&font(#6495ED){登録日}：2012/02/28(火) 20:31:41 &font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}：約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- かつてニンテンドーは据え置きハードの冬の時代があった。 ソニーのプレイステーションと言う怪物を筆頭とする対抗馬の他社のハードに対抗する為に、差別化の為の[[サテラビュー]]、64DD等、様々な商品や企画を開発しては自爆していった……。 それでも外付け・外部出力系統のハード機のオプションのノウハウは確実にニンテンドーの歴史に刻まれていった。 そして、ニンテンドーがプレイステーション２より高性能な次世代ハード&font(#0000ff){&bold(){ゲームキューブ}}の開発に成功し、なんとかハードシェア競争に食らいついていった際に生まれた外付けのゲーム拡張マシン。 それこそがゲームボーイプレイヤーであった。 《概要》 簡単に説明すると『ゲームボーイアドバンス及びゲームボーイカラー・ゲームボーイ対応のゲームソフトをゲームキューブを介してテレビでプレイする機械』である。 分かりづらい場合はスーパーゲームボーイのゲームキューブ版とでも考えて貰えば幸いか。 詳しく説明すると、ゲームキューブの本体の下に取り付ける薄い機体であり、ゲームキューブには簡単な作業で取り付けが可能。 また、起動にはゲームボーイプレイヤーに付いている専用のソフトを読み込ませないといけない。 ちなみに『ゲームボーイアドバンス』としての機能は完全に備えており、ゲームボーイアドバンス専用ケーブルさえ購入すれば、携帯機のゲームボーイアドバンスとの通信や対戦が可能になる。 &font(#ff0000){つまりぼっちでもソフトが２つあればユンゲラーなんかをフーディンに進化させ放題なマシンである} と、まあ非常に優秀なマシンには違いは無いがそれはそれであった。 残酷な事にこいつの存在を発売から覚えている人は当時少なかったのであったのだ……。 つまるところ、起動が面倒臭い事やアドバンスの実機を購入した方がゲームキューブ＆ゲームボーイプレイヤーを購入するより安くつく事により、経済的な理由でそもそも需要が少なかった事が１つ。 (ゲームキューブのバリューパックがゲームボーイプレイヤー込みで値段据置きという物だった為、持ってる人自体は割と多かったのだが。) しかも、その後に発売された手軽に夜中でもバックライト完備でプレイ可能なゲームボーイアドバンスの上位機種ゲームボーイアドバンスＳＰやアドバンス自体の更に上位機種のニンテンドーＤＳ等の起動が簡単で遊びやすい充電式のゲームの販売により、立場を完全に失ってしまったと言う逆風が吹いたと言う２つの大きな理由により事実上また任天堂の黒歴史状態に。 みんなの記憶と共に市場から消え去った………。 &font(#ff0000){そう、思われていたのだった} 《その後》 そんなゲームボーイプレイヤーだが、実は最近でも未だに需要がなんだかんだで存在する。 簡単に言えばYouTubeやニコニコ動画の影響。 任天堂の携帯機ハード対応のソフトは性質上ゲームを外部出力する事を想定していない為に、直接デジカメで動画を取るぐらいの手段を取らないとＰＣに録画しにくい為に動画に上げにくい。 そんな中でアドバンス以前の携帯ゲーム動画の動画投稿者の救世主になったのがこいつであった。 元々本来はテレビ用の出力チューナーの様なモノだが、デスクトップ式のＰＣなら簡単にこのゲームボーイプレイヤーでも直接映像を映す事が可能になる。 おかげで録画ソフトさえあれば簡単に動画に出来る様になった。 しかも値段もWiiが発売された現在なら、中古でゲームボーイプレイヤーとゲームキューブであわせて3000円も出せば買えるのでお財布に優しい憎いヤツでもある。 おかげで未だに妙な需要がある為に、現在でも愛されていたりする機体であった。 ネットの動画サイト様々であろう。但し、ゲームの実況動画を動画サイトに上げるのは著作権侵害になることは留意しておこう。もっとも、これを使ってできるゲームは既に全部販売停止になっているため、ゲームメーカーからは黙認されている状態だが。 《使用方法》 それでは、改めて正しい使用法を再確認。 ◇正しい使用法 ・大画面でゲームボーイやゲームボーイアドバンスのソフトを起動したい時。 ・たまにはゲームキューブを遊びたい時。 ・一人で通信入手のレアアイテムやレアモンスターを入手したい時。 ・懐かしのゲームボーイソフトを起動したいが、ハード本体が壊れたりして動かない時。 ◆間違った使用法 ・[[ポケットカメラ]]のプレイ。 ・コロコロカービィのプレイ。 ・コロコロパズル ハッピィパネッチュ!!!!のプレイ… ・まわるメイドインワリオのプレイ。 ・ぞくぞくヒーローズのプレイ。 ・ボクらの太陽のプレイ。 ・ちっちゃいエイリアンのプレイ。 ・&font(#ff0000){単純に鈍器や凶器としての使用法。} 追記・修正は本機を利用して一人でゴーストやゴーリキーを通信して進化させた人にお願いします #include(テンプレ２) #right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - これ以降携帯ゲームをテレビでできるようにする周辺機器は、これが最後。 -- 名無しさん (2013-12-14 12:57:01) - ↑書き直し これ以降携帯ゲームをTVでやれる周辺機器は、出ていない。まぁ、今の携帯ゲームは、充電式で、バックライト付きになっているからなぁ。 -- 名無しさん (2013-12-14 13:01:40) #comment #areaedit(end) }
