フリーザー(ポケモン)

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&font(#6495ED){登録日}:2010/07/06 Tue 17:06:07
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#center(){&sizex(5){&font(b,#0075c2){伝説の とりポケモン。空気中の 水分を 凍らせ 吹雪を 作り出すことが できる。}}}


[[ポケットモンスター]]シリーズに[[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]から登場する[[伝説のポケモン]]。
なお、&bold(){間違っても「[[こんなに綺麗な吹雪ですよ!>フリーザ]]」なんて言わない。}


&b(){■CONTENTS}
#contents()


*■データ
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全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.144
分類:れいとうポケモン
英語名:Articuno
高さ:1.7m
重さ:55.4kg
[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:未発見(性別不明)

タイプ:[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]/[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]

[[特性>特性(ポケモン)]]:プレッシャー(相手から受けた技のPPを1余分に減らす)
[[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:ゆきがくれ(天気があられ状態のとき、回避率が1.25倍になる)

・[[種族値]]
HP:90
攻撃:85
防御:100
特攻:95(初代のみ125)
特防:125
素早さ:85
合計:580

[[努力値]]:特防+3


*■概要
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[[サンダー>サンダー(ポケモン)]]・[[ファイヤー>ファイヤー(ポケモン)]]と同じく伝説の鳥ポケモンのうちの一匹である。

青白い羽毛に長い尾、頭には菱形の氷が三つ並んでいるような鶏冠を持つ。

周りの空気を冷やしながら飛行し、フリーザーが飛ぶと雪が降ると言われる。
またフリーザーが訪れた地域は早めの冬が訪れるとも言われる。

その美しい尾をたなびかせながら飛行する姿は大変神秘的で素晴らしいと評されている。
雪山などで凍死する寸前、目の前に姿を現すという。


*■ゲームでのフリーザー
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「ふたごじま」の内部の洞窟に生息しシンボル[[エンカウント]]で出会う事が可能。レベルは50。
セキチクシティ東のゲート二階にある望遠鏡を覗くと、ふたご島上空を飛行するフリーザーの姿(グラフィックあり)が見れる。
しかし、なぜかフリーザーを捕獲、あるいは倒してもなお望遠鏡にはフリーザーの姿が映ったまま。
以降のシリーズでもファイヤーのように引越ししちゃったりサンダーのように追い出されたりされず、頑なに同じ場所に居座り続けている。

能力の高さに加え最初から「れいとうビーム」を備え、育てれば「[[ふぶき>ふぶき(ポケモン)]]」も自力習得できるため、伝説に相応しい強さを発揮する。
こおりタイプ全体で見てもふぶきを自力習得できたのはコイツと[[ルージュラ]]のみ。
[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]を使わなければ「10まんボルト」や「[[だいもんじ>大文字]]」といった強力技を習得できないサンダーやファイヤーとの差は大きい。

「初めて[[マスターボール]]を使ったポケモン」として話題に上がることが多く、下手をすれば[[ミュウツー]]以上に該当者が多いとも。

[[プラチナ>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]ではクリア後の[[オーキド博士>オーキド博士(ポケモン)]]と会話後にサンダー、ファイヤーと共に各地を徘徊する。
 
[[XY>ポケットモンスター X・Y]]にも登場。
最初に[[ハリマロン>ブリガロン]]を選んでいると殿堂入り後に[[カロス地方>カロス地方(ポケモン)]]を徘徊する。
運よく出会うと戦闘に突入するが、技を選ぶ暇もなく逃げられてしまう(特性「かげふみ」も無効)。
しかし何度も出会っては逃げられを繰り返していくと海神の穴に固定シンボルで現れ、バトルできる。レベルは70。

[[USM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]ではウルトラスペースゼロの空ステージで三鳥全てを捕獲できる。

[[剣盾>ポケットモンスター ソード・シールド]]では[[DLC>ダウンロードコンテンツ]]第2弾から他の伝説のポケモンと共に登場。
[[ダイマックスアドベンチャー]]のボスとして出現する。
今作ではこれまでのフリーザーとは別に、[[リージョンフォーム]]の&s(){なんちゃって}[[フリーザー>フリーザー(ガラルのすがた)]]が登場した。

トレーナーでは「[[ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア]]」にて[[シャドー>シャドー(ポケモン)]]ボス・[[デスゴルド>デスゴルド(ポケモンXD)]]がダークポケモンとして使用する。


[[色違い>色違い(ポケモン)]]は若干色が薄いが、3Dだと分かりづらいのが難点。



ちなみにポケモン総選挙720での順位は53位だった。
フリーザー「[[私の順位は53番です>フリーザ]]」


*■対戦でのフリーザー
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高い特防と防御を持ち、それ以外の能力もそこそこバランスが良い。

初代では特殊系の能力が特攻・特防と共に特殊で一つにされていたため特攻も高い。
当時はサンダー・ファイヤーと特殊の値は同等であり種族値合計ではフリーザーが一番下だったが、
鬼畜技「[[ふぶき>ふぶき(ポケモン) ]]」をタイプ一致で放てる事から伝説3鳥の中では[[最強]]と名高い存在であった。
非公式ながら、当時行われたアンケートでもあのミュウツーを抑えて最強ポケモン一位に輝いた。

現代目線で見てしまうと「技プール狭すぎるからこおりタイプぶつければ簡単に止まるでしょ(しかも自分もこおり技を等倍で食らう)」と言われたりするが、
対戦理論がまともに固まっていなかった当時の環境では如何に強かったかが伺える。
こおりタイプ同士だろうが、初代に限り特攻が125もあったのもあって、「タイプ一致のふぶきを連打してりゃあ大体の相手はどうにかなるっしょ」という暴論がまかり通っていた時代でもあったのだ。
捕獲してからレベルを1つ上げるだけでふぶきを習得できるお手軽さも魅力であった。

そもそもインターネットが普及したといえるのが第三世代頃、更にインターネットで育成論を活発に議論するようになったのが第四世代頃、そしてオンライン対戦が日夜活発に行われるようになったのが第五世代であることを忘れてはいけない。
現にVC初代の対戦議論では研究が進んだ結果フリーザーは使用率が低下している。こおり状態に対する耐性のある[[ラプラス]]、[[パルシェン]]、「いわなだれ」で4倍弱点を突けるサイドンがオフ会環境に増えたのも大きい。

しかし以降のシリーズでは特攻の低下、「ふぶき」の弱体化、弱点タイプのメジャー化という仕打ちを受け弱体化。
弱体化はあれよあれよと加速し、今では3鳥最弱ではないかと言われるレベルにまで落ち、初代で最強時での相方「ふぶき」と共に転落人生を送っている…


耐久型の能力だがタイプが不遇で、[[弱点]]が多く半減数も少ないうえ強力な[[積み技>積み技(ポケモン)]]も無いのは耐久型のポケモンとしてはかなり辛い。
そのためフリーザーが安定して受ける事の出来るポケモンは少ない…
 
しかし「こころのめ」と「[[ぜったいれいど>一撃必殺技(ポケモン)]]」を同時に覚える事が出来る唯一のポケモンであり、これにより必中の一撃技を放つという極悪なコンボ技が可能!

[[ドーブル>ドーブル(ポケモン)]]?何それ?
じわれ[[ニョロボン]]のほうが安定する?あーあーきこえなーい

しかし対人戦では「こころのめ」をされた時点でまず交換されると思うので成功率はあまり高くない…「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」にも弱い…
しかし逆に言えば交換を強要出来るという事なのでそれを読んで「とんぼがえり」や「みがわり」をしてやれば有利に立ち回れる事も。
読みが上手い人が使えば化ける…はず。

「おいかぜ」や「いやしのすず」([[XD>ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア]]限定)も覚えるのでサポート役としてもまぁまぁ。
 

また弱体化こそしたもののそれでも特攻はそこそこ高くタイプ一致の「れいとうビーム」の威力はなかなか。
他の攻撃技は少ないが[[BW2>ポケットモンスターブラック2・ホワイト2]]から「[[ぼうふう>ぼうふう(ポケモン)]]」を習得した。ただし仕様の都合上「ふぶき」とは噛み合わないので注意。
「こおりのつぶて」も覚えるため[[ドラゴンタイプ>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]キラーも可能。
XYからは[[みずタイプ>みずタイプ(ポケモン)]]に抜群を取れるこおり技「フリーズドライ」を習得。
ちなみにこの技は、初期のポケモンカードのフリーザーの技からの逆輸入である。

ファイヤー同様[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]四倍なため「[[ステルスロック>撒き技(ポケモン)]]」にも注意。
耐久寄りの能力を持つフリーザーにとってHPが半分に削られるのはファイヤー以上に致命的である。

[[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]の種類は少なめだが、教え技で[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]]・いわ対策の「みずのはどう」や[[バンギラス]]・[[サメハダー]]等に有効な「シグナルビーム」を習得できる。
「みずのはどう」より[[威力>威力(ポケモン)]]の高い「バブルこうせん」は初代の[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]でしか習得できず、現在ではVC版の経由が必須のためレートでは使えない。
ちなみに初代では氷→炎が等倍でそもそもほのおタイプが[[マイナー>マイナーポケモン]]なので全く使われていなかった。
「[[めざめるパワー]]」は[[地面>じめんタイプ(ポケモン)]]か炎が使いやすい。

ちなみに隠れ特性は「ゆきがくれ」。性能やイメージ的に「ゆきふらし」の方がよかったのに!という方も多いと思われるが、
よく考えたら、この耐久からの回避率アップはなかなかの脅威ではないだろうか?
弱点技である「[[だいもんじ>大文字]]」や「ストーンエッジ」が当たらず、
攻撃を外した隙に「みがわり」を張られたり、究極の役割破壊技たる「ぜったいれいど」が飛んでくる。
何とかHPを削っても優秀な[[回復技>回復技(ポケモン)]]の「はねやすめ」で粘られ、おまけに「ノーガード」持ちは「ぜったいれいど」でカモられる…


[[第五世代>世代(ポケモン)]]ではこの「ゆきがくれ」持ちのフリーザーは手に入らなかったのだが、
2016年3月からポケモンスクラップによるシリアルコード、あるいは初代のVCから輸送することで入手可能となった。


………しかし、第六世代からの天候特性弱体化(持続ターンが無限→5ターンに減少)に伴い、この特性も相対的に大幅弱体化。やっぱり救われない。
一応[[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]からは強力な壁技「オーロラベール」を習得し、「あられ」とセットで覚えさせれば特性も活かせるようになったが……
ぶっちゃけ[[キュウコン>キュウコン(ポケモン)]](アローラのすがた)の方がずっと手っ取り早い。 

ならば通常特性で使おうと思っても、第六世代ではレートで使用できるのはXY産のみ。
さらに出現条件の[[ハリマロン>ブリガロン]]を選んだ人が他の[[御三家>御三家(ポケモン)]]2匹と比べて明らかに少なく、バンク・ムーバー解禁前は価値が高騰していたこともある。
そのこともあって[[GTS>GTS(ポケモン)]]で粘ろうにも、&b(){レートで使用可能な個体すらロクに出回っていなかった。}

第七世代では通常特性のフリーザーを入手できるため、この問題点は解消された。


*■ポケダンでのフリーザー
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[[救助隊>ポケモン不思議のダンジョン 青・赤の救助隊]]では「樹氷の森 奥地」でボスを務める。
本編とは打って変わった強さを持っており、こうそくいどうで倍速にした後、部屋技のふぶきを放ってこちらを死に至らしめる。

特に[[フシギダネ>フシギバナ]]、[[チコリータ>メガニウム]]、[[キモリ>ジュカイン]]、[[カラカラ>ガラガラ(ポケモン)]]を選んだプレイヤーにとっては鬼門。

その分仲間にしたときは非常に頼もしい戦力になってくれる。
また、[[ルギア]]が潜むダンジョンの出現条件の一つに入っている。


*■[[ポケットモンスターSPECIAL]]でのフリーザー
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ふたご島に登場。「&font(#0075c2){戦闘を好まず、敵の存在を感じると自らを氷の中に封じ込める}」という設定がある。

ハッキリ言って「&font(#ff0000){ビビって氷の中に引き篭っているだけ}」であり、何の問題解決にもなっておらず「&font(#ff0000){むしろ状況を悪化させているだけ}」である。
実際[[レッド>レッド(ポケットモンスターSPECIAL)]]がいなければそのまま[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]にお持ち帰りされていた。
まぁ氷が割れたらロケット団を一蹴してたので、いざとなったら自力で撃退するつもりだったのかもしれない。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その後グロッキーになってあっさり捕獲されてたが。}}

ちなみにこおりタイプの伝説のポケモンだが、
こおりタイプってだけで[[某ジジイ>ヤナギ(ポケモン)]]の[[ウリムー>マンムー]]と[[デリバード]]が化け物すぎて伝説のポケモンなのに色々とショbうわ何をするやめ(ry
 
第3章では[[ブルー>ブルー(ポケットモンスターSPECIAL)]]の手持ちとして登場し、レッドを乗せて[[ルギア]]・[[ホウオウ]]との空中戦を繰り広げた。









フリーザー&font(#0075c2){「やってくれましたね皆さん… よく私の初代最強の夢を打ち砕いてくれました…}

&font(#0075c2){私の特殊攻撃力が下がってますね…&ruby(ゲーフリ){あなた達}がやったんですか?&br()何故そうしたかは知りませんがちょっと意外でしたよ…}

&font(#0075c2){それにしてもあと一息のところで「ふぶき」が弱体化してしまうとは…[[ケンタロス]]さんには残念ですが私はもっとでしょうか…}

&font(#0075c2){初めてですよ私をここまで弱体化させたお馬鹿さん達は…&br()まさかこんなに弱くなるとは思いませんでした…}

&font(#0075c2){ゆ…ゆるさん…}
&font(b,#0075c2){ぜったいに許さんぞ虫けらども!!!! じわじわと心眼零度してくれる!!! 一人たりとも逃がさんぞ覚悟しろ!!!!!」}


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