狩魔冥

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狩魔冥」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2011/04/10(日) 11:33:03
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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『[[逆転裁判>逆転裁判シリーズ]]』シリーズに登場するキャラクター。


&ruby(かるま){狩魔} &ruby(めい){冥}
身長:162cm
スリーサイズ
B81/W58/H84

CV:諏訪部ゆかり(ゲーム開発サポート業務担当、ゲーム本編)/[[沢城みゆき]](検事PV・TGS特別法廷2008・ドラマCD・パチンコ版)/弓場沙織(アニメ版)
演:藤咲えり(宝塚版)



初登場は『2』で、その当時は18歳。[[成歩堂龍一]]や[[御剣怜侍]]より7歳年下で、ヒロインの[[綾里真宵]]とは同い年。
40年間無敗を誇っていた伝説の検事・[[狩魔豪]]の娘。アメリカで生まれ育ち、英才教育によって僅か13歳で検事となった天才少女。
父親の下に弟子入りしていた御剣とは兄妹弟子の関係にあたり、彼とは兄妹のように育ったという。
彼女曰く7つ年上の御剣の方が「弟弟子」で、実際に冥の方が早くに父親から師事を受けていたらしい。


左目の目尻に泣きぼくろがある。腕組みしたときに左の二の腕を右手で掴む癖は父の遺伝。
鞭を扱うため革の手袋をしている。ちなみに13歳の時はムチは短めの乗馬用のものを使っていた。

服装も父親や御剣に習ってハデで、ポーズは違えど大袈裟な身振りもする。
ゲームのシステム上、大抵上半身しか映らないのでわかりにくいが、スカートがメチャクチャ短い。
冗談抜きに膝上20cmくらいの超ミニスカとなっている。


また既婚者の姉がおり、姪が存在する。姉の飼い犬の名前はリュウ。ちなみに冥は父親が48歳の時の子どもである。
 
父親の教え通りモットーである
「決定的な証拠」
「決定的な証言」
「狩魔はカンペキをもってヨシとする」
を信条にしており、カンペキな勝利にこだわり、父親や御剣と同じように証拠隠滅や隠蔽工作を得意とし、裁判では無敗を誇っていた。

『2』では父と兄弟子を打ち破った成歩堂龍一を倒すために、アメリカの検事局を捨てて来日し、幾度も成歩堂と裁判で対決する。
しかし彼女も成歩堂の有り得ない程の強運とハッタリ、そして依頼人を信じる熱い信念の前に敗れた。

今まで自分の信念であった「カンペキな勝利」「無敗記録」を成歩堂に完全に叩き壊された時、彼女の心境に成長が垣間見えるようになる。


性格は高飛車でプライドが高く横暴。気に入らないものはムチで痛めつける。
主に被害に遭うのは成歩堂と[[イトノコ刑事]]と[[サイバンチョ>サイバンチョ(逆転裁判)]]、[[矢張政志]]がいると集中的に矢張、たまに御剣、1回だけ真宵。
そのムチムチの様はまさにドSな女王様。ムチに打たれてMに目覚める者もいるとか。

色物キャラに厳しいが(そして逆転シリーズのほとんどのキャラは色物だが)妙齢の女性には非常に優しい。ただしナツミさんは別。
しかし普段は高圧的だが実際はやや臆病で、圧倒的な威圧感を持つキミ子や[[ゴドー>ゴドー(逆転裁判)]]には鞭を振るわないなど、ちゃんと人を選んでいる。
悪く言えば感情的になりやすく、子供っぽいとも言える。また年相応の女の子らしい一面もあるが、人前には滅多に見せない。ツンデレ。


人をフルネームで呼ぶ癖がある。でも自分がフルネームで呼ばれるのは嫌がる。
呼称は成歩堂やイトノコ刑事からは「狩魔検事」、矢張からは「メイちゃん」だがムチが飛ぶ。真宵は「狩魔検事」から「冥さん」に昇格する。
御剣は公では「狩魔検事」、プライベートでは「メイ」と呼び分けている。



日本に来日した理由を「復讐」と語り、成歩堂たちは父親の仇を取る為と思っていた。しかし、その真相は…



※以下ネタバレ















天才検事の娘だった冥は、幼い頃からそのプレッシャーを感じていた。
自分が天才ではないと誰よりも自覚していた彼女は、周囲の期待に応える為に天才であり続けるしかなかった努力家だった。

しかも、彼女のコンプレックスを更に刺激する存在があった。
それは兄弟子にあたる御剣怜侍。
本当の天才であり、一足先に検事になった御剣は常に自分の前に存在し、冥がどんなに頑張ってもその背中を見つめる事しか出来なかった。

冥にとって御剣は兄のような存在であると同時に、ライバルであり、越えるべき壁でもあった。
しかし当人は冥を一流の検事として認めていながらも、対等の存在としては全く意識していなかった。
 

そんな中、心酔していた父親の狩魔豪が[[DL6号事件]]の真犯人として、時効ギリギリで殺人罪で逮捕された。
しかもその事件で父親が殺した相手は、弁護士だった御剣の父親だったのだ。

その事実を知った時の冥の心情はネタバレの関係で本編に出て来ないのでわからないが、色々複雑だったと思われる。
しかしその一方で冥は、自分が越えられなかった父親と兄弟子に勝ち、父親の罪を暴いた弁護士の存在に興味を抱いていた。
彼に勝てば、自分が越えられなかったレイジを越える事ができる‥‥彼女はそう思い、日本に行く事を決意した。

成歩堂たちに語った「復讐」とは、父親の罪を暴いた事による仇打ちではなく、常に自分を置いて先に進んでいた御剣を越える事であった。
 


『2』の最終話でも、成歩堂の相手検事として法廷に出る予定だったが、[[コロシヤ>虎狼死家左々右エ門]]に肩を狙撃されれ、冥の身を案じる御剣に無理矢理病院に連れて行かれた。
その事で担当検事を御剣に取られてしまった。

しかし真宵を人質にされて黒幕の弁護を強いられる成歩堂、その事情を知って決め手を打てない御剣を救う大きなきっかけを作る。
また最後の最後で御剣に対して見せた表情は、あまりのギャップに多くのプレイヤーを悩殺させた。

その後はアメリカに帰国していたが、『3』で御剣に色んな事情から呼び戻され、成歩堂たちと事件の捜査を行った。この時点で父親は死刑が執行されている。
『3』の時点では性格がやや丸くなり、「カンペキな勝利」にこそ拘るものの、証拠隠滅などは行わないようになった。


『[[逆転検事]]』でもメインキャラのひとりとして登場。
なんと、13歳頃のロリメイちゃんが見れる。これだけでも『逆転検事』を買う価値はあるだろう。
またこの頃からは「私は真実の味方」と発言しており、完璧な立証の上での完璧な真実を見出す事を目的としている。


『[[逆転検事2]]』では、『1』ほどではないが相変わらず活躍する。
ちなみに『2』の発売発表後の質問で一番多かったのが「狩魔冥はまた登場するのか?」という質問だったらしく、彼女の人気っぷりが伺える。
また『2』では自分の父親が犯した罪に関して、例え慕っていた父親であろうとその罪と向き合い償わさせなければならないと語っている。


『[[逆転裁判5]]』では直接の登場はないが、[[第2話>逆転の百鬼夜行(逆転裁判5)]]にて成歩堂が『2』の事件を思い出す際に少し触れられている。





この記事は追記・編集をもってヨシとする。

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- 2の2話で面会室の写真を裁判長に見せたのが搦手的で上手いと思った。こっちにすれば突っつかれたくなかった所をばらされ、証拠能力がない事を指摘しようにも向こうはそもそも証拠としてではなく印象操作のために出しただけなのでダメージ0、何よりどれだけ糾弾しても写真を見てしまった裁判長の印象はもう戻せない。狩魔豪のやり方が証人を黙らせる、証拠品を隠す等の力押しばかりだったように思えた自分には新鮮に感じた。  -- 名無しさん  (2014-03-08 01:20:05)
- 正直、2の頃はムチにモノ言わせてやりたい放題だったからあんまり好きじゃなかったな…3で一緒に捜査した辺りで好きになったけど  -- 名無しさん  (2014-05-28 07:47:14)
- ムチでしばく相手をちゃんと選んでるところが凡人っぽくって好き。彼女ならきっと親父譲りの才能を正しいことに使えると思う。  -- 名無しさん  (2014-05-28 08:19:00)
- 美雲より背低いのが意外。165くらいあると思ってた。  -- 名無しさん  (2014-08-17 21:52:08)
- 検事のほうで見れる全身像ではミニスカがやばい。もう股下数cmってレベルじゃないのかあれは  -- 名無しさん  (2014-09-04 09:18:17)
- 設定が設定だけに裁判2では不憫な存在だった。どうしてもみっちゃんや豪と比較しちゃって小物にしか見えなかった。  -- 名無しさん  (2014-12-23 04:40:32)
- 逆転裁判4以降はどうしているんだろこの娘  -- 名無しさん  (2015-03-07 18:59:59)
- あんまり出世欲はなさそうだし、きっと元気に犯罪者とイトノコ刑事をしばいてることだろう。  -- 名無しさん  (2015-04-17 12:43:40)
- 検事シリーズの描写から考えると、ベテラン国際検事として世界中を飛び回っていそう  -- 名無しさん  (2016-06-16 23:44:58)
- アニメ13話に出てきたロリ冥ちゃんぐうかわだった  -- 名無しさん  (2016-06-25 17:58:51)
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