ザクウォーリア/ザクファントムのバリエーション

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&font(#6495ED){登録日}:2012/02/25(土) 23:43:11
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この項目ではザフト軍のMS「[[ザク>ザクウォーリア/ザクファントム]]」シリーズの派生機について説明する。

なお、[[ウィザードシステム>ウィザードシステム/シルエットシステム]]に関しては当該項目を参照。



*◇ザク量産試作型
型式番号:ZGMF-X999A

[[第1次大戦>第1次連合・プラント大戦]]の最終盤の時期に試作された機体。
次世代型MSの方向性を模索した物で、後に生産されるザクをはじめとしたニューミレニアムシリーズのプロトタイプに当たる存在。
型番から「[[9(キュウ)ザク>ザクⅠ]]」、「ザク999(トリプルナイン)」の通称で呼ばれる。
ボディの形状は完成版のザクとほぼ同じだが、頭部に[[ジン>ジン(MS)]]などにに似たトサカのようなセンサーアレイを持つ。
[[フリーダム>フリーダムガンダム]]等と同じくNJC搭載型核エンジンを動力機関にしており、エネルギー切れとは無縁となった。装甲も[[フェイズシフト装甲>フェイズシフト装甲(ガンダムSEED)]]になっている。
武装は背面に高周波ブレードトマホークと[[大口径レールガン>レールガン]]を二基ずつ装着。ビーム兵器ではないがどちらも電力消費が激しいため、NJCの搭載を前提にしたものになっている。
防御用として左手にはスパイク付きのシールドを保持する。
武装は固定式になっており、まだウィザードシステムには対応していない。

47機が造られ、コートニーなどがテストパイロットを務めた。
南米で偶然遭遇した連合のMS部隊と交戦して単機で全滅させたりしている。
後に[[ユニウス条約>ユニウス条約(ガンダムSEED DESTINY)]]が締結されると条約違反となるNJCが外されて全機解体された…と思ったら、密かに何機かが運用されたことがあるようだ。



*◇ザクスプレンダー
型式番号:ZGMF-X101S

[[インパルスガンダム]]のコアスプレンダーの有用性の確認とデュートリオンビーム送電システムの実験用として造られたザクの改造機。
ボディは濃い緑色で、両肩には上部にスタビライザーを追加したシールドを装備している。
インパルス同様、本機もコアスプレンダーとチェスト・レッグフライヤーの三パーツに分離できる。
しかし、この機体のコアスプレンダーは後部に簡易翼を展開出来るものの戦闘機というよりは脱出ポッドのような見た目で単体での飛行時間はかなり短い。
分離状態のチェスト・レッグフライヤーも滞空時間はそれほど長くない一方、推力および制御系が強化された結果開発陣の予想以上の性能を発揮出来たとされる。
デュートリオンビームの受信器は頭部に内蔵。
一応ウィザード用のコネクターは残されているが、実際に装備することは想定していない。
全部で2機造られた。
 


*◇コマンドザクCCI
型式番号:ZGM-1000/R4

アンテナなどの通信機器を装備させた戦域通信指揮統制機。
Nジャマーの影響下でも良好な状態で無線通信ができるようになった。
背部のウィザード部分に通信機器を満載した電子機器パック、肩部に大型パラボラアンテナを装着。
更に複合型のビームアンテナガンは装備しているが、このアンテナガンは一基造るのにザク一機と同等のコストがかかる。
また、本体部分に関しても電源や駆動系に通信装備に最適化したチューンを施すようになっているため、
型番から「F」が無くなっているが、これは本機が戦闘用ではなくなったためで、別に脱字とかではない。
以上のように高コストかつ低戦闘能力の機体であるため、運用する際には必ず護衛機が2機就く。



*◇マディガン専用ザクファントム

[[カイト・マディガン]]の専用機。
彼のパーソナルマークである白い十字のマーキングが施されている。
両肩のシールドをガトリング砲と実体剣の機能を組み込んだ「シールドソード」に換装。これは上部にあるガトリングによる射撃戦や裏面にあるグリップで手に持って使うこともできる攻防一体の装備だが、複合兵装故扱いが難しい。
サイドスカートも大型のアーマーシュナイダーやグレネードランチャーを搭載している。
このように武装は独自装備が目立つが本体の内部構造にはあまり手は加えられておらず、ウィザード機能もそのままである。
 
ジェスの戦闘訓練やイライジャ機の演習の際に使用された。

なお、カイトはザクタイプの機体を複数所有しており、このザクファントムもあくまでカスタム仕様の一つでしかない。



*◇イライジャ専用ザクファントム

マディガンが[[イライジャのジン>ジンのバリエーション(専用機)]]を壊した詫び代わりに自身のコレクションから用意した機体。
イライジャの戦闘データを解析して被弾しやすい箇所にPS装甲を使用。通電させるとその部分だけが赤に変色する。
頭部には専用ジンと同様、バスターソードを装備。これには対ビームコーティングが施されている。
肩はザクウォーリアと同じスパイクとシールドを装着しているが、任務に応じてザクファントムタイプのアーマーと可動式のビーム砲に換装できる。
その他ジンのバルデュスなども装備する。

新たなイライジャの愛機として運用されたが、カーボンヒューマンとして復活したヴェイアと戦った際に彼の[[ヴァンセイバー>セイバーガンダム]]と交換するような形で奪われた。



*◇スー専用ザクウォーリア

民間軍事会社が[[スー>スー(ASTRAYS)]]専用に用意した機体。主に[[ケルベロスウィザード>ケルベロスバクゥハウンド]]を使用する。
見た目は通常のザクウォーリアを黒と赤に塗り替えただけに見えるが中身はかなり手が加えられていて、その性能はザクファントムをも凌駕している。

東アジアでの戦闘で使われ、バリーの[[シビリアンアストレイ>シビリアンアストレイシリーズ]]を撃破し、ルカスとジストのコンビも苦戦させた。
その後、トロヤのグリーンフレームに敗れている。



*◇プロヴィデンスザク
型式番号:ZGMF-X3000Q

[[デスティニーインパルス]]と同時期に開発されていた[[第2世代ドラグーン・システム>ドラグーン・システム]]の実験機。
[[レジェンドガンダム]]の原型機でもあり名前は[[プロヴィデンス>プロヴィデンスガンダム]]だがシルエットはレジェンドのそれと似通っている。ていうかバックパックはまんま。
カオスの機動兵装ポッドから更に発展し空間認識能力の高くないパイロットでも充分にドラグーンを使えるようにすることを目標に開発された。そのため元々高い空間認識能力を持つコートニーなどは敢えて関わっていない。
動力にはハイパーデュートリオンエンジンを搭載している。
肩にはスラスター付きのアーマーを追加しているが、これを折り畳めば通常のザクのシールドも装備可能。
専用の大型ビームライフルもありレジェンド同様バックパックにマウントできる。
 
メサイア攻防戦でリンナ・セラ・イヤサカが搭乗し、タキト・ハヤ・オシダリの[[オオツキガタ>ムラサメ(MS)]]部隊と交戦した。




*■カラーバリエーション等
数が多いので、簡単な説明に留める。


**◇ザクウォーリア
・[[ルナマリア・ホーク]]機
赤い機体。宇宙ではガイアガンダム相手に善戦し、地上ではミネルバの砲座として支援に徹した。
クレタ沖海戦でムラサメからの数度に渡る爆撃に耐え切れず、大破するほどのダメージを負った。
ガナーウィザードを選択していたが、漫画版ではスラッシュウィザードを使用している時もあった。

・[[シホ>シホ・ハーネンフース]]機
左肩にホウセンカのマーキング付き。色は変わらず。

・ライブ仕様
全身ピンク。マーキングも派手である。あとモノアイが水色ないし薄い青紫色というガンダムシリーズ全体を通じても珍しい色。
ミーアの前線慰問ライブで大道具的に使われていたが、最終話でピンク色のままスラッシュウィザード装備でメサイアから出撃しているシーンがある。

・ハイネ隊仕様
通称「オレンジショルダー」。ハイネを慕う者が、彼の死後も右肩をオレンジに塗装してその敬意を示していた。

・ラガシュ仕様
『Δ ASTRAY』に登場する海底基地「ラガシュ」の機体。色は水色。
 
・アイザック機
バクゥハウンドから乗り換えた機体。ケルベロスウィザードを装備するため、ラガシュ仕様の左肩をスパイクアーマーに換装している。
緑や青緑で少々悪趣味なカラーリングがなされている。

・[[ディアッカ・エルスマン]]機
カラーリングは黒。
HDリマスターでこの時から専用カラーの機体に搭乗していた事になった。

・その他
黒と赤にファイヤーパターンのマーキングの機体などが登場している。


**◇ザクファントム
・[[レイ・ザ・バレル]]機
カラーリングは白。ブレイズウィザードを選択し、序盤はネオのエグザスを相手にし、地上ではルナマリアと同様ミネルバの砲座として活躍していた。
クレタ沖の海戦でムラサメの爆撃を受け左腕を破壊され、終盤にフリーダムから右腕を狙撃された。

・[[イザーク・ジュール]]機
青い機体。数少ないスラッシュウィザードを選択した機体で、ユニウスセブン落下テロ事件では自ら前線へ出て現場指揮を執った。

・[[ハイネ・ヴェステンフルス]]機
オレンジの機体。再度の開戦直後に起きたフォックスノット・ノベンバーでブレイズウィザードを装備して出撃し、戦艦を撃沈させるなど功績を挙げている。

・マディガン機
前述の機体とは別物。
ノクティルーカを装備していて、例によって白い十字のマーキングが施されている。

・[[ディアッカ・エルスマン]]機
カラーリングは黒。
監督である福田氏の呟き(現在は削除されている)によるとイザーク機を塗り直した物らしい。
レクイエム攻防戦から登場し、メサイア攻防戦ではオーブ軍側を支援している。最終的に被弾こそしたが、パイロット共々無事に戦後を迎えている。

・リーカ機
薄いピンク色で、左肩のシールドには眼鏡をかけている兎のマーキングが施されている。

・その他
紫の機体が登場している。





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- なんでザクにしたんと苦言するが、でもデザインは悔しいが割と好きだ。まんまのザクでなく、もうすこしザフトらしいデザインで観てみたい。  -- 名無しさん  (2014-03-09 05:55:40)
- てか、無印放送当時製作陣の鼻息あらくて既存ファンに喧嘩うるまねしてみたりしてたのに、よくザクとか出したよな…と感心するwww  -- 名無しさん  (2014-07-30 15:45:28)
- デザインは良いんだよデザインは。問題なのは種の世界には合わないのと名前。デザインをジンに近づけて名前をザンとかに変えると良い。  -- 名無しさん  (2014-07-30 15:53:37)
- ↑ &br()その名前だと、ガンガルとかガルダンのラインナップにありそうなパチモン臭がするんだが  -- 名無しさん  (2014-08-07 12:05:00)
- ぶっちゃけ嫌いじゃないけどな  -- 名無しさん  (2014-08-07 13:45:04)
- ジンが好きだったしジン要素が欲しかった  -- 名無しさん  (2016-03-15 17:29:58)
- ↑だよなぁ…トサカとハネが無くなったのは痛い。勿論これはこれでカッコいいとは思うけど。  -- 名無しさん  (2017-04-08 16:37:15)
- 連ザ2のライブ仕様には吹いた記憶があるな。↑5と6 何年か前にグレートメカニクスだかモデルグラフィクスだったかで福田監督が『上からの命令』で出したと暴露していたぞ・・・  -- 名無しさん  (2021-05-12 14:15:59)
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