ウルトラマンティガ

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ウルトラマンティガ」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2009/08/02 Sun 22:50:03
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 25 分で読めます

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&tags()
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#center(){&font(#800080,b){巨人を蘇らせる方法はただ一つ―――}
&font(#800080,b){ダイゴが光となること}

&font(#800080,b){その巨人の名は―――&color(red){ウルトラマン}&color(#6e4598){ティガ}}

#center(){
&blankimg(Ultraman Tiga Henshin 8 brothers ver 2.png,width=616,height=346)
}

&sizex(7){&font(#800080,b){究極の勇者!! 躍進。}}}

#right(){&sizex(1){画像出典:大決戦!超ウルトラ8兄弟(2008年)より}}
#right(){&sizex(1){@円谷プロ、「大決戦!超ウルトラ8兄弟」製作委員会}}



「&bold(){&color(red){ウルトラマン}&color(#6e4598){ティガ}}」とは『[[ウルトラマンティガ>ウルトラマンティガ(作品)]]』に登場する主役ヒーロー。
この項目では作品ではなく登場キャラとしての&bold(){ウルトラマンティガ}について記載する。 


#openclose(show=●目次){
#contents()
}




*【プロフィール】
[[身長]]:ミクロ~53m
体重:4万4千トン
[[声>声優(職業)]]:[[真地勇志]]
  [[長野博>V6(アイドルグループ)]]((会話をする際はテレビシリーズでもダイゴの意志(28・39・45話など)))(TFO・超8兄弟)
  [[緑川光]](講談社全プレビデオ)


#center(){
&blankimg(Ultraman Tiga 01.png,width=462,height=346)
&blankimg(Ultraman Tiga 02.png,width=462,height=346)}
#right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマンティガ(1996年9月7日~1997年8月30日)}}
#right(){&sizex(1){第1話「[[光を継ぐもの>光を継ぐもの(ウルトラマンティガ) ]]」より ©円谷プロ}}


*【概要】
主人公 [[マドカ・ダイゴ]]が変身アイテム「[[&bold(){&color(gold){スパークレンス}}>変身アイテム(ウルトラシリーズ)]]」を用いて[[変身>変身(ヒーロー)]]する[[ウルトラマン]]。

3000万年前の[[地球]]で、超古代の都に突如迫った強大な闇の脅威から人々を救うため、オリオンの星雲より地球へ降臨した光の巨人。
ティガをはじめ、多くの巨人が怪獣たちを倒し[[平和]]を取り戻した後は[[人類>ヒト(生物)]]の選択には干渉せず、
人々に戦士としての力を託して体だけを地球に残し、本来の姿である「[[光]]」の魂となって肉体から分離し、再び故郷の星雲へと帰って行った。
そしてその後は巨人像とでも言うべき肉体だけが残り、怪獣災害から人々を救った守護神となっていた。

ダイゴが一体化した時点で「光」、つまりかつて「ウルトラマンティガ」だった魂は肉体から分離していたため、
それまでの一体化型ウルトラマンとは異なり、「ウルトラマンティガ」として力を行使する相手やタイミングはダイゴ隊員の意志のみに委ねられており、
「&color(red){突如として得た超人の力をどのように行使するべきか}」についての彼の葛藤も、物語中で取り上げられている。

なお、宇宙に帰った「光」がまだ存命だった場合、ティガは&bold(){歴代ウルトラ戦士の中の最年長候補の一人}ということになる((おおよそ3000万歳以上。[[キング>ウルトラマンキング]]や[[ノア>ウルトラマンノア]]よりも上である。))。


デザインは丸山浩が担当。
シンプルかつ神秘的で美しいティガの完成されたデザインは今尚評価が高い。

今までとは異なるウルトラマンとして、

・&b(){はじめての赤を基調としないカラーリング}
・&bold(){大胆に“抉られた”形状の頭部}((従来のシリーズでは、初代ウルトラマンをデザインした成田亨も自身の詩で言及したように、頭部にツノといった色々とパーツを付け足すデザインが多かった。タロウやレオなどがその一例である。))
・&b(){金色のプロテクター}

など、それまでになかった意匠も取り入れられており、それ以降の平成ウルトラマンの造形にも大きな影響を与えている。
勿論、そこに辿り着くまでには随分とデザインは難航したそうな。

地味なところでは「シュワッ」と言わず、「タアッ」「ハッ」と言うのも特徴。


#center(){&blankimg(ウルトラマンティガ2.png,width=451,height=256)}
#right(){&sizex(1){画像出典:新ウルトラマン列伝}
&sizex(1){81話「ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人(後編)」より}
&sizex(1){2015年1月20日放映 @円谷プロ}}

劇中では夜間戦闘を行うシーンが多かった事もあり、体のクリスタルが発光する[[ウルトラマンギンガ>ウルトラマンギンガ(登場キャラクター)]]と共に「&b(){&color(gold,navy){夜景が似合うウルトラマン}}」と言われていたりする。





*【[[タイプチェンジ>タイプチェンジ(ウルトラシリーズ)]]】

#center(){&blankimg(ウルトラマンティガ1.png,width=451,height=256)}
#right(){&sizex(1){画像出展:新ウルトラマン列伝}
&sizex(1){80話「ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人(前編)」より}
&sizex(1){2015年1月13日放映 @円谷プロ}}


ある意味&b(){ティガを最も象徴する能力の一つ。}
戦闘面での特徴として、ティガはタイプチェンジで能力の傾向を変え、様々な状況に対応するというものがあり、
デザイン同様、こちらの特徴も平成ウルトラシリーズに受け継がれていくことになる。

以下はテレビ版におけるティガの各形態。


**◆&font(#808080){マル}&font(#6e4598){チタ}&font(#ff0000){イプ}
スピードとパワーのバランスが整っている基本形態。変身直後は基本的にマルチタイプである。
赤と青紫の両方の色が銀色の体に入っている。
「前に伸ばした手は平手、胸に添える手は握り拳」という構えを取るのが特徴。

必殺技は[[ゼペリオン光線]]。
奥の手として[[ウルトラヒートハッグ>ウルトラヒートハッグ(ウルトラマンティガ)]]がある。


**◆&font(#6e4598){スカイタイプ}

#center(){
&blankimg(Ultraman Tiga 03.png,width=346,height=260)}
#right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマンティガ(1996年9月7日~1997年8月30日)}}
#right(){&sizex(1){第3話「悪魔の預言」より ©円谷プロ}}

スピードに長けるがパワーに劣る形態。
マルチの赤い部分が青紫になり、体もシャープに。
構え方はマルチタイプと同じだが、両手とも平手にする。

必殺技はランバルト光弾。
序盤ではCGなども用いられたが徐々に出番が減り((全51話中、11回しか登場していない))、基本3形態中、待遇が一番悪い。


**◆&font(#ff0000){パワータイプ}

#center(){
&blankimg(Ultraman Tiga 04.png,width=346,height=260)}
#right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマンティガ(1996年9月7日~1997年8月30日)}}
#right(){&sizex(1){第2話「石の神話」より ©円谷プロ}}


膂力に長けるがスピードに劣る形態。
マルチの青紫の部分が赤になり、体もムキムキに。
構えはスカイタイプとは逆で、両手を握り拳に変える。

必殺技はデラシウム光流。
ゼぺリオン光線も撃てるが[[相手>ガタノゾーア]]が悪かった。
赤一色と言うこともあり、当時、従来からのファンにも好評だったそうな。
 


**◆[[&font(#ffdc00){グリッターティガ}>グリッターティガ]]
最終回で登場した金色に光り輝く最強形態。

[[ガタノゾーア]]との戦いに敗れ石化されたティガに、子供たちを中心とした「人の光」が集まった姿である。
タイプチェンジによって変化した形態ではなく、形態名にも「タイプ」は付かない。
マルチタイプが人の光によってその力を昇華した形態であるため、使用できる能力はマルチタイプの単純な強化版となる。
世界中の子供たちと一緒に同化して戦っているためある意味、&bold(){[[合体ウルトラマン>スーパーウルトラマン]]}の部類に入るのかもしれない。

詳細は該当項目を参照。


*【かつてのティガ】
以下は設定が特殊なため、タイプチェンジというよりも進化の途中と言った方が適切かもしれない。

**◆&color(dimgray){ティガダーク}
映画『TFO』に登場した、過去に闇堕ちしてしまっていた時の姿。黒を基調としたカラーリングで、銀色の部分も暗い色味になっている。
超古代の[[闇の巨人>闇の巨人(ウルトラマンティガ)]]の中で最強の力を持っていたが、劇中では変身したダイゴの心が光だったために本来の力を発揮出来ず、苦戦を強いられた。
[[ULTRA-ACT]]には新たな設定が付加され、光線パーツが付属。
『[[ウルトラマンギンガ]]』にも登場した。

ちなみにファンのみならず&bold(){公式からも}よく誤解されることが多いが、
ティガは元々光の巨人であり&bold(){この映画までに「光」→「闇」→「光」(この段階で力がダイゴに受け継がれる)&br()→「闇」→「光」と立場を変えているので、あくまでかつての姿なだけでこれがティガ本来の姿というわけではない。}
つまり、タイプチェンジ能力を得る前の光の戦士だったティガの真の姿は、今もって謎のままである。

 
**◆&color(dimgray){ティガ}&font(#ff0000){トルネード}
映画『TFO』にて、闇の巨人の一人「剛力戦士ダーラム」の闇の力を光に変換して吸収、パワーアップした姿。パワータイプの原形。
ティガダークに赤いラインが入り、必殺技としてデラシウム光流が使えるように。



**◆&color(dimgray){ティガ}&font(#6e4598){ブラ}&font(#ff0000){スト}
映画『TFO』にて、闇の巨人の一人「俊敏戦士ヒュドラ」の力を光に変換して吸収・パワーアップした姿。スカイタイプの原形。
赤と青紫の色が入って外見はかなりマルチタイプに近くなったが、顔と胸のプロテクターのラインが黒いまま。
必殺技としてランバルト光弾が使えるように。


デザイナーの丸山浩によると、ちなみにこの3種は当初は頭部だけ一緒で体のラインや模様等は通常のティガとは全く違うものにするつもりだったが、
スーツ製作の時間や商品展開を考えて諦めることになったらしい。

またこれらの姿は、いずれも脚本段階で本編と同じ3タイプの姿として書かれていたが、劇場版のプロデューサーである鈴木清によって考案されたとのこと。



*【以降のシリーズでのティガの活躍】
平成ウルトラマンの顔として後のシリーズにも客演する機会も非常に多い。
一方で、ダイゴを演じる長野博が多忙であることと、長野の[[所属事務所>ジャニーズ事務所]]の事情等でダイゴ本人の客演は滅多に見られないが、それでもティガ自身は重要な役回りを任されることが殆どである。


**●『[[ウルトラマンダイナ]]』
『ダイナ』の劇場版『[[ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち]]』ではティガが登場。
ダイナがクイーンモネラに敗れても希望を捨てなかったススム少年と人々の光がもういないはずのティガを実体化させた。
力を失っていた[[ウルトラマンダイナ>ウルトラマンダイナ(登場キャラクター)]]に光を分け与えて復活させ、共にクイーンモネラを倒した。

『[[ウルトラマン80]]』に登場した[[妄想ウルトラセブン]]と「人間の願いがウルトラマンとして実体化した」という経緯こそ似ているが、
方向性とか色々違うので、妄想ウルトラマンティガとか言わないであげてください。
また、人々の光がティガの形を取ったような存在のため、『ティガ』本編に登場した、ダイゴが変身したティガとは&bold(){明確に別人}とされている。

その演出からよく妄想ウルトラセブンと同じく人形そのものが巨大化し動き出したと思われがちだが、
&bold(){よく見てみるとティガが登場した後もススム少年はティガの人形を握っている。}

元々は「『ティガ』本編の時間軸から『ダイナ』本編の時間軸にタイムスリップしたダイゴがティガに変身する」、
または「人々の光によりスパークレンスが奇跡的に復活する」というプロットが予定されていたが、
事務所関係のゴタゴタなどで長野の本映画への出演がNGとなり、ティガ登場の経緯が変更されたという。
&font(l){そのおかげで『光の星の戦士たち』は何の障壁も無く動画配信サービスで視聴が可能というのはなんとも皮肉な話である……。}


その後、TV本編第50話・第51話で&b(){&color(gold){遂にダイゴ本人が登場。}}
火星で倒れた[[アスカ・シン]]を助け、自分がウルトラマンである意味に葛藤する彼に助言を与えた。

 
**●『[[ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY]]』
ティガはかつて、一時的に「闇の巨人」になっていたという衝撃の過去が明かされた。
テレビ版の数年後、ダイゴとレナの結婚までの日々を舞台に、超古代文明滅亡の謎やダイゴがティガとしての因縁に決着を付ける姿が描かれる。
余談だが、この映画ではティガの声をTV版で担当した真地ではなく、ダイゴ役の長野が担当している。


**●『[[ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦]]』
[[ウルトラマンガイア]]のピンチに、勉たちの願いを受けた赤い珠の能力でダイナと共に時空を超えて呼び出された。
『光の戦士たち』とは異なり、人間体こそ登場しないがこのティガはダイゴが変身した、『ウルトラマンティガ』本編に登場したティガと同一人物である。
ちなみにこちらも、ラストシーンでティガとダイナも変身を解除して我夢に加えて、ダイゴとアスカも少年たちを諭すプロットが初稿では存在していた。
こちらも、事務所関係などの問題で長野の出演が叶うことはなかった……。


**●『古代に蘇る巨人』
オリジナルビデオ。
最初は縄文時代にタイムスリップしたダイゴの長男マドカ・ツバサが変身するが、ツバサは父ほど『光』の因子がなく、不完全な変身しかできなかった。
後に、現地の少年・アムイが完全な変身を行う。
ダイゴが未登場だった為、平成ウルトラマン3部作のOVでは、唯一テレビシリーズからの主人公が登場も変身もしなかった。


**●『光の子どもたちへ』
シリーズでも非常に珍しい、プラネタリウム作品。
現状、『ウルトラマンティガ』のタイトルを冠する最後の映像作品((実際の内容はプラネタリウムなのでスチール写真がスライドショーのように天井に映し出される形式であり、特撮映像は皆無に等しい。))だが、
プラネタリウムなだけあって令和現在は視聴できる機会が極めて厳しいのが難点。

『ダイナ』とはパラレルワールドの世界観であり、どういう訳か「宇宙魔王」なる存在に敗れて[[人形の姿にされてしまい>スパークドールズ]]、とある公園に墜落していた。
そこを、かつて光を継ぐものの素質を持っていたサラリーマンのイクルに拾われ、謎の少女・ルリの力で2300年の火星へとタイムスリップしてしまう。
未来の宇宙を脅かそうと企む宇宙魔王が誕生させた怪獣デブリタウロスとデブリファルドを倒すため、イクルをウルトラマンティガへと変身させた。


**●『大怪獣バトル』シリーズ
『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』及び『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー NEO』に登場。
ゲーム及び漫画作品であるが、TVシリーズ『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』と密接に関係する作品なので記載。
『ティガ』本編後の[[キリエロイド]]が登場する。
[[M78ワールド>M78ワールド(ウルトラシリーズ)]]に飛ばされており、[[悪の>テンペラー星人]][[星人>マグマ星人]][[達>ババルウ星人]]と共にカネゴンのバトルナイザーを奪おうとしたところでワームホールに飲み込まれ元の世界にようやく戻れた…
と一瞬思われたが、実はTV本編とは微妙に歴史が異なる&bold(){もう一つのティガの世界}であった。
この世界には他にもM78ワールドの怪獣達が流入し、ティガとGUTSはガタノゾーア撃破後も怪獣や侵略者と絶えず戦い続けている。
キリエロイドは今度は邪神の力を手にすべくガタノゾーアを復活させるが、主人公のアイ、カネゴン、キール星人ヴィットリオの希望の光でグリッターティガが再び登場。
ティガと正義のレイオニクス達によって再びガタノゾーアは倒されるも、直後にEXゼットンの攻撃によりグリッターティガが敗北するという事態に陥ってしまった。
しかし、何とか無事であり、[[レイブラッド星人]]との最終決戦では[[ウルトラマン]]、[[ウルトラセブン]]とともに駆け付けている。


**●『[[大決戦!超ウルトラ8兄弟]]』
&b(){&color(gold){久々にダイゴが主人公に抜擢され、}}ティガも主役ウルトラマンに。
ちなみに本作でも『TFO』同様にティガの掛け声は真地ではなく、ダイゴ役の長野が担当している(ただし、数シーンのみ真地の掛け声も使われている)。

この作品のダイゴは[[「ウルトラマンや怪獣が架空の存在である世界」>平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER]]に住む普通の青年だったが、
平行世界からやってきた本物の[[ウルトラマンメビウス]](ヒビノ・ミライ)と出会ったことをきっかけに影法師の世界侵略に巻き込まれていく。

メビウスが石像にされ、世界が破壊されていく中でも希望を捨てず、遂に別世界でウルトラマンだった記憶を思い出したダイゴは、
記憶の覚醒と共に自身の手の中に現れたスパークレンスを天に掲げ、ティガに変身。
最初は一人だけだったために苦戦するが、ティガの奮闘に呼応するかのように次々とウルトラマンたちが登場し、メビウスもウルトラ4兄弟によって復活。
ウルトラマン、セブン、ジャック、エース、ダイナ、ガイア、メビウスと共に、「超ウルトラ8兄弟」として侵略者に立ち向かった。

目覚めたタイミングのせいで他のウルトラマンとの同時変身が行われなかった。
ちょっと残念だが、その分本編では1度しかなかった叫び変身をポーズ込みで披露してくれた。


**●『[[ウルトラマンギンガ]]』
[[スパークドールズ]]が登場した他、本編冒頭のダークスパークウォーズにも参戦していた。
本編では中ボスとしてダークライブされたティガダークが登場。撃破後は[[礼堂ヒカル]]が所持し劇場スペシャルでウルトライブした。
その後の戦いと番外編では健太がウルトライブ。SDIは千草がライブした。


**●『[[劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!]]』

#center(){&blankimg(ウルトラマンティガ3.png,width=451,height=256)}
#right(){&sizex(1){画像出展:劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!}
&sizex(1){2015年3月14日公開 @円谷プロ、「劇場版 ウルトラマンギンガS」製作委員会、松竹メディア事業部}}

前作に登場した上記のティガとの関連性は不明(劇中では前作のスパークドールズに関しては言及されていない)。

今作に登場するウルトラマン達は設定上「各々の世界からやって来た本人」とされているため、一応本作での変身者がダイゴの可能性はあるが、
やはりV6のメンバーでもある長野のスケジュールの都合によるものなのか、声は長野ではなく声優の村上ヨウが担当している((ちなみに、Blu-rayメモリアルボックス特典のブックレットには「GUTSという特捜チームのマドカ・ダイゴ隊員が変身しました。」と一条寺友也によって紹介されている。))。

また、他のウルトラマン(特に同じく変身者が複数いる[[ネクサス>ウルトラマンネクサス]])と比べると特徴的な台詞があまりなかったため、真相は不明。
ちなみに掛け声は真地勇志の掛け声が流用されている他、パワータイプは劇場作品で初登場である。TDGトリオによる同時タイプチェンジ・必殺光線一斉発射が見どころ。

ちなみにパワータイプのスーツは放送当時のものを修繕したもの(他のウルトラマンにも言えることだが)。


**●『[[劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン]]』
『ティガ』放送開始20周年を記念して、『[[ウルトラマンX]]』の劇場作品にも登場。
本作でも長野は参加していないが、ハヤタ隊員役の黒部進の娘で、『ティガ』本編でレナ隊員役であった吉本多香美が考古学者・玉城ツカサとしてゲスト出演している。

舞台は『X』の世界だが、ティガの石像やスパークレンスがあったりとかなりXの世界設定に関わっている。

#region(ネタバレ格納)
今回のボス怪獣である[[閻魔獣ザイゴーグ>ザイゴーグ]]が封印された&ruby(ばらじ){芭羅慈}遺跡に石像として祀られていた。
玉城教授の息子・玉城ユウト少年が母を守るために、遺跡で見つけた古代のトンカチのようなもの……石化していた&bold(){スパークレンス}で変身し、エックス、初代ウルトラマンと共闘。
閻魔分身獣[[ゴーグアントラー>アントラー]]と交戦する。

飛行能力を有するゴーグアントラーとスカイタイプで空中戦を繰り広げ((何気に初めてランバルト光弾をかわされている。))、ゴーグアントラーが防衛隊Xioの活躍で羽根を失ったことでパワータイプでの地上戦に移行。
大アゴを叩き折り、マルチタイプのゼペリオン光線で撃破した。
その後はエックス・初代マンと融合してエクシードX ベータスパークアーマーに力を与えた。
この戦いの間は変身しているユウトの意識は一種のトランス状態であり、行動・戦闘はティガ自身の意志によって行っている。

子供が変身するのはOV『古代に蘇る巨人』以来となる。
また、スカイタイプは15年ぶりの登場かつ、劇場版には初登場となった。
ゴーグアントラーとの空中戦で使われているのはTVシリーズで使われた飛び人形である。

ちなみに本作品に登場するティガは『X』の世界のティガであり、ネオフロンティアスペースのティガではない。

#endregion

余談だが、『X』の世界では[[デマーガ]]を封印した光の巨人(公式サイト等では虹の巨人)についての言及があるが、それがティガなのかは現状は不明。 
一応、TV本編のティガもデラシウム光流でレイロンスを縮小したりとスパークドールズ化っぽいことはしたことがある。
また、TV本編でも最初にやってきたティガは宇宙の彼方へと旅立っているので、もしかしたら長い旅の果てに『X』の世界に辿り着いていた。
……なんて妄想してみるのもありかもしれない。


**●『[[ウルトラマンオーブ]]』
物語開始時から、[[クレナイ ガイ]]が所持する[[ウルトラフュージョンカード]]として登場。
[[闇ノ魔王獣・マガタノゾーア>魔王獣(ウルトラ怪獣)]]を封印しており、4000年前のイシュタール文明での戦いでマガタノゾーアを倒した[[ウルトラマンオーブ>ウルトラマンオーブ(登場キャラクター)]]の力となった。
また、初代ウルトラマンとティガのカードを用いて[[フュージョンアップ>フュージョンアップ(ウルトラマンオーブ)]]した[[スペシウムゼペリオン>スペシウムゼペリオン(ウルトラマンオーブ)]]は、
ストーリー序盤ではまだ[[本来の姿>オーブオリジン(ウルトラマンオーブ)]]に変身できないオーブの実質的な基本形態として扱われた。


**●『[[ウルトラマンR/B]]』
第5話「[[さよならイカロス>さよならイカロス(ウルトラマンR/B)]]」にて笛鳴山に埋まっていたルーブクリスタルを水蒸気爆発で掘り起こす形で[[ブル>ウルトラマンブル]]が入手する。

属性は&color(blueviolet){『風』}で[[&b(){&color(blue,lightsteelblue){ブル}&color(#d5b8f1,#8000ff){ウインド}}>ウルトラマンブル]]と[[&b(){&color(red,lightsteelblue){ロッソ}&color(#d5b8f1,#8000ff){ウインド}}>ウルトラマンロッソ]]の変身に使われる。

ちなみに書かれている絵柄こそ&font(#808080){マル}&font(#800080){チタ}&font(#ff0000){イプ}だが、「光」属性ではなく「風」属性だったり、
クリスタルと変身形態のメインカラーが紫色で高速戦闘形態だったりとどちらかと言えば&font(#800080){スカイタイプ}由来の力になっている。
とはいえ、属性に関しては上述のティガ&font(#ff0000){トルネード}(竜巻)やティガ&font(#800080){ブラ}&font(#ff0000){スト}(突風)の様にティガには「風」に纏わる形態もあるので、全く無関係という訳でもない。


**●『[[ウルトラマンZ]]』
[[ウルトラマンゼット>ウルトラマンゼット(登場キャラクター)]]の超能力形態・&bold(){[[&color(#ff0000,#dda0dd){ガンマフューチャー}>ガンマフューチャー(ウルトラマンZ)]]}変身用のメダルとして[[第1話>ご唱和ください、我の名を!(ウルトラマンZ)]]から登場したが、
[[ヘビクラ ショウタ>ヘビクラ ショウタ(ウルトラマンZ)]]が[[ナツカワ ハルキ]]より先に他2人のメダルと一緒に回収した為、初変身は第8話までお預けとなった。

ガンマフューチャーの見た目や多彩な技を使う辺りには&font(#808080){マル}&font(#800080){チタ}&font(#ff0000){イプ}の要素が強く出ているが、
ティガフリーザーを元にしたと思われるガンマフリーザー、ティガ ・ホールド光波を元にしたと思われるガンマミラクルホールドも使うので&font(#800080){スカイタイプ}と&font(#ff0000){パワータイプ}の要素も含まれている模様。



**●『ウルトラマン クロニクルZ HEROES ODYSSEY』
『Z』の後番組として2021年度上半期に当たる『[[ウルトラマン列伝]]』型の再編集番組枠。
前作『Z』に加え、何故か&bold(){ティガもフィーチャーされている}が、今後の展開の布石であろうか。
そして……



**●『[[ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA]]』
ネオフロンティアスペースとは別の宇宙が舞台の本作だが、ティガと容姿・能力・生い立ちがよく似た巨人&b(){[[ウルトラマントリガー]]}が登場。
また、登場人物の1人であるシズマ ミツクニ会長は、本人たちから見れば元来別宇宙の存在であるティガのことを何故かよく知っている様子を見せる。

果たしてトリガーとティガの関係、ミツクニ会長の正体、そしてタイトルにもある&b(){『NEW GENERATION TIGA』}の意味とは……?

そして[[第19話>救世主の資格(ウルトラマントリガー)]]では…


*【余談】

-&bold(){「ティガ」はインドネシア語で「3」を意味する単語。}&br()3つの形態にチェンジするためにティガと名付けられた……と思いきや、&br()「最初に名前を考えていたら『ティガ』というフレーズが思い浮かんだ」という発言もあり、名前と能力のどちらが先に決まったのかは不明。&br()&br()少なくともデザイナーの丸山浩が笈田雅人プロデューサーに&font(l){トイレで}名前が決まったことを報告された際に、&br()彼に「ティガ」がインドネシア語で3を意味することを伝えられて、決まった理由を「3タイプに変化するから」と丸山は認識したそうなので、&br()名前が「ティガ」に正式に決定したのは3つの形態へのタイプチェンジが理由で間違いないと思われる。&br()後年の『Z』のガンマ(=γ、ギリシャ語アルファベットの「3」番目)フューチャーにティガの要素が強く出ているのもこの辺りの繋がりか。&br()&br()ちなみに当初、ピラミッドに眠っていた巨人は&b(){5体}だったのだが、脚本家の[[小中千昭]]が&br()&br()「&color(red){せっかく「3」という名前でやってるのに、5体って変じゃないですか?[[ブロンズ像にされたウルトラ兄弟>ヒッポリト星人]]みたいだし。」&br()「壊された2体分の力もティガは持っていて、3つの色のパターンを持ったって事にした方がハマってるのでは?}」&br()&br()……と提案。&br()それにパイロットを務めた松原信吾監督が便乗したことにより、完成作品として出来上がった。&br()そのため、この時点でタイプチェンジ能力=他の巨人から得た力という設定が実は存在していたりした。


-プロデューサーの笈田雅人によれば、ティガのタイプチェンジ能力は『[[愛の戦士レインボーマン]]』から得た発想だったとのことである。&br()上述のようにティガのタイプチェンジは他の巨人から得た能力だが、(劇場版での設定もあってか)資料によって力の源となった巨人が異なっている。


-長野が他の仕事で腕を骨折した際、劇中でも事故でダイゴが骨折したことにして違和感をなくしている。&br()長野の骨折が治るまでこの設定は使われ、&color(red){ティガが変身直後に腕の骨折の具合を確認する描写がある}など、芸が細かい。&br()また、長野はV6の仕事の関係上、出番が(歴代シリーズと比べると)主人公にしては少なめだったが、その分他の隊員にもスポットが当たり、&br()結果として隊員全員に主役回が作られ、キャラクターも掘り下げられることとなった。&br()結果、『ティガ』は&b(){“主演アイドルの人気にばかり頼った作品”}という風潮から脱することが出来たのである。


-[[ウルトラマンナイス]]はティガを尊敬している設定だか、これはナイスの初出がティガ再放送時のオマケであるCMシリーズだったため。&br()また、ナイスのマスクはティガの物の改造である。


-『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル1』で登場して以降、『劇場SP2』『ウルトラ10勇士』『きたぞ!われらのウルトラマン』と&b(){4作連続でニュージェネ劇場作品に出演している。}&br()『SP1』は正体不明のティガのSDで、『SP2』はSDI、&br()『10勇士』は(おそらく)ダイゴ本人だが、『きたぞ!われらのウルトラマン』は『X』の世界のティガと、登場する度にその出自は別である。&br()&br()『[[劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!]]』『[[劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!]]』『[[劇場版 ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル]]』では本人は登場しなかったが、&br()ティガの力を借りるスペシウムゼペリオンやブルウインドが登場しており、ティガもビジョンとして(『R/B』の場合は[[ウルトラマンルーブ]]の変身時)登場している。&br()&br()このまま皆勤なるかと思われたが、『劇場版 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』ではティガの力を使う形態は登場したものの、ビジョンは登場していなため、その意味での連続出演記録は途切れてしまった。


-ライブステージでは「古代から存在する戦士」つながりで[[ウルトラマンノア]]とタッグを組んだことがある。&br()住む宇宙が違うため厳密な比較はできないが、ティガ(の石像の元となったウルトラマン)の方が昔から存在が確認されている((ノアは35万歳以上だが、ティガの肉体は3000万年前の超古代文明で戦っていた。))。


-&bold(){変身者がトップクラスに多いウルトラマンの一人。}&br()演者である長野博の出演が難しいこともあってか、並行世界を始め別の人物の変身が多い。&br()映像作品限定でかつ、本人がいた頃の古代人や、グリッターティガを顕現させた子供達などの名無しキャラを除いても、&br()ダイゴ、ツバサ、アムイ、並行世界のダイゴ、と4人もおり、&br()ウルトライブも含めればヒカル、健太、千草、『光の子供たちへ』でのイクル、『きたぞ!われらのウルトラマン』でのユウトも含めると&bold(){実に9人}である。&br()&br()ちなみに次点は5人のネクサス、続いて3人の[[ゼロ>ウルトラマンゼロ]]となる。


-&s(){事務所の都合で}本編外ではダイゴ役として出演することが稀な長野博だが、ウルトラシリーズには好意的で、好きなウルトラマンは[[エース>ウルトラマンエース]]とのこと。&br()2021年に発売された『真骨彫 ウルトラマンティガ』のCMは、ティガ(商品)に「久しぶり」と長野が声を掛ける、当時のファンを泣かせる演出になっている。


#center(){
&blankimg(Ultraman Tiga 06.png,width=346,height=260)
#right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマンティガ(1996年9月7日~1997年8月30日)}}
#right(){&sizex(1){第52話「輝けるものたちへ」より ©円谷プロ}}

&font(#800080,b){ティガ 追記が 今 足りない}
&font(#800080,b){ティガ 修正を 授けてくれ}
}

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