&font(#6495ED){登録日}：2017/04/08 Sat 03:20:25 &font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}：約 20 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『&bold(){2000年代初頭フジテレビ深夜アニメ問題}』とは主に2002～2004年ごろに起きていた [[フジ>フジテレビ]]深夜アニメの放送形態に関する問題である。 当時のフジ深夜アニメでは通常考えられないペースで放映上の不手際が発生しており、 &bold(){放送休止・放送時間変更・相次ぐ数話連続放送・放送休止により放送枠が確保できなくなったことでの打ち切り}などのトラブルを頻発。 結果フジの深夜アニメ放送そのものへの信用が失われたことで、一時期のフジテレビの深夜アニメ放送枠の消滅へとつながることとなった。 放送当日での変更も多かったという問題の性質上、過去の新聞のＴＶ欄などを見ても記録があまり残っていないが 当時のアニメファンにとってはフジのアニメ視聴の死活問題に直結するものであり、非常に悪名を馳せた問題である。 #contents() *■当時の状況 当時の深夜アニメは黎明期であり、1990年代後半に起きた[[エヴァ>新世紀エヴァンゲリオン]]ブームの際に深夜に再放送を行ったことへの大きな反響、 青年向けアニメの需要の増加、アニメバブルによって増えた作品を放送するための受け皿など、深夜枠でのアニメの放送形態への注目が集まってきていた。 深夜での放送形態そのもの関しては、ある程度のフォーマットが出来つつあったもののまだまだ試行錯誤が続いてる状態だった。 が、深夜アニメの本数は増加傾向にあり、地上波各局でも週に何回かの深夜アニメ枠が誕生。 これにより視聴者の方にも深夜放送がそれなりに定着し始めてきていた、という段階だった。 実際、90年代後半と比べると数多くのアニメが深夜に放送されるようになっており、「深夜アニメ」という言葉が定着しつつあったのもこの頃である。 特に2000年代初めのフジでは、&bold(){週2～3日}に渡って深夜アニメ枠があり、[[テレビ東京]]や東京MXなどの地方局と肩を並べるほどの拡大編成を行っていた。 そのため現在（2017年）と比べると、フジテレビは深夜アニメを放送する局としてアニメファンにとって非常に重要度の高いＴＶ局であり、 結果的に言えば、多くの作品を放送していたことがこの問題の拡大に繋がることとなった。 深夜アニメ放送の拡大を行う一方で、当時のフジ深夜放送では以前より放送日程に問題のある番組が存在しており、 週１放送の予定にもかかわらず実際には放送休止で月1～2回しか放送しないなどのトラブルが既に起きていたとされている。 これらのトラブルは表立って騒がれてはいなかったものの、問題としては確実に存在しており、 そんな状況のフジ深夜で深夜アニメ放送を行えばどうなるかなど、半ばわかりきったことだったという声もある。 一連の問題の先駆けとなったのは、2002年に放映された『[[Kanon]]』（東映版）で、1月30日から3月末までの1クールに満たない期間に 全13話を放映したことから2連続放送を頻発し、最終放送は3話連続放送を行うというトラブルが発生。 そしてその後のフジの深夜アニメでも、放送時間や日程に関する多くのトラブルが起きることとなった。 *■発生した問題 ***・放送休止 本来放送が予定されていたであった日にもかかわらず、放送休止になることが多かった。 これにより放送が翌週にズレ込み、後述の連続放送などのさらなる問題につながることになった。 例を挙げると『クロノクルセイド』では放送休止を挟んだため、全24話が2003年11月24日から2004年6月9日と非常に長い期間での放送になっており、 『GUNSLINGER GIRL』では全13話で10月スタートにも関わらず、最終話放送が2月後半という事態が発生している。 『銀河鉄道物語』では週１の放送が、完全に不定期放送と化すという珍事が発生しており、放送の曜日すら変わるためいつやっているのか よく分からなくなるという事態が起きている。 ただこれに関しては後述の連続放送の件も含めて、&bold(){アニメを後日ちゃんと放送してくれるだけ、当時のフジではまだマシな部類の問題だった}とも言われている。 ・主な作品一覧 『[[クロノクルセイド]]』 『[[GUNSLINGER GIRL]]』 『銀河鉄道物語』 『WOLF'S RAIN』 『[[ラーゼフォン>ラーゼフォン(Rahxephon)]]』 『[[キディ・グレイド]]』 『[[超重神グラヴィオン]]』 他 ***・放送時間変更 &bold(){大問題点その1} 放送時間が急遽変更になり、番組が時間通りに始まらないということが多く見られた。 特番や編成等によって放送時間が変わることは今でもよくあることだが、当時問題だったのは&bold(){事前告知無しで当日に変更になる}ことで、 アニメのリアル視聴がし辛くなることもさることながら、特に録画視聴組には非常に負担がかかる問題となっていた。 これは、当時のフジ深夜枠では『2002年日韓ワールドカップ』によるサッカーブームの影響を受けて欧州サッカーなど海外のスポーツ中継を行っており、これが延長放送されたことによる放送時間のズレが主な原因である。 早めに延長があったかどうかわかるゴールデンタイムでの野球などの延長と違い、深夜アニメの直前まで放送されている深夜のスポーツ中継の場合 &bold(){中継が終わるまで起きていないと実際に延長があったか知りようがなかった}ため、これが放送直前まで放送時間がわからないという事態につながることとなった。 それ以外でも、放送機器メンテナンスで放送時間を変更することもあり、これが先の試合延長と重なるというケースも起きている。 こうなると、放送時間がズレにズレて放映が何時なのか完全にわからなくなるという状態だった。 酷い場合だと、&bold(){午前２時にやる予定だったアニメが、実際の放送は午前４時頃だったというケースも存在している}。 そのため、&bold(){フジ深夜の番組予定表はあくまでも目安で、まったく当てにならない}というのがアニメファンの間では通説となっていた。 この時期DVDの流通は始まっていたものの、録画視聴に関しては未だに容量の少ないビデオテープでの録画が主流であり、 ましてや時間指定はできてもネット接続による番組内容変更に対応した自動更新など存在せず、放送時間のズレへの対応は持ち主が手動で行うものだった。 そのため急な放送時間の変更は、録画時間の変更、または多めに録画時間を確保することへの容量の圧迫から特に嫌われるものであり、視聴者に負担のかかる事柄だった。 当時のアニメファンの中で野球等のスポーツ生中継が嫌われていたのもこういった事情が関係しており、延長によって番組の放映時間がズレ、 しかもズレる時間も10分20分と試合によって変わるために、それを確認しながら自分で録画時間をズラさなければならないのは大変な負担だったのである。 (ここら辺の話は[[武蔵丸の悲劇>武蔵丸の悲劇(CCさくら)]]も参照) さらにこの場合いつ始まるのか事前に知りようもないことから、対応するにはどうにか手動で録画開始ボタンを押すか、あらかじめ余分に時間を確保して録画すること以外方法がなく またそのような方法で対処しても、大幅に時間がズレた結果、録画時間外に放送されて結局見れなかった・途中で録画が終了したといった悲劇も起こることとなった。 このため録画視聴組は、フジではまともなアニメ視聴すら難しいと言う状況となっていた。 画質が落ちる3倍モードでも6時間しか録画できないビデオの容量を無駄に圧迫することも合わさって、この件に関しては多くの怨嗟の声が上げられた。 ・主な作品一覧 ほぼ大体の作品で起きていたので割愛する。 ***・数話連続放送 上記の放送休止により放送できなかった回を放送する為他の回と合わせる、またそもそも当初のスケジュールの時点で全話放送するための枠が足らなかったことによる、 数話まとめての連続放送も頻繁行われた。 この点に関しては、あらかじめ番組編成行って放送時間を確保している為、当時の新聞のＴＶ欄やニュータイプなどのアニメ雑誌の番組予定記事で確認ができる。 特に後半に放送期間内での放送に間に合わせるために2話連続放送することが多く、一時期数話連続放送がほぼ常態化していた。 アニメの方でもこれらの連続放送をネタにすることがあり、次回予告で「今週は、このあとも放送が続きます！」などのキャラのやりとりが行われることもあった。 また番組によっては事前告知なしでの連続放送を行うこともあり、『Gilgamesh』は4・5話が告知なしで連続放送され、 4話を見ようと放送時間にTVをつけたら5話の放送が始まっていたという悲劇も発生している。 ・主な作品一覧 #region 『Kanon』（東映版） 2002/02/14木曜 # 3、4 2002/02/21木曜 # 5、6 2002/03/21木曜 # 9、10 2002/03/28木曜 # 11、12、13【最終回】 『藍より青し』 2002/08/22木曜 # 17、18 2002/09/05木曜 # 19、20 2002/09/19木曜 # 21、22 2002/09/26木曜 # 23、24【最終回】 『超重神グラヴィオン』 2002/11/19火曜 # 6、7 2002/12/02火曜 # 9、10 2002/12/09火曜 # 11、12 『[[灰羽連盟]]』 2002/11/28木曜 # 6、7 2002/12/05木曜 # 8、9 2002/12/12木曜 # 10、11 2002/12/19木曜 # 12、13【最終回】 『キディ・グレイド』 2003/01/08水曜 # 11、12 2003/02/26水曜 # 17、18 2003/03/05水曜 # 19、20 2003/03/12水曜 # 21、22 2003/03/19水曜 # 23、24【最終回】 『L/R Licenced by Royal』 2003/03/27木曜 # 12、13【最終回】 『TEXHNOLYZE』 2003/05/02木曜 # 3、4 ※2話分を編集、30分で放映。 『Gilgamesh』 2003/10/12日曜 # 1、2【初回】 2003/11/02日曜 # 4、5 2003/12/21日曜 # 11、12 2004/01/11日曜 # 14、15 2004/02/01日曜 # 18、19 2004/03/21日曜 # 25、26【最終回】 『銀河鉄道物語』 2003/12/22月曜 # 5、6、7 2004/01/12月曜 # 10、11 2004/01/26月曜 # 13、14 2004/02/16月曜 # 16、17 2004/02/26木曜 # 18、19 2004/03/04木曜 # 4、20 2004/03/11木曜 # 1［再］、11［再］ 2004/03/18木曜 # 9［再］、18［再］ 2004/03/27日曜 # 22、23、24 『R.O.D -THE TV-』 2004/02/12木曜 # 13、14 2004/02/18木曜 # 15、16 #endregion ***・打ち切り &bold(){大問題点その2} 上記の問題で生まれた放送のズレを、連続放送や時間変更といった措置でもカバーしきれなくなった結果、 &bold(){そのまま放送期間が終わり、[[打ち切り]]になるパターンもあった}。 この場合、アニメ製作そのものの問題ではなくあくまで放送局側の問題である為、作品のストーリーはまだ続いているものが多く、 話の途中なのにいきなり放送終了するというのがほとんどだった。 [[ソードマスターヤマト]]状態ですらない、本当に最終回のENDマークすらつかない放送終了である。 例を挙げると『[[R.O.D -THE TV-]]』では主人公の紙使い三姉妹のうち、三女・アニタを残して姉二人が敵の攻撃で行方不明に。 また前作主人公・読子の愛する神保町が、敵の策略で壊滅。敵・大英図書館の計画は以前進行中……と言うところで終了。 『[[サムライチャンプルー]]』は、アイヌの男・オクルとの戦いで終わり。もちろんヒロイン・フウの探していた「向日葵の匂いのする侍」の話はどうなったのか不明。 『[[GAD GUARD>GAD GUARD ガドガード]]』は、主人公ハジキが街にいられなくなりシティの外へ。それにヒロインのアラシが付いていき、二人旅が始まるもののアラシが病気で倒れる……。 というところで終わっている。 これら残りのエピソードに関してはそのほとんどが地上波では放送されず、BSやスカパーなどの有料ＴＶ・ネット配信等で放送されることとなった。 ただしこれに関しては局の都合だけでなく、アニメ製作の遅れから放送が間に合わなくなり、総集編を挟んだことによる放送枠終了が原因の打ち切りもあり、 製作側に非があったものも存在している。 『WOLF'S RAIN』では全26話の予定が、途中で四回も総集編を挟んだことにより全30話に変更。 TV放送では最終話が放送されずに、残りは後日OVAで製作。またそれをTVで放送と言う形をとっている。 ・主な作品一覧 #region 『WOLF'S RAIN』 2003年1月6日～7月29日放映、全30話。 26話で終了。 残りはOVAで制作され、後日TV放送もされた。 『GAD GUARD』 2003年4月17日～9月25日放映、全26話。 20話で終了 また『EPISODE 6』が未放映、第7話（EPISODE 8）の製作が間に合わず第6話（EPISODE 7）を二回放送すると言うトラブルも起きている。 アニマックスにて全話放送。 『TEXHNOLYZE』 2003年4月17日～9月25日放映、全22話。20話で終了。 ただし最終話に当たる『ROGUE 22 MYTH』は放送しており、終盤二話が未放送となっている。 未放送回は代替措置としてネット無料配信。 『R.O.D -THE TV-』 2003年10月16日～2004年3月18日放映、全26話。 20話で終了。 フジテレビ721・スカパー!PPV・AT-Xで全26話を放映。 また打ち切り問題に関しては、一部マスコミでも取り上げられている。 後にTOKYOMXでも全話放送されている。 『サムライチャンプルー』 2004年5月20日～9月23日放映、全26話。 17話で終了。 BSフジが続きの話数を放映。 #endregion *■どうしてこうなった これらのトラブルの理由として局側からのテロップでよく発表されていたのは、『&bold(){放送機器のメンテナンス}』というものである。 当時のテレビ局は地上デジタルテレビ放送を間近に控えており、それに対応した機器の調整が必要になっていた。 が、当然その間は放送ができなくなるため、そのために放送が少ない深夜帯にこのメンテナンスを行うこととなっていた。 フジの場合、午前4時30分に朝のニュース番組が始まるため、それまでにその日のメンテナンス作業を終えなければならず 結果それより前の時間の深夜アニメなどの番組を、日によっては時間を変えたり放送休止したりせざるを得なかったという事情があったとされている。 先の『R.O.D -THE TV-』打ち切りの際の読売新聞の取材に対しても &bold(){「当初は全話放送の予定だったが、スポーツ中継の延長や放送機器の保守点検などのため、放送時間が確保できなくなってしまった」} というフジ側の回答があり、これらのトラブルには機器のメンテナンスの問題が深く関わっていたのは事実と思われる。 このような地上デジタルへの対応のためのメンテナンスは当時では珍しいことではなく、実際他局でも放送機器メンテナンスは行われており、 それを影響の少ない深夜に行うことは確かにほぼ通例となっていた。 が、そのような理由があったとしても、メンテナンスのための時間を局側でしっかりと確保しておけば済む問題であるため 本当の理由としては、&bold(){フジの番組編成そのものに無理があったのではないか}、と言われている。 急な放送時間変更などは他局の深夜番組でもあったが、それでもある程度きちんとした放送がなされていて、 フジほどのトラブルは起こっていなかったことも、フジの編成への疑惑を強める要因となった。 少々話は変わるが、フジの朝のニュース番組の時間をズラせないという事情は、スポーツ番組の延長放送による問題にも関係しており 試合の延長放送で放送時間がズレる→深夜のアニメ帯にまでズレが出てくる→深夜アニメの後ろにある朝のニュース番組はズラすことができない →よってあまりに放送時間のズレが大きかった場合、その直前の深夜アニメは放送時間が確保できなくなり放送休止になる。 といった影響も及ぼしている。 さらに、2003年からは朝のニュース番組が朝4時30分から朝4時25分に繰り上げになったことにより、実質30分延長の猶予がなくなり放送休止が増えるといった事態も起きている。 （主に『GAD GUARD』、『TEXHNOLYZE』が被害を受けている） いずれにせよ、やはり一番の問題は&bold(){無茶な番組編成}にあり、それがこれらのトラブルの多発につながったのではないかとの見方がされている。 また、深夜アニメの拡大の中ではとにかく放送枠を確保することが急務であり、これらのトラブルがあったとしても 多少の無茶は無視せざるを得なかったというアニメ側の事情が問題を後押ししたという説もある。 当時の深夜アニメは、大体が地上波キー局に頼っている状況であり、[[日本テレビ]]・[[TBS]]・フジ・[[テレビ朝日]]・テレ東で多くの作品が放送されている。 これはMXなどの地方局は、地上デジタル放送に対応していなかったため視聴できる地域や方法が現在よりも限られていたためである。 またネット配信等の方法は全く普及していない状態で、BSなどの放送も主流とは言えず、多くの視聴者を確保できるのは地上波キー局の深夜放送となっていた。 そのため、トラブルがあろうともこれらキー局で放送できることは、ビジネス面からみても非常に魅力的だったのである。 実際に放送に関して、局側から&bold(){「全話を放映しきるのは最初から無理」}とあらかじめある程度説明されていたという話もあり、 この問題では、そうした条件だったとしても放映を決定し、全話放映という当たり前の拘りを捨てた制作・提供側も原因の一つだったという声も存在する。 *■その後 これらの放送トラブルによりフジ深夜のアニメ放送は、次第に数そのものが減少していくこととなる。 そして2004年10月には、&bold(){フジテレビの深夜アニメはほぼ全滅してしまった}。 この理由は明らかにされていないが、やはり度重なるトラブルによって視聴者やスポンサー・アニメ制作会社から信用を無くしたこと。 またフジ局内でもこれらの無茶な編成が問題視されたのではないかと言われている。 その後、2005年4月。フジテレビは新しいアニメ枠として『&bold(){ノイタミナ}』を制作。 再び、深夜アニメ放送を再開することなった。 この枠の誕生の経緯に関しては、 「アニメの常識を覆したい」「すべての人にアニメを見てもらいたい」 といった意気込みが語られていたが 裏事情として、これらのトラブルによって失った信用を取り戻すため、明確なアニメ枠と放送時間帯をしっかりと確保していることをアピールする必要があったのではないかと噂されている。 結果としては、『ノイタミナ』はこの時のような放送休止やイレギュラーな放送時間変更を行うことなく、安定した放送を行っており 再びフジテレビの深夜アニメ放送を定着させることに成功している。 *■余談 ・当時テレ朝でも深夜アニメ枠があり、『[[巌窟王>巌窟王(アニメ)]]』『[[SoltyRei]]』『[[SPEED GRAPHER>SPEED GRAPHER(アニメ)]]』などのアニメを放送している。&br()フジの深夜枠が減り始めた際、新しい受け入れ先のように本数が増えていったが、『ＩＧＰＸ』『タイドライン・ブルー』『ガラスの艦隊』の放送の際、&br()終盤の話を放送せずに最終回を迎えるという、この時のフジと似たような問題を起こしている。&br()そして2007年4月改編以降、テレ朝でも深夜アニメ枠自体が消滅してしまった。&br()&br()その後は『[[Zombie-loan]]』や『[[新世界より>新世界より(小説)]]』、『ユーリ!!! on ICE』『[[タイガーマスクＷ>タイガーマスクW(アニメ)]]』など不定期なアニメ放送は行っているものの、&br()安定したアニメ放送枠そのものは未だに消滅したままとなっている。 ・当時のフジ深夜アニメの放送形態以外の問題としては、『[[GIRLSブラボー first season>GIRLSブラボー]]』における表現規制問題。&br()『[[フルメタル・パニック? ふもっふ]]』での長崎での幼児誘拐殺害事件の影響による一部エピソード未放送問題なども起きている。 追記・修正は当時の状況を知る方がお願いします。 #include(テンプレ２) #right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ページ製作乙。フジはそん時にもアレな事が起こってたのね・・・。一体どうやったらそんな不対応ができるのかっていう位だ; -- 名無しさん (2017-04-08 10:17:32) - よく覚えてないが、確かに総集編が4回も放送されたり放送時間が不安定だった事はあったわ -- 名無しさん (2017-04-08 10:54:31) - クライマックスの怒涛の展開を一気に、夜更かしして見る…という醍醐味もあったな。制作と局と視聴者のチキンレースだったわw -- 名無しさん (2017-04-08 11:41:49) - 蟲師も途中で打ち切られたな BSフジで続きを放送した -- 名無しさん (2017-04-08 14:11:04) - 蟲師は続章でもキャスト座談会とか2回くらい入ってたし、あれはどっちかっていうと制作の方の問題かそもそもそういう契約だったんじゃないかな。放送も2005年だからこの時期とちょいとズレているし、やっているときは放送休止とかほとんどなかったし。まぁ本当の所はよくわからんけど -- 名無しさん (2017-04-08 14:16:14) - 続き。この件に関しちゃ編成したフジはもちろん悪いんだが、フジだけの責任ではないと思うんだよなぁ。あんときのＴＶ業界やアニメ業界の時世とか、色々関係した結果のトラブルのように思う。他局でもフジほどじゃないけど似たようなことはあったし -- 名無しさん (2017-04-08 14:19:32) - この問題のせいでちびまる子ちゃんとサザエさんをスルーして世のアニメファンは「フジはアニメ作るな！！」と喚き散らしてたっけか… -- 名無しさん (2017-04-08 14:49:44) - まー実際視聴すら難しい状況もあったしねぇ。当時はネットの違法配信も殆どないから、確実に見れる方法はリアルタイム視聴のみ。それも３時4時放送とかザラで仕事や学校がある身だとキツかったし -- 名無しさん (2017-04-08 15:03:16) - フルメタの温泉回と最終回の放送がなかなか始まらなかったのは覚えている -- 名無しさん (2017-04-09 01:02:56) - アニメ枠に明確に名前がついたり湯気で表現規制したり、この時期のトラブルは後の業界に色々影響与えている気がする -- 名無しさん (2017-04-10 11:17:21) - 当時はW杯のサッカーブームやまだ野球が辛うじて数字を持ってたり、ビデオ録画が当たり前の頃だったしな。UHFや衛星での放送もまだまだ二線級扱いでテレ東深夜が王者だったし。今ならどうなんだろう。休めるからラッキーなのか？ -- 名無しさん (2017-04-11 03:29:51) - 若手のオタクさん達にしてみたら｢何そのアニメ？｣ってタイトルばっか並んでるけど、攻めた作風だったり区切らずに2クールガッツリやることでダレることすら愛せる良作がいっぱいあったんだよ。あの頃は -- 名無しさん (2017-04-11 03:40:55) - 売れ筋もよくわかってなかったし、青年向けって流れだったから今より高い年齢向けのが多かったな。どっちがいいとは一概には言えないけど、FCやPS１みたいな黎明期のカオスはあった -- 名無しさん (2017-04-13 12:39:20) - 今、当たり前についてる時間追従機能ってありがたいものだったんだと実感させてくれる項目 -- 名無しさん (2017-04-13 13:07:03) - ↑同じこと思った。野球延長に振り回される苦労って、後の世代には通じないんだろうなぁ -- 名無しさん (2018-10-21 10:51:06) - まぁ、フジはマス●ミの代表的なものだからなぁ……仕方ない＾＾； -- 名無しさん (2018-10-21 11:23:07) - ↑3 それも完全ではないのがワンパンマン2期の時に問題になってたなぁ。番組名録画の元になる番組情報の更新が遅れたか何かで番組名録画なのに途中からしか取れてなかったって報告あった。 -- 名無しさん (2020-05-01 14:55:03) - コロナの影響で、今やってるアニメも再開したらこんな事発生か？ -- 名無しさん (2020-05-01 15:31:46) - ↑夏アニメは4・5月に製作を行っていることが多いので、放送延期になった作品が多いです。すでに事案が発生しているともいえるし、放送が始まっていないので発生していないともいえるのかもしれません。 -- 名無しさん (2020-06-23 10:25:18) - 深夜アニメは買取枠だから実質長時間のCM。つまりとにかく売れば売るほど金が入る。 -- 名無しさん (2020-06-23 10:43:56) #comment #areaedit(end) }
