&font(#6495ED){登録日}:2012/09/04(火) 00:07:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 紀元54年、地中海一帯を領土とした巨大国家、ローマ帝国に新たな皇帝が即位した。 彼の名は、ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス(Nero Claudius Caesar Augustus Germanicus)。 栄えあるローマ帝国の第五代皇帝である。 この時ネロは、弱冠16歳。 普通に責任ある役職につくとされる年齢ですら30歳からとされていたローマにおいて、これは異例中の異例の即位であった。 しかし、「寛容(クレメンティア)」のスローガンを掲げ就任した若き皇帝の誕生は、一般大衆からは歓迎を持って迎えられた。 人々は彼の治世に、大いに期待を寄せていたのだ。 だが後世、彼はある呼び名にて呼ばれる人物となってしまった。 「暴君ネロ」と。 ■ネロの誕生 ネロが生まれたのは紀元前37年。 ユリウス・クラウディウス朝に連なる軍人であったゲルマニクスの娘であるユリア・アグリッピナ(兄は三代皇帝カリグラ)と、 執政官であったグナエウスとの間に産まれた。 ただ、アグリッピナは兄と近親相姦関係にあったとされるため、カリグラの息子とする説もある。 生後すぐに父を亡くし、紆余曲折(母がカリグラにより謀反の疑いをかけられ流刑にされ叔母に預けられる等)の後、 母は四代皇帝であったクラウディウス帝と結婚した。 この時、父には前妻の息子、ブリタニクスがおり、当然、彼が次期皇帝候補の筆頭であった。 だが、出世欲が深かったアグリッピナは、なんとか息子を皇帝としたかった。 そこで、クラウディウス帝の娘であったオクタウィア(ブリタニクスの姉)とネロを結婚させ、 夫の好きなキノコ料理に毒を仕込み、それを吐き出すのを介抱するフリをして更に医師に毒を盛らせ、彼を亡き者としたのである。 (クラウディウス帝含めた当時のローマ人には満腹でも食うために吐く習慣があり、公的にはそれによる窒息死とされた) こうして、皇帝の急死により、ブリタニクスより年長であったネロは、継子の身でありながらまんまと皇帝に「仕立て上げられた」のである。 ■皇帝就任後 暴君と呼ばれるネロだが、その素顔は芸術をこよなく愛する詩人だった。 皇帝となった彼は、「ローマを芸術の都にする」事を夢としていた。 だが、アグリッピナは彼にそれを許さなかった。 この時、アグリッピナは手入れを怠らず美しいままの自らの身体をも使って(肉体関係を結んで)ネロを傀儡としており、かなりの権力を持っていたのだ。 その権力を象徴するのが、皇帝就任を記念して作られる通貨である。 この金貨には皇帝の顔が刻まれるのが通例だが、ネロの代のものは、なんと、ネロとアグリッピナが向き合った姿が刻まれているのである。 ローマの歴史上でも、こんな金貨は後にも先にもこれだけである。 だが、子はやがて親離れするもの。 ネロは妻であるオクタウィアをほったらかし、アクテというギリシャ人の解放奴隷の女性と情交するようになる。 しかしこれにアグリッピナは激怒。 クラウディウス帝の実子たるブリタニクスを後押しするようになり、「正当な後継者は彼よ!」と、ネロを皇帝の座から引きずり下ろそうとする。 なんとも身勝手な母親に、ついにはネロも愛想を尽かしてしまった。 ■最初の殺人 ネロとブリタニクスが共に食事をしたある日、ブリタニクスが突然苦しみを訴えた。 だが、ブリタニクスはもともと「てんかん」の持病を持っていたので、発作によって苦しみ出すのはいつもの事であり、 その場にいた人々は皆、気にも止めなかった。 だが、ブリタニクスはそのまま死亡してしまう。 実はネロは、毒味役の目を欺くために熱い飲み物を用意させ、それを冷ますためにとブリタニクスに用意させた水に毒を入れていたのだ。 公的には「てんかんによる発作」が死因とされたが、アグリッピナは間違い無く原因に気づいていただろう。 なにせ、自分もやったのだから。 ■母殺し、妻殺し ブリタニクスの死もあってアグリッピナの権力は失墜し、それまでのような専横はできなくなってしまった。 もちろん、アグリッピナは権力を回復すべく、オクタヴィアに同情する素振りを見せたりゲルマニア軍団に資財を擲る等、民衆の支持を集めようとし、 ネロと更なる近親相姦を重ねるなどもした。 だが、それはネロにはただの重荷にしかならなかったようで、友人の妻であった美女、ポッパエア・サビーナと関係を持ちたかった事もあり、 アグリッピナはもはやただの邪魔者だった。 そしてついに、アグリッピナの乗る遊覧船を沈没させ、暗殺を謀る。 が、なんとアグリッピナは、自力で泳いで岸に辿り着い生還してしまった。 暗殺の失敗を知ったネロは、もうなりふり構わずに部下の一隊を引き連れ、寝室で休むアグリッピナの元へと向かい、殺害を命ずる。 アグリッピナは死期を悟って「刺すのなら、ネロの宿ったここを刺せ!」と叫び、兵隊の槍は、アグリッピナの腹部を、それだけでなく全身を刺し貫いた。 アグリッピナ殺害後、ネロは子供が出来ない事を理由にオクタヴィアと離婚し、不倫の罪をでっちあげて彼女を流刑に処した。 そして手紙で、オクタウィアに自殺をも命じたと言う。 だが、オクタウィアがこれに従わないと、部下に命じ、オクタウィアを殺害させた。 この際、ネロは死体検分を嫌がったという。 また、第二妻のポッパエアも、妊娠中にネロの怒りを買って腹部を蹴られ、胎児ごと命を落とした…という説もあるが、実は毒殺されたとか死んでおらずネロの墓に参ったという話まである。 ■暴君の狂乱 その後ネロは「ローマを快楽の都にする」と、しょっちゅうリサイタルや宴会を開いたりしていた。 これらは市民には好評だったようで、ネロはローマ中の美女を呼び寄せて&font(#ff0000){乱交パーティ}紛いの宴まで開き、 時には男奴隷と結婚し(ネロは花嫁役)、新婚初夜に後ろからアッー!されて悦んだり、 美少年を去勢して結婚式をするなど、倒錯的な行為に及ぶこともあったという。 ちなみに、その美少年は好きだった女性にそっくりな彼女の弟で、彼(彼女)はネロが死ぬまで彼に仕えたが、 ネロの死後、王の命で大衆の面前で全裸にされそうになり、自殺したという。 ■ローマ大火 紀元前64年、ローマは大火災に見舞われる。 大競技場から上がった火の手はローマを焼き尽くし、多数の死傷者を出したが、ネロは素早くその復興に着手。 ネロは王朝の財の殆どを使って火災からの復興に尽力し、ローマ市民に讃えられた。 実際、このネロの対応は後世の歴史家にも高く評価されている。 だが、この大火の後に建設が始まった贅を尽くした宮殿(ドムス・アウレア)の予定地が、大火により焼け落ちた土地とぴったりと重なっていたことから、 市民の間に「皇帝が火を放った」という噂が広まってしまう(真偽は不明)。 もしも事実無根の噂なら、助けてもらっておいてなんとも身勝手な市民もいたものである。 なおこの噂の出どころとしてネロと仲が最悪だった元老院が広めたという説がある。 ■キリスト教徒虐殺 33年にキリストが十字架にかけられて以来、使徒達はユダヤ人を中心に布教を行っていた。 それはもちろんローマにも及んでいたが、元々多神教であったローマ人達は彼等を疎んじていた。 というか国家の伝統宗教をないがしろにし、罪者扱いだったキリストを旗頭に布教してるのだから当たり前の話だが。 噂に悩んでいたネロは、事態を収拾するため、大火災の責任をキリスト教徒に押し付ける。 しかし、そのやり方があまりにも残酷だったので市民がキリスト教徒を不憫に思ったとか。 そもそも、自分のスケープゴーストにする為に無実の者達に罪を被せて、殺しているので例え当時のキリスト教徒の立場がどうであれ、やっている事は腐れ外道と罵られても仕方ない所業である。 (実際、キリスト教徒が犯人という説もあったりするが真相は不明だぞ) ■最期 だが、その苛烈さに市民はネロを厭い始め、人望を失ったネロは暗殺に怯える日々を送る。 ガリアでの反乱を皮切りに部下にも元老院にも見離されたネロは次第に追い詰められ、死を覚悟した。 「早駈けに走る軍馬の音、我が胸を打つ」と、ホメロスの詩を口ずさみ、ナイフを喉に突き立てた。 騎兵の一人が絶命寸前のネロに外套をかけると、 「遅かったな。だが大儀である」 と呟いたともいう。 これが、ネロの最後の言葉であった。 ■評価 『暴君』とされているネロだが、その実市民や周辺諸国には好かれていたようで、死を惜しむ声は多かったという。 また、ネロの『寛容』を是とする治世はローマの歴史の中でも有数のものとされており、評価が高い。 なお、若い頃のネロは優秀な裁判官であり、その有能さは、本来担当できない事件も持ち込まれるくらいだったとか。 一般的に『暴君』とされるネロだが、その略歴を見ると『暴君』のイメージは誇張された結果…なのかもしれない。 ていうか『暴君ネロ』というイメージは、 ・歴史家タキトゥス ・スエトニウス ・帝政末期のキリスト教系文化人 だいたいこいつらの記述の影響。 であるが、ネロがした事を考えれば、当然ちゃ当然であり、また、暴君ではなかったかといえば、そうでもない。 暴君と呼ばれる面もあるのも事実であり、分かりやすく言うと『いい皇帝だけど、たまに暴走する』または『暴君だけどいいところもある』という感じだったと思われる。 とはいえ人格面がかなり無茶苦茶なのは決して間違いでは無い。 貞淑な妻でありローマ市民にも人気のあったクラウディア・オクタウィアの処刑したり、親友から妻を奪うために離縁させた上に僻地へ左遷するなどしている。 特にクラウディアの一件はローマ市民の間ではかなり悪評が立ったと今へ伝わる。 また上記でも乗せられてるように愛人は数多く享楽三昧・淫行三昧は枚挙に暇がない。 母親から受け継いだのか自身を敵対視と思った相手(あくまでネロの予想でしかない)を特に確証も無く殺害したり、些細なミスをした兵士を容赦なく処刑したりしている。 特に自分の感情や衝動を抑えきれない話が多く、ネロの周辺からすれば恐怖の対象でしか無かったのも頷ける。 一方で皇帝としてのネロの行動としては強引な政策を行いはするものの、ローマ市民を第一に考えた上での物が多く決して暴君と言われるような物は多くはない。(自分のリサイタルの間は市民を閉じ込めるような真似してるけど) ただし当時のローマの中では卑しいと言われる行為が多く、またネロの奔放すぎる政策や生き方は元老院から激しく疎まれており、そういう意味では既存の道徳観を破壊する暴君とも言える。 ネロの皇帝としての強みは市民からの高い支持であり、同時に仲が最悪であった元老院への対抗手段でもあったが、それもローマの大火が起こりキリスト教にその罪を擦り付け苛烈な罰を与えたことから市民からの支持を失う事となり没落してしまう。 また芸術家肌の文人皇帝と思われがちだが実際には割と反乱や暴動に自身が赴き鎮圧していると武闘派な面もある。 ■ネロを扱った作品 -[[Fate/EXTRA]] パートナーサーヴァントの一人として登場。 通称&bold(){[[赤セイバー]]}。詳細はリンク先を参照。 -我が名はネロ(安彦良和) 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,18) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ある意味キリスト教によるイメージダウン作戦の最大の被害者 -- 名無しさん (2013-06-16 02:35:20) - メッシュの番組で紹介されてたが、ぶっちゃけ母上の方が存在感半端なかった -- 松永さん (2013-08-22 12:13:17) - ライチ★光クラブで厨二病主人公がこの皇帝を崇拝している -- 名無しさん (2013-10-30 12:19:10) - セネカを殺したのが暴走の遠因だとは思うが、根本的に何でこの人こんなことしだしたんだろ -- 名無しさん (2013-10-30 14:42:08) - 偉大な母 アグリッピナを超えたかった? -- 松永さん (2013-10-30 15:26:25) - エディプスコンプレックスにおける父親に擬せられて女傑扱いされてるけどあの女大したことしてないぞ。クラウディウス毒殺も怪しいみたいだし。 -- 名無しさん (2014-02-09 23:26:31) - 暴君の狂乱の説明見てネロが羨ましく思った -- 名無しさん (2014-02-14 16:06:19) - 有能だったが色々フリーダム過ぎたんだよ -- 名無しさん (2014-02-14 16:12:12) - 本人の死後も、花や果物を墓に供える人が多かったというし タキトゥスの評は割り引いて見た方が無難 -- 名無しさん (2014-02-15 02:24:36) - あんな糞みたいな両親の間に生まれた子供にしては上出来。 -- 名無しさん (2014-02-24 22:25:21) - つーか、スウェトニウスのゴシップ史書を信用しすぎ -- 名無しさん (2014-03-15 03:06:56) - 父親だけじゃなくて母親も幼少期に死んでたら仮に何らかの形で殺されてたとしても史実よりはまだ幸せだったろうな…… -- 名無しさん (2014-05-28 01:20:24) - 実際、女と言う事を除けば赤セイバーっぽい性格だったのかもしれん -- 名無しさん (2014-05-28 04:55:36) - ジャイアンリサイタル、劇団独り、セクロス観賞晩餐会…etc. キ○ガイすぎでぶっ飛びすぎてローマ市民からはネタにされ、キ○ガイの目を通り越してある種愛されキャラだったお方。しかし、一方のローマ市民もぶっ飛びすぎてた↑あんま創作物と混同しない方が良いと思うぞ -- 名無しさん (2014-07-14 13:39:12) - 信長馬鹿のはネロなの?何かカエサルの説明っぽくなってるけど -- 名無しさん (2014-07-14 13:44:32) - ↑↑なお赤セイバーは「それ全部やった」と誇らしげに語る模様。 -- 名無しさん (2014-07-14 14:01:41) - タキトゥス≒天声人語、スヴェトニウス≒東スポみたいなもんか -- 名無しさん (2014-07-14 14:27:35) - ローマの皇帝としては、よくいる暗君なんだが、キリスト教徒への迫害だけで希代の暴君扱いされるとは、あの宗教のネガキャンすげぇな -- 名無しさん (2014-08-17 09:01:32) - ↑世界史的にかなりクズだからなあの宗教 -- 名無しさん (2014-08-17 11:18:41) - 「神聖紀オデッセリア2」にも登場してる。史実通りキリスト教を迫害するけど、実は未来(中世)から来た男の差し金であり、最後は化け物に変えられて主人公たちに倒された。 -- 名無しさん (2014-08-19 23:41:14) - 失政を重ねた挙げ句の結果というより、単に属州総督の反乱が大きすぎたように思う。ローマでは中央が地方の軍団の力を削るようなことを殆どしなかった。戦力にならないくせに親衛隊は野心家の属州総督より更に危険だったし。 -- 名無しさん (2014-08-20 18:11:42) - 長い歴史の中でキリスト教なんてそれこそ一部しかまともなのいないしな -- 名無しさん (2014-12-06 17:23:30) - 信長のカエサルと勘違いしてるじゃん -- 名無しさん (2014-12-06 17:30:52) - 勘違いされてるところを削除。ちゃんと項目読めば違うとわかるだろうに -- 名無しさん (2015-05-14 10:57:05) - ベクターは彼を思い出させる。 -- 名無しさん (2015-08-03 14:18:04) - 暴君てーなら、カリギュラってモンスターがほぼ同時期にいたわけで。 -- 名無しさん (2015-08-03 15:02:47) - ↑5 政教分離が出来てないならそうなるわけで。神様の名前つかってやりたい放題に決まってんジャン。まぁ、芸術家ってのは一般人の感性とはズレにズレテルわけで。そんなのが最高権力もてば、そりゃ、まぁこうなるよなって。 -- 名無しさん (2015-08-03 15:57:11) - ネロを擁護する気もないが、キリスト教も歴史的に見れば人のこと言える柄じゃないわけでなあ。結局歴史なんて最後に勝ち残った奴が好きなように残すもんよ。 -- 名無しさん (2016-01-27 14:39:54) - ギリシャ・ローマではよくあること>身勝手な市民 -- 名無しさん (2016-08-22 11:47:54) - 今でこそ平和を尊ぶ宗教(笑い)だけどかつては戦争の火種を撒き散らす外道宗教だったからな -- 名無しさん (2016-10-09 14:19:30) - ↑まあ改革しただけ今でも外道な緑のあいつらよりはかなりましだろう -- 名無しさん (2016-11-07 16:39:25) - 暴君扱いされるけどさほど暴君じゃなくてでもやっぱり暴君な暴君。 -- 名無しさん (2016-11-07 17:33:26) - アグリッピナとカリギュラの近親相姦で生まれたトンデモ説を見たときは固まった -- 名無しさん (2016-11-07 17:37:29) - 暴君とは何ぞやっていう話だな。専横を以てしたとして、だからといって……。だがしかし、一面として暴君と呼ばれる側面も嘘ではなく。 奔放に生きた、懸命に生きたローマ皇帝として誹られることも当然だけど、絶対悪と呼ばれる理由はない。複雑な人物だよね -- 名無しさん (2016-11-20 21:04:40) - 日本で言うところの織田信長のようなものだよな -- 名無しさん (2016-11-20 21:46:18) - 乱交した結果、父親不明の子供が大勢生まれてそうな -- 名無しさん (2016-11-20 21:59:09) - 特に落ち度のない妻を離縁した上で殺したりしてるのは普通に悪だけどな。これ以外にも些細な事で割と人を殺してる。腐敗してた元老院と仲が悪かったのは良いんだが、自身がやってる事が滅茶苦茶だから結果足元救われて死ぬ破目になったのはお粗末だな -- 名無しさん (2016-11-20 22:32:51) - ブーディカの乱だけに関してはネロはある意味むしろ被害者側でもあるんだけどな… ↑昔としては世継ぎが産めないってのは大問題ではある -- 名無しさん (2016-11-20 22:47:46) - ↑12歳で結婚させられた上に物の2年もせず浮気三昧のネロとの間に世継ぎが出来るわけないだろう。不妊以前に年齢的にもネロの素行的にも無理がある -- 名無しさん (2016-11-20 22:55:17) - 私人としては面白いけど皇帝としてはボンクラ、でもまぁがんばったよねってのが塩婆の評価 -- 名無しさん (2017-09-20 10:13:15) - 7↑ そもそも絶対悪と言えるような君主というのは存在しない、国が発展しなければみんな地位を失うんだから、誰もが良かれと思って暴走したり失敗したりするんだ -- 名無しさん (2017-09-20 10:19:27) - 笑い飯西田曰く一番市民がブチ切れたのは当時麦が大凶作でエジプトから麦を輸入してくるかと思ったらコンサート会場用の砂を輸入された事とか 古今東西食いもんの怨みは怖いな -- 名無しさん (2017-11-19 13:16:43) - キリスト教によるイメージダウン作戦というのは、多分、弾圧を受けた報復ということなんだろうけど、キリスト教の教義は愛せよ、許せよじゃなかったのか(--; -- 名無しさん (2018-07-05 14:22:21) - ↑汝の隣人を愛せよ、ただし異教徒テメーはダメだ。だからな -- 名無しさん (2018-07-05 15:34:21) - ↑3 当時のローマというかイタリアはエジプト他からの小麦輸入に頼りっぱなし。運ばれてくるはずの小麦がなぜか競技会場用の砂になってたらそりゃ怒るわ -- 名無しさん (2018-07-05 16:05:53) - ↑5 幽王「妻を笑わせるために部下を引っ掛けてたら信用なくしたけど許されるんですか!」 四条天皇「女官を滑らそうと廊下に小石を巻いたら(以下略 -- 名無しさん (2018-07-11 14:51:47) #comment #areaedit(end) }