&font(#6495ED){登録日}：2019/05/24 Fri 23:48:02 &font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}：約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,red){}} SCP-CN-463はシェアード・ワールド『[[SCP Foundation]]』に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]]である。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]はNeutralized。 #openclose(show=▷ 目次){ #contents() } *概要 SCP-CN-463は、PoI-4637が成年になったことで無力化されたとみられるアノマリーである。 SCP-CN-463がPoI-4637が願ったことに応じて引き起こしたあらゆる異常事例は、PoI-4637が成人年齢に達した日の未明に すべて効果を失っており、当のPoI-4637以外の人間はこれらの異常に関する記憶を保持していないものと見られている。 その日の夜、SCP-CN-463の墓前にはSCP-CN-463の好んでいたジャスミンの花が出現していた。 現在、特別収容プロトコルとしては、PoI-4637が孤児院でどう育ってきたかの記録を残しており、 これは本来収容されていたはずのSCP-CN-463の要望である。 PoI-4637は、自分が死んだ場合は、自分をSCP-CN-463の隣に埋葬し、その周囲をジャスミンの緑地帯にしてほしいと要求しており、 その見返りとして遺産を慈善事業を目的とした基金として財団に寄付すると申し出ている。 写真が付随しており、 >画像の左側の実体がPoI-4637、右側は生前のSCP-CN-463。2005年撮影 というキャプションがついているが、現在はその画像は削除されている模様。 以上。 ---- #right(){#openclose(show=▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示){ SCP-CN-463 by Veleafer http://scp-wiki-cn.wikidot.com/scp-cn-463 http://ja.scp-wiki.net/scp-cn-463 この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。}} #include(テンプレ２) #right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) *考察 本オブジェクトの報告書は、SCP-CN、またの名を[[財団中国支部>中国支部(SCP Foundation)]]におけるオブジェクトの中でも群を抜いて短い報告書である。 しかし、そのディスカッションは2019/05/24時点で115件にも達するほど議論が喧々諤々なオブジェクトでもある。 本項目でも、一つの可能性について考察してみたいと思うが、他の可能性も十分にあることに留意されたい。 そもそも情報量が上の通り、少ないので想像の余地がかなり広いのである。 まず、本項目のメタタイトルを示しておく。 『祖母（已归档）/祖母（アーカイブ済）』。 **考えうるストーリー まず、SCP-CN-463はどういった存在か。 少なくとも、SCP-CN-463は墓があることから、生物であり、PoI-4637と関係のある存在であったとみられる。 PoI-4637が成年になった日にすでに墓があることから、PoI-4637が成年になるより前の時点で死んでいることが想定できる。 &font(l){突貫工事で墓を作ったのでなければ、だが。} しかし一方で、能力が有効であったのはPoI-4637が成年になるまでであることから、 死んだことによって能力が消失してはいなかったとみられる。 よって、SCP-CN-463は何かしらの能力を持つ霊的実体と見られる。 そして、PoI-4637に対して利益をもたらしていたのであろう。 さて、財団に孤児院があったのかは知らないが、PoI-4637は孤児である。 そして墓に眠っているのはPoI-4637の『おばあちゃん』であろう。メタタイトルからの類推だが。 おばあちゃんは何らかの力を有していた。それが念動力なのか現実改変能力なのかそれとも他のことなのかわからないが。 そして、財団に収容されないだけのパワーは少なくとも有していたのであろう。 それを利用して自分の孫を財団に保護させた。 自分がおとなしくなるには、孫を育ててもらわないと困る。それくらいやってちょうだいな。 相手が強すぎる以上は財団は交換条件を飲んだとみられる。 そして財団のもとで、PoI-4637は無事育った。 で、大人になったので孫はもうひとりで歩けるようになった。 だからもう現世に留まる必要はないので、SCP-CN-463はあの世に行った(Neutralized)。 孫はおばあちゃんへの感謝を込めて、ジャスミンをお供えした。 *関連オブジェクト **びっくり仰天！財団が20年に渡って出来なかったことを、[[SCP-CN-066>>https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/41019.html#id_e3146fec]]はたった4秒で…… 人間が閲覧中のウェブページに、興味を引き立てるような(キュレーション)リンクを未知の方法によって付加する 改造された古い電話機。 アルツハイマー病を患った老人と一緒に収容されている。 この老人が電話をかけようとするとき、老人のかけた番号と無関係に自分が応答する。 電話機自体は一見老人を見下しているかのような発言を繰り返しているが、その実…… なんで関連オブジェクトなのかは読めば理解いただけるはずである。 ---- #right(){#openclose(show=▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示){ SCP-CN-463 - 祖母（已归档） by Veleafer http://scp-wiki-cn.wikidot.com/scp-cn-463 http://ja.scp-wiki.net/scp-cn-463 震惊！scp基金会20年都没能做到的事情被SCP-CN-066在4秒内就…… by bitchangelover http://scp-wiki-cn.wikidot.com/scp-cn-066 http://ja.scp-wiki.net/scp-cn-066 この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。}} #include(テンプレ２) #right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 日本だったらオブジェクトが出来るまでを書かないとこういうのすぐdvされるかも? まあ考察させるタイプのオブジェクトなんていくらでもあるだろうが -- 名無しさん (2019-05-25 07:10:06) - 日本だとこういものだと勘違いして低品質なやつをKAMIKAZEしてDVされて逆ギレすると思う -- 名無しさん (2019-05-25 08:26:34) - で？PoI-4637とは何だ？ -- 名無しさん (2019-06-01 21:04:13) - 普通にPerson of Interestじゃないの？ -- 名無しさん (2019-06-02 20:26:06) - 要注意人物＝Person of Interest(PoI)。[[用語(SCP Foundation)]]でも説明してます -- 名無しさん (2019-06-12 20:45:49) #comment #areaedit(end) }
