイスモ セイスモ護衛用キメラブロックス群のうち、シザーストーム、レーザーストームと合体した重装備形態。コロコロコミック等の雑誌ではスティルアーマーも混ぜた重砲撃形態や格闘形態などのバリエーションも紹介されていた。 機動性は落ちるが射撃・格闘すべての能力が向上する基本形態の一つである。 -ベルセルクセイスモ スティルアーマーとの合体形態。&bold(){ゴジュラスギガとの格闘戦}というセイスモにとっての最悪のケースを想定されていた。 上述したアルティメットセイスモと共に『[[ゾイドフューザーズ]]』のラスボスの形態として登場した。 -セイスモドラゴン FZ版のキットで紹介されていたキメラドラゴンとの合体形態。 *活躍 **バトルストーリーの顛末 ZAC.2106年春、共和国軍残党に占拠されたクック要塞奪還が初陣となった。 この一戦でのセイスモは手始めにセオリー通りに長距離から狙撃。長距離からの思わぬ砲撃に混乱した隙をついて進軍し、&bold(){アルティメットセイスモの攻撃力とゼネバス砲の至近弾でゴジュラスギガを含む共和国軍残党のゾイド部隊を殲滅。}中央大陸制圧を決定的なモノにした。 しかし、転んでも只では起きない共和国軍は東方大陸に逃げ延び、ZAC.2107年に耐セイスモサウルス用ゾイド・[[凱龍輝>凱龍輝(ゾイド)]]をひっさげ中央大陸奪還に出た。この頃から雲行きが怪しくなってきた。 さらにZAC.2108年からは「&bold(){索敵用ゾイドからの情報支援ができないと正確に狙えない}」弱点を突くディメトロプテラを投入され、&bold(){重狙撃型としての役割まで封殺された}ことも重なり、ZAC.2109年、共和国軍によるネオゼネバス帝国首都への侵攻を許してしまった。 その後の去就は不明ではあるが、『3匹の虎伝説』では合体要員であるストーム兄弟やスティルアーマーが[[デスレイザー>デスレイザー/デカルトドラゴン]]の随伴として現れたこと、メガデスザウラーの解説にゴジュラスギガのハイパーEシールドが言及されていたことを見るに、まだ絶滅していない可能性がある。 **[[ゾイドフューザーズ]] 世界征服を狙う秘密結社・リヒタースケールの最終兵器として登場。ゲームではRSS(リヒタースケールスペシャル)と呼称されることもある。 黒と紫を基調とした悪役チックなカラーリングに加え、ゾイドアニメに登場するボスゾイド例に漏れず超大型化。そのためか&bold(){小口径砲ですらかすっただけでゴジュラスギガが戦闘不能になる}という理不尽な大火力となった。 &s(){帝王ギャラガー}ブルーシティ新市長アルファ・リヒターの強権に反抗するRD達Ziファイターを根絶やしにするため出撃。専用に大型化したストーム兄弟やスティルアーマーとのユニゾン形態で蹂躙した。 しかし、RDの怒りに呼応し真の力を開放した[[ライガーゼロファルコン]]の必殺の一刺しによってボディを貫かれ爆発四散。&bold(){リヒターも逮捕され、世界征服の野望も潰えた。} ちなみに、リヒタースケール仕様においても超集束荷電粒子砲が「ゼネバス砲」名義であったことについてゾイダー間でも疑問視されていたが、理由は判然としていない。 一方で、2022年現在までのゾイドアニメにおけるラスボスゾイドは -デスザウラー:破滅の魔獣と呼ばれた超古代のデウスエクスマキナ -バーサークフューラー:[[主人公機>ライガーゼロ(ビット・クラウド機)]]と同じくアルティメットXを持ったオーパーツゾイド -バイオティラノ:地上で失われた技術を基にした集大成 -デスレックス:地球上にいたゾイドの半数を捕食したとされる「古代秘宝Z」 -ゼログライジス:恐竜たちを絶滅に追いやった地球外ゾイド といった具合で、&bold(){その殆どがティラノサウルスやギガノトサウルスといった肉食恐竜型かつ古代絡みがメイン}だったのに対し、フューザーズに登場したセイスモサウルスは -&bold(){竜脚類型であり、古代とは脈絡のない、現代の力によって生み出されたラスボス} という変わったステータスを持っている。 追記・修正はゴジュラスギガをゼネバス砲による狙撃で封殺してからお願いいたします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 作成乙です。でもワープロモードはやめようよ… -- 名無しさん (2022-05-17 23:41:12) - 対策が取れるだけ旧作の最強量産型ギルベイダーよりははるかにマイルド -- 名無しさん (2022-05-18 08:45:14) - 裏設定でバトスト極めて近い世界だからヴォルフやゼネバス、ヘリックの末裔なのかもリヒターって、想定的にアニメ版のギガヤバくねって思った -- 名無しさん (2022-05-18 17:36:24) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2022/05/17 Tue 22:35:42 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ここでは、タカラトミー(旧:トミー)による玩具シリーズ『ZOIDS』シリーズに登場する大型[[ゾイド>ゾイド(金属生命体)]]・セイスモサウルスについて解説する。   ●目次 #contents *スペック 全高:10.9m 全長:&bold(){53.5m} 重量:198t 最高速度:70km/h **&bold(){兵装} -超集束荷電粒子砲 セイスモサウルスのアイデンティティ。 &s(){美しい吊り橋型の}長大なボディを粒子加速器兼砲身にすることで&bold(){限界距離でもゴジュラスギガを撃ち抜く威力を実現した。} 一点突破に特化した武装と思われがちだが、約6秒の照射でゴジュラスギガの頭部を綺麗に蒸発させることが出来、面制圧能力も十分強力。 国家の威信をかけたゾイドの象徴となる武器と言うこともあり「&bold(){ゼネバス砲}」という渾名さえつけられている。 ただ主砲の長射程に火器管制が追い付かないのか、ディメトロドンやグランチャーによる索敵・情報支援を要しており、&bold(){これが後に影響を及ぼすことになってしまう…} -小口径2連レーザー機銃(全31基) 接近を図る小型~中型機への対抗手段として長大なボディに張り巡らされた、&bold(){荷電粒子をシャワーのごとく全方位に投射できる}小口径火器。 小口径の宿命か、大型ゾイド相手には効果は薄いらしい。 -2連銃座式ビーム砲(2基) BLOXマウントを兼ねる胴体部の銃座。 -地対空8連装ビーム砲(セイスモ8連砲) 詳細不明ながらも口径がやや大きく、威力重視の対空兵装。 -キラーバイトファング、加重力衝撃テイル フェイルセーフに近い近接兵装。 大型ゾイドにも対抗できるが、仮想敵となるゴジュラスについては&bold(){割に合わない}。 **合体形態 -アルティメットセイスモ 機動性は落ちるが、すべての能力が向上する重装備形態。 セイスモ護衛用キメラブロックス群のシザーストーム、レーザーストームと合体。((雑誌媒体ではスティルアーマーも混ぜた重砲撃形態や格闘形態などのバリエーションも紹介されていた。)) 一部の設定では&bold(){ゴジュラスギガをも上回る格闘性能}だの実際にバトルストーリーでは遠距離攻撃で負傷しつつも接近したゴジュラスギガにある程度対抗し撃破に成功するなど &bold(){ぶっちゃけチートと言っていいぐらい強い}。 -ベルセルクセイスモ スティルアーマーとの合体形態。&bold(){ゴジュラスギガとの格闘戦}という最悪の状況を想定して考案された形態。 アルティメットセイスモと共に『[[ゾイドフューザーズ]]』のラスボスの形態としても登場。 -セイスモドラゴン FZ版のキットで紹介されていたキメラドラゴンとの合体形態。 *誕生 **発端-&color(#F54738){デスザウラー}リニューアル計画- [[ギュンター・プロイツェン・ムーロア陛下>ギュンター・プロイツェン]]の囮作戦で手薄になったヘリック共和国首都を、鉄竜騎兵団が陥落させたことで勃興を果たしたネオゼネバス帝国。 かつての栄光を知る上級将校たちは旧ゼネバス帝国の遺産である&bold(){[[デスザウラー>デスザウラー(西方大陸)]]}を&bold(){自国の技術だけで再設計する}べきではないかと考えていた。 主力である[[ジェノザウラー>ジェノザウラー(ゾイド)]]や[[バーサークフューラー]]は、ゼネバスの技術も含んでるとは言ってもガイロス帝国製のそしりが否めなかったのも理由の一つであった。 デスザウラーも[[オーガノイド・システム>オーガノイドシステム(ZOIDS)]]の応用によって操縦性を引き換えに高い戦闘能力を持っていたが、中央大陸制覇に向けた最後の課題は共和国残党の駆逐であり、自国の技術だけで生み出されたシンボルを望んでいたのだ。 ―&bold(){逆襲の巨竜によって死を呼ぶ巨竜が屠られたのは、まさにそんな折であった。} **逆襲の巨竜を討つには?-対&color(#3B4EF0){ゴジュラスギガ}用ゾイド- クック要塞が攻め落とされた際、共和国軍残党によって&bold(){要のデスザウラーが叩き潰された}という凶報が技術部に届く。((厳密に言うと僚機のアロザウラーが命と引換えに作り出した隙をついた辛勝だったのだが、まあ細かいことは省略して単にデスザウラーが倒されたという結果だけが伝えられたのだろう。)) [[ダークスパイナー>ダークスパイナー(ゾイド)]]のジャミングウェーブが通用しない古代チタニウム装甲とハイパーEシールドによる圧倒的な防御力、追撃モードと格闘モードの切り替えによる高い機動性、そして気性の荒さと引き換えに得たデスザウラーすら屠る格闘能力。 ルイーズ大統領が遺したギガノトサウルス型野生体のデータを基にして生まれ、かつて共和国軍のシンボルと呼ばれたゾイドの名を継いだ新型、&bold(){[[ゴジュラスギガ]]}は、まさに&bold(){次世代ゴジュラス}。 ネオゼネバスの将校は思わぬ強敵の出現に衝撃を受けたが、技術者はあることを思いつく。 #center(){&bold(){「相手の間合いで戦わなきゃいいじゃない!」}} 目指す方向は『&bold(){長距離砲撃型}』。 しかし大口径荷電粒子砲は&bold(){距離減衰}が激しく、ゴジュラスギガは生半可な砲撃では傷一つつかない。 長距離砲撃の負荷に耐えうる素材として見つけたのは、&bold(){超重量の巨体を支え、ずば抜けて強靭な耐久性とエネルギー伝達力を持つ竜脚類型野生体}であった。 かくしてデスザウラー再設計計画は対ゴジュラスギガ用ゾイド計画として組み込まれていく。 **光弾の竜-&color(#F54738){セイスモサウルス}誕生- 対ゴジュラスギガにおける要件は、&bold(){長距離から封殺できること}。 これは「&bold(){絶対的な圧力で消し飛ばす}」大口径荷電粒子砲を「&bold(){威力を一点に全集中して貫通する}」『&bold(){超集束荷電粒子砲}』に換装することでコンセプトを達成した。 また、荷電粒子砲持ちの弱点である荷電粒子吸入ファンを狙いにくい腹部に設置。 全身に張り巡らされたビーム砲台で的になるリスクも回避し、フェイルセーフとして[[キメラブロックス]]との融合マウントも備えた。 ZAC.2106年春、&bold(){デスザウラー・ニューモデル}である&bold(){史上最長}のゾイド・セイスモサウルスは、ネオゼネバスの技術の結集として相応しい超大型ゾイドとして誕生した。 *活躍 **バトルストーリー ZAC.2106年春、クック要塞奪還戦。 セオリー通りの長距離からの砲撃に残党が混乱した隙をついて進軍し、&bold(){アルティメットセイスモの攻撃力とゼネバス砲の至近弾でゴジュラスギガを含む共和国軍残党のゾイド部隊を殲滅。} 中央大陸制圧を決定的なモノにした。 しかし、ZAC.2107年に東方大陸に逃げ延びた共和国軍が、早くも対セイスモサウルス用ゾイド[[凱龍輝>凱龍輝(ゾイド)]]をひっさげてきた頃合いから雲行きが怪しくなってくる。 かのゾイドがゼネバス砲を防ぎ、ゴジュラスギガが接近しセイスモサウルスを打倒するという共和国の対策案が考案されたのだ。 翌年には重狙撃型の弱点「&bold(){情報支援なしに正確に狙えない}」部分を突くディメトロプテラに封殺されたことも重なり、ZAC.2109年には首都への侵攻を許してしまう。 一方で、凱龍輝の集光パネルでも完全にゼネバス砲を吸収しきれず撃ち返せなかったケースもあり、その強さは依然驚異のままである。 結局の所、ゴジュラスギガ、凱龍輝、ディメトロプテラの三者連携で打倒し得たのであって、かのデスザウラーに対する[[マッドサンダー>マッドサンダー(ゾイド)]]のように、&bold(){「単独でセイスモサウルスに対抗できるゾイド」はついぞ現れなかった}というのがこのゾイドの強さを物語ってるといえよう。 その後の去就は不明。 『3匹の虎伝説』の[[デスレイザー>デスレイザー/デカルトドラゴン]]に随伴するスティルアーマー、ゴジュラスギガのハイパーEシールドの存在について言及する&bold(){メガデスザウラー}などを見るに、絶滅していない可能性はある。 **[[ゾイドフューザーズ]] 2022年現在までの&bold(){ラスボスは肉食恐竜型}で、 |デスザウラー|超古代文明を滅ぼした破滅の魔獣| |バーサークフューラー|[[アルティメットX>ライガーゼロ(ビット・クラウド機)]]と同じくオーパーツ| |バイオティラノ|[[ロストテクノロジー]]を基にした集大成| |デスレックス|半数のゾイドを捕食した「古代秘宝Z」| |ゼログライジス|[[恐竜]]を絶滅に追いやった地球外生物| と&bold(){全部古代絡み}だったなか、世界征服を狙う秘密結社「リヒタースケール」の最終兵器((RSS(リヒタースケールスペシャル)と呼称されることもある))であり&bold(){古代と脈絡のない竜脚類型}として登場。 黒と紫の悪役チックなカラーリングで、ラスボスの例に漏れず超大型化。リヒタースケール仕様でも超集束荷電粒子砲が「ゼネバス砲」と呼ばれる理由は判然としていないが、大型化は伊達ではなく&bold(){小口径砲にかすったゴジュラスギガが戦闘不能になる}理不尽な大火力となっている。 ブルーシティ新市長となったリヒタースケールのリーダー、&bold(){アルファ・リヒター}に抗するZiファイターを根絶やしにするため、大型化したストーム兄弟やスティルアーマーとのユニゾン形態で蹂躙した。 しかし、RDの怒りに呼応し真の力を開放した[[ライガーゼロファルコン]]により爆発四散。 &bold(){リヒターも逮捕され、世界征服の野望も潰えた。} 追記・修正はゼネバス砲による狙撃でゴジュラスギガを封殺してからお願いいたします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 作成乙です。でもワープロモードはやめようよ… -- 名無しさん (2022-05-17 23:41:12) - 対策が取れるだけ旧作の最強量産型ギルベイダーよりははるかにマイルド -- 名無しさん (2022-05-18 08:45:14) - 裏設定でバトスト極めて近い世界だからヴォルフやゼネバス、ヘリックの末裔なのかもリヒターって、想定的にアニメ版のギガヤバくねって思った -- 名無しさん (2022-05-18 17:36:24) - ちなみに、モデルとなった恐竜セイスモサウルスは現在ではディプロドクスの一種とされ、使われない名前となっている -- 名無しさん (2022-05-18 19:11:51) - バトルストーリーが打ち切りにならなかったらセイスモサウルスとの決着を見れたのかな? -- 名無しさん (2022-05-18 19:37:42) - ぶっちゃけ強さ守りすぎてゴジュラスギガが不遇になったまである強さ -- 名無しさん (2022-05-18 23:29:22) - 索敵能力の低さもぶっちゃけ後付け設定。顰蹙買ったので急遽修正パッチ当てて弱体化な印象。 -- 名無しさん (2022-05-19 16:50:35) - 強くし過ぎて当時のゾイドシリーズに止めを刺したと言われてる機体。個人的にも、満を持して登場したゴジュラスギガが、こいつにあっさり倒された事が悲しかった。トミーはゴジュラス系を売る気無いんだなあ…と。 -- 名無しさん (2023-05-14 18:53:42) #comment(striction) #areaedit(end) }

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