スペシウム光線

「スペシウム光線」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
スペシウム光線」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/27 Fri 16:00:25
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 18 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----


#center(){
&font(b,130%,#ffa500){うむ……やはり!}

&font(b,130%,fuchsia){スペシウム光線ですね、キャップ!}
}

スペシウム光線とは、[[ウルトラマン]]の代表的な[[必殺技]]である。

#openclose(show=▽目次){
#contents()
}

*スペシウム光線とは
スペシウム光線とは、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ『[[ウルトラシリーズ>昭和ウルトラシリーズ]]』に登場する我らがヒーロー・ウルトラマン及び[[帰ってきたウルトラマン>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]の代表的な必殺技である。
スペシウムの名の由来は「スペース(宇宙)」と「イウム(鉱物系元素を意味する接尾語)」から。


概要に入る前にまずは画面の前のみんな、放つポーズをやってみなさい。ググるなよ!


……はい、そこの[[腕をL字に組んでる>ワイドショット(ウルトラセブン)]]キミ。君は銀のスプーンでも目に当ててなさい、失格!
腕でバツ組んでるキミも失格。それは[[ネオス>ウルトラマンネオス]]や[[ゼアス>ウルトラマンゼアス]]、[[エックス>ザナディウム光線]]に任せなさい。


正しいスペシウム光線のポーズは、&bold(){腕を十字に組んで放つ}というもの。
『帰ってきたウルトラマン』の[[オープニングテーマ]]でも&bold(){「十字を組んで狙った敵は必殺技の贈り物」}とあっただろう?&s(){あ?&bold(){ウルトラクロス}?ドラキュラスに投げつけとけ}
右胸の前で、左手が自分から見て奥(敵怪獣側)にクロスしたのが正しい形となる。右手が前だと[[また違うウルトラマンの光線技>ハンターナイト ツルギ/ウルトラマンヒカリ]]になるので注意。
「腕時計に馬場チョップ」と覚えよう。

#center(){
\&font(#ff0000){シュ}&font(#808080){ワッ!}/ \&font(#ff0000){ヘア}&font(#808080){ッ!}/

&blankimg(Specium Ray type A.png,width=346,height=260)
&blankimg(Specium Ray type B.png,width=346,height=260)
&blankimg(Specium Ray type C.png,width=346,height=260)
}
#right(){&sizex(1){画像出展:ウルトラマン(1966年7月17日~1967年4月9日)}
&sizex(1){第1話「ウルトラ作戦第一号」、第27話「怪獣殿下(後編)」、第36話「射つな!アラシ」より}
&sizex(1){@円谷プロ}
}


*概要
ウルトラマンを知っている人なら誰でも知っていると思われる、初代ウルトラマンの必殺光線。
彼の代表する必殺技だけあって使用回数が多く、初代マン、ジャック共に数ある技の中でも最も多くの怪獣・宇宙人を倒してきた。

ジャックは中盤以降防がれる場面が増えたが、設定上の威力は2人共同じとされる。
事実、ちょっとアレな個体だったとはいえ[[ゼットン]]を倒している。


本来のスペシウム光線は[[ウルトラの国>M78星雲・光の国]]の[[宇宙警備隊>宇宙警備隊(ウルトラシリーズ)]]見習い隊員なら&bold(){誰でも最初に取得する光線技の初歩}であり、必殺の威力は無い。
映画『[[ウルトラマン物語>ウルトラマン物語(映画)]]』における[[ウルトラマンタロウ]]のキャラソン「愛の戦士タロウ」に&bold(){「キックだパンチだスペシウム」}という歌詞があるのは&font(l){決して作詞ミスではなく}これに因む。
しかし初代マンとジャック、そして[[パワード>ウルトラマンパワード]]の3人はこの技を極限まで磨くことで必殺技にまで昇華させているのだ。

初歩の光線だけあって牽制や迎撃など、様々な応用や幅広い威力の調整が出来るので、3人はこの辺りに目を付けて技を極めたのかもしれない。


どうやら光の国出身の他のウルトラマンの必殺光線はどれもスペシウム光線の発展系らしく、地球人が開発したスぺシウムエネルギーを増幅させる&bold(){「スペシウム・リダブライザー」}によって、
[[ウルトラマンメビウス]]・フェニックスブレイブの「メビュームナイトシュート」や[[ゾフィー]]の「[[M87光線]]」も強化される描写があった。

また、スペシウム光線の応用技である「[[八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)]]」を[[エース>ウルトラマンエース]]]や[[80>ウルトラマン80]]、ネオスも使用している。

映画『[[新世紀ウルトラマン伝説]]』ではあらゆる世界のウルトラマンの光線技の基礎とされ、実際に全員で撃った。
&bold(){が}、どう見てもエフェクトがそのウルトラマン元来の光線だったりする。
ゼアスに至ってはポーズまで間違えているが、彼は本来の必殺光線の構えからしてスペシウム光線の左右逆なので仕方ない面もある。




*主な使用者と発射ポーズ
発射ポーズは共通して&font(#ff0000){平手を十字に組む}ポーズであり、立てた右手から光線が発射される。
手を十字にすればそれでいいのか、姿勢などは各ウルトラマンによって異なる。


◆&bold(){ウルトラマン}
軽く上半身を屈め、顔の前で腕をクロスし(これは光線を編集で合成する際に描く範囲を固定し、負担を軽くする為でもある)、指が若干反り気味。
光線の色は白だが、最初期はジャックのように青白かった。
上述の通り、初代ウルトラマンとジャックはベーシックな光線技であるこの技を極限まで磨き上げ、必殺技として用いているという渋い設定がある。
その威力は仕事率換算で50万馬力、50万度の爆発を起こすとか。

「鍛え抜いた初歩の技」なだけあって威力やエネルギー消費には細かな調整が利き、劇中では必殺技としてはもちろん、
短いスパンで連射したり、相手の攻撃を防ぐために使うなど、小技としても使うことがあり、例を挙げると、
・レッドキングが投げようとした岩を破壊
・ケロニアのエアシップコンビナートの大群を殲滅するために連射
・追尾してくるジェロニモンの羽根手裏剣をローリング発射で一掃
などなど、他のウルトラマンなら牽制技くらいの光線を使うであろう場面でもスペシウム光線で切り抜けている。
中にはジラースが早撃ちを誇示したことに対抗してスペシウム光線の早撃ちで更に上を見せる、なんてガンマンの挑発みたいな珍行動をしたことまであった。

大伴昌司センセイによると「射程距離200m」とあったが、どう見てもそれより長い(明らかに[[月>月(天体)]]~[[地球]]間=38万㎞より長い!)

効果音がジェットエンジンのような『ザー』という音であるのも特徴。
昭和客演時代は他と同じ『ピャー』だったが、平成客演では再び『ザー』に戻っている。

腕を十字に組む以外に固有のポーズはないが、惑星フェラント上で[[兄弟達>ウルトラ兄弟(ウルトラシリーズ)]]と共に[[グランドキング]]と激突した時は腕を左右に広げるアクションをしていた。
またFERでは腰を深く下したうえで腕を左右に広げるアクションによる溜め描写が存在する。
なお、初代『マン』本編ではスーツアクターを勤めた[[古谷敏]]氏のこだわりとたゆまぬ努力により、決して顔と[[カラータイマー]]が隠れないようになっている。

楳図かずおの漫画版や『[[ウルトラ怪獣かっとび!ランド]]』では高圧電流を纏っているという設定。
『かっとび!ランド』では力を抜いて撃つと暖房にもなる。
風邪を引いたり食あたりになったりしたときには眼前で滝のようにヘロヘロ落ちていく始末であった(クシャミした時には制御不能の超威力で出ていた)。
最大威力で発射した際には&bold(){山を貫通している}。[[魔貫光殺砲>ピッコロ(ドラゴンボール)]]かよ。
なお、左右逆に組むと&bold(){顔に向かって発射される。}
[[ゲーム]]『FEシリーズ』ではウルトラマンの最強技扱い。


◆&bold(){ウルトラマンジャック}
指は真っ直ぐで、胸の前で腕をクロスする。身を屈める初代に対してジャックは直立気味で背筋も伸ばしている。
また多くの場合、画面外からバックステップで入る形で飛び退いた後に撃つのも特徴。
光線の発射音は[[ウルトラセブン]]の「[[エメリウム光線]]」に近く、色も&font(#008cff){青白い}。
核兵器の直撃に耐えられる設定のタッコングや[[グドン]]を一撃で粉砕する威力を持つ。
こちらも『FEシリーズ』で採用されているが、威力は初代のものより低くなっている。


◆&bold(){ウルトラマンネオス}
ポーズは初代マンと同じだが、光線の色と発射音は彼固有の「ネオマグニウム光線」と同じ。
バッカクーン戦で一度だけ使用。


◆&bold(){[[エースキラー]]}
捕えた初代マンから奪ったスペシウム光線を使用する。
右手に刃物を持ったまま(握り拳)でも使用出来るが、何故か光線は黄色く、SEもジャックと同じなのが特徴。
『ウルトラファイトビクトリー』に登場したエースキラー(ビクトリーキラー)が使った際は色、SE共に初代ウルトラマンとほぼ同一の物だった。


◆&bold(){[[ウルトラマンダイナ>ウルトラマンダイナ(登場キャラクター)]]}
ポーズは初代マンと一緒だが色は青白く、SEもソルジェント光線のまま。
放映からしばらくはダイナ本来の必殺光線「ソルジェント光線」として扱われていた。
詳細は下記で。


◆&bold(){ウルトラマンダーク(SD)}
初代マンの[[スパークドールズ]]がダークライブされた存在なので、当然のように使用が可能。
ただしダークライブの影響なのか、色は如何にも[[闇の力>闇属性/暗黒属性]]らしい黒と紫で、SEも通常のものより低くなっている。
これは八つ裂き光輪やウルトラセブンダーク(SD)の光線技も同じ。


◆&bold(){[[ウルトラマンギンガストリウム]]}
パワーアップした[[ウルトラマンギンガ>ウルトラマンギンガ(登場キャラクター)]]はタロウが変身した新アイテム・ストリウムブレスの力でウルトラ6兄弟の能力を使用出来る。
発射ポーズ、SE共に初代マンと一緒だが、ウルトラマンのビジョンが重なる演出がある(スペシウム光線に限らないが)。
『[[ウルトラマンギンガS]]』の[[最終回]]でタロウが帰還した事で使用出来なくなっていたが、
『[[ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ]]』でタロウと再会した際に力の一部を与えられた為、再び使用可能になった。


◆&bold(){ULTRAMAN}
ULTRAMAN SUIT及びVer.Zに搭載された機能。
右手首の制御ユニットを左手首のコネクタに接続し、十字を組む事で発射される。
本来両腕のスペシウムブレードを用いるのでこれが破壊されたら使用出来なくなるが、ウルトラマンの因子を受け継ぐ早田進次郎は自力で発射した。

変わった点として左腕側のスペシウムブレードから発射されるのが特徴。
アニメ版では見栄えの為にチャージ描写が増え、従来通りの右腕から放たれる。
ただし、こちらも右腕のブレードから放つのでややL字型に近いクロスとなっている。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ベムラーも同時に繰り出す場面があったりするので見比べてみよう。}}
//最新の事例だと、最近決着がついたニセウルトラマン戦のとどめとか……上記の「自力で発射した場合」ってどんな感じ?


◆&bold(){ベムラー(ULTRAMAN)}
宇宙の平和を乱す悪魔のような怪獣の方ではなく、銀色の装甲服を纏った自称「始まりの敵」の方。
ULTRAMAN SUITのものと異なり、指の反りなど非常に細かい点を除けば初代マンとほぼ同一の発射体勢をとる。

何故彼がスペシウム光線を放てるのか、何故発射ポーズが初代ウルトラマンに酷似しているのか。
敢えてここではその正体は語るまい。


◆&bold(){[[ゾフィー]]}
ウルトラ兄弟の長兄であるゾフィーも当然のように使用出来る。
初出は1974年に掲載された内山まもる先生の漫画『かがやけ ウルトラの星』だが、映像作品で明確に使用したのは2020年の『[[ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀]]』から。
色、ポーズ共に初代ウルトラマンスタイル。

劇中では初代マン、ジャックとのトリプルスペシウム光線という形でモルド・スペクターに使用した。&font(l){もう誰が誰やら……}


◆&bold(){[[シン・ウルトラマン]]}
『ウルトラマン』のリブート作品というだけあってやはり使用し、ポーズも完璧に再現されているが、
劇中では「スペシウム光線」ではなく&bold(){「光波熱線」}と呼称される。

[[外星人第2号ザラブ>ザラブ星人]]によれば「スペシウム133」という原子番号133番の元素((これ自体は昔からある設定で、2001年刊行の『ウルトラマン大辞典』に記載されている。また、名前自体はイデ隊員が作った「マルス133」の要素も含まれているのかもしれない。))がウルトラマンの体を構成しており、
それを応用して光波熱線を発射したり、[[飛行能力]]を得ているのだという。

劇中の初使用シーンであり、特報・劇場予告編などの各種PVで公開されていた[[ネロンガ]]戦では、
左手を横に伸ばして右手首にエネルギーを溜め、前に踏み込むと同時に手をクロスして発射するという、「スペシウム光線」としては初のチャージ動作を披露した((動きとしては「右手を上に挙げないスペリオン光線」に近いか。))。
この時のスペシウム光線はネロンガを跡形もなく吹き飛ばすどころか、貫通して背後の山間の一部を消失させるほどの威力を見せている。
なお、公式で投稿されたメイキング映像によれば、この時の光線発射モーションを演じているのは総監修等も務めた[[庵野秀明]]氏。

ザラブ戦では1発目で[[擬態>にせウルトラマン(ウルトラシリーズ)]]を解除させる程度のダメージを与えたものの、
空中戦の最中に撃ち込んだ2発目は原典と異なり防がれている((その直後に「八つ裂き光輪」で縦に両断し、とどめを刺した。))。
[[外星人第0号メフィラス]]戦では彼の光線と拮抗したが、地球ではエネルギー消耗が激しく、次第に追い詰められてしまう[[が……>宇宙人ゾーフィ]]
なお、例によって[[アレ>ゼットン]]には効かなかった。


◆&bold(){その他のウルトラマン}
上記のように殆どのウルトラマン(少なくとも光の国の宇宙警備隊員や[[ウルトラマンコスモス>ウルトラマンコスモス]]までのその他のウルトラ戦士)なら皆スペシウム光線を使用出来る。
彼らの多くは「腕を十字にクロスさせる」のは一緒だが、光線のエフェクトはバラバラであった。

使ったウルトラマンの個性が現れる技、それがスペシウム光線なのかもしれない。




*原理
詳細な原理は不明だが、蓄えられた右腕のマイナスエネルギー、左腕のプラスエネルギーを交差させることでスパークさせ、破壊光線として発射するとされる。

この光線には「スペシウム」という元素が含まれており、そのスペシウムを苦手とする[[バルタン星人]]を倒した事で[[科学特捜隊]]のフジ隊員が命名したことが名前の由来である。
ウルトラマンの必殺技で名付けシーンがあるのはこれと[[ウルトラマンガイア]]の「[[フォトンエッジ>フォトンエッジ(ウルトラマンガイア)]]」くらい。

また、打倒ウルトラマンを狙う[[ナックル星人]]の解析でアルミニウム原子3000個に対してクローム原子100個の割合で含まれる事も分かっている。

「バルタン星人がスペシウムが苦手」というのは劇中ではムラマツキャップの推測にすぎず、ナックル星人の台詞は元素とは矛盾しているため、
後の作品内にスペシウムを利用したアイテムが登場するまで児童誌設定を軽視する一部のファンからは疑問の声が上がっていた((尤も、中性子2つを有する水素を「トリチウム」と言うように、特殊な元素同位体を「~ウム」という名前を付けて最も多い同位体と区別する例も現実には存在する。スペシウムをアルミニウム、若しくはクロームの同位体と考えれば一応は辻褄が合う。))。

ちなみにスペシウムは太陽系にも存在し、火星で採掘される。そのためバルタン星人が火星への移住を拒んだとされる。




*派生技&関連技
◆&bold(){[[八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)]]}
スペシウムエネルギーを回転鋸状にして放つ[[切断技>切断技(ウルトラシリーズ)]]。
初代、ジャック共通の技。更にはエース、80、パワード(パワードスラッシュ)、ネオス(ネオスラッシュ)も使用している。
スペシウムエネルギーを固形に凝縮した~と解説されていたため、最初期はスペシウム光線より威力が上と設定されていた節があるが、
&font(#ff0000){現在ではスペシウム光線と同格の技として扱われている}。

ただし、一部作品ではそれに準じた描写がされており、
『ウルトラマンTHE FIRST』ではスペシウム光線を反射するスペルゲン反射鏡を装備したバルタン星人(二代目)に対してこの技を繰り出し、スペルゲン反射鏡ごと見事両断した他、
小説版ではスペシウム光線以上に迂闊に扱えない大技と設定されている。

一方、固形化している影響かスペシウム光線よりも破られやすく、前述の通りウルトラマンは現在でも度々使用するが、
ジャックは二度目に使った[[キングザウルス三世]]の[[バリア]]に完敗してからは一切使っていない。

追尾、連射、分裂、防御など様々な応用が可能で、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』では左手に発生させてキングジョーブラックの腕を直接切断する活躍を見せたり、
映画『[[劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン]]』で客演した時は光輪を盾にして[[ゴルザ]]の攻撃を防いだりしていた。

ちなみに80のウルトラスラッシュは初代マン直伝である。
M78星雲出身のウルトラ戦士以外ではダイナのダイナスラッシュがあるが、こちらはソルジェントエネルギーを凝縮している。

FEシリーズでは初代はもちろんだが、なんとジャックの技としても採用されている。


◆&bold(){ウルトラスペシウムシュシュファイナル}
ウルトラマンが[[東映不思議コメディーシリーズ]]の1作『有言実行三姉妹シュシュトリアン』にゲスト出演した際、
バルタン星人を倒すために使用されたシュシュトリアンとの合体必殺技。

巨大化したシュシュトリアン3名が前衛で片膝立ちになり、組んだバトンは頭上に掲げ、
その後、ウルトラマンがスペシウム光線をシュシュファイナルが交差するバトン越しに放った。
方向性としては後のスペシウム・リダブライザーに近いか。


◆&bold(){フォッグビーム}
ジャック独自の技で、冷凍光線らしい。
[[キングザウルス三世]]戦でのみ使用され、そして防がれて以後登場しなかった。
名前の通り霧状の光線で、外見からは全くスペシウム光線との関連性が見いだせないが、『帰ってきたウルトラマン』の企画書『続・ウルトラマン』には&bold(){「凍結スペシウム」}という技が記載されており、
書籍『不滅のヒーロー ウルトラマン白書』によればこのフォッグビームかウルトラフロストがこれに該当するらしい。
恐らく劇中でもキングザウルス三世を凍らせようと使用したと思われる。
一応ここに載せてはみたが、スペシウム光線の関連技というには少々グレーゾーンかもしれない。
ゲーム作品でもジャックの光線技として採用されている例がちょくちょくある。


◆&bold(){シネラマショット}
ジャック独自の技。
エネルギー消費が激しい分スペシウム光線やワイドショットよりも強力という設定で、ストーリー初期のジャックの切り札的必殺光線だが、
キングザウルス三世に一度防がれただけで以後本編では使わなかった。
しかし客演時の『[[ウルトラマンタロウ>ウルトラマンタロウ(作品)]]』第34話、『[[ウルトラマンレオ>ウルトラマンレオ(作品)]]』第38話、 
タイの[[黒歴史]]映画『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』、アニメ『ザ・ウルトラマン』では他の兄弟との一斉攻撃の際には使用((たまに光線の出し方や色が違ったりするため、違う光線なのか、別バージョンの出し方なのかは不明))。
ゲーム作品では基本的にジャックの最強光線扱いされる事が多い。
[[ウルトラマン(PS2)]]ではβエネルギーがMAXかつカラータイマーが赤でないと発射できないが、基本的に1発当てればどんな怪獣も撃破できる。
『[[ウルトラマン Fighting Evolution 3]]』ではデフォルトのジャックの最強必殺技。
[[ウルトラブレスレット]]や[[投げ技>投げ技(ウルトラシリーズ)]]各種開放まではこれをメインに使っていく事になる。


◆&bold(){メガ・スペシウム光線}
[[ウルトラマンパワード]]の必殺技。
両腕のパワードスタビライザーに気力を集中、十字に組んだ腕全体から放つ。そのため、他のスペシウム光線と違って十字架のような青いビームが発生する。
威力はダイナマイト200万本分。ウルトラマンのスペシウム光線の実に5倍もの威力があり、さらに炸裂時の温度は&bold(){1億度}にも達する。
その為に下手に攻撃すると核爆発を起こすガボラ(パワード)をも&bold(){臨界させるより早く蒸発させて}無事事件を解決した事がある。
なお、角度によっては十字というよりカタカナの「ナ」にしか見えないのは秘密だ。
劇中で耐えた怪獣は存在せず、光線吸収能力を持つ[[ドラコ>ドラコ(ウルトラ怪獣)]]と[[ゼットン]]のみが対処できた。というかこの2体も直撃した際には成す術なく消し飛んでいる。
ただし、ザンボラーは超高熱で大気を歪めていたため、[[ビーム>ビーム/レーザー]]が屈折し命中しなかった。


◆&bold(){マリン・スペシウム光線}
映画『甦れ!ウルトラマン』で披露した虹色のスペシウム光線。
連戦とスランプの影響で疲労困憊のウルトラマンが怪獣軍団最後の刺客ゼットンに敗れそうになった時、
イデが開発したスタミナカプセルをカラータイマーに撃ち込まれるとたちまちパワーアップして[[黄金のオーラ>ウルトラマン超闘士激伝]]を纏いながらを発射。
&bold(){これを受けた[[ゼットン]]は閃光を放ちながら空中に浮かび上がり、木っ端微塵になってしまった。}
長らくマイナー技であったが、SRPG『[[スーパーヒーロージェネレーション]]』では最強必殺技に採用。


◆&bold(){スペシュッシュラ光線}
[[ウルトラマンゼアス]]の必殺技。
ゼアスは『光の国』出身でないこともあって、光線そのものにはあまり関係はないのだが、ウルトラマンゼアスこと朝日勝人が、
&bold(){憧れのウルトラマンのポーズを真似て鏡で練習していた結果、スぺシュッシュラ光線の構えがウルトラマンのスペシウム光線の左右逆になった}という設定がある。
なおその練習の結果、勝人はポーズを取るだけで近くの自販機を誤作動させる能力に目覚めた(当人は「何やってんだろう俺……」と落ち込んでいたが)。


◆&bold(){マルチ・スペシウム光線}
[[ウルトラマンティガ]]が[[パラサイト宇宙人 イルド]]に使った技。
ポーズこそスペシウム光線と一緒だが、光弾と光線の中間のようなエフェクトで威力もさほど高くない。
イルドにはあまり効かず、それどころかイルドの塔に[[人質]]として捕えられた人々に危害が及ぶことになってしまった。

ティガと同じ技を使う[[ウルトラマントリガー]]も使用可能で、[[デスドラゴ>デスドラゴ(ウルトラ怪獣)]]を一度は撤退させる威力を見せた。


◆&bold(){[[ソルジェント光線]]}
[[ウルトラマンダイナ>ウルトラマンダイナ(登場キャラクター)]]・フラッシュタイプの必殺技。
こちらはポーズが初代のスペシウム光線と全く同じという点以外に特筆すべき事はない。

が、[[ギャビッシュ]]と[[ゴルザⅡ>ゴルザ]]((トドメとなった二発目。一発目は従来のソルジェント光線と同じエフェクトだった。))に使った物はエフェクトがスペシウム光線(色は青白い)と同じになっており、
本放送からしばらくはソルジェント光線とされていたが、『ウルトラマンボーイのウルころ』辺りから&bold(){これはスペシウム光線である}とされるようになった。


◆&bold(){カオススペシウム光線}
『[[Fighting Evolution Rebirth>ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth]]』における[[カオスウルトラマン]]・カオスロイドUの必殺技。
構えた腕に捻じれた紫の光の線が無数に延びて合わさることで放たれる。非常に禍々しい。
しかし、『[[ウルトラマンギンガ]]』の劇場スペシャル第2弾『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』で使った時は、
ウルトラマンダーク(SD)と殆ど変らない黒いスペシウム光線といった感じだった。


◆&bold(){カオススラッシュ}
こちらもカオスロイドUの必殺技。
&font(#800080){右腕そのものを}巨大な紫のウルトラスラッシュに変化させて飛ばす技。
非常に痛そう。
こちらも『ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』では色違いの八つ裂き光輪だった。


◆&bold(){ギガスペシウム光線}
『FER』におけるウルトラマンの必殺技。
プラズマスパークの光が集まることで放たれる。光線というより光の洪水。
威力は通常の光線を凌駕する。


◆&bold(){スペシウム超光波}
漫画『[[ウルトラマン超闘士激伝]]』に登場する技。
スペシウムエネルギーを右腕に集中させ、ウルトラアタック光線の型で放つ強化技「スペシウムアタック」を更に強化した技で、
&bold(){発射しただけで地球が吹き飛ぶ}とか、&bold(){着弾すれば星の2つ3つは簡単に消せる}というムチャクチャな威力。しかもこれ&bold(){超闘士化する前}。
イメージ的にはピッコロが月消し飛ばした時の気弾を[[かめはめ波]]並みのエフェクトにした感じ。


◆&bold(){[[スペリオン光線]]}
[[ウルトラマンオーブ>ウルトラマンオーブ(登場キャラクター)]]・[[スペシウムゼペリオン>スペシウムゼペリオン(ウルトラマンオーブ)]]の必殺光線。
初代マンとティガの光の力をお借りした形態であるスペシウムゼペリオンに相応しく、
自身の前面に光の輪を展開し、2人の必殺技スペシウム光線と[[ゼペリオン光線]]のエフェクトを合わせたような光線を放つ。
勿論、回転鋸状にすれば光のカッター「スぺリオン光輪」となる。
フュージョンアップ形態が増えていくとかませ扱いされることが増え、戦績はよろしくない。


◆&bold(){&ruby(エメリウムスラッガー){ES}スペシウム}
こちらもオーブの技。
[[ウルトラセブン]]と[[ウルトラマンゼロ]]親子の力をお借りした[[エメリウムスラッガー>エメリウムスラッガー(ウルトラマンオーブ)]]の必殺技で、[[亡霊魔導士 レイバトス]]をひとまず倒した((完全に死んではおらず、後で人知れず再生したが、突如現れたジード・プリミティブの「レッキングバースト」(実際はウルトラマンベリアルの「デスシウム光線」だが)によって完全に滅ぼされた。))。

見た目は「黄金に輝く凄い[[ワイドショット>ワイドショット(ウルトラセブン)]]」のようだが、腕の構えは浅いものの「スペシウム」の名を冠するだけあって十字に組んでいる。
また、SEも初代マンのスペシウム光線とは全く異なる(エメリウム光線やワイドショットなどのSEである。ジャックのスペシウム光線はこちらよりのSEだが)。
そもそもセブンといいゼロといい、スペシウム光線要素の薄いウルトラマン((先述のように、スペシウム光線は本来宇宙警備隊にとって基本技なので撃てない事はないと思われ、セブンは『新世紀ウルトラマン伝説』で実際に撃った。))の力を借りているのに何故敢えて「スペシウム」なのかはだが、
制作陣曰く「ゲームにはない最終決戦に相応しい&bold(){スペシ}ャルな感じの光線技」として造られたそうなので、語呂合わせもあるのかもしれない。


◆&bold(){[[レッキングバースト]]}
[[ウルトラマンジード>ウルトラマンジード(登場キャラクター)]]・[[プリミティブ>プリミティブ(ウルトラマンジード)]]の必殺光線。
初代マンの光の力と、[[ウルトラマンベリアル]]の闇の力が融合したプリミティブにふさわしく、
白と赤黒い光子エネルギーがひとつとなり、2人の必殺技であるスペシウム光線とデスシウム光線のエフェクトを合わせたような光線を放つ。
使用回数は非常に少ないが、一撃で敵を倒したり、月面から地球へ2人のウルトラマンを移動させたりと威力は高い。
あまりにも威力が大き過ぎるのか、ガスタンクなどの燃料施設を巻き込んでの使用ができないのが弱点。
詳しくは項目を参照されたし。


◆&bold(){スペシウムフラッシャー}
同じくジードがフュージョンライズした[[ロイヤルメガマスター>ロイヤルメガマスター(ウルトラマンジード)]]の必殺光線の一つ。
杖モードのキングソードにウルトラマンカプセルを装填して発動する。
普通のスペシウム光線と違って、いつもの光線に電撃のエフェクトを足したエフェクトを持つ電撃光線となっている。




*関連技術
先述したように、スぺシウムは太陽系内では火星で産出される。
初代『マン』の頃からマルス133の開発などに使用されていたが、『[[ウルトラマンメビウス>ウルトラマンメビウス(作品)]]』の時期には既に地球人類の火星への入植が果たされており、
輸送船で地球まで輸送する様子が描写されている。
また、[[ネオフロンティアスペース>ネオフロンティアスペース(ウルトラシリーズ)]]の火星でも「SP-1」という名前で発見されている。

現在劇中で確認されているスペシウム及びSP-1の使用法は全て兵器であるが、
ひょっとしたら描写されていないところでは希少なエネルギー資源などに平和利用、または研究が進められているのかもしれない。


◆&bold(){マルス133}
科学特捜隊のイデ隊員が2丁製作した光線銃。火星の物質であるスペシウムを使っているためにマルスと名付けられた。

第16話の脚本に記述があるため理論上スペシウム光線と同等の威力と言われる事が多いが、
あくまでスペシウム光線の原理を応用した光線銃というだけであるのでどれほどの威力なのかは不明。
まぁ、どちらにしても本編では語られてはいないのだが。

初使用時は地球に攻め込んだバルタン星人二代目(ただし等身大)を数体倒し、その後は[[ゴモラ]]の尻尾を焼き切ったり、ゼットン星人を倒している。

アボラスにも使われたが、アボラスがスペシウム光線3発でやっと倒せるほど丈夫な体をしていたためか、大した効果も上げられずにエネルギー切れした。
ジェットビートルがドラコに襲われた時には地上にいたギガスにこれで威嚇射撃を行い、ドラコに襲われたと思わせる事で2匹を戦わせた。
再生ドラコの肩を傷付けた事もあるが、こちらは倒すには至らず、イデのスパーク8で倒している。
ゼットンに対しては足止めにすらならなかった(脚本によればスーパーガンとマルス133以外はこの時ゼットン星人に破壊されて使用できなかったとか)。

なおこの光線銃、イデ隊員により&bold(){純粋な地球の技術のみ}で開発されたものなのだが、
小説『[[ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント]]』ではこれが一番最初に開発されたメテオールとされている。
一応メテオールの定義は異星人の技術を利用した超絶技術のことなので、スぺシウム光線の理論を応用したマルス133は立派なメテオールだと言えなくもない。

ちなみに実相寺昭雄監督のノベライズでは、イデ以外が使うと威力を発揮できないというワンオフ兵器の欠点も見つかっている。

一方で初代『マン』の[[最終回>さらばウルトラマン]]以降40年間、怪獣もウルトラマンも現れなかった世界を描いた『ウルトラマン怪獣伝説 -40年目の真実-』では、
逆にスパーク8、マッドバズーカ共々40年経った2006年でも第一線で使用されていることがイデから語られている。
本当に優れた物は物持ちもいいのだ。


◆&bold(){スペシウム砲}
[[地球平和連合TPC>地球平和連合TPC(ネオフロンティア時代)]]の火星マリネリス基地が新鉱物「SP-1」を基に開発した新兵器。
SEとエフェクトは初代マンと全く同じ物が使われている。
総弾数はたった3発しかないが、ゼロ曰く「威力はスペシウム光線と同等」らしい。
実際、[[マウンテンガリバー5号]]が試作品を手持ち武器として使用した時は一撃で隕石群を薙払った。
……が、全てはすべては[[アスカ・シン]]の夢オチだった。
一応、TPCの年表によれば本当に開発されたようだが、結局本編には登場しなかった。


◆&bold(){スパークボンバー}
スペシウム砲と同じくSP-1を使用した兵器。
[[スーパーGUTS>特捜チーム スーパーGUTS]]の最新鋭機である[[αスペリオル>ガッツイーグル]]の機首に搭載されている大口径砲で、
ガッツイーグルスペリオルへの合体時にγ号のガイナーを接続して発射する。
&bold(){「ネオデキサス砲」}とも表記される事から、技術的にはデキサスビームの発展形である様子。
ただ、こちらも本編未使用。


◆&bold(){スペシウム弾頭弾}
[[CREW GUYS]]が運用するメテオールの一つ。
ガンウィンガーがマニューバモードに変形することで両脇のトランスロードキャニスターが展開、発射可能となる。
一発ではただの強い[[ミサイル]]だが、全弾ヒットさせると並の怪獣くらい簡単に粉々にする破壊力がある。
GUYSオーシャン仕様の&font(#0000ff){シーウィンガー}の物は3発のスペシウム弾頭弾を同時に発射する“スペシウムトライデント”という微妙に仕様が違う物が装備されている。
こちらはその名の通り、同時に発射された弾頭弾がまるでトライデントのような粒子を纏っているのが特徴的。


◆&bold(){スペシウム・リダブライザー}
別名&bold(){「ファイナル・メテオール」}。
人類がウルトラマンと共に戦う事、そしてウルトラマンへの感謝を目的としたメテオールで、
ウルトラマン達の光線に含まれるスペシウムエネルギーを増幅する機能が備わっている。

普段は軌道上に待機しているが、サコミズ隊長がキーを解除することで地球に降下してくる。

本編ではメビュームナイトシュートやM87光線に含まれているスぺシウムエネルギーを増幅させたが、
[[エンペラ星人]]の念動力によって半壊させられた状態でメビュームフェニックスを増幅し、最終的には耐え切れなくなり大破した。

メビウス、GUYS、ゾフィーVSエンペラ星人との決戦で使用され、最初で最後の役割を果たした。


◆&bold(){スペシウムブレード}
漫画『[[ULTRAMAN>ULTRAMAN(漫画)]]』においてウルトラマンスーツに搭載されている武装。
両腕部に設置され、スペシウムを利用したエネルギー刃を形成する。
接近戦のみならず、右手首の制御装置に左手首のコネクタを接続して、スペシウム光線を放つも事も可能。
また、攻撃のみならず加速にも用いられるなど、ウルトラマンスーツの主兵装として幅広く活躍している。
スーツが新型のBタイプに更新されてからはウルトラスラッシュの機能も追加された。


◆&bold(){ウルトライザー}
『[[ウルトラマンX]]』における[[防衛チーム>防衛チーム(ウルトラシリーズ)]]、特殊防衛チーム Xioの隊員が携帯する光線銃・ジオブラスターに、
ラボチームのファントン星人グルマンが[[ウルトラマンエックス>ウルトラマンエックス(登場キャラクター)]]の力を解析して作製したアタッチメント・ウルトラブースターを装着した状態。
反動が大きく扱いづらいが、巨大化した[[ザラブ星人]]を粉砕する程の破壊力を誇る。

「エックスを参考にしたのならスペシウム光線じゃなくて[[ザナディウム光線]]みたいな武器だろ?」と普通なら思うだろう。
だが、その形もSEも、どこからどう見ても初代ウルトラマンのスペシウム光線なのである。
まずその形状からして初代ウルトラマンの顔と両腕だし、発射形態は左腕にあたるパーツが右腕とL字を組むように倒れるし(ザナディウム光線はX字型)。

その理由はグルマンのみぞ知る。たぶん。
まぁグルマン自身[[M78ワールド>M78ワールド(ウルトラシリーズ)]]のウルトラマンについてわりと詳しそうなので、
もしかしたらエックスの力を解析というのは建前だった可能性もあるかもしれないが。
後に映画『きたぞ!我らのウルトラマン』にてグルマンは&bold(){かつて初代ウルトラマンの戦いを見たことがある}と判明した。
&font(l){やっぱり建前だったんじゃ……。てか異星人の科学者並みの事をやってのけたイデ隊員って……}




*スペシウム光線が効かない相手
必殺のスペシウム光線も決して無敵というわけではない。
合体技や他の技で倒す例もあるとはいえ、2016年までに映像作品では初代マンは19体、ジャックは15体しかスペシウム光線単体で倒していない。
これは怪獣や宇宙人の中にも非常に強力な者や知恵を働かせて『必殺技破り』をしてくる者だっているためである。

ここではスペシウム光線を破ったいくつかのパターンを見てみよう。
画面の前の皆さん、特に新米宇宙警備隊員はよく読んでおこう。

**耐久力または防御力が高い
バリヤーや吸収なんて小細工など必要のない、単純にタフだったり防御力が高いという王者のスタイル。
こういうタイプはダメージを受けても怯む程度という猛者が多い。
#openclose(show=一覧){
#areaedit()

◆[[ケムラー]]、[[キーラ>キーラ/サイゴ(ウルトラ怪獣)]]、[[テロチルス>テロチルス(ウルトラ怪獣)]]、[[キングストロン>キングストロン(ウルトラ怪獣)]]、[[テンペラー星人]]、[[タイラント>タイラント(ウルトラ怪獣)]]
堅アァァァァァいッ 説明不要!!


◆[[アントラー]]
TV本編では直撃を受けても無傷だった。
漫画『[[ウルトラマン THE FIRST]]』では、体表を覆う磁力コーティングで光線を跳ね返すという設定になっており、青い石をぶつけられて磁力を失ったところをスペシウム光線で倒された。


◆ウルトラマン
バルタン星人2代目に反射されたスペシウム光線を顔面に受けた時。全く通じなかった訳ではないが、驚いて急降下からの引き起こしタイミングを間違える程度の効果しかなかった。


◆[[アボラス]]
通じなかった訳ではないが、3発撃ってようやく仕留めたタフガイ。アボラスはその前にも、スペシウム光線を撃とうとしたウルトラマンに溶解泡を浴びせて発射を阻止している。


◆[[ブラックキング]]
ナックル星人が対ジャック用に連れてきたブラックキングはその剛腕でスペシウム光線もウルトラブレスレットも弾いてしまう。


◆[[ウルトラマンA>ウルトラマンエース]]
エースキラーがコピーしたスペシウム光線を被弾するも、痛がる程度の効果しかなかった。


◆[[グランドキング]]
スペシウム光線のみならず、ウルトラ兄弟の必殺光線([[M87光線]]含む)を20発ほど喰らってもピンピンしていた。
堅いってレベルじゃねえ。

#areaedit(end)
}

**光線が効きにくい
格闘やミサイルなどは通用するのにスペシウム光線などの光線の類が効かない、または特定の光線に耐性があるタイプ。
#openclose(show=一覧){
#areaedit()

◆[[ケロニア>ケロニア(ウルトラ怪獣)]]
植物型の知的生命体であるケロニアは幼年期こそ火に弱いが、成長すると火への耐性が付く。
その為かスペシウム光線が通用しなかったが、ウルトラアタック光線で木端微塵になった((逆に、成長すると弱点の火以外に強い耐性を持つようになるため、スペシウム光線以上の高熱を持つアタック光線を使ったとされている場合もある。))。


◆[[ノコギリン>ノコギリン(ウルトラ怪獣)]]
ノコギリンは元々地球のクワガタとあまり変わらない大きさの宇宙昆虫だったが、レーザーのエネルギーを吸収して巨大化した。
それが理由かは不明だが、スペシウム光線を浴びてもケロッとしていた。
ただしウルトラショットで爆発四散しているので、特定のエネルギーに反応する性質だったのかもしれない。

#areaedit(end)
}

**特殊能力を持っている
生態の一環、またはスペシウム光線への対応策を講じてあるタイプ。
エネルギーを回復するだけならまだしも、反射したり増幅して撃ち返す場合もある厄介な方々。
しかしそれらの能力には何かしらの隙があることがあり、単に堅いというタイプと違って絶対に効かないということはない。
こういう奴らに無策で光線技を仕掛けてもまず事態が好転することはないので、画面の前の新米ウルトラ戦士は気を付けよう。
#openclose(show=一覧){
#areaedit()

◆[[バルタン星人2代目>バルタン星人]]
本来はスペシウムを苦手とする種族であるが、初代や同胞達が倒されたことを踏まえて胸にスペルゲン反射鏡を装備。
目論み通りにスペシウム光線を反射するも、飛び掛かった隙を突いた八つ裂き光輪で真っ二つに。
一峰大二のコミカライズ版では反射鏡のない背後をスペシウム光線で狙われて敗退した。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」ということか。


◆[[ゼットン]]
スペシウム光線を吸収・増幅して撃ち返し、ウルトラマンを殺した最恐最後の敵。
これを攻略するため、ジャックは空中に投げ飛ばした上で、パワードはあらゆる角度からの攻撃で気をそらして弱点である背中に命中させることで対処した。


◆[[キングザウルス三世]]
角から発生させる強力なバリヤーはあらゆる攻撃を防ぐ。
しかし真上ががら空きという弱点を突いた流星キックで角を折られ、無力化された。
その後はスペシウム光線で倒されている。


◆[[ベムスター]]、[[バリケーン>ウルトラ特攻大作戦(帰ってきたウルトラマン)]]、タイラント、[[サソリガドラス]]
エネルギー吸収能力持ち。
特にあらゆるエネルギーを常食とするベムスターは腹部の「吸引アトラクタースパウト」であらゆるエネルギーを吸収してしまう強敵であり、ウルトラブレスレット登場の切欠となった。
地味に時代が進むごとに吸引範囲が広がっていて、近年では腹以外に光線が飛んできても吸い寄せて吸収するようになっている。
ベムスターの胴体を持つタイラントも当然これを持っているが、『タロウ』でのVSジャック戦ではもとより頑強な体を持つために何の能力を使わずとも全く効かず、
タイラントが初めてこの能力を使ったのは初登場から35年も経った『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』だったりする。


◆[[プルーマ>悪魔と天使の間に…(帰ってきたウルトラマン)]]
プルーマはジャックにウルトラブレスレットを使わせる為にゼラン星人が用意した囮怪獣で、
どういう仕組みかは不明だがウルトラブレスレット以外では倒せないようになっている。
勿論、スペシウム光線も効かない。

#areaedit(end)
}

**その他
何も高い防御力や特殊能力を持っている奴らだけが必殺光線を無力化する訳ではない。
自分の身体能力や頭脳を最大限に生かすことも必殺技破りの特技となるのだ。
#openclose(show=一覧){
#areaedit()

◆ビーコン
顔からの光線でスペシウム光線を相殺した。


◆[[ヒドラ>高原竜ヒドラ]]、[[キングマイマイ>キングマイマイ(ウルトラ怪獣)]](成虫)
飛行能力でスパッと回避。


◆キングマイマイ(成虫)
一発目は回避した彼(?)だが、その後翅を潰された上で再びジャックにスペシウム光線を撃たれそうになった。
そこでキングマイマイがとった行動が、なんと「死んだふり」であった。
卑怯者と謗るなかれ。
これこそ彼が野生のままに生きる昆虫ではなく、「野生の存在でありながら知恵者」、すなわち人類の常識を超えた「[[怪獣>怪獣/モンスター(文化)]]」であるという証拠なのだ。

#areaedit(end)
}




*余談
**何故最初から撃たないのか?
スペシウム光線に限らず、ウルトラマンの必殺光線はその威力から、&bold(){「最初から撃てばいいのに」}と言われる事が多い。
だが、実際にシリーズでウルトラマンが最初から、或いは早い段階で必殺光線を使う展開では大抵の場合通用しないか妨害される。
なお、ペスターに対しては変身直後に使用しても通用したが、そもそもペスターはウルトラマンが登場する前に弱っていた。

ポーズを取る隙を衝かれて攻撃されたり、効かなかったり、避けられたりすればまだマシな方で、
吸収されて敵をパワーアップさせる結果に終わったり、反射されて大ダメージを負ってしまうこともある。
そもそも初代ウルトラマンがゼットンに敗北したのはエネルギーを吸収されて打ち返された波状光線がカラータイマーに直撃したからである。

なお、初代ウルトラマンはいきなり光線を撃ったわけではなく、格闘戦でゼットンに力負けしており、
八つ裂き光輪なども効かず、有効打がないまま時間が過ぎてカラータイマーが点滅したため、殆どダメージを与えていない状態で光線を撃っていた。

そのため、シリーズのファンからすると&bold(){「開幕直後の必殺光線=苦戦・敗北[[フラグ]]」}という印象が強く、
「最初から撃てばいい」という声には「お前は何を言っているんだ」と思わざるを得ない。
『[[ウルトラマンサーガ]]』でゼットン相手に初っ端から光線ぶっ放した3人のウルトラマンに対しても、
シリーズファンからは「ゼットン相手に光線撃つなよ」とか「ダイナとコスモスはともかく、ゼロェ……」という声が挙がっていたとか。


また、確かに光線技は派手で威力も高く、決め技となることが多いが、光線を使わない攻撃が弱い、トドメを刺せないというわけでもなく、
特に昭和ウルトラマンでは[[投げ技>投げ技(ウルトラシリーズ)]]や打撃技がトドメとなった話も多い。
これは故・実相寺昭雄が監督を担当した回が顕著で、ウルトラマンにスペシウム光線を使わせることを避けている((『ウルトラマン』での担当6回中2回は倒してすらいない。他の決め手は空中での頭突き2回、投げ技、ウルトラ水流。)))。
『ウルトラマン』に次いで有名な『セブン』では決め技は敵を切断する[[アイスラッガー]](物理技)も多用されており、
ワイドショットはあまり使われておらず、ワイドショットの初使用も[[第13話>アイロス星人]]とかなり遅い。

強力な分エネルギーの消耗も激しいというのも必殺光線の共通する特徴であり、迂闊に連射してエネルギー不足に陥り、窮地に追い込まれるパターンもある。
パワードに至っては他に方法がなかったとはいえ、メガスペシウム光線を構えを解かずに3連射した結果、&bold(){カラータイマーが白濁化して倒れてしまった}((なお、パワードはそれ以前にメガスペシウムを一発、パワードスラッシュを一発撃ちこんでいる。)) 。
他にも『ダイナ』に登場した人造ウルトラマンである[[テラノイド>テラノイド/ゼルガノイド]]が[[必殺光線でなくても倒せるような敵>スフィア(ウルトラシリーズ)]]を相手に必殺技であるソルジェント光線を乱発した結果、
エネルギー切れを招き機能停止してしまった挙げ句、その隙に敵に融合され奪取されてしまったという事例も存在する。
また、ゼアスやオーブのように万が一光線の制御に失敗するとあらぬ方向に暴発する危険性もあるようで、周囲への被害を考えれば光線技の使用に慎重を期しても不思議ではない。
……見習い2人とプロの宇宙警備隊員を比べるのは適切ではないかもしれないが。

戦略的な観点から見ても、相手をエネルギー消費が低い技や体術で弱らせ、トドメとして必殺光線を撃つのが正しいのである。

[[スーパーファミコン]]でリリースされたアクションゲームでは、これを再現し、
格闘戦で相手の体力をゼロにする → スペシウム光線でとどめ という流れで倒すのが基本ルールだった。
・スペシウム光線でなければ、いくら攻撃してもとどめを刺すことはできない。
・相手の体力がゼロでなければ、スペシウム光線を撃っても倒せない。
・双方の体力は少しずつ回復する。
・光線技を撃つエネルギーは少しずつ溜まっていく。
というルールなので、エネルギーが溜まるのを待ちながらひたすら相手を殴り続けるのが定石であった。
また、『ウルトラマンファイティングエボリューション』などでも打撃でフラフラにしなければ光線技は使えず、
『ウルトラマン倶楽部3 またまた出撃!! ウルトラ兄弟』に至ってはHPが限界まで減らないと撃てない。しかもボス戦では使えない。鬼だ。


『[[空想科学読本]]』の「ウルトラマンは、なぜ最初からスペシウム光線を撃たないのか? 全シーンを見て考察してみた。」という記事では、
筆者の柳田理科雄氏が文字通りウルトラマン全39話を鑑賞してどのようにスペシウム光線が使われているかを事細かに検証した所、
・全39話中ウルトラマンは26匹の怪獣相手にスペシウム光線を撃っている。
・スペシウム光線を発射するまでの時間は平均で登場から1分40秒後。&br()所謂3分制限の中の半分ちょっとで発射している。
・そのうちカラータイマーが鳴った後に発射したのは14回。残る12回はスペシウム光線のほうが先なのでほぼ半分。&br()カラータイマーが鳴り始める時間の平均が1分53秒後であり、平均値でもタイマー点滅よりスペシウム光線発射のほうが早い。
・1発目のスペシウム光線が致命傷となったのは26戦中12戦。「必殺率」として見ると46%。&br()後は複数回発射だったり、繋ぎで使っただけだったり、そもそも効かなかったり、科特隊が倒してくれたりと多種多様。
要するにここぞの決め手の大技というよりは戦いの状況次第でいつ撃っていてもおかしくないパターンが多く、
筆者は&b(){「制限時間ギリギリになって発射する必殺光線というイメージは、番組の初期に視聴者が勝手に抱いたものだった……!」}と結論付けている。
具体的に数字で見てみると『ウルトラマン』という番組が実に多様な戦闘のバリエーションを持たせていることがわかる。

**その他
『[[シン・ゴジラ]]』における[[ゴジラ]](第4形態)の「放射線流」の背中及び尾の先端から放たれるバージョンにはスペシウム光線と同一のSEが使用されている。
//より正確に言うと、1992年公開の『[[ゴジラvsモスラ]]』でゴジラの熱線の効果音がスペシウム光線と同じ「キーン」という音になっていた。
//その音源が、のちに「[[ゴジラvsデストロイア]]」の[[オキシジェン・デストロイヤー・レイ>デストロイア]]に流用され、
//さらにシン・ゴジラにも使われたというのが正しい。




スペシウム光線の物真似をした、あの時の少年達は追記・修正をお願いします。

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,20)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました  -- 名無しさん  (2017-03-08 22:18:11)
- >ここではスペシウム光線を破ったいくつかのパターンを見てみよう。  画面の前の皆さん、特に新米宇宙警備隊員はよく読んでおこう。 ←筆者さんが受け継いだ円谷イズムを感じる  -- 名無しさん  (2017-11-20 17:30:30)
- 開幕直後のスペリオン光線が通じなかったマガオロチは純粋に耐久力が高いタイプなんだろうか  -- 名無しさん  (2017-12-10 22:24:10)
- 最初撃たないのは、元気な状態だと避けられるかもしれないから肉弾戦とかで弱らせてから撃ってるのかと思ってた  -- 名無しさん  (2017-12-11 08:23:52)
- ↑いや、項目にもある通り、実際そうだと思うよ。避けられるだけならエネルギー消費するだけなんでまだマシではあるけど  -- 名無しさん  (2017-12-11 10:28:06)
- 手の内が分からない相手に必殺の威力の光線撃ち込んで避けられる耐えられるで済めばいいけど最悪ゼットンみたいに反射してこられたらたまったもんじゃないからな。肉弾戦は様子見も兼ねているのさ  -- 名無しさん  (2017-12-11 11:57:46)
- 肉弾戦は反撃を受けることもある危険な行いだがそれを果敢にやる勇気ある者という訳だな  -- 名無しさん  (2018-01-04 14:47:23)
- シン・ゴジラのあの音がスペシウム光線と同じと気づいたときはぞっとした …もしあれが音だけじゃなくて「物質」まで同じだったら…  -- 名無しさん  (2018-01-05 19:57:38)
- 単行本で見直したけどドーピングペダン星人を倒したスペシウム光線同時発射ってベムラーのだけ本家エフェクトになってるんだよね  -- 名無しさん  (2018-01-06 21:25:53)
- 昔テレマガに載ってたギャグ漫画では、スペシウムはカラータイマーを付けた状態で両手を十字に構え、「スペシウム光線をするぞ」と思うだけで撃てるとされてた。バルタンに協力するジラースがウルトラマンを騙して予備のタイマーを借りてスペシウムの撃ち方を聞き出し、本性を見せてウルトラマンに使おうとするも、ジラースは手が短くて十字が組めなかったというオチだった  -- 名無しさん  (2018-01-23 18:44:53)
- 項目にもあるが実相寺監督はスペシウム光線が嫌いでウルトラマンにスペシウム打たせないようにあの手この手で回避してるんだよね  -- 名無しさん  (2018-01-23 19:00:49)
- 「腕時計に馬場チョップ」は初めて聞いた。これでたぶん忘れないと思うわありがとう  -- 名無しさん  (2018-05-08 15:41:10)
- スーツアクターの古谷さんは三面鏡で何百回もポーズの練習したそうな。  -- 名無しさん  (2018-05-15 15:20:54)
- ペスター以外に開幕直後に撃って倒せた怪獣っているのか?  -- 名無しさん  (2018-07-15 17:10:16)
- メビウスがゾアムルチに使ったのも、一応スペシウム光線かな?  -- 名無しさん  (2018-07-15 17:20:41)
- バキに登場する中国拳法の達人(146歳)が「(相手を倒すのに)力など要らぬ。タイミングが完璧なら速度さえ要らぬ(意訳)」と言ってるけど、マンや新マンも同じ理屈でスペシウム光線を必殺技にしたのかな。地球人が「たった」140年で到達できる境地に、何万年も生きるウルトラ族が辿り着けない訳が無いし。  -- 名無しさん  (2020-07-22 14:59:19)
- どの漫画だったかは忘れたけど、爆殺は最終手段という解釈だったな、そもそもベムラーだって最初は逮捕されていた訳だし・・・  -- 名無しさん  (2020-11-21 02:18:04)
- 激伝でマザロンの腕を右手刀で払いのけてそのまま左手を添えて至近距離でスペシウム撃ち込むという本編でまずやらない使い方したのウルトラマンの怒りを象徴するようで印象に残ってる  -- 名無しさん  (2021-08-28 14:18:36)
- 年々圧が増すマン兄さんのスペシウムの構え...  -- 名無しさん  (2022-01-02 18:12:42)
- ザンボラーが大気の屈折で歪めたのはW.I.N.Rの衛星レーザー砲で、メガ・スペシウム光線は普通に耐えてたような…  -- 名無しさん  (2022-06-14 19:35:02)
- スペシウム光線に耐えた敵でAは流石に笑うわ  -- 名無しさん  (2022-06-23 21:35:38)
- 銀河伝説のラストで使ってのって、八つ裂き光輪がスペシウム光線より高威力であることの根拠としてはかなり弱いと思うよ  -- 名無しさん  (2022-07-11 14:20:53)
- スペシウム温泉!ジョバジョバ〜  -- 名無しさん  (2022-07-12 14:30:30)
- 銀河伝説は「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」なんだけど大怪獣バトルのカードで明確に八つ裂き>スペシウムの設定なんだ だから最強技の八つ裂きを連発するマン兄さんの図式が出来上が(ってしま)った  -- 名無しさん  (2022-07-13 09:58:00)
#comment
#areaedit(end)
}

復元してよろしいですか?