ゲキカラスプレー/ゲキニガスプレー

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&font(#6495ED){登録日}:2019/05/20 Mon 19:28:52
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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ゲキカラスプレー及びゲキニガスプレーとは、ゲーム「[[ピクミン2]]」、「ピクミン3」に登場する消費アイテム。
使うことでピクミンを強化したり敵を弱体化させることができる。

&bold(){ピキノツユクサ}という植物の実が原料で、最初にこの実を運び込むと[[ドルフィン初号機>ドルフィン号/ドルフィン初号機]]が価値を見出すために成分の分析を始め、実を10個集め濃縮することで初めて精製できる。


ドルフィン初号機は機械の癖に自信満々で渡してくるが、どちらも生物実験を通さずぶっつけ本番で使わせてくる。もし有害物質だったり効能が逆だったらどうするつもりだったのだろうか?




**&font(#ff0000){ゲキカラスプレー}

赤い実10個から精製するスプレー。十字キー↓(Wii版は②ボタン)で隊列内のピクミンに振りかけて使用する。

使うと約40秒間ピクミンを興奮させる。興奮したピクミンは葉・花の部分が赤く輝き、あらゆるスピードが倍化する。例えば敵に投げつけると普段の2倍の速さで攻撃するようになり、橋架けや壁破壊といった土木作業も1匹で2匹分の作業をしてくれる。

赤ピクミンは攻撃力が他のピクミンの1.5倍、紫ピクミンは2倍、つまりこれさえあればただでさえ戦闘が得意な赤や紫は鬼神の如き強さに……とはいかない。ゲキカラが効いているピクミンの攻撃力は青・黄・白と同じに統一されるので残念ながら重複しないようになっているのだ。特に紫はそもそも攻撃の速度が遅いので、&bold(){紫だけはスプレーの有無に関係なく総合のダメージ量は変わらなくなる。}

運搬中の速度はそれぞれの花ピクミン並みとなり、ピクミンの状態・色にかかわらず花の白ピクミンくらいの速度で歩行できるようになる。これは足の遅い紫も例外ではなく、移動中置いてけぼりにされなくなったり、戦闘でも本来苦手な緊急回避ができるようになるため、攻撃力以外ではやはり相性が良い。

なお、これを利用することで運搬物に運搬速度を溜めることができることが後に判明。その後、本来黄ピクミンがいないと運べないお宝を強引に回収する技が発見され、6日完全回収が可能になった。


唯一のデメリットとして、この状態の間に水に落ちると溺れるスピードも2倍になり、十中八九溺死してしまうため水辺で使用する際には注意が必要(=溺れない青ピクミンは実質デメリット無し)。また勘違いされがちだが、ピクミンの力自体はそのままなので2倍の重さの物を運べるようにはならない。


ピクミン3で再登場した際は前作の性能に加えて、&bold(){使用したピクミンを全員開花させる}という大地のエキス涙目&footnote(3では大地のエキス1つに対して10匹までしか開花できなくなり弱体化…)な強化をされたが、その分解禁が若干遅め。力の弱い羽ピクミンもこれがあれば&bold(){速い・飛べる・高火力の3拍子揃った作中屈指の強キャラに変貌する。}


**&font(#800080){ゲキニガスプレー}

紫の実10個から精製するスプレー。十字キー↑(Wii版は①ボタン)で前方向の敵に振りかけて使用する。

これを浴びた生物は生命活動を停止、石のように固まって約9秒間動けなくなり完全に無防備になる。この状態になった敵は防御力が下がり、攻撃して体力を0にすると&bold(){木っ端微塵に砕け散って消滅する。}ペレットやお宝を持っている場合はそれを落とし、(一部の敵を除いて)大地のエキスを高確率、ゲキニガ・ゲキカラエキスを低確率で残していく。
後述の裏技と合わせれば、使ったのに逆に増えることもありえる。

他にも[[チャッピー>チャッピー(ピクミンシリーズ)]]などにピクミンが食べられそうになった時に使用して捕まったピクミンを救出したり、爆発しそうな爆弾岩を固めて阻止する、など最早チートレベルの便利さを誇る。

欠点としては粉砕する仕様上死骸を運べなくなることや、ボスに使った場合はむしろ防御力が上がったりそもそも攻撃が効かなくなるため不利になることが挙げられる。
しかし、前者は後半になればなるほどピクミンを増やす必要がなくなる上に、あの[[クマチャッピー]]や[[タマコキン>タマコキン(ピクミン2)]]を復活の暇を与えずに退治可能。後者は攻撃が無効にさえならなければ残り体力ギリギリで使えば問題なく、むしろボスを砕いて退治できれば大量の大地のエキスやゲキカラ・ゲキニガエキスを落としていくほか、ボスは基本的に撃破モーションが長いので時間短縮に使える点から、利点とすら捉えられることもある。

また、撃破できるギリギリで攻撃を止め、石化が解けた瞬間に攻撃を再開することで死骸を残して倒す「&bold(){半石化倒し}」というテクニックがある。
これは[[チャレンジモード>チャレンジモード(ピクミンシリーズ)]]でスコアを稼ぐ場合に有用。ピクミンには効かないが、ゲキカラ使用中のピクミンに向けてゲキニガを使うと何故か切れるまでの時間がリセットされる。

[[2Pバトル>2Pバトル(ピクミン2)]]では石化の他に、相手のピクミンを一定時間地面に埋める効果も持つ。妨害や緊急回避に有効。
なお埋まるのは永続ではなく、少し経つと自動的にピクミンは元に戻る。

ちなみに、作中登場する生物で&bold(){石化しないのは[[タマゴムシ]]とピクミン(及び[[コッパチャッピー>ピクミン]])だけ。}躱しているのかと思いきやハチャッピーには普通に通用するほか、先述の通り捕食中の原生生物に使用してもピクミンは何事もなかったかのように生還できることから、ピクミンたちはゲキニガスプレーに耐性を持っている可能性が高い。
良いことには間違いないのだが、ありがたいやら不気味やら複雑な気持ちになりそうな仕様である。


ピクミン3では前作での万能っぷりが仇になったのか廃止されてしまった。




**入手方法

-ピキノツユクサの実を10個集める

先述の通りピクミンをピキノツユクサに集らせて実を回収する、最もオーソドックスな方法。ツユクサ1本につき実を5個つけるので、ツユクサ2本でスプレー1瓶作れる。
使用するピクミンは10匹以上なら何匹でも多いに越したことはないが、必ず5匹以上は隊列に残すこと。落とした実を回収せずに放置していると弾けて消滅してしまうため、実を落とすや否や回収できるようにしておくためである。

2ではカビタマという半球体状のカビの集合体のような物体が出現する。カビタマがいる周辺では植物が生えなくなってしまうため、スプレーを量産するなら破壊する必要がある(微妙に時間がかかるので、他の作業のついでに行うのが望ましい)。

また、あのキモさに定評のある[[ハナゲイモ]]はこの実を主食としているため、序盤は十中八九コイツらと争奪戦を繰り広げることになる。

ゲキニガが廃止されたピクミン3では赤い実のみ登場。今作では一度ピクミンに回収させると何度も往復して実を採取してくれるようになったので、羽ピクミンあたりにやらせることで効率よくスプレーを作れるようになった。が、その分集合するまで延々と続けるので日没に注意。


-ゲキカラ・ゲキニガエキスを採取する

一度でもスプレーを作るとタマゴなどから低確率で出てくるようになる、赤か紫の液体から直接採取する方法。このエキスはすでに成分が濃縮されているので1個のエキスで1本のスプレーを精製できる。

タマゴ以外では赤・紫色のサンショクシジミを撃ち落とすと低確率で、[[コガネモチ>コガネモチ(ピクミンシリーズ)]]系統を数回ひっくり返すことで確実に手に入るが、どちらも大変すばしっこい上に、オナラシに至っては最悪犠牲が出るのである程度の慣れと紫ピクミンがないと入手は難しい。

仕様上大地のエキスと同じ種類なので、操作していない方のキャラでも集合と解散を駆使することでエキスを採取できる。GC版ではこの仕様を利用してエキスをどうにか二人同時に回収することで、1つのエキスから2回分のスプレーを精製できる「&bold(){2人飲み}」という裏技がある。非常に簡単かつ効率よくスプレーが入手できる上、特に低日数縛りなどをする場合いちいち実を回収している暇はないためほぼ必須のテクニックとなる。ただし、バランス崩壊注意。


ピクミン3でもこのエキス(赤のみ)は登場するが、流石に2人飲みは修正されて使えなくなった。




**余談

この項目でもいくつか紹介した通り、裏技やバグ技がやたら多い。更に言えば、どの技もかなり有用でRTAに必須級な技がここまで多いのも珍しい。ピクミン2及び3の難易度自体はそこまで高くは無いが、低日数クリアする場合スプレー禁止縛りを設けるだけで目に見えて難易度が跳ね上がる。もし完遂出来たら自慢できるかもしれない。


また、意外なことに原料のピキノツユクサは生物図鑑に登録されない&footnote(図鑑にはポンガシグサのような作中オリジナルの植物だけでなく、タンポポやマーガレットのような実在する植物すら登録されている。)。
そのため和名はもちろん、生育環境や繁殖方法といった生態もルーイの食リポすら不明。謎が多いと明言されるポンガシグサ以上に謎の植物である。強いて言えば、ペレット草の和名(アメノツユクサ)と似ている点から、おそらく近縁種と考えられることくらいか。

もっとも味に関しては、名前から激辛・激苦なことは容易に想像できる上に、ピクミンをパワーアップさせる赤い実ならともかく生物を石化させるような紫の実を食べてみようとはいくらルーイでも考えもしないだろう……多分。






追記・修正スプレーができました!
編集実験はまだですが、私はきっと素晴らしい項目になると信じています。




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- ゲキカラの速度変化の仕様で生まれた運搬能チャージというトンデモ技術。  -- 名無しさん  (2019-05-20 20:33:18)
- 確か、花ピクミンにゲキカラ使っても移動速度は変わらないんだっけか  -- 名無しさん  (2019-05-20 20:39:27)
- いずれも甘党のホコタテ星人にとっては劇物同然なんだとか。そりゃ石化するほどの苦さってどんだけっていう  -- 名無しさん  (2019-05-20 23:16:12)
- 生物実験に関してはピクミンと原生生物が被検体だろう、そもそも初号機はピクミンたちを  -- 名無しさん  (2020-09-08 14:06:32)
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