シャロン・アップル

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シャロン・アップル」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2011/03/10(木) 17:52:22
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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&bold(){&font(#ff0000){ガルドが好き}}


&bold(){&font(#ff0000){でも、イサムはもっと好き}}


&bold(){&font(#ff0000){それが真実よ}}
}

CV:兵藤まこ/歌:多数

[[マクロスプラス]]の主要登場人物。

人工知能(AI)とホログラム技術の凄まじい進化によって誕生した、史上初のバーチャロイド・シンガー。自我を持ったAIを搭載しており、一人の女性そのものと言って差し支えない存在。開発・プログラミングはビーナス・サウンド・ファクトリー。開発主任はマージ・グルドア。

2039年にデビューし、瞬く間にスターダムを駆け上がり、銀河系地球文明圏のトップアイドルとなった。その人気は凄まじく、ライブが始まれば&font(#ff0000){惑星規模}で騒動が起きる程。


性別が女であるという点以外は一定ではなく、年齢・人種・容姿・歌声は千変万化する。楽曲により美女、幼女、人魚、天使…etc.とあらゆる姿を取り、大衆が望む「偶像」を変幻自在に演じられることが最大の特徴であり魅力。
 

人物というより「音響・映像空間」に近い。AIを含め、これらの「人を魅了する」システム全体がシャロン・アップルだと言える。

現実で言えば、透過スクリーンの[[初音ミク]]が一番近い存在。時代がマクロスに追いついたと言っても過言ではない。かがくの ちからって すげー


本体は金属製のブラックボックスに収められており、駆動方式は不明だが自立移動ができる。サブマシンガンの射撃を受けてもビクともしない超仕様。



2040年、その絶大な人気に後押しされてギャラクシー・コンサートツアーを開催。物語の舞台となる惑星エデンに降り立つ。
 


以下、ネタバレ











完全な人工知能というのはウソ。システム自体は完成しているものの感情プログラムが未完成で、自我が覚醒していない。だが「意思」は存在しているようで、自力で機器をハッキングして小規模な火災を起こすこと位はできる。


ライブの時は、かつて銀河の頂点を極めた歌姫にして現プロデューサーであるミュン・ファン・ローンとリンクすることで感情面をコントロールしている。また、楽屋裏ではプロジェクトチームが活動しており、観客の腕に取り付けたセンサーから採取した快楽数値を読み取り、演出面での細工を行っていた。

この催眠作用を用いて人の意識・感情を操作する「インタラクティブシステム」こそがシャロンを大スターたらしめている秘密。
 

後に開発者であるマージにより、危険な自己保存本能を持つ「バイオニューロチップ」を埋め込まれ、自我を覚醒。ミュンの表と裏で相反する感情を読み取ったことで[[イサム・アルヴァ・ダイソン]]を偏愛するようになり、暴走を開始する。

このバイオチップの入手には無人戦闘機[[ゴースト>ゴースト(マクロスシリーズ)]]の普及を狙うマクロスコンツェルンが裏で絡んでおり、マージは技術提供やら何やらしていた模様。


自我覚醒状態となると性能が飛躍的に向上し、ハッキングレベルが桁外れになる他、インタラクティブシステムも自らの手で自在に操ることができるようになる。
 


【劇中での活躍】

第一次星間大戦終結30周年記念式典にて自我に目覚め、ミュンを[[触手]]プレイして監禁。愛するイサムに「最高の空」を与えるべく行動を開始する。


手始めにマクロスシティを催眠によりサクッと制圧。次いで、竜鳥飛びしているイサムと[[ガルド・ゴア・ボーマン]]の元へ「究極の戦闘機」たるゴーストX-9を差し向ける。


その後、[[SDF-1 マクロス]]を完全に乗っ取って緊急浮上させ、ミュンの救出に来たイサムと相対。対空射撃と催眠により墜落させようとするも、イサムはド根性により状況を打開。


最終的にイサムの特攻によりマクロスは撃墜。その衝撃でシャロンのブラックボックスも壊れ、ミュンによってバイオチップを抜き取られ、彼女の腕の中で機能を停止した。
 



ゴーストを送り込んだり、マクロスを浮上させたり、催眠状態にして墜落させようとしたのはイサムを殺したかったのではなく、「生と死の間」に垣間見える「本物の空」をイサムに与えたかったから。

マクロスシティを制圧したのも「全ての人に最高の感動を与えたい」というアイドルとしての究極的な願望を達成しようとした結果であり、悪意を持ってやったことではない。

こういった行動は「AIの暴走」の一言で片付けられない人間的な一面を持っていた。その意味では、シャロンは本当に人間の“心”を手に入れたと言える。


この一件は【シャロン・アップル事件】と呼ばれるようになり、テクノロジーを過信した人類への戒めとなった。また一時的とは言え、新統合政府の中枢がAIに占拠されたのは大問題であり、ゴーストの主力機内定取消し、完全自律型AIの研究・開発の禁止など余波は各方面に及んだ。
 
10年後を舞台とする[[マクロスVF-X2]]では事の真相を知る者は上層部の一握りだけとなっており、隠蔽工作が行われたことが伺える。


シャロンのCDは発禁処分となるが、後にインタラクティブシステムを除去した復刻版が販売されるようになり、月日を経ても多くの人々に親しまれている。催眠作用など無くとも、シャロン(ミュン)の歌声は人を魅了する十分な力があったのだ。


[[マクロスF(小説版)]]では他の歌姫達と同様、随所で名前が登場。ボビー・マルゴも学生時代ハマっていたらしく、「エデンのライブはタマんなかった」と発言している。また、最終決戦にてルカ・アンジェローニがバジュラ本星に墜落していく際、命掛けで守りにきたゴースト(シャロンのデータを参考にしたAIを積んでいるシモン、ヨハネ、ペテロ)が歌を唄っていた。
 
劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜でも名前が登場。シェリル・ノームのライブで2009年のリン・ミンメイ、2045年のFIRE BOMBERと並ぶ2040年に最も活躍した歌い手として名が挙げられた。また、テロ等に荷担した美女の例としてミハエル・ブランにも名を挙げられた。



【楽曲リスト】

・After,in the Dark〜Torch Song
歌:山根麻衣/Gabriela Robin

・A Sai en
歌:Raiche Coutev Sisters

・Idol Talk
歌:新居昭乃

・INFORMATION HIGH
歌:Melodie Sexton

・PULSE
歌:ウ・ヨン・タナ

・SANTI-U
歌:Gabriela Robin

・The borderline
歌:新居昭乃

・WANNA BE AN ANGEL
歌:新居昭乃








追記・修正よろしくお願いします



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- ある意味名字のアップルが皮肉的にも感じるな  -- 名無しさん  (2013-10-05 21:23:53)
- INFORMATION HIGHはよかったなあ  -- 名無しさん  (2013-12-03 11:10:28)
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