ACCA13区監察課

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&font(#6495ED){登録日}:2017/01/23 (月) 01:09:12
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます

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#center(){&bold(){&font(#ff0000){“煙”に巻かれるのは誰だ}}}





『ACCA13区監察課』はオノ・ナツメによる漫画。全6巻。
現在過去編にあたる『ACCA13区監察課P.S』がビッグガンガンで連載中。

2017年1月よりアニメ放送中。



【あらすじ】

13区に分かれた世界にある、唯一の統一組織“ACCA”。 
その組織の中で、各地区を視察する『監察課』に所属するジーンは、「もらいタバコのジーン」の異名を持つ、組織きっての“食えない男”。 
そんな彼の『視察』はやがて、世界を揺るがす陰謀を映し出す…!? 
属さずに従い、あくまでも洒脱に…。 
組織に生きる、男たちの“粋”様。


【登場人物】


・ジーン・オータス
CV.[[下野紘]]

ACCA本部監察課副課長。通称「もらいタバコのジーン」。
ドーワー王国ではタバコは高額の課税がかけられた超高級品であり、普通なら吸えるようなものではないが、中心街のセレブマンションの管理人を兼任している為、
他の区への商品の売り込みの代わりに金持ちの住人からよくタバコをもらい、スパスパ吸っている。
ちなみに監察課の仕事はあまり好きではなく、度々異動したいと口にしているが、異動願いが本部に提出された事はないらしい。
本部長のモーヴに惚れており、監察課から異動してもACCAを辞める気は無い様子。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実は第二王女シュネーの息子であり、ドーワー王国の王家に連なる人間。ジーン本人はその事を知らない。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){シュネーは既に王家から除籍されている為、王位継承権は持っていないが、その血筋から知らぬ間にクーデターの旗印にされ、謀略に巻き込まれていく事になる。}}

・ニーノ
CV.津田健次郎

ジーンの悪友のジャーナリスト。記者としての情報網を使ってジーンに良く情報を回している。
しかし、その裏ではACCA内務調査課の覆面捜査官「クロウ」としての顔をもっており、五長官から命じられ、ジーンの監視の任に就く事になる。
ジーンとは高校時代からの付き合いであり、15年来の友人であるが、ニーノ自身は「30年前から視線に気付かれたことがない」と語っており、ジーンに出会う前から彼の存在を知っていた事を伺わせている。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その正体はシュネーのお側付きであった近衛騎士アーベントの従者。正確には従者であったのは父で、その死によって任を引き継いだ。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){アーベントと共に陰ながらシュネーの忘れ形見であるジーンとロッタを見守っている。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ちなみに実年齢はジーンよりも10歳上。}}

・ロッタ
CV.[[悠木碧]]

ジーンの妹。監察課の業務でマンションを離れる事が多いジーンに代わり、管理人の業務を一手に引き受けている。
最近母に似てきたらしい。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ジーンの妹なので当然ロッタも王家の人間である。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){そして母に似ているという事は、その関係に気付く者もいるという事で、それが原因でお家騒動に巻き込まれる事に。}}

・グロッシュラー
CV.[[諏訪部順一]]

ACCA5長官。ロックス区出身。
他の5長官とは折り合いが悪く、「あれがいないだけで空気が軽やかになる」とか陰口を叩かれている。
当初は平和な時代に必要ないとして監察課の廃止を訴えていたが、ジーンが不正を暴いた結果、一転して存続派に回った。
ジーンにクーデターとの関わりの容疑をかけており、監視役としてクロウを派遣している。
しかし一方で彼自身がクーデターと関わりがあるという情報もある。
過去、ロックス区の支部長を務めていた頃、ジーンの両親が亡くなった鉄道事故で責任を認めようとしなかったペシ区に対し、「要らぬ争いで遺族に心労をかけてはならない」とロックス区側で全責任を負い、
その後も鉄道業務をACCA傘下とし、鉄道事故の件数を大幅に減少させている事からジーンからは尊敬の念を抱かれている。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実際のところクーデターとの関わりはある。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){元々「よりよい国を作るためにACCAはある」という信念の男だったため、ACCAの解体を標榜しているシュヴァーン王子では国が潰れると危惧しており、ジーンが王族である事を知った事でACCAが主導する国民に犠牲を出さない秩序あるクーデターを画策している。}}

・リーリウム
CV.[[遊佐浩二]]

ACCA5長官。フラワウ区出身。フラワウ区の有力者であるリーリウム家の次男。
5長官の中で特にグロッシュラーと折り合いが悪く、必ずと言っていいほど意見が対立する。
ジーンに目をかけており、グロッシュラーの情報などをジーンに伝えている。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実はクーデターの首謀者。グロッシュラーをクーデターに引き込んだ張本人であり、普段の対立はただの演技。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){が、グロッシュラーと違い、フラワウ区がドーワー王国の支配者となる為にクーデターを画策しており、ジーンを傀儡にしようと陰謀を巡らせている。}}

・パスティス
CV.[[緑川光]]

ACCA5長官。スイツ区出身。
あんまり出番ない。

・パイン
CV.安元洋貴

ACCA5長官。ジュモーク区出身。
あんまり(ry

・スペード
CV.大川透

ACCA5長官。ヤッカラ区出身。
あんま(ry
しかし『P.S』にて主人公に大抜擢。

・モーヴ
CV.[[田中敦子]]

ACCA本部長。
ジーンはモーヴに惚れている為、よく彼女の行きつけの食パン屋に偶然を装って顔を出している。そしてそれをばっちりニーノに見られている。

・ポチャード
CV.後藤ヒロキ

ACCA副本部長。
「副本部長なんてすることない」と笑い、クーデターとか関係なく日々呑気に過ごしている。

・オウル
CV.上田耀司

ACCA本部監察課課長。ジーンの上司。
監察課ではあるが、乗り物酔いが酷く、他の地区への監査に行けないため、大体監査業務はジーンに押し付けられる。
ジーンがバードンを離れる際はロッタの事を頼まれており、良く食事に誘ったり、ロッタのピンチにふらりと現れて窮地を救ったりしている。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その正体は近衛騎士アーベントその人。記録では死亡したとされているが、実際はシュネーに付き従い、共に市井に下っていた。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){シュネーからは「あなたの人生を歩みなさい」と任を解かれたが、その後も自分の意思でシュネーとその家族を見守っている。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ロッタのピンチに現れるのは、各地に自分の部下を配置して情報を集めている為。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ちなみにジーンの異動願いは全て彼が握りつぶしている為、上層部に届けられたことは一度もない。}}

・ノット
CV.前野智昭

ACCA本部監察課局員。3人の子持ちパパだが、最近奥さんに逃げられたらしい。
気配りができる男なため、ジーン始め局員からは何で奥さんに逃げられたんだろうと不思議がられている。

・レイル
CV.八代拓

ACCAバードン支部局員。警察局の新入り巡査。
元々は本部志望だったが、金とコネで邪魔をされたらしく、金持ちを嫌悪している。
特にジーンの事は目の敵にしており、一時は放火の罪を擦り付けようとかとんでもない事を考えていた。
ロッタに一目惚れしており、ストーカー気味に付きまとっているが、さりげなく課長がガードしている為ロッタには気付かれていない。

・シュヴァーン
CV.[[宮野真守]]

ドーワー王国の王位継承権を唯一持つ王子。
国王が既に高齢の為、即位が近いと目されているが、ACCAの解体を標榜している為、各地でクーデターの動きが活発になっている。
馬鹿王子と陰で蔑まれており、人望はほとんどゼロ。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){クーデターの話に全ての区が乗ってくるくらいにゼロ。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){そんな中でジーンの素性を知り、その存在を危険視して排除を目論み始める。}}

・マギー
CV.上村祐翔

シュヴァーンお付きの近衛兵。
シュヴァーンからロッタの監視を命令されたが,バードンに送り込んだ監視役はどいつもこいつも甘味に嵌って仕事をおろそかにしていた為、業を煮やしてバードンに向かったら自分も食パンに嵌ってしまった。
帰ってきてからもドーワーに食パン屋を作ろうとシュヴァーンに度々具申している。
その時にレイルと仲良くなり、食パン仲間になっている。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その為、シュヴァーンがロッタを始末しようとした時は密かにレイルに情報を流し、ロッタの身を守らせる事に。}}

・ファルケ2世
CV.[[中尾隆聖]]

ドーワー王国第4代国王。御年99歳。
元々は愛煙家であったが、年齢の為に喫煙を控える事になり、そのストレスを考慮したクヴァルムがタバコ市場そのものを縮小し、高額の課税をかけた事でタバコは高級品となった。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ニーノの報告は王の下にも届いている為、ジーンとロッタが自分の孫である事も、ニーノの正体も知っている。}}

・クヴァルム
CV.[[石塚運昇]]

ドーワー王国枢機院長。国王を支える忠臣。
シュヴァーンに関しては「今は好きにさせておけ」と放任している。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ジーンの情報をリーリウムに流した張本人。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){しかし、その目的はリーリウムの計画を潰す為であり、ついでに王がジーンとロッタに気兼ねなく会えるようにするため。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){王の健康の為に法律すら変えるザ・忠臣。}}

・シュネー

ドーワー王国第2王女。33年前に亡くなったとされる。
しかし実際はコロレーに短期留学してから先進的な考えを持つようになり、王家に留まるよりも自由の身になった方が彼女自身のためになると考えた父王が一計を案じ、死を偽装して庶民となった。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ジーンとロッタの母。バードンの食パン屋で出会った青年と恋に落ちて夫婦となりジーンとロッタを授かった。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ちなみに夫は出会った時は貧乏だった為、アーベントが私財を投じてアパートを建設し、そこの管理人にした。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){13年前の列車事故で死亡。}}


【ドーワー王国】
13の地区に別れた地方自治制の王国。国土は鳥のような形をしている。
元々は13の国に別れていたが、ファルケ2世の曽祖父である初代国王が統一を実現させ、ドーワー王国は誕生した。
しかし、99年前に12の地区が結集し、クーデターが勃発。
先代国王は12の地区に地方自治を認め、どうにかドーワー王国の崩壊を食い止めた。
そんな経緯もあり、各地区にはそれぞれ独自の文化が存在している。


1.バードン区
ドーワー王国の首都。王国の東端、くちばしの先に咥えられた実の部分に当たる。
ACCA本部と支部の両方が存在している。ちなみに給料は支部の方が高いらしい。

2.ファーマス区
王国の南西(鳥のお尻辺り)に位置する区。国の農産業の9割を担う。
物価も安く、犯罪件数が13地区で最も低いので暮らしやすいともっぱらの評判。

3.ジュモーク区
国の東南に位置する(鳥の胸の辺り)。
全てのものがちょっとデカい区。成人男性の平均身長は2m22cm。
食べ物も全てビッグサイズな為、この区に派遣された監察課の局員は大体太る。

4.ドーワー区
コロレー、スイツ、ジュモークに囲まれた内陸部。
王家が住まう要所。美意識が高い。
伝統的な菓子が多く、有名店には国王もよく来る。ちなみにパンは固いものしかないらしい。
国王の健康を考慮し、全面禁煙となっている。

5.スイツ区
国の北に位置し、コロレー、ドーワー、ジュモーク、プラネッタ、ロックスと接する。
貴族の支配下にあり、情報規制が厳しく、支部本部の限られたエリアでしか通信が出来ず、写真撮影や食事、買い物も決められた場所以外では許されない。当然他区との交通も制限されている。
他の区と比べて近代化もろくに進んでいないため、当然市民の不満も激しく、何度もクーデター未遂が起こっているが、ACCA上層部も上級貴族の言いなり状態の為、全て揉み消されている。
その様を称して「スイツ国」とも揶揄される。

6.ビッラ区
国の東北に位置し、海に注ぐ湖を有する。湖部分は鳥の目に、区の西端は鶏冠状に当たる。
13地区の中で一番寒く、気候が厳しいため小麦が育たず、主食はじゃがいもとライ麦パン。
大麦を生産し、ビール工場もあるが、強い酒が好まれるためほとんどが輸出用。
タバコ職人は存在しない。

7.ロックス区
国の北に位置する。鳥の腰に当たる。
男性はほとんどが長髪で民族衣装を好んで着ている。

8.ハレ区
フラワウの南に浮かぶ、国の南端の島。
王国一の長寿の区であり、99年前のクーデターの経験者も数多い。

9.コロレー区
ビッラの南に位置し、鳥の首とくちばしに当たる。
優秀な女性が多く、女性初の本部長を輩出した誇りとして「モーヴ通り」というモーヴの写真や記事が飾られた通路がACCA支部内に存在している。

10.ペシ区
国の西北に位置し、多くの離島を有する。鳥の尾に当たる。釣りが盛ん。
33年前、シュネー王女の乗った船が沈没し、それ以降王女の像が建てられている。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){その後、列車事故の現場になった事は皮肉と言うべきか。}}

11.ヤッカラ区
プラネッタの中にある二重内陸区。
カジノが盛んで、一攫千金を狙う輩が集うため、人口も観光客も多い。
区民も大のギャンブル好きが多い。

12.プラネッタ区
国のほぼ中央に位置する区。
地表は砂漠で覆われており、地下資源の採掘も兼ねて区民は質素な地下生活を送っている。
区の予算もほとんど採掘に使われているが、区民はそれを承知で暮らしている夢を追う人間ばかりな為、スイツ区と違って不満を抱いている者はいない。

13.フラワウ区
国の南に位置し、鳥の腹に当たる。
資源を多く保有しており、各区に支給されている資源の9割はフラワウ区の土地から取れたもの。
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実のところ、ドーワー王国に対して最も不満を持っている区。}}
&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){豊富な資源を持ちながら、統一によってそれを他の区に分配しなけらばならない羽目になった事に納得しておらず、ドーワー王国を牛耳ることを狙っている。}}


【ACCA】
中央議会から切り離された独自組織。運営は各自治区に任されており、本部がそれを束ねている。制服もそれぞれの自治区で異なる。
99年前のクーデターの際、政治とは独立した民間組織として設立された。
結成当初、各自治区の運営を監視する目的として監察課が設立されたが、いい加減ACCAも安定している為、「もう必要ないんじゃね?」と監察課の局員すら思っている。
ちなみに名前の由来は平和のシンボルである鳥の名前。ACCAが結成された年に絶滅している。


【おやつ】
ドーワー王国民はおやつが大好き。スイーツだけでなく甘いパンなど種類も豊富。本部監察課では、毎日10時と3時におやつの時間を楽しんでいる。
ジーンは監察で他地区を訪れる度に土産を持って帰って来ているが、監察課のおやつの時間は大体ジーンの分が用意されない。




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- 今期のアニメだったっけ?  -- 名無しさん  (2017-01-24 10:45:04)
- ネタバレ半端ないな、最終局面書いてないからまぁ良いけど  -- 名無しさん  (2017-01-24 21:01:15)
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