D-HERO Bloo-D

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D-HERO Bloo-D - (2016/11/01 (火) 18:56:54) の最新版との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2010/01/18(月) 12:10:52 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #blockquote(){&color(brack){D-HERO Bloo-D(ブルーディー)} 特殊召喚・効果モンスター 星8/闇属性/戦士族/攻1900/守 600 このカードは通常召喚できない。 自分フィールドのモンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 相手フィールドの表側表示モンスターの効果は無効化される。 (2):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 その相手モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。 (3):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力の半分だけアップする。} **【概要】 D-HERO Bloo-D(デステニーヒーロー ブルーディー)は[[遊戯王GX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]に登場するモンスターカード。 また、それをもとにカード化した遊戯王OCGのカード。 **【アニメでの活躍】 エドの父親が作ったカードであり、究極のDと呼ばれていたが、破滅の光を浴びたこのカードはDDに奪われてしまう。 その後、ドクター・コレクターVSチャンピオンDD戦で初登場。 この時は効果も名前も分からないカードだったが、直後のエドVSチャンピオンDD戦で正式登場。 最強のコンボでエドを追い詰めるもエドは父の形見のD-HEROでこれを撃破。その後はエドの手に渡り、彼の切り札として活躍する。 『光の結社』編では物語に深く関わるカードである。 アニメ版のものはOCGのものと効果が違い、装備したモンスターの効果も吸収したり、 D-フォースというカードがあればモンスター効果の無効化のみならず魔法・罠の効果さえも無効化できるまさに究極のカードだった。 D-フォースは発動後自分のデッキの一番上に表側で置かれ、 このカードが自分のデッキの上にある限り魔法・罠の効果を受けない代わりに、自身のドローを封じるカードである。 エドVS万丈目戦でOCGと同じ仕様になった様子。 ただ、アニメGXにおいてこのカードが使用されたデュエルでは 『途中経過が省かれているデュエルでは使用者が必ず勝利』し、『省かれないデュエルでは使用者が必ず敗北している』事から、 視聴者からはこのカードが出る=負けフラグ扱いされている。 [[青眼の究極竜]]と同じく、究極のカードは負けフラグとなる事が多い。 攻撃名は「ブラッディ・フィアーズ」 効果名は「クラプティ・ブラッド」 **【OCGでの性能】 OCGでの初出は、"遊戯王デュエルモンスターズ WORLD CHAMPIONSHIP 2007"攻略本付属カード。 特殊召喚モンスターであり、モンスター3体をリリースしたでしか特殊召喚できない。 相手モンスターを吸収する効果と、相手フィールド上のモンスターの効果を無効にする効果を持つ。 3体のリリース……と一見重い召喚コストがあるが、[[アドバンス召喚>アドバンス召喚(遊戯王OCG)]]でない。 そのため、通常召喚後に特殊召喚したり、トークンをリリースする等のプロのタクティクスを駆使すれば、 少なくとも手札で腐りっぱなし……という事態は避けられるだろう。 モンスター2体がいれば[[エアーマン>E・HERO エアーマン]]でサーチしてそのまま特殊召喚できる。 最も手軽なのはスケープ・ゴートの羊トークンを使う方法。 相手ターンの終了時に発動すればデメリットも気にならない。 その他には終焉の焔のトークン、トーチ・ゴーレムのトーチトークン、幻銃士あたりだろう。 一度出してしまえば強烈なスペックであり、相手限定の「[[スキルドレイン>スキルドレイン(遊戯王OCG)]]」と「[[サクリファイス>サクリファイス(遊戯王OCG)]]」のような吸収効果でフィールドを制圧できる。 吸収能力は事実上の除去として働く上、奪ったモンスターの攻撃力を得られる。 相手のエースモンスターを吸収できればこのカードが即エンドカードになり得る。 忘れがちだが裏側表示モンスターも奪える。その場合は上昇値は0だが、表示形式に関係なく除去できるのは有能といえる。 また、この起動効果にチェーンしてこのカードが除去された場合、装備モンスターの不在により装備しようとしたモンスターは墓地に送られる。つまり、対象となったモンスターは結果的に除去できる。 上昇値は半分だが、元々の攻撃力は1900あるので、ATK1800以上の一般的なアタッカークラスのモンスターを装備できればATK2800以上になる。[[ゴヨウ>ゴヨウ・ガーディアン(遊戯王OCG)]]が現役の頃はその点も評価されていた。 もう1つの効果は相手フィールド上の表側表示モンスターの効果を無効にするという非常に強力な効果。 要するに相手フィールドに限定されたスキルドレイン。 相手モンスターの効果をシャットアウトしつつ、自分だけ悠々とモンスター効果を使える。 対象を指定しないので、ガイアドレイクや、三幻神のように対象に取られないモンスターの効果も無効にできる。 耐性持ちの[[カオス・MAX>ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン]]や[[マジェスペクター>マジェスペクター(遊戯王OCG)]]、カウンター効果を持つ[[クリスタルウィング>クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン]]も怖くない。 この能力のおかげでモンスター相手には滅法強い。 昨今の環境ではモンスター効果が戦略の主体になっていることが多いので、Bloo-Dを出すだけで優位に立てる状況も多い。 新しい三体リリースのモンスターが登場した場合、 [[バルバロス>神獣王バルバロス(遊戯王OCG)]]や[[オベリスクの巨神兵]]と共に指標となっている。 このように、やや厳しい召喚条件に見合った強力なモンスターなのだが、同時に無視できない欠点もある。(後述) **【弱点】 罠や魔法には何の耐性も持たないので何かしらの対策が必要。 特に月の書や闇の護封剣などで表示形式を変更されると非常に悲しい守備力を晒す事になってしまう。裏側表示になるとスキドレ効果も適用されなくなるので、そこから一気に逆転を許すことも。 そのため、危険な魔法、罠に対処しやすい「魔宮の賄賂」等はこのカードの守りに最適と言える。 また装備解除と除去回避を兼ねる「亜空間物質転送装置」や「強制終了」はこのカードと非常に相性が良い。 効果無効化範囲は「[[スキルドレイン>スキルドレイン(遊戯王OCG)]]と同じなので、モンスター効果解決時にそのモンスターがフィールドに表側表示で存在しなければ有効となる。 つまり、モンスター効果の発動にチェーンし、月の書で裏にしたり、何らかのカードのコストにすれば、「フィールドに表側表示で存在しなくなる」ので、Bloo-Dの無効化をすり抜ける事ができる。 また、フィールド以外で発動する効果には手出しできないので注意。 [[アブソルートZero>E・HERO(属性融合)]]や各種リクルーターも普通に効果を使われてしまう。 「[[サイコ・ショッカー>人造人間-サイコ・ショッカー]]」など“このカードがフィールドで表側表示で存在する時に起用される”永続効果を持つモンスターを装備した場合はモンスターでなくなるためその効果は無効となる。 しかし「[[フォーチュンレディ>フォーチュンレディ(遊戯王OCG)]]・ライティ」などの“フィールドから離れた時に発動する効果”は発動する。 [[椿姫ティタニアル>椿姫ティタニアル(遊戯王OCG)]]や「ならず者傭兵部隊」などには破壊されるので注意。 **【主なデッキパターン】 3体のリリースさえ確保できれば特殊召喚は可能なので、サーチの手段とリリースの調達を念頭に置いてデッキが組まれる。 自由度は高いので、いくつかの型が存在する。 ・D-HERO軸 [[D-HERO]]の多彩なサポートカードと召喚補助を活用するデッキ。 使用者であるエドのファンデッキ的要素もある。 【D-HERO】はディアボリックガイやドリルガイのおかげで展開しやすく、[[エアーマン>E・HERO エアーマン]]や「融合徴兵」でサーチできるので以外と出しやすい。 「スケープ・ゴート」や「終焉の焔」で補助してやれば案外簡単に出すことができる。 また、邪魔になったBloo-Dは「トレード・イン」や「デステニー・ドロー」のコストに出来るので、無駄になりにくい。そこから「オーバーデステニー」でレベル4D-HEROを連れてくるのもいいだろう。 ・幻銃Bloo−D トークン生成モンスター「幻銃士」を始めとした様々なトークンや各種リリース要因を使用して召喚を補助するデッキ。 動きは割と単純で比較的扱いやすい。 ・除外型 除外からの帰還によってリリース要因を確保する形。次元帝の変種とも言え、また共存もできる。 墓地利用とモンスター効果という現環境で多用される要素を効果的に封じることが可能。 ・シンクロ型 シンクロ召喚との併用を行う形。使用されるリリース要因はシンクロ召喚と相性がいいためさほど無理なく構築できる。 シンクロかBloo−Dか選べるのがミソで大会でも成績を残している。   ・ペンデュラム型 何度でも出し直せるペンデュラムモンスターをリリースに使う型。 そこに[[エアーマン>E・HERO エアーマン]]やディアボリックガイなど、HEROの要素を組みこんで作成する。 レベル4~6までをP召喚できる「[[魔術師>魔術師(遊戯王OCG)]]」「[[イグナイト>イグナイト(遊戯王OCG)]]」「[[メタルフォーゼ>メタルフォーゼ(遊戯王OCG)]]」あたりが使われる。 **【余談】 [[D-HERO]]は贅沢なHEROと呼ばれ、「デステニー・ドロー」「ディアボリックガイ」「ディスクガイ」などのシングル価格が高かったことで知られており、Bloo-Dもその1つ。 初出は前述の攻略本であり、ゲームの販売終了後も増刷が続くという人気ぶりだった。 そのため、カードによって印刷の色合いが微妙に異なっていることがある。「WC07-JPB01」版を何枚か持っている人は見比べてみよう。 この辺は[[D-END>Dragoon D-END(遊戯王)]]の融合素材を絶版にするわけにはいかないという事情もあったのだろうか。 その後再録された際も収録枚数の多い「DUELIST EDITION Volume 1」のシークレット枠だった。 2016年にブースターSPのスーパーレアとして再録されたことで、ようやく安く手に入るようになった。 また、名前に関してだが、青のスペルはBlueでありBlooではない。 「Bloo」と「D」により英語で「血」を表す「Blood」になる、という凝ったネーミングとなっている。 でも愛称は「青血」「青血さん」。好きな言葉は「スケゴおいしいです」。 ちなみに英名のPlasmaは血液中の成分である血漿(けっしょう)の事である。 なお、体色は青というよりかは赤紫と青紫色えおしている。 さらにいうとタグのbl↓oodは原作漫画ネタである。 追記・修正はコレを食べてからどうぞ つスケゴ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 俺のD-HEROデッキではドグマと双璧の相棒。 -- 名無しさん (2014-03-01 00:59:53) - 俺の永遠のフェイバリットカード -- 名無しさん (2014-04-08 22:28:25) - よく見るまでもなく強いことしか書いてないカードだよな、低級並べやすいデッキに一枚刺しとくだけでも良い感じ -- 名無しさん (2016-03-18 16:39:15) - これ、発売してしばらくこれの付いてる攻略本が入荷即完売繰り返して全然買えなかったんだよなぁ…懐かしい -- 名無しさん (2016-06-01 22:12:50) - 遂にパックで再録されてくれて嬉しい…… -- 名無しさん (2016-08-06 06:25:13) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/01/18(月) 12:10:52 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &ruby(デステニーヒーロー ブルーディー){D-HERO Bloo-D}は[[遊戯王GX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]に登場するモンスターカード。 また、それを基にした[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]のカード。 #blockquote(){&color(brack){D-HERO Bloo-D(ブルーディー)} 特殊召喚・効果モンスター 星8/[[闇属性>闇属性(遊戯王OCG)]]/戦士族/攻1900/守 600 このカードは通常召喚できない。 自分フィールドのモンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手フィールドの表側表示モンスターの効果は無効化される。 (2):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 その相手モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。 (3):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力の半分だけアップする。} **【アニメでの活躍】 カードデザイナーをしていた[[エド>エド・フェニックス]]の父親が作ったカードである。 究極のDと呼ばれており、破滅の光を浴びたこのカードはDDに奪われてしまう。 その後、ドクター・コレクターVSチャンピオンDD戦で初登場。 この時は効果も名前も分からないカードだった。 正式に登場したのは直後のエドVSチャンピオンDD戦である。 アニメ版のものは[[OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]と効果が異なる。 装備したモンスターの攻撃力の半分だけでなく、効果も吸収できる。 また、《D-フォース》というカードが自分のデッキの1番上にあれば、 モンスター効果の無効化のみならず、自分フィールド上のカードを対象にする魔法・罠の効果さえも無効化できるまさに究極のカードだった。 《D-フォース》は発動後自分のデッキの一番上に表側で置かれる魔法カード。 このカードが自分のデッキの上にある限り魔法・罠の効果を受けない代わりに、自身のドローを封じるカードである。 エドVS万丈目戦でOCGと同じ仕様になった様子。 このコンボで追い詰められたエドだったが、エドは父の形見の《[[D-HERO ダークエンジェル>D-HERO]]》でデックトップを操作することでこれを撃破。 その後はエドの手に渡り、彼の切り札として活躍する。 『光の結社』編では物語に深く関わるカードである。 なお、アニメ[[GX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]においてこのカードが使用されたデュエルでは 『途中経過が省かれているデュエルでは使用者が必ず勝利』し、『省かれないデュエルでは使用者が必ず敗北する』という結果に終わっている。 その事から、視聴者からはこのカードが出る=負けフラグ扱いされている。 これはこのカードの持ち主の立場に理由がある。 奪われたカードであった以上、それを取り戻す際には使用者を敗北させざるを得ず、 取り戻した後も、エドが戦った相手がその話のボスキャラであったため、主人公が後に控えている手前、負けてもらうしかなかったのである。 《[[青眼の究極竜]]》と同じく、究極のカードは負けフラグとなる事が多い。 攻撃名は「ブラッディ・フィアーズ」 効果名は「クラプティ・ブラッド」 **【OCGでの性能】 OCGでの初出は、"遊戯王デュエルモンスターズ WORLD CHAMPIONSHIP 2007"攻略本付属カード。 特殊召喚モンスターであり、モンスター3体をリリースすることでしか特殊召喚できない。 相手モンスターを吸収する効果と、相手フィールド上のモンスターの効果を無効にする効果を持つ。 3体のリリース……と召喚コストは重いが、[[アドバンス召喚>アドバンス召喚(遊戯王OCG)]]でなく、召喚権を使わない。 そのため、通常召喚後に特殊召喚したり、トークンをリリースする等のプロのタクティクスを駆使すれば、 少なくとも手札で腐りっぱなし……という事態は避けられるはず。 最も手軽なのは《スケープ・ゴート》で出した羊トークンを使う方法。 相手ターンの終了時に発動すれば召喚・反転召喚・特殊召喚ができなくなるデメリットも気にならない。 その他には《終焉の焔》の黒焔トークン、《[[トーチ・ゴーレム>トーチ・ゴーレム(遊戯王OCG)]]》のトーチトークン、《[[幻銃士>幻銃士(遊戯王OCG)]]》の銃士トークン、 《ダンディライオン》の綿毛トークンあたりが有力だろう。 HEROのカテゴリに属することからサポートも豊富であり、モンスター2体がいれば《[[E・HERO エアーマン]]》でサーチしてそのまま特殊召喚できる。 また、「ディシジョンガイ」や「マスク・チャージ」で墓地から拾ったり、「[[オネスティ・ネオス>E・HERO ネオス]]」で打点を上げたりできる。 一度出してしまえば強烈なスペックであり、相手限定の《[[スキルドレイン>スキルドレイン(遊戯王OCG)]]》と、 《[[サクリファイス>サクリファイス(遊戯王OCG)]]》のような吸収効果でフィールドを制圧できる。 吸収能力は事実上の除去として働く上、奪ったモンスターの攻撃力の半分を得られる。 相手のエースモンスターを吸収できればこのカードが即エンドカードになり得る。 忘れがちだが裏側表示モンスターも奪える。その場合は上昇値は0だが、表示形式に関係なく除去できるのは有能といえる。 また、この起動効果にチェーンしてこのカードが除去された場合、装備モンスターの不在により装備しようとしたモンスターは墓地に送られる。 つまり、対象となったモンスターは結果的に除去できる。 上昇値は半分だが、元々の攻撃力は1900あるので、ATK1800以上の一般的なアタッカークラスのモンスターを装備できればATK2800以上になる。 [[ゴヨウ>ゴヨウ・ガーディアン(遊戯王OCG)]]が環境で暴れていた頃はその点も評価されていた。 《[[サクリファイス>サクリファイス(遊戯王OCG)]]》と同じく「[[壊獣>壊獣(遊戯王OCG)]]」とは相性がいい。 《[[餅カエル]]》など、厄介なモンスターを実質的な[[バニラ>通常モンスター(遊戯王OCG)]]に変換したうえで、高い打点を得られるようになる。 もう1つの効果は相手フィールド上の表側表示モンスターの効果を無効にするという非常に強力な効果。 要するに相手フィールドに限定された《[[スキルドレイン>スキルドレイン(遊戯王OCG)]]》。 相手モンスターの効果をシャットアウトしつつ、自分だけ悠々とモンスター効果を使える。 モンスター効果の無効化は対象を指定しないので、ガイアドレイクや、[[三幻神]]のように対象に取られないモンスターにも効く。 耐性持ちの《[[ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン]]》、カウンター効果を持つ《[[クリスタルウィング>クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン]]》も怖くない。 この効果のおかげでモンスター相手には滅法強い。 昨今の環境ではモンスター効果が戦略の主体になっていることが多いので、Bloo-Dを出すだけで優位に立てる状況も多い。 新しい三体リリースのモンスターが登場した場合、 《[[神獣王バルバロス>神獣王バルバロス(遊戯王OCG)]]》や《[[オベリスクの巨神兵]]》と共に指標となっている。 更にBloo-Dに遅れる事約14年、ANIMATION CHRONICLE 2021にて専用サポートカードの《D-フォース》もOCG化を果たす。 #blockquote(){永続魔法 (1):このカードの発動時の効果処理として、 自分のデッキ・墓地から「D-HERO Bloo-D」1体を選んで手札に加える事ができる。 (2):自分フィールドに「D-HERO Bloo-D」が存在する限り、以下の効果を適用する。 ●自分ドローフェイズにドローできない。 ●自分フィールドのカードは相手の効果の対象にならない。 ●自分フィールドの「D-HERO Bloo-D」は、攻撃力がお互いの墓地のモンスターの数×100アップし、相手の効果で破壊されず、1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。} アニメではBloo-Dの効果無効化・対象耐性の適用条件ではあったが、単体では発動後にデッキトップに置いてドローを封じるだけと言うとんでもないデメリットの塊でしかなかったためか大幅に修正。 ・発動時にBloo-Dのサーチorサルベージが追加 ・ドローフェイズにドロー出来ないと言うデメリットはBloo-Dが場にいる時限定に ・Bloo-DがOCG化の際に消された「自分の場のカード全てに対象耐性を付与する」効果を、魔法・罠だけじゃなくモンスター効果も対象に追加して持参 ・Bloo-Dにお互いの墓地のモンスターの数だけ攻撃力アップ・効果破壊耐性・2回攻撃を付与する効果が追加 とドローを封じるデメリットに見合った多数のメリット効果を提げてOCG化。 Bloo-Dと《D-フォース》が揃った時の盤面の強固さは非常に頼もしい。 このように、やや厳しい召喚条件に見合った強力なモンスターなのだが、同時に無視できない欠点もある。(後述) **【弱点】 罠や魔法には何の耐性も持たないので何かしらの対策が必要。 特に「月の書」や「闇の護封剣」などで表示形式を変更されると非常に悲しい守備力を晒す事になってしまう。 裏側表示になるとスキドレ効果も適用されなくなるので、そこから一気に逆転を許すことも。 「月の書」や「[[サンダー・ボルト>サンダー・ボルト(遊戯王OCG)]]」の様な対象を取る効果や破壊効果なら《D-フォース》で対策が出来るが、「闇の護符剣」や「波紋のバリア-ウェーブ・フォース-」の様な対象を取らず、破壊でもないカードには対処が出来ないので油断は禁物。 そのため、危険な魔法、罠に対処しやすい「魔宮の賄賂」等はこのカードの守りに最適と言える。 また、装備解除と除去回避を兼ねる「亜空間物質転送装置」や「強制終了」はこのカードと非常に相性が良い。 効果無効化範囲は「[[スキルドレイン>スキルドレイン(遊戯王OCG)]]と同じなので、モンスター効果解決時にそのモンスターがフィールドに表側表示で存在しなければ有効となる。 つまり、モンスター効果の発動にチェーンし、「月の書」で裏にしたり、何らかのカードのコストにすれば、「フィールドに表側表示で存在しなくなる」ので、Bloo-Dの無効化をすり抜ける事ができる。 「[[椿姫ティタニアル>椿姫ティタニアル(遊戯王OCG)]]」や「[[ならず者傭兵部隊>ならず者傭兵部隊(遊戯王OCG)]]」などには破壊される。 特殊召喚の制限により奪われることはないが、「[[餅カエル]]」にも注意。 また、フィールド以外で発動する効果には手出しできないので注意。 [[アブソルートZero>E・HERO(属性融合)]]や各種リクルーターも普通に効果を使われてしまう。 「[[サイコ・ショッカー>人造人間-サイコ・ショッカー]]」など“このカードがフィールドで表側表示で存在する時に起用される”永続効果を持つモンスターを装備した場合はモンスターでなくなるためその効果は無効となる。 しかし「[[フォーチュンレディ・ライティ>フォーチュンレディ(遊戯王OCG)]]」などの“フィールドから離れた時に発動する効果”は発動する。 **【主なデッキパターン】 3体のリリースさえ確保できれば特殊召喚は可能なので、サーチの手段とリリースの調達を念頭に置いてデッキが組まれる。 自由度は高いので、いくつかの型が存在する。 ・D-HERO軸 [[D-HERO]]の多彩なサポートカードと召喚補助を活用するデッキ。 使用者である[[エド>エド・フェニックス]]の[[ファンデッキ]]的要素もある。 【D-HERO】は「[[ディアボリックガイ>D-HERO ディアボリックガイ(遊戯王OCG)]]」「ドリルガイ」「ドローガイ」のおかげでモンスターを展開しやすく、 「[[エアーマン>E・HERO エアーマン]]」「シャドー・ミスト」「融合徴兵」「[[イゾルデ>聖騎士の追想 イゾルデ(遊戯王OCG)]]」「クロスガイ」でサーチできるので意外と出しやすい。 「スケープ・ゴート」や「終焉の焔」で補助してやれば案外簡単に出すことができる。 他にも「[[ヴァイオン>V・HERO]]」から「デッドリーガイ」を経由して「[[ベアトリーチェ>彼岸(遊戯王OCG)]]」を出せば、 デッキから「デストルドー」などを落とせる点は要注目。 特に墓地除外で《D-フォース》をサーチできる「ブレイク・ザ・デステニー」を落とせば「Bloo-D」+《D-フォース》の準備が出来るのがデカい。 また、邪魔になったBloo-Dは「トレード・イン」や「デステニー・ドロー」のコストにできるので、無駄になりにくい。 そこから「オーバーデステニー」でレベル4のD-HEROを連れてくるのもいいだろう。 ・幻銃Bloo−D トークン生成モンスター「幻銃士」を始めとした様々なトークンや各種リリース要員を使用して召喚を補助するデッキ。 動きは割と単純で比較的扱いやすい。 ・除外型 除外からの帰還によってリリース要因を確保する形。次元帝の変種とも言え、また共存もできる。 墓地利用とモンスター効果という現環境で多用される要素を効果的に封じることが可能。 ・シンクロ型 [[シンクロ召喚>シンクロ召喚(遊戯王OCG)]]との併用を行う形。 使用されるリリース要員はシンクロ召喚と相性がいいためさほど無理なく構築できる。 シンクロかBloo−Dか選べるのがミソ。 「[[デブリ・ドラゴン]]」は「ダンディライオン」を釣り上げられる点から相性がよかったが、2019年1月1日の改訂で[[禁止カード>禁止カード(遊戯王OCG)]]になってしまったのが残念。 Bloo-Dと相性がよい「[[壊獣>壊獣(遊戯王OCG)]]」とシナジーを生む[[月華竜>決闘竜(漫画版遊戯王5D's)]]をシンクロできる。   ・ペンデュラム型 何度でも出し直せる[[ペンデュラムモンスター>ペンデュラム召喚(遊戯王OCG)]]をリリースに使う型。 そこに「[[エアーマン>E・HERO エアーマン]]」や「ディアボリックガイ」など、HEROの要素を組みこんで作成する。 レベル4~6までをP召喚できる「[[魔術師>魔術師(遊戯王OCG)]]」「[[イグナイト>イグナイト(遊戯王OCG)]]」「[[メタルフォーゼ>メタルフォーゼ(遊戯王OCG)]]」あたりが使われていた。 [[新マスタールール>新マスタールール(遊戯王OCG)]]の導入後はEXデッキからの特殊召喚に制約がかかったので、組みづらくなっている。 **【余談】 [[D-HERO]]は贅沢なHEROと呼ばれ、「デステニー・ドロー」「ディアボリックガイ」「ディスクガイ」などのシングル価格が高かったことで知られており、Bloo-Dもその1つ。 初出は前述の攻略本であり、当時は公式戦でも十分通用するカードだったこともありゲームの販売終了後も増刷が続くという人気ぶりだった。 そのため、カードによって印刷の色合いが微妙に異なっていることがある。「WC07-JPB01」版を何枚か持っている人は見比べてみよう。 この辺は「[[D-END>Dragoon D-END(遊戯王)]]」の融合素材を絶版にするわけにはいかないという事情もあったのだろうか。 その後再録された際も収録枚数の多い「DUELIST EDITION Volume 1」のシークレット枠だった。 2016年にブースターSPのスーパーレアとして再録されたことで、ようやく安く手に入るようになった。 また、名前に関してだが、青のスペルはBlueでありBlooではない。 「Bloo」と「D」により英語で「血」を表す「Blood」になる、という凝ったネーミングとなっている。 愛称は「青血」「青血さん」。好きな言葉は「スケゴおいしいです」。 ちなみに英名のPlasmaは血液中の成分である血漿(けっしょう)の事である。 なお、体色は青というよりかは赤紫と青紫色をしている。 追記・修正はコレを食べてからどうぞ つスケゴ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 俺のD-HEROデッキではドグマと双璧の相棒。 -- 名無しさん (2014-03-01 00:59:53) - 俺の永遠のフェイバリットカード -- 名無しさん (2014-04-08 22:28:25) - よく見るまでもなく強いことしか書いてないカードだよな、低級並べやすいデッキに一枚刺しとくだけでも良い感じ -- 名無しさん (2016-03-18 16:39:15) - これ、発売してしばらくこれの付いてる攻略本が入荷即完売繰り返して全然買えなかったんだよなぁ…懐かしい -- 名無しさん (2016-06-01 22:12:50) - 遂にパックで再録されてくれて嬉しい…… -- 名無しさん (2016-08-06 06:25:13) - 好きなカードではある。相手だけスキドレは今でも十分通用する。……が、補強できるとはいえ打点ないのと、除去耐性ないのがなあ。今なら被破壊時に装備カード身代わりにする効果ついても罰は当たらんと思う。 -- 名無しさん (2019-07-04 21:57:06) - ↑1 そこを愛と戦略(後は運)で何とかするのがデュエリストというものだ。 -- 名無しさん (2021-05-02 16:40:51) - Dフォースカード化おめでとう -- 名無しさん (2021-06-04 15:07:03) - Dフォース実装とD-HERO強化でマジで強くなったな…突破力が高すぎる -- 名無しさん (2021-07-21 17:55:21) - D-フォースは同名ターン1付いてないのと墓地からでも拾ってこれるのがエライ -- 名無しさん (2022-04-25 11:04:11) #comment #areaedit(end) }

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