EZコレクション(トランスフォーマー)

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EZコレクション(トランスフォーマー)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2021/05/06 Thu 23:20:00
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EZコレクションは、変形ロボット玩具[[トランスフォーマー]]シリーズにおける商品展開の1つである。
海外での展開における「リージョンクラス(レジェンドクラス)」及び、日本においては『[[トランスフォーマー ダークサイド・ムーン]]』期に展開された「サイバーバース」についても記述する。


*概要
EZとは「イージー」、要はデラックスクラス以上で発売されているTFを簡易化、小型化した廉価版のことである。
大きさもある程度そろえられており、原作での大きさとはやや違和感が出るが、一方で並べた時の統一感はある。「コレクション」はそこからきているのだろう。
『ギャラクシーフォース』期に初めて発売され、それ以降のシリーズにもまたいで展開されている。

小型で安価な変形玩具という事もあって、[[マイクロン>マイクロン(トランスフォーマー)]]の後継商品と思ってもらえるとわかりやすい。最も、マイクロンと同時展開している作品もあるが。
違いとしてはマイクロンよりは多少大きいこと、そしてオリジナルのキャラクターであるマイクロンに対し、EZコレクションは既存キャラクターの廉価版という事である。

主な入手方法としては、単品販売、セット販売、ブラインドボックスでの販売、キャンペーンやイベントでの配布、果ては雑誌付録など。

海外では「リージョンクラス」あるいは「レジェンドクラス」と呼ばれていることが多い。日本と比べても単品販売されていることが多いのも特徴だろう。

先ほどから廉価版と言っているが、似たビークルでありながら変形パターンは通常版の省略ではなく独自の変形パターンを兼ね備えていることもあり、侮れない。
特に[[コンストラクティコン>Constructicons/コンストラクティコン]]は通常サイズより先にロボットモードへの変形とデバステーターへの合体を両立した傑作である((リベンジ当時の通常版は変形するが合体しない単独版と合体するが個別の変形はない合体版に分かれていた。通常サイズでの変形と合体の両立は『スタジオシリーズ』になってようやく成し遂げられている。))。


*商品展開
ここからは、主に日本国内での商品展開について記述する。
**ギャラクシーフォース
[[ユニクロン三部作]]3作目である『ギャラクシーフォース』でEZコレクションが初登場。
初期ゆえか若干大きさが異なり、リージョンクラスより少しだけ大きい。
ちなみに日本でのパッケージは海外版パッケージに多少の変更を施したものである。

「マスターガルバトロン」は雑誌『電撃ホビー』の付録として配布されている。最も内容は「マスターメガトロン」の色違いに過ぎないが。

**実写版1作目
2007年の『[[トランスフォーマー(実写版)]]』では、すばる堂(現タカラトミーアーツ)から食玩で発売された。

まだまだ黎明期であり、ディテールなどに甘さがみられるが、ラチェットなど、おもしろい変形をする商品もある。

**リベンジ~アニメイテッド
実写版2作目『[[トランスフォーマー リベンジ]]』ではタカラトミーから発売。&s(){残念ながら}ブラインドボックスになっており、何シリーズか展開されている。

[[ジェットファイアー>Jetfire/ジェットファイアー]]と合体できるリベンジ版[[オプティマス>OPTIMUS PRIME/オプティマス・プライム]]はオプティマスとしては特異的な変形ながら、以降のシリーズでも何回も使われ、10年たってもお目にかかる長寿型である。
[[ツインズ>The Twins/ザ・ツインズ]]やラヴィッジなど、変わり種も。

途中から『[[トランスフォーマー アニメイテッド]]』のEZコレクションも追加。実は本来はこっちの方が先に作られている。
アニメイテッド独特のカートゥーン調デザインがうまく落とし込まれていて出来がいい。

コンストラクティコンのみ、ブラインドボックスではなく個別で販売されている。

**ダークサイド・ムーン
実写版3作目『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』では海外版に合わせて「サイバーバース」シリーズという名称で展開。いくつかの変更が行われた。

1つ目はデザインが大幅に洗練され、通常版と比べても見劣りしにくくなったこと、2つ目に従来の「リージョンクラス」とは別に大型の「コマンダークラス」が登場するようになったこと、3つ目に基地遊びが出来るようになったこと、4つ目に武器が追加され、3㎜ジョイントによりある程度のカスタマイズ性が追加されたことである。

youtubeで展開されている『[[トランスフォーマー サイバーバース]]』とは関係ない。&s(){名前被りはTFにはよくあること。}

**クロニクル
『トランスフォーマークロニクル』でのEZコレクションではG1デザインの商品が登場。目玉は小型ながらしっかりと銃に変形する[[メガトロン>メガトロン/ガルバトロン(G1)]]か。

途中からはG2や実写版の商品も登場している。

**プライム
『[[トランスフォーマー プライム>超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム]]』は海外では引き続き「サイバーバース」として展開されているが、日本では「EZコレクション」に戻っている。とはいえサイバーバースでのいくつかの変更点は健在。

基地遊びに関しては、日本では[[アームズマイクロン>アームズマイクロン(トランスフォーマー)]]と組み合わせて遊ぶことも推奨されている。&s(){大きさ的におかしなことになるが。}

プライム終了後はG1を中心に展開されたが、続編となる『[[参乗合体 トランスフォーマーGo!]]』でEZコレクションとは書かれてないながらも同等の大きさである((海外ではサイバーバースシリーズに入る。))「ゴラードラ」(海外では[[オボミナス>テラートロン]]として発売)が登場している。

遊園地のアトラクション「トランスフォーマー・ザ・ライド」登場キャラクターである「イーバック」も何故かプライムのEZコレクションとして発売((海外ではダークサイド・ムーンの商品として発売している。))。

**ロストエイジ
実写版4作目『[[トランスフォーマー ロストエイジ]]』では、簡易変形シリーズ「ロストエイジシリーズ」に成り代わってしまっている…

一応海外では過去商品の再販がなされている。特にコンストラクティコン(デバステーターとしてセット販売)の再販は驚いた人もいるだろう。
何故かゴラードラのジュララ(海外ではリッパースナッパー)が「グリムロック」として発売されているが。

**アドベンチャー
『[[トランスフォーマーアドベンチャー]]』では簡易変形が「イージーダイナミックシリーズ」として登場しながらもそれとは別に発売。海外でも「サイバーバース」シリーズから従来品に近い仕様に戻っている。
しかし、4体セットで4000円(1体1000円)とやたら強気な価格設定になっている。てれびくんなどの児童誌の付録やキャンペーン配布などは一応行われているが…

なお、「EZコレクション」という名称は&bold(){アドベンチャーを最後に使われなくなった。}

**最後の騎士王
『[[トランスフォーマー 最後の騎士王]]』では実写版での商品展開が復活「ロストエイジ」登場キャラもようやくリージョンクラスで登場した。

しかし、日本では[[トイザらス]]限定やテレビマガジンの付録でごくわずかに登場しただけである…

また、このころからより小型な「タイニーターボチェンジャー」シリーズが発売され(日本未発売)、アニメの方の「サイバーバース」ではそちら一択になっている。

**バンブルビー
『[[バンブルビー(映画)]]』では、「エネルゴンイグナイターズ」というシリーズの一環としてユニットと組み合わせて自動走行するギミックが付与された。
そして何より、&bold(){リベンジ以来久々に新規造形オプティマスが登場している。}

日本では雑誌付録以外の入手方法はない。


*余談
[[トランスフォーマーGT]]ではEZコレクション限定キャラの「セーフティプライム」がイベント限定で配布された。
内容自体は一般販売されている「プロール」のリカラーだが、中学生以下限定であり、コレクターは入手に苦労するかもしれない。

映画バンブルビー以降、リージョンクラスの商品はバッタリなくなっている。もっとも、休止してから時間があまり経っていないので後々復活するかもしれない。

日本では雑誌付録という形であるが細々と展開を続けている。特に2019年刊行の講談社MOOK「トランスフォーマーファンブック」では980円(税抜き)で&bold(){日本未発売のリージョンクラス2体}が付録になった。
これはこれまでのTFの雑誌付録どころか、他コンテンツの講談社MOOKと比べても屈指のコスパである。&s(){完全に本がオマケ。}
翌年の「ファンブック2020」では日本発売済みの商品でありながら、値段((増税でわずかに高くなっているが。))やリージョンクラス2つという圧倒的コストパフォーマンスは変わっていない。


追記・修正はEZコレクションをコレクションしている方にお願いします。

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- プライムの蜘蛛姉さんが小ぶりながらなかなか出来が良かったな。これを発展させてDX版を作り直して欲しかったよ…。  -- 名無しさん  (2021-05-07 07:12:00)
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