登録日:2009/06/30(火) 01:28:33
更新日:2024/04/14 Sun 11:28:39
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「デュエルとは、死ぬ事と見つけたり……」 byスピード・ウォリアー
スピード・ウォリアー
効果モンスター
星2/風属性/戦士族/ATK 900/DEF 400
このカードの召喚に成功したターンのバトルフェイズ時にのみ発動する事ができる。
このカードの元々の攻撃力はバトルフェイズ終了時まで倍になる。
遊戯王OCGに登場するモンスターの1体で、「過労死」の通称を持つモンスター。
STARTER DECK(2008)で初登場したこのモンスターは、元々の攻撃力を倍にする効果を持っている。
「攻撃力が2倍になる」という効果を持つが、実際には効果を使っても攻撃力は1800で、通常召喚したターンのバトルフェイズの間しか効果が適用されない。
その為、アタッカーが欲しいなら初めから攻撃力の高い下級モンスターを採用した方が良い。
だが、「元々の攻撃力」を倍にするので、元々の攻撃力を変化させる進化する人類と相性が良い。
「進化する人類」を装備する事により、自分のライフが多い時でも効果と合わせて攻撃力は2000に、自分のライフが少ない時に効果と合わせて使うと攻撃力が4800まで上昇する。
また、緊急同調でバトルフェイズにシンクロ召喚を行う事で「
ジャンク・ウォリアー」の攻撃力を大幅に上昇させる事も可能。
自分のライフが少ない時に「
ジャンク・シンクロン」を召喚し、効果でレベル2を蘇生→二重召喚で「スピード・ウォリアー」を召喚し、「進化する人類」を装備→
バトルフェイズに入り効果を使い「スピード・ウォリアー」の攻撃力を4800にする→「緊急同調」で「ジャンク・シンクロン」と蘇生したレベル2を素材に「ジャンク・ウォリアー」を召喚
さながら
遊星の様なこのコンボで、「ジャンク・ウォリアー」の攻撃力は
7100まで上昇するのである。
ちなみに、「スピード・ウォリアー+進化する人類」のコンボをデュエルターミナルで不動遊星が使うが、
ライフ3000(第5弾から4000)で始まるデュエルターミナルでは即死しかねないので注意が必要である。
なお、アニメで使用していない「進化する人類」がデュエルターミナルの遊星のデッキに採用されているのは、
このカードや装備カードを相手に移す「イクイップ・シュート」と相性が良いカードだからだろうか。
後にこのカードをサポートするカードとして「リミッター・ブレイク」が登場する。
「リミッター・ブレイク」は墓地に送られた時に、手札・デッキ・墓地からこのカードを特殊召喚出来るカードで、
このカードの登場により「リミッター・ブレイク」での特殊召喚を主に置き、手札に来た時は使いきりの攻撃力1800として使う、という運用もされる様になった。
ちなみにレベル3以下で攻撃力1800になるため、「レベル制限B地区」や「グラヴィティ・バインド−超重力の網−」を抜けて「ステルスバード」を攻撃する事も出来る。
つまりはこのカードの何が便利かと言われればレベル2で攻撃力1800というステータスが実現できるところである。
相手モンスターへの攻撃とシンクロ召喚に必須のレベル調整が両方できる。そのうえでサポートも多いため器用貧乏にならないのだ。
以上の様に遊戯王OCGにおけるこのカードの使い方を書いたが、
このカードはアニメにおいてその存在をアピールし、視聴者にインパクトを与えたのである。
このカードは遊戯王5D'sの主人公の
不動遊星が使用するモンスターの1体として登場し、攻撃力の低い遊星のデッキにおける主力アタッカーとして登場している。
が、このカードの驚くべき所はその登場回数で、一期において召喚されていないデュエルはかなり少ない。
また、一度召喚された後も他のカードの効果で何度も何度も特殊召喚され、墓地へ送られている。
初登場は遊戯王5D's第1話の「遊星vs牛尾」で、
牛尾の召喚したモンスター「アサルト・ガンドッグ」を破壊するが、返しのターンで「手錠龍」に破壊される。
その後、「エンジェル・リフト」によって蘇生した後に「ジャンク・シンクロン」と共に「ジャンク・ウォリアー」のシンクロ召喚の素材となり、
更に「Sp(スピードスペル)−ヴィジョンウィンド」の効果により蘇生され、「ジャンク・ウォリアー」の攻撃力を上昇させた。
「遊星vsボマー」戦では通常召喚、「リミッター・ブレイク」、「ジャンク・シンクロン」の効果、罠カード「シンクロ・スピリッツ」によって
合計4回もフィールド上に召喚および特殊召喚され、遊星のライフポイントを守り抜いた。
この時のデュエルではその余りの扱いの酷さに多くの視聴者が「もう休ませてやれよ……。」と思ったとか。
召喚されたら直ぐに墓地へ送られ、その度に「ジャンク・シンクロン」や「エンジェル・リフト」等の様々なカードによって蘇生されて、また墓地へ送られる……。
アニメでのその扱いは正に「
過労死」であり、「
ジャンク・シンクロン」、「
くず鉄のかかし」等と共に遊星の代表的カードとして無くてはならない存在になっているのである。
攻撃名は「ソニック・エッジ」。
某
コックさながらの蹴り技を繰り出す。
某巨乳格闘捜査官を思い出す者もいるだろう。
後に龍亞曰くスピード・ウォリアーのお兄さんことダッシュウォリアーというスピードウォリアーに似たモンスターが登場したことにより過労死脱出を期待されていた。
効果も良く似ておりお兄さんらしく彼と違い、毎ターン使用できてかつ元々の攻撃力を3倍にできる効果を持っていた。
なおOCGでは進化する人類とのコンボが危険視されたのか、効果は大幅に変わりこのカードの攻撃力は1200ポイントアップする。 という効果になってしまった。
だが彼はその後活躍することはなかった……
アニメ中盤ではその役目をマックソマックス・ウォリアーに譲ることもあるが、やはり使用頻度の高さは変わらず、
また低レベルゆえに蘇生される機会も多く、最終的にはジャンク・ウォリアー等のシンクロ素材となっていることが多かった。
その後、WRGP初盤以降彼は登場しなくなったため、
巷では「まさか本当に過労死?」とか「過労死さん休暇楽しんでいるかい?」などといろいろネタにされていた。
そして記念すべき最終話である154話にて完全復活!!パーフェクト城之内様だぜ! 前述の議論の答えはどうやら休暇のようだ。
残念ながら従来のコンビでシンクロ素材にはならなかったが、遊星たちが今まで愛用していたモンスターたちが力を与えるという描写上 これでよかったのかもしれない。
ロードランナーは遊星にいやな顔されたりしていたとか言ってはいけない
世間ではコアなファンがいてアニメオリカの革命-トリック・バトルがOCG化されることを祈りつつ、
タッグフォースで彼を活躍させるデッキを作っているとか、いないとか。
何故か、こいつの攻撃時は作画に気合いが入る。ほんとにこいつATK1800か?ってくらい気合いの入った作画をみることができる。
さらになぜか映画の本編にはでないのに、パラドックス戦で登場したカード(コンボ)が流れる中で未登場のこのカードが登場。
おそらくだが途中描写が無かった序盤の決闘でジャンク・ウォリアーの素材にされたのだと思われる。
だが、逆に当のジャンク・ウォリアーが登場していないという謎仕様。
追記、修正お願いします。
- 劇場版EDはホントに謎だったわw -- 名無しさん (2013-11-22 17:02:00)
- ボマー戦の死に方はなかなかインパクトがあったな。
GBAのプロペラに惨殺され、ミサイルに爆殺され、ジャンク・ウォリアーの素材になり、チャリオットパイルの生贄になる
過労死まじ過労死 -- 名無しさん (2014-01-21 19:26:23)
- ↑細かい事言うと、ミサイルじゃなくて機関銃な -- 名無しさん (2014-01-22 11:55:59)