十三龍(鉄鍋のジャン)

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十三龍(鉄鍋のジャン)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/09/25(火) 20:02:05
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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『[[鉄鍋のジャン!]]R 頂上作戦』に登場する[[中華料理]]チェーン店とその料理人達。
日本進出のデモンストレーションとして料理大会『ビッグ大谷日堂杯』を開催し[[秋山醤>秋山醤(鉄鍋のジャン)]]と勝負を繰り広げる。
予選落ちしてしまう程度の者からジャンと互角に渡り合える者まで、実力は上位と下位とでかなりの開きがある。
料理人たちの間には仲間意識と呼べるものはほとんどなく、所詮は烏合の衆と言ったところである。
なお、ネーミングは吸血鬼や狼男など、怪物をイメージしている様子。


**社長
・&font(#ff0000){エリザ・バートリー}
アメリカには200を越える支店を持つバートリー・フーズの社長を務める少女。
十三龍の日本進出のために大谷と組んでビッグ大谷日堂杯を開催する。
見た目は可愛らしいが、予選の審査員達に自分達に有利な判定をさせたりサクラを使ってマインドコントロールしたりと目的のためなら手段を選ばない。
また、引き抜きに応じなかったジャンを車で轢いた挙句に彼の持っていた秋山ノートを取り上げたりもするという、残虐な面も持つ危険人物。

かつてはサプリを主食とした不健康な生活をしていたが、佐藤田の作る料理に魅せられて食べることに興味を持つようになる。
佐藤田に対してはツンデレであり、自分と離れてただの料理人に戻ることに反対するが、執事としての生活を続けて料理人に必要な体力を失ってしまった彼のために料理人に戻ることを許可した。
しかし、秋山に対しては上述の通り言い訳不可能なレベルで悪どいこと(殺人未遂)をやらかしており、それに対するお咎めの有無は作中では明らかになっていない。

**執事
・&font(#ff0000){佐藤田十三}
料理界のダ・ビンチと評されている天才料理人でありエリザの執事。
ジャンの祖父であり師でもある秋山階一郎と同じく「料理は魔法」が信念。
エリザは自分の料理が無くてもやっていけるようになったと考え、再びただの料理人に戻ろうとする。

ビッグ大谷日堂杯終了後、優勝者であるジャンと勝負を繰り広げる。
一戦目の[[酢豚]]勝負ではサイフォンで作った様々なスパイス酢をブレンドしたあんかけと豚肉で作った肉麺を揚げ焼きしたものを合わせた新しい酢豚を出してジャンと同点の100点を取る。
二戦目の水勝負では野菜をドリップした水で煮込んだカサゴ料理、リンゴ味の飴にリンゴ水を仕込んだドリンクの二品を出してまた100点を取る。

しかし、料理は魔法と謳う自分より自由な解釈で自分と同等の料理を作られたことで、精神にダメージを負う。
数年間の執事生活で彼の身体と精神は鈍っており、上記のメンタルダメージもあって死力を尽くした料理を3度も作るというプレッシャーに耐えきれなくなっていた。((心身が鈍っていることはジャンも見抜いており、おそらくそれを突くための料理を出している。))
しかも、ここに至ってようやくジャンがエリザによって大怪我させられた上でこの死闘をしていたことを知り、負けを認める。
エリザも佐藤田が二度とジャンに負けないように自分の執事をやめて料理人に戻ることを許可した。
2ndではエリザと結婚しているようだが、本人は登場していない。

**料理人
・&font(#ff0000){ブルー・メナール}
ロス店所属。
メイド服に身を包んだマッチョな男性で十三龍のナンバーワン料理人。オネェ口調で話す。

かつてはホテルブルックリンで働いていたが誰も自分の料理を認めてくれない憂さを晴らすために走り屋をしていた。
しかし自分の才能を認めてスカウトをしにきた佐藤田に引き抜かれて以来、彼に忠誠を誓っている。
水月にスク水を着るように迫られたソフィを庇ったり、自らに敗れたブラドに「いつでも相手をしてあげる」と快く再戦を約束したりと人格面でも優れている。

白と黄色の茶巾包みに頂湯スープのあんかけをかけた料理で一回戦突破。
二回戦でも伊勢海老の団子の中にバターソースを包んだ[[エビチリ]]でブラドに勝利。
決勝戦まで進出し、仔牛肉で牡蠣やレバーを巻いた料理で100点を取るが佐藤田の判断によってジャンに敗北する。
とはいえ彼(彼女?)は「いい女は引き際もいい」と佐藤田の判断を受け入れている。

・&font(#ff0000){ロイ・ワイルド}
コロラド店所属。タレ目と下睫がチャームポイント。
熱い麺の上にアイス状にした練り胡麻を乗せた[[担々麺]]を作るがジャンには及ばず予選敗退。

・&font(#ff0000){大西金男}
ニューヨーク店所属。醜男。
調味料や胡麻だれが練り込まれた麺と青葱と香菜の澄んだスープの坦々麺を出す。
しかしロイと共に予選敗退してしまう。

・&font(#ff0000){ジャック・オケント}
ハワイ店所属。
相撲取りみたいな体型。デブ。自分の食欲を満たすために料理人になった。
キャビアや[[エスカルゴ>エスカルゴ(食材)]]の卵を塩漬けにしたものを、冷製カクテル仕立てにした料理を出すが、審査員達に&bold(){見てくれだけの料理}と評され一回戦で敗退する。

審査員達の心証を良くしようと満面のニコニコ笑顔で接していたが、審査員達から意図返しと言わんばかりに、ニコニコ笑顔で酷評され
ジャンからは「噛ませ犬の、お試しくん」呼ばわりされた。

・&font(#ff0000){ルーシー・ウォルター}
リッチモンド店所属。
元科学者の黒人女性。
十三龍製作の200万種の料理がインプットされた『ハンディ・クッキング・ブック』(価格29800円)を手に卵料理の課題に挑む。

ニンジンやほうれん草を使った3種の味の洋風[[茶碗蒸し]]を出し、合格点は出したが特別ルール(八人目は残った全員の料理人から最高点の人物)でジャンに敗退する。

「ジャン」全体で見ても唯一の褐色娘さんな為、早い退場を惜しんだ人も多かったとか。

・&font(#ff0000){カーチス・プライス}
シャーロットタウン店所属。
「料理はビックリ箱」が口癖。のモミアゲカウボーイ。
スープで伸ばした卵白を蒸したものにフカヒレと蟹肉のあんかけをかけた料理を出すが一回戦で敗退。

いかにも大物っぽい感じだったが、一回戦の合格ライン(80点)にも届かなかった見掛け倒し。

・&font(#ff0000){マッド・エドガー}
セントルイス店所属。
髪の毛で片目が隠れた男性。十三龍の料理人では一番のイケメンだったが、劇中では地味でほとんどセリフなし。ジャン曰くキタローもどき。

卵白と白身魚の炒め物を出すが、ペジェ同様に既成のものを普通に作っただけだったため、一回戦で敗退。

・&font(#ff0000){ペジエ・カタリ}
香港店所属。
パンチパーマがチャームポイント。
口が悪く、高慢な性格。
卵白のミルク炒めを出すが個性が無いと評価され一回戦で敗退。

「味ならこのペジエ」が口癖だったが、かなり怪しいところ。

・&font(#ff0000){ユージー・ウルフマン}
シンガポール店所属。
口元を覆っている忍者の様な風貌の男性。
切り刻むことが大好き。
[[ホビロン]]の揚げ物に卵にたまった茹で汁のたれをかけた料理を出すが、一回戦で敗退。

しかし合格ラインは超えており、ジャンからも「アイディアは良かった」と誉められていた為、ルーシー同様単に運がなかっただけと言えるだろう。
とはいえ、シリーズ全体の内容を見るに、調理の速さも料理人の腕前としてカウントされているので、そこは劣っていたと言える。

・&font(#ff0000){ソフィ・ローテンベルグ}
オクラホマ店所属。
ウェーブのかかった金髪が特徴の女性。眉毛が無い(生まれつきらしい)。
自分の周りを囲むように調理台を配置することで100%の力を発揮する。
「ツイスター」の異名を持ち作業中は腕が回転しているように見えるほど。

卵たっぷりの皮でカスタードを包んだ月餅で一回戦突破。
二回戦では玉蜀黍の皮にぷりぷりのエビチリを包んで[[春巻]]仕立てにした料理で高評価を受けるも大谷水月に敗退する。

・&font(#ff0000){アリー・ストリゴイ}
トロント店所属。
ロボコップみたいなゴーグルを付けたハゲた悪人面の男性。
ブラドと共に一回戦敗退した仲間に洗剤をぶちまけるなど例に漏れず性格が悪い。ジャンを珍しい素材に頼ったハリボテ料理人と評した。

白身のスープと生クリームで味付けしたものを殻の中に戻して蒸した黄身無し卵に干し貝柱のあんかけをかけた料理で一回戦突破。
二回戦ではスパイスの旨味を存分に溶かした油を使った緑色のエビチリを出すがジャンに敗北する。

・&font(#ff0000){ブラド・アルカード}
デトロイド店所属。
モミアゲと黒メガネの悪人面の男。
フリーの料理人だったころから後述するブルーに一歩先んじられていて十三龍に入ってからもナンバー2という立場だった。
そのため彼(彼女?)の事をライバル視している。

揚げた皮蛋に黒焦げのシシャモをミキサーにかけて作った香ばしいソースをかけた料理で一回戦突破。
二回戦でバナナとバナナ海老を組み合わせたエビチリを繰り出すがブルーには一歩及ばずに敗退する。

負けた仲間の包丁を壊すなど冷酷な男だが、その一方で自分が負けた時は敗因を聞いた後で敗北のペナルティを潔く受け入れるという一面もある。
串刺し公の名前を持つ、いわゆるユニーク枠に相応しいポジションと言える。&s(){まあ、結局烏合の衆だけど。}



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- 大抵のやつの一回戦の得点が藤田(ジャン評価)以下だったせいで噛ませどころか弱キャラ扱いが天井知らずに…  -- 名無しさん  (2013-12-14 13:25:28)
- ジャックが箸にも棒にもかからないヘボ料理人と判明した時点でオチは見えていたが、まさか一回戦すら満足に抜けられないのが大半とはなぁ……  -- 名無しさん  (2013-12-14 13:42:13)
- この漫画にしてはマトモな性格してるよなあ。ブルーとブラドの戦いはジャンらしくない正統派ライバル対決って感じだった。  -- 名無しさん  (2013-12-14 13:48:42)
- カスタード餡の月餅で80点以上出したことが未だに納得できない  -- 名無しさん  (2013-12-14 14:47:23)
- 褐色娘さんは勝ち抜いてほしかったなぁ  -- 名無しさん  (2013-12-14 16:22:10)
- エリザ・バートリー…って元ネタは悪魔ランサーと同じくあの残虐女だよ…ね?  -- 名無しさん  (2013-12-14 16:26:44)
- ↑伝説上の怪物から名前をとった奴が多いしな。まあ、『魔王』秋山醤の相手は務まらなかったがw  -- 名無しさん  (2013-12-14 16:28:50)
- ああ、ブルーメナールにヴラドと確かに歴史上の(鬼)奇人だな。  -- 名無しさん  (2013-12-14 16:43:56)
- 順位的にはブルー>>ソフィ>アリー>ブラド=ユージー>ルーシー>カーチス>>マッド=ペジェ>>>デブと言ったとこか(一回戦の卵料理勝負基準)  -- 名無しさん  (2014-05-02 17:25:51)
- ブルーが(色んなセンスは兎も角)一番まともだった……最初は一番色物だったのに…  -- 名無しさん  (2015-12-02 19:29:35)
- むしろ「キタローもどき」で秋山が『ゲゲゲの鬼太郎』知ってるくらいだってのに驚いた。  -- 名無しさん  (2017-02-25 20:39:32)
- 佐藤田は、致命的なミスを犯した前作の黄蘭青より遥かに実力はあったと思う  -- 名無しさん  (2017-05-15 10:49:17)
- ↑佐藤田だけは他の敵と違って、強キャラしてて好きだったな。負けさせ方が無理矢理っぽいけど、それも実力の証明に見えた  -- 名無しさん  (2017-05-15 11:21:11)
- ↑↑タイプとしては前作の刈衣さんに近いですね。しかも弱点(体力がない)まで同じ。ただ体力を取り戻したらパワーアップした黄にも負けないというのは同感です。  -- 名無しさん  (2017-05-15 21:09:18)
- 名前の元ネタ、全員シリアルキラー?   -- 名無しさん  (2019-01-27 12:06:26)
- 同じ二回戦負けでも審査員が満腹になる一番最後で高得点を叩き出した藤田や、テーマとの乖離を起こしてしまったものの何気に大谷と湯水から満点と高得点を貰っている熊源と違って十三龍の大半の敗因が完全な実力不足とかもうね…  -- 名無しさん  (2022-02-07 00:26:59)
- ↑間違えた、一回戦負けだった  -- 名無しさん  (2022-02-07 00:37:17)
- 俺は佐藤田もジャンの言ってた「単純な工程を複雑に見せかける」タイプで強そうには思えないんだよな。リンゴ水とかその極地で、リンゴを丸くくりぬいて凍らせて刻んで絞る過程が煙に巻いてる感。途中の工程いくつかいらんでしょ。  -- 名無しさん  (2022-02-22 18:13:45)
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