登録日:2009/06/13 Sat 02:21:53
更新日:2024/08/31 Sat 12:15:21
所要時間:約 10 分で読めます
「おい、この項目はどこから盗んだ?
本家wikiか?パクリかよ。クズはクズ同士修正し合いか?」
「…………」
「お前もこの項目を見たおかげで立派に修正する理由ができたな。ああついでに追記もしなくちゃな」
「……おい」
「あん?」
●目次
【概要】
CV:宮下雄也
その特徴的な髪型故にファンからの愛称は『蟹』
遊戯王シリーズの主人公は海産物と定義づけたお方。
以後遊戯のヒトデはともかく、一部でしか言われていなかった「十代はクラゲ」の認知度を上げる。
もっとも次々回作は
トマトになってしまったが。
ちなみに髪のメッシュはよく見ると
左右非対称。本編内でも作画ミスがよくあるが、公式グッズでも左右対称に間違えられる事もある。
原作者・キャラクター原案の
和希曰く、
「
武藤遊戯の髪はパー、
遊城十代はグー、不動遊星はチョキなんだ」
「遊星は
武藤遊戯に勝ってもいいキャラなんだ」
ということらしい。(小野監督談)
どれも海産物にしか見えないとか言ってはいけない。
ちなみに、タッグフォースシリーズでは遊星のカードを集めたパックの中に「カニカブト」というバニラモンスターが入っている。
どうやら「蟹」は半公式化した模様。
【人物】
初登場時の年齢は18歳。
シグナーの1人で、竜の尾の痣を持っていたが、現在はドラゴンヘッド(竜の頭の痣)を受け継いだ。
マーカーのID番号はG2MA2-88。(監督曰く、番組担当の実松プロデューサーの誕生日から取ったとのこと)
どんなカードであってもクズと言うことは許さず、存在する以上意味があると考えている。
「クズ」や「ゴミ」等はNGワード、言うとキレる事もあるので注意。気に入らねぇ。
《壷盗み》や《バブルマンネオ》のようなカードをどう思ってるか聞いてみたい所である。
サテライトで育ったが生まれはトップス。
両親はモーメント技術の基礎を築いた科学者で、17年前のゼロリバースにより死亡。
赤ん坊だった彼はカプセルに入れられてサテライトに流れ着き、
マーサの孤児院で育つ。
彼の名は
父親が発見した遊星歯車に似た性質を持つ「遊星粒子」からとっており、
他人同士を結び付け、絆を大事にして欲しいという願いが込められていた。
生まれ故か、サテライトの住民としては頭脳明晰で手先が器用であり、機械やコンピュータに関する高い技術を持つ(通称:メ蟹ック)。
これゆえ後の
後輩主人公は小学生版メ蟹ックなんてよばれることもあるくらい
頭脳派=遊星といった認識となっている。
通信機や発信器ぐらいお手の物。龍亞がデュエルボードの作成を頼んだ際にはなんと一晩で完成させてしまった。
ジャンクパーツを組み上げ製作した、二輪の赤いハイブリッドタイプのD-ホイールに搭乗する。
名前は「遊星号」(ネーミングへのツッコミは厳禁)。
この遊星号は現在までに一度だけしか壊れておらず(第一話冒頭は未完成の為カウントせず)、
ありえない高さから落ちようと、デュエルで吹っ飛ぼうと、爆破され崖にぶつかろうと、
搭乗者共々無傷で何事もなかったかのように走る事ができる(別名:ドMホイール)。
リアルファイトも強く、劇中では
昇龍拳→着地キャンセル→ジャブ→ストレート→ハイキックのコンボを見せたことも。
反面、よく酷い目にも遭う。
例)拷問、誘拐、高所からの落下(複数回)等。
また大抵徹夜してるわ、珍しく寝たと思ったら、9割方悪夢を見るやら、睡眠に関しても色々ひどいことになっている。
好物はミルクとカップラーメン。ただし本編を通じて、何かを食べているシーンは少年時代の回想の一度きりしかなかった。
ダンスは苦手らしいが、スケートは得意。
プラシドさんが究極態になった時には貴重な呆然顔(ドン引き顔)を見せた。
また、過去にはデュエルギャングとしてノリノリで活動したり、
クラッシュタウン編では西部劇な雰囲気に合わせたりする等、天然と思える要素もちらほら。真面目な顔をしてよくわからないことを言うことも多い。
彼を前にするとテンションが上がるのかもしれない。
ブルーノと意気投合してからは仲間を無視して語り合い、傍観していたクロウから自分より言葉を交わしていると言われるほど無口。
と、言うか、機械に詳しいメ蟹ックとまともに工学関連で会話が出来る人物がほとんどいなかったため、一種の
オタクタイプなのかもしれない。
握手の際には手袋を外さない。漫画版の自分を見習え!
【劇中での活躍】
〈第1期〉
◆序盤
牛尾さんの妨害を振り切りシティへたどり着いた遊星の前にジャックが現れる。
そこで2人は因縁にケリを付ける為に
ライディングデュエルを行う。
無断でサーキットを使用して
だが、赤き龍の出現によりデュエルは中断(ちなみに赤き龍の邪魔が無ければ遊星が勝っていた)。
その直後、シティ侵入の罪で刑務所に送られ、犯罪者の証であるマーカーをつけられてしまう。
ちなみにジャックは助けてくれなかった。
刑務所では他の囚人をシメるもののシグナーであることに
レクス・ゴドウィンに目を付けられ、様々な取り調べもとい拷問を受ける。
その後、囚人から借りたカードで(相手が悪いとはいえイカサマ返し&マナー違反を犯しつつも)看守を倒す。
結局ゴドウィンは遊星を出所させるが、サテライトの仲間を人質に取りフォーチュンカップへの出場を強要する。
その後
龍亞、
龍可との出会いを経て、スタダをジャックに返却された上で大会へ出場する。
大会ではボマーのテロを阻止したりしつつ決勝へと進出。
十六夜アキのサイコデュエルに苦戦するも優勝、ジャックと再戦の権利を得る。
そのデュエル中にまたも赤き龍があらわれシグナー達に
地縛神によるサテライト崩壊のビジョンを見せられる。
そして
スターダスト・ドラゴンvsレッド・デーモンズ・ドラゴンの壮絶な戦いの末ジャックに勝利した。
◆ダークシグナー編
立場上はデュエルキングになるも、サテライトから来たマーカー付きということで世間には認められていない。本人も気にしていないが。
ゴドウィンにシグナーについての話を聞き、ダークシグナーの存在を知る。
その後サテライトに帰還し、ジャックに並ぶ友である
クロウ・ホーガンに迎えられる。
ダークシグナーに危機感を持ちながらもサテライトでつかの間の安息を過ごす。
しかしそこに、ダークシグナーと化したかつての
戦友である
鬼柳京介が現れる。
そしてシグナーとダークシグナーの決戦では鬼柳さんとの再戦の中、彼をダークシグナーから救いたいという願いから
更なるシグナーの力を発動し、
セイヴァー・スター・ドラゴンを召喚。
デュエルには勝利するが、闇のデュエルの敗者となった鬼柳は再び亡くなるのであった……
続く
ルドガー戦では過去に父が開発した旧モーメントに関する事件に自身が強い罪悪感を感じていることが明かされた。
だが、クロウに励まされ再起し、ルドガーとの決闘にも勝利する。
ルドガーを倒してダークシグナーの決戦は終わったかと思われたが、
ダークシグナーとシグナーの力を得て、本性を現したゴドウィンと激闘を繰り広げることになる。
遊星はゴドウィンの悲しい胸の内に秘めた思いに気付き、再び仲間の力を借りてセイヴァー・スター・ドラゴンで最後の地縛神に挑み勝利する。
新たな仲間たちとの出会い、ジャックとクロウとの絆を取り戻したことを経て、ゴドウィンの真の望みを叶えるために決意を新たにするのであった。
〈第2期〉
◆WRGP準備編
ジャック、クロウとシティで下宿している。
シティとサテライトが繋がった記念すべきワールド・ライディングデュエル・グランプリ(WRGP)という大会に3人で出場しようとしており、チームではメカニックも兼任。
生活費とパーツ代(と元キングの使う高い経費)を稼ぐため、メカ関係の仕事で稼いでいる。評判は上々のようで稼ぎ頭になっている模様。
ニートであるジャックを養う、クロウの暴走を諌める、龍兄妹及び学友の相手、アキに勉強を教える等ご多忙のよう。
シティとサテライトが一つとなったことで改めてフォーチュンカップ優勝者という肩書きもクローズアップされ、
そのせいで金髪美女や謎の
グラサン、
チームユニコーン等にからまれたり出荷されそうにもなったりした。
牛尾さんから
ブルーノの身元引き受けも頼まれ、最初こそ難色を示したが機械に明るいことが分かると意気投合。新たな仲間となる。
カオスすぎて解説しきれないので項目参照
町も弾けていたが遊星さんも負けないくらい弾けていた。
◆超融合!~時空を越えた絆~
時系列的にクラッシュタウン前後と思われるのでここで解説。
ある日
パラドックスと名乗る謎の男に相棒であるスタダを奪われる。
そして赤き龍の力で時を超え、歴代主人公2人に出会う。
なお、2人に会った蟹は自分より身長が低い相棒達にも敬語。
ATM:十代、遊星
二十代:遊戯さん、遊星 → ATM > 二十代 > 蟹
蟹:遊戯さん、十代さん
という力関係が露呈するも、コミュニケーション能力を見せつけた。
〈第3期〉
◆WRGP予選編
◆WRGP本戦
◆アーククレイドル編以降
優勝もつかの間、ネオドミノシティ上空にアーククレイドルが出現、街は崩壊の危機を迎える。
Z-ONEの野望を阻止する為、仲間達とアーククレイドルに乗り込む。
そしてブルーノの正体、
イリアステルの
真の目的を知り、
Z-ONEとのフライングデュエルを開始。
帰還してから2年後にはモーメント開発局のチーフに就任しており、新型モーメント制御機構「フォーチュン」を完成させるという快挙を達成。
一方でプロデュエリストとしてのオファーが山ほど届く中、選ぶべき進路に仲間ともども迷い続けていた。
答えをデュエルの中で見つけるため、仲間達が見守る中でジャックと最後のライディングデュエルを行う。
一進一退の攻防の末、エースであるシューティングスターも破壊される中、最後の最後でずっと支えられてきた下級モンスターたちを召喚し、
そして……。
ちなみにこのジャック戦、場所や演出から第一話での牛尾さん戦を思い出す視聴者が多かったが、
実は「配管の上を走る」「ジャンプ→急降下からの攻撃宣言」「闇のデュエルでもないのに実体化するダメージ」と、漫画版の要素(1巻の骸骨騎士戦)も散見される。
こちらでも主人公。口癖は逆境に置かれた際の「燃えてきたぜ!」。コミックスで明らかにされた年齢は17歳なのでアニメよりも少し若い。
満足同盟の設定がなく、そもそもサテライト自体の設定も根本から違うので境遇も違う(出身がトップスではなくサテライトになってたり等)。
一番違うのは握手の時にちゃんと手袋を外すこと。
アニメの自分も見習って欲しいものである。
仲間意識が強く、ほとんど面識のない相手でもライディングデュエリストを総じて「仲間」と呼ぶ。
また筋金入りのデュエリストで、本編はもとよりおまけ漫画でもひたすらデュエルに明け暮れている。
そのためか、アニメ・漫画を通し、歴代の「遊戯王」主人公でもほぼ唯一ラスボスとの決闘を本気で楽しんだ男でもある。
・1巻
「サテライト最強の決闘疾走者」の肩書きを持つ実力者で、弟分として
オリジナルキャラクター「伊集院セクト」がいる。
そのセクトが骸骨騎士との契約を図らずも交わしたのをきっかけに、骸骨騎士とのデュエルで初めて「闇のフィール」を体験。
この時はライトニング・ウォリアーの攻撃によるフィールで骸骨騎士の走行ルートが破壊され、実質水入りの決着となった。
その直後、消耗したセクトを病院に運ぼうとしたところに「絶対王者」
ジャック・アトラスの奇襲を受けデュエルに持ち込まれる。
この時はセクトを運んでいたことに加え、力量の差が圧倒的に過ぎたため完敗。
力の差を思い知ったところにイェーガーの誘いとアキの挑戦を受け、D1GPへの出場を決意する。
・2巻~4巻
セクトとの特訓で会得したカウンター技「クロス・フィール」を武器にグランプリを順調に勝ち進むが、
その最中に
闇堕ちしたセクトが骸骨騎士と共に姿を消してしまう。
同時に現れた満足さんこと
鬼柳京介からフィール版のキーワード「
決闘竜」についての説明を受けた後、
ふるい落としのため勝負を挑んできた龍亞・龍可のコンビと対戦。パワー・ツールを軸としたドローコンボに苦戦を強いられるがどうにか勝利。
2回戦の会場であるサテライト北西の島「最古島」へ向かう船の上で、
ゴドウィンから骸骨騎士とのパワーゲームのこと、それに勝利するために決闘竜を従えることを要求されこれを受諾。
始まった2回戦では1回戦初のワンターンキルを遂げた「黒い旋風」
クロウ・ホーガンとシンクロ対決を繰り広げ、勝利。
決闘竜の儀式においては一時
闇堕ちしかけるもアキやジャックの言葉がフラッシュバックして正気に戻り、戦わず受け入れることで儀式に勝利。
本作での相棒となる「閃珖竜スターダスト」とそのサポートカードを手に入れ、「光の決闘神官(ディアク・ウム)」となる。
・5巻、7巻
スターダストを手に入れて次の決闘相手を探していたところ骸骨騎士と遭遇し、
最古島の上空遥かに浮かぶ「天空神殿セイバル」とそこに眠る「究極神」、それを巡る儀式と戦いについて聞かされる。
さらにゴドウィンに唆された双子の襲撃を受けるが、パワー・ツールをスターダストで破壊したことで龍亞を、
エンシェントを速攻魔法の連発で呼び戻したスターダストで破壊することで龍可を闇の力から解放し元に戻すことに成功。
セクト救出への目処が立ったことで決闘門の先へと向かい(道中で大河の奇襲を受けるも一蹴した)、セイバル北天回廊にて骸骨騎士と決闘疾走を開始。
骸骨騎士の決闘竜「冥界濁龍ドラゴキュートス」の前に敗北寸前のピンチに陥るも、
装備カード「不死鳥の闘翼」と魔法カード「パラレル・ツイスター」とスターダストの3連コンボで逆転勝利。
骸骨騎士こと
ルドガー・ゴドウィンからその身の上と究極神の儀式について聞かされ、闇に呑まれたレクスを止めることを託され天錠台へ到達した。
天錠覇王となるためのデュエルはジャックが「究極神の力があればいいハンデになる」と譲ってくれたためにスキップされ、
地錠覇王となったセクトとの対戦に挑む。
ちなみに6巻はセクトVSアキ、ジャックVSゴドウィンに枠が割かれており遊星の出番がほとんどなかった。
・8巻~9巻
セクトの決闘竜「魔王龍ベエルゼ」と「魔王超龍ベエルゼウス」、
そしてセクトが身につけた新フィール「漆黒激翼」に苦しめられ、さらに必殺のクロス・フィールも破られるという窮地に陥る。
しかし、1巻でのコンボを再現するような流れでベエルゼウスを破壊、セクトを正気に戻すことに成功。
復活まで時間がない究極神を封印するため決闘疾走をそのまま続行し、新たに身につけた白銀の翼「真光激翼」で決着をつけ究極神を封印した……
かと思いきや阻止限界点はセクトとの戦いが始まった時点で既に過ぎており、
生きていたゴドウィンがその力を得、決闘者のカードと生命力を根こそぎ吸収してしまった。
この時、解錠覇王となった遊星には吸収が通じなかったため力が残されており、全てにケリをつけるべくゴドウィンとの決闘疾走を開始。
開始2ターンで早くも召喚された「
究極神アルティマヤ・ツィオルキン」とその効果で次々と召喚される決闘竜たちに苦戦。
初撃で足場を破壊されるも真光激翼で飛行し続行。
スターダストとリバース2枚で切り返そうと目論んだが、究極神の効果で召喚されたエンシェントの効果でコンボを崩され敗北確定となる。
が、スターダストの持っていた1万年前の記憶を垣間見、
実はシンクロ・チューナーだったことが判明したスターダストを軸に罠カード「ハーモニック・ジオグリフ」で、
ゴドウィンの場と墓地の決闘竜を素材に「聖珖神竜スターダスト・シフル」を召喚、究極神を破壊した。
その直後、ゴドウィンの肉体を乗っ取り自らの真の姿「究極幻神アルティミトル・ビシバールキン」」を召喚した究極神に圧倒されるも、
永続魔法「集いし光」で決闘竜を墓地から呼び戻し、その効果でパワーアップしたスターダストで痛撃を食らわせる。
この直後「集いし光」は究極幻神の効果で破壊されるが、一緒に決闘竜達が破壊されたことにより速攻魔法「ファイナル・クロス」が発動可能となり、
スターダストと協力しての「クロス・スターダスト・フィール」で究極幻神の撃破に成功した。
その後、闇から解放された究極神から、儀式を完遂した報酬としてなにか一つ願いを叶える権利を与えられる。
最終的に遊星が何を願ったのかは本編では明かされていないが、
究極神が提示した可能性は「未来王(=Z-ONE)」「サテライトの英雄(=
改変前の過去)」「遊戯・十代との共闘(=劇場版)」であり、
彦久保氏によれば遊星が願った内容次第ではここからアニメ版に分岐するらしい。
9巻収録の読みきりからするに、実際に遊星が願ったのは「もっと多くの相手と決闘疾走を続けたい」だと思われる。
その読みきりでは第2回D1GPを勝ち上がりジャックへのリベンジ戦に臨む。
互いの決闘竜同士を進化させての激闘となるが、
最終的に「シンクロ・アライアンス」の効果で互いにパワーアップしたスターダストとレッド・デーモンによる一撃疾走に発展。
これに競り勝ち統一皇帝の座についた。
【使用デッキ】
「〇〇〇・シンクロン」と名のつくチューナーと、シンクロモンスターの「〇〇〇・ウォリアー」
及びそれらのサポートカードをメインとする【ローレベルシンクロ】デッキ。
「ジャンク」モンスターの比率も高いためか本人は「ジャンクデッキ」とも呼ぶ。
ちなみにデュエルモンスターズ以外のゲームではジャンクデッキとはありあわせの雑多なカードで作られたデッキという意味。
拾ったカードの寄せ集め(と称している)デッキなのでそういう意味でもジャンクデッキである。
モンスターは機械族と戦士族が多く、魔法や罠はトリッキーなカードやハンドコスト、相手へのアドバンテージを与えるカード等が多い。
低レベルのモンスター達が強力なシンクロモンスターとなることをコンセプトとした遊星の力を合わせる絆を象徴しているともいえる。
そのデッキの完成度の高さはシティのデュエリスト以上で、到底「拾ったカード」の寄せ集めとは思えない。
というかシティの奴らは「レベルが低い」「ステータスが低い」の理由で捨てる奴もいるとか。もったいねぇな。
拾ったと故と思わしき要素はせいぜい、上位互換の多数存在する防御罠やライディングデュエル用のデッキに装備カード必須のイクイップ・シュートを入れていた、程度である。
遊星のデッキはアニメ出身カテゴリとしては異例なことに
【ジャンド】もしくは【クイック
ジャンクドッペル】として放映中にガチ環境に君臨し、
シンクロモンスターが衰退した今もなお「回してて一番楽しいのは【ジャンド】」という者も少なくない。
その一方で遊星と言えばソリティアと呼ばれるほど、ソリティア行為をかなり行っており(無限ループコンボをデッキに仕込んであったりなど)
アニメスタッフにもそう思われたのかARC-Vにて「不動性ソリティア理論」という理論がシンクロ召喚のカリキュラムで登場した。
フィール版でもモンスターの構成は違うものの大体同様。
ただこちらはスピード・ワールドがないため装備カードが結構多く、いわゆる【装備ビート】に近い構成になっている。
アニメよりもソリティア性能は低く、どっちかと言うと低めの火力を多彩な装備カードで補い殴り続ける、というビートダウンの典型になっている。
◆代表的なカード
アニメでのシンクロ召喚時の口上はほとんどが「集いし○○が~」で始まり「光さす道となれ!」で結ぶのが特徴。
- シンクロモンスター
(「光さす道となれ!シンクロ召喚!」は省略)
くず鉄のかかし
集いし願い
リミッター・ブレイク
白銀のバリアーシルバーフォース
ガード・ブロック
エンジェル・リフト
炸裂突破
緊急同調
奇跡の残照
補充要員(手札に確認できる場面が数回あるが使用場面無し)
◆囚人のカードデッキ
モンスターカード
カラテマン
ヤランゾ
ザ・キックマン
凶悪犯ーチョップマン
義賊忍者ゴエゴエ
トライホーン・ドラゴン
サンド・ギャンブラー
ならず者傭兵部隊
カオスライダーグスタフ
不意打ち又佐
魅惑の怪盗
魔導雑貨商人
白い泥棒
世紀の大泥棒
薄幸の美少女
瓦礫の王(オリカ)
魔法
ドーピング
デーモンの斧
盗人ゴブリン
団結の力
ご隠居の猛毒薬
大逆転クイズ
悪夢の拷問部屋
悪夢の鉄檻
罠
あまのじゃくの呪い
闇の呪縛
補充要員
バックファイア
盗賊の七つ道具
強欲な瓶
砂塵の大竜巻
リビングデッドの呼び声
バトルマニア
挑発
ギャンブル
体力増強剤スーパーZ
残骸爆破
◆フィール版での使用カード
ジャンク・フォアード
ジャンク・ジャイアント
ジャンク・メイル
ジャンク・チェンジャー
ジャンク・ドラゴンセント
ジャッキー・ジャンパー
ネジマキの見習い戦士
クイック・スパナイト
スカー・ウォリアー(大地の痛みを知る傷だらけの戦士よ、その健在を示せ!スカー・ウォリアー、シンクロ召喚!)
マイティ・ウォリアー
セブン・ソード・ウォリアー(光を切り裂け!セブン・ソード・ウォリアー!)
グラヴィティ・ウォリアー(事象の地平より推参せよ!重力の闘士!グラヴィティ・ウォリアー!)
ライトニング・ウォリアー
閃珖竜 スターダスト(星海を切り裂く一筋の閃光よ!!魂を震わし世界に轟け!!シンクロ召喚!!閃珖竜 スターダスト!)
真閃珖竜 スターダスト・クロニクル(星流れる痕に紡がれる全ての想い!絆と共にこの世界を満たさん!
アクセル・シンクロ!光来せよ!真閃珖竜 スターダスト・クロニクル!)
聖珖神竜 スターダスト・シフル(古の天空を彩る星々よ!神雨となりて世界を祓え!シンクロ召喚!レベル12超来迎!聖珖神竜 スターダスト・シフル!)
戦士の誇り
刹那の調律
絆の結晶
漲る宝札
シンクロ・クリード
シューティング・ミラージュ
集いし光
不死鳥の闘翼
代償の宝札
シンクロ・アライランス
【名言(迷言)集】
◆アニメ版
「カードは拾った」
「どんなカードでも存在する以上、必要とされる力がある」
「『クズ』の一言でカードを否定するアンタに、デュエリストを名乗る資格など無い!」
「何度も何度もクズとばかり。他の言葉を知らないのか?」
「デュエルはカードに命を吹き込む。その命を吹き込むのがデュエリストの役目だ」
「踏まれたカードが痛みを感じるなら、勝利して喜びを与えるのもデュエリストの役目だ」
「お前は俺たちをゴミと言った……だがそれは違う。このデュエルが、この世界に不要な奴など居ないことを証明する!」
「ミルクでも貰おうか」
「下らないなどと言うな…。仲間との絆、アンタだって大事に持ってるじゃないか…あのカードを」
「だが…感じる」
「何度でも受け止めてやる、全部吐き出せ! お前の悲しみを! ヴィクティム・サンクチュアリ!」
「オレも少し遊びたくなった」
「ダンスは…苦手だな」
「だが奴は…弾 け た」
「親父の研究が無ければ17年前の事故は起きずに済んだ…あの事故がジャックやクロウの両親の命を奪った、みんなの人生を滅茶苦茶にしたんだ!
あれさえ無ければみんな温かい両親がいて幸せな日々を送れたはずなんだ!
……なのにどうしてあいつらはオレを仲間と認めてくれる!? 何も言わずにオレに笑い掛けてくれる!?
オレはどうすればいい!? どうやってあいつらに償えばいいんだ! 答えろ! 答えてみろルドガー!!」
「だがオレはレアだぜ。報酬は高いぞ」
「ダークシグナーだった頃のお前はもっと輝いていたぞ!」
「お前がいる限りこの街に満足は訪れない! オレ達の絆パワーで、必ず倒して見せる!」
「あの頃のオレたちと同じだ。不可能を可能にするチャレンジスピリッツが宿っている」
「どうしてD・ホイールと合体しないんだ……アレが奴らの本当の姿のはずだ」
「真の意味で未来を救うには、みんなの心が正しい方向を向き、モーメントと共に繁栄できる世界を作らなければならない!
今を救わなければ、きっと未来も救われない! そうじゃないのか、Z-ONE!!」
「オレはまだ自分の未来を諦めたわけじゃないっ!」
「オレ達の未来を受け取れ! Z-ONE‼︎」
「悪いが、オレの道はお前とは違う!」
「決めたぞ、みんな! オレは―――この町に残る!」
「みんな、走り続けようぜ。人生と言う名の、ライディングデュエルを!」
◆フィール版(漫画版)
「星界を切り裂く一筋の閃光よ! 魂を震わし世界に轟け! シンクロ召喚! 閃珖竜 スターダスト!」
「この決闘疾走受けて立つぜ セクト!」(フィール版遊星本編初台詞)
「燃えて来たぜ!」
「まずは一勝するところから始めないとな」
「オレの相手は勝者だけだ」
「馬のままで決闘疾走だと!? ふざけやがって!!」
「クロウはオレのさらに上を行くというのか……!?」
「それはどうかな」
「オレの渾身のフィールを受けろ!」
「最高に高めたオレのフィールで、最強の力を手に入れてやるぜ!!」
「もっとだ……もっと速度を上げるんだ! もっと速く疾走れー!!」
(オレにも譲れない想いがある!)
(スターダストが灯してくれた一筋の光明……それが光射す道となる!)
「あの頃のオレは確かに……お前を見下していたのかもな……」
「オレは二枚のトラップを発動していたんだ!」
「これが絆がつむいだ結晶の力だ! セクトよ! お前の心に届け!」
「お前も決闘疾走者ならば、今の想いを全力でオレにぶつけて来い!」
「これが時空を超えた光の鉄槌!」
(オレのデッキには世界の命運がかかっている……負けるなんて許されない……連戦による消耗で体力気力とも限界……なのに……
オレはこの決闘疾走を楽しんでいる!! 決闘疾走はオレの全てなんだ!)
「やはり……決闘疾走は面白いな」
「こんなことが稀に……いや、ここぞという時に起きる。それが決闘疾走だ!」
「オレの願いか―――そんなの、決まっているさ」
「星流れる痕に紡がれる全ての想い……絆と共にこの世界を満たさん!
アクセルシンクロ―――ッ!!」
「目標が孤高であるからこそ目指したくなるんだ。オレ達決闘疾走者が、お前を目指したようにな」
【余談】
実はこの御仁、現在8人いる遊戯王主人公の中でただ一人、背後霊ポジションがいない。
遊戯→アテム
十代→ユベル(アニメ)/
ハネクリボー(漫画)
遊馬→アストラル
遊矢→ユート(アニメ)/他の三人(漫画)
遊作→Ai
遊我→カイゾー
ユウディアス→ベルギャーの同胞(第1クールのみ)
となるのだが、遊星はこれに対応するポジションのキャラが不在。
そのためか劇場版では赤き竜が背後霊ポジションを担当していた。
しかし、ブルーノが死後遊星に語り掛け微笑んだりと背後霊ポジションについた様な描写はある。(尚登場はオーバートップクリアマインドにたどり着いた時の一回のみ)
また千年パズル、墓守のペンダント、皇の鍵、ペンデュラム、ネクタイのように首に何か一定期間以上かけたこともない。
また、主人公の中では珍しく本編時系列中での敗北も引き分けもない(唯一の敗北シーンはジャックとの回想でのデュエルのみ)。遊作が登場するまでは唯一の無敗主人公だった。
まあ鬼柳との1戦目とWRGPの
チームユニコーン戦は実質負けのようなもんだが………
ちなみに主人公ズのお約束・クリボー系についてはアニメ版でこそ使用していないが、
漫画版でジャンクリボーを使用した(同じくアニメ版では使用していない遊矢も漫画版でEMクリボーダーを使用)。
俺達の絆☆パワーでこの項目を追記・修正してみせる!
- ただ料理音痴の欠点位はジャックから引き取ってあげても良かったと思う -- 名無しさん (2016-03-21 10:15:38)
- 完璧超人でクールだけど機械の話になると饒舌になったり天然だったりで嫌味がなくて好きです(ホモ並感) -- 名無しさん (2016-06-25 12:55:25)
- すごく頼れる人間なんだけど、それゆえかメンタル的には抱え込みすぎてしまうという弱点がある。答えてみろルドガーや蟹パパの平手打ちなど。そばには甘えさせてやれる人がいたほうがいい人間。ガンダムならシャアが近いかな?(別に遊星はロリコンでもマザコンでもないけど) -- 名無しさん (2016-08-13 19:06:43)
- ↑二次創作で悪いけど、pixivで刀剣乱舞とのクロス小説で遊星の魂には縁が絡みまくってほぼ生き神様、人柱状態な話をみたことある・・・。 -- 名無しさん (2016-08-15 13:51:18)
- 主人公としては見事だけど、それ故に次作以降の主人公のハードルがスゲー上がったと思う…遊馬も遊矢もなにかしらの批判されるし…正確には遊星のせいじゃないんだが… -- 名無しさん (2016-10-27 16:59:38)
- ↑ハードルが上がったんじゃなくて叩きたいのが暴れてるだけ -- 名無しさん (2016-10-27 17:02:27)
- ガンダム主人公と嘘ついてもバレなさそう。というかクリアマインドって完全に... -- 名無しさん (2016-11-19 02:25:13)
- そういえば遊戯王シリーズの主人公の中で唯一明確な犯罪経歴持ちだな。 -- 名無しさん (2017-04-09 13:01:05)
- 6人の主人公の中でも ユベルとかアストラルとかユートみたいな人がいない貴重な -- 名無しさん (2017-09-10 07:31:31)
- ↑遊戯:王様、十代:ユベル、遊馬:アストラル、遊矢:ユート、遊作:Ai、か。ホントだ、一人だけ背後霊ポジがいない。 -- 名無しさん (2018-01-18 15:48:50)
- ↑↑赤きタクシーは・・・入らんか。入らんな・・・ -- 名無しさん (2018-01-18 17:39:38)
- 最後「町を出て決闘者として自由にやってもよかったんじゃ」って当時は思ってたけど、よく考えたらフォーチュン開発者である以上町に残って管理・運用をする責任があるんだよな・・・・・・ -- 名無しさん (2018-02-24 14:39:40)
- 主人公で初期設定には無かったのに途中から顔に傷っぽいものがついて以後そのままってかなり珍しいよね -- 名無しさん (2018-02-24 18:51:29)
- 頭脳明晰、身体能力抜群、おまけに優秀な科学者を父親に持ち赤き龍に選ばれた存在で作中無敗とスペック盛り盛りなのにほとんど嫌われてるところ見たこと無いのは彼の人徳か意外と熱血な性格からか、それともけっこう悲惨なスラム生活やら電撃拷問やらのシーンが多いからか… -- 名無しさん (2018-03-23 16:35:41)
- ↑5 -- 名無しさん (2018-03-26 00:22:55)
- ↑ミス -- 名無しさん (2018-03-26 00:23:56)
- ↑またミスった ZONEは入んない?一応もう一人の僕なんだが。 -- 名無しさん (2018-03-26 00:27:35)
- ↑10悪人じゃないけどスラム育ちなせいか、作中あまり犯罪をいとわないよね。初期王様も人を焼いたりしてたけど… -- 名無しさん (2018-06-04 16:32:26)
- 赤きタクシーさんが背後霊(?)にカウントされるなら、ガチの神様だし、アストラル並みにヤバいのが憑いてることになるよな -- 名無しさん (2018-06-04 17:50:19)
- 馬鹿にされてた爺さんのデッキを借りて戦ったり、囚人達から1枚ずつ借りた正真正銘のジャンクデッキで戦ったりと行動は最初からヒロイックだよね。序盤はジャックや鬼柳と仲違いした後だったから暗かっただけで -- 名無しさん (2018-06-25 20:21:27)
- 海外版だと幼少期のトラウマでゴキブリが苦手という設定が第2話だけでたそうだが、いつか確認してみたい -- 名無しさん (2018-08-03 15:50:30)
- 異論がなければ翌日ログ化します -- 名無しさん (2018-08-15 22:58:49)
- ログ化しました -- (名無しさん) 2018-08-17 01:41:36
- 闇落ちもなくね? -- (名無しさん) 2019-09-23 08:48:39
- カイゾーが背後霊ポジは違和感…アイツそんな背後霊ってほど遊我と一緒に居なくね? -- (名無しさん) 2021-05-15 21:48:22
- 勝手な想像だが、愛機の遊星号は不動博士絡みのものと勝手に解釈している。 遊星を避難させる時に(遊星号の)設計データも託していたのでは…と思ってみたり。そしてそれが遊星の進む道の指標にもなった…と自分は勝手に考えている。 -- (名無しさん) 2021-06-13 11:45:46
- 味方にゲロ甘いよな遊星(満足とかジャックのやらかしを特に責めない) -- (名無しさん) 2021-12-12 15:22:17
- アニメはエンジェルバトンとスピードワールド2、漫画だと敵のエースの攻撃による大ダメージからショックドローを発動して逆転の盤面を作るって印象だな。 -- (名無しさん) 2022-11-02 22:02:50
- 背後霊ポジションの話、遊星だけいないって話を固定で後付けしたせいだろうけど無理ないか?少なくともカイゾーは背後霊ポジじゃないだろう -- (名無しさん) 2024-02-06 23:45:49
- ↑終生ついてくるような相棒を背後霊と言わずしてなんというか -- (名無しさん) 2024-08-31 15:25:50
最終更新:2024年08月31日 12:15