No.24 竜血鬼ドラギュラス

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No.24 竜血鬼ドラギュラス」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2018/03/02(金) 10:27:12
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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&ruby(ナンバーズ){No.}24 竜血鬼ドラギュラスとは[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]よりコレクターズパック-閃光の決闘者編-で登場した闇属性・幻竜族のエクシーズモンスター。
OCGオリジナルであり、[[遊戯王ZEXAL]]本編には登場していない。そして、No.唯一の幻竜族である。



***OCG
#blockquote(){エクシーズ・効果モンスター
ランク6/闇属性/幻竜族/攻2400/守2800
レベル6モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
エクストラデッキから特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを裏側守備表示で特殊召喚する。
(3):このカードがリバースした場合に発動する。
フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る。
}
 

**【概要】
素材制限のないランク6の[[エクシーズモンスター>エクシーズ召喚(遊戯王OCG)]]で、帝レベルの攻撃力と高めの守備力を兼ね備えた、どちらかというと防御に向いたカード。

一つ目の効果は、素材を切って対エクストラ用の月の書を使うもの。
起動効果や永続効果の妨害に役立つほか、エクシーズが相手ならRUMを妨害できる。
ただし、守備表示にならないリンクモンスターには使えない他、一度裏守備→リバースを経たカードは「エクストラデッキから出て来た」という情報が消えるためターゲットから外れるのに注意。
とはいえ何度も使うような状況だとまず負けているので、基本的には面倒なカードを1度止めれば十分だろう。

二つ目の効果は、相手の効果で除去された場合の自己再生効果。
裏側表示で戻って来るので、三つ目の効果に繋がる。ただし相手もこれはわかっているので、どちらかというと全体除去をけん制する役回りになるだろう。

三つ目はリバースした場合に発動する墓地送り効果。
ドラギュラス自体はエクシーズモンスターなので、裏守備にするには自分自身の効果や月の書などを使う必要がある。
しかし、ちょいと面倒な手順を踏む分効果は強力で、対象を取らない+破壊ではない単体除去。ただし強制効果なので、他にカードがない場合自滅することになる。
また、たまに勘違いされるがコイツ自体は「リバースモンスター」ではない(リバース効果とリバースした場合/時の効果は別物である)ので、タロットレイのサポートは受けられない。


レベル6モンスターが2体必要なので少々出しづらいが、幻竜族の層の薄さが祟ってアストラル・フォースには未対応。
シンクロを絡めればそれなりに難易度は下がり、またコイツ自体はNo.以外の特定のカテゴリに属していないため、汎用ランク6として扱える。幻竜族なら竜宮のツガイやセフィラシウゴなどが素材候補に挙がる。
リクルートの鬼である竜星なら割と揃えやすいので検討してみてはどうだろうか。

ちなみに素材を使い切った場合、幻影騎士団ラウンチで覇王黒竜/覇王烈竜にランクアップ可能であることも頭に入れて置こう。


**【自己再生効果について】
ところでこのドラギュラスだが、実は二つ目の自己再生効果について一時騒がれていたことがある。
先述したが、この効果は「相手の効果で場を離れたらセット状態で自己再生」というもの。
もちろんこれはエクストラデッキに戻ることでも条件は満たされるのだが、その場合ドラギュラスは自己再生できない、という裁定が下っている。

同じように「場を離れた場合」が条件になっているアブソルートZeroやスターダスト・ウォリアーは問題なく発動するのになぜ? と問われたことがあるのだが、KONAMI側でも当初混乱したらしく、

>遊戯王OCGのカードの効果処理につきましては、一部が同じ表記という事で全てが同じ処理にはなりません。 なお、挙げていただいた通り、《No.24 竜血鬼ドラギュラス》と《スターダスト・ウォリアー》の効果処理は異なりますが、どの部分に違いがあるか等の詳細な理由につきましては、当事務局にもご案内できる情報を持ち合わせてないため、お伝えできません。

というコンマイクオリティを発動してしまったことも。
2018年現在は「バウンスされた場合自己再生は出来ない」と裁定されている。

これは、エクシーズモンスターが「特殊召喚モンスター」であるための処理、つまり「蘇生制限」との兼ね合いによる。
特殊召喚モンスターは、一度本来定められた方法で特殊召喚に成功しないと墓地からの蘇生・除外からの帰還が出来ない。
そして、本来の方法でなければ手札やエクストラから特殊召喚することも基本的には出来ない。これを無視するには、青天の霹靂やクェーサーなどの「召喚条件を無視する」カードが必要になる。

で、ドラギュラスがアブソやスタウォと違ってバウンスだと自己再生できないのは、ずばり「自己再生だから」である。
エクストラデッキに戻ることでも、「場を離れた」という発動条件自体は満たされる。
だが、自分以外に作用するアブソなどと異なり、ドラギュラスの場合「自分自身を特殊召喚する」効果だが、エクストラデッキに戻ると「正規の方法で特殊召喚された」という情報がなくなってしまう=もう一度エクシーズしないと呼べない+自前の効果では召喚条件は無視できない、ということで自己再生不能になってしまうわけである。
逆にスタウォの場合、正規の方法で後続を呼ぶという処理になっているのでこの部分は回避されている。

まあ、もし出来る裁定だったら裏側表示で除外しない限り何度でも戻って来る無敵の壁と化してしまうため、妥当なところではある。逆にこいつを処理したければバウンスするのが一番、ということでもある。

ちなみに海外版のテキストではこの辺が明記され、自己再生効果の発動条件が「&bold(){相手の効果で墓地に送られた場合、または相手の効果で除外された場合}」となっている。OCG版の場合はテキスト不備か、ルール上の処理ゆえに書かなかったのか……。


**【名前について】
丸わかりだろうが「ドラゴン+ドラキュラ」のネタである。
面白いのはこのカードが幻竜族であること。ドラキュラという言葉にはそもそも「竜の子」という意味があり、遊戯王初の幻竜族はいずれも竜星=「竜の子供達」である。
この部分に引っ掛け、「ドラゴンのようだがドラゴンではない」という共通項を絡めたネーミングと種族になっている。


追記・修正はリバースしてからお願いします。

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