闇の果てから

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&font(#6495ED){登録日}:2011/08/20 (土) 04:05:38
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&font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます

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『闇の果てから』とは津雲むつみによるサスペンス漫画である。


●概要
この話は89年に世間を揺るがした幼女誘拐殺害事件を元にした漫画であり、話は全体的に鬱展開が沢山あるのが特徴である。
見るもの背けるような描写が所々あるので見る人を選ぶ作品でもある。


●あらすじ

主人公、佐野貴子はある日、犬の散歩に近くの河辺に行った所、偶然にも幼女の死体を発見する。
しかも、その幼女は犯人に犯された上で殺害されていた。

そのことで、自分の忌まわしき記憶が甦ってしまう。

これより悲惨な過去を持つ貴子とその取り巻く人物達と、犯人の心理を描いたサスペンスの始まりとなる。


●登場人物

・佐野貴子

この物語の主人公。22歳。漫画家アシスタントである。

5歳の頃、兄の担任教師によって強姦された過去を持ち、それが元で男性恐怖症を患ってしまう。
河辺で幼女の死体を発見し、自分の受けた過去と重なり忘れかけてた忌まわしき記憶が甦り、さらに悪化してしまう。
物語中、克服しようとするも限界に達し、嘔吐する場面が非常に多く、見る人の心を痛くする。


・高橋克己

調布暑の刑事。連続幼女殺人事件を担当することになる。

男性恐怖症の貴子でも唯一、触れあうことの出来る男性であり、彼自身も勇敢で優しさを持つ、人格者である。所謂、男の中の男。
過去に前妻を亡くしており、一人暮らしである。

最終的に彼が全てを解決させる光明となる。


・松永俊

この物語の裏主人公。連続幼女殺人事件の犯人。

幼い頃から複雑かつ、劣悪な人間環境で育ったのがきっかけで、小さい女の子しか愛せないようになってしまう。ペドフィリア。
被害者の女の子達を『天使』と呼び、ストーカーを繰り返して、狙いの女の子を拉致し、犯した後、殺害する犯行を繰り返す。

彼の部屋にあるビデオのほとんどはその『天使』として狙った女の子を映した内容であり、さらに殺害した女の子を弄ぶ内容まで撮られている。

母親と二人暮らしであるが、やはり人間関係は壊滅的である。
作品内で計2人の女の子を殺害している。


・竹内なつみ
5歳。松永俊の一人目の犠牲者。たまたまプールにて、彼とぶつかったことでつけ狙われるハメとなり、拉致され、抵抗したために首を絞められて殺害された。
その後、犯し、服を脱がした後、彼女のために買ってきた洋服をプレゼントし、ビデオに録画されてしまった。
彼の話では殺すつもりはなかったらしい。

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- Ever17  -- 名無しさん  (2013-05-11 00:02:35)
- 主人公が子供のころ襲われたシーンは怖かった。  -- 名無しさん  (2014-03-30 12:24:36)
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