戦闘員(特撮)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/04/03(日) 20:25:57
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&font(#6495ED){所要時間}:約 64 分で読めます

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#center(){&blankimg(やめとこうよ・・・.jpg,width=225,height=168)
&sizex(1){出典:[[アンサイクロペディア>http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC]]}
}



戦闘員…。
それは『仮面ライダー』をはじめとした人間サイズの特撮ヒーロー番組に欠かせない存在である。

本来、「戦闘員」という語は読んで字の如く戦闘従事者を表すが、
特撮においては怪人に随伴、あるいは彼等のみでの部隊を編成し、集団で作戦行動を行う雑魚敵を意味する。
怪人を戦車やヘリ、戦闘員を歩兵と考えると分かりやすいかもしれない。
戦闘以外にも組織の雑用もこなす。


彼らの特徴は

&font(#ff0000){弱い}

これに尽きる。

一般人に比べればやや強いほうだが、主人公を初めとするヒーローが相手だと呆気なくやられることが多い。
メインの敵キャラの強さを分かりやすく示すための指標だったり、ヒーローがちょっとした技を見せる相手だったり。

例:
ヒーロー「分身の術!」→戦闘員「!?」(本物が分からず大苦戦)
ヒーロー「分身の術!」→強敵「全部攻撃すれば良い。」→ヒーロー「うわあ!」

相手が常に強敵だと必殺技以外のちょっとした技を見せる機会もなく、使ってもすぐ破るため、小技を華麗に披露するためのかませ犬として主人公の活躍をお膳立てしているのだ。

だがそのどこと無く哀愁を誘う姿や弱さはこの格差社会を生きる我々労働者の胸に突き刺さる…かもしれない。

#openclose(show=▷ 仮面ライダーシリーズ){
我が国における「戦闘員」のイメージの源泉となった偉大なシリーズ。

全身タイツを身にまとい、奇声をあげ、今週のゲスト怪人とともにわらわらと出現し、
今週のゲストやおやっさんを誘拐し、ライダーにバッサバッサと倒される。

ヒーローの強さをアピールする手頃な試し斬り役として、あるいはスーツの安さからヒーローショーのお供として、
昭和シリーズを通じて活躍した。
昭和では主な武器はレイピア、[[ナイフ>ナイフ(武器)]]、棍、[[槍]]等で、ライダーに奪われて逆用される事も多かった。
作品によって銃や[[手榴弾]]等の火器を使用することもある。

[[仮面ライダーBLACK]]の[[暗黒結社ゴルゴム]]は戦闘員を保有しないと思われがちだが、
劇場版『仮面ライダーBLACK 恐怖!悪魔峠の怪人館』と第43話には黒いフルフェイスヘルメットをかぶった戦闘員らしき敵が登場している。
だが登場したのはその2話だけなので、怪人はほぼ全ての話で(哀れなことに)BLACKにサシで勝負を挑んでくる。

[[平成ライダーシリーズ]]第一作の[[仮面ライダークウガ]]では戦闘員という要素は廃止され
&footnote(放送当時に開催されていたアトラクションショーにベ・ジミン・バという戦闘員が登場していた)、それ以降もほとんど出てこない。
[[劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4]]に登場する[[アントロード フォルミカ・ペデス>アントロード(超越生命体)]]、
[[仮面ライダー龍騎]]の劇場版と本編終盤で大量発生するシアゴーストやレイドラグーン、
[[仮面ライダー剣]]の終盤で無限に登場するとされたダークローチやアルビローチなど、
戦闘員的立場の量産怪人も存在はするものの、出番は劇場版だけだったり一部の回だけだったりと昭和作品のように毎回出るわけではない。

なお[[仮面ライダーカブト]]は例外で、明確な戦闘員キャラが登場している。

[[第二期平成ライダーシリーズ]]では見事復活し、全作品に登場している。
一般怪人には戦闘員を使役する能力や権限がなく、幹部怪人の配下として登場する事が多い。
ただし[[仮面ライダー鎧武]]の初級[[インベス]]や[[仮面ライダードライブ]]の下級ロイミュードはほぼ毎回登場し、
昭和戦闘員を思わせる頻度で十把一からげに斬られている。


**◇[[ショッカー戦闘員]]([[仮面ライダー]])
たぶん戦闘員といったら大多数の人がまずこいつらを思い浮かべるだろう。
こいつらの名前が「ショッカー」だと間違えている人も多い。
敬礼の際は左手を伸ばし、イーッ!と掛け声をあげる。

劇中で「さらった人間を怪人用と戦闘員用に分けろ」と言った旨のセリフがある為怪人同様改造人間かと思いきや、
ライダーチップスではあるカードで「さらった人間を元に作った半人間」、
またあるカードでは「人間ではなく、人工細胞を培養して作った合成人間」と書かれている。
いったいどれが正しいんだ!
これに関しては仮面ライダーとショッカーとの戦いは長期に渡って続いていた為に財政や資材が乏しくなってコスト削減したという説と怪人の製造によって技術陣のレベルが上昇し、より少ない資材で戦闘員を製造できるようになったという可能性がある。


戦闘力は大人2~3人分なんだとか。
しかし、作中での扱いはとてもそうは見えず、初期には登山客にボコボコにされたり、
&bold(){女子大生}に素手の喧嘩でやられる奴や、&bold(){2人がかりで女子大生にチャンバラを挑んで負ける奴}までいた。
だがライダーチップスに書いてあった情報によればなんと人間の&bold(){15倍}の力を持つらしい。
絶対、その辺の怪人(例:[[ヤモゲラス>ヤモゲラス(ショッカー怪人)]])より強いよ
(劇中実際に怪人をこき使ってる奴もいる)。

しかし、後述のゲルショッカーが組織されると用済みとされて抹殺された。

旧1号編ではベレー帽+顔のペイント(あるいはアイマスク)+全身タイツという格好だったが、
顔に塗料を塗る手間がかかるうえに毎回同じ顔の戦闘員がでてくる事になるため、
2号編以降は覆面に全身タイツというおなじみの姿の「骨戦闘員」になった。

棒や[[剣]]などの武器を持つ個体も存在、近年ではグルカナイフで武装していることが多い。

中盤までは階級の高い戦闘員は赤黒2色のタイツを着用していたが、
[[地獄大使>地獄大使/ガラガランダ]]が登場してからは戦闘員の階級制は見られなくなり、
制服も「黒地に白い骨模様」に統一された。
タイツ系の制服、ベルト、かけ声など、後世の戦闘員像に多大な影響を与えた。

石ノ森章太郎による[[萬画版>仮面ライダー(漫画版)]]では統一されておらず、所属によってデザインが異なっている。

登場回によっては普通に喋れたり喋れなかったりする。
何故かデブがいることで有名で、後の『[[仮面ライダーOOO]]』に登場した戦闘員ヤミーにもちゃんとデブが混ざってた。

レオタード姿の女性戦闘員もいるが、影は薄い。

『[[劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー]]』では&bold(){戦闘員ミサイル}と化して全世界を襲撃、
[[特攻]]で次々と街を破壊していった……哀れ。

『仮面ライダーオーズ』では最後の生き残りである千堂隠(せんどう いん)が登場し、仮面ライダーが千回放送された影で
千回敗れ続けた無念を晴らすためにイカジャガーヤミーや戦闘員ヤミー軍団を率いてオーズに挑むが、
彼らが皆ショッカーとは何の関係も無いメダルの塊であると分かると
「戦闘員にとって超えねばならない壁であるライダーをショッカーでも無い奴に倒されたくない」とオーズに加勢、
最後はいつの日か必ずライダーを超える事を誓い、夕陽をバックにオーズと硬い握手を交わした。

『[[オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー]]』では歴史改変により、全世界をショッカーが征服するのに成功した。
しかし戦闘員の扱いは相変わらずで、&bold(){[[デンライナー]]に跳ね飛ばされて石柱に激突して粉々になるヤツ}やら
生身の一般市民数名にボコボコにされる者までいた。

リメイク版『[[仮面ライダー THE FIRST]]』ではガスマスクを着用したモノに変更。
服も全身タイツではなく骨柄のシャツにズボンというスタイルになっている。
でも弱いのは変わらない(流石に一般人に負けるシーンはないが)。


**◇[[量産型ホッパー>ショッカーライダー]]([[仮面ライダー THE NEXT]])
リメイク映画『[[仮面ライダーTHE NEXT]]』に登場する上級のショッカー戦闘員。
ショッカーの量産型改造人間で、以前にショッカーをてこずらせた仮面ライダー=ホッパー(バッタ男)を
より廉価に作り出せるようにした戦闘用サイボーグ。
歴代ライダー敵組織の戦闘員の中でも最強レベル(当たり前だ)である。
爆発するダーツを武器に戦い、トンボ型改造人間[[Version3>風見志郎/仮面ライダーV3(仮面ライダーTHE NEXT)]]の統率の元
全く感情を表に出さず機械のように冷徹に行動する。
デザインは原典や本作のダブルライダーよりも黄色っぽい配色になっている。
知能は高いようだが会話は一切行わず、足が千切れても平気で活動する。


**◇ゲルショッカー戦闘員(仮面ライダー)
赤・青・黄色の三原色がド派手なショッカーの後継組織の戦闘員。
出現時には 赤青黄緑4色の板や布で宙を舞って基本的に3人一組で現れる。
ショッカー戦闘員をゴミ扱い出来る程の強さで、設定上はショッカーの初期怪人に匹敵する戦闘能力とされている。
事実3人がかりなら滝を圧倒するほどの強さを見せつけたが、3時間おきに「ゲルパー剤」という薬を投与しないと&bold(){体が消滅する}。
いかに裏切りを許さないとはいえ、いくらなんでも可哀想である。
敬礼の際は両手を交差させ、ゲーッ!と掛け声をあげる。
両側に鉄球のついた棒や苦無を巨大化したような[[剣]]が主な武器。

ちなみにさすがにタイマンでは滝に勝てない模様。…ショッカーの初期怪人に匹敵という設定はどこへ……
まあそれだけ滝が強くなった証明なのかもしれない。


**◇デストロン戦闘員([[仮面ライダーV3]])
敵組織デストロンの戦闘員。
ほとんどショッカー戦闘員の焼き直しであり、扱いも同様だった。とはいえ、さすがに女子大生には勝てたが。
主な違いは骨模様がサソリを模している所。
結城丈二脱出時にはデストロン科学者によって&bold(){硫酸プールに投げ込まれた奴までいた}始末。
掛け声は「キキッ!」。
基本的に武器は使わず、素手で戦う。

**◇GOD秘密工作員([[仮面ライダーX]])
日本壊滅を企むGovernment Of Derkness・通称GOD機関の下部構成員。
外見は変態の(オイ)銀行強盗みたいな姿だが、「人間の分際で我々に刃向うとは」と言っていることから、
改造人間もしくは人造人間であると思われる。
従来の戦闘員と異なり、拳銃などの近代兵器を用いるのが特徴。

神敬介も拳銃で蜂の巣にして瀕死の重傷を負わせたが、
そこで止めを刺さなかったせいで神博士は敬介にサイボーグ手術を行い、
銃弾が全く効かないXライダーを作り上げてしまった。何してんだか。
勿論Xライダーには全く敵いっこないのは自明の理で、おやっさんにも平気でボコボコにされていた。

中にはダイナマイト輸送中に運転を誤って&bold(){トラックごと吹っ飛んだ挙句大事故を起こして警察沙汰になってしまった}大マヌケや、
神敬介を処刑するために、あろうことか&bold(){ローラースケートに紐をつけて、反対側に縛り上げた敬介を括り付け地面との摩擦で失血死させようと目論んだ挙句返り討ちにされた}バカがいるなど、
知能のレベルはお世辞にも高いとは言えない。


**◇黒ジューシャ([[仮面ライダーアマゾン]])
ガランダー帝国の戦闘員。素手で戦う。
前組織の野獣軍団ゲドンは(首領こそバカだったが)戦闘員の赤ジューシャは[[全員女性>女ザコ]]である点を引いても
明らかに他の組織より優遇されていた(怪人と同じ階級に位置付けられていた上、番組内で一人たりとも死者が出なかった)が、
黒ジューシャに関しては&bold(){一切そんなフォローはされなかった}。

作戦を立案しただけで「&bold(){研究不足、面白くない、滅んだゲドンと同じ}」とバッサリ切り捨てられ、
大幹部・ゼロ大帝の[[槍]]から放たれる電撃でケシズミにされ、
新しく考え出された三原山のマグマを富士山に移す作戦では
「トンネルが開通した?よし、&bold(){今すぐ}マグマを通せ」と無茶ぶりをさせられて巻き添えを食らって焼死する。

ただでさえ人員が少ないのに、何やってんだか。


**◇ブラックサタン戦闘員([[仮面ライダーストロンガー]])
ブラックサタンの戦闘員。
ライダーからはドブネズミ扱いされる(実際ネズミがモチーフ)など全く強そうな外見ではなく、ストロンガーは勿論、
変身前のタックルにすら蹴散らされる弱さ。
オマケに歴代敵組織屈指の冷血動物・タイタンと、&bold(){部下がよそ見をしただけで処刑する}ようなジェネラルシャドウが
上司なだけあって、扱いも完全に消耗品レベル。


**◇デルザー軍団戦闘員([[仮面ライダーストロンガー]])
デルザー軍団の戦闘員。

デルザー軍団の改造魔人達はそれぞれが専属の戦闘員を持っており、
黒ずくめの全身タイツのコスチュームは共通しているが、顔にはそれぞれの上官を象徴するデザインの面を付けている。
能力や武器はもちろん、掛け声もそれぞれ異なり、特徴的なのはドクロ少佐戦闘員の「ホネッ!」と岩石男爵戦闘員の「イワッ!」。

鋼鉄参謀戦闘員は鎖を武器にし&bold(){タックルの電波投げも通じない}、荒ワシ師団長戦闘員は空を飛べ、
ドクロ少佐戦闘員は忍法を使い、岩石男爵戦闘員は岩石に変身できる等、戦闘員としては戦闘力の高いものが揃っている。
しかしドクターケイト戦闘員は例外で、&bold(){子供に殴り倒されるほど弱い}。恐らく歴代戦闘員の中でも最弱だろう。


**◇アリコマンド([[スカイライダー>仮面ライダー(新)]])
ネオショッカーの下っ端。蟻の改造人間。
黒タイツに触角を付けただけ、という歴代戦闘員の中でも最も弱そうな外見をしていることからも
大体想像がつくように扱いは昭和ライダー屈指のヒドさであり、

怪人ドブネズゴン「溶解液で とかしてやる」
[[ライダーマン>ライダーマン/結城丈二]]「やれる ものなら やってみろ!」グイッ
アリコマンド「なに?」
ライダーマン「おまえが くらえーっ!」
アリコマンド「ぎゃーっ!」

    [[アリコマンドは ライダーマンの たてがわりに されて しんだ。>芝浦淳/仮面ライダーガイ]]

といった一場面があったり、武術の試合で負けただけで&bold(){「弱者は死ね」}と言われてドラゴンキングに刺殺されたりする始末。

中でも悲惨の極みなのは47話に登場したアリコマンドで、猛特訓の果てに&bold(){スカイキックを放てるようになった}にもかかわらず、
打倒スカイライダーのために作られた怪人・アブンガーの実験台にされて&bold(){即死した}。
どう考えてもアリコマンドにスカイキックを習得させまくった方が新規に怪人を作るより低コストだと思うのだが……。

また「月給百万円の仕事」という広告で若者を集め、アリコマンドに改造する作戦が行われたこともあったが、
面接試験は&bold(){動くスカイライダーの人形に攻撃する}というものだった。
やっぱり戦闘員には誰がなっても良いという事か……
(歴代戦闘員が揃って登場する漫画『仮面ライダーSPIRITS』でも、なぜかアリコマンドだけは&bold(){洗脳されたただの一般人だった})。


**◇ドグマファイター・ジンファイター(仮面ライダースーパー1)
ドグマの戦闘員。叫び声が機械音になっている。
ドグマファイターや、その強化版であるジンドグマのジンファイターは
今までの敵組織とは違い単なるロボットであり、いくら殺されようが知ったこっちゃないと言わんばかりに
バンバカ破壊されまくることとなる。
ドグマ流拳法を習得しているため戦闘能力は高いものの、&bold(){二代目おやっさん(谷さん)にはボコボコにされていた}。
つよいぞ、僕らの二代目おやっさん!

ジンファイターに関しては、他にも&bold(){仕事をさぼってラーメンを食いに行ったり}(ロボットなのに…)、
武器を投げ返されて死んだり、ライダーにビビってトラックの急ブレーキをかけただけで内部の機械が圧迫破壊されて故障したり、と
マヌケなエピソードには事欠かない。
まあこれは、ジンドグマ自体が首領も幹部も怪人も、揃いも揃って間抜けばかりの組織なので仕方ない面もあるが…。
顔が銀色になり、叫び声がアリコマンドと同じになっている。

**◇コマンドロイド([[仮面ライダーSPIRITS]])
特撮ではなく村枝賢一先生の漫画に登場する[[バダン]]の上級戦闘員。
外見はZXを真っ黒にしたような姿で、十字手裏剣やコマンドチェーンなどといったZXの武器の廉価版がある。
いわばガンダムとジムの関係と言えるだろう。
コマンドロイドの最も恐ろしい点は、&bold(){アメリカ軍の一斉攻撃を受けても怯みすらしない強度な装甲}であり、
機関銃、大砲、ガトリングキャノンの直撃を受けても平然と動き回る始末。
おまけに跳躍力にも優れていて、何十mもジャンプできるなど、普通の怪人より強いんじゃないかとも思える。

しかしながら扱いは最低で、最初に登場したガモン共和国での戦闘でも仮面ライダーを捕まえた瞬間、
&bold(){上司に「俺の獲物に手を出すんじゃない」とブチ殺されてしまう}(この時1号ライダーも「仲間を…」と驚いている)。
仮面ライダーたちからジャンジャン倒されるばかりではなく、同じ怪人のヤマアラシロイドからも&bold(){リモコンロボ替わりにされる}など、
扱いは哀れの一言。

**◇コンバットロイド(10号誕生!仮面ライダー全員集合!!)
バダンの戦闘員。
赤い仮面と黒タイツ、尖ったツノのような耳という低予算ないでたちであり、どちらかと言うと戦隊の戦闘員っぽい。
短剣を武器に使うが、勿論ライダー相手には時間稼ぎにもならない。
バダンニウムという資源を輸送する任務では怪人と一緒にトラックでバダンニウムを輸送したが、
怪人たちはライダーに一太刀浴びせられるや&bold(){即敵前逃亡}し、残された戦闘員はライダーに全員まとめてボコボコにされた。
ダメな上司を持つと苦労するのはどこも同じようだ。

『SPIRITS』ではバダンの生身の人間である小島秀範が身に着ける戦闘服という形で登場した。

映画『[[平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊]]』にて
バダンが地下帝国として新生した際には全員まとめて復活。
前日譚の『[[烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル]]』にも登場した。
しかし『仮面ライダー大戦』では何故かショッカー戦闘員やデストロン戦闘員、後述するチャップなども混じっていた。
弱さは相変わらずで、変身前の本郷猛(60代)にもケチョンケチョンにやられる始末。
まあ、これは[[藤岡弘、]]もとい本郷が強すぎるだけではあるが。


**◇チャップ([[仮面ライダーBLACK RX]])
クライシス帝国の兵隊。白い装甲服が特徴。
バズーカで武装するなど、今までの戦闘員と違い「兵士」らしさはあったものの、
&bold(){走って逃げる小学生に追いつけなかったり、弓道家の女の子と殴り合って負ける}など、&bold(){驚異的(笑)}な身体能力を持つ。
また&bold(){コードに躓いて}機材を壊した挙句それが原因でガロニア姫を死なせたり、
細胞変換装置キーボード輸送中に、&bold(){子供にボールぶつけられたくらいで交通事故起こして消滅したり}と、致命的なドジが目立つ。

もう一つの戦闘員(というか量産型怪人)であるスカル魔はさすがにこういった失態は侵さなかったものの、
相手がRXである以上善戦するのは無理だった。そりゃそうか。


**◇ジョッカーのみなさん([[仮面ノリダー]])
初期ショッカー戦闘員のパロディキャラで、ベレー帽にペイントされただけの剥き出しの顔が特徴。
ノリダーの必殺技「ノリダーカーニバル&フェスティバル」でしょっちゅう吹っ飛ばされる姿が印象的だった。
棒が武器。

**◇ゲルニュート/レッドミニオン([[仮面ライダー龍騎]]/[[KAMENRIDER DRAGON KNIGHT]])
イモリ型の[[ミラーモンスター>ミラーモンスター(仮面ライダー龍騎)]]。
武器は大型十字手裏剣で、口から糸を吐いたり指の吸盤で壁を登る事もできる。
龍騎のEDの一つ「果てしない炎の中で」はこいつとの戦闘でのみ流れた為、「ゲルニュートの曲」と呼ばれている。

複雑なディティールを持つ個体が多いミラーモンスターとしては割とシンプルなデザインだが、
『龍騎』には「シアゴースト」という量産型の雑魚敵がいたため戦闘員として登場することは無かった。
しかし、米国に輸出されるとなぜかコイツが戦闘員レッドミニオンとしてウジャウジャ登場するようになり、
その設定とアメリカ資本で量産されたスーツが逆輸入されて『[[仮面ライダーディケイド]]』ではオニ一族の下僕として登場、
その後の劇場版や特別編等でも戦闘員ポジションとして多く登場する。

『ドラゴンナイト』におけるレッドミニオンの戦闘能力は個体によってバラつきが激しく、
変身&bold(){前}のライダー1人に大勢で挑んでケチョンケチョンにされることが多い一方で、
変身したライダーとサシで互角に渡り合う猛者もいる。
特に13話に登場した個体の強さは凄まじく、ドラゴンナイト(龍騎)とスティング(ライア)のダブルライダーを地形や能力を駆使して単独で翻弄し、
ダブルドラグクローファイアーでようやく倒せた程。
こいつのような猛者は皆十字手裏剣を装備していたが、雑魚には持っていない個体も多かった為、
優秀な個体のみ武装が許されているのかもしれない。

中盤にて強化を施したホワイトミニオン(シアゴースト)とブルーミニオン(レイドラグーン)も登場したが、
ホワイトミニオンに関しては&bold(){素人上がりのマヤに生身でボコられる}わ、
&bold(){本部の警備を任されているにも関わらずオニキス(リュウガ)とセイレーン(ファム)のコンビと戦うのに夢中で脇をマヤの車が通り過ぎるのに気づかない}わと、
ホントに強化されたのか首を傾げたくなるようなポカを連発。
一度数の暴力でウイングナイト(ナイト)、トルク(ゾルダ)、ストライク(王蛇)を苦しめたものの、
その際も初登場補正のかかったオニキスが現れるとあっさり形勢逆転。ブラックドラグセイバーの切っ先を向けられてビビり隙だらけの姿を晒して斬り倒されるなどの醜態を晒しまくった挙句に全員まとめてコテンパンにされた。

前述した『ディケイド』では、映画『[[劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦]]』やその前日譚である
14話・15話などで「電王の世界」に登場。
「電王の世界」の室町時代で人々を襲っていた[[オニ一族>オニ一族(超・仮面ライダー電王)]]([[仮面ライダー響鬼]]とは何の関係もありません)のペットにされ、
人々に嗾けられては痛めつけ、宝物などを奪っていた。さすがにあまりに「電王の世界」にそぐわないからか人を直接食うシーンは無かったが。
日本語を解し、「人間どもめ、遊んでやろう」と冗談を言うなど知能も高い。
こっちでもフツウの弓矢を喰らって痛がる、人間の兵隊と互角にチャンバラする、自転車に乗る小学生に逃げられるなど
しょぼい描写は『DRAGON KNIGHT』同様。
勿論仮面ライダーには時間稼ぎにもならず、デンライナーのイマジンやコハナ(※)にすらボコボコにされていた。
(※歴代ライダーヒロイン最強とか女一条薫とか「此奴が電王になればいいんじゃね?」とか言われている合法ロリ)

その後『[[仮面ライダー バトライド・ウォー]]』及び『[[仮面ライダー クライマックスヒーローズ]]』シリーズでも戦闘員として登場。


**◇ライオトルーパー([[仮面ライダー555]])
史上初の「量産型仮面ライダー」である。
(複数体同型が同時登場するという意味では初代のショッカーライダーが初だが、大量生産された、
正しい意味での「量産型」はライオトルーパーが初である)
デザインモチーフはギリシャ文字のO(オミクロン)。

ファイズ・カイザ・デルタを基に元スマートブレイン社長の花形が開発した量産型のベルト「スマートバックル」で変身する。
武装は剣と銃に変形し、専用バイクのジャイロアタッカーのハンドルにもなる「アクセレイガン」。
変身機構は簡略化されており、「変身!」と叫んでスマートバックルのバックル部分を横に倒すだけ。
単体での性能は3本のベルトに大きく劣るが、それを補うに足る優れた連携でファイズらを苦しめた。
というより、単独で戦う事は&bold(){始めから想定されていない}。

[[オルフェノク]]の王に対抗する戦力にするべく木馬に託されたが、人間に絶望していた木馬が巧達と対立したことによって、
最終的に完成したベルトのほとんどがファイズとの戦闘で失われた。
  
初出となる『[[劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト]]』では一万本以上のベルトが生産され、
スマートブレインSWAT部隊が人間狩りに使用したほか、かつてファイズを物量差で圧倒したことが回想で描かれている。
「数が多い=ZAKO」という昭和の伝統を打ち崩した瞬間でもあった。

ライダー大戦ではディケイド討伐に何度か登場している。
ディエンドが持つライダーカードでは「ライオトルーパー&bold(){ズ}」となっている。
単独での戦闘能力が低い為か、他のライダーと違って一度のカメンライドで3体or5体同時に呼び出せるという特徴があり、
お手軽な戦力増強や時間稼ぎ用として何度も便利に使っていた。

因みにこいつらの胸のエンブレムにはスマートブレインを裏切った装着者を&bold(){灰にする}機能があるのだが、
このことは本人達には一切知らされていない。
ある意味ゲルショッカー戦闘員より悲惨かも。


**◇ダークローチ([[仮面ライダー剣]])
ジョーカーがバトルファイトに勝利すると現れ、この世をリセットするために暴れまわる集団。見た目は完全にG。
文字通り無限に湧き出る為いくら倒しても無意味であり、何らかの手段でバトルファイトを再開させる以外に
こいつらを根絶やしにする手段は無い。
ジョーカーによって生み出されるものは黒いが、アルビノジョーカーが作るものは白く、「アルビローチ」と呼ばれる。
こちらは『[[劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE]]』にて栗原天音を捕獲するために活動した。

仮面ライダーディケイドでもディエンドの世界で登場。なんと喋った。
またボスローチという幹部級のローチも登場している。

**◇ワームサナギ態([[仮面ライダーカブト]])
擬態宇宙人「ワーム」が成長・脱皮する前の姿で、[[クロックアップ>クロックアップ(仮面ライダーカブト)]]は使えない。
ネイティブのサナギ態にはカブトムシのようなツノがある。
マスクドライダーシステムはワームやネイティブを参考に開発されたため、
各ライダーのマスクドフォームはこの姿を参考にしていることになる。
この姿ならゼクトルーパーでもどうにか戦えるが、脱皮されてしまうとマスクドライダーシステム無しでは倒せない。

後の『[[仮面ライダーOOO]]』で、彼らの扱いは&font(#800080){戦闘員}と公式で認められた(後述)が、
他の戦闘員がスマートな見た目なのに対し、妙にゴツイ彼らはものの見事に浮いていた。
ゼクトルーパーの方が戦闘員っぽいとは言ってはいけない。

彼らの擬態能力は擬態元の能力ばかりか記憶までコピーしてしまう為、
強い人物(滝とか)に擬態すれば最強の戦闘員になり得るかもしれない。


**◇ゼクトルーパー([[仮面ライダーカブト]])
ZECTの隊員がアリ型の強化服を纏った姿。
特撮では非常に珍しい&bold(){味方側戦闘員}である。

常に集団で行動し、腕に装着したナイフ付き機銃「マシンガンブレード」で戦う。たまにバズーカで武装していることも。
この他にも劇中未使用だがクローやブースターなど様々な装備があり、全て合体させるとアリ型ロボットとなる。

練度は高いのだが所詮は戦闘員。サナギ態なら集中砲火でなんとか戦えるものの、クロックアップが使えない為、
一度脱皮されてしまえばあとは薙ぎ倒されるのを待つだけの&bold(){ただのカカシ}となってしまう。
実際、第一話から20人以上の隊員が殉職していた。[[MAC>宇宙パトロール隊 MAC]]でもここまでの犠牲を出した回はそう無い。

一方、精鋭部隊「シャドウ」に所属する面々は、部隊にライダーがいるとはいえ、優れた連携で中々の成果を上げていた。

小説版では、中盤でほぼ全員が悪のワームにより無理矢理ネイティブにされてしまい、
ヒヒイロノカネすら貫通する弾丸を用いてガタックをボコボコにした。
『[[劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE]]』にも登場。
こちらではマシンガンブレード一斉射撃によって&bold(){ドレイクを撃破する}大戦果を挙げている。
また、ネオZECTに所属する、装甲の色が異なる「ネオトルーパー」も登場した。

ディケイドには訓練生が装着する白基調の「ブライトルーパー」が登場した。

放送当時に装着変身が発売され、
後にシャドウ仕様が一般、通常仕様とネオトルーパーが魂Web限定でSHフィギュアーツ化するなど、戦闘員にしては玩具化に恵まれている。


**◇レオソルジャー([[仮面ライダー電王]])
レオイマジン、アルビノレオイマジンが従える雑魚集団。
顔の目の部分がライオンの顔のようになっており、遠目から見れば金色のカメレオンのように見える。
3人一組で戦ったが、変身前の[[モモ>モモタロス]]・[[ウラ>ウラタロス]]・[[キン>キンタロス]]にあっさり倒された。
レオイマジン自体も特別重要なエピソードの敵ではないためマイナーだが、「バトライドウォー」で電王の敵として登場、
レオソルジャーもわらわらと現れた。
というか、レオソルジャーという戦闘員ポジションがあったからこそ、電王の敵としてレオイマジンも登場できたといっても過言ではない。
後述する通り『仮面ライダーオーズ』28話の戦闘員ヤミー軍団にも混ざっていた。

ちなみにレオソルジャーのスーツは前述のゼクトルーパーの改造である。


**◇[[マスカレイド・ドーパント]]([[仮面ライダーW]])
ショッカー戦闘員に酷似した黒地に骨模様のマスクを着用している。首から下はタキシードを着ている。
[[ミュージアム>ミュージアム(仮面ライダーW)]]のセールスマンがマスカレイドメモリで変身するのだが、
傍目には頭しか変身していないように見える。
とりあえず&bold(){頭にマスクを被るだけでコイツと言い張れる}ので、非常にヒーローショー向けの戦闘員。
財団Xも所持しており、こちらは首から下が白服になっている。

戦闘力は高くないがメモリは大量生産されているため、頭数は多い。

ちなみにこいつらが倒されてもメモリブレイクされるシーンはなく、&bold(){そのまま消滅している}。
予算に優しく社員に厳しいメモリである。

また[[ルナ・ドーパント>泉京水]]の能力は彼らのダミーを生み出すこと。
たまに[[次郎>岡元次郎]]さんが混じっているぞ。


**◇屑ヤミー([[仮面ライダーOOO]])
[[グリード>グリード(仮面ライダーオーズ)]]が2枚に割ったセルメダルから生み出す[[下級ヤミー>ヤミー(仮面ライダーオーズ)]]。あまりにも可哀想な名前である。

外見は[[ウヴァ>ウヴァ(仮面ライダーオーズ)]]や[[アンク(ロスト)]]が作り出すヤミーの幼体「白ヤミー」に似ているが、色はくすんだ灰色であり、
身体を覆う包帯状のパーツもボロボロになっている。
[[アンク>アンク(仮面ライダーオーズ)]]は屑ヤミーを見て「(こいつを作る奴は)グリードの風上にも置けない」と言っていたが、
ウヴァはこいつを特にためらう様子も無く多用していた為、単にアンクがそう考えていただけという可能性もある。
人間に憑依させ、欲望を喰らわせ続けることで1日1マイペースでセルメダルを生み出すことも出来、
ウヴァは消費者金融会社の全社員に憑依させることで何十枚ものセルメダルを収穫していた。

攻撃力はそれほど高くなく動きもノロいが、その代わり非常にしぶとく、
オーズでも武器や特殊能力無しに殴る蹴るだけで倒すのは困難を極める。
…の割には、比奈ちゃんが生身で押しのけていくシーンもあった。まあ比奈ちゃんの怪力は(ry
また、中盤以降は武器の開発も進んだのか、鴻上ファウンデーションの開発したショットガンの連射で普通に死んでいた。


**◇戦闘員ヤミー軍団([[仮面ライダーOOO]])
前述した千堂の「仲間がたくさんいればライダーに勝てるかもしれない」という欲望から次々に孵化したヤミー。
ショッカー戦闘員の他、デストロン戦闘員、ドグマファイター、チャップ、魔化魍忍群、ワームサナギ態、レオソルジャー、
マスカレイド・D(のそっくりさん)が誕生した。
数の暴力でオーズ・タトバコンボをリンチにかけるも、アンクの投げたメダルでタジャドルコンボに変身したオーズに
全員まとめて吹っ飛ばされ、メダルにされた。

ショッカー戦闘員ヤミーの中にはハリセンボンの二人も混じっている。


**◇星屑忍者ダスタード([[仮面ライダーフォーゼ]])
作中では単に「ダスタード」と呼ばれる。
ホロスコープス(フォーゼにおける幹部怪人)が自分の体の一部をもとに作り出し、一般の怪人は作ることができない。
忍者のような外見と、刀など和風の武器を使うことが特徴。
劇中では「一体一体がホロスコープスと同等のスペックを誇る」と説明されている。
実際戦闘能力は中々高く、特に攻撃力は高い。が、耐久力はかなり低い。

作り出すホロスコープスによって強さのバラつきが激しいようで、
弱い者は病弱な[[歌星賢吾]]でも対処ができるレベルだが強い場合は非常に強い。
特に[[レオ・ゾディアーツ]]の作り出す二人一組のダスタードは公式で「レオ・ダスタード」と呼ばれ、
フォーゼとメテオがフォームチェンジしなければならないほど強力。

強力なコズミックエナジーさえ持っていれば誰でも使えるらしく、劇場版各作品ではキョーダインや通常ゾディアーツのヘラクレス・ゾディアーツが
召還していた。

ちなみに星屑は「ほしくず」ではなく「&b(){せいそう}」と読むので注意。


**◇グール([[仮面ライダーウィザード]])
ファントムが使役する戦闘員。石のような物体から湧き出る。
武器は三又の[[槍]]。
メデューサやフェニックスといった幹部クラスのファントムが所持しているが、
下級のファントムに与えて使わせる場面も度々存在する。

戦闘能力そのものにさほど目立ったものは無いが、ファントムは&bold(){魔法以外の手段で倒すことが絶対にできない}。
そのため拳銃やライフルで撃たれようが[[鉄パイプ]]で殴られようがビクともせず、魔法使い=ライダーであっても
生身で倒す為にはウィザーソードガンのような魔法の武器を用いなければならない。


**◇初級インベス([[仮面ライダー鎧武]])
異世界「ヘルヘイムの森」に生息するインベスと呼ばれる怪人の中でも最下層の種族。
まるまっちくて可愛らしい外見をしているが、口を開けると非常に怖い。
背中からは羽を開いて蜂のように飛び回る。
インベスが傷をつけた生き物は、傷口からヘルヘイムの植物が生えてくる奇病に侵されてしまうため、
可哀そうだからと放っておけばいずれ惑星はヘルヘイムの森に覆われ、全ての生物がインベスになってしまうという厄介な存在。

また、本作は珍しくも仮面ライダーが戦闘員を召喚して闘わせることがあり(ディエンドもやってたけど)、
ロックシードと呼ばれる変身アイテムを使い呼び出すことができる。
また、このロックシードを一つ食べると上級インベスに、大量に食べると巨大インベスに変身する。
余談だが、トッキュウジャーとの合体スペシャルではライオンインベスが異世界の果実を食べてビルほどのサイズになっていた。

身体のラインが赤いものは洋風、青いものは和風、緑のものは中華風インベスに進化するようである。

スマホ用のソーシャルゲーム「仮面ライダー ライダバウト」ではライダーや怪人が可愛らしくデフォルメされているが、
その中でもこいつらは元々上記のような見た目をしていた事もあって抜きん出たマスコット体型になっている。

放送当時のヒーローショーでは、予算の都合上全身タイツ型に改造されていたことも多い。
まあ、鎧武のヒーローショーはオーバーロードでもないインベスがベラベラしゃべってたり、
不必要なまでに次世代組(斬月・真やマリカなど)がいいヤツだったりと突っ込み所が多いが…。

『[[仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル]]』ではメガヘクスが創り出したメカインベスがメカロイミュード共々無数に出現。


**◇黒影トルーパー([[仮面ライダー鎧武]])
ユグドラシルの兵士が量産型戦極ドライバーとマツボックリロックシードを使って変身する戦闘員。
初瀬亮二が変身した仮面ライダー黒影との外見上の相違点はベルトとロックシードのカラーリングのみで、性能も同じ。
ライオトルーパー、仮面ライダーメイジに続く量産型仮面ライダー第3号である。

武装はマツボックリアームズ専用の[[槍]]「影松」であり、他にヘルヘイムの植物を焼き払う為の火炎放射器を装備する事も。
どっからどう見ても足軽型だが、たまに「ニン!」と掛け声を上げる。

マツボックリロックシードは変身に使えるロックシードの中で最も低ランクで入手が容易な為数が多く、
マシンガンなどの通常兵器で武装していた頃と比べると格段に戦闘能力も向上している。
しかし、アーマードライダーとして見るとスペックは低く、変身者によっては初級インベスにすら苦戦する始末。
勿論[[ダンスやってる>ダンス万能説]]ビートライダーズには敵いっこなく、酷い時など変身すらしてもらえずボコボコにされていた。
むしろ、敗北したとはいえこんなハズレアームズで斬月相手にそこそこ食い下がった初瀬や
イナゴ怪人に何発か喰らわせた城乃内が凄いのだろう。

ただ、主役陣があまりバイクを使わない為かロックビークルの使用頻度が高く、
ダンデライナーやチューリップホッパーを駆使して鎧武やバロンを苦しめる事もあった。
まあ、それでも&bold(){やられる時はこっぴどくやられるが}。

紘汰がオーバーロードに覚醒して舞やインベスと共に地球を去った後、ベルトとロックシードが破棄されたが、
貴虎が万一のために試作機を一つだけ保存していた。

『MOVIE大戦フルスロットル』ではメガへクスによって生成されたメカ黒影が登場。
2対1で龍玄に挑んでアッサリ返り討ちに遭い、そのうち1機の戦極ドライバーは貴虎に譲渡された。


**◇下級ロイミュード([[仮面ライダードライブ]])
ワーム、インベス同様に怪人の幼体が戦闘員というパターン。
108個のコアを核に、「バイラルコア」と呼ばれるミニカーを肉体として与えられて作られた人工生命体であり、
人間の形態や能力を学習して上級ロイミュードに進化する。

無限に出てくるわけではない以上、歴代戦闘員のような単なる雑魚とは異なり、
「重加速」と呼ばれる時間操作を行ったり、指先から光線を発射したりするなど、かなり戦闘力は高い。
1体ごとに胸のナンバーも異なり、倒されれば同じ個体は登場しないが、
コアさえ生きていればバイラルコアを与える事で何度でも蘇る。

コアが108個しか存在しない為、怪人に相当する進化体と戦わず、こいつらだけ蹴散らしてロイミュードを
殲滅する事も理屈の上では可能(実際は本編開始時点で進化体が何体もいるので無理だが)。

種類はそれぞれバイラルコアの種類によってスパイダー型、バット型、コブラ型に分かれているが、
これは[[原作漫画版>仮面ライダー(漫画)]]並びに『[[仮面ライダー THE FIRST]]』に登場する蜘蛛男、蝙蝠男、コブラ男がモデル。
幹部ロイミュード、[[魔進チェイサー>魔進チェイサー/プロトドライブ]]の武器「ブレイクガンナー」もバイラルコアの種類に応じて
クモ、蝙蝠、コブラの三種のフォームを取る。
また、チェイス失踪後は[[メディック>メディック(仮面ライダードライブ)]]配下に頭に赤銅色のケージを被った「死神」というエリート部隊が登場する。

『MOVIE大戦フルスロットル』ではメガヘクスの創り出した(コアを持たない)メカロイミュードがメカインベスと共に
無数に登場し、沢芽市のビートライダーズと戦った。
コイツらに関しては幹部ロイミュード達も不平を漏らしており、一時的ながら仮面ライダーと協力し粛清を行った。
最終的にメガへクスが滅んだことにより、糸の切れた人形のように活動を停止した。

また、[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]とコラボした春休み合体スペシャルでは、ニンニンジャーの宿敵である妖怪・[[十六夜九衛門]]の
妖術「肥大蕃息の術」でコブラ型とバット型が天突く巨体に変貌し、ドライブを人形のように掴んで暴れ回った。
ドライブは捕まれたままニンニンジャーの巨大メカに叩きつけられたりするなどヒジョーに可愛そうな目に遭っていたが、
ここまで仮面ライダーを苦しめた戦闘員はライダーの歴史にもそうはいないんじゃなかろうか(すっとぼけ)。


**◇眼魔コマンド([[仮面ライダーゴースト]])
本作の敵・[[眼魔>眼魔(仮面ライダーゴースト)]]は最初は「眼魔アサルト」と呼ばれる姿で具現化し、それが器物に取りつくことで上級眼魔となる。
眼魔コマンドはアサルトに似た姿をしているものの、アサルトと違って青い複眼をもたず、知能も低い。
全身タイツにマントというおざなりな姿で、どちらかというと戦隊戦闘員よりな姿をしている。
勿論実力は低く、ゴーストには何十人がかりでも蹴散らされる程弱く、
実体化すれば一般人でも対応できる(劇場版では警官の拳銃で死んでいたヤツまでいた程)。
しかし特性上常人は目視することすらできず、壁を抜け、人に憑依するなど、一般的な「悪霊」の出来ることは大概できるため、
クモランタンや不知火などといった特殊なアイテムが無ければ対処は困難を極める。
武器は[[剣]]。

}

#openclose(show=▷ スーパー戦隊シリーズ){
全身タイツを身にまとい、奇声をあげ、今週のゲスト怪人とともにわらわらと出現し、
今週のゲストを誘拐し、レンジャーにバッサバッサと倒されるというお約束を40年以上も続けている偉大な人々。
……かと思いきや意外と組織ごとに個性があり、中には大金星を挙げている者もいるから侮れない。

基本的に1人づつしか登場しない怪人に対して戦隊側は常に3~5人以上はいるので、
「数でまさる敵をヒーローが圧倒する」姿を描くために彼らの存在は不可欠なものとなっている。
名前は「○○○兵」である事が割りと多い。

平成ライダーの戦闘員スーツがカネのかかりそうな全身スーツになる中、
彼らはいつでも全身タイツ姿を貫いており、ヒーローショーの予算の心強い味方となっている。

近年は[[侍戦隊シンケンジャー]]の大ナナシ連中や[[獣電戦隊キョウリュウジャー]]の巨大ゾーリ魔などの巨大化できる戦闘員や、
[[特命戦隊ゴーバスターズ]]のバグゾードや[[烈車戦隊トッキュウジャー]]のクライナーロボといった戦闘員ポジの巨大メカも登場。
「今週の怪人はストーリー上倒されるわけにはいかないが、販促のため巨大戦を行わなければいけない」といった事情があるときに登場し、
戦隊のロボットに斬られて仕事を果たしている。
 

**◇ゾルダー([[秘密戦隊ゴレンジャー]])
黒十字軍の戦闘員。
全身を黒タイツに包み、黒いレザーベスト、目の縁取りが付属しているヘッドキャップを装着している。
掛け声は「ホイッ!」。武器は黒い剣、[[短機関銃]]、バズーカ等。
ゴレンジャーから出されたなぞなぞに律儀に答えたり、&bold(){監視任務中にババ抜きやあっちむいてホイに夢中になったり}と、かなり間抜けな連中。
しかしながら、一応本作はスパイアクションなだけあって、こんな連中でも正義の組織である
イーグル(ゴレンジャーはイーグルのエリート部隊)にもかなりの死傷者を出している。

後に黒十字軍が宇宙侵略軍と結託した事により、身軽さや壁すり抜け能力を持った強化型戦闘員の黒十字忍団が登場した。


**◇カットマン([[バトルフィーバーJ]])
秘密結社エゴスの戦闘員。武器は三又の剣と[[短機関銃]]で、短機関銃はバトルフィーバーによく逆用される。
諸事情によりあえてバトルスーツを持たなかった白石謙作(初代バトルコサック)を短機関銃で蜂の巣にして殺してしまった。
([[スーパー戦隊シリーズの殉職者]])

**◇ダストラー([[電子戦隊デンジマン]])
ベーダー一族の戦闘員。骨をモチーフにしたデザイン。武器は巨大な鎌や銃。
扱いは非常に劣悪で、ヘドリアン女王の機嫌を損ねたことで処刑された者もいる。


**◇マシンマン([[太陽戦隊サンバルカン]])
機械帝国ブラックマグマの戦闘員。量産型の機械生命体で三又の[[槍]]が武器。
長谷川裕一著「すごい科学で守ります!」でもツッコまれたが[[星雲仮面>星雲仮面マシンマン]]ではない(企画段階では「プラズマン」になる予定だったが、商標的な都合で変更)。

ブラックマグマには他にも、人間に化けてスパイ活動を行うメカ人間・ダークQも存在する。

**◇メカクローン([[超電子バイオマン]])
新帝国ギアの戦闘員。
銀色の仮面の下に醜いメカの顔を隠している。両手を上下に振って金属音を発しながら規則正しい動きで行進する。
武器は斧状の[[剣]]と銃で、第1話でこれを用いて民間人を次々と殺害し(血しぶきを上げて殺害されていた)、
視聴者にギアの凶悪さや作品のハード路線を印象付けた。

ドクターマンが初めて造ったメカクローン1号は、老朽化により雑用係として働いていたが、
ドクターマンへの熱い忠誠心を持ち、ビッグスリーがクーデターを実行した際には復讐しようとした。

**◇ヒドラー兵([[電撃戦隊チェンジマン]])
大星団ゴズマの戦闘員。
青い体と醜悪な顔、カエルのような鳴き声に加え、第1話では大きな卵から全身粘液まみれの姿で産まれ、その不気味さを見せつけた。
リング状の[[剣]]が武器。また右手首の口から破壊光線を放つ。
身体に付けられたパイプそれを切られると悶え苦しみ、ガスを噴出しながら消え去る。

宇宙獣士ギルバの体の球体を右手にはめてパワーアップした事もある。

**◇ゾロー([[超新星フラッシュマン]])
[[改造実験帝国メス]]の戦闘兵。兵士ゾローとも称される。
その容姿は一言で言うならば擬人化した赤アリのサイボーグ。
事実、このゾロー達は軍隊アリの遺伝子を元に作られた量産型の兵士であり、口から吐く酸や粘性の糸、口の6本の牙や両手の鋭い爪を武器としている。
携行武器の類を使用せず己の肉体に備わった武器のみで戦う、戦隊では比較的珍しいタイプの戦闘員である。
ちなみに胸にある青い部分は人工心臓であり、最大の弱点。

ちなみに口の6本の牙はそれぞれが独立して動くようになっている。
作中でもちょくちょく動かして見せてはいたが、何よりもエンディングの一シーンにて毎回アップでその牙を動かすシーンが流れていたのでこのギミックはかなり印象に残りやすく、当時のちびっ子達は両手の指を牙に見立ててわしわしと動かす事で、よくこいつの物真似をしていたものである。

**◇ウーラー兵([[高速戦隊ターボレンジャー]])
暴魔百族の戦闘員。
幹部や暴魔獣の「湧け! ウーラー」という叫びで召喚される。&bold(){湧けってお前。}
ウーとラーという二人の隊長に率いられており、この2人はいつの間にかいなくなったが、終盤で再登場した。だがウーラー兵と一緒にぶっ飛ばされて出番終了。
武器は邪骨斧という鎌で、投げると爆弾になる。他にも銃を装備している。ウーとラーは骨ピッケルを武器としている。
暴魔獣ダンゴボーマに授けられた、複数で絡み合って球状になって転がるウーラーダンゴや、
地中に潜って自分を犠牲にして地割れを引き起こすウーラー人柱という技を使える。

族長はウーラーボーマ。


**◇バツラー兵([[地球戦隊ファイブマン]])
[[銀帝軍ゾーン]]の戦闘員。

彼らには他の特撮番組には無い独特の個性がある。


#center(){彼らがメインのエピソードがあるのだ。}

一戦闘員から怪人にまで出世したバツラギンと、彼の厳しい特訓に耐える339号…。
まるで人間社会の縮図である。

また、さかさまデーというメドー様以外の全メンバーの階級が逆になり、
戦闘員が一番偉くなるイベントがゾーンにはあるのだが、その時にこいつらはガロア艦長を散々こき使い、
終いには処刑しようと企んでいた。
明日には元に戻るんだし、その後のことを少しは考えろと言いたくなる。


**◇グリナム兵([[鳥人戦隊ジェットマン]])
次元戦団バイラムの戦闘員。
グリナムの種から生まれる。[[斧]]のような[[剣]]と指から撃つ弾丸が武器。
よくブラックコンドルに股間を握られる。

28話では[[ドライヤージゲン]]の指導の下、見事なチームワークでジェットマンを苦しめた。

**◇コットポトロ([[五星戦隊ダイレンジャー]])
ゴーマの戦闘員。全身はタキシードを模したような模様で、目がない白黒ツートンに真っ赤な唇が描かれたのっぺりしたお面のような不気味な顔をしている。
シシレンジャーにダイレンロッドで金的されては悶えていたり、戦闘中に明らかに人間の言葉で呻いていたり、回によっては普通に喋っていたりするなど、その素性は良くも悪くも怪物と言うよりも生身の人間に近い模様。
ダイレンジャーと言う作品が等身大のアクションに力を入れていた作品だった為か、引き立て役である彼らもなかなかに芸達者。
戦闘力はあまり高くないのだが、毎回のように[[日本刀]]や西洋剣、棍棒や[[槍]]と言った様々な近接武器を各々で使いこなしての立ち回りを演じており、また初期には自転車を駆使した曲芸じみたアクションも度々披露。
また人間に化けるのもお手の物。
本拠であるゴーマ宮には黒ではなく赤いカラーリングの近衛兵がいる他、様々な国の民族衣装を着たコットポトロが雑用係として登場。
また率いるゴーマ怪人によっては軍服、サッカーや野球のユニフォームを着るなどしており、衣装のバリエーションはかなり豊富である。

**◇ドロドロ([[忍者戦隊カクレンジャー]])
妖怪軍団の戦闘員。[[剣]]が武器。
最下級の妖怪で、前半の妖怪が特に組織化されていない頃から使役されている。
本作のエンディングは何故か彼らのダンスシーンがメインである。

サイゾウとセイカイがヌエによって最下級の妖怪「へのカッパ」にされてしまった際には、
なんと上司であるヌエよりも同じ最下級の妖怪となった彼らに共感。
あまつさえヌエに敵わずダウンした彼らに水を与えて復活させ、&bold(){自分たちの意志でカクレンジャー側の勝利に貢献した}。


**◇バーロ兵([[超力戦隊オーレンジャー]])
マシン帝国バラノイアの戦闘兵。
オープニングや戦闘中に顔がパカッて開くのはトラウマ。

恐らく全特撮ヒーロー番組の中でも&bold(){トップクラスの戦闘力}を持つ戦闘員だろう。
詳しくは[[該当項目>バーロ兵]]にて。


**◇ワンパー([[激走戦隊カーレンジャー]])
ボーゾックのカラフルな兵士。
赤、青、緑、白の4種類が存在し、1体だけいる白は基本的に落ちこぼれ。
命令を受けた際の返事は「チース」。
元はタコらしく、普段はタコ壷に入っている。たまに干さないとカビ臭くなるらしい。
タコ壷から一気に飛び出す為、ゼルモダはよく足を踏まれるとかなんとか。
なお[[暴走戦隊ゾクレンジャー]]の回にて、敵からも味方からも物の数に入れられていない疑惑が発生した。

海外版の「パワーレンジャー・ターボ」では半魚人のような戦闘員ピラナトロンが登場するが、ワンパーもエリート戦闘員として登場。
終盤でピラナトロンと共に大軍でレンジャーの基地を襲い、&bold(){基地もメガゾードも破壊してレンジャーに勝利した。}


**◇クネクネ([[電磁戦隊メガレンジャー]])
邪電王国ネジレジアの兵士。
ほぼ全身紫色で曲がりくねった黄色のラインが上半身にあり、基本動作も武器の[[剣]]も曲がりくねっている。
素の姿では基本的に言葉を喋らないが、終盤に集団で「Dr.ヒネラー!!」というシュプレヒコールを叫んだこともある。人間に変装可。

第14話には通常と頭の色が違い言葉を喋る「ボスクネクネ」が登場。彼の号令で無数のクネクネたちが巨大な怪物「キングクネクネ」に合体した。
その着ぐるみデザインのキモさはシリーズ史上屈指。


**◇インプス([[救急戦隊ゴーゴーファイブ]])
災魔一族に従う使い魔。
ディーナスに従うインプスはご丁寧にブラアーマーをしている。
海外では戦隊のメガゾード(巨大ロボ)を奪い基地を完全に制圧するという大金星をあげる。
だが生身のレンジャー達の魚雷に敗れた。

日本版でも巨大化したり、上司に怒られたり(任務と違うとはいえ、[[ゴレムカード>ゴレムカード(救急戦隊ゴーゴーファイブ)]]という超レアカード回収したのに)、
騙されたりと妙に活躍している戦闘員。


**◇ゼニット([[未来戦隊タイムレンジャー]])
ロンダーズファミリーのギエンが開発したドロイド。
集団で銀行等を襲撃するほかに雑用やリラのショッピングの付き添いにも使用されている。
終盤、数万単位の軍勢で&color(red){タイムレッド}を襲う姿は、絶望感さえ感じる。

なんと……。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){タイムファイヤーを射殺したのだ!}}}
カットマンに続く快挙(?)である。
  

**◇イーガロイド([[特捜戦隊デカレンジャー]])
エージェント・アブレラが販売する上級戦闘員にして最高級ドロイド。ゲド星人ウニーガをモデルに作られている。
最高級ゆえ怪人にも匹敵するスペックを持ち、必殺技のクロスバーストで、戦闘員であるにも関わらずデカレンジャーに圧勝したことがある。
序盤の話とはいえ、イーガロイドの強さは視聴者に強い印象を与えた。
バーロ兵と同じく、特撮ヒーロー番組に登場する戦闘員の中では最強クラスと言える。
  
安物が持たない会話能力を持ち、声は…[[ONE PIECE]]の&color(green){ゾロ}や[[銀魂]]の&color(gold){土方}の声で有名な[[中井和哉]]氏が担当。
声だけでも強く感じる。

安物のアーナロイドや上級戦闘員のバーツロイドも存在する。
アーナロイドはボスに百人斬りされるシーンが印象的なやられ役だが、バーツロイドは変装や怪重機の操縦も可能などそれなりに強力。


**◇冥府伍長ハイゾビル([[魔法戦隊マジレンジャー]])
地底冥府インフェルシアの上級戦闘員。
彼らの部下として、下級の戦闘員である冥府兵ゾビルも多数存在する。
彼ら自体はごく平凡な戦闘員たちなのだが、その中でただ一名強烈な個性を持つ人物が存在する。


#center(){初代総司令官・凱力大将ブランケンである。}

先に挙げたバツラギン等、怪人に昇格した戦闘員は数いるが、最高幹部にまで上り詰めた戦闘員は彼くらいのものだろう。
インフェルシアの完全実力主義、下剋上上等という風土が生み出した逸材である。


**◇リンシー([[獣拳戦隊ゲキレンジャー]])
臨獣殿の戦闘員。
死した古代の拳士が秘術により蘇ったもので、キョンシーのような外見をしている。

試練を勝ち抜くと生前の知性や力を持つリンリンシーとなることができる。
前半で毎回登場する臨獣拳士はリンリンシーであり、
幹部格であるメレも例外ではない(彼女は最初からリンリンシーであったが)。
つまりある意味誰にでも出世のチャンスはあるのだが、&bold(){百回}挑戦してもリンリンシーになれない落ちこぼれもいる…


**◇兵隊ゴーミン([[海賊戦隊ゴーカイジャー]])
宇宙帝国ザンギャックの最下級の兵隊。
名前からしてすでに三下衆がプンプンする上、外見もグレーのタイツにバケツみたいなヘルメットと見るからに弱そう。
武器は斧や棍棒などで、銃火器を持ち合わせている奴もいる。
その強さは木刀を持った学生に負けるほど弱く、&bold(){歴代戦闘員最弱}とさえ噂されるが、とにかく数が多く、
圧倒的な物量戦で歴代戦隊を苦しめた。
『[[スーパーヒーロー大戦]]』では一撃で[[天ノ河学園高校>仮面ライダーフォーゼ]]の校舎の壁を破壊するなどの描写もあった。

上司に下士官スゴーミンというちょっと強そうな怪人がいる。
また、皇帝アクドス・ギル直属の部隊は親衛隊ドゴーミンと呼ばれ、スゴーミンより強い。


**◇合体戦闘員(海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船)
ゴレンジャーからゴセイジャーまでの歴代戦闘員の怨霊が合体した姿。
え? ロボットやサイボーグにも怨霊があるのかって? それはえっと、アレだ。付喪神的な。

その外見はナナシ連中([[侍戦隊シンケンジャー]])の体中にあらゆる戦闘員の顔や腕がくっついたなんともケバいもの。
ウルトラシリーズに詳しい御方なら、ベリュドラやイズマエルをイメージしていただければよい。
ナナシが仕切っているのは三途の川の住民だからだろう、たぶん。

その体から戦闘員の腕を伸ばしてゴーカイジャーを苦しめたものの、ナナシがゴーカイジャーの連携に手玉に取られ始めると
&bold(){歴代戦闘員が俺が俺がと主導権争いを始め}、その隙に最後は[[バトルフィーバーJ]]に変身したゴーカイジャーにあっさり倒された。
まあ、戦闘員なのに必殺技で倒してもらっただけまだマシだと言うべきだろうか。
また、ナナシ連中をはじめ原典で人語をしゃべらないはずの戦闘員までしゃべっていたのは突っ込んではいけないと思う。
#center(){&font(#ff0000){「合体しても雑魚はザコだな」}}


**◇ゾーリ魔、カンブリ魔([[獣電戦隊キョウリュウジャー]])
デーボス軍の戦闘員で、デーボス細胞から湧き出る。

ゾーリ魔はゾウリムシの内臓みたいな柄の全身タイツを纏った戦闘員。
丸ノコと銃を一つにしたような武器を使い、「ヌル!」という掛け声を発する。
基本的にはオーソドックスな戦闘員だが、デーボスの復活が近づくと戦闘能力が向上する特性があり、
数の暴力と合わせて一度キョウリュウジャーを苦しめた。
また、デーボ・スポコーンの特訓を受けた5体や、キャンデリラの力を注ぎ込まれたビューティフルゾリー魔ーとその配下など、
様々な要因によって強化されキョウリュウジャー相手にも善戦する個体が割と多いのも特徴。
大量のゾーリ魔が合体する事で巨大ゾーリ魔にもなれる。

カンブリ魔はゾーリ魔の上位種であり、ゾーリ魔&bold(){100体}分の戦闘能力を誇るという。
武器は棍棒のような形の[[剣]]で、復元水を塗ればより凶悪な姿に強化される。
ゾーリ魔と違って合体による巨大化はせず、デーボモンスター同様に復元水で元の姿のまま巨大化する。
最初こそ怪人ポジションとして中々の強さを見せたものの、
何話か経つとすぐにちょっと強い戦闘員程度になり、ゾーリ魔共々バッサバッサと倒される事が多くなった。
巨大化してもモンスターの随伴が殆どで特に活躍せずになぎ倒される、
定期的に1体がドゴルドの身体として乗っ取られるなど、扱いもあんまり良くない。


**◇クローズ([[烈車戦隊トッキュウジャー]])
シャドーラインの戦闘員。
武器は大型の[[斧]]やトンプソン風のマシンガン。
生身での戦闘の他、各種雑用からクライナーロボの操縦まで色々こなす。

能力や使われ方に特筆すべきことは無いが、&bold(){黒の帽子を目深に被り、同じく黒のロングコートを身に纏った}、
禁酒法時代のギャングを思わせる凄まじくシャレオツな容姿を備え、下手な怪人よりもよっぽどカッコいい。
シュバルツと共に他の幹部やシャドー怪人を差し置いてソフビが発売されている事から、
意図的にイケメン戦闘員としてデザインされているようだ。

}

#openclose(show=▷ メタルヒーローシリーズ){

**◇クラッシャー([[宇宙刑事ギャバン]])
宇宙犯罪組織マクーの戦闘員。
黒いジャケットを着て、[[ナイフ>ナイフ(武器)]]やビームガンなどの銃を武器とする。人語をしゃべり人間に変身できる。
夏服を着ていた事もある。


**◇ミラクラー([[宇宙刑事シャイダー]])
不思議界フーマの戦闘兵士。
[[斧]]とサブマシンガン、バズーカが武器。言葉は一切話さず、「ショワショワ」という奇声を発する。
人間に変身でき、変身中は人語を話す。
アニーのお色気作戦に振り回される事も…


**◇キンクロン([[時空戦士スピルバン]])
ワーラー帝国のロボット戦闘員。
全身の黒装束と吊り上った細い目と不気味に笑う口が描かれた金色の仮面が特徴。
&bold(){頭を外して爆弾にできる個体も登場した。}
お色気にはてんで弱く、ダイアナに水着で誘惑された時には顔がデレデレに変化した。お前ら、ロボットだろーが。
なぜかEDでは「手強いキンクロン」と称されるが、特に手強かった印象はない。

**◇影([[超人機メタルダー]])
ネロス帝国・ヨロイ軍団の軽闘士にして戦闘員。
クールギン直属の戦士だが、主に忍者である爆闘士ガラドーに率いられる。
彼らとの戦いがきっかけで、流星は忍者の動きを研究するようになった。


**◇鳥忍 カラス天狗([[世界忍者戦ジライヤ]])
妖魔一族の下っ端忍者でヤンス。
主に3人1組で行動する。その名の通り烏天狗のような姿で、平泳ぎで空を飛ぶでヤンスよ。
磁雷矢に撃たれても斬られても次の週ではあっさり生き返るギャグ補正の持ち主でヤンス。
「ヤンス」が口癖で次回予告の〆も言うでヤンス。
にっくき磁雷矢がゲスト出演した「[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]」の[[34話(忍びの34)>伝説の世界忍者、ジライヤ参上!]]じゃ〆をニンニンジャーって連中が横取りしちゃっててとっても悔しいでヤンス!


**◇ジャマー([[重甲ビーファイター]])
異次元戦闘集団ジャマールの戦闘員。
各次元からさらわれて来た生物を改造・訓練したもので、剣と銃に変形する武器を持つ。
人語を話し、人間体もある、戦闘員としてはかなり強く三対一で&bold(){ブルービートを倒した。}
終盤では[[斧]]のような武器を使い首を分離させて飛ばせる、黒マントを着た赤い色の親衛隊が登場した。
}

#openclose(show=▷ ウルトラシリーズ){

基本的にレギュラーの敵組織があまり登場しないウルトラシリーズだが、まれに戦闘員格の敵が登場する事がある。
等身大の場合は基本的に他のシリーズ同様やられ役だが、怪獣の群れや量産型ロボット怪獣などの巨大戦闘員の場合は、
倒しても倒しても後続がウジャウジャと現れ、わずか3分しか戦えないウルトラマンを数の暴力でピンチに追い込むトラウマメーカーであることが多い。
また特撮ではないが、アニメ「[[ザ☆ウルトラマン]]」には、悪のウルトラ人・ヘラーに従う「ヘラー軍兵士」なる戦闘員が登場する。


**◇[[ザンパ星人]]兵士([[ウルトラセブン]])
正式名称は「復讐怪人 ザンパ星人」。

本来ウルトラシリーズの宇宙人は「地球を拠点とする防衛組織に対し、外宇宙から艦隊が押し寄せて攻撃してくる」と
いうのが一般的であり、ザンパ星人もそうだった。
ところが情けないことに、ザンパ星人はその戦いで敗れただけではなく、そのまま退却し続けた挙句
&bold(){たった二人の地球人によって文字通りの意味で全滅してしまった}のである!!!
艦隊ではなく、軍隊そのもの(というか国家そのもの)がわずか2人相手にボッコボコにされるという、
創作史上でも類を見ない大敗北を期したことから、一説には&bold(){空想科学世界最弱の侵略者}ではないかとされている。

最後の残党が復讐のために怪獣ペテロを洗脳して怨敵・キリヤマ隊長へと挑むが、ペテロはウルトラセブンに斃され、
残されたザンパ星人もキリヤマに射殺されてしまい、かくてザンパ星人は&bold(){絶滅した。}


**◇バム星人兵士([[ウルトラマン80]])
異次元ロボ獣メカギラスを操っていた宇宙人の一派。偽の電車を使って人々を異次元に拉致し、洗脳を施して働かせていた。
人間に変身する能力を持ち、銀色の棍棒とリボルバー拳銃型のレーザーガンで武装し、一人一人がグリーンベレーに匹敵するほどの実力を持つ。
&color(red){一人一人がグリーンベレーに匹敵するほどの実力を持つ(大事な事なので2度書きます)。}
にもかかわらず、&bold(){ウルトラマン80こと矢的猛一人に十数名がかりで挑んで、全員素手でボコボコにされて敗北。}
しかも矢的は&bold(){直前に銃で撃たれて手負いの状態だった。}
いくら防衛隊員でウルトラマンな相手とはいえ、弱いぞお前ら!


**◇遊牧星人 ガラガラ星人(ウルトラマン80)
[[ガルタン大王]]の手下達。
元々は宇宙の遊牧民らしいが個々の力は弱いため、大王と共に全宇宙の制覇を夢見ている。
集団行動を重視し、短剣や[[槍]]などで武装しており、人間にも変身できる。

エミをユリアンと誤認したり、猛と涼子・イケダの3人に大人数で奇襲しても敗北、イケダに手玉に取られたりと
情けない奴らだが、エミを殺害したのは紛れもなくこいつらである。
最後はガルタン大王の基地の爆発と共に全員爆死した。


**◇グア兵([[アンドロメロス]])
グア軍団の最下級戦闘員。
身軽な動きで戦う。武器は刃物や小型爆弾。掛け声は「グアー」 
ファイティングベムの特訓に付き合う事も。
ちなみにグラビア版では、怪獣戦艦ギエロニア搭乗の「ギエラ兵」と、怪獣戦艦ペストリア搭乗の「ペスダ兵」なる戦闘員が登場する。


**◇誘拐宇宙人 レイビーク星人([[ウルトラマンティガ]])
地球人を誘拐して奴隷にする目的で地球に侵入した宇宙人の一派。
ウルトラシリーズでは珍しく終始人間サイズのまま怪獣召喚もしなかった宇宙人であり、
強いボスが一体にモブの部下が多数という典型的な怪人と戦闘員を思わせるメンバー構成で活動している。
誘拐用の縮小光線銃以外の武装は持っておらず、戦闘は専ら徒手空拳。
最終的に部下はGUTSとティガに蹴散らされ、ボスも宇宙船で逃走を図ったところを巨大化したティガに撃墜された。


**◇機械人形(メカロイド) ゴブニュ ヴァハ([[ウルトラマンティガ]])
TPCによるマキシマオーバードライブの開発を妨害しようとする謎の存在の刺客。
一見、中身がない等身大の鎧がひとりでに動いているように見えるが、実は装甲そのものに頭脳と動力が
組み込まれているという超技術の産物。この特性でGUTSを欺きまんまとアートデッセイ号の間近に迫る。
しかしアートデッセイの破壊に失敗したため、ダイブハンガーを襲うべく巨大な「ギガ」に合体(外見が
全く同じなので融合というべきか)しティガと交戦。劇中、パワータイプをも上回る怪力を持つ初めての敵で、
ティガを道連れに自爆を図るもギリギリで脱出された。

後に本拠地の機械島からも大量に出撃し、GUTS初の宇宙戦の相手となった。


**◇超古代尖兵怪獣 ゾイガー([[ウルトラマンティガ]])
闇の化身ガタノゾーアが尖兵として生み出した怪獣。
怪鳥じみた外見を持ち、超音速飛行能力も有するのだが、その速度はガッツウイング1号、2号はおろか、
高速性能に特化したブルートルネードやマキシマオーバードライブ搭載試作機スノーホワイトすら追いつけないほど。
最初に現れた個体ですらティガ・スカイタイプを圧倒する強さを持つというのに、それが倒された直後にこのバケモノが&bold(){世界中に現れる}という悪夢のような事態に陥り、
アメリカでは準GUTS機関のブルートルネード小隊がなすすべなく全滅している。
幸い、ガタノゾーアがグリッターティガに敗北した際にすべて消失した。
ティガがガタノゾーアに敗れて石像化していた際もGUTSのティガ救出作戦妨害のために1体が出現したが、
この個体はイルマ隊長のガッツウイングEX-Jβとハヤテ隊長のコスモアタッカーの連携で撃破されている。
劇場版には小型の「シビトゾイガー」が登場した。


**◇半魚人兵士 ディゴン([[ウルトラマンダイナ]])
水棲生命体スヒュームが造った遺伝子改造兵士。
半魚人のような姿をしており、アイスキャッスルやクラーコフに侵入して暴れ回る。
ガッツブラスターのエネルギーを切らしたアスカを集団で追い詰めたが、ダイナに変身されてからは歯が立たなかった。
ちなみに、後にアスカは『大怪獣バトル THE MOVIE ウルトラ銀河伝説』にて[[ゼットン星人]]を蹴り殺している。


**◇破滅魔虫 カイザードビシ([[ウルトラマンガイア]])
[[根源的破滅招来体]]が送り込んだ小型怪獣・破滅魔虫ドビシが合体した姿。
目からの光線や腹から飛び出す口のついた触手やドビシの群れなど多彩な攻撃手段を有するが防御力はそこまでなく、戦車部隊でも倒せてしまう。
だが、恐ろしいのはその数。
合体する前のドビシがワームホールから&bold(){地球の空を闇で覆い尽くすほど}に無尽蔵に溢れ続けているため、
倒しても倒しても新たなカイザードビシに合体してしまうのである。
しかも現れる度に1体ずつ増えるという恐ろしいおまけ付き。
文字通りの数の暴力で、ウルトラマンや地球怪獣を苦戦させ続けた。


**◇スペースリセッター グローカー([[ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE]])
宇宙の調和を図ろうとする存在「デラシオン」の破壊兵器。
巨大な戦闘兵器「&bold(){グローカーマザー}」から大量生産される「&bold(){グローカーボーン}」、
2体のボーンが合体した形態「&bold(){グローカールーク}」で構成される。
グローカーボーンは地球怪獣やEYESの力でも倒せるくらいの力だが、ルークはウルトラマンを苦戦させるほどの実力。
さらにグローカーマザーはパーツや生産機能を捨て去る事で戦闘形態「&bold(){グローカービショップ}」に変形する事も出来、
2人のウルトラマンを相手に善戦するほどの力を見せつけている。
 
なお地球に送り込まれたグローカーマザーは1体のみだが、実際は凄まじい数が存在している。


**◇バグバズンブルード([[ウルトラマンネクサス]])
DVDに収録されたEXエピソードに登場。
かつてナイトレイダーの活躍で倒されたスペースビースト「バグバズン」が強化されて復活した
「バグバズングローラー」によって生み出される。
怪獣デザインのグロさに定評があるネクサスに登場しただけあって中々に気持ち悪い容姿の持ち主。

服で人間に化けて人間を捕食、巣に帰ったこいつをグローラーが捕食する。
獲物となる人間を捕らえた際は捕食する前に特殊なガスを吹きかける事で万一逃がした際にもすぐに居場所が分かるようにし、
更に頭部の特殊な器官のせいでビースト振動波を感知することができないなど厄介な相手。

スタンガンモードのパルスブレイガー(平木隊員曰く「世界最強のスタンガン」)に耐え、
拳銃弾を何発喰らっても平然としているなどそこそこの耐久力を持つが、
流石にディバイトシューターには耐えられない模様。
うち1体が[[アンノウンハンド>ダークザギ]]によって巨大化されてネクサスと交戦するが、
ジェネレードナックルを喰らった事で巨体を維持出来なくなり、消滅した。

[[ウルトラマンX]]にもベムラーとともに登場。未放送回の戦闘員ポジションだったことを考えれば大出世である。


**◇[[無双鉄人 インペライザー]]([[ウルトラマンメビウス]])
暗黒宇宙大皇帝[[エンペラ星人]]の作り出したロボット兵士。
黒鉄色のボディとターレット状のアイレンズが渋カッコいい。

量産機ながらテレポート能力、武器精製能力、メビュームシュートを耐える防御力、
ウルトラダイナマイトを食らっても完全撃破が出来ない程の自己修復能力を持ち、
メビウスとタロウの師弟コンビを圧倒し、普段は滅多に落ちないガンフェニックスも撃墜してみせた。
しかし、バーニングブレイブへとパワーアップしたメビウスのメビュームバーストを受け倒された。
最終話でも登場。なんとか全機撃破されたものの、倒しても倒しても次々と後続が送り込まれてメビウスを苦しめ、
フェニックスネストも破壊してしまった。

その後、『ゴーストリバース』、『キラー・ザ・ビートスター』に複数機登場したが、その時は量産機らしく、
また再生怪人(ロボットだが)らしく弱体化しており、『キラー・ザ・ビートスター』に至っては光線が使えない
[[ミラーナイト]]にボコボコにやられている。
また後述の『[[ウルトラマンギンガS]]』ではチブロイドがモンスライブして複数機登場。
こちらも性能は低いものの、数の暴力でギンガやビクトリーを苦しめた。


**◇ヴァイロ星人([[ULTRASEVEN X]])
第7話『YOUR SONG』に登場したエイリアン。肩書きの類は特に無い。
独特の白い仮面を装着しているが、これは兵士になる時に権力者から貰う物で、死ぬまで外すことが許されないらしい(食事とかどうするんだろうか)。
侵略の先遣隊として派遣されたナタルが[[特殊捜査チーム DEUS]]のエージェント・ディーを愛してしまい仮面を外した為、
彼女を裏切り者として抹殺しようとする。

武器は仮面の口元の装置から発射される音波攻撃。ナタルは2丁のレーザー拳銃を使用する。
リーダー格の個体はウルトラガンの攻撃を素手で弾いたものの、戦闘能力はそれほど高くないらしく(DEUSが強いだけかもしれないが)、
&font(l){ラブ&ピースに弱い}エージェント4人とナタルの計5人に10数人で挑んであえなく全滅する。
更に、最終兵器として隠していた生物機械兵器バドリュードは&bold(){登場から10秒程でセブンXに瞬殺され}、
逃げようとした円盤もエメリウム光線で撃墜された。


**◇帝国機兵 レギオノイド([[ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国]])
ベリアル銀河帝国のロボット型機械兵士。
エスメラルダから奪った資源で造られている。両手がドリルになった陸戦型、両手がキャノン砲になった宇宙戦型が存在する。
帝国戦列艦ブリガンテによって輸送される。
「[[ファイヤーマン]]」のロボット怪獣バランダーVに似ている気がするが無関係らしい。 
後に『[[ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター]]』ビートスターがデータを回収し、コピーを作っている。
映画『[[ウルトラマンサーガ]]』にも残党が登場している。


**◇帝国猟兵 ダークロプス(ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国)
(CV:[[宮野真守]])
ベリアル銀河帝国のウルトラマン型機械兵士。
ゼロを模した[[にせウルトラマン]]であり、偵察や強襲用に使われる。
目がモノアイになっている事と色の違いを除けばゼロそっくりであり、ゼロはアナザースペースで度々こいつと間違えられる羽目になった。
『[[前日談>ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ]]』登場の[[ダークロプスゼロ]]は実験中に行方不明となっていた試作型で、量産型は色々な部分で劣っている。 
他の組織の戦闘員よりはるかに大きく(まあ当たり前だが)、数百万体規模の量産が可能な上、3体いればゼロを追い詰めることが
できるという、特撮史上最強クラスの戦闘員でもある。
時空揚陸舟艇デルストによって輸送される。
終盤には100万体が光の国に送り込まれたものの、ウルトラ戦士全員による光線の雨の前に星と散っていった。


**◇チブロイド([[ウルトラマンギンガS]])
チブル星人エクセラーが製作した等身大アンドロイド兵士。
アンドロイド・ワンゼロが持つ、黒い球体から複数召喚される。
装甲に身を包んでおり、格闘戦を得意としているが、光線銃を使う事もある。

前半でUPGのモブ警備兵を軽く蹴散らした為そこそこ強いかと思われたが、
後半に入ると損傷したワンゼロに多対1で勝てなかったり、負傷した女性隊員に遅れをとったり、
挙げ句の果てには&bold(){10歳程の子供に蹴っ倒される}などの醜態を晒しまくる。
というかこんなのに蹴散らされたUPG警備兵って…
(フォローしておくと蹴った子供は一般人よりはるかに強い地底人の一族である)

チブルスパークを使ってモンスライブする事も可能であり、集団でインペライザーにモンスライブし、
ギンガやビクトリーを数の暴力で追い詰めた事もある。

}

#openclose(show=▷ その他の作品){
**◇金目教下忍(仮面の忍者赤影)
金目教の下忍達。
特撮における戦闘員の元祖とされる。
金目教編終了後に登場した、様々な組織もそれぞれ下忍を率いている。


**◇アンドロイドマン([[人造人間キカイダー]])
大犯罪組織[[ダーク破壊部隊>ダーク(人造人間キカイダー)]]の雑用ロボット。
マスクに全身タイツ、ベルトといった姿だがなぜか足元はスニーカーで統一されている。
常に「ダーク!」「ギル!」などと言いながら薙刀を振り回して挑みかかる。
しかし当然弱く、&bold(){変身前のジローの裏拳一発でバラバラに吹き飛ぶ}ほどの紙装甲。
勿論量産型の宿命として扱いは最悪で、新開発武器の実験台にされることもある。
[[ハカイダー>サブロー/ハカイダー]]が完成したときなど、顔を合わせただけで[[ショットガン>散弾銃]]でバラバラにされてしまった。
失敗すればプレス機で廃棄処分にされるその可哀想すぎる扱いは、全国の子供たちのトラウマとなった。
なぜか&color(pink){アンドロイドウーマン}もいる。しかもハイレグ。でもマスクがアレなので全く可愛くない。

小説版ではオリンピック選手以上の身体能力と薙刀を音速で投げるほどのパワーを持ったが、
一般人ならともかくジローには単なる時間つぶしでしかないのは書くまでもない。



**◇アンドロボット([[キカイダー01]])
ダーク破壊部隊の首領・ギルがその脳を[[ハカイダー]]に移植し、生き返ってから早3年。
ギルハカイダーが同じく生き延びていたダーク幹部の三博士の脳を移植した3体のハカイダーと
共に作り上げた悪の組織「ハカイダー四人衆」の戦闘員。車の初心者マークのような顔で稲妻型の武器を使う。
余程予算が無かったのかこの組織には士官(ライダーシリーズで言うところの雑魚怪人)がおらず、
組織の99%以上が戦闘員で、残りが幹部といういびつな組織でもあった。
アンドロボットはアンドロイドマンを強化改造したらしく、猟銃程度ではびくともしないほど頑丈なボディを持っている。
まあそれは一般人に対して強いだけであり、キカイダー兄弟にはチョップ一発で首を刎ねられるなど全く相手にもならなかった。
オマケに幹部四人は「俺たちゃこいつら機械人形を作った人間サマだ」という自意識が残っているため、
&bold(){憂さ晴らしや示威活動で使い捨てにされる}など扱いはアンドロイドマンと何も変わりはしなかった。
最後はキカイダー01に&bold(){日本全部の基地と連結した自爆スイッチ}を押され、一体残らずこの世から消え去った。
ギルハカイダーもバカな装置を作ったものである。

世界的犯罪組織・シャドーの戦闘員『シャドウマン』はこれの後継機と思われる。


**◇アクアラングマン(キカイダー01)
世界的犯罪組織シャドーの戦闘員。
何が酷いかってコイツ、&bold(){ウエットスーツにアクアラングを付けただけ}という凄まじい手抜きデザインなのである。
デザインの安っぽさで行けばデルザー戦闘員やアリコマンドと双璧を成す低予算っぷりである。
勿論デザイン通り滅茶苦茶弱く、キカイダー兄弟相手には時間つぶしにしかならなかった。
ちなみに安っぽいのはメタではなく&bold(){設定}であり、[[オイルショック]]で石油が値上がりしたため
海水で動くロボットを作ろうとシャドウが悪戦苦闘した結果こうなったらしい。
この時代からエネルギー問題は苛烈だったようだ。


**◇アントマン(超人バロム1)
ドルゲの戦闘員。
白黒ツートンカラーの全身タイツ姿で、顔には目も鼻も口もない。地中などから不気味な笑い声を上げながら出現する。
小学生である健太郎と猛に翻弄される情けない戦闘員。


**◇メカロボ([[スーパーロボット レッドバロン]])
鉄面党の雑兵ロボット。名前が雑過ぎである。
&bold(){生身の人間であるSSIの面々に素手で倒されている}ほど弱いので、ある意味リアルではある。真理のムチではたかれる事も…

後に強化された宇宙鉄面党は[[フランケンシュタイン]]のような姿をしたロボット兵を使用する。

**◇サタン帝国戦闘員(ザ・カゲスター)
13話より登場。[[剣]]が武器。

**◇使い魔([[魔弾戦記リュウケンドー]])
魔人軍団ジャマンガのDr.ウォームの魔法によって生み出される。
色は紫基調に黄色いラインで、頭には1対のコウモリのような羽を持っている。
掛け声は「ギジャ!」だが、血煙伯爵ブラッディ直属のメカ使い魔は「メカー!」。指揮官に当たる上級使い魔は声を発さない。
武器は独特の形状の剣「ツカイマソード」。

彼ら自身はごく普通の戦闘員だが、現れた場所が悪かった。
ジャマンガが出現する町あけぼの町は[[バイタリティが異常に高い一般市民>ウルトラマンタロウ(作品)]]の巣窟であり、
とある回では木刀で薙ぎ倒されたり、お玉で頭を殴られたり、&bold(){尻に華道の華をぶっ刺され}たり、
&bold(){ライフルやバズーカ(本物)でぶっ飛ばされ}たりと散々な目に遭う。
というかあけぼの町の銃刀法は一体どうなっているのか心配でならない。
(因みにこの回は魔弾戦士3人がトイレの個室で初同時変身を行った事でも有名)。

しかし勘違いしないで頂きたい。使い魔が弱いんじゃない。あけぼの町民が強過ぎるだけなのだ。

またある回では、主人公の剣二が「魔物安全教室」というイベントでこいつの着ぐるみを着たことがあるのだが、
チャックが壊れて脱げなくなった所為でリュウケンドーに変身できなくなり
(変身アイテムのゴッドゲキリュウケンは腕に巻くブレス状アイテムで、変身するにはこいつに鍵を差し込む必要がある)、
&bold(){戦闘員にコスプレした主人公vs本物の戦闘員}というなんともアレな戦闘が展開された。

また、この使い魔をモデルにした&bold(){『魔物コロッケ』}という名物惣菜があり、味は美味いがあと一押し弱い…らしい。


**◇素体ホラー(『[[牙狼-GARO-]]』シリーズ)
牙狼の怪人にあたるホラーは魔界からゲートを通じて現れるのだが、初めはみなこの素体ホラーであり、
強い隠我(ざっくり言えば心の闇)を持った人間に憑依して始めて固有の姿と能力を得る。
2本のツノと瞳の無い目に歪な翼を備えた醜悪な姿をしている。

大体のホラーは人間界に現れてすぐに人間に憑依するが、時々素体ホラーのままで活動する個体も存在する。
大体は単独行動、多くて2、3人組くらいが精々だが、『[[絶狼-ZERO- BLACK BLOOD]]』に登場したリングの配下や
『[[炎の刻印>牙狼-GARO- 炎の刻印]]』で黒騎士[[ベルナルド・ディオン>ベルナルド・ディオン(牙狼-GARO-)]]率いる黒の騎士団は明らかに組織と言えるレベルで行動していた。

ホラーは基本的にソウルメタル製の武器か法術を使わなければ倒せない為一般人よりは確実に強く、
炎の刻印では剣で斬りつけたら逆に刃がヘシ折れる描写もあったが、魔戒騎士にかかれば&bold(){生身でも}あっけなく蹴散らせる。

しかし、『炎の刻印』では部屋を埋めつくさんばかりの大群が出現、100体以上のホラーを倒してきた手練の魔戒騎士である[[ヘルマン>ヘルマン・ルイス(牙狼-GARO-)]]を限界ギリギリまで消耗させる活躍を見せた。
また、『炎の刻印』から4年後が舞台の劇場アニメ『[[DIVINE FLAME>劇場版 牙狼-GARO- DIVINE FLAME]]』では、強酸性の唾液を持っていることが判明。とあるキャラクターの顔が焼かれ、更なる悲劇が広がってしまう事態が起こった。捕食されるも地獄であり、唾液で焼かれるのもまた地獄で、これを防ぐにはソウルメタル製の武具のみ。

『[[紅蓮ノ月>牙狼 紅蓮ノ月]]』では、全体的にやせ細った体型と裏腹に歪に膨れあがった腹部と、舞台が平安時代ということもあってか平安末期に描かれた『餓鬼草紙』に登場する餓鬼を思わせるものとなっている。

}


かつてこんなCMが流れたことがある。


戦闘員「俺も仮面ライダーになりたかったなぁ…」


最近は[[No.37564>No.37564(世界の中心、針山さん)]]のような最強の戦闘員も生まれたりした(と言っても、彼の登場作品はヒーローものではないのだが)。

また、同じく電撃文庫の『VS(バーサス)!!』という作品は、戦隊物に出てくるような悪の組織の戦闘員達が主役となって、ヒーローを倒そうとするラノベである。


もしかしたら近い将来、彼らの時代が来るかもしれない。
その時まで負けるな…は無理だとしても、とにかく頑張れ戦闘員。
たとえ視聴者から「ヒーローとか数の暴力じゃねえかwww」と戦力として計算されていない発言をされたとしても!!



#center(){&blankimg(shocker-saiyo.jpg,width=412,height=337)
&sizex(1){出典:[[アンサイクロペディア>http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC]]}
}



つイーッ!記・修せイーッ!は仮面ライダーに負けてからおねがイーッ!します。

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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました  -- 名無しさん  (2016-12-28 15:36:24)
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