ルイス・ハレヴィ

「ルイス・ハレヴィ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ルイス・ハレヴィ」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2010/11/10(水) 22:52:39
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 27 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
---- 

#center(){&font(#ffdc00,b){&ruby(そら){宇宙}で待ってて。すぐに追いつくから……。}

&font(#ffdc00,b){&ruby(そら){宇宙}で……。}
}


  


『[[機動戦士ガンダム00]]』に登場する乙女。

CV:[[斎藤千和]]
性別:女
誕生日:11月1日
年齢:17歳(1st)→22歳(2nd)→24歳(劇場版)
身長:154㎝(1st)→157㎝(2nd以降)
体重:45㎏(1st)→44㎏(2nd以降)
血液型:O型
所属:AEU、[[ユニオン領・経済特区 日本>ユニオン(機動戦士ガンダム00)]](1st)→[[独立治安維持部隊 アロウズ>地球連邦平和維持軍]](2nd)
階級:准尉(2nd)

搭乗機
・GNX-609T [[GN-XⅢ>GN-X]]
・GNX-704T/SP [[アヘッド脳量子波対応型 スマルトロン>アヘッド]]
・GNMA-0001V [[レグナント>エンプラス/レグナント]]



主人公の一人、[[沙慈・クロスロード]]の同級生でガールフレンド。
世界的富豪であるハレヴィ家の財閥出身だが、それを鼻に掛ける事も無い良い子。
AEUのスペインから[[ユニオン領・経済特区 日本>ユニオン(機動戦士ガンダム00)]]に来た留学生である。



【1stシーズン】

基本的には沙慈と一緒に登場。
沙慈とは逆に[[ソレスタルビーイング>私設武装組織 ソレスタルビーイング]]やガンダムに対してそれ程関心を抱いてはいなかった。

俗に言う「[[お嬢様>お嬢様(属性)]]」で、性格はややお転婆。
 
留学生の為、一度母親が様子見に来た時には嬉しがったが、母親が帰国した時には寂しさから泣いていたり、
「&font(#ffdc00,b){ママが帰って落ち込んでるから物理的に励まして欲しい}」とブランド物の指輪をせがんだりもしていた。
勿論、基本的に沙慈が買えない代物だと理解はしているので、我儘言ってじゃれてみただけだが。


ノベライズ版では「&font(#ffdc00,b){初めて沙慈に話しかけた時は内心ドキドキだった}」等、実は人見知りという設定があるが、アニメでは特には見られなかった(強いて言えば初めて[[刹那・F・セイエイ]]に会った時くらいか)。
&color(#ffdc00){金髪ロング}の美少女で、スタイルもかなり良く、胸も大きい。畜生沙慈め爆発しろ。


このような日常生活を送っていたが、ある日を境に一変。
従兄弟の結婚式の為スペインに帰国したが、パーティー会場の上空を飛行していた[[ガンダムスローネドライ>ガンダムスローネ]]に襲撃される。

それにより家族や親族は全員死亡し、ルイス自身も左腕を失う重傷を負ってしまう。
約束の指輪を持って沙慈が見舞いに駆け付けるも、入院している自分の存在が沙慈の負担にならないように「&font(#ffdc00,b){私の夢を叶えて欲しい}」と告げて帰国させる。

その後暫く連絡は取り合っていたが、西暦2310年以降連絡を絶った。
 


【2ndシーズン】

第1話から登場。
[[アロウズ>地球連邦平和維持軍]]の軍人として[[GN-XⅢ>GN-X]]に乗り、戦闘に参加していた。
ロングだった髪はばっさりと切り、ショートヘアになっている。

4年前の怒りと憎しみからソレスタルビーイングとガンダムに対し激しい敵意を抱いており、
その為に一族全員が死んだ後の遺産をアロウズに投じてスポンサー及び士官になった。

その伝手と後述の「&font(#ffdc00,b){脳量子波を使える}」という特性もあって、
・GN-XⅢ→アヘッド脳量子波対応型→レグナント
とどっかの[[富士見の炭酸>パトリック・コーラサワー]]とは違い専用機を手に入れた。


スローネの[[GN粒子>GN粒子(機動戦士ガンダム00)]]の影響で細胞障害を患い、左腕の再生治療が行えなかった為、義手を装着している。


「&font(#ffdc00,b){その豊富な資産とガンダムへの復讐心、更に毒性を持つGN粒子の影響で日常的に治療薬を投与し続けなければならない身体は利用出来る}」という理由から[[リボンズ・アルマーク]]に見出だされる。
彼が与えた薬は[[イノベイド>イノベイター(機動戦士ガンダム00)]]が使う物と同様の「代謝(≒老化)を抑え、脳量子波が使えるようになる」というナノマシン入りのもので、擬似的に「イノベイド化」してしまう代物だった。


彼にとっては、「&font(#47ea7e,b){神}」として力を与える道楽と、今後ヴェーダを介して人間を管理する社会を構築する上での実験台を兼ねていたらしい。


中盤、[[トランザムライザー>ダブルオーライザー/トランザムライザー]]の量子空間で[[オーライザー]]に搭乗していた沙慈と再会するが、沙慈が最初からソレスタルビーイングの構成員だったと誤解し、関係はほぼ修復不可能に。
その直後に沙慈との思い出を忘れるべく携帯端末に残していた写真を全て削除する等、完全に沙慈を敵として認識した。


二度目の精神世界での接触時に沙慈の声を聞き、誤解こそ解けたものの、彼女に想いを寄せる[[アンドレイ・スミルノフ]]の横槍で再び離れ離れに。

更にリボンズに渡された新しいナノマシン製剤の影響で徐々に精神が不安定な状態に陥った最中に専用機の[[レグナント>エンプラス/レグナント]]で出撃中、家族の仇であるスローネドライと遂に遭遇。
パイロットである[[ネーナ・トリニティ]]の「&color(crimson){家族の仇?私にだっているわよ!自分だけ不幸ぶって!}」という啖呵を聞いて殺意を漲らせ、
レグナントの武装を総動員して瞬く間にドライの四肢を捥ぎ取って無力化し、「何時でも殺せる」と言わんばかりにコクピットに[[GNファング]]を突き付ける。
最早手も足も出ない状況に追い込まれたネーナだったが、なおも諦めず「&color(crimson){アタシは造られて……戦わされて……こんなところで――死ねるかあぁぁぁッ!!!}」と生への執着を叫ぶも、
その絶叫を聞いたルイスは、遺言どころか何も言えず、唐突且つ理不尽に命を奪われた両親を思い出し、更に激昂。

#center(){
&font(#ffdc00){そうね、死にたくないね。でも、ママとパパは……}

&font(#ffdc00,b){そんな言葉すら言えなかったあぁぁぁぁぁッッッ!!!!!}
}


と叫ぶとそのまま憎悪に身を任せ、ファングでネーナをドライのコクピット諸共貫いて木端微塵にしたのだった。
とうとう家族の[[復讐]]を果たしたルイスだったが、そこで改めて「&font(#ff0000,b){仇を取った事を褒めてくれる両親も、念願を果たした自分を受け入れてくれる沙慈も既に傍にいない}」という事実に気付き、その孤独と、何時までも残る「&font(#ffdc00,b){人(ネーナ)を殺した感覚}」に恐れ慄きながら、慟哭するしかなかった。
これ以降は目的も見失い、リボンズの思惑通りに操り人形と成り果ててしまった(ノベライズ版でも「&font(#ffdc00,b){ルイスの変革は達成された。しかし、そこに愛はなかった}」と明言されている)。
なお、ネーナを葬って以降の一連の台詞、及び慟哭するシーンは斎藤女史による迫真の演技も相俟ってかなり空恐ろしいものになっており、見ているこちら側まで精神的にツラくなる事請け合い。
また、その際の口調や精神状態等から[[彼女と同じく一般人でありながら戦争に巻き込まれて両親を喪った事を切っ掛けに戦いの渦中に身を投じていった末、&br()死よりも悲惨な末路を辿ってしまった宇宙世紀史上最高のニュータイプ>カミーユ・ビダン]]を思い浮かべた視聴者もいた事だろう。
 

最終決戦時には自らの生死を省みず[[ダブルオーライザー>ダブルオーライザー/トランザムライザー]]に[[ガガ]]の特攻を利用した無理心中を試みるも、沙慈の妨害により失敗。
ダブルオーライザーに多少損傷を与えただけで乗機が中破し、自身も気絶。

刹那と沙慈に救出され、沙慈の腕の中で目覚めるも、リボンズが脳量子波で精神に干渉、ソレスタルビーイングへの憎悪を肥大させた事で目の前の沙慈の首を絞めて息の根を止めようとする。
が、彼の首元から零れた「&b(){&color(dodgerblue){約束の指輪}}」を見て彼への想いがフラッシュバックし、増幅された憎しみと彼への愛という二つの大きな感情の板挟みとなり、恐慌状態に陥ってしまう。
頭痛にのた打ち回るルイスだったが、なおもリボンズの脳量子波の干渉は止まず、最終的には精神との鬩ぎ合いの末、脳に過剰負荷が掛かり、意識を失ってしまう(ノベライズ版では「そのまま心肺停止」と記述)。
その様子を見てルイスが死んだと思った沙慈は涙を流して彼女に取り縋るも、そのタイミングで刹那がダブルオーライザーで発動させた[[トランザムバースト>GN粒子(機動戦士ガンダム00)]]により、
リボンズの脳量子波が遮断された事で意識を取り戻し、一命を取り留めた。

最終決戦後には細胞障害は消失したものの、度重なるストレスや感情の操作による精神的なダメージ、投与され続けたナノマシンの後遺症が大きく、復縁(?)した沙慈に支えられながら病院で療養を続けている。



【[[劇場版>劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-]]】

毒性を持つGN粒子による細胞障害がダブルオーライザーのトランザムバーストによって解消され、左腕の再生治療も無事完了したものの、
上述の通り、リボンズが処方していたナノマシンや[[PTSD>PTSD(心的外傷後ストレス障害)]]等の後遺症で引き続き入院生活を余儀なくされていた。
まだ一人では歩行も覚束ないものの快方には向かっており、もうすぐ退院という時に、[[ELS>ELS(機動戦士ガンダム00)]]の来訪によって症状がぶり返したように体調が悪化してしまう。
擬似イノベイド化によって脳量子波を使えるようになった所為でELS接近の影響をモロに受けており、その感覚に恐怖を覚えて度々発作を起こすようになった。

そして遂には彼女の脳量子波に惹かれたELSに襲撃されるが、間一髪の所を刹那に救われる。

その後、暫くは沙慈と行動を共にしていたが、彼がELSとの決戦に向かう[[地球連邦軍>地球連邦平和維持軍]]の支援をしたいという思いを察し、彼を笑顔で送り出した。
ルイス自身は連邦が用意した脳量子波を遮断する施設に残ったが、そこで沙慈の無事を祈り続けていた。



【台詞集1】

#openclose(show=クリックにて展開){

「&font(#ffdc00){なになに?どうしたの?}」
「コイツがテロをやっつけたんだと」
「&font(#ffdc00){モビルスーツ?}」
「&color(dodgerblue){何処の軍隊?}」
「それが分かんないんだって」

「&font(#ffdc00){武装組織…?}」
「&color(dodgerblue){ソレスタルビーイング?}」

「またやってる…。これで何回目?」

「&color(dodgerblue){ルイス、ソレスタルビーイングなんているのかな?}」
「&font(#ffdc00){え?}」
「&color(dodgerblue){自分の利益にならないのに、行動する人達なんているのかな…?}」
「&font(#ffdc00){きっと凄いボランティアなんじゃない?}」
「&color(dodgerblue){っ…。うーん……}」
「&font(#ffdc00){あっ…。ちょっと待ってよ、沙慈!}」

「&color(dodgerblue){あ〜あ、またレポートかぁ…。工学部なのに、どうして歴史の単位が必要なんだろう…?}」
「&font(#ffdc00){“これからの技術革新は、軌道エレベーターの保持と、スペースコロニーの開発が中心となる。各国の技術者との交流の為にも、歴史観を養う必要がある”}
 &font(#ffdc00){…って最初に言ってなかった?}」
「&color(dodgerblue){理解は出来るけど…}」
「&font(#ffdc00){あら、そのおかげで私は留学出来てるんだけどぉ?}」
「&color(dodgerblue){それについては感謝してる}」
「&font(#ffdc00){ホントに?}」
「&color(dodgerblue){ん……?}」
「&font(#ffdc00){……2年後には、留学もお終いなのよね…}」
「&color(dodgerblue){どうしたの、急に?}」
「&font(#ffdc00){…ねえ、沙慈は将来の事考えてる?}」
「&color(dodgerblue){…漠然とね}」
「&font(#ffdc00){…その中に私の事は入ってる?}」
「&color(dodgerblue){…漠然とね。―――何!?あぁ、ちょっと…!ルイス!女の子って…}」
「&font(#ffdc00){こういう時、追いかけるの!}」
「&color(dodgerblue){……あっ…はい!}」

「ね、凄いでしょう?今日習った所…レポートどうなっちゃうんだろう?」

「&color(dodgerblue){こんなのおかしいよ…。ソレスタルビーイングが武力介入を続けたって、世界は変わらない。彼等は世界を混乱させてるだけだ…}」
「&font(#ffdc00){何か企んでるんじゃないの?人って自分に得が無い様な事、普通しないし…}」
「&color(dodgerblue){うん…}」

「&font(#ffdc00){私がどうかしましたか?}」
「&font(#32ccb6){ル、ルイス…!?}」
「&font(#ffdc00){安心して下さい、お姉様。沙慈君の事は、私がしーっかり面倒見ますから}」
「&font(#32ccb6){そ、そうね…。ルイスがいてくれたら安心かな…。沙慈、旅行気分になって羽目を外し過ぎないようにね。ルイスに変な事しちゃ駄目よ}」
「&color(dodgerblue){な…何言うんだよ?姉さん!}」
「&font(#ffdc00){ウッフフ…!大丈夫ですよ、お姉様!沙慈君にそんな甲斐性ありませんから}」
「&font(#32ccb6){そ、そう……?ぶっちゃけ…この子はアンタに合わないと思うんだけど…?}」
「&font(#ffdc00){聞こえてますよ?お姉様}」
「&font(#32ccb6){え…。えへへ……}」

「&color(dodgerblue){ルイス、見てるのに…!}」
「&font(#ffdc00){いいから遊びに行く行く!}」

「&font(#ffdc00){ようやく着いた!}」
「&color(dodgerblue){ハァ…}」
「&font(#ffdc00){どったの?}」
「&color(dodgerblue){疲れたの。君が時間いっぱい連れ回すから…}」
「&font(#ffdc00){だらしないなあ}」
「&color(dodgerblue){ルイスがタフなんだよ}」

「&font(#ffdc00){ねえ沙慈!見て見て!}」
「ん?」
「&color(dodgerblue){駄目だって、ルイス!勝手にそんなとこ行っちゃ…!}」

「&font(#ffdc00){綺麗ね…}」
「&color(dodgerblue){うん、ホントに……}」
「&font(#ffdc00){映像で見たのと…全然違う}」
「&color(dodgerblue){うん…}」
「2人共気を付けて。高度1万キロとはいえ、微重力はあるんだ。足を踏み外したら、地球へ真っ逆さまだぞ」
「&color(dodgerblue){ああ…。はい!}」
「&font(#ffdc00){すいませ〜ん!}」

「沙慈の馬鹿!!ちゃんと助けてよぉおおおおおッッッ!!!!」

「&color(dodgerblue){痛った!}」
「&font(#ffdc00){余所見すんな!}」
「&color(dodgerblue){あ…すみません……!}」

「&font(#ffdc00){ねえ、沙慈。もしかしたら死んじゃうかもしれないから…今のうちに言っとくね}」
「&color(dodgerblue){ルイス…}」

「私ね、沙慈の事が……」

「&font(#ffdc00){私達…あとちょっとで死んじゃってたんだね…}」
「&color(dodgerblue){ルイス…}」
「&font(#ffdc00){実感ないよ…。でも、良かった……}」
「&color(dodgerblue){ねえルイス、最後に言おうとしてた言葉って…何?}」
「&font(#ffdc00){えっ?}」
「&color(dodgerblue){……教えて}」
「&font(#ffdc00){……教えない}」

「&font(#ffdc00){沙慈、私達ソレスタルビーイングに助けられたのよね?}」
「&color(dodgerblue){ああ、そうだよ。そうだけど……}」

「&color(dodgerblue){ルイス、何もこんな時に出掛けなくたって…}」
「&font(#ffdc00){まだモラリアの事気にしてるのぉ?}」
「&color(dodgerblue){ルイスこそAEU側じゃないか。気にしないわけ?}」
「&font(#ffdc00){モラリアなんて行った事無いし、分かんないって}」
「&color(dodgerblue){ハァ…。で、何処に行こうとしてるの?}」
「&font(#ffdc00){へへーん、まずは…洋服を見て、洋服を見て、洋服を見て、洋服を見る!}」
「&color(dodgerblue){みんな自分のでしょ}」
「&font(#ffdc00){フフッ…}」

「&color(dodgerblue){“ソレスタルビーイングの動向に於ける世界紛争の今後”…。何て面倒なレポートなんだ…}」
「&font(#ffdc00){そんなの適当に書けばいいじゃん?}」
「&color(dodgerblue){そういう訳には…}」

「&font(#e9bc00){会いたかったわ、ルイス!}」
「&font(#ffdc00){今は渡航規制が掛かってるのに…どうして?}」
「&font(#e9bc00){代議士の先生にお願いしてね。ルイス、こちらの方は?}」
「&font(#ffdc00){ああ…。前に言ったでしょ?私のボーイフレンド}」
「&color(dodgerblue){沙慈です。沙慈・クロスロードです}」
「&font(#e9bc00){そう?娘がお世話になっております}」
「&color(dodgerblue){ああ、いえ…}」
「&font(#e9bc00){でも、もう結構ですので。さ、帰るわよ?ルイス}」
「&font(#ffdc00){っ…何言ってるの、ママ?}」
「&font(#e9bc00){世界がこんな状況なのに、一人娘を留学させておけないでしょ?さ…}」
「&font(#ffdc00){嫌だ、帰らない!何とか言ってよ、沙慈!}」
「&color(dodgerblue){と言われても…}」
「&font(#ffdc00){恋人が連れてかれちゃうのよ!?}」
「&font(#e9bc00){“恋人”!?}」
「&color(dodgerblue){い、何時の間に!?}」
「&font(#e9bc00){あ…あなた!}」
「&color(dodgerblue){ご…誤解です、お母さん!}」
「&font(#e9bc00){“お母さん”!?}」
「&color(dodgerblue){あ、いや…。そういう意味では…なくて…。その…}」
「&font(#ffdc00){男の子ならハッキリして!!}」
「&color(dodgerblue){えぇッ!?}」
「&font(#ffdc00){沙慈ぃ!!}」
「&color(dodgerblue){ハァ……}」

「&font(#e9bc00){やっぱりママの見立ては正しかったようね。―――あら?}」
「&color(dodgerblue){ど、ど……。どうも…}」
「&font(#e9bc00){あなたを招待した覚えはありませんけど?}」
「&font(#ffdc00){私がしたの!ねぇ、沙慈?}」
「&color(dodgerblue){僕は…断ったんですけど…}」
「&font(#e9bc00){意志が弱いのね}」
「&color(dodgerblue){よく言われます…}」
「&font(#e9bc00){なら…ハッキリと言って差し上げましょう。お帰りなさい!}」
「&color(dodgerblue){は…はい!}」
「&font(#ffdc00){駄目!!}」
「&color(dodgerblue){でも…}」
「&font(#e9bc00){お帰りなさい!!}」
「&font(#ffdc00){駄目ったら駄目ェ〜ッ!!!}」

「&font(#e9bc00){んまぁ〜!凄いじゃない、ルイス!こんなに日本料理が上手だなんてママ感激だわ!}」
「&font(#ffdc00){食べてみて。とっても美味しいんだから!}」
「&font(#e9bc00){……ハッ!}」
「&font(#ffdc00){美味しい?}」
「&font(#e9bc00){ええ、とっても…}」
「&font(#ffdc00){ママがとっても美味しいって言ってるよ、沙慈!}」

「&font(#e9bc00){まぁ、美味しそう!わざわざ差し入れなんてしなくても良いのに…}」
「&color(dodgerblue){あ…。アハハ……}」
「&font(#ffdc00){言ったでしょ?ママは物に弱いの}」
「&color(dodgerblue){ピザ1枚だけど…}」
「&font(#e9bc00){あなた}」
「&color(dodgerblue){はい?}」
「&font(#e9bc00){その恰好は?}」
「&color(dodgerblue){あ…。僕、この店でアルバイトしてるんです}」
「&font(#ffdc00){ママ。沙慈はね、御両親が早くに亡くなられて、今はお姉様と2人で暮らしているの…!}」
「&font(#e9bc00){まぁ、御両親を…。それでわざわざアルバイトして……。偉いのね……!}」
「&color(dodgerblue){い、いえ…。そんな…}」
「&font(#ffdc00){ママは涙脆いの}」
「&color(dodgerblue){脆過ぎだよ……!}」
「&font(#e9bc00){あなた沙慈君って言ったわよね?}」
「&color(dodgerblue){あ…。はい}」
「&font(#e9bc00){よく見ると凛々しい顔立ちをしてるのね…}」
「&color(dodgerblue){えっ…!そうですか?}」
「&font(#e9bc00){…似てるわ}」
「&color(dodgerblue){えっ…?何に…ですか?}」
「&font(#e9bc00){主人の面影がある}」
「&font(#ffdc00){無いって!!つかパパ生きてるし!!}」

「&font(#e9bc00){アザディスタンって何処だったかしら?}」
「&color(dodgerblue){ああ…。たしか中東の―――}」
「&font(#ffdc00){ベタベタしないで!!}」

「沙慈から離れてよ〜、ママ!!」

「うわぁ〜ん!ママぁ……!!」

「&color(blue){母親が帰ったぐらいで、何故泣く?}」
「&font(#ffdc00){寂しいからよ!!}」
「&color(blue){会おうと思えば何時でも会える。死んだ訳じゃない}」
「&font(#ffdc00){うわぁ〜ん!!沙慈、コイツ嫌い!叩くか殴るかしてぇ!!}」

「帰れ帰れ!バーカバーカ!」

「&color(dodgerblue){ルイス…。何時までそうしてるのかな?}」
「&font(#ffdc00){ママが帰って落ち込んでます}」
「&color(dodgerblue){ッ…よく分かってるよ?}」
「&font(#ffdc00){…励まして下さい}」
「&color(dodgerblue){元気出してよ、ルイ―――}」
「&font(#ffdc00){物理的に!お願いします}」
「&color(dodgerblue){ッ……?(ルイスの指差す方を見て)ええッ!?無理だよ、ルイス!こんなブランド物、買える訳ないよ……!}」
「&font(#ffdc00){……アタシの為に買って!}」
「&color(dodgerblue){えっ…!そんな……}」
「&font(#ffdc00){買って買って、アタシの為に!アタシの為にぃ〜ッ!!}」

「&font(#ffdc00){どうしたの?さっきから…。大欠伸なんかしちゃって}」
「&color(dodgerblue){夜中にさ、“合同演習部隊にソレスタルビーイングが武力介入した”ってテロップが流れてたから、ずっとニュースを見てたんだよ。}
 &color(dodgerblue){で、気が付いたら朝になっちゃって…}」
「&font(#ffdc00){へぇー、そうなんだ}」
「&color(dodgerblue){大事だと思わないの?}」
「&font(#ffdc00){明日からのテストの方が心配です}」
「&color(dodgerblue){だよねぇ……}」

「&font(#ffdc00){ようやく終わったね、定期試験}」
「&color(dodgerblue){しんどかったぁ…!バイトと掛け持ちだったし…}」
「&font(#ffdc00){試験前くらい休めばいいのに}」
「&color(dodgerblue){ルイスがそれ言う?}」
「&font(#ffdc00){え?何?}」
「&color(dodgerblue){いいよ、もう…}」
「&font(#ffdc00){何?何?}」
「&color(dodgerblue){それよりさ、試験休みどうする?見たい映画とかあるんだったら―――}」
「&font(#ffdc00){ああ…。ごめん。私、ちょっとスペインに戻ってくる。いとこの結婚式があるの}」
「&color(dodgerblue){……そうなんだ。ゆっくりしてくると良いよ、うん}」
「&font(#ffdc00){浮気すんなよ}」
「&color(dodgerblue){何を?}」
「&font(#ffdc00){浮気すんなよ!}」
「&color(dodgerblue){ッ…しないってば!}」

「&color(dodgerblue){気を付けてね、ルイス。お父さんやお母さんに宜しく。えっと…それから―――}」
「&font(#ffdc00){そんな事は良いから}」
「&color(dodgerblue){えっ?}」
「&font(#ffdc00){ん…}」
「&color(dodgerblue){な…何?}」
「&font(#ffdc00){お別れのチュウしれ}」
「&color(dodgerblue){えぇっえッ!!?}」
「&font(#ffdc00){チュウしれ!}」
「&color(dodgerblue){ッ…!あぁ……。出来ないよぉ!!}」
「&font(#ffdc00){もう…!沙慈ったら、気にし過ぎ!でも…そういう沙慈が良いよ}」
「&color(dodgerblue){ルイス…}」
「&font(#ffdc00){じゃあ、行ってくるね}」
「&color(dodgerblue){うん!}」

「あの光は…。もしかして……ガンダム!凄い…!初めて生で見た!」

「パパ……?ママ……?―――ッ……!パパ!!!ママ!!!」

「&color(dodgerblue){ルイス…?}」
「&font(#ffdc00){沙慈…。どうして?}」
「&color(dodgerblue){……ふぅ…。事故に遭ったって聞いて…。ご免、来るのが遅くなって}」
「&font(#ffdc00){学校サボって…}」
「&color(dodgerblue){そんなのいいよ。でも良かった、元気そうで。ホント良かった…!あっ、そうだ!お見舞いって訳じゃないけど…これ}」
「&font(#ffdc00){何?}」
「&color(dodgerblue){(ペアリングを見せ)}」
「&font(#ffdc00){ッ…!これ…?}」
「&color(dodgerblue){フフッ…!ほら、前にルイスが欲しがってたやつ!試験休みの間にバイトしまくってさぁ…!ようやく買ったんだ!受け取って、ルイス!}」
「&font(#ffdc00){……綺麗……}」
「&color(dodgerblue){……ル、ルイス…。僕…ルイスの事……。ルイスの事が―――}」
「&font(#ffdc00){ごめんね、沙慈}」
「&color(dodgerblue){え…?}」
「&font(#ffdc00){折角買って貰ったのに…。凄く綺麗なのに……。……もう…嵌められないの}」
「&color(dodgerblue){……えッ?}」
「&font(#ffdc00){……嵌められないよ……}」
「&color(dodgerblue){……ルイス…。そんな……}」
「&font(#ffdc00){ッ……!ごめんね、沙慈……}」

「&font(#ffdc00){……沙慈、日本に帰って}」
「&color(dodgerblue){えっ…?}」
「&font(#ffdc00){学校休んじゃ駄目だよ。一緒にいてくれるのは嬉しいけど…でも、何時までもいたらいけないよ}」
「&color(dodgerblue){そんな事…出来ないよ…!ルイスを一人にして帰るなんて…!!}」
「&font(#ffdc00){…沙慈の夢は、宇宙で働く事でしょ?私の所為で、沙慈の夢が叶わないのは…嫌}」
「&color(dodgerblue){でも…!}」
「&font(#ffdc00){今一緒にいても、後で辛くなるよ。―――私は、ずっと引け目を感じて…沙慈は、後悔し続ける……}」
「&color(dodgerblue){そんな事…!!}」
「&font(#ffdc00){……ねえ、私の夢を沙慈に託しても良い?}」
「&color(dodgerblue){えっ……?}」
「&font(#ffdc00){夢を叶えて。それが…私の夢なの。だから…私の夢を叶えて、沙慈……}」
「&color(dodgerblue){ルイス……}」
「&font(#ffdc00){約束よ}」

「&font(#ffdc00){こんな所で寝てると、風邪引いちゃうよ?}」
「&color(dodgerblue){えッ…?あっ……。き、君は?}」
「&font(#ffdc00){自己紹介は男の子からでしょ?}」
「&color(dodgerblue){えッ?あぁ、えぇっと…。沙慈・クロスロード…です…}」
「&font(#ffdc00){ルイス・ハレヴィ!宜しくね、沙慈!}」
「&color(dodgerblue){いきなり呼び捨て?}」
「&font(#ffdc00){ダメ?}」
「&color(dodgerblue){いや、そういう訳じゃ…ないけど……}」
「&font(#ffdc00){……良かった!}」

「ダメだよ、沙慈。ちゃんと帰らないと。&ruby(そら){宇宙}で待ってて。すぐに追いつくから……。&ruby(そら){宇宙}で……」

}

【台詞集2】

#openclose(show=クリックにて展開){

「ッ…!!ガ、ガンダム……」

「頭が……!」

「大尉!私にも出撃の許可を!」

「&font(#c4972f){司令、我々にも出撃の許可を}」
「&font(#005243){無理をするな。休んでいろ}」
「&font(#ffdc00){(クッ…!ガンダムがいるというのに……)}」

「&font(#ffdc00){お邪魔してしまいましたか?}」
「&color(orangered){いえ…}」
「&font(#ffdc00){ッ…失礼しました……}」
「&color(orangered){あなたは?}」
「&font(#ffdc00){補充要員として着任した、ルイス・ハレヴィ准尉です!}」
「&color(orangered){モビルスーツ部隊所属の、ソーマ・ピーリス中尉です}」
「&font(#ffdc00){ッ…!申し訳ありません、中尉殿!軽々しく口を利いてしまい……}」
「&color(orangered){構わない。……あなた無理をしている}」
「&font(#ffdc00){えっ…?}」
「&color(orangered){私の脳量子波がそう感じる……。あなたは心で泣いている……}」
「&font(#ffdc00){そんな事は……}」
「&color(orangered){誰かをずっと想っている……}」
「&font(#006948){中尉、此処にお出ででしたか。ブリーフィングの時間です。……ッ!君は…?}」
「&font(#ffdc00){ルイス・ハレヴィ准尉です!}」

「遂にこの時が来たよ。ママ、パパ……」

「邪魔をして!」

「ソレスタルビーイング!!」

「ピーリス中尉のアヘッドをロスト…。そんな……!」

「&font(#ffdc00){中尉……}」
「&color(orangered){(あなた無理をしている)}」
「&font(#ffdc00){(えっ…?)}」
「&color(orangered){(私の脳量子波がそう感じる……。あなたは心で泣いている……)}」
「&font(#ffdc00){中尉をやったのも、どれもこれもガンダム…!}」

「&font(#ffdc00){失礼します!大佐にお願いがあります。この機体…私に任せて頂けませんか?}」
「&font(#67b5b7){准尉である貴官がこのカスタムアヘッドを?}」
「&font(#ffdc00){戦火を挙げて御覧に入れます!そして…中尉の仇も!}」

「&font(#006948){折角の休暇だ、もっと楽しんでくればいい}」
「&font(#ffdc00){そういう事に興味ありません。ッ…!ハッ……。あの人……}」

「&font(#ffdc00){あの…}」
「&color(blue){ん?―――君は…日本にいた…}」
「&font(#ffdc00){ルイス・ハレヴィよ。刹那・F・セイエイ}」
「&color(blue){ッ…!俺を覚えて…}」
「&font(#ffdc00){…珍しい名前だったから…}」

「&font(#ffdc00){そう…。沙慈は&ruby(そら){宇宙}に……。夢…叶えたんだね}」
「&color(blue){……ッ、その手…}」
「&font(#ffdc00){えッ?…ちょっと…事故でね…}」
「&color(blue){ハッ…!}」
「&color(dodgerblue){(君達の所為で、僕の好きだった人は傷付いて…!)}」
「&color(blue){……すまない、余計な事を聞いた}」
「&font(#ffdc00){いいの。気にしないで}」

「&font(#006948){准尉、具合はどうか?}」
「&font(#ffdc00){……もう問題ありません。御心配をお掛けしました}」
「&font(#006948){……}」
「&font(#ffdc00){……私の体について…お聞きにならないのですか?}」
「&font(#006948){聞いて欲しいか?}」
「&font(#ffdc00){いえ……!お気遣い…感謝します…}」
「&font(#006948){部隊に戻ったら、ガンダム追撃作戦が始まる。今のうちに休んでおけ}」
「&font(#ffdc00){ハッ!}」

「逃げるな!!ソレスタルビーイング!!!」

「あぁ……。―――ッ……!ジニン大尉ぃいいいいッッッ!!!!」

「&font(#ffdc00){ガンダム……ッ!}」
「&color(dodgerblue){ッ…!その声…。まさか……ルイス…!ルイス!!}」
「&font(#ffdc00){何?どうして沙慈の声が…?}」
「&color(dodgerblue){ルイス、まさかモビルスーツに…?}」
「&font(#ffdc00){何処にいるの!?沙慈、何処に?まさか…ガンダムに……?}」
「&color(dodgerblue){ルイス…。まさかアロウズに……?}」
「&font(#ffdc00){……沙慈、どうして?}」
「&color(dodgerblue){……どうして君は……?どうして……?}」
「&font(#ffdc00){……どうして…あなたが……?}」
「&color(dodgerblue){どうして此処にいるんだ!?}」「&font(#ffdc00){どうして此処にいるの!?}」

「&font(#ffdc00){沙慈ぃいいいいいッッッ!!!!!}」
「&color(dodgerblue){ルイスゥウウウウウッッッ!!!!!}」

「聞こえた、沙慈の声……。沙慈、いた…。ソレスタルビーイングに……。パパとママを殺した奴等と一緒に……。
 ッ…!刹那…彼も組織の一員だった……。その彼の隣に、沙慈は……。関係…してたんだ……!あの頃から……!!」

「&font(#006948){ジニン大尉は昇進して中佐となられた}」
「&font(#ffdc00){……そうですか……}」
「&font(#006948){戦いの最中…声が聞こえた。准尉、あれは何だ?}」
「&font(#ffdc00){……分かりません}」
「&font(#006948){敵と交信していたんじゃないのか?}」
「&font(#ffdc00){ッ…!違います}」
「&font(#006948){だが…敵の中に准尉の知り合いがいる。親しい仲の様に思えた…}」
「&font(#ffdc00){…ッ!違います!奴らは家族の仇です!この世界に混乱を招く者です!だから私は!!―――何を?}」
「&font(#006948){華奢な腕だ……。パイロットのものとは思えん……。君は…アロウズにいるべきではない。(腕を掴まれ)ッ……!}」
「&font(#ffdc00){……失礼します}」

「&font(#006948){地上に降りた途端、また作戦か…}」
「&font(#ffdc00){それが我々の使命ですから}」 
「&font(#006948){……准尉、君は女性らしい振舞いをしたいとは思わないのか?}」
「&font(#ffdc00){思いません}」
「&font(#006948){…沙慈という人の前でも?}」
「&font(#ffdc00){過去は捨てました}」
「&font(#006948){だったら、君は復讐心も捨てた事に――}」
「&font(#ffdc00){失礼します}」

「……反乱の理由など、関係ありません。我々は…アロウズとして、反政府勢力を叩くだけです。平和を勝ち取る為に……」

「幾ら命令とはいえ……!」

「&font(#7b68ee){実の父親を殺して昇進とは……}」
「&font(#006948){んっ?}」
「&font(#32cd32){流石はアロウズの精鋭…頼もしい限りね}」
「&font(#006948){どうしてそれを……!?}」
「&font(#ffdc00){本当なんですか、中尉!?父親を殺したって……}」
「&font(#006948){……父は反乱分子に加担していた。私は…軍務を全うしたまでだ…!}」
「&font(#ffdc00){お父様と知っていて討ったんですか!?何故です!?}」
「&font(#006948){平和の為だ!紛争を無くしたいと願う人々の為だ!軍を離反し、政権を脅かす者は処断されなければならない!}
 &font(#006948){せめて…肉親の手で葬ろうと考えたのは、私の情けだよ…}」
「&font(#ffdc00){そんな…そんな事……!}」
「&font(#006948){同じ状況になれば、君はどうする?}」
「&font(#ffdc00){ッ!それは…}」
「&font(#006948){他人の命は奪えても、肉親は出来ないというのか!?}」
「&font(#ffdc00){……}」

「出来るだろうか?私に……。彼を……。沙慈を討つ事が……」

「&font(#ffdc00){私は戦う……。戦うんだ…}」
「&font(#006948){アヘッド第一小隊、出撃する}」
「&font(#ffdc00){了解!ハレヴィ機、テイクオフ!}」

「沙慈……」

「&color(dodgerblue){ルイス……!ルイス!}」
「&font(#ffdc00){あっ…。さ…沙慈…?}」
「&color(dodgerblue){そうだよ、僕だ!沙慈・クロスロードだ!!}」
「&font(#ffdc00){…沙慈……}」

「&color(dodgerblue){綺麗だ……。5年前も、こうやって2人で…地球を見たよね?あの時僕は…この青い地球を見て、宇宙で働こうって決めたんだ……。}
 &color(dodgerblue){そして何時か…この景色を、もう一度君と見ようと…そう思ったんだ……}」
「&font(#ffdc00){……もう…会わないと決めていたのに……}」
「&color(dodgerblue){ッ……!―――でも…僕達はこうして出逢えた。ずっと待っていたんだ!君を…この&ruby(そら){宇宙}で!}」
「&font(#ffdc00){……}」
「&color(dodgerblue){戻ろう、ルイス…!あの頃へ!何もかも穏やかだった…あの日常へ!}」
「&font(#ffdc00){……出来ない}」
「&color(dodgerblue){えっ…。どうして…?僕の声を聞いただろ?僕はソレスタルビーイングじゃない。ただ巻き込まれてあそこに―――}」
「&font(#ffdc00){そういう…事じゃない…}」
「&color(dodgerblue){だったら…!?}」
「&font(#ffdc00){(拳銃を構え)}」
「&color(dodgerblue){あっ……!}」
「&font(#ffdc00){……統一世界、恒久和平を実現する為…私はこの身を捧げたの。世界を乱す…ソレスタルビーイングを倒す為……。そして…ママとパパの仇を!}」
「&color(dodgerblue){…ルイス……}」
「&font(#ffdc00){邪魔をしないで!もし邪魔をするなら…あなたを撃つ……!}」
「&color(dodgerblue){……おかしいよ…。おかしいよ!君はそんな女の子じゃなかった!}」
「&font(#ffdc00){……}」
「&color(dodgerblue){何が君を変えたんだ?}」
「&font(#ffdc00){……自分で変わったのよ。自分の意思で}」
「&color(dodgerblue){それは嘘だよ!僕は知ってる、ルイスの事…!優しい女の子だって事!}」
「&font(#ffdc00){……}」
「&color(dodgerblue){宇宙に行く為に、一生懸命勉強した事も!}」
「&font(#ffdc00){……}」
「&color(dodgerblue){我儘を言って、相手の気を引こうとする不器用な所も!!}」
「&font(#ffdc00){……}」
「&color(dodgerblue){本当は…寂しがり屋だって事も……}」
「&font(#ffdc00){……}」
「&color(dodgerblue){……僕は…知ってるんだ……。ルイス……}」
「&font(#ffdc00){……沙慈……}」
「&color(dodgerblue){ルイス……}」
「&font(#ffdc00){……わ…私は……}」
「&color(dodgerblue){(優しく抱き締め)ルイス……}」
「&font(#ffdc00){ッ……。私は……。私は……!}」
「&font(#006948){ハレヴィ准尉!!}」
「&font(#ffdc00){私はぁあああああああッッッッッ!!!!!}」

「沙慈……。沙慈……!」

「&font(#47ea7e){体調が優れないと聞いたけど、どうしたんだい?}」
「&font(#ffdc00){……}」
「&font(#47ea7e){どうやら新しい薬を処方した方が、良さそうだね…}」
「&font(#ffdc00){アルマーク、私は…}」
「&font(#47ea7e){君の体内を蝕む細胞異常を抑制する薬を与えたのは……何の為だい?}」
「&font(#ffdc00){あっ…}」
「&font(#47ea7e){君が求めたからだよ?紛争の無い統一世界を実現する為に。御両親の仇を…ガンダムを討つ為に}」
「&font(#ffdc00){ガン…ダム……}」
「&font(#47ea7e){僕は君に期待している。このレグナントだって、君の為に持って来たんだ。}
 &font(#47ea7e){人類初のイノベイターとなって、この世界を導いて欲しい。良いね?ルイス・ハレヴィ……}」
「&font(#ffdc00){……分かっているわ、アルマーク}」
「&font(#47ea7e){フッ、良い子だ……}」

「&font(#ffdc00){ガンダム……ッ!}」
「&font(#006948){此処にいたのか、准尉。新型モビルアーマーの補修は―――}」
「&font(#ffdc00){黙れ!!}」
「&font(#006948){ッ……!}」
「&font(#ffdc00){私に構うな…!}」
「&font(#006948){准尉…どうした?}」
「&font(#ffdc00){私に構うなと…}」

「あれだ……あのガンダムだ……!ママとパパを殺した……あの時のガンダムゥゥゥゥッ!!!!」

「&color(crimson){アタシは造られて……戦わされて……こんなところで――死ねるかあぁぁぁッ!!!}」
「&font(#ffdc00){そうね、死にたくないね。でも、ママとパパは……そんな言葉すら言えなかったあぁぁぁぁぁッッッ!!!!!}」

「フッフ…。フフフフフ…!フフフフフフフッ……!やったよ!ママ…パパ…!仇を取ったよ!ガンダムを倒したよ!!フフッ……。
 アハハッ…。アハハハハ……!フフフフフフフ……!ママ?パパ?どこ?私やったよ…。やったんだから……。だから……!誉めてよ……!
 “よくやった”って…言って……!!ッ……!ウッ…ウゥ…!アァアアアアアアアッッッッッ……!!!!!」

「フッ…。フフフッ…フフフ……。ざまあみろ……」

「行かせるか!ガンダムゥッ!!」

「行けっ!ファング!!」

「お前達は……世界を乱す悪だ!!!」

「&font(#ffdc00){お前達さえいなくなれば!!!}」
「&color(dodgerblue){幸せになれるの!?}」
「&font(#ffdc00){沙慈…!?}」
「&color(dodgerblue){戦いで勝ち取る未来なんて…本当の未来じゃないよ!僕達は分かり合う事で……未来を築くんだ!!そうだろう!?ルイス!!!}」
「&font(#ffdc00){その未来を奪ったのは……ソレスタルビーイングだ!!戦争を仕掛けたのも…世界を歪めたのも!!!}」

「よくも中尉を!死ねぇえええええッッッ!!!!」

「&font(#ffdc00){もう逃げられないぞ、ガンダム!!}」
「&color(dodgerblue){止めるんだ!このままじゃルイスも…!!}」
「&font(#ffdc00){それがどうした?!貴様達を…倒す為なら!!}」

「ソレスタルビーイング……!パパとママの仇…!死ね!死ねぇえええええ……ッ!!!」

「&font(#ffdc00){沙慈……。沙慈……}」
「&color(dodgerblue){ハッ……!ルイス……!}」
「&font(#ffdc00){沙慈…。私…もう……}」
「&color(dodgerblue){……何も言わなくていいさ…。分かってる……!}」
「&font(#ffdc00){……ねえ、この暖かな光は…何?心が…溶けていきそうな……}」
「&color(dodgerblue){…刹那だよ}」
「&font(#ffdc00){…刹那…?}」
「&color(dodgerblue){そうだよ。彼の心の光…未来を照らす光だ……!}」

「&font(#ffdc00){ねえ、沙慈。世界はこれから…どうなるのかな?}」
「&color(dodgerblue){……正直…僕にも分からない。でも…僕達は、無自覚ではいられないと思う。平和の中にいた僕等は……現実を知り、戦いを知り……その大切さを知った。}
 &color(dodgerblue){考える必要があるんだ。本当に…平和を求めるなら……。世界について考える事が……}」
「&font(#ffdc00){うん……}」

「&color(dodgerblue){世界がどうなるか…それは誰にも分からない……。でも…どうにでもなれると思うんだ。過去は変えられなくても、未来は変えられる…。僕達が望む世界へ……}」
「&font(#ffdc00){もし…間違ってしまったら?}」
「&color(dodgerblue){……悲しい擦れ違いが起きて、戦いになってしまったら……。きっと…彼等が立ち上がる。全ての矛盾を抱え込んでも、きっと……!}」

}

【台詞集3】

#openclose(show=クリックにて展開){

「&font(#ffdc00){あ…。沙慈……}」
「&color(dodgerblue){このところ安定してるようだね}」
「&font(#ffdc00){発作も起きないし、そろそろ退院でも良いのに……}」
「&color(dodgerblue){慌てないで、ルイス。時間は…幾らでもあるから}」
「&font(#ffdc00){うん……}」

「&font(#ffdc00){怖い…!}」
「大丈夫!」
「&font(#ffdc00){怖いのが……来る!!!!}」

「&color(dodgerblue){ルイス?}」
「&font(#ffdc00){嫌…。来ないで…!}」
「&color(dodgerblue){ルイス!しっかり……!}」
「&font(#ffdc00){嫌……!}」
「&color(dodgerblue){ハッ…!そんな……!―――停電?}」
「&font(#ffdc00){嫌……!}」

「来ないで…。嫌…。来ないで……!来ないでぇえええッッ!!!!」

「嫌ぁ!!来ないで!!!沙慈!沙慈ぃいいいッッ!!!嫌…!嫌ぁあああああッッッ!!!!!」

「来る…!沙慈、私怖い……!」

「&font(#ffdc00){沙慈……?―――行くのね?}」
「&color(dodgerblue){うん…。この世界を…そして、君を守りたいから……}」
「&font(#ffdc00){……気を付けて}」
「&color(dodgerblue){ああ……}」

}



【余談】

ガンダムシリーズには「&font(#ff0000,b){女性の強化人間はほぼ死ぬ}」というジンクスがあるが、珍しく生き残って幸せになった数少ない人物の一人である。

実は製作サイドとしても当初は沙慈を庇って死ぬ予定だったが、それでは美談になってしまう為、敢えて生存させ、自らの過ちを償わせる結末にしたという。
……って[[カテ公>カテジナ・ルース]]と同じかよとか言わない。
半ば廃人となり、ほぼ人生終了なカテ公と違ってルイスには支えてくれる人が共に居る。彼女達の物語はまだまだ続くのだ。


[[ドラマCD>機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー]]では変装した刹那を初っ端から毛嫌いし、喧嘩番長化した[[ハレルヤ>アレルヤ・ハプティズム]]にツッコミを入れ、沙慈に対してはボケを通すなど、ギャグキャラ化していた。



【ゲームでの活躍】
・機動戦士ガンダム Extreme VS.
CPU戦のルートにて、中ボスとしてレグナントに乗って登場。
ソレスタルビーイングのガンダムを使っていると特殊な台詞を言う他、[[ダブルオーガンダム]]使用時にはかなり長めの沙慈とのやり取りが流れる。
ファンからすれば全部聴きたいところだが、制限時間もあるので聴き終わる前に倒してしまうプレイヤーも少なくない。

・スーパーロボット大戦
『第2次スーパーロボット大戦Z破界編』にて初登場。

エリア11にある[[私立アッシュフォード学園>コードギアス 反逆のルルーシュ]]に通う、スペインからの留学生。
本編と同じく沙慈に一目惚れし、周囲に日本人(イレヴン)の血を引くという事で距離を置かれているのを気にせずに話しかけ、彼のガールフレンドとなった。
彼を追ってか生徒会にも入っており、生徒会メンバーとも仲が良い。因みに沙慈との仲はミレイ公認。

中盤で原作同様ガンダムスローネの襲撃を受け、親族を殺された上に負傷してしまった。

『再世篇』では『2nd』の設定を入れ、アロウズの兵士として登場。
レグナント搭乗時は原作通りとはいえ、戦闘台詞が非常に好戦的であり、斎藤女史の鬼気迫る演技と相俟ってかなり恐い。
因みに『破界篇』では声が収録されていなかったので斎藤女史は『再世篇』でスパロボ初登場となった。

…何故か歴代のラスボス級しか持っていないはずのスキル「&font(#ffdc00,b){極}」を持っている。
(再世篇では[[色々極めちゃってる>グラハム・エーカー]][[人が多い>ミスター・ブシドー]]のでバーゲンセール状態だが)



#center(){
&font(#ffdc00){追記・修正して御覧に入れます!}

&font(#ffdc00){そして…冥殿の仇も!}
}

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,19)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 彼女は被害者だと思う「ヤンデレから  -- 名無しさん  (2013-08-23 13:51:53)
- まあ、生きていれば良いこともあるだろうさ。  -- 名無しさん  (2013-08-23 15:18:34)
- サジと一緒に幸せになって欲しい  -- 名無しさん  (2013-08-23 15:23:42)
- ヤンデレというコメントは彼女にはいらない、ネーナ・トリニティこそがヤンデレだろうが!  -- 名無しさん  (2013-08-24 13:49:21)
- 投与されたナノマシンの影響で、後半になるにつれて顔芸がひどくなる。リボンズェ…  -- 名無しさん  (2013-11-05 22:33:04)
- ↑2あいつはデレてない。  -- 名無しさん  (2013-11-05 22:36:47)
- ガンダムに全てを奪われガンダムに命をを救われた女性。  -- 名無しさん  (2013-11-05 22:58:07)
- 釘宮を殺した罪は重い……!  -- 名無しさん  (2013-11-05 23:01:29)
- ↑自業自得&因果応報かと  -- 名無しさん  (2013-11-05 23:17:35)
- 誰も突っ込まないんだけど17歳→22歳→24歳だよね  -- 名無しさん  (2013-12-17 22:05:11)
- ↑3貴様は馬鹿か!?  -- 名無しさん  (2013-12-17 22:27:16)
- GN-XVってなってるけど、乗ってたのはⅢだよね? 誤記?  -- 名無しさん  (2014-02-10 23:06:46)
- 沙慈共々生存できて本当に良かった。復讐も遂げたからもう憎しみにとらわれる事も無いし  -- 名無しさん  (2014-02-10 23:20:12)
- ↑6ネーナは自業自得ってのは常識だし。  -- 名無しさん  (2014-03-10 07:04:11)
- ドラマCDのサジとビリー交えた会話はすごかったw  -- 名無しさん  (2014-03-10 12:28:13)
- 再世篇だとゼロ・カレン・ヒイロの三人に対して特殊戦闘台詞あり  -- 名無しさん  (2014-04-02 21:05:21)
- ルイスと同じように、親殺されたSEEDのフレイとは偉い違いだな  -- 名無しさん  (2014-05-06 11:21:46)
- 割と真剣にどこぞのお嬢さまガンプラファイターが金ぴかの騎士で金ぴかのレグナントに乗って出てくれないかなと思ってるわ  -- 名無しさん  (2014-08-20 22:53:50)
- アロウズに関係した(資産の提供等)からあの後ルイス世間から迫害されたのかな 財産没収 軍事裁判とか  -- 名無しさん  (2014-12-07 20:07:34)
- ↑ 世間的に存在を知られてないズンボリに直接献金してたようだから、恐らく世間的に資金提供等について知られてない  -- 名無しさん  (2014-12-07 20:17:09)
- ↑2 財産については大半を出資したらしいから没収されるほど残ってない  -- 名無しさん  (2015-01-14 00:07:20)
- 沙慈とルイスの子供って生まれつきのイノベイターになるのかな。次代を担う存在になりそうだ  -- 名無しさん  (2015-01-14 00:38:32)
- パーティでのドレス姿がえらく可愛かった  -- 名無しさん  (2015-01-15 00:39:02)
- ↑7フレイの親は「軍艦に乗ってたら敵に沈められた」だけどルイスの場合は「パーティ会場でMSに乗った奇痴害女が暴れた」だからな・・・  -- 名無しさん  (2015-01-29 10:06:14)
- 多分、アロウズ時代に任務で出向いて色々やったところにたまたま行って、そこで子供になつかれたりすると、罪の意識にさいなまれたりするんだろうな……。それで、さじやんに慰められると。蛇足をつけるとそのあとは想像にお任せしますw  -- 名無しさん  (2015-12-31 15:09:05)
- 人体改造のことが知られると連邦が大惨事になるので、アロウズ被害者への工作(買収、脅迫等)で黙らしてルイスは平穏に入院ライフが出来たと思う。  -- 名無しさん  (2016-02-22 15:48:22)
- ↑ さすがに言い過ぎでは。そもそも、世間的にルイスのことが明らかになったわけじゃないだろうし。機密保持を条件に、そういう待遇を得た可能性はあるかもしれないが…  -- 名無しさん  (2016-02-29 21:44:53)
- クダル「ふざけんなよおい! お前楽しんでるだろう?  人殺しをよぉ!」  -- 名無しさん  (2016-05-24 20:16:29)
- 三日月と合わせたらアイン以上に厄介なことになりそう  -- 名無しさん  (2016-07-11 03:29:36)
- ↑3 アロウズへの出資者等の情報公開で世間には、ある程度は明らかになっていると思う。アロウズの被害者に訴えられそうになった所を人体改造の件をある程度の虚偽の情報を交えて公開して、マスコミ及び世論操作でルイスも被害者と認定してアロウズ被害者を矛を収める様に無理やり納得させた可能性も否定できない。  -- 名無しさん  (2016-07-11 13:44:11)
- ↑アロウズじゃなくてリボンズに直接献金してたみたいってコメントされてるけど。それなら世間には公開出来ない筈  -- 名無しさん  (2016-07-11 13:57:09)
- ↑リボンズに直接献金した場合、税務署や組織犯罪捜査対策が面倒だぞ。アロウズ解体後は連邦やイノベイターの干渉が無くなるので直接献金について追求されるのは確実。虐殺していた組織の黒幕に直接献金してたら組織犯罪捜査も黙っていないし、税務署もリボンズへの捜査で連邦との癒着と言うスキャンダルが発覚すれば連邦が大混乱になる。  -- 名無しさん  (2016-07-12 07:39:56)
- ↑リボンズ自体存在が知られてないじゃん  -- 名無しさん  (2016-07-12 08:20:31)
- いや待て。沙慈が乗機って、ヤッたかどうかまだわからないだろう!?Σ  -- 名無しさん  (2016-10-25 19:42:29)
- 第二期でアロウズの軍人になってたが、ネーナの襲撃直後に入院してた頃は、憎しみを抱いているように見えなかったけど、何かあったんだろうか?  -- 名無しさん  (2016-11-16 17:02:00)
- ↑出されてた薬が実はイノベーターかなんかが提供したものだったためとか聞いた。  -- 名無しさん  (2016-11-16 17:03:32)
- ルイスの中の人繋がりで、ほむらもルイスと同じ闇落ちしたな。  -- 名無しさん  (2016-12-05 16:52:24)
- その後は沙慈と共にソレスタルビーイングのエージェントになって活動資金を提供しているかも。  -- 名無しさん  (2017-01-20 16:52:22)
#comment
#areaedit(end)
}

復元してよろしいですか?