&font(#6495ED){登録日}:2012/09/27(木) 22:07:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- アイネ・クライネ・ナハトムジーク(Eine kleine Nachtmusik)は、クラシックの楽曲。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した。 一見ちんぷんかんぷんな題名はドイツ語で、アイネ(女性名詞の冠詞)+クライネ(小さな)+ナハト(夜)+ムジーク(音楽)、つまり、小夜曲(セレナーデ)という意味。 ただし、曲名は彼の造語。 弦楽四重奏、または五重奏で演奏され、全四楽章構成。我々が良く聴くのは第一楽章のみで、全楽章を忠実に弾くと、実は20分近くある。 もっとも、非常に美しい旋律と編曲なので、20分など短いものだろう。ある人は楽しみ、ある人寝ることで。 さてこの曲、モーツァルトどころかクラシックの数ある楽曲の中で、トップクラスともいえる知名度を誇る。 曲名はともかく、音楽の授業やテレビ等、聴いたことない人は少ないだろう。 実際、クラシック好きにも人気の高い曲で、特に弦楽のコンサートでは、ヴィヴァルディの『四季』と並んで取り上げられる。 ただし、知名度が高すぎて、 「好きな音楽は?」→「クラシック」→「じゃあ、好きな曲は?」「アイネ(ry」 ……なんて言うと、(答え方によるが)にわかだと即バレる。 モーツァルトなら、交響曲「ジュピター」と答えた方がいい…かもしれない。『交響曲』を忘れると、それはそれでダメだけど。 さて、この項目を見たアニヲタ諸氏、改めて聴いてみただろうか。 あの歌詞が思い浮かんだ人、正直に挙手。 #center(){&font(#ff0000){\バーカ アーホ ドジマヌケ/}} ……この曲、あまりにキャッチーなメロディからか、替え歌がめちゃくちゃ有名である。 「ビビデ バビデ ブー」やら、「クワイ河のマーチ」やらと同じく、恐らく全国の小学生が口ずさんだと思われる。 例によって、その起源ははっきりしていない。CMソング(本家wikiより)という説もあるが、正確ではないだろう。 上の2つに負けず劣らず、地域ごとのバリエーションがやたら豊富。 ・上記の歌詞に「オタンコナス カボチャ」とする。 ・2回繰り返す。 ・「ドジ」が無い。 ・「デブ」から始まる。 が、共通して #center(){&font(#ff0000){口汚い罵倒}} である。 もう一度言う、 #center(){&font(#ff0000){口汚い罵倒である}} 「バカ」「アホ」といった代表的文句から、流れるように「ドジ」「マヌケ」と続く。更に「オタンコナス」ときたものだ。 号泣ものである。 しかし、この替え歌が本気の罵倒と受け取られることは少ない。リズミカルかつ明るい旋律と歌詞のギャップが笑いを誘うし、第一、最後が「カボチャ」である。 「なぜカボチャ?」といわれれば、恐らく「(オタンコ)ナス」と来たから、だろう。 しかし、「ナス」だから「カボチャ」、という発想には、ただの罵倒ではない、子供なりのユーモアと優しさが隠れているのではなかろうか。 しかし、数百年後に地球の裏側の島国でこんな歌詞が付けられるとは、いくら&font(#ffdc00){変態紳士}で有名なモーツァルトも想像できなかっただろう。 ……喜んではいるかも。 追記修正は、替え歌を歌いながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 好きなら好きでいいと思うよ -- 名無しさん (2013-11-16 09:33:03) - バーカバーカエヘン虫~♪というCMがあったな。 -- 名無しさん (2014-04-16 17:48:57) - ↑ヴィックスドロップのCM(かなり昔) -- 名無しさん (2014-11-28 20:22:12) #comment #areaedit(end) }