グリッドナイト

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グリッドナイト」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2018/12/27 (木) 03:11:58
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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#center(){&big(){&bold(){&color(red){グリッドマン「なぜ私のために戦う……!?」}}}}



#center(){&bold(){&color(#fe7c50,#342a65){&big(){俺は……お前を倒すために生まれ、お前を倒すために生きている! &br()&br()お前を倒すために……! 俺は、お前と!! 共に戦う!!!}}}}



#center(){&blankimg(グリッドナイト参上.jpg,width=576,height=324)}
#right(){&sizex(3){画像出典:SSSS.GRIDMAN 第12話「覚醒」より(2018年10月6日~2018年12月22日)}
&sizex(3){TRIGGER、「GRIDMAN」製作委員会}
&sizex(3){©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会}}


***&big(){&big(){■}}&bold(){概要}
『グリッドナイト』とは『[[SSSS.GRIDMAN]]』に登場するヒーロー。
および『[[電光超人グリッドマン]]』に登場する予定だった没ヒーローの名前である。

CV:[[鈴村健一]]

身長:50mほど
体重:不明
出身:アカネの世界
変身者:[[アンチ>アンチ(SSSS.GRIDMAN)]]


&s(){着ぐるみを破って現れた中の人}ナナシBの攻撃を受け、絶体絶命の危機に陥った[[グリッドマン]]を救う形で現れた怪獣[[アンチ>アンチ(SSSS.GRIDMAN)]]は、
自ら見出した新たな存在意義を口にしながらグリッドマンの姿を完全にコピーし、新たな姿を得る。

元々、[[新条アカネ]]が「一緒に食事してくれる」友達付き合いの出来る存在としてアンチは生み出された。
他人の事情を慮らずに人々の生活を破壊する人の心を持たない”怪獣としての姿”を人の心を得たことで消し去れば、彼に残るのは彼女の友達、”ヒーローとしての姿”である。

アンチ怪獣形態とグリッドマンを掛け合わせたその姿は、二人目のグリッドマンというよりは[[にせウルトラマン>にせウルトラマン(ウルトラシリーズ)]]ともいえるもので、
[[ボラー>ボラー(SSSS.GRIDMAN)]]からも「ニセモノだろ……?」とツッコまれるほど。
しかし、彼と刃を交えた[[サムライ・キャリバー]]からは「今のアイツは……&bold(){『本物』}だ」と称しており、アンチは怪獣ではなくなったと言っても過言ではない。

カラーリングはアンチ怪獣形態と同じく紺と橙を基調にしたもので、随所には黄色いラインが光っている。
グリッドマンとの違いは左腕のグラン・アクセプターの有無と側頭部から伸びる二本の角。
また、顔にはアンチ怪獣形態と同じ牙状のゴーグルが施されており、その下には二つ目がしっかり発光する。

戦闘パターンもコピー元のグリッドマンよりも機敏に動き回るアクロバティックなものになっており、ビル街を壁走りのごとく駆け抜けてフランケンシュタイナーを与えることも可能。

アンチは怪獣形態にはアカネの命令かグリッドマンが出た時にしか変身できなかったが、このグリッドナイトには自分の意思のみで変身できるようになった。
ただ現状このグリッドナイト形態でコピー能力が使えるかは不明。
少なくとも今までの怪獣アンチは一つをコピーしている間は他の能力をコピーしなかったので、同時にコピーはできないものと考えられる。
グリッドナイトはコピー能力の延長線上にあるので、コピー能力は使えない可能性が高い。



元ネタは下記の没キャラであるカーンナイト/グリッドナイト。
全体的に黒いため色彩はグリッドナイトではなくカーンナイトの方に近い。


脚本の[[長谷川圭一]]氏が言うにはアンチはアカネのもう一人の人格であり、その内面であるヒーロー願望そのもの。
アカネの「&bold(){グリッドマンに強く憧れているが、自分の世界を維持するためには敵視せざるをえない}」という複雑な心情が形になった。
そのためアンチには人間体がある、と解釈していると話している。

ナナシBがアカネの自世界への諦めや絶望の具現化で、町の管理怪獣を破壊してしまうような大暴れを見せていた。
しかし逆にアカネが自分の世界の維持を諦めてしまったがために自分のヒーロー願望を隠す理由がなくなったため、その反映たるアンチも覚醒を促されたと捉える事も出来る。
つまりナナシBがAの中の人なら、このグリッドナイトもまたアンチの中の人だったのだ。

アンチの覚醒理由である&bold(){「ライバルを倒すためにあえて共に戦う」}という理念は、
アニメ版の脚本である長谷川氏が構成を務めた『[[ウルトラマンギンガ]]』の一条寺友也に通じるものがある。



***&big(){&big(){▲}}&bold(){能力}

・&bold(){グリッドナイトサーキュラー}

#center(){&blankimg(グリッドナイトサーキュラー.jpg,width=480,height=270)}
#right(){&sizex(3){画像出典:SSSS.GRIDMAN 第10話「崩・壊」より(2018年10月6日~2018年12月22日)}
&sizex(3){TRIGGER、「GRIDMAN」製作委員会}
&sizex(3){©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会}}

腕にエネルギーを集め、円を描いた後[[八つ裂き光輪>八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)]]のごとく怪獣を斬り裂く。
投擲するだけでなく、手に持って攻撃することも可能。
これを用いた技として&bold(){「ナイトサーキュラーエンド」}がある。

・&bold(){グリッドナイトストーム}
グリッドナイト版グリッドビーム。
胸部にエネルギーを集めた後、右腕を構えて破壊光線を発射する。
一見、[[ワイドショット>ワイドショット(ウルトラセブン)]]のごとく発射するカットがあるが&bold(){左手は腰に添えているだけ}である。

・&color(red){&bold(){グリッドナイトキャリバー}}

#center(){&blankimg(グリッドナイトキャリバー.jpg,width=480,height=270)}
#right(){&sizex(3){画像出典:SSSS.GRIDMAN 第11話「決・戦」より(2018年10月6日~2018年12月22日)}
&sizex(3){TRIGGER、「GRIDMAN」製作委員会}
&sizex(3){©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会}}

[[フルパワーグリッドマン]]からグリッドナイトへ託されたグリッドマンキャリバー。
フルパワー用に出力サイズを絞っているため、2話などで登場したグリッドマンキャリバーより小柄な片手剣となっている。
またグリッドナイトが手にした事で、金色の刀身が&color(red){真紅に染まっている}。

・&color(red){&bold(){ナイトキャリバーエンド}}
グリッドナイトキャリバーによって繰り出される剣戟。
逆手持ちの状態でグリッドナイトキャリバーを振り下ろし、怪獣を両断する。

・&bold(){ナイト爆裂光波弾}
メカグールギラスへのトドメに使用したエネルギー弾。
元ネタは[[カンフーシノビラー>シノビラー]]の技「シノビラー拳・爆裂光波弾」。



***&big(){&big(){■}}&bold(){本編の活躍}
・&bold(){第10話 崩・壊}
新たな姿を得たアンチは猛スピードでナナシBに立ち向かうが、逆にトリッキーな動きに翻弄されかかる。

しかし、生みの親であり、常に傍にいたアカネから「怪獣は人の気持ちを読んだりしない」と言われたことを思い出し、
その動きが彼女の心から生み出された悪意からだと感じ取り完全に捉える。
そして、「俺には見えているぞ!! 新条アカネ!!」と叫びながらグリッドナイトサーキュラーを繰り出し、ナナシを完全に撃破した。

勝利後、アンチの戦い方を[[マックス>マックス(SSSS.GRIDMAN)]]から「グリッドマンを守った騎士……」と称され、[[響裕太]]から「グリッドナイト」と命名されるのだった。


・&bold(){第11話 決・戦}
一般人の代表こと[[内海将]]の頼みを受けたアンチは裕太を介してマックスからグリッドナイトの名を授けられる。
そして、[[宝多六花]]とキャリバーへの借りを返すために、アカネに刺され意識不明の重体の裕太に代わり再生産怪獣軍団と戦う。
しかし、再生メカグールギラスと再生ヂリバーのタッグの前に苦戦する。
さらに再生ゴーヤベックの巨体の前に絶体絶命の危機に陥るが、新世紀中学生らがジャンクを復旧したことで記憶を取り戻した裕太=グリッドマンにより救われる。

&bold(){&color(gold,black){「待たせてしまったな、グリッドナイト!」}}
&bold(){&color(#fe7c50,#342a65){「遅かったな、グリッドマン!」}}

かくして並び立った二人の超人。ゴーヤベックをフルパワーグリッドマンに任せ、グリッドナイトはナイトキャリバーエンドでヂリバーを倒した。


・&bold(){第12話 覚醒}
再生メカグールギラスを倒した後、アカネが怪獣ゼッガーと化したことを受け、グリッドマン(裕太)の頼みで再び戦闘へ。
ゼッガーの攻撃を受けながらも首を引きずり出し、人間体に戻って体内に侵入。アカネ本体を引っ張り上げることに成功した。
しかし[[アレクシス>アレクシス・ケリヴ]]の不意打ちを受け、背後から胸を貫かれてしまう。

裕太・新世紀中学生と同刻、アンチの左腕にもアクセプターが宿っていた。
息も絶え絶えの中「アクセス・フラッシュ」しグリッドマンの力として合流。

決着後、アンチはグリッドマンらと共にハイパーワールドに向かうことはなく、アカネが作り出したこの世界に留まった。
瀕死の所を[[怪獣少女アノシラス]]に助けられており、無事生還。
自身を「怪獣」と称したアノシラスJr.に対し自分のことも「怪獣」だと返しつつも、「借りは返す」と誓う。


起き上がった弾みで取れた右目の包帯の下には、この世界の一般人と同じ&font(b,blue){青い瞳}があった。




そして……


***■『[[SSSS.DYNAZENON]]』の活躍
・&bold(){第06話 この切なさって、なに?}
ラストで登場。
シズムの言葉で己の使命に目覚めた[[ムジナ>ムジナ(SSSS.DYNAZENON)]]とオニジャの操る[[怪獣>怪獣優生思想]]ブルバインに苦戦する[[ダイナゼノン]]に割って入る形で登場した。

・&bold(){第07話 集まった理由って、なに?}
前回のラストの少し前の時間帯で変身前の姿「[[ナイト>ナイト(SSSS.DYNAZENON)]]」として登場。
その姿は、長身で前作の親世紀中学生を思わせるスーツを着用し、どこかで見たデザインの剣を腰に携え、片目を前髪で隠した銀髪のイケメン。
「[[2代目>2代目(SSSS.DYNAZENON)]]」と名乗る少女(成長した怪獣少女アノシラス)に敬語で接し、「この世界」を守るために変身。
ダイナレックスとブルバインとの戦いに割って入ったグリッドナイト。
無数に放つ稲妻を残像で回避し、グリッドナイトストームで反撃する。
思わぬイレギュラーに苛立ちを隠しきれないオニジャとムジナだが、ブルバインが二人分の制御を要する怪獣だけあって、その動きが鈍ってしまう。
シズムのフォローを受け撤退する怪獣優生思想。しかし、ダイナレックスを怪獣と思い込んでいたグリッドナイトは戦闘を続行する。
結局、怪獣二体を相手にエネルギー配分を間違えたのか、額のランプが明滅してやむを得ず戦線離脱した。

翌朝、ダイナゼノンの乗り手であるガウマ隊と接触したナイトは、再びグリッドナイトに変身。
修復方法を知らず半壊状態でブルバインに苦戦するダイナゼノンの窮地を救った。

#center(){&bold(){&color(#fe7c50,#342a65){勘違いするな。お前たちの為ではない。}}}

その後、ナイト爆裂光破弾と&font(l){なんとかビーム}ペネトレーターガンの合わせ技を放つが前よりもパワーを増しているブルバインには意味をなさず。
意を決した二代目はフィクサービームを放ちダイナゼノンを修復させた。
グリッドナイトは万全の態勢を取り戻したダイナゼノンにフルスイングされ、その勢いで強烈なドロップキックを炸裂!
ダイナゼノンの[[オラオララッシュ>百烈パンチ(技)]]に続く形でさらにブルバインを蹴り上げ、グリッドナイトサーキュラーを生成。続くダイナゼノンもダイナセイバーを生成し一気に飛び上がる!

#center(){&big(){&bold(){&color(#fe7c50,#342a65){ナイトサーキュラーエンド!!}}}

&big(){&bold(){&color(orangered){ビッグブレードストライク!!}}}}

紫の巨人と赤い龍人の斬撃により、ブルバインは木っ端微塵に吹き飛んだのだった。

・&bold(){第08話 [[揺れ動く気持ちって、なに?>揺れ動く気持ちって、なに?(SSSS.DYNAZENON)]]}
巨大化したザイオーンを発見したナイトは、グリッドナイトに変身。
[[麻中蓬]]の駆るダイナソルジャーを巨大なバズーカ・ダイナミックキャノンに変えて狙撃を試みるが……。
詳細は該当項目にて。



***■『電光超人グリッドマン』において

上記のグリッドナイトの元ネタ。没ネタであり本編では登場しない。
元々本編放映前のシリーズ構成案ではライバルである藤堂武史はグリッドマンのデータを盗み出しコピー体『カーンナイト』に変身することになる予定だった。
このカーンナイトは一部分が青いだけで全身真っ黒なグリッドマンだった。
17話で登場し、以降グリッドマンと何度か敵対しつつ26話で改心し、正義のグリッドナイトに変身するという予定だった。
グリッドナイトはカーンナイトのプロテクター部分がシルバーになっている。
しかしこの話はなかった事になり、17話に登場したのはニセグリッドマンではなくニセ[[アノシラス]]だった(コピー体という点は同じ)

その後は武史を4クール目の主人公にするべく33話のような伏線回を作っていたが、4クール目がなかった事になったのでお蔵入りする事に。
結局武史をグリッドマンにするという展開は『魔王の逆襲』に持ち越される事になる。



追記・修正は正義の心をコピーしてからお願いします。

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- 没企画からのまさかの回収。  -- 名無しさん  (2018-12-27 09:23:58)
- さらっと「グリッドナイト」の名前を受け入れたりアンチ君ノリ良すぎじゃない?って思ってたけど、アカネ神のヒーロー願望の化身だとすれば納得。誰だってヒーローになれるよ。  -- 名無しさん  (2018-12-27 10:07:39)
- もっと尺があったら、マックスグリッドナイトとかバスターグリッドナイトとかも登場出来たんじゃろーか。  -- 名無しさん  (2018-12-27 16:27:28)
- 規格があえばできる。ダークカラーverとかでよくあるよくある  -- 名無しさん  (2018-12-28 13:01:11)
- マックスetcとかフルパワーとかなるにしても、頭の角飾りをなんとかしないとメット部が干渉しちゃうんだよなあ……  -- 名無しさん  (2018-12-28 22:40:11)
- なに?beatmaniaiiDX14th「GOLD」ではないのか!?(おっさん)  -- 名無しさん  (2018-12-28 23:34:02)
- ↑2  玩具によくあるパターンの「頭の飾りを収納出来る構造」にすれば問題ない(そこそこ無茶振り)  -- 名無しさん  (2018-12-28 23:58:30)
- 黄色の目ってヒーローって意味なの?  -- 名無しさん  (2018-12-30 11:44:39)
- フルパワーグリッドナイトに合体して、サンダーグリッドマン、キンググリッドマンシグマと並び立って欲しい。そこまでしないと倒せない強敵はそうそう出てこないだろうけど…  -- 名無しさん  (2019-03-04 19:28:02)
- 身の上的に身軽だがらフットワーク軽く顔出せるのはいいな  -- 名無しさん  (2021-05-07 23:56:48)
- 情報みたいなの仕入れてなかったから突然の登場に本当にびっくりした。アンチ君好きなキャラだから嬉しいけど  -- 名無しさん  (2021-05-08 00:03:02)
- 元ネタの一つであろうシグマがダイナドラゴンと合体するから、ダイナゼノンにナイトが出るのはある意味順当な人選ではある  -- 名無しさん  (2021-05-08 00:05:53)
- ↑つまり、キンググリッドナイト(仮)ワンチャンある!?  -- 名無しさん  (2021-05-08 00:12:10)
- というか明らかにダイナソルジャー入る部分が本来グリッドマン入る部分っぽいしなぁ。キングもドラゴンファイターの部分は合体しなくて武器だったし  -- 名無しさん  (2021-05-08 00:15:23)
- 間違えたダイナファイターだった  -- 名無しさん  (2021-05-08 00:18:13)
- やっぱり余剰パーツは出ちゃうのねw  -- 名無しさん  (2021-05-08 00:33:31)
- 遂に超合体が出てきたが、フルパワーグリッドマンと並び立つ日は来るのかねぇ  -- 名無しさん  (2021-05-29 02:30:59)
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