Cheetahmen2(チーターマン2)

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Cheetahmen2(チーターマン2)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/04/01(日) 12:30:18
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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『Cheetahmen2』(通称:チーターマン)とは横スクロールタイプのアクションゲームで、擬人化されたチーター3兄弟を操作し、悪の博士ドクター・モービス達を倒すというもの。

正体は伝説級のクソゲーと呼ばれている代物。
1992年に海外メーカーActive Enterprises社がファミコン向けに開発したが、発売前に倒産した為世に出回る事は無かった。

……はずが、1996年にある人物により会社の倉庫跡に埃を被って放置されていたチーターマンが発見され、翌年にそれを買い取ったバイヤーの手により非公式で発売される。

そして10年後の2007年に日本の動画サイトに投稿され、その作りこみの酷さとバグの豊富さから一躍話題となり、今では「デスクリムゾン」と「たけしの挑戦状」、「四八(仮)」に並ぶクソゲーとして知名度を誇っている。
 

【登場人物】
◆アポロ
1・2面の操作キャラ。弓の使い手。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){長男だが一番弱く雑魚にもかなり苦戦する。}}}
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){特に足元の奴には攻撃手段がないので避けるしかない}}}

◆ヘラクレス
3・4面の操作キャラ。空手の使い手であるが故にガチムチな体格をしている。
次男だが、その体格からアポロより兄貴っぽく見える&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){てかフツーに兄貴より強い。}}}

◆アリエス
5・6(最終ステージ)の操作キャラ。三男で、鉢巻をしている。
棍棒を使うのだが、後述する問題で不遇キャラに……。

◆ドクター・モービス
アポロ達を改造した黒幕……なのだが、なぜか2面のボス担当。

◆エイプマン
4面のボス。猿の怪物だが、前後に小刻みにステップを踏みながら右から左へ移動するだけ。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){この動きがものすごく気持ち悪い。}}}
またドット絵が漢字の「勿」に見えてしまう為「勿」と呼ばれている。
エイプマンお前は泣いていい。

◆サイゴス
最終ボス。モービスの部下で右腕にメカメカしい義手をしている。
アリエス同様の不遇キャラ。
 

【問題点】
というか特徴。

・まずグラフィックがお粗末で特に雑魚敵にミミズみたいな一本毛の手抜きの雑魚が居る。
しかも画面には2体しか出てこない。

・2面以降から&font(#ff0000){ジャンプするたびに「ビィン」という謎の効果音。}結構うるさい。

・前述したジャンプや敵に衝突した時の効果音でBGMが途切れる。

・高所から地面にジャンプすると死ぬ。そのくせジャンプせず「普通に端から降りれば大丈夫」という謎の仕様。空気に強打して死んだのか!?

・BGMが遅れてしまう程のひどい処理オチ。

・&font(#ff0000){唐突なステージクリア。}
初見だと「え?」と思う程に突然。

・ヘラクレスがジャンプ中に攻撃することで空中移動する。
更にそこから同様の手順をすると簡単に無限ジャンプをしてしまう。

・2面ボスのモービスと戦う際に、アポロが画面右端に行くと身体の半分がのめり込み、のめり込んだ部分は画面左端に出てくる。
この状態になるとモービスはアポロの背中に向かって走るが、背中につく直前に消えてしまい、画面左にワープしてまた走りだすというエンドレス行為をする。
もはやただ走っているオッサンである。

極めつけは、エイプマンは上述通りの奇怪な行動をするが、もし左端に行ってしまったら画面外に消えてしまう。こうなるとゲームが続行できず詰む。
倒すことは可能だが、プログラムミスで&font(#ff0000){&bold(){次に行けない}}のでどのみち詰む。
アリエスの出番はない。

一応、パッチ等で5面以降に行けてアリエスの操作はできるが、彼もまた空中ジャンプをしてしまう。
またサイゴスを倒してもゲームは進行しない。
つまり&font(#ff0000){EDが存在しない。}
ROM内にED用のスペースはあった為、作る気はあった模様。


上記の他にも上下ワープ等のプログラムのつくりの甘さ等が多々ある。

「これ1,2日で作ったんじゃないの?」

「発売しなくて本当に良かった」
 
と酷評されている。


【余談】
このゲームの唯一と言っていい長所であるBGMの出来は良く、しかも良曲。
特にステージのBGMは多くアレンジされている程。

前作のは同社が開発していた短編ゲームが詰まっているソフトに収録されているが、やはり出来は稚拙なもの

そもそも開発したActive Enterprises社は任天堂非公認のメーカーで、致命的なほどのプログラムミスが多い、商品とは呼べない代物を多く開発していた。
それなのに2万円以上というぼったくり価格で販売していたのである。
当然のように売れ行きは芳しくなく上述していた通りに倒産した。
 

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