エンシェント・フェアリー・ドラゴン

登録日:2011/03/10 Thu 02:31:45
更新日:2025/04/24 Thu 03:07:27
所要時間:約 10 分で読めます





聖なる守護の光、

今交わりて永久(とわ)の命となる。

シンクロ召喚!

降誕せよ、
《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》!



シンクロ・効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
フィールド上のフィールド魔法カードを全て破壊し、自分は1000ライフポイント回復する。
その後、デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える事ができる。

【概要】

遊戯王5D's』に登場する双子の妹、龍可シグナー竜であり、エースモンスターである。

水色の細長い外見をしており、よくウナギに例えられる。
耳の位置には魚のひれのようなパーツがあり、肩から生えている羽根もどこかひれのような形をしている。
名前にはドラゴンとついているが、むしろ水生生物を連想させるデザインである。
歯の部分は実際にウナギの歯がモデルだとか、何とか。

シグナーの竜の中でも守備力は最大の3000であり「最強の守護神」とも呼ばれている。

唯一話す事ができるが(CV:土井美加)、龍可に呼びかけただけで後はトルンカに任せきりで他は何もしなかった。

アポリア戦で龍亞「龍可を守って!」と頼まれ召喚されたのだが、
ほとんど何もしてくれずに「妹を守れるのは貴方だけ」と龍亞に押し付け返した。

それだけではなく、劇中で召喚された回数は4度しかない中、正式な所有者である龍可から召喚されたのが一度だけという体たらく

初召喚はダークシグナーのディマクのカードによって召喚され、2度目のルチアーノ戦でようやく龍可にシンクロ召喚されたが、
暫く間をおき3度目となるVSアポリアでは龍亞のカードで召喚され、最後は遊星に託して遊星によってシンクロ召喚された。
おい、他人に使われすぎだろ。
結果、視聴者からは他力本願竜(おばさん)の通称をつけられてしまった。


攻撃名「エターナル・サンシャイン」
フィールド魔法破壊効果名「プレイン・バック」
意味は「永遠の輝き」と「平野への復元」といったところだろうか?



そんな彼女だが、シグナー竜の中でも何かと不遇な扱いを受けている。


▼落とされる

旧モーメントの制御装置の封印に使用していたシグナーの龍のカードのうち、
このカードだけは蟹パパが持って逃げる時に落としてしまった。
結果ディマクの手に渡ってしまう(後に龍可の手に渡っている)。


▼効果がライディング・デュエルで使えない

《スピード・ワールド》(及び2)はライディングデュエル中に取り除くのはできないため、
守備力3000の盾にするかモンスターを特殊召喚するかである。
だが、モンスターを特殊召喚する効果を使うとバトルフェイズを行えないと、龍可のデッキでは微妙……。


▼未だに専用サポートカードがない

パワーツールにも昔からそれなりに強いサポートカードがあるが、このカードにはない。
アポリア戦でようやく《フェアリー・ブレス》と言うサポートカードが出たが、EXVCに未収録どころか龍可のカードは一枚も無かった



【OCGでの性能】

5D'sが放送中の第6期で登場したが、素材の縛り無しのレベル7の時点で全体除去の《ブラック・ローズ・ドラゴン》が圧倒的に優先されていた。
効果もフィールド魔法の張り替えにLPの回復とコンボ性が強く守備的。
攻撃力も2100と中途半端なので、《スターダスト・ドラゴン》や《レッド・デーモンズ・ドラゴン》に比べるとビートダウンとの相性はよくない。
手札からレベル4以下のモンスターを出せる効果はS召喚の補助などには使えるが、
よりにもよってバトルフェイズを行えないというデメリットが付いていたために、シグナーの竜の中では採用率は振るわなかった。

だが、フィールド魔法が無ければ自壊する地縛神相手には圧倒的強さを誇る。
同様にフィールド魔法を必要とするSinも人気なので、そちらにも強い。

ちなみに、フィールド魔法の破壊とLPの回復は同時だが、その後のフィールド魔法のサーチは別の処理となる。
よって、破壊されることで効果が発動するフィールド魔法を破壊した場合、新たなフィールドをサーチするとタイミングを逃す。
破壊と回復だけを行えば通常通り発動が可能。(《歯車街》《風雲カラクリ城》など)

すべてのフィールド魔法を破壊するので、伏せたフィールド魔法やすでに発動している自分のフィールド魔法も破壊することになる。
なお、2枚破壊しようともライフ回復は1000固定である。
5D'sの放送中はフィールド魔法は表側表示ではフィールドに1枚しか存在できなかったが(セット状態なら2枚存在可能)、
ZEXALへの移行とともにマスタールール2が新たに制定され、各プレイヤーごとに1枚ずつ置けるようになった。


霞の谷の神風》とは相性がかなりいい。
恐らくレベル4特殊召喚能力を最も有効活用できるであろう。
少ない手札消費で1ターン目から手札増強しつつ場を鰻で埋め尽くすことが可能。強いかは別だが。

《チキンレース》とも高相性であり、ドロー効果を相手に使われる前に破壊しつつ新たな《チキンレース》をサーチできる。
LPの回復によってライフコストを帳消しにできるのもありがたい。
その他《死皇帝の陵墓》など、LPを消費したり相手にも効果の発動を許すようなカードとはシナジーが見込める。

ライフ回復もそこそこ数値が高く、強力だがライフコストのかかる《神の警告》や《神の通告》の使用回数を増やしてくれる。

ただし、守備力3000というだけでは場持ちは期待できない。
攻撃力3000以上のモンスターや除去効果を持つモンスターは多いため、あっさりやられることも多い。
効果を使ったらそのままシンクロ素材にするなどの思い切りも必要だろう。
レベル1チューナーの《グローアップ・バルブ》などを使えば《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を出せる。
一応、光属性なので《オネスト》の恩恵も受けられるが、この攻撃力ではバレバレだろう。

つまる所他のシグナーと違って単体で役に立つことがなく、他のカードと組み合わせないと大したこともできないため、
結局OCGプレイヤーからも他力本願竜(おばさん)と名付けられることに。

さて、ここまでこのカードの特徴を多く述べてきたが、このカードが一番使われたのは結局何のデッキなのだろうか?















ソリティアデッキである。

1ターンに途切れることなくカードを回し続けるソリティアデッキ。
それも相手にターンを渡すまでに手札のカードをフル動員して勝負を終わらせる先攻1ターンキルである。
シンクロ素材に縛りのないレベル7で、1000ポイントのライフゲインをし、フィールド魔法をサーチし、召喚権を使わずレベル4以下のモンスターを出せるというその特性は、
特にフィールド魔法の絡む先攻1キルデッキには非常に相性がいい。


例えば
  1. 適当なフィールド魔法を張る
  2. 《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》召喚して効果で《ブラック・ガーデン》をサーチ
  3. 特殊召喚を繰り返して相手の場にトークンを大量に用意
  4. もう1体《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》を出し効果で《フュージョン・ゲート》をサーチ
  5. 重爆撃禽 ボム・フェネクス》を連打して1キル

というような感じである。
効果ダメージで倒すのでバトルフェイズ放棄も関係ない。
ぶっちゃけ当時は悪事はこなせてもまともな運用方法に乏しく、《重爆撃禽 ボム・フェネクス》が無制限だった時はこのカードを規制すべきとの声もあった。


他には、手札から特殊召喚できる効果を目当てにインフェルニティで使われた実績もある。
D-HERO ディアボリックガイ》や《スターダスト・チャージ・ウォリアー》などを使ってシンクロでき、手札から《インフェルニティ・デーモン》を特殊召喚できる。

それでもバトルフェイズ放棄のデメリットの大きさから限定的な悪用に留まっていたのだが、
第9期終盤から本格的に始まった先攻制圧の概念の侵攻により最大にして唯一の安全装置が外れることに。

フィールドに残ったこいつは《旧神ヌトス》や《PSYフレームロード・Ω》などの素材になる。
ZEXAL期からインフェルニティは封殺系のモンスターや罠を多用するパーミッション型が主流となったので、
バトルフェイズの放棄はもう大した問題ではなかった。


ソリティアデッキ以外だと、2017年7月以降の【ABC】でも使われている。

準制限に緩和された《竜の渓谷》で《覇王眷竜ダークヴルム》と《亡龍の戦慄-デストルドー》を墓地に揃えることで、
召喚権を使わずに《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》をシンクロ可能。
フィールド魔法の張り替え効果で《ユニオン格納庫》を手札に加えられる。

さらに、先攻1ターン目ならばバトルフェイズの放棄を完全に気にせずに手札からの特殊召喚効果も発動できる。
9期から10期にかけて直接アドを稼げる強力なフィールド魔法が増え、かつ召喚権を増やす効果を利用して獲得したアドと絡めて大量展開→制圧に繋げるデッキも増加。
そのエンジンとして機能していたこのカードだが、さすがのKONAMIもソリティアが氾濫するこの環境で見過ごすのは無理だったらしく、
2018/1/1を以て一気に禁止カード入りが決定。

シグナーの竜の一角……それも当時ダントツで弱いと言われていた竜がよもや表舞台から消え去ろうとは、5D's放送当時誰が予想したであろうか……?

【そして…】

シンクロ・効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
フィールドゾーンのカードを全て破壊し、自分は1000LP回復する。
その後、破壊したカードとはカード名が異なるフィールド魔法カード1枚をデッキから手札に加える事ができる。

禁止指定から5年後の2023/1/1にエラッタが実施され制限カードへ復帰。
効果に同名ターン1制限がついた事、サーチ効果は破壊したフィールド魔法とは名称が異なるフィールド魔法サーチに変更となった。
特殊召喚効果に同名制限がついたためソリティア性能は低下しており、同名フィールド魔法のサーチが出来なくなったためかつて環境を席巻した【神風ワンキル】の再現が出来ない調整となっている。

とは言えサーチ効果を持つフィールド魔法は同名制限がついている事がほとんどであり、今では《竜の渓谷》が無制限かつ《竜の渓谷》をサーチできるリンクモンスターの《ドラグニティナイト-ロムルス》がいるため、デッキ次第では《竜の渓谷》で《亡龍の戦慄-デストルドー》を落としてこのカードをシンクロ召喚して《竜の渓谷》を破壊して本命のフィールド魔法をサーチ、と言う動きも出来てしまうため、今後の動きに注目が集まっている。

【関連カード】


  • 妖精竜 エンシェント
太古の森よりフィールドを制圧する精霊よ。

かりそめの姿にその身をやつし、降臨せよ!

シンクロ召喚!

《妖精竜 エンシェント》!


シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2100/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分のターンにフィールド魔法カードが発動した場合、 デッキからカードを1枚ドローする。
「妖精竜 エンシェント」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、1ターンに1度、フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、 フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して破壊できる。

漫画版5D'sにて登場した決闘竜の1枚。本家とは違い闇属性になっている。
効果も1ターンに一度ではあるがフィールド魔法発動時に1ドロー+フィールド魔法がある時に1枚破壊とアドバンテージの稼ぎやすい攻撃的な効果になっている。

自分でフィールド魔法を用意する必要があるので、効果でフィールド魔法を再度引っ張ってこれる本家との相性は抜群である。

変わった所では唯一の縛り無しレベル7闇属性ドラゴン族シンクロと言う事で【レッド・デーモン】が妨害を喰らった時(特に《ソウル・リゾネーター》+《ボーン・デーモン》の展開パターンの時)のサブプランとして採用されている。
…しかし、TCG版『Duelist Nexus』ではシンクロ召喚時に場のカード1枚破壊&被破壊時にモンスター1体の攻撃封印が出来る《帯刃龍 カイベルト》が、OCGでも『PHANTOM NIGHTMARE』にてターン終了時まで攻撃力非チューナーのレベル合計×300アップ&チューナーのレベル×300バーンを飛ばせる《月朧龍ヴァグナワ》が登場したうえに前述の《帯刃龍 カイベルト》が『WORLD PREMIERE PACK 2024』で来日したため、こちらの用途では大分立場が怪しくなっている。


  • エンシェント・フェアリー・ライフ・ドラゴン
母なる世界を救うため、

命の光が今、永久(とわ)に交わる!

シンクロ召喚!

降臨せよ、
《エンシェント・フェアリー・ライフ・ドラゴン》!


シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚した場合に発動できる。自分は1枚ドローする。
フィールドに「精霊の世界」が存在する場合、代わりにデッキから光属性の獣族・植物族・天使族モンスター1体または「エターナル・サンシャイン」1枚を手札に加える。
(2):自分の「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」及びそのカード名が記されたモンスターは表側守備表示のままで攻撃できる(ダメージ計算では守備力を攻撃力として扱う)。

16年の時を経てとうとう誕生した進化形態。元のエンシェント・フェアリーが豪奢な鎧をまとった姿をしている。
効果の面では本家の面影はないが、代わりに本家のフィールド魔法サーチとシナジーする手札補強効果を備えている。「精霊の世界」はこのカードを軸とするデッキの中核であるため、運用するならほぼ確実にフィールドにあるためサーチへの切り替えは容易い。ただしサーチへの切り替えは強制であることに注意。

もう一つの効果はエンシェント・フェアリーおよびテキストにその名を記したモンスターに、守備力で殴る能力を付与する永続効果。要は本家および自身を含む関連カードが超重武者と化すものだが、シンクロ2体以外は守備力が低い。実質、自身と進化前が殴るための効果と見ていいだろう。

  • 妖精獣レグルス
効果モンスター
星4/光属性/獣族/攻1700/守1000
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに発動できる。手札から獣族・植物族・天使族でレベル4以下の光属性モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(3):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のフィールド魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードをデッキの一番下に戻す。その後、自分は1枚ドローする。

レグルスのリメイク版。主の関連カードのサーチと光属性の獣・植物・天使族の展開、墓地から除外することで墓地のフィールド魔法をドローに変換する効果を持つ。
本命となるのは召喚時のサーチ効果で、中核となる「精霊の世界」を持ってくることで、こいつ1枚からエンシェント・フェアリー・ライフ・ドラゴンの展開&関連カードのサーチor1ドローが可能。途中で本家を経由すれば任意のフィールド魔法のサーチも可能となり、この時「多元宇宙」を持って来れば「精霊の世界」の張り直しも狙える。その上で墓地に行った「多元宇宙」を戻して(3)の効果を使用すればさらなる手札補充が出来る。

  • 妖精霊クリボン
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 300/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」または獣族・植物族・天使族の光属性モンスターのいずれかが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):自分フィールドの他の、「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」またはそのカード名が記されたモンスターが効果で破壊される場合、代わりにフィールドのこのカードを手札に戻す事ができる。

クリボンのリメイク版。エンシェント・フェアリーか光属性の獣・植物・天使がいる場合にチューナー化して特殊召喚する効果、関連カードの効果による破壊を手札に戻ることで肩代わりする効果を持つ。
基本的には展開補助用のモンスターであり、身代わり効果はおまけに近いがバウンスであり、自身の効果で再展開も出来るためそこそこ使いやすい。盤面にいるだけでも「エターナル・サンシャイン」の頭数に貢献するため、損はないだろう。

  • 妖精胞スポーア
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/植物族/攻 400/守 800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。このカードのレベルを自分フィールドのモンスターの数まで上げる。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」または獣族・植物族・天使族の光属性モンスターのいずれかが存在する場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

スポーアのリメイク版。特殊召喚時にレベルを上げる効果と、関連カードがある場合に自己再生する効果を持つ。
本家と異なり自己再生の回数制限は緩和されているが、特定のモンスターを要求する上にその後はシンクロしか呼べなくなるため、リンクを絡めての展開が阻害されることに注意。
植物族デッキに出張する場合、光属性をどう用意するかが問題になるが、「瓔珞帝華-ペリアリス」であればさらなる展開加速が可能。

  • 精霊の世界
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の(2)(3)の効果は自分フィールドにレベル7以上のドラゴン族・光属性Sモンスターが存在する場合にしか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」のカード名が記されたモンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):モンスターが攻撃表示で特殊召喚される度に発動する。そのモンスターを守備表示にする。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動する。ターンプレイヤーのフィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。

ダークシグナー編で龍可が何度も訪れた精霊世界をモチーフとしたカード。効果的には「古の森」のリメイクに近く、近年では御約束となった発動時の関連カードのサーチの他、攻撃表示で特殊召喚されたモンスターの表示形式変更、エンド時の攻撃表示モンスターの殲滅効果を持つ。
後者二つは強制効果だが、レベル7以上のドラゴン族・光属性のシンクロをコントロールしていないと発動できないため、活かし切るには実質エンシェント・フェアリー・ライフ・ドラゴンが必要。
また、リンクモンスターは(2)で攻撃を止められない代わりに(3)の殲滅を逃れられないことに注意。

  • エターナル・サンシャイン
永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターン中に、自分フィールドの「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」及びそのカード名が記されたモンスターの数まで使用できる。
(1):自分フィールドのモンスターの守備力は、自分フィールドの「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」及びそのカード名が記されたモンスターの数×500アップする。
(2):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる(同一チェーン上では1度まで)。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力・守備力が半分になり、効果は無効化される。

必殺技カード。守備力を関連カードの数だけ強化し、相手モンスターを無力化する誘発効果を備えている。
エンシェント・フェアリーとその眷属の数だけ使用できるため、最大6回まで無効化を飛ばせる。守備力の強化もライフ・ドラゴンの超重武者化効果と相性が良く、仮に最大の6体並べれば全ての守備力が3000上がり、その状態で攻撃できるため攻撃補助としても機能する。
ただし、ライフ・ドラゴンがいないとただ防御するだけになってしまうことに注意。また無効化効果は同一チェーンでは1回しか使えないため、クイックエフェクトによる割り込み破壊に弱いことも覚えておきたい。

【タッグフォース4】
龍可のエースモンスター……のはずなのに基本的に召喚されない

龍可のデッキは【キュアバーン】のため、守備力が高く、
ライフ回復もできる《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》は相性がいいはずなのだが、龍可は基本的に召喚しない
というか彼女の初期デッキにはチューナー自体入ってないし、まずEXデッキに《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》がいない

龍可に召喚させたかったら彼女のシナリオをクリアして《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》のカードを入手。

そして彼女のデッキを編集可能にしたうえでチューナーをデッキに入れ、
EXデッキに《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》ンを入れるという面倒な手順を踏まなければならない。

コナミェ……

尚、上記の縁からかディマクにも召喚用の専用台詞が存在する。


【タッグフォース5】
基本的にはTF4と変わらず召喚されにくい……のだが、一応EXデッキには入っている。
なお、今作からは彼女より比較的容易に入手できる《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》の方がフィニッシャーとしては活躍できる。
龍可のデッキの方向性によりお好きな方をどうぞ。


【タッグフォース6】
アニメで使われた二重波紋という専用サポートカードが登場した。
ただ一部のデッキはどう見ても《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》の方が相性が良かったりする。
相変わらずと言うべきか禁止デッキは龍可無関係のデッキと化してるため当然ながらハブられている。

ちなみに、遊星も《シューティング・クェーサー・ドラゴン》での件で他の同様専用台詞が存在し、遊星のデッキの構成上S召喚しやすいが、相手がフィールド魔法を使ってこないと他のシンクロモンスターを優先してしまう。


【WCS2010】
ストーリーモードでは主人公に絡んできたりフリー対戦ではデュエリストとして登場するためそれなりには存在感がある。
ストーリーモードはダークシグナー編がベースなため相変わらず他力本願気味。


【デュエルターミナル(スピードデュエル)】
そもそもデッキにチューナーが入っていない。なのでCPUの龍可は出す事ができない。
一応チューナーを龍可に送りつければ出してくれる。
が、専用台詞が存在しない。どこまでも不遇な鰻である。

そもそも通常時のデッキが【キュアバーン】でエクストラデッキが【シモッチバーン】なので出した所で壁にしかならない。
そしてスピードデュエルはフィールド魔法が存在しないから効果が半分死んでるおまけ付き。
フィギュアコレクションで出ているためデュエルターミナルにスキャンできるカードとしては存在している。


貴方が追記・修正してくれることを

私も龍可も望んでいたのですよ

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最終更新:2025年04月24日 03:07