&font(#6495ED){登録日}:2011/01/23(日) 21:17:42 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_down(▽)タグ一覧 &tags() ---- &font(#994c00){ワモンゴキブリ様とは} &font(#994c00){えーっと、こんちゅうあみ、あみ…なんとかめ? 何て読むんだろこれ…。} &font(#994c00){まぁいいや。ゴキブリ様科にぞくされる、この世界で一番えらくてカッコいいゴキブリ様の事だ!} &font(#994c00){ついき、しゅうせい頼むぞ人間どもー!} ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&font(#0000ff){&u(){消去} &u(){項目ロック} &u(){ロック解除}} ---- #right(){この項目が面白かったなら……[ポチッと]} #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} &font(#994c00){「うひひ……これでかんぺき! 人間どもへのうさばらしもできたし!」} &font(#008000){「………………………」} &font(#994c00){「よ〜っし! やる気出てきたぞ〜。こんどはあの[[高飛車ぶってるチビミドリ>エメラルドゴキブリバチ]]の項目をボロクソに荒らして…」} &font(#008000){「…………誰がチビミドリですって?」} &font(#994c00){「あ……………」} #center(){&font(#ff0000){ぷす}} &font(#994c00){「あ あた しび かゆい うま」} &font(#008000){「全く……勝手に逃げ出した挙げ句に立て逃げとはね…本当に世話の焼ける」} &font(#ffdc00){「ままー、ごはんどこー?」} &font(#008000){「ん…ごめんね、ちょっと待ってて。……尻拭いなんてする気はないけど……このままって訳にも行かない、か…」} ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&font(#0000ff){&u(){消去} &u(){項目ロック} &u(){ロック解除}} ---- #center(){&font(#0000ff){-ねぇ、そこの貴方?-}} #center(){&font(#0000ff){-お願いしても…いいわよね?-}} ワモンゴキちゃんは 昆虫綱 網翅目 ゴキちゃん科 に属する[[ゴキちゃん>ゴキブリ]]の一種。 学名はPeriplaneta americana(仮名転写:ペリプラネタ・アメリカナ)。 英名はAmerican cockroach。 漢字表記は輪紋蜚虫廉。 やたらと『アメリカ』と言う文字が目立つが、実は&font(#ff0000){アメリカ}だけでなく熱帯、亜熱帯ほぼ全域と言う非常に広い生息域を持ち、日本では亜熱帯気候を持つ本州より南の位置が主要分布地。 沖縄県民の方々にとってはこの子よりも馴染みがあるだろう。 ……あんまり馴染みたくないとか、そんな可哀想な事は言っちゃダメ絶対。 先述したようにアフリカ原産の外来種で、アフリカでの厳しい環境を乗り越える為にゴキちゃんの中でも無類の繁殖力と耐久力を備えた文字通りの化物。 その圧倒的な繁殖力で、南方に定住していた在来種のゴキちゃん達をあっと言う間に追放し、南の国に一大勢力を築き上げた。 今ではすっかり沖縄を代表するゴキちゃんとして県の顔になっている。いぇい☆ [[クロゴキちゃん>クロゴキブリ]]と同じく、日本にやって来た正確な時期は解っていない。 しかし日本の文献に登場した中で最も古いゴキちゃんと思われる記述は、平安時代の医者・深根輔仁(ふかねすけひと)が著した日本最初の薬名辞書『本草和名』にある &font(#994c00){『芥虫(あくたむし。芥を漁る虫の意)』} &font(#0000ff){『角虫(つのむし。触角を持つ虫の意)』} がそれであると思われており、やはりクロゴキちゃんと同じく、少なくとも平安以前からお付き合いしてきた仲だと思われる。 ゴキちゃんらしい楕円形のボディに長い触角、そして何より前胸背板にある黄白色の環状紋(輪紋)が特徴。 和名の『ワモン』はこれに由来している。 体長は大体3〜4.5cmで、翅や触角を含めると何と10cm近い大きさになる個体もあり、屋内性のゴキちゃんでは &font(#ff0000){日 本 最 大} の大きさを誇る。 勿論、メスの方が大きい。 その身体の大きさと南国育ちの遺伝子も相まって&font(#ff0000){非常に元気いっぱい}で、ゴキちゃんの中でも飛び抜けて腕白。 よく動くのは勿論の事、飛ぶのも大好きであり、その無邪気な子供のような行動は、我々を(あらゆる意味で)骨抜きにする。 走る速さは&font(#ff0000){1秒当たり1.5m}と言われており、これは体長の40〜50倍と言う恐ろしい速さである。 元気がいいだけでなく繁殖欲も盛んで、平均14個の卵が入った卵鞘を4〜10日の間隔で&font(#ff0000){50回以上も産む}。しかし卵の数自体は他のゴキちゃんに比べて少ない。 湿った物陰を好んで産卵し、木やボール紙に産卵する場合は、凹のある所を噛み、木屑や紙片を唾液で固めて覆い隠す。 更にクロゴキちゃんと同じく、メスは&font(#f09199){単為生殖が可能}と言うチートっぷり。 成虫の寿命は約半年〜2年。 害虫としてのカテゴリーはクロゴキちゃんとほぼ同じで、&font(#994c00){不快害虫}、&font(#0000ff){衛生害虫}、&font(#ffdc00){電気機器害虫}、&font(#b8d200){病原菌媒介害虫}と幅広い。 その中でも特に病原菌媒介が、ワモンゴキちゃんの得意分野である。 人間の掌や携帯電話よりゴキちゃんの表皮の方が清潔とは言うが、ワモンゴキちゃんは怠け者なのか身体のケアが苦手らしく、その表皮は&font(#800080){雑菌だらけ。} 食中毒菌を始め、各種の病原微生物を体表面や脚、排泄物などを通じて伝播すると言う正に病原菌媒介のエキスパート。 ワモンゴキちゃんが嫌われる最大の要因である。 しかし南国育ちだけあってゴキちゃんの中では最も寒さに弱い。何と20℃以下の気温では繁殖はおろか食事すら出来なくなり、休眠性もない。その為、例外なく東北地方には絶対に生息出来ないと思われる。 …と思ったら、なんと東京の方でも生息が確認された。 温暖化で言われている平均気温2℃上昇が現実であるなら、ワモンゴキちゃんは更に生息域を広め、この半世紀の間には爆発的に個体数を増やすと予測されている… また、かの[[エメラルドゴキブリバチ]]様の重要な食料源でもある。 [[ハブとマングース>ハブVSマングース]]、[[オオスズメバチ]]と[[オオカマキリ]]のような均衡な力関係はなく、一方的なやられ役として今日もどこかで洗脳されている。 実はモデル生物としてはゴキちゃんの中で一番人気があり、アメリカの製薬会社にかなりの高値で売られているらしい。 要するに都合のいい実験たi… &font(#994c00){『カサ…カサ…』} おや、こんな時間に誰か来たようだ。 #center(){&font(#994c00){う〜…あんのチビミドリめぇ……}} #center(){&font(#994c00){こんど会ったら覚えてろよぉ!}} #center(){&font(#994c00){ん? あーーーーーッ!!}} #center(){&font(#994c00){な、なんだこれ!?}} #center(){&font(#994c00){いつの間にか書き足されてる!?}} #center(){&font(#994c00){し、しかもへんなことばっかり!}} #center(){&font(#994c00){ぅぐぐぐ…! く、くつじょく…!}} #center(){&font(#994c00){お、おまえだな! こんなことしたのは!}} #center(){&font(#994c00){くっそ〜、ふ、ふくしゅうだ〜!}} #center(){&font(#008000){ブーン……}} #center(){&font(#994c00){あ……}} #center(){&font(#008000){……何をしているの?}} #center(){&font(#994c00){あ、あの……つ、ついきしよかなって…}} #center(){&font(#008000){…………さ、戻るわよ}} #center(){&font(#994c00){い、いーやー!!}} #center(){&font(#994c00){たーすーけーてーぇええッ!!}} #center(){&font(#f09199){―― BAD END? ――}} ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&font(#0000ff){&u(){消去} &u(){項目ロック} &u(){ロック解除}} ---- #right(){この項目が面白かったなら……[ポチッと]} #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #comment