エターナルスフィア

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エターナルスフィア」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2010/09/15(水) 20:33:13
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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&font(#0000ff){Eternal Sphere}



エターナルスフィアとは、スターオーシャンシリーズに登場する武器、または用語である。
また、同ゲームのポータルサイト名でもある。
[[某声優四人組ユニット>sphere(スフィア)]]よ、永遠に~的な意味は全くない。

『スターオーシャン』は開発当初は『エターナルスフィア』という名前であったが、「タイトル名でどんなゲームなのか想像出来ない」という理由で現在の物に変更された。それでも開発スタッフにこの名前の思い入れが強かったのか、SO以降のシリーズに「エターナルスフィア」という言葉が用いられている。
 

&font(#0000ff){【スターオーシャン SECOND STORY】}

主人公クロード・C・ケニーの武器の1つで、本作に登場する最強クラスの剣。

&font(#0000ff){◆性能◆}
攻撃力:1600
ステータス補正:HIT+70、CTR+25、GUTS+40
吸収:光
無効:闇、負
半減:星
特殊効果:攻撃時星弾をばら撒いて追撃する



単純な攻撃力だけなら聖剣ファーウェル(1900)や魔剣レヴァンテイン(3000)に劣る。
しかし特殊効果の星弾が異常なまでに強力で、通常攻撃+星弾のみのハメ技だけで敵を葬る事も可能。
武器なのに何故か複数の防御属性を持っている事も何気に便利。

一部のボス等には上記のハメ技だけで敵を倒す戦法は通用しないが、この星弾が『バブルローション』と手を組むと途端にゲームバランスが崩壊する。
SO2初回出荷分には雑魚だけでなく全てのボスに即死効果が有効という致命的なバグがあり、バブルローションを使用すると&font(#ff0000){星弾全てに即死判定が付く}ため、攻撃が入りさえすればどんな敵もほぼ一瞬で死ぬ。
 

初回版以降では上記のバグは無いものの、星弾の威力は相変わらずなのでファーウェル、レヴァンテインよりも強いとも言われている。

まさに宇宙の理を破壊してしまう恐るべき剣である。


&font(#0000ff){◆つくりかた◆}

通常のRPGでこのような強い武器が手に入るのは終盤、もしくはクリア後である。

しかしこの剣、なんと&font(#ff0000){Disk1の中盤}で手に入れる事が可能なのだ。
エターナルスフィア作成の条件としては、

・ラクール武具大会終了までストーリーを進め、『シャープエッジ』を入手する

・電波レベルを上げて『ミスリル』を二個入手

・クロードのカスタマイズをエターナルスフィア作成可能レベルまで上げる

以上の条件が整えば実質最強の剣が中盤で作れてしまう。

SO3なら[[マリア>マリア・トレイター]]が登場した辺りで既にバトルブーツ×8個合成したレーザーウェポンを持っているようなものだ。VPならレザード戦前に何故か魔剣レヴァンテインを手に入れてしまっているようなものか。

ただし、作成元のシャープエッジは武具大会のイベントで準優勝(優勝は出来ない)することで手に入る一振りのみなので、準優勝出来なかったり、失敗したり、作成ルート以外の剣にしてしまったりした状態でセーブすると取り返しがつかなくなる。
特にレナ編だと大会中の操作が完全オートなのでレベル上げはしっかりとしたい。



以下ネタバレあり










&font(#0000ff){【スターオーシャン Till the End of Time】}

フェイト達が暮らす宇宙、つまりは世界そのものを指す。

物語終盤に、実はフェイト達の世界はFD空間(Four Dimension)に住むFD人によって作られた仮想空間である事が判明する。
エターナルスフィアの開発者であるルシファーらは、フェイト達の世界は単なるデータという認識だが、ルシファーの妹のブレアや彼女の仲間達は高度に発展したエターナルスフィアは既に自分たちと別の世界のようなものであり、手出しを止めるべきという考え方をしている。
 

FD空間におけるエターナルスフィアとは、FD人が精神を内部のプログラム生命体に精神転送することで仮想世界の生活を疑似体験できるゲームであり、スフィア社のヒット商品になっている。
ただしプログラム生命体の作成や調整は出来るが、「操作」は基本的には一切行えない。
FD人が一方的に干渉してエターナルスフィアの生命体を操る事は出来ないのだ。
ただしプログラム生命体の操作以外は結構可能で、SO2において十賢者が解き放たれた原因もスフィア社の社員がゲームを面白くするイベントのために時間停止を取り除いたため。

このゲームのお陰で、ロストシティの中小企業の一つでしかなかったスフィア社は一躍都市を牛耳る程の地位を得た。



なおエターナルスフィアにおける『紋章術』とはエターナルスフィアを構成するプログラム言語であり、紋章術によって起きる現象はエターナルスフィアの構成プログラムを書き替える事により起こる事象である。
ロキシ・ラインゴッドらが研究していた『紋章遺伝子学』も基本的にこれらと同様だが、エターナルスフィアからFD空間に直接干渉出来る力をもっている紋章術よりも遥かに高度な技術。
苦心してエターナルスフィアのシステムを開発してきたルシファーにとって、今まで開発していたシステムが自己進化をし、ついには自分たちを攻撃してくるまでに成長してくるとは夢にも思わなかっただろう。
だからフェイト達の事を最後まで消滅すべき『バグ』として捉え、ブレアらの考えに迎合する事も出来なかったのだろう。
……てかエターナルスフィア側とFD世界側が繋がっている以上いつかエターナルスフィア側が大挙して侵攻してくる可能性もある上に、この件が露見すれば会社の信用がた落ちだろうからブレア達のがおかしいっちゃおかしいのだが。




ラストバトルの後、ルシファーによってエターナルスフィアの全データが消去され一時は消滅するが、
高度に発展していたプログラム生命が「自分たちの世界」を認識していたためエンディング後にはエターナルスフィアとFD空間は完全に切り離され、一つの世界として独立した。
また、小説版ではFD空間に対するただのパラレルワールドという設定になっている。
ゲーム本編では後半が急展開で進み、エターナルスフィアの説明が不足なままエンディングを迎えてしまうため、小説版の設定の方が正しいのではないかという意見もある。てかそうであって欲しいという意見が多い。
 

エンディングの意味をプレイヤーが自由に想像出来るようにあえて説明を曖昧にしたのかもしれない。

どちらにせよこの設定は特に1、2をプレイした人とっては受け入れ難いものであったようで、SO3は戦闘システムは良いがストーリーが×というレビューが多い。
それもそのはず、この設定だとエターナルスフィア=リアルで言うところのオンラインゲーム、という事になり1、2の冒険も陳腐なものに感じられるようになってしまうからだとか。
ゲームのゲーム…フェイトがファイトシミュレーターで遊ぶと更にゲームのゲームのゲームと訳の判らない事になってしまう。
まあ上に書いてあるとおり、エターナルスフィア内の人間にはFD側から一切直接の干渉はないのでクロード達の戦いはクロード達自身の意志によるものだが。


次の[[スターオーシャン4-THE LAST HOPE-]]ではこの設定は全く言及されていない(時代がSO1より前という事もあるが。)
というか存在自体が3のネタバレみたいなものなので、恐らく5が出る事になってもこの設定が使われる事は無いと思われる。


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- 意図はわかるけど既に2作出して相当の人気あるシリーズでやることじゃなかったな。一応作られたゲームの世界とはいえ既に手を離れて一つの世界として成立しているって説明はあるんだが  -- 名無しさん  (2013-08-15 00:03:08)
- 例えどんな存在だろうと自由意思があればそれは一個の生命。「我思う、故に我あり」って感じで好きなんだけどなこの設定。ラストの世界再生の時のフェイトのセリフとかまさにそうだし  -- 名無しさん  (2013-08-15 09:10:09)
- 時系列的に3が1や2より前なら良かったんだろうけどね…。俺も設定としては好きだし意図もわかるが、敢えて現時点で一番未来の話にした意味はわからん  -- 名無しさん  (2013-08-15 09:14:42)
- 最初プレイした時「コレは良い設定!」と思ってたら予想外にブーイングの嵐で呆然とした。神への反逆は割と王道だし、それまでの物語(1や2)だって結局は人間の力を見せ付けて解決した訳だから茶番とは思わなかったんだが……  -- 名無しさん  (2013-08-15 09:32:42)
- そりゃそうだろファンにしてみれば宇宙を救った話がいきなり、1はフォルダの名前が文字化けしました、2はサーバが止まりましたレベルの話に落とされちゃったわけだし。やるんだったら最初から1と2を切り離した状態でやるべきだった。  -- 名無しさん  (2013-08-27 05:10:35)
- 2が一番好きだけど &br()ロニキスが死んだ大元の原因がFD人の身勝手な理由で十賢者が解放されたから、って時点で受け入れ難かった &br()実際プログラム生命体自体は操作できなくてもそれ以外は操作し放題、あの時感動した話はゲームみたいな世界の話でしたってのはつらかった  -- 名無しさん  (2013-11-14 03:01:28)
- 設定は構わないけどSO1の時点で言及するか、匂わす伏線を張るべきだった。そしたらSO3のFD人の言動がより際立っただろうし  -- 名無しさん  (2013-11-14 07:33:53)
- プレイヤーが操作できないゲームって事?そんなのFD人側も何が面白いんだ  -- 名無しさん  (2014-11-16 18:07:50)
- 何時でも何処にでも生えてくる空破斬に対する答えだと納得していたな自分は  -- 名無しさん  (2014-11-16 20:55:41)
- バグの多さはFD人のせいなのねそうなのね  -- 名無しさん  (2015-01-21 01:45:40)
- 過去作を巻き込んだ設定というのが賛否の否を大きくした要因のひとつだろう。もしくは発売時期が早すぎたか遅すぎたか  -- 名無しさん  (2015-02-03 16:39:48)
- これが新規タイトルでの話なら普通に評価されただろうけど、シリーズ物でしかも3作目でやることじゃないわマジで。正直ここからトライエースの電波ストーリーっぷりが発揮されていまの衰退を招いたんじゃって思ってるぐらい。  -- 名無しさん  (2015-02-11 09:09:22)
- そして4は時系列で1の前ってほんとになんなんだよ  -- 名無しさん  (2015-02-20 23:00:55)
- SOの世界は、ドラえもん大長編の創生日記みたいなものだった。・・・ってこと?  -- 名無しさん  (2015-02-21 16:57:20)
- みんなが3の話ばっかしてるけど、個人的には2の武器としてのエターナル・スフィアの説明で、ボス相手にバブルローションが通じるのは初回版だけの致命的なミス、みたいに書かれてアレって思った。4コマでもネタにされてたし、攻略本でも気楽にマルチENDを楽しむ為の方法として紹介されてたように思うので、てっきり製作者がマルチENDを気軽に楽しむ為に気を利かせてサービスしたのかと思ったけど、違ったのかな。ENDが膨大な2では、バブルローションでラストバトルをさっさと終わらせられないと、多数のENDを網羅していくのが大変になると思うんだけどなあ。  -- 名無しさん  (2015-02-27 00:55:25)
- ただの仮想世界にしておけばよかったのに、「ゲーム」という言葉が変な引火しちゃったという感じではあるよな。  -- 名無しさん  (2015-04-22 13:14:34)
- 小説版ではただのパラレルワールドって、つまり結果的にプログラムを消去したいのに似たような無関係の世界に手を出しちゃったって感じ?じゃあルシファーの侵攻とフェイト達の懸命な抵抗は一体何の意味がある?この設定こそ茶番だと思うんだが...  -- 名無しさん  (2015-11-06 08:00:39)
- ↑小説版でブレアは自分たちは仮想世界を作ったつもりだったが実は別世界へとアクセスしていただけではないかと予想していた。ルシファーはその可能性に薄々気づいていて、自分が作った筈の世界が実は自分の所有物でないというのが気に入らず、完全に支配下におこうと侵略を画策した。創造主と被造物の関係でなければ気が済まない  -- 名無しさん  (2015-12-14 19:54:00)
- という傲慢な思想に基づいたルシファーの侵略に対し、その世界に生きる者としてフェイト達は立ち向かった。茶番でも無意味でもない。  -- 名無しさん  (2015-12-14 19:55:03)
- 当時、3のこのクソ設定を好意的に捉えて(多分)4コマやショートストーリーを描いてた公式作家さんたちは凄い  -- 名無しさん  (2015-12-30 18:33:38)
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