猿代草太

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猿代草太」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/02/04(土) 16:18:05
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます

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[[逆転検事2>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/%E9%80%86%E8%BB%A2%E6%A4%9C%E4%BA%8B2]][[逆転検事>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/%E9%80%86%E8%BB%A2%E6%A4%9C%E4%BA%8B]][[逆転裁判>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/%E9%80%86%E8%BB%A2%E8%A3%81%E5%88%A4]][[ムリムリ>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/%E3%83%A0%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%83%AA]][[サラリーマン>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3]][[会社員>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E5%93%A1]][[臆病>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/%E8%87%86%E7%97%85]][[見ざる聞かざる言わざる>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/%E8%A6%8B%E3%81%96%E3%82%8B%E8%A8%80%E3%82%8F%E3%81%96%E3%82%8B%E8%81%9E%E3%81%8B%E3%81%96%E3%82%8B]][[タチミ・サーカス>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/%E3%82%BF%E3%83%81%E3%83%9F%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9]][[サーカス>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9]][[サーカス団員>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9%E5%9B%A3%E5%93%A1]][[ネタバレ注意>https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/tag/%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%AC%E6%B3%A8%E6%84%8F]]
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#center(){#bold(){&font(#f09199){&sizex(5){ほんっとムリですからッ!}}}}

#center(){#bold(){&font(#f09199){&sizex(5){ケーサツ呼びますよ。ケーサツッ!}}}}



&font(b){&ruby(さるしろそうた){猿代草太}}とは、『[[逆転検事2]]』の登場人物。
第2話『獄中の逆転』における、所謂容疑者キャラ。


***◆概要
気弱そうな風貌の糸目の青年。前髪を上で二つに括った特徴的な髪形をしている。
服装は&font(#f09199){ピンク}のパーカーに膝までたくし上げたジーンズ、パーカーの下には特撮ヒーロー「オニャンコポン」のTシャツを着ている。ついでに靴も&font(#f09199){ピンク}。
見た目そのままの臆病かつかなりビビりな性格で、「&font(b){ムリムリ}」が口癖。
特に[[御剣>御剣怜侍]]にはビビりっぱなしで、御剣に威圧されると気を失いその場に倒れ込んでしまう程にビビり。会って間もない頃は[[美雲>一条美雲]]を通さないとマトモに会話も出来なかった。

本人によれば職業はサラリーマンで、年齢は24歳。
2話の事件の被害者である[[内藤馬乃介]]とは、昔からの友人という間柄。
草太が逮捕された理由は、内藤の遺体の側に転がっていたチェスボードに彼の指紋が付いていたため。

ちなみに甘いものは好きではないようで、[[信楽>信楽盾之]]に勧められた時には断っている。

&font(#ff0000){※以下、ネタバレ注意。}












実は[[逆転裁判2]]にも登場した「タチミ・サーカス」の猛獣使い見習いで、慰問ショーのために刑務所に出入りしていた。

サーカス団員としてはまだまだ下っ端で、同じく逆転裁判2に登場した[[ミリカ>ミリカ(逆転裁判)]]が上司。
操るのはサルのルーサー……なのだが、その様子は猿回しというよりは”猿回され”で、ルーサーに髪をハンドルのように握られ、逆に操縦されているようである。
彼の名前の由来はそのまま「猿が代わりに操作する」であり、彼のモーションはよく見ると「見ざる・聞かざる・言わざる」になっている。
力仕事や雑用も彼の仕事で、日々散々コキ使われている。一応ショーにも出演しているが、ポジションは悪役。
上述のサラリーマン発言については、曰く「&bold(){サーカス団員だって立派なサラリーマンです!}」とのこと。

更に物語が進むと、御剣や美雲と同じく過去に唯一の家族であった父を失っていることを明かしてくれ、同時にそれが御剣に心を開くきっかけになった。
また、内藤も彼と同様にちゃんとした家族がいなかったらしく、2人はお互いにとってたった一人の幼馴染だったという。


御剣は無事[[真犯人>美和マリー]]を突き止めて彼を救い出すことに成功するが、この事件の解決をきっかけに検事と弁護士の狭間で自分の在り方に悩んでいくこととなる。



***◆その後
これで彼の出番は終わりかと思いきや、なんと第5話『大いなる逆転』にも登場。
ミリカと共に2話の事件を扱った裁判の傍聴に訪れており、突如姿を消した担当検事の[[弓彦>一柳弓彦]]の捜索にも快く協力してくれる。
無事弓彦が見つかった後は、公演の準備と練習の為にサーカスに戻っていった。



つ、追記・修正なんてムリムリ!!

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\異議あり!/
}
#include(テンプレ3)




























しかし、物語が進むにつれて次々と紐解かれていく真実、そして現れた[[了賢>鳳院坊了賢]]の証言によって、
草太こそが一連の事件で暗躍している黒幕『&font(#ff0000){赤いレインコート}』の人物である可能性が浮上する。
真相を確かめるべく、御剣たちは彼の待つサーカスのテントへと向かう。

自身が疑われていると知った彼は、何のことか分からない、自分を信じてほしいと切実に訴える。
その姿に美雲は彼の無実を信じようとするが、御剣は違っていた。&bold(){それがこの男のやり方だと気づいたからだ。}

そして御剣は、一連の事件の黒幕として草太を告発するのであった。

















#center(){&bold(){&color(RED){以下、作品の根幹に関わるネタバレ注意。}}}






































































#center(){&font(#ff0000){‥‥‥‥‥‥‥‥ふうん。}}
#center(){&font(#ff0000){やっぱり、そう来るんですね。}}


#center(){&font(#ff0000){あのときからそうでしたけれど、}}
#center(){&font(#ff0000){ずいぶん自信タップリなんだなあ。}}


#center(){&font(#ff0000){でもボク、けっこう好きなんですよ。}}
#center(){&font(#ff0000){そんな自信を‥‥''コナゴナにするの。''}}





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#center(){&font(#ff0000){&sizex(5){&bold(){‥‥ウソとかホントとかどうでもいいよ。}}}}

#center(){&font(#ff0000){&sizex(5){&bold(){ただ、ミツルギさんがオレを怒らせただけさ。}}}}



**◆真の概要
&bold(){今作のラスボス。}
『逆転検事2』における事件…第1話の[[大統領暗殺未遂事件>逆転の標的(逆転検事2)]]から第5話の大統領殺人事件、過去に起こった「IS-7号事件」や「SS-5号事件」に至るまで、
その&font(#ff0000){&bold(){全て}}に何らかの形で関与していた&font(#ff0000){&bold(){一連の事件の黒幕}}である。
そして第3話『受け継がれし逆転』の真犯人・[[風見豊]]の&bold(){実の息子}でもある。

本作にラスボス級の敵キャラが多いのは、彼がラスボスであることを隠すためのカモフラージュのようなもの。
専用BGMは「&font(#ff0000){ゲームをアヤツルモノ}」。タチミ・サーカスのBGMのアレンジでもあるこの曲は、作品内での本人の立ち位置をこれでもかと強調している。

その本性は、「人間という猛獣を操る猛獣使い」を自称する、人心掌握に長けた狡猾な人物。
また、頭の回転も速く慎重で、危機察知能力や証拠隠滅能力にも優れる。
更にはサーカスの特殊な各種業務をこなせるだけでなく、ボイスチェンジャー無しでの高度な模倣、点字翻訳など、あらゆる才能を併せ持つ傑物。

御剣に事件の黒幕であることを告発されると、これまでの弱気な態度を一変させ、遂に本当の姿を現す。
特徴的な前髪も下ろし、これまでとは別人のように動物達をまるで手足の如く操り、鋭い眼光で逆に御剣を追い詰め始める。
ちなみにここで彼の「異議あり!」ボイスを聞けるが、やたらいい声。



**◆過去
全ての始まりは本編の18年前に発生した「IS-7号事件」。当時の草太は、コンテストに参加する父親の手伝いをする無垢な子供だった。
しかし、事件の裏側で父親(=氷堂伊作)の命令に従わざるを得なかった内藤によって車の中に閉じ込められ、凍死寸前の極限状態に。((当時は大雪が降っており、車のドアが凍り付いてしまったことで内藤共々閉じ込められてしまった。))
この時2人を助けたのがたまたま通りかかった了賢であり、以降草太は了賢を慕うようになるが、この事件のショックで記憶喪失になってしまう。
その結果、&font(#ff0000){事件の被害者である氷堂こそが自分の父親で、内藤の父親(=風見豊)が自分の父親を殺した}のだと思い違いをしてしまい、
殺人者の息子として内藤の事も恨むようになる。((5話の回想から、内藤には強い恨みを持ちつつもどこかで大切な存在だとは思っていた様子。))

その後は美和マリーが勤め、後に所長になったと思われる児童養護施設「ハッピー・ファミリー・ホーム」で暮らし始めるが、
ある晩、草太はそこで偶然「SS-5号事件」の一部始終を目撃してしまう。((この時、口封じで消されそうになった実行犯の了賢を機転を利かせて逃がしている。))
そしてそれが原因でマリーから連日厳しい尋問を受けることになった草太は施設を抜け出し、
事件の犯人達(=[[マリー>美和マリー]]・[[万才>一柳万才]]・[[王帝君]])への激しい復讐心を抱きながら、万才の放った追手からの逃亡生活を送ることになる。((万才の存在により、日本の警察に頼ることもできなかったことが語られている。))



**◆彼の行動とその目的まとめ(時系列順)
|話数|第3話|
|事件|IS-7号事件(氷堂伊作殺人事件)|
|行動|なし。|
|目的|なし。この事件に関してのみ完全に被害者。|

|話数|第5話|
|事件|SS-5号事件(王大統領誘拐事件→(真)王大統領殺人事件)|
|行動|児童施設で火災を起こす。|
|目的|自身と了賢の痕跡を消し、職員の注意を惹いて了賢を逃走させる。|

|話数|[[第1話>逆転の標的(逆転検事2)]]|
|事件|(偽)王大統領暗殺未遂事件→外城涯殺人事件|
|行動|・[[虎狼死家左々右エ門]]に大統領暗殺を依頼する。&br()・偽の暗殺計画を立案し、内藤に吹き込む。|
|目的|・暗殺依頼 → 虎狼死家に(偽)大統領を殺害させる。&br()・計画立案 → 偽の計画を利用し、内藤に外城を殺害させる。|

|話数|第2話|
|事件|内藤馬乃介殺人事件|
|行動|・内藤と了賢が行っていた「通信チェス」の橋渡しをする。&br()・内藤への差し入れであるチェスボードの中にノミを仕込む。|
|目的|内藤と了賢に繋がりがあるように見せかけ、マリーに内藤を殺害させる。|

|話数|[[第4話>忘却の逆転(逆転検事2)]]|
|事件|籠目つばさ殺人事件|
|行動|・美雲の名を騙り、つばさに万才の正体を教える手紙を送る。&br()・美雲を誘拐し、気絶した美雲にその返事の手紙を持たせる。(→&font(#ff0000){赤いレインコート}の人物)|
|目的|・手紙 → つばさに万才を殺害させる、あるいは万才につばさを殺害させる。&br()・誘拐 → 美雲を事件の容疑者に仕立て上げることで、御剣に事件の真相を暴かせる。|

|話数|第5話|
|事件|(偽)王大統領殺人事件|
|行動|・相沢詩紋([[水鏡秤]]の息子)を誘拐する。&br()・(偽)大統領を殺害する。|
|目的|・誘拐    → 脅迫によってマリーに有罪判決を出させる。(&font(#ff0000){※}同じことを考えた万才が逆の内容で水鏡を脅迫したため、不発に終わる)&br()・大統領殺害 → 自身の復讐の達成。           (&font(#ff0000){※}構図的にはやや正当防衛に近く、この事件は草太にとっては計画外のものだった。)|

このように、4・5話の誘拐と殺人以外は一切己の手を汚すことなく、他人を意のままに操ることで目的を達成させていった彼は、
御剣の推理すらも&bold(){「マリーと万才にトドメを刺すための凶器」}とし、自身の計画の最後のコマとして利用していた。



**◆決着
御剣の追及を飄々と躱していた草太だったが、IS-7号事件にまつわる真実(=上記の思い違い)を告げられると、初めて動揺を見せる。
自身の実の父親が判明してからも、風見のことは「オレを捨てた男」だと否定して何の繋がりもないことを強調していたが、
草太が5話の事件で用いた「死亡推定時刻の偽装に冷凍庫を使う」というトリック、そして何より&font(#ff0000){"自分を守るために他人をギセイにする"}という思想は、皮肉にも風見豊と全く同じであった。
彼が甘いものを嫌う理由についても、信楽は父親を失ったショックに由来するものだと推測している。

これでついに観念する…と思いきや、自身の暗躍の一部は認めたものの、
&bold(){「自分がしたことはあくまで手紙を送っただけで、殺人は結果に過ぎず、殺人教唆をしたわけでもない」}と開き直り、
4・5話で発生した誘拐事件と殺人事件については「決定的な証拠が存在しない」として容疑を否認、あらゆる手を使って追及から逃れようとする。

しかし、詩紋が誘拐されていた冷凍倉庫の管理者が自分だったこと、大統領の死体をそこに放置することで死亡推定時刻を偽装していたこと、
更にサーカスの宣伝に使われていた巨大バルーンこそが大統領を殺害「せざるを得なかった」際に使用した凶器であると推理されると、
弾痕に加え、大統領の遺体に付着していたシシユリ((架空の植物であり花言葉は「親子の絆」。ちなみに現実のユリの花粉も脂質が含まれている関係で衣服等に付着しやすい。))の花粉がバルーンのカゴ部分にも発見されたことで、ついに犯人だと断定された。

最後のブレイクモーションでは、これまで操っていたサーカスの動物達に悲鳴を上げながら代わる代わるフルボッコにされる。((この時ゴリラに思いっきり殴られているが、何故か無傷で生きている。))


**◆結末
その後、現れた虎狼死家に「第1話で標的に関する情報を偽っていた(=大統領が偽者であることを黙っていた)」ことを理由に殺されそうになるが、
すんでの所で了賢に救われ、最後は了賢と共に刑務所へ入ることとなった。
仮に御剣たちの追及から逃げおおせていたとしても、虎狼死家に命を奪われていた可能性が高く、(この辺りの展開は[[彼>王都楼真悟]]を彷彿とさせる)
そう考えるとこの結末は彼にとって良いものであったと言えるかもしれない。

そして、孤独と矛盾を抱えながらも司法に助けを求めることが出来なかった彼もまた「&font(#ff0000){法の矛盾による犠牲者の一人}」であると感じた御剣は、
彼のような犠牲者を一人でも減らすために「&bold(){"検事"として人を救う}」ことを改めて決意。この経験を糧に、以降は[[法の暗黒時代>>逆転裁判5]]と戦っていくことになる。



**◆余談
幾つかの不明点や若干強引な部分はありつつも、歴代のラスボスが[[社会的地位や>狩魔豪]][[権力を盾に>>巌徒海慈]][[悪事を>>ガラン・シガタール・クライン]][[行う>>ハート・ヴォルテックス]]者も多い中、
草太は後ろ盾が(了賢に救われた以外は)何一つ無い状態の中、自身の能力だけで一連の事件を操り、ひいては御剣とプレイヤーを一度は欺いた点、
そして真相判明時の衝撃の大きさ、さらに悪に染まるまでの哀しい背景などから、歴代のラスボスの中でも非常に高い評価を得ている。
&font(l){そのせいで、発売当初からそこまで評価が高くなかった[[前作のラスボス>カーネイジ・オンレッド]]が相対的に更に評価を落としてしまっているが。}

#region(不明点)
実のところ、彼の過去には様々な不明な点がある。
****1:まだ子供だったころの彼がどうやって万才の放った追手から逃れることができたのか?
****2:万才の放った追手から逃れた後、どうやって猿代草太の身分や戸籍を手に入れることができたのか?
****3:美和マリーはなぜ猿代草太が風見草太だと気が付かなかったのか?
****4:なぜ一介のサーカス団員である彼が万才や偽王帝君たちの内実(例えば万才が闇オークションのマスターであることなど)を詳しく知ることができたのか?

これらについては作中では一切説明が無いため確かなことは言えないが、推測としては以下のようなものが考えられる。

まず1と2については、恐らく了賢に頼ったのだろう。
いくら草太が天才的な知能の持ち主とはいえ、まだ幼い子供の身では司法や警察を牛耳る万才の手から自分の力だけで逃れることができたとは考えにくい。
一流の殺し屋であり闇社会で生きてきた了賢によって追手から守ってもらい、さらにはその死を偽装したのではないだろうか。
そして了賢の闇社会のコネを利用することで、偽の身分証や戸籍を手に入れたのだろう。

3については、子供時代の草太の顔と現在の草太の顔の印象が大きく異なっていることを考えると、整形手術を受けた可能性もある。((子供時代の草太は黒髪でやや癖っ毛、丸顔で目が大きくぱっちりしているのに対し、現在では茶髪のストレートロング、面長で細い目とむしろ子供時代の内藤馬之助やその父親である氷堂伊作に近い顔立ちとなっている。))
もしそうならば、マリーが成長した草太に気が付かなかったのも納得がいくところである。
内藤に対しても、顔に怪我をして手術したとか成長の過程で顔つきが変わったとか、まあ幾らでもごまかしようはあるだろう。

4については、純粋にそのずば抜けた知能と他人を操る手管を駆使して地道に調査したのだろう、くらいのざっくりしたことしか現状では分からない。
恐らく王帝君については内藤を通じて情報を集め、万才についてはマリーを通じて地道に調査したものと思われる。
しかしながら、[[水鏡秤]]ですら自力では尻尾を掴めなかった万才の悪事の証拠を、一般人という立場でありながら掴んでみせたその調査能力には目を見張るものがある。
もし彼がその能力を良い方向に使っていたならば、優れた警官や検事になれていたかもしれないと思うと、残念な話である。

&bold(){勿論言うまでもなくこれらの内容は完全な推測であり、公式にはこれらを示唆するような情報は全く無いため注意。}
#endregion

また、上述したように彼の名前の由来は表向きでは「猿が代わりに操作する」というある種のミスリードで通っているのだが、
苗字を「風見」に直すと「風味腐った」とも読めるという意見や、極めて少数だが内藤と合わせて「意馬心猿」という[[四字熟語]]が由来ではないかという意見も存在する。

なお、当初の設定では彼に相当するキャラとして狩魔家の長男を登場させ、[[狩魔冥]]と対峙させる案もあったとのこと。((狩魔家に長男の設定はないが冥の姉は存在する。))





追記・修正は刑務所というワシらの家に帰ってからお願いします。

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- オートロは嫌いだがコイツは好き  -- 名無しさん  (2013-11-05 12:57:29)
- イメージ前野智昭  -- 名無しさん  (2013-11-09 18:09:14)
- 早い話がこの男の魂胆は王都楼と同じく「人を騙して自分の言い様に利用すればいい」と言う物である。  -- 名無しさん  (2014-04-12 12:54:54)
- でもあいつと違ってそうなった背景が悲しいからなぁ。無論許されることじゃないけど  -- 名無しさん  (2014-04-12 13:01:07)
- しかし最後の殺人も正当防衛だしなんの罪で刑務所に入ったんだろう…  -- 名無しさん  (2014-05-15 19:05:29)
- ↑盗聴、暴行、誘拐、銃刀法違反・・・挙げればキリがないと思うが。  -- 名無しさん  (2014-05-22 08:09:10)
- ある意味、哀牙以上の哀れなピエロ  -- 名無しさん  (2014-07-12 09:19:20)
- 資料集によればピエロの格好の下は全身タイツらしい。あと初期設定では狩魔豪の息子だったとか。  -- 名無しさん  (2014-07-29 11:10:57)
- 黒幕として存在感あったが当てることは簡単だった感じ。ミスリード要員もっと用意しても良かったかも。  -- 名無しさん  (2014-07-30 22:14:45)
- 外城もある意味こいつに殺されたようなものだよね、直接殺したのは内藤だけどそもそも彼の殺意に火を付ける為に狂言暗殺のプランを与えていたのも草太だし。  -- 名無しさん  (2014-08-26 13:12:48)
- こいつのしたことで許されないことは外城と籠目が殺される原因を作ったことと2人の誘拐と盗聴ぐらいだからなぁ。実際殺ったのは偽大統領くらいだし、態度は悪いが可哀想な奴としか感じなかったわ。  -- 名無しさん  (2014-09-09 18:45:23)
- 内藤は勘違いの恨みから殺されたようなもんだけど。外城殺して留置所に入ることなかったらどうなってたんだろな  -- 名無しさん  (2014-09-09 19:01:26)
- ↑ 別に内藤がどうしようがそれ自体は構わなかったのでは?内藤がおとなしくしてたらマリー経由で「部下が了賢と通じてるスパイ」とでも晒して大統領(偽)に殺してもらうだけだろうし  -- 名無しさん  (2014-09-09 19:29:57)
- ↑2 でも、内藤は猿代を殺しかけたしな  -- 名無しさん  (2014-09-09 20:01:11)
- ↑途中送信済まぬ…  父親の勘違い抜きでも子供の頃で父親に強要されたにしても、親友だと思ってたのに殺させかけたら恨まれて然るべきだと思う。実際内藤はその辺のこと全て知ってて友好関係続けてたから、自分が責められる覚悟くらいあったんじゃないかと見てる。  -- 名無しさん  (2014-09-09 20:08:01)
- シリーズ屈指の哀しき悪役なんだよな。最後に殺されかけたのも理不尽な理由だし。かわいそうだ。  -- 名無しさん  (2014-09-14 20:20:59)
- ↑それって殺し屋に殺されかけたこと?信頼をなにより大事にする殺し屋なんだから嘘の情報を流した草太を殺すのは当然じゃね?  -- 名無しさん  (2014-09-16 17:50:16)
- 予想以上にカッケー黒幕www  -- 名無しさん  (2014-12-11 00:46:54)
- 顔芸www  -- 名無しさん  (2014-12-13 17:43:58)
- 虎狼死家は『依頼者との信頼を重んじる』ってのは逆裁2の時点でハッキリしてる設定なんだから理不尽でも唐突でもない。お前がちゃんとプレイしてないだけ。  -- 名無しさん  (2014-12-13 17:51:46)
- いまさらだけど、↑5は逆栽wikiにも似たよーなこと書いてたんだよな…別件で他の人から反論されても見当違いの意見しか出さなかったから寄生されたけど  -- 名無しさん  (2014-12-13 17:59:42)
- やり方はかなりアレだが万才、マリー、偽大統領が裁かれるキッカケを作ったのは間違いなく彼だからなあ...  -- 名無しさん  (2015-01-25 03:43:44)
- 逆転シリーズの犯人で1番イケメン。  -- 名無しさん  (2015-01-26 22:51:32)
- しかし、今までの事件の黒幕をコイツ一人が手玉に取ってたとわかった時は衝撃だったな……  -- 名無しさん  (2015-03-03 19:30:12)
- ゲス野郎の息子で、ゲス共の被害者がゲスに身を落として親友と仇を殺したんだよなぁ…復讐の連鎖って怖いわ  -- 名無しさん  (2015-03-05 14:32:25)
- 頼れる誰かが居なくて絆だったり繋がりを否定して一人で戦ってきた彼のとどめが「親子の絆」が花言葉のシシユリなのは何とも言えない皮肉だな  -- 名無しさん  (2015-03-07 18:18:00)
- 哀れな境遇だけど性格が歪んでるのも確かなんだよな。人に罪をかぶせようとしたし。  -- 名無しさん  (2015-05-17 17:33:54)
- 非正規版ではあるけど、海外版のこいつの「異議あり」に相当するボイスもかっこいい  -- 名無しさん  (2015-07-06 19:54:34)
- だいたい親父たちのせい  -- 名無しさん  (2015-07-21 11:42:37)
- 何でコロシヤ偽大統領の件伝えなかったんだろう?伝えて困るとも思えんが。  -- 名無しさん  (2015-07-28 22:24:19)
- ↑間違えた。コロシヤに、だ。  -- 名無しさん  (2015-07-28 22:25:31)
- 後の裁判5で御剣が心音への疑念を暴露するオドロキに共感出来たのはこいつの事があったと言うのもありそう。だって自分はガチで黒幕(犯人)だったってオチに遭遇している訳なんだし。  -- 名無しさん  (2015-08-03 21:20:52)
- こいつ声真似もできたりなにげにハイスペックだよな  -- 名無しさん  (2016-02-14 15:43:54)
- 御剣に顔が似てて驚いた。しかし正体を暴かれてからは酷い態度だし酷いことを言っているが、逆にいえばそれしか出来なかった哀しい犯人だな……  -- 名無しさん  (2016-03-06 12:05:08)
- ↑4単に「そこまで重要じゃない」と思ってただけ…、と言いたいところだけど、よくよく考えたらこいつ「了賢が偽大統領に殺されかけた」のも知ってる筈なんだよな。助けたのこいつなんだし。  -- 名無しさん  (2016-04-13 03:48:37)
- やってる事は酷い奴だけどそれ以外できなかったのも事実なんだよな、狙ってる奴らが揃って剛腕権力者、見つかったら確実に社会的に消されるやられる前にやるしかない。  -- 名無しさん  (2016-04-19 12:35:23)
- てっきりバンサイがラスボスだと思ってたから4話で捕まって「え、こいつラスボスじゃなかったら誰なの?」と拍子抜けするフラグたったかと思ったら予想をはるかに裏切る黒幕で凄かったわ。気づけば検事2で一番好きな犯人になってた  -- 名無しさん  (2016-05-31 04:51:06)
- “ハッピー・ファミリー・ホーム”どころか“アンハッピー・ファミリー・ホーム”だよ・・・  -- 名無しさん  (2016-09-14 00:40:02)
- 知能だけで考えたらシリーズ最強だと思う  -- 名無しさん  (2017-09-29 17:14:53)
- ↑万才を貶めるって他のラスボスのガランやカーネイジ、巌徒、ボルッテクスとかを破滅させる位の頭脳プレイだからな……しかも、本人は何の地位も権力もないのに  -- 名無しさん  (2017-10-31 20:44:05)
- 仮に合法的にやるとしたら大統領並みの力を持った信頼できる権力者を味方にしなきゃ話にならない無理ゲーだから、そりゃ非合法にいくしかないよ  -- 名無しさん  (2018-11-04 20:39:22)
- 死体の死亡時刻をずらしてきた事、犯行が発覚した時の開き直り方、自分を裏切った親父(息子)の事なんて知らんって言っ事、喋れば喋るほどよく似た親子だなぁって思うわ  -- 名無しさん  (2019-09-06 04:18:33)
- そうなった背景が哀しいのは分かるが、それに甘んじて好き勝手やって嘲笑するっていうのはあまり同情できないかな。まぁ確かに四面楚歌状態なのには絶望するけど。  -- 名無しさん  (2020-05-15 15:34:08)
- 風見とはブレイクしたと見せかけて嘲笑する所も同じ  -- 名無しさん  (2020-10-27 01:12:46)
- ある意味御剣のifに当たる存在なんだよなコイツ 『狭いところに閉じ込められて死にかけた』『父親を殺された』『国家規模の事件に巻き込まれた』『誰も信用できなくなった』…  -- 名無しさん  (2020-12-20 11:19:26)
- 鳳院坊了賢との関係が好き  -- 名無しさん  (2021-03-26 02:28:35)
- すくいがあったらいいなと思った それと自分のコメントがまだ二個上で流れてなかったの驚いた  -- 名無しさん  (2022-03-09 07:31:15)
- 前作のラスボスも巨悪で皆が一丸となって立ち向かう展開は好き、草太は巨悪ではないのでラスボスとして共感と言うか同情してしまう面で好きと言えるタイプのラスボスかな、了賢からも好かれたのは納得。悲しき悪役と言い切れないのは本人自身の性格がイキッてるところがあったからかな  -- 名無しさん  (2023-04-04 02:45:02)
- 2はコイツ以外の悪役が心底腐り切っててソイツらが被害食らってるのがデカい  -- 名無しさん  (2023-08-16 05:06:56)
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