ガンダムレギルス

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ガンダムレギルス」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/08(日) 18:09:11
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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#center(){
&font(#800080){私は開くぞ・・・}
&font(#800080){人が人であることを誇れる新世界の扉を!}



&font(#0000ff){GUNDAM} &font(#ff0000){LEGILIS}
}

#center(){#ref(http://livedoor.blogimg.jp/gundam_matome/imgs/8/4/844efaea.jpg)}

ガンダムレギルスとは『[[機動戦士ガンダムAGE]]』に登場するMS。


型式番号:xvm-fzc
全高:19.1m
重量:71.2t

武装:
[[ビームサーベル>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]]/ビームバルカン×2
レギルスライフル
レギルスキャノン
ビームバスター
レギルスシールド
レギルスビット
頭部ビームバルカン(アニメ劇中のみ)×2

パイロット:[[フェザール・イゼルカント様>フェザール・イゼルカント]]
→[[ゼハート・ガレット]]


[[ヴェイガン>UE/ヴェイガン]]の新型MS。
名称が不明だった放送当初には「ヴェイガンダム」という愛称で視聴者から呼称された。っていうか今も呼ばれt(ry

ヴェイガンはすでにゼハート専用MS[[ギラーガ]]で技術が限界に達しており、
ギラーガ以上のMSを作るにはどうしても[[地球]]側の技術が必要であった([[ガンダムトライエイジ]]のギラーガでもこのあたりに触れている)。
その為ゼハートらにガンダムの捕獲を命じ、捕獲した[[ガンダムAGE-3]]のデータとEXA-DBのサブユニットを使用して設計製作されたのがこの機体である。

当初はAGEデバイスがパイロットの[[キオ・アスノ]]の生態データでロックされていた為にシステム面の解析が遅れていたが、
マーズレイを抑える薬を用意する事を条件にキオが協力を申し出た為解決をみている。

ヴェイガンには珍しく[[トリコロールカラー>RX-78-2ガンダム]]であり、やや細い印象を受ける。
色こそガンダムカラーだがコクピットを頭部に持つなど構造自体は[[ゼイドラ>ゼイドラ(MS)]]系に酷似したほぼ従来の[[ヴェイガンMS>UE/ヴェイガンのMS]]で、何処ら辺にガンダムの技術が使われたのかは判然としない。

ただAGE-3が持つコアファイターと同じ機構を持つレギルスコアの存在やヴェイガン機には基本的にない盾の装備など、
ガンダムAGE-3由来の機構も存在している。[[ガンダムAGE-FX]]とはそういう意味では兄妹機。
『[[ガンダムトライエイジ]]』のガンダムレギルスのカードのフレーバーテキストでは、AGE-3のデータを用いた設計経緯から『ガンダムAGE-4』と評されていた。

カタログスペック上では[[ガンダムAGE-1]]はおろか、[[ガンダムAGE-2ダークハウンド]]や[[ガンダムAGE-3]]以上であり、劇中でもAGE-3を圧倒する高い戦闘力を見せる。

[[Xラウンダー]][[専用機]]としての側面が強く、ゼハートはこの機体で遂に仮面による能力制限をせずに操ることが出来るようになった。
武装面も、ヴェイガン製MSの共通装備に加えシールド内にギラーガと同型のビットを内蔵しており展開数もギラーガを上回っている。
頭部センサーカメラもパイロットの[[Xラウンダー]]能力の強さに合わせて他のヴェイガン製機体同様のライン状から、
ガンダムと同じツインアイに変わる仕組みとなっている。

コロニー間戦争時代の機体である[[ヴェイガンギア]]を除く、ヴェイガン系MSの中では名実共に最強の機体なのは間違いないだろう。


わざわざ敵である『ガンダム』の名を冠しているが、これはAGE系ガンダム同様伝説の英雄に肖ったため。
つまりガンダムAGEが"&color(blue){地球の英雄}"ならガンダムレギルスは"&color(red){火星の英雄}"なのである。


○武装

・ビームサーベル/ビームバルカン
ヴェイガン製MSの共通武装。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){イゼルカント様はビームサーベルでペシペシするのがお好き}}}
『[[MEMORY OF EDEN>機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN]]』では数発で戦艦を撃沈させる単発ビームも撃っており、出力を調整した撃ち分けが可能だと思われる。

・レギルスライフル
ゼイドラガンから発展したと思しき携行式の大型[[ビームライフル]]。
[[ビーム>ビーム/レーザー]]の色がほかの武装よりもオレンジがかっており、発射音も重く、かなりの高エネルギーを放出していることが一目でわかる。
こちらも出力調整が可能で、単発のビーム弾と極太ビームを撃ち分けられる。

・レギルスキャノン
ヴェイガン製のMSの共通武装である尾部ビームキャノン。
接続方式はガフランを踏襲した上半身付随の構造だが基部が小型化されており、ジョイントの可動範囲がかなり拡大されているため広い射角を誇る。
後方迎撃や奇襲など使えて利便性が高い。
レギルスコア分離後の唯一の武装。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){断じて放尿ではない}}}
 
・ビームバスター
ゼイドラなどと同様の、腹部のクリスタル状ユニットに内蔵された大出力ビームキャノン。

・レギルスシールド
左腕部に接続される中型の[[シールド>盾]]。
防御兵装というよりはビットのキャリアとしての役割がメイン。

・レギルスビット
シールド内に内包された武装であり、ギラーガビットと同型の胞子ビット。
最大稼働時には機体の周囲を旋回させてビームバリアとして使用可能。

『MEMORY OF EDEN』では[[クランシェ>クランシェ(ガンダムAGE)]]や[[アデル>アデル(MS)]]たちを完膚なきまでに痛めつけていた。
またビットを発射しようとして[[ダークハウンド>ガンダムAGE-2ダークハウンド]]によってシールドが破壊された時には暴発して周りにビームが飛び出していた。


設定では以上だが、劇中では頭部にもバルカンが内蔵されており使用している。
本編での描写、ヴェイガン製ということを踏まえれば、おそらくはビームバルカンと思われる。
威力は艦橋を狙えば数発で戦艦を沈めるほど。



○劇中の活躍

製作はキオの「セカンドムーン」滞在中に行われている。
製作期間は不明なれど、少なくとも[[アセム>アセム・アスノ]]がキオを救出しに来た時には完成しており、
セカンドムーンを脱出した二人の前にイゼルカント様が乗り込み立ちふさがる。 

アセムの駆るAGE-2ダークハウンドのトリッキーな戦法には苦戦したが、[[ザナルド>ザナルド・ベイハート]]の援護もあり、イゼルカントの技量や性能差、ガンダムAGE-3がキオの技量について行けなくなったことも手伝って、各ウェアを破壊し尽くしキオを窮地に陥れる。

とどめを刺そうとするもキオに息子を重ねていたこともあり、直前に思いとどまってしまい、
海賊のダミーバルーンを使った戦術により二人を取り逃がすことになる。
 
後にルナベースで、ギラーガを中破させたゼハートがイゼルカント様に計画の真意を問いただした折り、
後継者として全てを託された時同時にレギルスを受領、ゼハートの新たな愛機となった。

その後[[シド>シド(ガンダムAGE)]]を相手にレギルスの真の力を覚醒させ、ツインアイになりレギルスビットをビームバリアのように展開させたりしていた。
 
最終決戦において、出撃するも[[ザナルド>ザナルド・ベイハート]]の裏切りに合い撤退。
そして[[ディーヴァ>ディーヴァ(ガンダムAGE)]]とガンダムを狙った要塞砲の第二射の後、友軍や大切なフラムを犠牲にしても尚も健在なガンダムを見て動揺し幻覚に捕らわれる。
討ち損じた事を焦り再度出撃するもアセムのガンダムAGE-2ダークハウンドに瞬く間に解体され撃墜、ゼハートも戦死を遂げる。

それはもう怒涛の勢いでフルボッコにされたため「あっけなさすぎ」と不評もかなり多かったが、
「ゼハートの錯乱ぶりが出てて悪くない」
「ダークハウンドとレギルスの性能差を考えれば、ゼハートが冷静になる前に一気に叩くしかないだろうから、あの秒殺劇は妥当じゃないだろうか」
という評価もあったりする。


◇xvm-fzcr ガンダムレギルス(MEMORY OF EDEN版)

『[[MEMORY OF EDEN>機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN]]』に登場。
ゼハートのパーソナルカラーであり、火星の色である赤に塗られたレギルス。

外見が違うだけで中身はTV版と一緒。
劇中ではイゼルカント様のイメージ映像にて白レギルスも確認できるので後で赤く塗ったようだ。

色は似ているが後述のレギルスRとは別機体。



○劇中での活躍

アセムとゼハートに物語の焦点を置いているため、本編より動きまくる。
ゼハートが激情に任せて連邦のMSや戦艦を次々破壊していくところは必見。
レギルスビットによる[[バリア]]の即時展開は無く、平静さを失ってより凶暴になっているのは変わらない模様。

上記の白レギルスが救世主ガンダムだとすれば、こちらはまさにXラウンダーのたどり着く先である獣そのもの。

最初のTV版流用部分こそガンダムらしさが残っていたが、
後半になるにつれてヴェイガン機共通の翼を展開したりと、どんどん化け物じみた挙動をとるようになっていく。
ガンプラの雑誌紹介文でもこの赤レギルスは、他のヴェイガン機のようなドラゴン形態がぴたりと合う点を指摘されている。

ダークハウンドとは互角の殴りあい宇宙を繰り広げるが技量面で一歩及ばず徐々に追い込まれ、
最後は文字通り拳と拳のぶつかり合いの末に腕を粉砕され、顔面を思い切りぶん殴られて敗北。
TV版と同じく大破する。
 


○バリエーション

・xvm-fzc-zgc ガンダムレギルスR

電撃ホビーマガジンのAGE-MSV企画『EXA-LOG』に登場。
外見は細部の異なる赤いレギルスであり、作例ではガンダムタイプのツインアイも存在する。

機体の名称的に、型式番号は本機と上記の赤いレギルスのものが混同されやすい。

武装は腕に持つ「レギルススピアー」の他、
シールド搭載の胞子型レギルスビットの代わりに「エンベッドビットシステム」が機体に内蔵されている。
シールドの装備が不要となったことで軽量化され、レギルス以上の運動性能を有する。

13の開発案が存在したレギルス型MSの一つであるレギルスRはゼハート専用機として火星表面で試験運用されていたが、
戦後もその行方は不明のままである(「幻のヴェイガンMS」の記述より)。



○[[ガンプラ]]

[[BB戦士>SDガンダム BB戦士]]やAG、HGで発売。
HGにはヴェイガン製MS初のビームサーベル付きである。

BB戦士とHGでは頭部とバインダー、尾部ライフルからなる「レギルスコア」なる形態へ
分離するギミックが実装されているが、本編では無かったことにされた。

これに関してデザイナーの石垣氏は、「脱出するような状況じゃなかったこと」
また「そのような状況で無理にギミックを出すくらいなら…」と製作陣に依頼していた背景がある。

まぁあのシーンで脱出なんかしたら確かに不粋であるが。

MOE登場の赤いレギルスはプレミアムバンダイ限定で発売された。
後にHGでフォーンファルシアが発売されると、およそ10年ぶりに再販した。

○[[ゲーム]]

・EXVSシリーズ
三作目EXVSMBの最終解禁機として登場。コストは3000。パイロットはゼハートで色はテレビ版基準なので白色。
サブ射撃のレギルスビットはレバー入れで性能が変化。特に横サブ射撃の水平撃ちが引っ掛け性能が高く強い。見た目はビーム射撃だが、内部判定は無属性。なのでABCマントなどでは防げない。
アシストでフォーンファルシアを呼び出す。照射ビームかビット展開を選べるが、どちらも優秀。
MOEネタも取り入れられ、格闘ではダークハウンドにやった叩きつけからの連続殴打を、覚醒技では蹴りを入れてからレギルスビットで追い打ちを行う。

MBの最終アップデートで参戦したためか非常に強いままシーズンを終え、次回作の[[EXVSMBON>機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ON]]では落ち着いた性能になった。

MBONの性能を継いだ[[EXVS2>機動戦士ガンダム Extreme vs. 2]]でも最初は目立たなかったが、途中のアップデートで機動力の&b(){大幅な上昇}という前代未聞の上方修正を受けた結果、
低体力高機動の職人機体としてガチ戦に食い込む程に。

続く[[EXVS2XB>機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOST]]では新たにフワ格を入手し、幅広い機動性を確保した。
一方で、全体的に上昇した体力の流れに乗れず[[ストフリ>ストライクフリーダムガンダム]]と並ぶ最低クラスの620という低体力であり、
射撃武装は優秀だが瞬間火力は出しづらい性能なので、ダメージレースではかなり負けやすい。
それでも機動力と射撃武装はトップクラスに強力なので、最上位ランクながらもそのポテンシャルを引き出せる職人向け機体として知られている。


・[[スーパーロボット大戦シリーズ]]
『[[BX>スーパーロボット大戦BX]]』にて初登場。白色の機体のみ。
基本は敵だが、[[フラグ]]を立てれば自軍入りするが、フラグ難易度は同作最高レベル。
とはいえ、AGE-2ダークハウンドとの[[合体攻撃>合体技]]「MEMORY OF EDEN」は必見の一言。
ただし、長射程の砲台タイプなので短射程で突撃タイプのDHとPUを組ませ辛い。おススメの相方は[[ダブルオークアンタ]]。

・[[SDガンダムGジェネレーションシリーズ]]
『クロスレイズ』にて初登場(要DLC)。原作終盤の機体なので性能は最高レベル。
レギルスビットは覚醒武装なので覚醒値0のパイロットは乗せないように。
ビットバリアによる一定ダメージ以下のビーム射撃無効化と、テンション制限のない一斉射撃で敵の防御アビリティを無視し易い点がメリット。


○余談

初期デザインではAGE系ガンダム同様上記のレギルスコアを用いたウェア換装システムも検討されており、
イゼルカント時とゼハート時での変化はウェアの変更で行うことも考えられていた。





#right(){画像出典:機動戦士ガンダムAGE}
#right(){©創通・サンライズ・MBS }


追記・修正は相手のガンダムをフルボッコにした後でお願いします。

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- BXでダークハウンドと合体攻撃があるけど射程がかみ合わないのが難点。AGE-1と組ませるといい感じ。  -- 名無しさん  (2015-10-09 01:28:28)
- ゼハートの能力も相まってリアル系トップクラスに強いのにそれ以上におかしい連中がわんさかいるんだよなBX  -- 名無しさん  (2015-10-31 17:57:06)
- MOEでマウントからポコポコ殴るのとか踏むのが可愛かったけどゲームでも再現されてて笑ってしまった  -- 名無しさん  (2015-11-01 03:13:25)
- レギルスに限らずヴェイガン系MSの胞子ビットはフェンネルやドラグーンと違ってMS本体の燃料が切れない限り半永久的に射出できるのが利点。だが発生機器その物を失うと全く展開できなくなるのが欠点。  -- 名無しさん  (2015-11-01 10:58:42)
- 欠点でいうとビームの塊だから質量とかないだろうし、誘爆しやすそうな感じもするなあ。アセムが挟まれた?時もアンカーぶん回して片側軽く防いだりしてるし。ファンネルミサイルっぽい印象  -- 名無しさん  (2015-11-06 16:25:42)
- 数と応用力が強みだからなぁ。ビットだけでファングにもGNフィールドにもフォトントルピードにも爆弾にもなる  -- 名無しさん  (2015-11-06 17:28:15)
- 遥かなるエデンの為に!  -- 名無しさん  (2015-11-06 17:57:35)
- ゼハート搭乗機は損失、ラ・グラミス攻防戦を経て連邦とヴェイガンの戦争は(一応の)終結を迎えたが、その後もEXA-DBやシド関連の紛争は続いたらしいしヴェイガン指導者となったであろうゼラ専用機も造られた可能性もありそう。機体データは残ってる訳だし  -- 名無しさん  (2016-09-16 23:12:50)
- MGやRGをいつまでも待ってます  -- 名無しさん  (2016-10-03 10:58:32)
- 鉄血のマクギリスが死ぬ回で大暴れするバエルみてMOE追加シーンのレギルスが頭よぎった  -- 名無しさん  (2018-02-26 20:47:21)
- 愚痴やアンチ的なコメントが多いとのことだったのでリセットをかけました  -- 名無しさん  (2018-08-31 11:47:55)
- 顔以外  -- 名無しさん  (2018-10-02 20:28:09)
- は割とヒロイックだから普通にポーズ取らせても似合うけどそれ以上に野生チックなポーズが他下手するとヴェイガン機よりも映える不思議  -- 名無しさん  (2018-10-02 20:30:10)
- ニューガンダムブレイカーでも使えた…けどマイナーなレギルスコアは武装化しておきながらレギルスビットは不採用という謎采配。  -- 名無しさん  (2019-11-20 15:14:36)
- いつ見てもレギルスコアでギョッとする  -- 名無しさん  (2020-01-12 16:47:48)
- 顔が妙に虫っぽいんだよな  -- 名無しさん  (2022-04-22 13:31:18)
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