渦木淳二

「渦木淳二」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

渦木淳二 - (2018/07/10 (火) 03:29:47) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/01/07(木) 06:33:37
更新日:2024/02/19 Mon 09:05:18
所要時間:約 5 分で読めます







世の中の大抵のことは、やらずに後悔するよりも、やって後悔したほうがいいんです。
ただひとつの例外は結婚です。




渦木淳二(うずきじゅんじ)とは、パワプロクンポケットシリーズの登場人物。


警視庁捜査一課の警部。32歳で既婚者。
メガネが似合うインテリ刑事であり、ネチネチした誘導尋問と切れ味鋭い精神攻撃を得意とするが、その一方で行動力もかなりのもの。
敵に回すと厄介だが味方にすると頼もしい…という典型的なキャラクター。


パワプロクンポケット12

中山忠志及び開田具智の失踪事件について捜査しており、主人公に疑惑の目を向ける。
彼からの疑いを晴らすことが表サクセス序盤の目標となり、期日までに「呪いの野球ゲーム」の存在を示せなければ、殺人及び死体隠蔽の罪で逮捕されてしまう。
初見ではその回避法が分からず、逮捕EDを見ることになったプレイヤーは少なくないはず。

逮捕を免れるためにはうろつきによる情報収集と一定以上の信用度、もしくは証拠のビデオが必要。
たとえ情報だけあっても、社会的信用の低い無職の言うことなど簡単には信じて貰えないので要注意。

無事疑いが晴れると、捜査の一環として野球チームに加入してくれるようになる。
どうやら「呪いの野球ゲーム」以外でも、ツナミグループが持つ圧倒的な支配力を警戒していた様子。

メガネ一族枠の開田が開始直後に退場してしまうため、今作は彼が相棒のメガネくんであり、その旨はプロフィールにもしっかり書いてある。
なお、続編でもメガネ一族枠は敵に回ってしまうため、12・13でのメガネくんの扱いはシリーズ全体の中では特例と言える。

ネットゲームについては初心者であり、主人公同様アバター名を本名で登録してしまった。
反射神経には自信があるとタカをくくっていたが、田西(サイデン)&浅利(BARU)から弾幕ゲーの洗礼を受けた模様。


と、ここまではあくまで警察とは言え一般人の枠を出ない人物に思えるが、
潜伏しながら各地を転々とする武内ミーナとの接触に成功したり、ツナミが主人公に仕掛けた罠に対して素早く対応するなど、
作中の描写の数々からその有能さが伺える。さらに、選手3人登録で解禁される「事件の裏側」では、白瀬芙喜子と協力関係にあることも分かる。

しかも、彼の右腕は戦闘用サイボーグ化の手術を施された義手だというのだから、尚更只者ではない。
過激化する犯罪に対抗するためにサイボーグシステムの導入が警察で検討されており、自分から志願して国の費用で手術を受けたとのこと。
義手には射撃管制機能が搭載されているため射撃能力が非常に高く、静止した的なら100発100中、動く標的もツナミの黒服程度なら撃退可能。
生身の時から射撃の腕はかなりのものだったようで、サイボーグ手術を受けたため公式の射撃大会に参加できなくなったことを残念がっていた。

また、彼を語る上での大きな要素としてはその家庭環境が挙げられる。
家庭のことを訊ねても中々話したがらない彼だが、それでもしつこく詮索し続けると、次第に警察の人間にあるまじき言動が垣間見えるようになってくる。
曰く、右腕の誤作動でうっかり妻を射殺したり重大な欠陥商品で妻が事故死したり自分を憎む犯罪組織が妻を誘拐する日を夢見ている…等々。

夫婦生活はとっくに破綻しているようで、「過去に離婚調停まで行ったときに全財産を毟り取られてでも別れるべきだった」とまで語る。
仕事人間である渦木側にも不仲の原因があるのでは…と推測したプレイヤーもいたが、イベントを進めるうちにすぐに考え直したとか。

問題の妻については明言はされないものの、彼女の「ふふふーーん」「のりかおばさん」という発言から、荒井紀香の姪だとする説が濃厚。
この血筋の人間から逃れるには、やはり事故死した後にサイボーグとなって復活するしか道は残されていないのだろうか…

彼の連続イベントを最後まで進めると、主人公への協力以前に「これは私の事件です」と決意を新たにしてパワーアップ。
強化後の渦木は相棒投手としては歴代トップクラスの能力となる。
ちなみにゲームでは右腕が義手である事を反映してなのか、左投げ設定。


最終決戦前には警察上層部から「ツナミに関わるな」と圧力をかけられるが、自身の信念に従いこれを無視。
それが原因で、EDでは事件を解決したにもかかわらず遠方に左遷されてしまうが、渦木自身は「自身の行為への処分としては軽い」と不満は持たず、
「ネット社会の今なら何時でも会える」「怪物が出たらまたみんなで戦おう」と言い残し、主人公に別れを告げて去っていった。



パワプロクンポケット13

真琴ルートで、凄腕の道場破り・魔多良(まだら)闇ノ丞(やみのじょう)こと中村卓が彼の義兄として登場。
本人は登場しないが、中村の話によれば「仕事で大失敗して左遷されたことで、言動がおかしくなってしまった」とのこと。
タイムマシンについて話しているらしいことから、どうやら12で白瀬に託されていた立花二号のメモリーチップの中身を見たようだ。 



パワプロクンポケット14

協力関係を築いている白瀬芙喜子の伝手のボディガードとして登場。

左遷先の南の島でのデスクワークを抜け出し、犬井灰根の私宅で魔多良(中村)と共に上守阪奈(ピースメーカー)を警護している。
その話を聞いた主人公には(実はダメ人間なんじゃ?)と呆れられていたが、実力は健在であり、作中では反ジャジメント連合の戦闘員を軽く返り討ちにしている。
また、デンノーズのメンバーたちとは非常に薄くではあるが交流は続いている様子。

中村には「ラブブレイカー仲間」と認識されているが本人は(少なくとも人前では)まともに相手にしていない。
ただし、中村の発言を本気で否定している雰囲気でもなく、なんだかんだ仲は良い様子。ちなみに互いの呼称はそれぞれ「中村さん」「渦木くん」。

阪奈ルートの終盤で中村と共にマゼンタのセンノヤイバの犠牲となるが、展開次第では覚醒したピースメーカーの能力で体を復元されて一命をとりとめる。
ルートの最後では、人々の笑顔を守ることを決意した中村の姿を見て(全然似合っていない)と内心で評していた。


白瀬のことは「雇い主」だとしているが、彼女には文字通り命をかけられる程の信頼を寄せているようで、

「渦木さん、あなた私のこと好き?」
「…はい。」
「…残念ね。あなたは私の好みじゃないわ。」
「世界中の男が、すべて下心だけで動いているわけではありません。」
「…そう。なら、止めてもムダみたいね。」

という彼らのカッコいいやり取りは必見。(渦木の返答の真意も不明だが、白瀬も恋愛的な告白を求めた質問ではない様子。)



【裏サクセス】

13裏の海洋冒険編にて、ツンドランドに住む医者「ウズキ」として登場。
最序盤で仲間に出来るキャラクターの1人であり、本サクセス唯一の医者。ただし彼を仲間にする為の会話イベントは初見殺しなので注意が必要。

表サクセス同様恐妻家であるらしく、結婚生活から逃れるために冒険家となることを決意、そのまま主人公の船の船医となる。
強敵や怪物と遭遇すると「妻と比べれば恐ろしくもない」というように、度々家庭の惨状を引き合いに出す。
もちろん彼の妻はただの人間なのだが、航海中の恐怖心から存在が肥大化していき、彼の脳内では恐ろしい怪物ということになってしまっているらしい。

最終的には妻に捕まってしまったようで、EDアルバムでは地下室らしき場所に追い詰められ、断末魔を上げる姿が描かれている。


応急手当スキルなどによるサポート面での活躍が望まれるが、固有の攻撃技を持っていないので火力面ではあまり期待できない。
ただし解剖学スキルを有効活用すれば、得意種族相手には滅法強く出ることも可能。





追記・修正は、荒井一族の妻を誤射してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/