バスラオ

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バスラオ」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2011/02/27 Sun 00:41:36
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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#center(){&big(){&color(red,black){&bold(){赤と青のバスラオはすぐにケンカするほど仲が悪い。&br()とても乱暴なポケモン。}}}}

#center(){&big(){&color(blue,white){&bold(){赤と青のバスラオは仲が悪いが&br()なぜか色の違う個体が群れに紛れこんでいる。}}}}

#center(){&big(){&color(white,blue){&bold(){温厚な気質など 相違点あれども}}}
&big(){&color(white,deeppink){&bold(){バスラオの特徴を多く有すゆえ そのリージョンフォームと定義す。}}}}


『[[ポケットモンスター]]』シリーズに『[[ブラック・ホワイト>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]』から登場した[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。

*◇データ
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**&color(red){あかすじ}/&color(blue){あおすじ}のすがた
全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]:No.550
分類:らんぼうポケモン
英語名:Basculin
高さ:1.0m
重さ:18.0kg
[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:水中2
性別比率:♂50♀50

タイプ:[[&font(#0000ff){みず}>みずタイプ(ポケモン)]]

[[種族値]]
HP:70
攻撃:92
防御:65
特攻:80
特防:55
素早さ:98
合計:460

[[努力値]]:素早さ+2

[[特性>特性(ポケモン)]]
すてみ(反動技の威力が1.2倍になる、&font(red){あかすじ}のみ)
いしあたま(反動技を使った時に反動ダメージを受けない、&font(blue){あおすじ}のみ)
びびり(あく、ゴースト、むしタイプの技か特性「いかく」を受けると素早さが1段階上がる、しろすじのみ)
てきおうりょく(タイプ一致による技の威力の上昇が1.5倍から2倍になる、共通)

[[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]
[[かたやぶり>かたやぶり(ポケモン)]](相手の特性を無視して攻撃できる、共通)

**&color(white,green){しろすじ}のすがた
分類:おんこうポケモン

進化:バスラオ→[[イダイトウ]](反動技で自分が受けたダメージが累計294に達する)


*◇概要
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真っ赤な目に鋭いキバを持った魚型のポケモン。モチーフは恐らくバス(魚の種類)。
「あかすじのすがた」の個体と「あおすじのすがた」の個体がおり、二つの姿は背中のスジの色以外にも違いが見られ、
「あかすじのすがた」はギザギザしたヒレと丸い目を持ち、
「あおすじのすがた」はシュッとしたヒレと切れ長の目を持つ。

分類通り、乱暴かつ獰猛なポケモンで互いに仲が悪く喧嘩ばかりしている。
その為、基本的に同じ色の個体で群れるが、何故か色が違う個体が時々群れに紛れている。
気性の荒さから湖or川のチンピラと呼ばれており、バスラオの群れが現れた水辺にはせいぜいヘイガニや[[シザリガー]]しか住まなくなると言われている。
大アゴの力は鉄板に歯型を残すほど強く、それを活かして何でも食べ尽くす。
…が、自身よりも強い生物に対しては単なるエサにすぎず、[[ヘイラッシャ]]や[[オトシドリ]]によく狙われている。
タフなファイトから釣り人に人気だが、無断で池に放流するので知らないうちにどんどん増え、問題になっている。

[[意外と美味しいらしく>ポケモン世界の食肉事情]]、昔はよく食されていたとのこと。
赤筋のバスラオの身は脂が多く若者向きであり、青筋のバスラオの身は淡白で食べやすいとのこと。
現実のブラックバスも見た目に反してとても美味しいらしく、バスラオを食べられるのはそれが反映されていると思われる。


『[[Pokémon LEGENDS アルセウス]]』では、[[リージョンフォーム]]に相当する「しろすじのすがた」が登場。実質的にヒスイバスラオと言える。
「ヒスイのすがた」とされないのは、恐らく元々二種類の姿を持っているからなのだろう。

川で生まれたあと、極寒の海に下って群れを作り、取ったエサを分けあいながら暮らしている。
時が来ると生まれた川に帰っていく。
原種と生態が異なるため、近年では別種という説が有力視されている。

あかすじの目と背びれ、あおすじの胸びれと尻びれを持つこの個体は二種とは異なり温厚な性格。
そして反動ダメージを受け続けることで[[イダイトウ]]に進化する。

名前の由来は恐らくバス+益荒男(ますらお)。


*◇ゲームでのバスラオ
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ヤグルマの森やリュウラセンの塔など、中盤から終盤にかけて登場する。
『ブラック』でも『ホワイト』でも普通に登場するが、それぞれ筋の色が違い、もう一つの筋は泡状態でないと出現しない。『ブラック』ではあかすじ、『ホワイト』ではあおすじが一般的。
元々のモチーフが淡水魚のため、海では出現せず、ピンポイントな水場でしか出会えない。
そのため全盛期の[[メノクラゲ>ドククラゲ]]や今世代の[[プルリル>ブルンゲル]]に比べて戦う機会は少ないものの、野生のポケモンとしてはかなりの強敵で、
特性を生かした高い火力と速めの素早さでパーティーのHPをゴリゴリ削っていく。
バスラオが出現する場所は“バスラオしか出現しない”といったことが多いことも拍車を掛け、エンカウント運が悪ければメンバーの数匹は持っていかれる。
次々と襲いかかってきてパーティーを貪っていく様は[[ピラニア]]のようであり、「[[キバニア>サメハダー]]よりもピラニアっぽい」との声も。

…しかしそれは同レベルでの話。
レベル差がつき始めると素早さ[[努力値]]を稼ぐ恰好のカモになる。前述の通りバスラオは“バスラオしか出現しない”場所に出ることも乱獲を推進している。

因みにこんな見た目や能力なのに孵化歩数が何故か600族並に多く、捕獲率もかなり低い。
おまけに「いのちがけ」で自滅するので、筋の色まで拘った場合の捕獲や厳選は中々大変かつ面倒くさい。
 

*◇特性について
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バスラオの特性は『BW』時点ではあかすじ・あおすじはともに「すてみ/てきおうりょく/かたやぶり(隠れ)」であった。
いしあたまの個体はホドモエシティで[[チラーミィ>チラチーノ]]と交換してくれる少年からしか手に入らなかったのである。

後にあおすじ個体は野生個体に限り『[[BW2>ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]』で「いしあたま/てきおうりょく/かたやぶり」となり、
『[[XY>ポケットモンスター X・Y]]』以降は完全にあかすじと分化された。
『BW』からあおすじすてみ個体を送ってもいしあたまに変更されるため注意。

「かたやぶり」持ちは[[PDW>ゆめしま(ポケモン)]]終了後は長らく[[GTS>GTS(ポケモン)]]で貰うしかなかったが、『[[USM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]』の仲間呼びで再び入手可能になった。しかし何故かあおすじは仲間を呼ばないのであおすじの「かたやぶり」個体は依然として貴重である。
『[[剣盾>ポケットモンスター ソード・シールド]]』でも続投。「かたやぶり」持ちはヨロイじまのレイドで出現する。


*◇対戦でのバスラオ
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能力値的に速攻アタッカー…なのだが、素早さが特に秀でているわけでもなく、攻撃、特攻も高めとは言え尖っていない。
能力のバランス的には[[サメハダー]]に似ているが、攻撃特攻で大きく離されている…。
耐久性能では勝っているがこちらも高いとは言えない。

しかし、特性の「てきおうりょく」が優秀で、これによってタイプ一致の物理攻撃がちからもち[[マリルリ]]と同程度とかなりの数値に。
また、[[ポリゴンZ]]や[[イーブイ]]のてきおうりょくと違って敵の弱点を突けるため、得意な相手に対する爆発力は高い。
ただし物理型は同じてきおうりょくアタッカーの[[シザリガー]]の方が火力技範囲ともにより優秀なのが痛い。
幸い素早さはこちらがかなり勝っているのでシザリガーとはまた違った運用が可能。
特殊型は、「ハイドロポンプ」を覚えないために火力はそこまで無く、まず無双は難しい。また、水以外の威力に補正が掛からないので水を半減以下にされると厳しい。
水技の他に[[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]として「かみくだく」「れいとうビーム」があるが、弱点を突けないと厳しい。

他の特性の「すてみ」「いしあたま」は共に反動技に関するものだが、バスラオの持つ反動技は「とっしん」と「すてみタックル」のみ。
そのため、基本的には「てきおうりょく」推奨。

隠れ特性は「かたやぶり」。「ちょすい」etc持ちに水技を撃ったり、マルスケ[[カイリュー]]に[[氷>こおりタイプ(ポケモン)]]技を叩き込んだりできる。&font(l){正直火力が足りてない}

また「じたばた」や「いのちがけ」、「みずびたし」などのトリッキーな技も持っているため、単に力押しだけでなく、地味に多彩な戦法が取れる。
 
持ち物は素早さを補う「[[こだわりスカーフ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]」、紙耐久を補う「[[きあいのタスキ]]」、「てきおうりょく」補正を更に生かす「しずくプレート」がメジャー。
たまに「しめったいわ」を持たせた[[雨パ>雨パ(ポケモン)]]始動要員や、「こだわりハチマキ」「こだわりメガネ」を持たせたロマン火力型も。

[[第9世代>世代(ポケモン)]]では、「しろすじのすがた」がタマゴ技で「おはかまいり」を覚える。♂の[[イダイトウ]]に進化させて使うと対戦環境をぶっ壊すほど強い。
 

*◇余談
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[[5世代>世代(ポケモン)]]までは特性を4つ持つ唯一のポケモンだったが、『XYにて[[ニャオニクス]]』が、『剣盾』にて[[イエッサン]]が登場。
♂♀で姿と特性が変わりこちらもまた特性を4つ持つポケモンとなった。


追記・修正は、バスラオを100匹位捕まえてからお願いします。

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- ラストの元ネタって何?  -- 名無しさん  (2014-01-16 18:55:24)
- ACE COMBAT ZERO のOPだったと思う  -- 名無しさん  (2014-01-16 19:15:12)
- 努力値稼ぎ中に色違い見つけて「いのちがけ」される前にマスターボールで捕まえた思い出。  -- イキーダ  (2014-07-16 22:13:29)
- 最初移動要員で捕まえたけど、意外と最後の方まで頑張ってくれるほど育てた思い出が・・・。  -- 名無しさん  (2014-07-16 22:27:58)
- XYから赤筋と青筋で片方の特性が違うという個性が出たが結局は適応力が選ばれるのであまり意味がない。  -- 名無しさん  (2014-11-19 14:13:16)
- 能力的には微妙なのに孵化歩数が600族並  -- 名無しさん  (2014-11-19 14:28:58)
- 理解し難いネタはやめておいたほうがいいです  -- 名無しさん  (2014-11-19 14:44:02)
- 半端な能力の割には捕獲率は低め。  -- 名無しさん  (2016-02-29 20:01:46)
- なお、食べると旨いらしい。  -- 名無しさん  (2016-02-29 21:02:46)
- 図鑑見る限り扱いがポケモンじゃなくてただの魚だよな。  -- 名無しさん  (2016-08-13 14:24:21)
- こいつのせいでイッシュのコイキングはいなくなったんだろう。  -- 名無しさん  (2017-02-26 22:06:40)
- 地味に捕獲率が低く、孵化歩数も多い  -- 名無しさん  (2017-05-26 13:26:19)
- 色違いが出たから捕まえようとしたら、いのちがけで自爆された想い出……。まさか自爆技を使うとは思わなかったから、捕獲要員と交換したらどっちも倒れてて、一瞬何が起きたか解らなかった  -- 名無しさん  (2017-05-26 13:47:34)
- 一般ポケモンらしからぬ要素が妙に目立つ(被捕獲率低い、孵化歩数多い、フォルム2種類)  -- 名無しさん  (2017-05-26 13:51:20)
- やっぱ当初は進化系ある予定だったんじゃと思うね  -- 名無しさん  (2020-06-14 00:14:59)
- タマゴだとあおすじもすてみなの特殊な仕様だったよね XYからちゃんとわかれたけど  -- 名無しさん  (2020-06-19 00:28:32)
- クソ捕まえづらいポケモン  -- 名無しさん  (2020-06-25 21:11:52)
- 魚系ではかなり影が薄い方。進化してもいいと思う  -- 名無しさん  (2021-04-28 17:59:42)
- ↑LEGENDSアルセウスで念願叶いましたな。外来種のブラックバスからイトウ(北海道の絶滅危惧種)ってなんかいい  -- 名無しさん  (2021-08-18 22:46:43)
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