フェイスレス司令

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&font(#6495ED){登録日}:2011/06/01(水) 02:51:22
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます

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#center(){&color(purple){&bold(){運命とは、地獄の機械である}}}


[[からくりサーカス]]の登場人物。

CV:[[古川登志夫]]

*【概要】
身体を機械化し、操り人形を使わずとも肉体で&ruby(オートマータ){[[自動人形>自動人形(からくりサーカス)]]}を破壊できるようになった新世代のしろがね「しろがね-O」のリーダー。
初老の男性で、常にサングラスをしている。


*【人物】
厳格そうに見えて、よく伸びる顔を引っ張って&color(purple){&bold(){「うちゅーぢんだよ~~ぴきゃぺきょり~ん」}}等しょうもないギャグをかます変なところもあり、
そのお調子者な性格は、緊迫した場面でも仲間が殺されようが変わらない為、しろがね達からもしろがね-O含めて、「気味の悪い奴」と忌み嫌われている。
しかし、自動人形に敗北した[[ジョージ・ラローシュ]]を前線から外し、使いっぱしりをさせる等シビアな一面も持てば、[[鳴海>加藤鳴海]]の前ではシリアスな顔を見せる等、一言で言えば掴みどころのない性格。

しろがね-Oのリーダーではあるが、自身はしろがね-Oにはなっていないらしく、サングラスの下もしろがね-O特有の瞳のない銀色の目ではなく、普通の目である。


**【戦闘能力】
操り人形や武器らしい武器を持たないが、ありとあらゆるものを工具でばらばらに&bold(){『分解』}する早技、掌から強い酸を噴射して全てを&bold(){『溶解』}する技を持ち、&bold(){「三解のフェイスレス」}の二つ名を持つ。
あと一つの技については&bold(){「自動人形を完全に沈黙させる秘密の技」}と濁している。
因みに[[作者>藤田和日郎]]はガイドブックでそれについて&bold(){「この本を隅から隅まで読めば、きっと理解できると思うんです」}と答えている。


*【作中での活躍】
サハラの戦いにおいて、しろがね-Oの部隊を引き連れて登場。
登場すぐに顔を伸ばしてふざけたり、副官のナイアがいきなり殺されても楽観的な態度を崩さない等、全開で空気を読まない。
しかし小型の手術室とも言える医療用カプセル「エッグ」を届ける等、ふざけた態度でも役には立つ。

そして[[フランシーヌ人形]]へと続く4つの扉の一つに、部下のコーフとしろがね化した犬を連れて入る。
4つの部屋は自動人形の仕掛けた罠であり、3人が戦って勝った者だけフランシーヌ人形に進めると言うものだった。
構造をいち早く見抜いた鳴海は、馬麗娜と壁を破壊して隣の部屋に移る。

そこではフェイスレスと犬だけが生き残っていた。
部下を殺したのではないかと疑う鳴海の疑念を晴らすべく、フェイスレスはリィナだけを逃がし、他のメンバーを救うことを宣言する。

次の部屋ではダールとティンババティが戦わされていたが、彼らを逃がした後、3体の自動人形と巨大な回転粉砕機に苦しめられる鳴海のもとに戻り、「5分だけ生きのび給え」と告げて立ち去る。
奮戦を続ける鳴海が、最後の1体に回転粉砕機に投げ込まれようとした瞬間、回転粉砕機が止まった為鳴海は反撃のチャンスを得て勝利する。
回転粉砕機が止まった理由を知ろうとする鳴海が見たのは、回転粉砕機を動かす歯車に自分の身体を巻き込ませたフェイスレスの姿だった。
瀕死の彼は、鳴海に自分がしろがねになった理由を語る。


孤児だったフェイスレスは、親戚をたらい回しにされるうちに、ふざけ屋の顔を持つようになった。
しかし、愛する幼なじみの前でだけは本当の顔ができ、彼女をかけがえのない存在と思うようになる。

ところがそのふざけ屋の態度が彼女の母親に嫌われ、仲を引き裂かれる。
そしてようやく再会した時に彼女は、人間の真似をする自動人形と結婚させられていた。

彼女を連れて逃げようとするが、"夫"の自動人形に見つかり争いの中で、彼女は井戸に落ちて死んでしまうのだった。

そんな自分の境遇を彼はこう語る。

#center(){

&color(purple){ナルミ君…僕の好きな言葉にこういうのがある…ジャン・コクトーだったかな…}


&color(purple){『運命とは、地獄の機械である』}

&color(purple){…面白いよ…本当に僕の運命は―地獄の誰かが設計した巨大な機械のようだよ…}
&color(purple){ある日それに何かがはさまって…止まってしまったんだ。あのトゲトゲのようにね…}
}


そして昔話を語り終えたフェイスレスは事切れた。


#center(){
&color(purple){…なーんてね………}
&color(purple){どうも…これをかけてないと…僕は…おしゃべりになって…いかん…な。}
}


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#include(テンプレ3)























#center(){&color(purple){&italic(){うっそぴょ〜ん!!}}}





黒賀村で[[白金>白金(からくりサーカス)]]、そして[[才賀貞義]]の記憶をたどった[[勝>才賀勝]]の前に、ピンピンした姿で現れる。





#center(){
&color(purple){白金、ディーン・メーストル、才賀貞義、フェイスレス司令。}

&color(purple){&bold(){全員同じ人間。}}



&color(purple){&bold(){君らにゾナハ病と災厄をばらまいた人間だよーん!}}

}


#center(){&bold(){&sizex(5){その正体は今作の黒幕『&color(orange){&ruby(バイジン){白金}}』。}}}

厳密に言えば白金本人ではなく、白金の記憶を溶かした「生命の水」を、攫った白家の子供に飲ませることで自身の自我と記憶をその子供にダウンロードした存在が現在のフェイスレス。
フェイスレスとしての本名は&bold(){「ディーン・メーストル」}。 

彼の目的は彼の正体とここまでの話を見れば理解できるだろうが、&bold(){フランシーヌの面影を持つ女性と結ばれること。}
そのために付きまとわれた女性三人の親しい人のほぼすべてを不幸な目に遭わせており、あまつさえその巻き添えとして全世界にゾナハ病と自動人形の脅威をもたらしたという、何処に出しても恥ずかしい外道である。

才賀貞義の姿で暗躍していた際、正二との戦いに敗れ濃硫酸入りのタンクローリーの中に落ちたのだが、
なんと濃硫酸のプールの中で、タンクローリーを分解して脱出していた。
とはいえさすがに無傷ではずまなかったため、身体の殆どを機械化していたが。
(上記回転粉砕機に巻き込まれたのに蘇ったのもその為)
機械化したおかげか戦闘能力も上がっており、[[ギイ>ギイ・クリストフ・レッシュ]]を一方的にボコってみせた。

そしてしろがね-Oを完全にサイボーグ化した半機械人間O、自動人形の生き残りを掌握し、勝に今度こそ転送する為に宣戦布告する。
そこまで勝に転送しようとする理由は、200年間ふられ通しだった自分の境遇を&bold(){「自分が唯一分解できない地獄の機械に操られた運命」}に例え、そこから脱するには勝に転送して、[[エレオノール>才賀エレオノール]]に愛されるしかないと思い込んでいる為。

そんなことがうまくいくかと言われても、


#center(){
&color(purple){だって僕は&bold(){『自分を信じている』}もん。}

&color(purple){&bold(){&sizex(4){自分を信じて『夢』を追い続けていれば、}}}

&color(purple){&bold(){&sizex(6){夢はいつか必ず叶う!}}}
}


と超絶ポジティブ。台詞だけならすごくいい人です。
つまり自分の為になることは全て正しいと思い込んでおり、自分がした所業(史上最悪の病気を作り上げてばらまく、最悪な人類の天敵を作り上げる、三代に渡って一方通行な愛により女性の周りの人々を不幸にする、etc.)についても、&bold(){罪悪感どころか悪いことをしているという自覚が更々なく}、[[この人>ウェザー・リポート(ジョジョの奇妙な冒険)]]が定義する[[自分が悪だと気づいていない最もどす黒い悪>プッチ神父(ジョジョの奇妙な冒険)]]である。
勝はそんな彼を&bold(){「全てを燃やし尽くして平然とゆらぎもしないどす黒く燃える太陽」}に例えた。

そして2年間、「自分が差し向ける刺客から、勝がエレオノールを守り続けるゲーム」を宣告して立ち去る。


その間に勝は修行して強くなり、エレオノールとの絆も深まりつつあった、が……

遂にフェイスレスは行動に出る。
全世界にゾナハ病をばらまき、最後の4人を含む選り抜きの精鋭を連れて、エレオノールを連れ去る。
そして捕らえたエレオノールが自分を憎悪するように仕向け、追跡してきた勝を捕らえて転送を完了させ、勝をフェイスレスの人格に変えてしまう。
エレオノールの前で勝だった自分がフェイスレスの自分を倒すことで、遂にエレオノールが勝だった自分を愛するように仕向ける。
愛し合う2人はロケットで滅び行く地球を離れ、宇宙ステーションで永遠に仲睦まじく過ごすのだった。


……妄想乙。

転送は一時的に成功したものの、勝は柔らかい石により万能の霊薬同然となっていたエレオノールの血を飲んでいた為、転送してきたフェイスレスの人格は病原菌扱いされて排除されてしまったので、戦闘中に勝に戻ってしまい失敗。
勝はエレオノールを連れて脱出し、彼はロケットに一人取り残され宇宙へと飛ばされた。

宇宙ステーションにたどり着いた彼は老人の肉体を捨て、クローン技術で造り上げた本来の姿である若い肉体に替える((この時のコマの隅で、古い肉体は用済みのように放り捨てられているのが見える))。
そして3度目の失恋を経験した彼は、もはや全てがどうでも良くなり、エレオノールもろとも地球全人類を滅ぼすことを宣告する。

なお、サハラで鳴海に親しくしたのは、兄の銀の記憶を持ち、兄と似た雰囲気を持つ彼にエレオノールとの結婚の見届け人になってほしかった為。
無論鳴海に語った過去は嘘八百......なのだが、どうもフランシーヌと銀の最期に類似点が見られる((正確には自動人形=銀、幼馴染の恋人=フランシーヌを置き換え、「自動人形(銀)が恋人(フランシーヌ)を横から奪い連れ去った」という自分に都合のいいように解釈したような話になっている))。


そして奮戦の末、宇宙ステーションにたどり着いた勝を出迎える。
勝との激闘の最中、勝がエレオノールに恋していたはずなのに何故鳴海に譲ったのか問いただす。

そして--

#center(){
&bold(){&color(green){「だって、しろがねを最初に好きになったのは、ナルミ兄ちゃんだもん!!」}}
}

この言葉にフランシーヌを奪えども決して幸せではなかった過去を思い出して、動揺し敗北する。

そこに彼を追ってきたディアマンティーナの、一方的に自分への愛を要求する様を見て、自身の一方通行な愛の醜さを自覚。

自分と同じ運命に対して真逆の答えを出した勝と醜い愛を自分がやったように押し付けるディアマンティーナ。
合わせ鏡のような二人を見て200年の時を経て遂にフェイスレス、白金は遂に真理を悟る。

#center(){
&bold(){&color(purple){己こそ、己を含めた関わった人物全てに対して理不尽を強要した『地獄の機械』そのものなのだと}}
}

#center(){
&bold(){&color(orange){「愛されるほうにも都合ってもんがあってさ、愛されたからって、そのヒトを一番に愛するとは限らないんだよ」}}

&bold(){&color(orange){「僕が別のヒトを愛する自由だってあるんだよーん」}}

&bold(){&color(orange){「ククッ、勝。お前が言いたかったのはこういうことなんだろう?」}}
}

自身の余りの業の深さを自嘲しながら幽鬼のような雰囲気でディアマンティーナを拒絶し分解するも、逆上した彼女に刺され、さらに爆弾クマちゃんの爆発によって、宇宙ステーションが黒賀村へ向けて墜落し始める。

なんとか方向を変えようと奮闘する勝を見ているうちに、叱咤するように勝を指導して、2人で協力してブースターを噴射させる作業に取りかかる。
その中、いつも駄目な自分を教え導いてきた兄の気持ち、そして自分が我慢して大切な人を含めた人の笑顔が守られるなら、それで十分という自己犠牲の心を理解する。

作業を終えた後、自分に唯一残された観客である勝の為に、彼の望みであるゾナハ病をまきちらす虫型の自動人形を止めるカギが、エレオノールの歌う子守歌であることを教える。
そして一緒に脱出しようという誘いを断り、勝を一人で脱出させた。

崩壊する宇宙ステーションに残った彼は、懐かしい子守歌を聞きながら、孤独な自分に付き合って残った自動人形のグリュポンを抱きしめ、恐らく200年もの間、口にしてこなかったであろう反省の言葉を涙を流しながら述べ、人生の幕を閉じた。


#center(){
&color(orange){本当にバカだよなァ…あのガキ。}

&color(orange){僕の大きな計画の、ほんの小さな歯車にすぎなかったヤツが…結局全部ぶち壊してしまった…}
&color(orange){…バカのくせにさ}

&color(orange){でもな…弟を助けるのが、兄だもんなァ。}

&color(orange){銀…兄さん…}



&color(orange){&bold(){&sizex(5){僕が、まちがっていたよ。}}}
}


最終巻末のカーテンコールの最後には、勝や鳴海やエレオノールと共に、満面の笑顔で手を振る彼の姿がある。


全くの余談であるが、ディーン・貞義・フェイスレスと、名を変え顔を変え暗躍した彼だが、勝に宣戦布告してからはずっと「フェイスレス」の顔をしている。

実は思い入れがある顔なのだろうか?


なお、「三解」の最後の一つの技は&bold(){『理解』}。

自分が造物主であることを自動人形に&bold(){『理解』}させ、自分に従わせること。


&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実はガイドブックの時点で、&bold(){作者自らによって思いっきりネタバレしていた。}このさり気ないやり方は見事としか言わざるを得ないだろう。}}


兄と恋した人との絆を『分解』し、己の体と魂を『融解』させ、多くの顔と名を作り上げて愛を求めた男は、
最後の最期で、己の人生の中で最高の輝きを持つ『黄金』を錬成し、己の過ちを『理解』したのだった…。






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- 全世界に被害をばらまき、数えきれないほどの不幸をばらまきながらあくまで自分は運命に翻弄された悲劇の主人公で目標に向かって前向きに生きてるつもりっていうのがまた凄まじい邪悪さを放ってたなあ。  -- 名無しさん  (2013-10-10 21:34:14)
- 世界最悪クラスのブラコン こいつの執着って兄貴の気を引くことがメインでフランシーヌとかそのための道具としかみてなかった気ガス だから愛されなかったんだろうが  -- 名無しさん  (2014-01-15 23:09:16)
- ここまで拗れたのは単に好きな女をどっかの適当な男にとられたからじゃなく、信頼してた大好きな兄貴が好きな女とったからだからだからな  -- 名無しさん  (2014-01-22 10:29:00)
- 最近じゃポケモンに似てる奴が出てきたな。あっちは女だが  -- 名無しさん  (2014-01-22 12:53:06)
- 白面が最強最悪ならこいつは最低最悪だな  -- 名無しさん  (2014-02-11 21:05:56)
- そういう時もある  -- 名無しさん  (2014-02-11 21:19:45)
- ↑3 XYでそんなのいたか?フェイスレスのような超絶ポジティブで強烈な妄想癖のある最低最悪なヤツ。  -- 名無しさん  (2014-02-11 21:23:34)
- ↑分かってたけど改めて字面を見るとすごいなww 上の人は多分パキラのことを言いたいのかな そこまでじゃあないと思うけど  -- 名無しさん  (2014-02-11 23:58:36)
- そこまでどころかすっっっっごくかけ離れてるだろ。フェイスレスの大きな特徴である超絶ポジティブで強烈な妄想癖すら持って無い奴と一緒にしないでほしい。  -- 名無しさん  (2014-02-12 00:31:15)
- 他人を踏みにじり、理想に狂っていると言うことは共通してると思うがね。あくまでまんまじゃなくて似てるって感じだろう  -- 名無しさん  (2014-02-12 00:39:54)
- ↑そんな悪役ならごまんといるぜよ  -- 名無しさん  (2014-03-01 08:29:34)
- こいつが恐ろしいのはあくまで「自分は悲惨な運命に翻弄された悲劇の主人公」だって最後の最後まで思い続けていたところなんだよなあ。自分が邪悪だと気付いていない最悪。まあ惚れてた相手を気がないっていってた兄貴に寝取られる&目の前でキス・プロポーズなんて見せつけられたらそら狂うのもわからんではないが  -- 名無しさん  (2014-03-01 08:47:16)
- ↑3 共通点がおおまかすぎだろ。  -- 名無しさん  (2014-03-01 12:59:33)
- 最後の最後までぶれないキャラだったな。勝を助けたのも過去の自分と被って自分を救おうとしただけだし  -- 名無しさん  (2014-03-28 23:17:58)
- 個人的に作中で一番好きなキャラだった。とんでもないド外道で基地外なんだけど不思議な魅力があった。  -- 超☆天才  (2014-06-22 13:09:11)
- まあ、兄とフランシーヌが結ばれるあのシーンは、最愛の二人に裏切られ置いていかれる悪夢のような絶望だったんだろうな。白金たぶんフランシーヌと兄がいれば世界がどうなろうと関係ないと思ってただろうし。  -- 名無しさん  (2014-08-06 21:18:52)
- からサーの裏主人公だったわ 物語の黒幕として裏からの暗躍と表舞台での大暴れとキチガイ染みた言動 そして見事な散り際 最高だったよ  -- CC  (2014-10-08 13:42:57)
- ポジティブおじさん  -- 名無しさん  (2014-10-17 05:30:49)
- 歪みきってるけど、何処までも自分の信念に真っ直ぐで良い事だ^^  -- 名無しさん  (2014-10-20 11:50:36)
- 上で言われてるけど、パキラに似てるとは思わないなぁ パキラはプッチ神父 フェイスレスはシーザー・クラウンと重なるわ  -- 名無しさん  (2014-10-23 23:07:08)
- ケフカっぽい感じだな  -- 名無しさん  (2014-10-24 10:00:44)
- やっぱりフェイスレスが狂った原因は、フランシーヌが自分と添い遂げない事よりも白銀が自分から離れる事だったと思う。だからこそ最後の相手に鳴海を望んだんだろうし  -- 名無しさん  (2014-10-25 00:11:06)
- ↑大好きな兄貴と愛した女性が一緒になる事で二人揃って自分から離れてしまうとでも思ったのだろうか  -- 名無しさん  (2014-10-26 15:01:18)
- 当人は誰からも愛されないって言ってたけど銀兄さんとフランシーヌには確かに愛されていたのにな…… あとディアマンティーナにも  -- 名無しさん  (2014-10-26 15:03:19)
- ↑惜しむらくはそのことに白金がもっと早く気付くことができなかった事かもな…。ってか、三解の最後の一つ、ガイドブックの時点で藤田先生さりげなく思いっきりネタバレしてたのな  -- 名無しさん  (2014-10-26 15:32:14)
- ↑死ぬ間際に理解出来たのが救いかね……    -- 名無しさん  (2014-10-26 21:33:53)
- だからこそ「僕が、まちがっていたよ。」が光る。  -- 名無しさん  (2014-10-31 13:32:07)
- ↑2 物語を通して、自分自身に三解を施したって事か……そうすると、分解は大分こじつけっぽい感じになっちゃうけれど。改造は一種の分解ってことでどうだろう  -- 名無しさん  (2014-11-10 02:28:16)
- ある意味、本作の主人公は彼だったのかもしれない。  -- 名無しさん  (2014-12-02 12:38:10)
- こいつが、アルレッキーノ達に対して、「フランシーヌ人形が偽物とは知らずずっと付き従っていたのが滑稽だった。」と評しているが、フランシーヌに似た女達(正確にはフランシーヌの血族だったが)を数百年以上追いかけ続けるあんたはなんだろうけど思った。仮に2人を手に入れても本物のフランシーヌじゃないのに。  -- 名無しさん  (2014-12-18 16:33:07)
- フェイスレスはそのへんも「自分のことは棚に上げる」っつーか、都合の悪い自分は見ようとしないタイプの狂人だからね。道化みたく回りくどかったり無駄なおふざけも好む破綻者だし。だからラストでしろがね犬やディアマンや勝に自分のその目を背けてた都合の悪い部分を鏡写しにされて初めて「顔無し」でいられなくなった。  -- 名無しさん  (2014-12-18 17:55:42)
- しかし皮肉な話だよな……自分の計画の為に用意した新しい肉体(勝)や手駒(ディアマンティーナ)が今まで忘れていた、あるいは自覚してなかった自分自身だったってのは…。  -- 名無しさん  (2015-01-07 21:15:24)
- 自分自身を何人も複製し「分解」し、体を酸のプールで「溶解」させられ、最後は自分の間違いを「理解」した男   -- 名無しさん  (2015-02-26 00:33:30)
- 最近、某エロゲーのラスボスが「人は誰しも諦めなければ、夢は必ず叶うと信じているのだぁ!」って発言でこいつを思い出した。彼にとってはフェイスレスもまた、輝かしい人間になるのだろうか。どんな願いであれ必死さや立ち向かう勇気をこそ評価する人だし  -- 名無しさん  (2015-03-16 19:42:11)
- 人間臭いラスボスだよな。仕出かした事は間違いなく擁護出来ないレベルなんだけど不思議と憎めない。  -- 名無しさん  (2015-04-11 16:55:34)
- フェイスレス司令の台詞は中尾隆聖さんの声で脳内再生される。白金の台詞は日野聡さんの声で脳内再生される。  -- 名無しさん  (2015-04-20 12:15:46)
- 存命だったら青野武さんにやってほしかった  -- 名無しさん  (2015-04-26 01:01:57)
- この漫画を読んで、見習ってはいけないポジティブという物がある事を知りました!  -- 名無しさん  (2015-05-13 22:01:24)
- 最終巻で痛々しいディアマンティーナを見てるときの真顔っぷりに、思わず吹いてしまったw  -- 名無しさん  (2015-06-11 00:50:18)
- ↑3 四人全員山ちゃんにやらせれば問題ないと思う、実際合ってる気がする  -- 名無しさん  (2015-07-23 01:21:24)
- なんか記事変わった?前はフェイスレスと白金で記事が分かれてて、「→飛び込む  飛び込まない」ってのが最後にあった気がするんだけど。その書き方が好きだったんだけど  -- 名無しさん  (2016-01-24 13:56:57)
- ↑何言ってんの?白金の項目は今でもちゃんとあるじゃん。「→飛び込む 飛び込まない」もそっちにちゃんとあるし  -- 名無しさん  (2016-01-24 14:17:54)
- 個人的には最後の最後まで反省せず悪党のまま地獄に落ちて欲しかった  -- 名無しさん  (2016-12-22 07:44:38)
- ↑いや、それだと死に勝ちになっちまう。  -- 名無しさん  (2016-12-25 20:18:06)
- 自分大好きって点が、自分大嫌いだった前作ラスボスと対になってるんだよな  -- 名無しさん  (2017-01-09 21:23:43)
- 少年漫画史上でも最大級のヤンデレでありメンヘラでもあるラスボス  -- 名無しさん  (2018-03-23 08:48:28)
- 自分の思い通りにならないのが運命、故に地獄、だけど思い通りにいかないとしても幸せにはなれた、彼は思い通りに出来そうなほど天才だった、だから思い通りにしようとしてしまった、しかしどこまで行こうと思い通りになることはない、妥協や諦めという言葉を使っても良いが敢えていうなら自分が与えられてる幸せ、小さくても望んでいるものと違っていても確かにある幸せに気付ければ彼もまた幸せになれたでしょう、だから間違っていたんだろう  -- 名無しさん  (2018-10-03 14:02:32)
- 才賀貞義、フェイスレス、白金、この3つの項目が乱立しているのをうまくまとめる必要があるのでは?  -- 名無しさん  (2018-10-29 05:54:19)
- ↑ 3つに分かれているのはある意味「三解」の状態ではないだろうかとふと思った  -- 名無しさん  (2018-10-29 09:57:35)
- 「僕が間違っていたよ」って言う直前の悔しさとか後悔とか罪悪感とか色んな感情をない交ぜにしたような瞳をがたまらなく好き  -- 名無しさん  (2018-11-01 21:27:15)
- 200年間も「俺は正しいことをしてる」って思い続けてた事を省みれるのは凄いな。最後の最後まで醜く足掻きそうなものだけど  -- 名無しさん  (2018-12-25 23:42:52)
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