決闘竜(漫画版遊戯王5D's)

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決闘竜(漫画版遊戯王5D's) - (2015/03/07 (土) 23:21:30) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/09/17(土) 11:51:04
更新日:2024/04/04 Thu 10:33:27
所要時間:約 5 分で読めます





漫画版遊戯王5D'sに登場するキーカード。
5000年前に決闘神官(ディアク・ウム)と決闘巫女(デュエル・シスター)が従えていたモンスターである。

全部で10枚(進化体含めない)からなり内6枚はあの「シグナーの竜」でデザインに痣が混じっていたり黒みがかっていたりと多少異なっている。
口上も効果もアニメとは別物だがレベルと攻守は同じである。
また、超官が赤き竜の痣(心臓あり)のカードを眺めているシーンもあった。
残りの4枚は漫画版オリジナルである。

冥界龍以外全てシンクロモンスターであり、名前は「○○龍(竜)・○○○」で統一されている。(シグナーは竜・オリデザは龍)

但し、アニメに出てきたシグナーの龍とは異なり基本的には全て闇のカードであり、使い手は闇のフィールに呑まれ凶暴化する。
決闘竜は決闘者と強い結び付きがあり、浄化するには決闘疾走をし決闘竜で決闘竜を破壊するしかない。
浄化した際には闇に呑まれる前の性格に戻ったほか、破壊した側に破壊された側の記憶が流れ込んだりもした。

今のところOCG化した決闘竜はかなり良調整を受けており、原作完全再現できないまでも強力な効果持ちが多い。
また光属性の閃珖竜・月華竜以外闇属性で機械族の機械竜以外ドラゴン族となっている。 

【一覧】

  • 閃珖竜 スターダスト
「星海を切り裂く一筋の閃光よ!!魂を震わし世界に轟け!!」

ATK2500 DEF2000
1ターンに1度選択したカード1枚の破壊を無効にする。

攻撃名は「流星閃撃」(シューティング・ブラスト)
効果名が「波動音壁」(ソニック・バリア)

フィール版スタダ。王偏に光旁なのは『光指す道』からだろうか?

一撃疾走の最中で遊星がスタダの哀しみを感じ心を通わせたことで手に入れた。
各所でネタにされている闇堕ち遊星はこいつの闇のフィールが原因。
本家と比べると破壊無効にリリースが必要ではなくなり戦闘破壊にも対応しているが1枚しか守れなくなっている。

後に遊戯王5D's第5巻付録カードとしてOCG化。
1ターンに1度だけ表側表示の自分のフィールドのカードが破壊されなくなる効果になった。
除去カードの連打に耐えられなくなってしまった点で漫画版よりは弱体化している。

しかし本家と違って光属性なことに加えて毎ターン対象をとる効果が使えるため、
青眼デッキでは青き眼の乙女やドラゴン・ヌートを対象にこの効果を発動することで毎ターン青眼の白龍が呼び出される恐るべきコンボが成立する。

他にも安全地帯とのコンボで破壊されにくいモンスターに生まれ変わったり、裁きの龍の効果やブラロ効果で生き残ったりと自分が使った破壊効果とも非常に相性がいい。
最近本家の採用率を上回っていたり。

一万年前の真の姿はチューナーだったとかなんとか。


  • 琰魔竜 レッド・デーモン
「漆黒の闇を裂き天地を焼き尽くす孤高の絶対なる王者よ!!万物を睥睨しその猛威を振るえ!! 」

ATK3000 DEF2000 星8
1ターンに1度このカード以外の攻撃表示モンスターを全て破壊する、この効果でモンスターを破壊できなかった時攻撃出来ない。

攻撃名は、火炎攻撃が「極獄の裁き」 (アブソリュート・ヘル・ジャッジ)
物理打撃が「極獄の絶対独断 (アブソリュート・ヘル・ドグマ)」
全体除去効果が「真紅の地獄炎」 (クリムゾン・ヘル・バーン)

フィール版レッド・デーモンズ・ドラゴン、王偏に炎旁と実にジャックらしいネーミングである。紅蓮魔竜?四文字になっちゃうから…
幼少期のジャックがフィール研究所で手に入れたカード、
だが最近まで鬼柳さんに盗まれておりジャックは各所へ探し回っていたが現在は遂にジャックの手に渡る。
ぶっちゃけアニメと比べると結構寸胴

遊戯王5D's第六巻にてついにOCG化!!本家レモンよりマッチョ。
破壊効果はそのままで、攻撃制限デメリットは破壊効果を発動した場合他のモンスターが攻撃出来なくなる効果に変更された。
効果を発動しようとしまいと攻撃できるようになった点では強化されている。
しかし効果発動後にモンスターを並べて総攻撃が出来ないという点では弱体化されている。
ワンキルパーツとして悪用されにくいように調整されたのかもしれない。

本家が守備モンスターを殲滅して優勢時のダメ押しに役立つのに対し、
こちらは相手のアタッカーを殲滅して劣勢から切り返すのに向いている。
そういう意味ではアニメ版ジャックが使ったバトルフェーダーとは相性がいい。
(バイス・ドラゴンなどを使うのであればアニメ版遊星が使った速攻のかかしのほうが相性がいいが。)
相手の猛攻をしのぎ、反撃の狼煙を上げるという王道アニメ展開をデュエルで実現できる。

素材指定は同一なのでエクストラデッキに両方入れて状況によって使い分けるのも面白い。
また本家が守備モンスターを殴らねば効果を発揮できず、デメリットで味方を潰してしまう危険性があるのに対し
こちらは攻撃反応罠に引っかかる前に潰せ、効果を使わずとも単純に縛りなし星8シンクロの最高打点としてアタッカー運用でき汎用性では本家を大きく上回っている。


  • 機械竜 パワー・ツール


「鋼の逆鱗に触れたい奴はご自由に!!」

ATK2300 DEF2500 星7

このカードが装備魔法を装備した時、1枚ドローできる。相手の装備魔法を奪う事ができる。

攻撃名は「重装解体」(フルメタル・デモリション)
前半の効果名は「装備特典」(イクイップ・ボーナス)
後半の効果名は「装備強奪」(イクイップ・グラブリング)

龍亞がイェーガーとの契約により手にいれたカード。
見た目はパワー・ツール・ドラゴン

オリジナルとかなりシナジーが噛み合うのでOCG化が強く望まれていた。
OCG化の際にはドロー効果は自分のターンに1度のみ、装備魔法を奪う効果は自分フィールドにまで範囲が広がったが、1ターンに1度の制限がついた。
本家で装備サーチ→攻撃の後に装備貰いドロー→攻撃といった流れはシンプルだが強烈。


  • 妖精竜 エンシェント

「太古の森よりフィールドを制圧する精霊よ、かりそめの姿に身をやつし降臨せよ」

ATK2100 DEF3000 星7

フィールド魔法が発動した時1枚ドローする。フィールド魔法がある時場のカード1枚を破壊できる。

攻撃名は「妖精靭尾」 (フェアリー・テイル・ウィップ)
破壊効果名は「森葬の霊場」 (スピリット・ ベリアル)

龍可をヤンデレ化させた彼女の決闘竜、召喚時は闇のフィールが凄まじいことになっていた。
見た目はエンシェント・フェアリー・ドラゴン
こちらもオリジナルと噛み合った効果を持つ。しかし、機械竜パワー・ツールとこれはバウンスを利用すると無限ドローができてしまう。
そのためにOCG化された際にはパワー・ツールと同じく、ドロー効果は自分のターンに1度のみとなった。また破壊は相手攻撃表示モンスターのみ。


  • 玄翼竜 ブラック・フェザー


「漆黒の風を纏い、末世から飛翔せよ!」

ATK2800 DEF1600 星8

ダメージを受けた時、400ポイントにつき1枚デッキからカードを墓地へ送り、墓地へ送られたモンスター1枚につき攻撃力を400ポイントアップさせる効果を持つ。

攻撃名は「黒怒尖闘撃」 (ブラック・レイジ・エントリー)

クロウが使用した決闘竜。
見た目はブラックフェザー・ドラゴンと殆ど同じ。
ダメージを無効にはしないのでメインは墓地肥やしとなり、本家とは大きく役回りが異なる。

OCG版では喰らったダメージ量によらず5枚まで墓地に送る事が出来るようになった、
……が、何枚モンスターを送ろうとも上昇値は400止まり、効果発動も1ターンに1度縛りがつき、安定性は増したが爆発力を失ったため微妙な性能である。
漫画のままだとしても微妙とか思われていたが漫画は相手がダメージを受けた時も発動していた、他のカードに頼らなくても発動できる分こっちが欲しかった…。

ただ墓地を必ず5枚も肥やせるのでなかなか悪用しがいはある。玄翼竜以外の自爆特攻や自分のカード効果でも発動できる為、積極的にダメージを受けることができるデッキだと面白い。
アゲインスト・ウィンドやゼピュロスを擁するBFでは決して使えなくはない、効果でヴァーユを落とせたら儲け物。

カーガンライコウ?そもそもアゲインストなんか使わない?アーアーキコエナーイ


  • 月華竜 ブラック・ローズ


「清廉なる花園に芽吹き孤高の薔薇よ、蒼き月の雫を得てここに開花せよ!」

ATK2400 DEF1800 星7

1ターンに一度モンスターが特殊召喚した時、場のモンスターを一体手札にバウンス。

攻撃名は「散華の鎮魂歌」(ローズ・レクイエム)
効果名は「退華の叙事詩」(ローズ・バラード)

決闘巫女化し露出度とヒロイン力が大幅に上がったアキさんが使用した決闘竜。
見た目はブラック・ローズ・ドラゴン

第7巻付録カードとしてOCG化、属性は光。イラストのポーズがアレ

バウンスは自身が特殊召喚または相手の場にレベル5以上が特殊召喚された際に、相手の場の特殊召喚されたモンスター1体を対象に強制発動となった。
デブリ一枚で手軽に出せる破壊ではない除去・そう豊富ではない汎用7シンクロなどの要素から注目されている。



「地獄と天国の間…煉獄よりその姿を現せ」

ATK3000 DEF3000 星8
チューナーは闇縛り。
手札が0枚の場合、1ターンに1度相手が発動した魔法・罠の発動を無効にし、破壊する。

攻撃名は「煉獄の混沌却火 」(インフェルニティ・カオス・バースト)

今回の秘密に詳しい我らがリーダー鬼柳さんが使用
漫画オリジナルのカードにして三代目満足竜。
鬼柳さんが骸骨騎士と契約し手に入れたカード。また、最初にOCG化された決闘竜である。

ハンドレス状態の必要があるとはいえ二体並べれば全盛期のシエンを再現できるという
その能力の高さに全国のインフェルニティ使いは満足したぜ…。
効果使用後の攻撃力500↑は強すぎたのか削除された。
一ターン目でコイツとインフェルニティ・ブレイクが並ぶと無理ゲー感が漂う。



「魔神を束ねし蠅の王よ!ムシズの走る世界に陰りを!」

ATK3000 DEF3000 星8

ベエルゼは破壊されない
プレイヤーが受けたダメージを自分の攻撃力に加える

攻撃名は「魔王の赦肉祭」(ベエルズ・カーニバル)

漫画オリジナルキャラ セクトが骸骨騎士に与えられたカード 。
見た目は体から二対の龍と人らしき物が重なっている。

チューナーに闇縛りがついたものの、まさかの完全破壊耐性そのままでOCG化。
どんな手段でも破壊出来ないとは言え、バウンスや除外、ORU化などの破壊を介さない除去や
効果を無効化して強引に破壊するなど、突破する手段は色々あるので油断は出来ない。

まあ効果を無効化しても攻守3000の化物なうえ安全地帯などで更に耐性を強化することもできるためかなり厄介。


  • 魔王超龍 ベエルゼウス


「地を這いし億万の蛆虫よ!その身をやつし天を埋めよ!!全ての世界は我らの掌中にあり!!」

ATK4000 DEF4000 星10

破壊耐性と、相手モンスターの攻撃力を0にしてその数値分自分のライフポイントを回復する2つの効果を持つ。

攻撃名は「蠅王殲滅覇軍」 (ベエルゼウス・ ジェノサイダー)
効果名は「蠅王覇権 」(ベエルゼウス・サプラマシー)

チューナー+ベエルゼで召喚された「魔王龍 ベエルゼ」の進化形態と言うべきカード 。
漫画版8巻の付属としてOCG化。
素材は闇チューナー+モンスター2体と出しにくいが、効果は完全再現されている。
代わりに自分以外のモンスターは攻撃出来ず、攻撃力吸収した時には与えられるダメージが半減するというデメリットがついているが、まあ妥当だろう。
強力だが使いどころが難しく誓約が鬱陶しい厄介なカードという評価を貰った。


  • 冥界龍 ドラゴネクロ


「二体の亡者の魂が冥界の主を呼びさます!冥界の扉を破り現れよ!」

ATK3000 DEF0 星8

骸骨騎士が使用する「幽合」によって呼び出された融合モンスター。
現在のところ、「決闘竜」で唯一のシンクロモンスターではない。

攻撃名は「ソウル・クランチ」。

  • 相手モンスターを戦闘破壊できない
  • 戦闘した相手モンスターと同レベル同ステータスのトークンを自軍の場に出す
  • 戦闘した相手モンスターは攻撃力が0となり戦闘破壊出来なくなる

上記の通り非常にトリッキーな効果を持つ。
本編では「戦闘したモンスターの魂を奪う」という実に原作漫画テイストなテキストだった。

アンデット族二体の融合と言う緩い条件でOCG化。
相手を戦闘破壊出来ないのは自分の攻撃によってのみとなった。
レベルの無いエクシーズモンスターを攻撃した場合、トークン生成は出来ないものの
相手の攻撃力を0にする効果は適用されるため他のモンスターで追撃しよう。

実は 自身が戦闘破壊されても弱体化とトークン生成は発動する 、自爆特攻も時には有効。


  • 冥界濁龍 ドラゴキュートス


「冥界を流るる嘆きの河より、亡者の激流を逆巻き浮上せよ!!」

ATK4000 DEF2000 星10

戦闘破壊されず、1ターンに1度モンスターを戦闘破壊した時、追加攻撃を行える効果と自分のターン開始時に相手モンスター1体の攻撃力分のダメージを与える効果を持つ。

攻撃名は「冥界の幽鬼奔流」(ゴースト・ストリーム)。

チューナー+ドラゴネクロで召喚された「冥界龍 ドラゴネクロ」の進化形態にして骸骨騎士の真の力。

PPにて闇チューナー+ドラゴン1体という縛りでOCG化
連続攻撃は破壊して墓地に送った時・モンスター相手のみと弱体化、
バーンはスタンバイフェイズ時に相手モンスター1体の攻撃力を半分にしその分ダメージを与えるに変更された。

バーン効率は下がったが効果が適応されれば戦闘ダメージの効率が上がるため一概に弱体化とは言い切れない
相手を戦闘破壊せず弱体化させる進化前のドラゴネクロや耐性を増やし連続攻撃でバーンダメージを稼ぐ神縛りの塚等との相性がいい。

素材指定が厳しいためどんなデッキでも気軽に採用はできないが
ドラゴラド+ラブラドライやsinパラレルギア+星8sinなど少ない消費で出せるデッキも存在しそれらで採用されることとなった。


  • 天穹覇龍 ドラゴアセンション


「天よ!!運命よ!!事象の理よ!!巡る天輪に乗せ此処に結実せよ!!我が決闘竜よ五千年の沈黙を破り、光と共に降臨せよ!!」


ATK? DEF3000 星10
このカードの攻撃力は自分の手札の数×1000ポイントアップする。
破壊された時、このカードの破壊を無効にしてエクストラデッキへ戻し、
このカードのシンクロ召喚に使用したモンスターを蘇生。

攻撃名は「超次元昇天葬」(アルティメット・アセンディング・ウェーブ)
蘇生効果名は「天翔輪廻」(ヘブン・リンカーネーション)。

超官ことレクス・ゴドウィンが使用が使用した決闘竜。

ザ・ヴァリュアブル・ブック16でOCG化。
シンクロ素材に指定がなく、非チューナーが一体以上ですむ初のレベル10のシンクロモンスターだが、
に遠慮したのか、攻撃力の上昇値がシンクロ召喚時のみで手札の数×800ポイントに下げられたり、蘇生効果発動時に自身をエクストラに戻す効果が無くなり、
加えて蘇生したシンクロ素材の効果は無効と、大幅に弱体化してしまった。

…と思いきや、

Q:フィールド上に《おジャマ・カントリー》が存在するとき、シンクロ召喚に成功したこのカードの攻撃力はどうなりますか?
A:その場合、まず《おジャマ・カントリー》の効果により《天穹覇龍ドラゴアセンション》の攻撃力は3000となり、更に自身の効果によって手札の枚数×800ポイント分攻撃力が上昇します。

と、まさかの神裁定。一躍おジャマデッキのエースとなる。


まだOCG化していない決闘竜や、アニメとは異なる名称・効果など今後も気になる所である。




追記・修正は決闘竜と結び付いてからお願いいたします


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