プロフェシー(映画)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/07/11(水) 00:10:08
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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#center(){&font(#800080){やあ、ジョン…}}






























#center(){&font(#800080){私は、インドリッド・コールド……}}
#right(){byア○ラス}





■プロフェシー■

『プロフェシー(The Mothman Prophecies)』は02年の米映画。
66年に米国の田舎町ポイントプレザント(ウェストヴァージニア州)で発生した「モスマン」事件を題材にしたSFミステリー、サスペンス作品。

実話(超常現象)を元にしたサイキックホラーである。

主演は日本好きが高じて「忠犬ハチ公」まで映画化したリチャード・ギアで、76年に発表されたジョン・A・キールの同名小説を原作としている。
 

【概要】

日本人にはイマイチなじみが薄いがアメリカでは非常に有名な超常現象である「モスマン事件」の実写映画化作品。
ただし、ドキュメンタリー風の作りではなく、主人公の新聞記者の視点を通じて、田舎町を舞台に起きる異常な事態を淡々と描くと云うスタイルをとっている。

徹底的に抑えた演出による底知れぬ不気味さはかなりの物で、高位の存在による啓示を人間が&font(#0000ff){“理解出来ない”}事の恐怖をまざまざと描いている。

※ポイントプレザントにある「モスマン」像。

尚、「モスマン事件」とはポイントプレザントの住人が奇妙な空を飛ぶ怪物モスマン(蛾人間)との遭遇を繰り返した末、最初の遭遇事件から13か月後の1967年12月15日、最後の目撃場所となったポイント・プレザントとオハイオ州カノーガを結ぶシルバー・ブリッジが大規模な崩落事故を起こし、46人もの人間が犠牲になる大惨事となった事件を指す。
 

【物語】

ワシントン・ポストの花形記者であるジョン・クラインは、輝かしいキャリアの中に居た。
愛する妻メアリーとの更なる幸せの為にクリスマスの夜に邸宅を購入したジョンだが、その帰り道に運転中のメアリーが原因不明の運転ミスにより重傷を負い、脳の障害までも発見されるのだった。
ジョンの願いも空しく、メアリーは死亡……。
彼女は、死ぬまでに奇妙なスケッチを残していた。

……それから2年。
未だ傷心の中に居たジョンは、翌日の州知事へのインタビューの為にリッチモンドへと車を走らせていたが、途中で原因不明のトラブルにより車が停車……。
やむなく、近くの家に助けを求めたジョンは、その家の主であるゴードンから「自分が3日前から同じ時刻に、家を訪問している事」を聞かされるのだった。
……通報を聞き、訪れた女性警官のコニーにより誤解を解く事が出来たジョンだったが、自分が一瞬の内に有り得ない距離を移動してその町……「ポイントプレザント」にやって来た事実を知る。

……そして、人々が目撃する「奇妙な存在」の正体とは……?
 

【登場人物】
※吹替はDVD版。

・ジョン・クライン
演:リチャード・ギア
吹替:原康義
本作の主人公。
ワシントン・ポストの花形記者で幸せの絶頂にあったが妻の死により全てを失った。
導かれた「ポイントプレザント」にて、妻の死にも“その存在”が関わっている事実を確信。
記者生命を捨ててまで真相を探ろうとするが……。


・コニー・マイルズ
演:ローラ・リニー
吹替:佐々木優子
ヒロイン。
生まれ故郷のポイントプレザントで警官として働いている女性。
ジョンの世話をした事を切欠に彼に協力をするが、続発する奇妙な事件に頭を悩ませる。
夢の中で「37」番目と語りかけられているが……。
 

・ゴードン・スモールウッド
演:ウィル・パットン
吹替:斉藤志郎
町に来たジョンが最初に訪問した民家の主。
情緒不安定気味で、以前にアルコール関係でトラブルがあった模様。
出逢うなり、自分を悩ませていたジョンに銃を突き付けた。
……後に“その存在”による更なる怪異に巻き込まれ……。


・デニース
演:ルシンダ・ジェニー
吹替:唐沢潤
ゴードンの妻。
平静を失ってゆく夫に耐えきれず、別れてしまう。


・リーク博士
演:アラン・ベイツ
吹替:森章二
事件の調査を開始したジョンが接触を図った「予言」に関する著作を残す科学者。
一度はジョンからの取材を断るが、後に直接自分を訪ねて来たジョンに「神の視点」を持つ者との出逢いの実例を……そして、二度目の訪問の際には自らの「体験談」を明かす。
 

・メアリー
演:デブラ・メッシング
吹替:勝生真沙子
2年前のクリスマスに、運転中に突如前後不覚に陥った末に交通事故を引き起こし、挙げ句に本人も気付いていなかった難病によりこの世を去る。
彼女の死がジョンに与えた影響は大きく、いまだ彼の人生に影を落としている。
ジョンは事件の調査中に、再び彼女の存在を感じる事に……。
事故の直前に“その存在”を目撃している。
 

・インドリッド・コールド
劇中にて“その存在”の名として登場するが、これはジョンにのみ通じる(見えている)現実であり、この描写は完全なフィクションである。
実際の「ポイントプレザント」の住人は「鳥」とのみ呼んでおり、映画では「蛾人間」とはウクライナ人の伝説に出てくる呼び名であると説明されている。
ネイティブアメリカンの伝承に残る「雷鳥」や黙示録の「天使」更には「飛行人間」や「宇宙人」とも同一視される一方で、単なる鳥類の見間違い説、住民による町を有名にする為の詐話説まで正体は不明。
電話に録音されていた「声」は完全に言葉を聞き取れるにも関わらず、高周波の電気信号として分析される。
 




【余談】

映画では事故の犠牲者は36人とされている。








追記修正は「啓示」を正しく解読できた人がお願いします。

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