スパーダ(DMC)

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スパーダ(DMC) - (2014/06/26 (木) 23:29:45) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/06/10(金) 23:50:33
更新日:2024/02/04 Sun 18:44:33
所要時間:約 6 分で読めます




二千年前


人々の平和が魔界の進攻によって砕かれた


だが一人の悪魔が正義に目覚め


闇の軍勢に立ち向かった


魔剣士スパーダ


戦いに勝利した彼は人間界に降臨し


その平和を見守った


彼の命が


伝説に刻まれるまで



ゲーム「Devil May Cry」シリーズ全てに間接的に登場する悪魔。

彼なしにはデビルメイクライは語れない、主人公以上に重要なキャラクターでダンテバージルの父親でありネロにとっては祖父?にあたる人物だが、彼自身が登場した作品はない。

その姿は巨大な二本の角に三対の翼を持つ魔人。
その風貌からゴキブリだの仮面ライダーの怪人呼ばわりされる事があるが決して口にしてはならない。言ったら最期…… ほら、貴方の後ろに……


人の姿になることも可能でその際は、オールバックにした銀髪、左目にモノクルを着け貴族の様な服を纏った容姿をとる。

その力は強大で、ムンドゥスの魔界統一は成し得たのもスパーダの存在があったからと言われる程で、彼に憧れる悪魔も多く、高いカリスマ性も備えてたと予想される。
それ故に裏切った時のショックは大きなものであり、数千年経ってもスパーダへの恨みは消えず、その息子であるダンテ達が出会い頭の悪魔に襲われる原因でもある。

彼の伝説は様々な土地で語り継がれているがデビルメイクライの現代の世界では、半ばおとぎ話となり風化しつつある…。


■「Devil May Cry」のスパーダ

約二千年前、魔帝ムンドゥスによる人間界進攻の際、突如として正義に目覚め(時期や動機等は未だに不明)、悪魔の軍勢を退けそれを率いるムンドゥスをも二千年の長きにわたる眠りにつかせる。
その後、人間界に留まりエヴァと言う名の人間女性と結ばれ、双子をもうける(単純に考えると2000歳も年下の女性を嫁にもらった、所謂ロリペド野郎と言う事になる。このリア充め………)。

この双子がダンテとバージルである(悪魔のくせに意外に子煩悩だったらしく双子の遊び相手もしていたが、初めての子育て故か勝手が分からず、あの魔帝を打ち負かした剣技で相手をしてたらしい…。現在ならば完璧に児童虐待である。その為、ダンテはスパーダのことを本気で恐れている節がある)。


しかし突然失踪、ダンテ達家族の前から姿を消してしまう。この辺りは公式でも明確になっておらず、死亡説などもあり「DMC」の謎の一つになっている。

この後、家族は復活し始めたムンドゥスに襲われ母エヴァは死亡、兄バージルは行方不明、一人残されたダンテはスパーダの形見である魔剣リベリオンの言葉を聞きデビルハンターとして歩み始める。
後にバージルと再会するがこの時の体験からか、力だけを求める『悪魔』となっており、ムンドゥスに対する復讐心をより強くする事となる。

ゲーム中では、魔帝との戦闘時にダンテが見せた姿はスパーダそのもので、能力も彼と同等であるという説明から、巨大な炎龍を召喚する強力な魔術も行使出来たようであり、ボス悪魔ファントムの言葉からも、その力と存在が広く知られている事が伺える。

また、HARDモードをクリアすることでスパーダと思われるコスチューム「伝説の魔剣士」でゲームをプレイすることができる。

因みに、ミッションオールSクリアで見ることが出来る特典画像でしっかりスパーダも写っている。
欠席者扱いだが…



■「Devil May Cry 2」のスパーダ
ムンドゥスを封印した後、魔界の大半を支配した、覇王アルゴサクスをデュマーリ島に封印した伝説として語り継がれている。
この時、スパーダと共に戦った島の『護り手』で彼の事よく知るという老婆マティエが登場する(ババァ、一体何歳だ?)
彼女によればスパーダはアルゴサクスを倒す為に帰ってこれるかも分からない魔界に単身、向かっていたとされダンテもスパーダと同じ道を辿ることになる。
また、かつてスパーダと戦い敗れたボルヴェルクという魔界の戦士も出てくるがスパーダとの因縁を語らぬままアッサリと退場してしまう。

所詮は黒歴史か………

ゲームの前日談に当たる小説版では、スパーダの装備していた甲冑を入手した悪党が付着した体液(なんかイヤな表現w)を分析、我が身に投与することでその力を取り入れダンテを襲う。



■「Devil May Cry3」のスパーダ
かつてスパーダが自身の強大過ぎる悪魔の力と共に封印した、魔界と人間界を繋ぐ塔『テメンニグル』が登場。
このテメンニグルは魔に魅入られ、悪魔の力を欲した人々が造り上げた物であり、塔の中に封印されスパーダに激しい復讐心を抱く『ベオウルフ』や彼との怪しげな関係を発言する『ネヴァン』(彼女によればスパーダは中々のイケメンだったらしい)などの悪魔も登場し、封印されたスパーダの力を巡るダンテ、バージルの兄弟間の対立の原因にもなっている。
ちゃんと遺言書を書かないからこんな事になるんだよ。

ゲーム中ではダンテ、バージル両方にスパーダそっくりのコスチュームが用意されている。
このコスチュームのバージルが魔人化すると1のボスであるネロ・アンジェロの姿になり、アクションも専用の物に変化する。

ちなみにSE版ではスパーダコスチュームのスーパーモードのみ、ドッペルゲンガーやクイックシルバーが使い放題である。



■「Devil May Cry4」のスパーダ
今作は、スパーダが治めていたとされる土地『フォルトゥナ』舞台となっていて、今やおとぎ話となったスパーダ伝説を信じ、他人を思う心を教えとする魔剣教団が存在し、スパーダは神として信仰されている。
小説版では冷徹で寡黙な性格だと書かれてる。

ゲーム中ではスパーダの孫?の『ネロ』と、かつてスパーダに憧れを抱いていた悪魔『ベリアル』が登場する。



■その他のスパーダ
デビルメイクライ事務所のある街の公園に彼を模した銅像が存在する。

アニメ版にてスパーダの弟子である兄弟の悪魔が登場している。

彼の使用する二丁拳銃『ルーチェ&オンブラ』を作ったマキャベリーという名前の魔界の銃職人がアニメ版のドラマCDに登場しているがコイツも悪魔である以上、拳銃は離反する前にスパーダの手にわたったものと思われるが、シャドウの設定を考えると……アレ…?…おかしいな…。

あまり深く考えるのは止めた方が良さそうだ。

PSPのゲーム「ビューティフルジョー バトルカーニバル」で隠しキャラとしてまさかの参戦を果たしている。
同作にはダンテ及びネロ・アンジェロも参戦しており、バージルではなくネロ・アンジェロではあるものの親子が揃った作品となった。


追記・修正は伝説になってからお願いします。

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