Another(綾辻行人)

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Another(綾辻行人)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/02/07(火) 19:26:35
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&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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&font(#ff0000){〈死者〉は、誰─?}


 



2009年に発表された綾辻行人の小説。
『館シリーズ』などの代表作で新本格派ミステリー作家として知られる作者は「新たな代表作」として位置付けた学園ミステリー&ホラー作品。


一部オリジナル展開を交えた清原絋による漫画版もヤングエースで連載された。
2012年より監督・水島努、キャラクター原案・いとうのいぢ、製作・P.A.WORKSでテレビアニメが放送され、同年初夏には実写映画が公開された。

テレビアニメは富山県内の風景が使われているが、映画は三重県伊賀地方で撮影されている。


この度、スピンアウト長編の『Another episode S』と続編『Another2(仮題)』を構想中だということを作者がTwitterでうっかり明かしてしまった。
その後、『episode S』については電子書籍サイトで連載された後、2013年に単行本として刊行された。


【あらすじ】
かつて夜見山北中学校の3年3組には「ミサキ」という生徒がいた。
スポーツ万能、成績優秀、気さくでチャーミングと人気者だったミサキだが、ある日突然急死してしまう。
 
悲しみに打ちひしがれたクラスメイトたちは、卒業までの日々をミサキが生きているかのように過ごすことにする。
ミサキの席はそのままに、朝は挨拶し、折に触れて皆で話かけるなど、ミサキの死亡などなかったように振る舞った。
しかし、ただ死者を悼むためのその行為が、3組にある『歪み』を生じさせてしまう。

そして1998年春、その3年3組にひとりの少年が転校してくるのだが……。


【主な登場人物】

◆榊原恒一(さかきばら こういち)
CV.[[阿部敦]]/演.山崎賢人 
主人公。
父の仕事の都合で母の実家がある夜見山市の夜見山北中学校に転校してくるが、気胸を患ったため最初の1ヶ月を病院で過ごす。
興味を持ったことには積極的に触れていくタイプ。ホラー小説好きで、美術にも興味がある。
榊という字が若干特殊で、木+神ではなく木+示+申で構成される。
超高感度鳴ちゃんセンサーを装備。
相当な攻撃回避能力を持つが基本鳴のためにしか発揮されない。
 
◆見崎鳴(みさき めい)
CV.[[高森奈津美]]/演.橋本愛
左目に眼帯をしたミステリアスな少女。
恒一に3年3組が「死に近い所にある」と警告する。
雨は嫌いじゃないが、質問攻めは嫌い。
恒一は彼女について触れる者が誰もいないことを不審に思う。


◆赤沢泉美(あかざわ いずみ)
CV.[[米澤円]]/演.秋月三佳
3年3組の対策係を務める。物怖じせずに物事を言うタイプで、恒一のことは名前で呼ぶ。
原作とアニメとでかなり扱いが異なり、原作ではストーリーにほとんど絡んでこないが、
アニメではサブヒロイン的立ち位置とツンデレを付与された。

◆風見智彦(かざみ ともひこ)
CV.[[市来光弘]]/演.脇卓史
3年3組のクラス委員長。勅使河原とは小学校からの幼なじみ。
勅使河原いわく「昔は一緒に馬鹿ばっかりやっていたが、いつの間にか優等生もどきになった」。
基本的には臆病な性格。
アニメ版では桜木が好きという設定が付与された。
キャラソンのジャケットに写っているのにキャラソンはないという不遇の人。
 

◆桜木ゆかり(さくらぎ ゆかり)
CV.[[野中藍]]/演.岡野真也
3年3組のクラス委員長。
ぽっちゃり体型。座席は教卓の正面。
「ミサキ」という言葉を恐れるような反応をする。
漫画版では赤沢と仲がいいという設定が追加された。
漫画版とアニメ版で容姿が全く違う。
漫画版では黒髪でまっすぐに髪が伸びているが、アニメ版では栗色の癖っ毛をしている。
公式画集では赤沢に勝るとも劣らない水着姿を見せた。

◆勅使河原直哉(てしがわら なおや)
CV.[[前野智昭]]/演.宇治清高
3年3組のムードメーカー的な存在で、口は軽い方。風見とは腐れ縁的な仲。
恒一のことは名字から「サカキ」と呼ぶ。

◆望月優矢(もちづき ゆうや)
CV.[[山本和臣]]/演.井之脇海
美術部員。恒一とは席が隣。
独特な感性でデッサンを描き、ムンクやダリに感銘を受けている。
三神先生に憧れを抱いている様子。


その他の生徒は[[こちら>夜見山北中学校1998年度3年3組(Another) ]]を参照。
 
◆怜子(れいこ)
CV.[[榊原奈緒子]]/演.加藤あい
恒一の叔母。29歳。職業は兼業画家。
夜見山北中学校の卒業生で、恒一には夜見山での生活について何かとアドバイスする。
漫画版では地味に巨乳。

◆水野沙苗(みずの さなえ)
CV.[[吉田聖子]]/演.佐藤寛子
恒一が入院した病院の看護婦。
恒一と同じくミステリー小説好きで「同好の士」として恒一に気さくに接する。
3年3組に弟がいる。

◆霧果(きりか)
CV.[[原田ひとみ]]/演.つみきみほ
『夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の』という工房を持つ人形師の女性。
鳴はその眼帯からよく某中二病アニメのヒロインと並べて語られるが、
元を正せばいちばん中二病なのはこの人である。
 
◆久保寺紹二(くぼでら しょうじ)
CV.[[三戸耕三]]/演.正名僕蔵
3年3組の担任教師。担当教科は国語。
温厚で丁寧な言葉使いで話す。
アニメ版は地味にネタにされる。

◆三神(みかみ)
CV.宮牧美沙代
3年3組の副担任で、美術部の顧問。

◆千曳辰治(ちびき たつじ)
CV.[[平田広明]]/演.袴田吉彦
夜見山北中学校の第二図書館の司書。
演劇部の顧問でもある。
無愛想でいつも黒い服を着ており、
怜子が在校生の頃は女子から気味悪がられていたという。

◆藤岡未咲(ふじおか みさき)
CV.[[五十嵐裕美]]
恒一が転校する前に死亡した少女。
5月発売の0巻OVD同梱版に収録する第0話に登場。
鳴とよく似ているが、彼女に比べると髪が茶色っぽく、暖色系の服を好む。
性格も明るく、遊び心で右目に眼帯をする事もある。
 





追記・修正はご自由に。





ただし──ネタバレには気をつけて。







 
もう、始まってるかもしれない。

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- 宮牧美沙代は存在しない声優。そして、副担任、三神の下の名前は玲子。美術部の顧問。ここまで、来れば分かるでしょう。  -- 名無しさん  (2013-05-31 10:36:16)
- アニメは終わりが尻切れトンボ言われるが原作も同じようなもんなんだよな。続編考えてたから。  -- 名無し  (2013-05-31 17:01:04)
- 杉浦多佳子と小椋由美の紹介は無いのか  -- 名無しさん  (2013-06-27 12:56:24)
- こういっちゃんあそこまでしといて鳴ちゃんが好きな自覚あるか微妙なんだよなー  -- 名無しさん  (2013-06-27 15:57:00)
- 小松由佳さん  -- 名無しさん  (2014-03-05 17:11:13)
- 漫画は絵柄が雰囲気に合ってて良かった。あかざーさんをレギュラーキャラにしたのも清原氏の功績  -- 名無しさん  (2014-03-05 17:21:42)
- アニメ版が原作より面白かった稀有な例だな  -- 名無しさん  (2014-03-05 17:55:29)
- 原作も、漫画版もアニメ版も、みんな面白かったという珍しい作品。  -- 名無しさん  (2014-04-23 19:26:12)
- 原作小説、アニメ版、漫画版、全部大成功だわな。え?実写映画?  -- 名無しさん  (2014-04-28 22:03:58)
- ↑何の話だ?  -- 名無しさん  (2014-05-07 22:52:48)
- ↑そんなもんあったか?  -- 名無しさん  (2014-05-07 23:38:28)
- 完全に止める方法がないってのがなあ…止めても来年にはまた人が死に始めるから救いはないよな。  -- 名無しさん  (2014-05-20 13:41:10)
- 館シリーズみたいなもんかと思って読み始めて、全く違って驚いた記憶  -- 名無しさん  (2014-06-06 21:27:37)
- 赤沢さんは漫画版のほうが可愛い  -- 名無しさん  (2014-09-03 05:07:00)
- アニメ見てるときに思ったんだが無理やり2クラスにしたらどうなるんだろうか  -- 名無しさん  (2014-09-30 07:53:54)
- とうとう来たな続編。どんなトリックで来るのか、恒一や鳴はどう関わるのか…楽しみだ!  -- 名無しさん  (2014-10-20 21:34:10)
- 原作小説、アニメ、漫画版、どれもこれもかなり面白かった稀有な作品。  -- 名無しさん  (2014-10-26 21:35:16)
- ちょっとご都合主義が酷いっていうか・・・。もっとはっちゃけたり突き抜けてたら違ったんだろうが本格ミステリー気取ってたから落胆したわ  -- 名無しさん  (2014-10-26 21:54:53)
- 結局人がいっぱい死ぬだけ。まあ日本人に限らずただグロいだけで有名になる作品はあるからね、タイミングが良かった  -- 名無しさん  (2014-10-26 21:57:39)
- 俺は好きだぞ 今までにないタイプのホラ~だった  -- 名無しさん  (2014-12-21 06:13:19)
- こういう明らかに現実離れした超常現象チックな要素を根幹に盛り込んでもミステリーって言っていいんだなと驚いた。いや、小説から離れてただの単語としてみればミステリーは謎とか不可思議とかに置き換えられる単語だが  -- 名無しさん  (2014-12-21 06:20:27)
- 作中のオカルトではなく、推理を重ねるというアプローチでも読者は死者の正体に気づくことができるという恐るべき小説。・・・私の脳みそではもちろん無理でした  -- 名無しさん  (2015-01-08 03:36:08)
- あれから3年 今でもPAはこれを超すアニメが生まれていない。  -- 名無しさん  (2015-10-24 01:00:42)
- 作者は推理モノが苦手なのですよ  -- 名無しさん  (2016-01-08 05:29:26)
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