&font(#6495ED){登録日}:2011/04/13(水) 12:21:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 機動戦士ガンダム 戦士達の軌跡は、2004年3月18日にバンダイからニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして発売されたゲームである。 VSシリーズとは異なり、ジオニックフロントやコロ落ちに似たタイプのガンダムゲーであり、本作ではプレイヤーが一年戦争時代(基本は劇場版における劇中)に活躍したパイロットの追体験をし、シナリオを攻略していくものである。一部オリジナルな展開も用意されている。 使用可能パイロットは総勢15名(連6名 ジ9名)で、それぞれにシナリオが用意されている。機体は30機前後。 なお本作では ・弾切れになってもリロードしない ・パイロットステータスの低いうちは照準にまっすぐ弾が飛ばない ・機体が携行できる武器は最高2つで、あまりに重いものを持たせると機動力、バーニア性能ダウン ・スタート画面にてリアルタイムで友軍に指令可(一部不可) ・戦艦1隻につき補給(弾薬、盾耐久値の回復)、修理(雀の涙程度のライフ回復)、艦砲射撃(スタート画面におけるマップ兵器みたいなもの)が出来る回数が決まっている ・レーダー画面にて、あまりに遠く離れた敵は大体の位置までしかつかめない(特定のアビリティ発動で発見可) ・量産型の装甲(体力)が紙 ・攻撃のカス当たりというものが存在 ・盾を構えながら攻撃可 と、良くも悪くもリアリティを追求した形となっている。 さらに、パイロットにはアビリティという特殊能力が存在し、スタート画面でこれを作動する事で様々な恩恵を得られる。 作動にはパイロットステータス“集中力”という数値を消費する。 また、自機も含め敵味方にはプレッシャーゲージなるものがあり、敵に遭遇したり、攻撃を受けすぎると上昇。MAXになるとパニクってしまい、一定時間スティック上下やボタン配置がランダムに入れ替わり操作がめちゃくちゃになる。(自機以外だと棒立ちになる) プレッシャーゲージ上昇に伴い普段は使えないアビリティが使えるようになったり、あるいはその逆もある。 パイロットは任務終了時の経験値によりレベルアップし、各能力の向上、オプションパーツのランクアップ、被直撃率の低下などが得られる。レベルは30まで上がる。 【シナリオ紹介 連邦軍編】 ルナ・チタニウム合金のおかげで耐久値の高い機体が多く、高火力のビーム兵器も充実しているので、初心者にはおすすめ また、ちゃんとチュートリアルもある ・アムロ編 アムロの急成長ぶりとガンダムの鬼性能を体験できる。特にアムロは最終ステータスが最強なので、後半はどんなMSに乗せても暴れられる シナリオはほとんど原作通りで、ささやかながらラストシューティングのシーンも再現されている ・カイ編 ・ハヤト編 登場機体や敵機配置が違うだけで、どちらもあまり変わらない とりあえず味方のアムロを突っ込ませれば万事解決 ・シロー編 陸ガン3機+ホバトラ(戦艦扱い)の小隊長で、「必ず生きて帰る」がモットーなため、1人でも撃墜されるとアウト。特にホバトラは紙装甲なので注意 100mmマシンガン持ちのEZ-8で“倍返しだー!”ができる ・セイラ編 一話のみ。ガンダムを強奪しラル隊と接触するというもの。 セイラさんが素人のためか、プレッシャーゲージがどんどん上昇しどんどんパニクる最難関ミッション。 ・クリス編 ゲスト出演なのか、ザク迎撃ミッションのみでケンプファーは出てこない。 初回のみガトリングの弾数がちょっとしかないので、原作通りサーベル片手(右手だが)に戦うことになる。 【ジオン編】 基本的に耐久値が低く、連邦機と比べて性能もまずまずなものばかりで難易度は高い。 しかし豊富な携行武器、リロード無限なメガ粒子砲など面白みは満載。 ・シャア編 中尉時代のルウム戦役から始まり、大半がホワイトベース隊との戦いなのだが、原作通りザクを一撃で倒せるガンダムを相手にするという半オワタ式 ちなみにシャアザク搭乗時にあの跳び蹴りが可能 ア・バオア・クーでガンダムや木馬を倒した後はルナツーへ赴くのだが、そこで彼の前に現れた新たな敵とは… ・ラル編 木馬との対決 ガンダム以外はグフのヒートロッドで一方的に倒せる ちなみに本作で自機として使えるグフはYMS-07Bなので、彼の専用機である ・黒い三連星編 プレイヤーキャラはガイアで、基本的にマッシュかオルテガが撃墜されるとアウト 何気に専用機が多い ジェットストリームアタック形態で三位一体の攻撃を仕掛ける事ができる 木馬の撃墜後はあの“闇夜のフェンリル隊”と共闘することになる。 ちなみに登場するフェンリル隊メンバーはニッキ・ロベルト、シャルロッテ・ヘープナー、レンチェフ、マニングの4人。ラスボスはアムロのG-3ガンダム 以上のことから三連星が最も優遇されているゲームかもしれない。 ・アイナ編 アプサラスは2のみが登場。超火力+リロード無限なメガ粒子砲により別ゲーと化す。ただし集中砲火には注意 ・バーニィ編 ガンダムと対峙するところからスタート 原作通りマシンガンは弾切れで、武器はヒートホークのみ。上手くトラップに誘い込み、体力を減らしてからトドメをさそう ・ノリス編 ヒートロッドでシロー機以外は倒せる 基本的に単独出撃で友軍機が少ないので、慎重な立ち回りが必要 ・ガトー編 当時大尉。302哨戒中隊所属 なかなか見かけない彼専用のリックドムが登場する しっかりとカリウスがお供をつとめてくれる ・ジョニー・ライデン編 高機動型な彼専用機だが、当然ながら重力化だと能力を発揮出来ない お供にキマイラ隊のトーマス・クルツ(CV:中尾隆聖)が登場 ・ララァ編 エルメスの操縦は慣れないと難しいが、ビットを飛ばしておけば勝手にボコボコにしてくれる 【補足】 今作はセイラ・マス役を勤めた井上氏の遺作であり、全シナリオをクリアするとスタッフ一同からの追悼コメントが表示される また、全シナリオSランククリアでハードコア・ミッションが解禁される ハードコア・ミッションはどれもこれもスタッフの遊び心が見えるので是非やってみてほしい 他にも古谷氏が渋い声でMSの解説をしてくれる“MS グラフィックス”もある 興味のある人はYOUTUBEなどで探してみよう 追記修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - MSの挙動はやや違和感のある出来ではあるものの(最近のガンダムのゲームよりはマシだけど、連邦VSジオンシリーズに比べると劣る)、原作の気分は十分に味わえる良作。 -- 名無しさん (2014-06-05 19:06:19) - ところで、「CV古谷徹のMS解説が聴ける」等も全てその商品の価値の一部なのにyoutubeで探してとか言っちゃいけませんよ。見たい人は買いましょう。 -- 名無しさん (2014-06-05 19:53:12) - MS解説の声リボンズの人だと思った -- 名無しさん (2014-06-05 19:59:40) - 黒い三連星専用ゲルググとかいうドマイナーな機体が拝める作品でもある -- 名無しさん (2015-10-07 00:09:43) #comment #areaedit(end) }