VF-22 シュトゥルムフォーゲルⅡ

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VF-22 シュトゥルムフォーゲルⅡ」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2011/02/01(火) 17:46:12
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主にマクロス7、マクロス ダイナマイト7、マクロスVF-X2で活躍した機体。
マクロスプラスの主役機の一つ『YF-21』の正式採用型。



設計・製造:ゼネラル・ギャラクシー
全長ファイター:19.62m
全幅ファイター:15.36m(主翼展開時)
全高ファイター:4.04m(主脚含まず)
空虚重量:9,340kg (YF-21は9,550kg)
エンジン(主機):新中州/P&W/RR熱核反応バーストタービンFF-2450B×2
    (副機):P&W高機動バーニアスラスター HMM-6J
エンジン推力(主機):41,200kg×2(大気圏内)、65,200kg×2(大気圏外)
最大速度:(高度10,000m)M5.07+(YF-21はM5.06+)
(高度30,000m以上)M22.0+(YF-21はM21.0+)
(ノーマル仕様のまま衛星軌道上に進出可能)
乗員1名
【攻撃兵装】
エリコーンAAB-7 対空ビーム砲×1
マウラーREB-22 レーザービームガン×2
ヒューズ/GE GV-17L/BP-14D ガンポッド×2
ボフォーズ BML-02S マイクロミサイルランチャー×4
【防御兵装】
スタビライザー兼シールド×2
エネルギー転換装甲SWGAシステム一式
ピンポイントバリアシステム一式
アクティブステルスシステム一式



AVF(次世代全領域可変戦闘機:Advanced Variable Fighter)の一つ。AVF開発計画【スーパー・ノヴァ計画】にて、主にコスト面の問題などからYF-19(VF-19 エクスカリバー)に敗れたYF-21をマイナーチェンジして正式採用した機体。

惜しくも競争に敗れたものの、VF-19より大型で、更に様々な任務に対応可能である優秀な設計・性能を捨てるのは惜しいと判断され、VF-17 ナイトメアの後継機として特殊任務機の座を与えられた。
 

AVFの基本スペックとも言える熱核バーストタービンエンジン、単独フォールド能力、ピンポイントバリアなどを備えた上で、ゼントラーディ系技術を得意とするゼネラル・ギャラクシー社らしく最新のオーバーテクノロジーを多用している。技術的にはVF-19を凌ぐ先進性を秘めている。

外見上の大きな特徴は、バトロイド時の両脚をエンジンブロックとせず、ファイター時では機体下面に格納する方式をとっている点。また、メインスラスターには三次元推力偏向ノズルを採用している。これらの措置により、尾翼や四肢を損傷・喪失しても飛行や戦闘機動にはほとんど影響しない。

外装には、最新の複合素材を使用しており、柔軟に伸縮して断面積や形状を変化させることができる。主翼は二つ折りになるタイプの可変翼であるのに加えて、新素材により状況に合わせて翼の厚さを変化させることで最適な揚力を獲得できる。更に左右の翼面形状を非対称に変えることで、よりアクロバティックな挙動を取ることも可能。
 
バトロイドモードでは、脚部とエンジンを別にしたことで、ゼントラーディ軍の傑作バトルスーツクァドラン・ローを思わせる姿となる。実際、クァドラン系バトルスーツのコントロールシステムの改良型を採用し、重力制御を用いた高機動戦闘を行える。


革新的な技術ばかりだが、新技術故にコスト高になりやすく、競争敗北の原因となってしまった。


VF-19と同じくスペックが高すぎて乗りこなせるパイロットが少なく、コスト高も相俟ってエース用の少数生産に留まった。



【VF-22で制限された機能】

◆ハイ・マニューバ・モード
飛行の上でデッドウェイトとなる四肢を切り離し、エンジンリミッターを解除することで起動する超高速機動形態。リミッターは機体限界ではなく、パイロットの「肉体限界」に合わせて設定されている為、リミッター解除による当モードの使用には文字通り“命懸け”の覚悟が必要となる。
VF-22では安全性を考慮し、緊急時用として時間制限が掛けられている。
 

◆BDIシステム
Brain Direct Image System
脳内イメージをそのまま機体に反映し、頭で考えるだけで空を飛ぶ「人翼一体」を実現したシステム。機体各部にあるセンサーからパイロットの脳に信号を送る為、目を閉じていても周囲を認識することが可能。一応、非常用に通常の操縦桿も搭載されている。
ただし、システムの仕様上、操縦には高い集中力が要求される為、扱いが困難。少しでも集中が途切れると暴走する可能性があり、また、システムの性質故に具体的な行動のイメージをすると意図しなくても機体が勝手に動いてしてしまうという非常に危険な部分がある。実際、スーパー・ノヴァ計画中に不具合を起こして墜落しかけ、更に救助に当たったイサム・アルヴァ・ダイソン中尉が巻き込まれる事故が発生した。
この欠点、及び新素材以上にコストが掛かるためVF-22ではオミットされ、脳波サポート程度に留まっている。



【バリエーション】

〔YF-21〕
ご存じプロトタイプ。3号機まで存在しており、劇中で使用されたのは2号機。1、3号機は予備機。無人戦闘機ゴーストをほぼ丸腰で墜とした唯一の機体。
VF-22との最大の違いはBDIシステムをメイン操縦システムとしている事。またハイ・マニューバ・モードにも時間制限が存在せず、使用には“命懸け”の覚悟が要求される。
死闘の果てにゴーストX9を撃破するも、Gフォースによりパイロットのガルド・ゴア・ボーマンも絶命。機体はそのまま大気圏を突破し、現在もガルドの亡骸を乗せたまま宇宙を飛び続けている。

〔A型〕
一応VF-X2で出ているのはこちら。外見の違いはカメラとコクピットキャノピーがVF-22仕様、腰部ウェポンパレットがYF-21仕様になっている事。
VF-19A同様、特殊作戦部隊のエース用に少数が生産された。

〔S型〕
指揮官機。コックピットのキャノピーは装甲ではなく視界を優先したものに変更している。頭部はモノアイからゴーグルタイプに変更。公式ではこのタイプしか登場していない。

◆マックス機
天才マックスこと、バトル7艦長マクシミリアン・ジーナス提督専用機。カラーリングはもちろん水色に近い青。「オペレーション・スターゲイザー」にて“切り札”として投入され、全く色褪せない超絶テクニックを披露した。

◆ミリア機
エースのミリアこと、シティ7市長ミリア・ファリーナ・ジーナス専用機。カラーリングはもちろん赤。元々はマックス機の予備。最終決戦にてマックス機と往年のコンビネーションを見せ付けた。
 
◆ガムリン機
ダイヤモンドフォース隊長ガムリン木崎大尉専用機。カラーリングは黒。主に銀河クジラ防衛戦にて活躍。2059年の時点でも現役で運用されている。

◆ウィルバー機
VF-Xレイヴンズ総司令ウィルバー・ガーランド大佐専用機。カラーリングは深い青色。ジャミングサウンドシステムを搭載しており、ミサイルをほぼ無力化することが可能。

◆マンフレート機
ギャラクシー船団の電子生命マンフレート(マンフレート・ブランド)専用機。カラーリングはワインレッド。ISCを搭載した魔改造仕様。マンフレートもサイボーグの体を使って搭乗しているので、VF-22よりVF-27 ルシファーに近い。

◆SVF-124「ムーンシューターズ」配備機
長距離移民船団護衛部隊の中でもファースト・ストライクを担当するムーンシューターズ、その中でも特殊作戦に参加するエース用に支給された機体。最初は6機配備され、そのパイロットは皆マイクローン化したメルトランディだった。
 
◆S.M.S.配備機
パープル、ブルー、バーミリオン小隊に各一機ずつ配備。フォールド同調式センサーを増設。



【追加装備】

〔スーパーパック〕
所謂ファストパック。
推力や武装より増槽やステルス性を重視している。
YF-21用とVF-22用が存在。


〔フォールドブースター〕
VF-19と共用。


〔サウンドブースター〕
VF-17改(ストームバルキリー)のものをVF-22のために適応させてもの。未放映話ではこれ装備してミリアが歌っていた。






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- YF-21のシュトゥルムフォーゲルって名前はゲームで出す時に差別化ができないから名付けたとか。  -- 名無しさん  (2014-06-04 21:45:51)
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