◇金目教下忍(仮面の忍者赤影)
金目教の下忍達。
特撮における戦闘員の元祖とされる。
金目教編終了後に登場した、卍党など様々な組織もそれぞれ下忍を率いている。
◇BF団一般隊員(ジャイアントロボ・特撮ドラマ版)
スパイアクションがメインなので、メディアミックス内では比較的「無名で出てくるBF団の人々」の扱いは大きい。茶色やカーキの軍服にサングラス(『今川OVA』の命の鐘の十常寺の目元の作画に形が似ているが、こちらは真っ黒)が一般隊員で、これが指揮官クラスになるとグレーの軍服になり・サングラスも一般的な丸メガネタイプになる。
ぶっちゃけ大作くんにロボ一切なしでやられてしまう上、明らかに疑わないといけないシチュでスルーしてしまう、先輩隊員の十郎を首尾よく捕まえておきながら見張りを真面目にやらない、自分たちで用意した怪獣の攻撃が誤爆したせいで死ぬ指揮官…など1967年にしてすでに「この手の作品の戦闘員は正直話にならんほど弱い」をこれでもかと実践している。さすがに上級指揮官の命がかかるとか一般人相手とかになるとちゃんと強いが、それでもユニコーンの面々が来ちゃうと敵わない。
一方本作で主にジャイアントロボと戦う怪獣たちはわりと強敵揃い。比較的初期の回でもロボを苦戦させたやつや、BF団側支部長の作戦で優勢に立つ回が見られるため、総合的にはけっこう大作くんたちユニコーン陣営が危ういシーン・エピソードも多かったりする。
◇軟体宇宙人バンデル星人(キャプテンウルトラ)
東映制作のTBSウルトラシリーズ第三作において、前半に登場する侵略宇宙人。
マクア星雲系のバンデル星出身で、滅亡が迫る母星から太陽系に移住するために人類皆殺しを目論む。
人型のエリンギのような外見で、袖を思わせる腕の中に銃や火炎放射器を隠している。
バンデルエッグと呼ばれる卵から誕生する。
緑色の一般兵士と茶色い指揮官が存在し、後者は翻訳装置を介して地球言語を話せる。
凶暴性、戦闘能力、技術力のいずれも高く、宇宙船や怪獣などの強力な兵器も多数有する。
人類最強の戦士キャプテンウルトラとその仲間達には毎度のごとく十把一絡げに無双され、ドッグファイトでもシュピーゲル号にバカスカ撃墜されているが、逆にマトモに対抗出来るのは彼らくらいであり、地球側にも甚大な被害を出している。
第12話ではバンデル星そのものを移動要塞化して最終決戦を挑んだが、キャプテンの活躍によってバンデル星もろとも宇宙のチリになり全滅した。
次の第13話からは「キャプテンたちレギュラー陣が続投してるけど、内容や対処すべき相手としては短編SF作品集」に作風を変えており正直双方に面白味があるのでどっちが好きかは人による、本項で戦闘員扱いできるような敵方キャラクターは登場しなくなった。
大犯罪組織
ダーク破壊部隊の雑用ロボット。人語を話し人間への変身能力を持つ。
マスクに全身タイツ、ベルトといった姿だがなぜか足元はスニーカーで統一されている。
常に「ダーク!」「ギル!」などと言いながら取りだした
薙刀を振り回して挑みかかる。第3話では蟻酸銃、第17・18話では銃火器、第18話では
火炎放射器を武器に使う者もいた。
しかし当然弱く、
変身前のジローの裏拳一発でバラバラに吹き飛ぶほどの紙装甲。
勿論量産型の宿命として扱いは最悪で、新開発武器の実験台にされることもある。
ハカイダーが完成した時など、顔を合わせただけでハカイダーショット試射の的としてバラバラにされてしまった。
失敗すればプレス機で廃棄処分にされるその可哀想すぎる扱いは、全国の子供たちのトラウマとなった。
なぜか
アンドロイドウーマンもいる。しかも初登場時はハイレグ。でもマスクはアンドロイドマンと共用なので全く可愛くない。
その他に白衣を着た科学者タイプも存在。
最後はダーク本部の自爆に巻き込まれ、恐怖の悲鳴を上げて逃げ惑いながら全滅した。
小説版ではオリンピック選手以上の身体能力と薙刀を音速で投げるほどのパワーを持ったが、
一般人ならともかくジローには単なる時間つぶしでしかないのは言うまでもない。
ハカイダーがダーク破壊部隊の首領ドクター・ギルの脳を使い、
生き返ってから早3年。
彼が同じく生き延びていたダーク幹部の三博士の脳を移植した3体のハカイダーと共に作り上げた悪の組織「ハカイダー四人衆」の戦闘員。車の初心者マークのような顔が特徴的。
稲妻型の武器を使い、「ハイル!ハイル!」と群れをなして襲い掛かる。
余程予算が無かったのかこの組織には士官(ライダーシリーズで言うところの雑魚怪人)がおらず、
組織の99%以上が戦闘員で、残りが幹部といういびつな組織でもあった。
アンドロボットはアンドロイドマンを強化改造したらしく、猟銃程度ではびくともしないほど頑丈なボディを持っている。
まあそれは一般人に対して強いだけであり、キカイダー兄弟にはチョップ一発で首を刎ねられるなど全く相手にもならなかった。
オマケに幹部四人は「俺たちゃこいつら機械人形を作った人間サマだ」という自意識が残っているため、
憂さ晴らしや示威活動で使い捨てにされるなど扱いはアンドロイドマンと何も変わりはしなかった。
最後はキカイダー01に
日本全部の基地と連結した自爆スイッチを押され、一体残らずこの世から消え去った。
ギルハカイダーもバカな装置を作ったものである。
◇シャドウマン(キカイダー01)
世界大犯罪組織シャドウの戦闘員。
左右で赤と黒に分かれた色以外はアンドロボットとほとんど同じ見た目で、おそらくは後継機と思われる。
武器もアンドロボットと同じ稲妻型のものを使い、「ギラ!」と甲高い掛け声を上げる。
人間への変身能力を持つが、ロボット独特の振る舞いや考え方を誤魔化しきれない場面も目立った。
頭もあまり回らないようで、
空中戦艦を操縦した際は
複雑すぎるシステムを扱いきれずにマシントラブルを起こし、次々と船外に振り落とされて砕け散っていった。
チャー研よろしく
落下しては爆死するシャドウマンの様子はシリアスな笑いを誘う。
◇アクアラングマン(キカイダー01)
第43話で登場した世界大犯罪組織シャドウの戦闘員。シャドウ海底ロボット工場で製造される。
オイルを使わず海水から作り出したエネルギーで活動が可能。
開発を主導したザダム曰く「塩分を含んだ海水は人間の血液に似ているため、人間の血液循環を元にすれば無尽蔵の海水からエネルギーを作り出せる」とのこと。
何が酷いかというと、ウエットスーツにフルフェイスヘルメットを付けただけという凄まじい手抜きデザインなのである。名前に反してアクアラングすら無い。
デザインの安っぽさで行けばデルザー戦闘員やアリコマンドと双璧を成す低予算っぷりである。
ちなみに安っぽいのはメタではなく設定通りであり、オイルショックで石油が値上がりしたため、オイル要らずのロボットを作ろうとザダムが悪戦苦闘した結果こうなったらしい。
この時代からエネルギー問題は苛烈だったようだ。
水中でも活動でき、シャドウマン数体を単独で圧倒できる位の基本性能があり、両手にはビームガンらしき火器も内蔵しているが、それでもやはり戦闘員ということか、空手の心得があれば一般人でも対処できる程度には弱い。
つまりそいつにボコボコにされたシャドウマンは…
言うまでもなく01やビジンダーにはまるで歯が立たず、シャドウマンと同じように十把一絡げに蹴散らされるのみだった。
おまけに定期的に海に浸からないと海水エネルギーをあっという間に使い果たして機能停止するという欠陥まであり、ビッグシャドウから直々に「これでは使い物にならん!人間の血液循環がどうなっているかもう一度研究しなおせ!」とダメ出しされてしまった。
その後、改良のために研究材料として海底工場で人間を解剖しようとするが峠英介らの妨害により失敗、海中で01らと戦うも全滅した。
ファントム軍団こと
新人類帝国の戦闘員。
灰色の軍服とガスマスクを身に纏っており、その名の通り「兵士」という印象が強い。
掛け声は「イヤーッ!」だったが、中盤からは「グエーッ!」に変更された。
武器は右手に装備した鎖付きの鉤爪。爪の部分は着脱可能で、投げつけて拘束や遠距離攻撃もできる。
その他にもサブマシンガンや戦闘機など、多彩な武器・兵器を扱い、帝王バンバの指揮のもと旧人類を虐殺する。
死ぬと緑の液体となって消滅する。
防御力は少年同盟のピットでも倒せるほど低いが、攻撃面は割と優れており、渡五郎相手でも生身やサナギマンの状態なら人海戦術で圧倒することも多かった。
流石にイナズマンに変転されると歯が立たないが、東映特撮屈指のチートヒーローが相手では無理もないか。
最終章で内部分裂が発生し、多くのファントム兵士がデスパー軍団へと離反。バンバに忠誠を誓い続けた者も多かったが、最終的にはデスパーの大粛清やイナズマンとの戦闘で全滅した。
新人類帝国に代わって暗躍を始めたデスパー軍団の戦闘員。
ファントム兵士と同じくガスマスクを装着しているが、首から下は赤と黒のボディースーツと銀色のトルソーで統一されており、いかにも特撮戦闘員といった風貌となった。
掛け声はデスパーの頭文字を取って「ディーッ!」
武器は槍、サブマシンガン、スナイパーライフル等で、槍はよくイナズマンに逆用される。
デスパー自体の凶悪性もあり、毎回ファントム兵士以上に容赦なく民間人を殺しまくるが、どうも戦闘能力はファントム兵士より落ちているらしく、生身の五郎やサナギマンにも普通に蹴散らされることが多い。
ちなみにファントム兵士時代の制服も捨てずに保管していたらしく、第21話に登場した死人部隊「ルート047」の制服として流用されている。
ドルゲの戦闘員。
白黒ツートンカラーの全身タイツ姿で、顔には目も鼻も口もない。地中などから不気味な笑い声を上げながら出現する。率いる魔人によって違う武器を使う。
小学生である健太郎と猛に翻弄される情けない戦闘員。
鉄面党の雑兵ロボット。名前が雑過ぎである。
生身の人間であるSSIの面々に素手で倒されるほど弱いので、ある意味リアルではある。真理の
鞭ではたかれることも…
後に強化された宇宙鉄面党はフランケンシュタインのような顔をしたロボット兵を使用する。武器はレイピア。
◇サタン帝国戦闘員(ザ・カゲスター)
第13話より登場。
剣が武器。
ドクターサタンに従い、「ハイル・サタン!」が合言葉。
Devil Armed Combat unit。28話から登場した死ね死ね団の精鋭部隊。言わば上級戦闘員。
通常の死ね死ね団員が緑のスーツと白のタートルネックシャツを着ているのに対し、DACは黒い軍服とベレー帽を身に着けている。
様々な武器や戦闘機ダッカーを操り、普段は人間複写装置で日本人の中にスパイとして紛れ込んでいる。
指揮官のデビラーは実質的な最後の敵となった。
◇ロボ兵(宇宙鉄人キョーダイン)
ダダ星地球侵略ロボット軍の戦闘員。赤く大きな目にアンテナの付いた両耳、銀一色の体が特徴だが、士官補佐は頭部が水色やピンク。
右腕をマシンガンに変形させる。小さな金属片になったり、鍵穴をすり抜けたり、頭を分離して1体の体に頭を5段重ねで合体できる。
掛け声は、ダダ星語で「殺せ、倒せ」の意味がある「ダギ!ダギ!」。人語もいくらか話せる。
後半ではコウモリモチーフの上級戦闘員であるガブリン親衛隊も登場した。
◇ファング(七星闘神ガイファード)
3話から登場。黒い服に銀の仮面を付けたクラウンの戦闘員。
アルティメットトルーパー計画の一環として開発されていたサイボーグ戦士・ガイボーグの量産型。
ガイボーグの生産性とコストを改良したもので、プロトタイプのガイボーグよりも戦闘力は劣るが、常人の10倍の戦闘力がある。
宇宙連合ウオフ・マナフの戦闘員。
宇宙人がギグカプセルを投げると5体ずつ出現する。
黒い体に銀色の頭部の中央に赤いレンズが付いた、ロボットのような姿が特徴だが、ギグリス星の不定形宇宙生物ギギググリを遺伝子操作して作られたらしい。
宇宙海賊デスカルも使用していたが、ネオデスカルに交代してからは3倍のパワーを持つデスメードが使用されるようになった。
ハデス軍およびダルガ帝国軍の戦闘員。
茶色い鬼のような顔をしており、黒い体には自分の配属毎に違う色の模様が入っている。
空間を斬り裂いて出現する。能力は人間の10倍。
炎や電撃を放つザコンボーが武器。
魔人軍団ジャマンガのDr.ウォームの魔法によって生み出される。
色は紫基調に黄色いラインで、頭には1対の
コウモリのような羽を持っている。
掛け声は「ギジャ!」だが、血煙伯爵ブラッディ直属のメカ使い魔は「メカー!」。指揮官に当たる上級使い魔は声を発さない。
武器は独特の形状の剣「ツカイマソード」。
彼ら自身はごく普通の戦闘員だが、現れた場所が悪かった。
ジャマンガが出現する町あけぼの町は
バイタリティが異常に高い一般市民の巣窟であり、
とある回では木刀で薙ぎ倒されたり、お玉で頭を殴られたり、
尻に華道の華をぶっ刺されたり、
ライフルやバズーカ(本物)でぶっ飛ばされたりと散々な目に遭う。
というか、あけぼの町の銃刀法は一体どうなっているのか心配でならない。放映時点で自衛隊から引退して30年近く経っていたとはいえ、なんで「街に稼働機があった」のノリでF-86昼戦型(当時はともかく、自衛隊がもらえた当時はガチガチの最新鋭戦闘機)が出てくるんだ。そして
なんであけぼの町一般市民が戦闘機動できるんだ。
ちなみにこの回では本気で敵本拠地を墜とそうとしている。この時はさすがに歯が立たなかったが。
しかし勘違いしないで頂きたい。使い魔が弱いんじゃない。あけぼの町民が強過ぎるだけなのだ。
またある回では、主人公の剣二が「魔物安全教室」というイベントで使い魔の着ぐるみを着たことがあるのだが、チャックが壊れて脱げなくなったせいでリュウケンドーに変身できなくなり
(変身アイテムのゴッドゲキリュウケンは腕に巻くブレス状アイテムで、変身するにはこれに鍵を差し込む必要がある)、
戦闘員にコスプレした主人公vs本物の戦闘員というなんともアレな戦闘が展開された。
また、この使い魔をモデルにした『魔物コロッケ』という名物惣菜があり、味は美味いがあと一押し弱い……らしい。
中盤から登場したジャマンガ幹部・レディゴールド傘下の女性タイプの使い魔。
見かけは通常使い魔と大差ないが、女性らしく頭部のコウモリにリボンのようなものをつけている。ちょっとかわいい。
また二種類の衣装があり、通常使い魔とあまり変わらない姿(差異は頭部のリボンと腰巻き)の他にレディゴールドによく似た口元が見えたマスク+レオタード姿にもなれ、作戦によって使い分ける模様。
武器は通常使い魔と同じツカイマソード。
しかし女だからと侮ることなかれ。彼女たちの戦闘能力はなんと通常使い魔の8倍。
構成員は3名のみと少数精鋭で、それぞれガニメデ、ユウロパ、フォボスという個体名がついており、倒されてもレディゴールドを倒さない限り再生復活する。人数を絞ったかわりに戦闘能力を格段に上げたというところか。
それまでは非力で戦闘よりも諜報活動がメインというイメージがあった女性戦闘員のイメージを一変させた(厳密には戦闘員というより幹部傘下の親衛隊に近いか)。
牙狼の怪人にあたるホラーは魔界からゲートを通じて現れるのだが、最初は皆この素体ホラーであり、強い隠我(ざっくり言えば心の闇)を持った人間に憑依して始めて固有の姿と能力を得る。
2本のツノと瞳の無い目に歪な翼を備えた醜悪な姿をしている。
大体のホラーは人間界に現れてすぐに人間に憑依するが、時々素体ホラーのままで活動する個体も存在する。
大体は単独行動、多くて2、3人組位がせいぜいだが、明らかに組織と言えるレベルで行動している個体も時々登場した他、魔界などこの世ならざる場所での戦いにおいては大地を埋め尽くすほどの物量で現れては魔導馬で十把一絡げに蹴散らされることもしばしば。
ホラーは基本的にソウルメタル製の武器か法術を使わなければ倒せない為一般人よりは確実に強く、『炎の刻印』では剣で斬りつけたら逆に刃がヘシ折れる描写もあったが、
極限まで鍛え抜いた身体を法術の加護とソウルメタル製の魔戒剣で固めた
魔戒騎士にかかれば生身でもあっけなく蹴散らせる。
しかし、『炎の刻印』では部屋を埋めつくさんばかりの大群が出現、100体以上のホラーを倒してきた手練の魔戒騎士である
ヘルマンを物量差で圧倒し、遂には殺害する活躍を見せた。
また、『炎の刻印』から4年後が舞台の劇場アニメ『
劇場版 牙狼-GARO- DIVINE FLAME』では、強酸性の唾液を持っていることが判明。
とあるキャラクターの顔が焼かれ、更なる悲劇が広がってしまう事態が起こった。捕食されるも地獄であり、唾液で焼かれるのもまた地獄で、これを防ぐのはソウルメタル製の武具のみ。
『
牙狼 紅蓮ノ月』では、全体的にやせ細った体型と裏腹に歪に膨れあがった腹部と、舞台が平安時代ということもあってか平安末期に描かれた『餓鬼草紙』に登場する餓鬼を思わせるものとなっている。
上述の素体ホラーのようなメシア種ホラーとは起源を異にする、レギュレイス一族の尖兵。
レギュレイスに白い仮面を被せられた人間やホラーが変異して誕生する。
ギョロリとした不気味な眼が特徴的で、操り人形のような動きで両腕の
剣を振るう。
戦闘能力自体はそこまで高くないが、一体一体が強靭な生命力を持ち、腰から真っ二つにされてもたちまち元どおりに再生してしまう。
物量もとにかく多く、集団でかかれば鋼牙や玲クラスの騎士が鎧を装着しても互角以上に渡り合える。
その上、元締めとなるレギュレイスはカラクリに憑依できるため、戦闘員と戦っていると思ったら突然そのうち一体がラスボスに変化して襲ってくるという初見殺しもいいところな戦法まで可能。
レギュレイス撃破によって消滅するまで、レギュレイス一族の対処に慣れていない鋼牙達を苦しめ続けた。
赤い仮面の男が開発した人型の号竜。鏡のような顔が特徴。
(号竜についての解説は作品ページを参照)
ローブを纏って槍を使う「号竜人・隠」が最初に登場し、その後にも斬られることで結界を作動させ対象を幽閉するタイプや、ロープを纏わず骨格剥き出しで行動し、足のローラーで滑走しながら両腕の鎌状の刃を振るう新型「号竜人・漸」も登場した。
戦闘能力はかなり高く、初期型の隠ですら4体いれば邪美を追い詰めることが可能。
漸に至っては、称号なしの魔戒騎士にとっては鎧を装着しても油断できない強敵である。
赤い仮面の男が足止め要員として多用した他、ギャノンも乗っ取ったイデアに搭載されていたものを戦力として繰り出し、鋼牙達と激闘を繰り広げた。