アスベル・ラント

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アスベル・ラント - (2015/09/27 (日) 23:27:48) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/01/08(金) 21:59:01
更新日:2024/02/15 Thu 00:06:25
所要時間:約 7 分で読めます




「言っただろう、俺は絶対に…お前を消させないと…!」

アスベル・ラント
(Asbel Lhant)

CV.櫻井孝宏・甲斐田ゆき(幼少期)

テイルズ オブ グレイセスとその移植完全版であるテイルズオブグレイセスfの主人公

年齢:18歳(幼少期11歳)
身長:175cm
体重:65kg
クラス:剣士
一人称:「俺」

ラント領主の長男。領主の地位を継ぐべくさまざまな心構えを聞きながら育つが、ある事件をきっかけに故郷を離れ、王都にある騎士養成学校へ入学。
そこでひたむきに訓練に打ち込み、真面目で礼儀正しい青年へと成長する。(説明書より抜粋)


子供のころは町のガキ大将で、弟のヒューバートや幼なじみのシェリアと共に遊んでいた。
その一方で、領主の長男である事を理由に自分に厳しく接する父には反発していた。
ある日、ヒューバートと近くの裏山の花畑に行くと見知らぬ少女が眠っていた。
記憶を失っていた少女を家に連れて帰り、少女が気に入っていたクロソフィの花からソフィと名付ける
(最初はタイガーフェスティバルというセンス抜群の名前にしようとしていたが、シェリアのファインセーブに防がれた)。
そして、ラントに来たウィンドルの王子リチャードと小さな冒険を通して友達になる。

その後、父とヒューバートの後を追い王都バロニアを訪れた時にリチャードに再会し、城を案内してもらうために聖堂近くで待ち合わせる。
が、全く来る気配がないのでリチャードを驚かせようと聖堂の地下へと進む。
そんな彼らが地下道の先で見たのは、倒れているリチャードであった。
そこに突然現れた謎の魔物によりヒューバートとシェリアは壁に叩きつけられ気絶し、アスベルも瀕死の重傷を負う。
薄れゆく意識の中、彼は、見たこともない憤怒の表情で魔物に挑むソフィの姿を目に焼き付けた。

そしてアスベルが目を覚ました時、父からソフィは死んだと聞かされ、ヒューバートはストラタのオズウェル家に養子に行ってしまった後だった…
自身の無力さを痛感したアスベルは、もう誰も失いたくないという思いから『誰かを護れる力』を求め、父アストンの後を継がず、単身で騎士養成学校へと入学する。


7年後、アスベルが教官のマリクと共にオーレンの森の村の調査に向かう所から青年期は始まる。

調査から戻った彼の目の前に、一人の少女が現れる。彼女はかつての幼なじみであり、故郷にいるはずのシェリアだった。
久しぶりの再会に驚きながらも喜ぶアスベルに、しかしシェリアはかつての笑顔は見せず、父・アストンの戦死を伝える。

アスベルは母を見舞うためにラントに戻り、そしてそこで他国の侵略が起こる。
領主の息子として、剣を手にシェリアと共に戦いに赴くアスベル。だが力及ばず、自らが囮となって兵士を逃がす。
自身に付いて来てくれたシェリアと共に、死を覚悟したその時、謎の光が起こる。
その光の中から現れたのは、かつて失った友達、ソフィそっくりの少女だった………


戦闘ではガチガチの前衛タイプで特に防御力がすこぶる高くまさに仲間を守るRPGよろしくである。

さらにA技B技共に威力、使い勝手がよくボタン連打でも悠々敵をフルボッコにできる(難易度によるが)。

(その気になれば)A技のみB技のみでも戦い抜けるが、A技B技をうまく絡めて立ち回れるとすごくカッコイイ。

なお、連携後の納刀時にHPがそれに応じた分回復するので、抜刀と納刀をうまく使えば一人で回復いらずな剣士でもある。

B技ではスキルで
崩雷殺→葬刃
魔神剣→裂壊桜→風牙絶咬→抜砕竜斬
衝皇震→邪霊一閃→冥斬封
雷斬衝or砕氷刃→朧月夜→魔王炎撃波→裂空刃
紫電滅天翔→封神雀華→裂震虎砲
となる。葬刃と烈空刃からLV2と3の秘奥義を繋げると最初が当たらない。
ちなみにfでは魔神剣(B・□技)と魔神拳(A・〇技)の両方を覚える。

発売前こそ、外見やら中の人やらセリフやらでコードギアスの某キャラのネタでいじられていたが、
現在では後述の要素から「アスベル父さん」、戦闘不能になった時のセリフ「マモレナカッタ…」でいじられまくっている。

基本的には礼儀正しい好青年ではあるがどこか天然で戦闘後の掛け合いでノリが悪いシェリアに対して文句を言ったり決めゼリフが揃わなくて隅っこで体育座りをしながら寂しく泣いたりもするが、一方で傷ついたシェリアそっちのけで決めポーズ取ってたりする。
スパリゾートではシェリアにナンパされたりした。

クリア後の隠しダンジョンでは暴走する仲間にするどい突っ込みを放つこともしばしば…

パーティでは、メンバーのまとめ役である点、上述の過去の件も含めてソフィには特に優しい点、度々起こるシェリアとのラブコメからお父さんポジションである。
ちなみに好物はカレーの甘口。子供か、とか言ってやるな。中辛ですら気絶するほど辛いのが苦手なんだから…

なお亡き父の日記が見つかりそれを母ケリーから渡されるサブイベントがあるがこれは是非見てもらいたい、なぜこのイベントが本編にないのかを疑ってしまうほどに感動すると思う…


PS3版の本編から半年後を描いた未来の系譜編では、ラムダと上手くやっている模様でアクセルモードや秘奥義では力を借りている。
又、母親から縁談の話をしつこく聞かされており、これによりようやくシェリアを気にしはじめており、未来への系譜で初めてシェリアにあった時は、今まで見せた事の無い行動をとっていた。

そしてエンディングでシェリアにプロポーズをしており、これによりスタン以来となる結婚した主人公となった。

ソフィに対しては、最初はアスベルの方もソフィの問いに戸惑い、すれ違っていた。

しかし、自分が生きている限りは長い時間をかけて一緒に悩むことを選択し、ラント家に養子に迎えた。

※詳しくはシェリアとソフィ、それぞれの項目参照。


秘奥義

獣破轟衝斬
単体仕様だが、アスベルはヒットを稼ぎやすいため一人で楽に発動出来る。
「全てを切り裂く!」

白夜殲滅剣
こちらもほぼ単体仕様。PS3版では演出が派手になった。
「閃く刃は勝利の証!」

斬空刃無塵衝
蹴りと居合い切りで敵を切り刻む。範囲がかなり広い
「全ての因縁と、全ての運命に! ケリをつけるぞ!ラムダ!」

天覇神雷断
新秘奥義。アクセルモード100%使用時のみ使える。威力は使用回数で変化し、使い込むほど強くなる。
「行くぞラムダ!天を貫く!断ち切れ!極光!」


コスチューム変化で某ナイトオブセブンとか某死の恐怖なんかになっちゃったりするようだ…


【他作品への客演】
  • レディアントマイソロジー3
ソフィ、シェリアと共に外伝デビュー。
ラント領主ではなく騎士団員であり、フレン・シーフォの部下。そのため、フレンを『隊長』、自国の姫であるエステリーゼを『エステリーゼ様』と呼ぶ。
エステルを連れ戻しに来たものの、彼女の強い意志に触れ、彼女と共にギルドに残る。チャットではTOV組や剣士組とよく絡む。

原作と違い攻撃後のスキが大きくオートだと余り活躍出来ないことも。スキが大きい奥義を使用不可にした方がよい。
また、原作で主力技だった魔王炎撃波、邪霊一閃、極光蓮華、等は覚えない。
さらに、オートで秘奥義を出すと高確率で外れるという不具合が発見された。
OPでリオンと共にかませ犬にされ、作中のスキットでは無理矢理下ネタをやらされたり、食えたものではない料理も二回も食べされられたり、フレン(糞料理を食べさせらたのもこいつのせい)の部下という設定からかV組に振り回され気味だったりと苦い思いの外伝デビューとなった。


  • ツインブレイヴ
コミカルシナリオ担当。
第一章で世界を救うというカブトボーグ的な出だしから始まる。ここまではまだまともだったが…
世界を無事に守り切れたため、守るものがなくなってしまったアスベルは、なんでもいいから守るものを探すべく奔走……いや暴走していく。
シェリア「もう彼の好きにさせてあげてー!」

シリアスではエターナルソードの回収を国から命じられ途中でシェリアと合流する。
シェリアを傷つけない為にムチャをしてケガをし、ケガが治ってないまま一人でデュークに挑みやられかけたところをシェリアに助けられる。
自分は間違っていたことに気づき二人でデュークを倒した。
途中で意見の食い違いからシェリアと戦う(プレイヤーはシェリア操作で勝てなきゃ進めない)
シェリア視点のアスベルの成長物語…なのだが正直アスベルが足手まといに見える…


ちなみにフェスやDVDでは天然なネタキャラポジションである。
特に好物のカレーが絡むと完全に周りが見えていない。
『すまないが割り込まないで欲しい。カレーパンを先に作ってもらう約束をしているんだ(真顔で)』
ソフィといい、やっぱり親子だ…

ちなみに『マモレナカッタ…』もネタにされている。

現在(ツインブレイヴまで)の外伝作品等での主な出番や役割はほぼ「ネタキャラ化」か「踏み台」だけである。その扱いはかつてのヴェイグに近い(両者共に公式で台詞をネタにされていたり)。


「すべてを追記・修正したいと思うのは…そんなに無理なことなのだろうか…」

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