日野晃博

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日野晃博 - (2015/05/06 (水) 17:21:31) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/10/09 (日) 15:13:34
更新日:2024/04/22 Mon 03:01:25
所要時間:約 6 分で読めます




日野晃博とは、福岡のゲーム会社・株式会社レベルファイブの社長である。

マイナーな会社だったレベルファイブを、ドラゴンクエストⅧ・Ⅸやイナズマイレブン、レイトン教授などの大ヒットで一躍人気会社に押し上げた凄腕の経営者で、
トップランナーにも出演した。
メディアミックスやコラボレーションを全面に押し出し、ジブリ、ガンダム、バキなどとのコラボ作も発表している。
その傍ら、シナリオも担当する。

しかしながら、手がけたシナリオの質にはやや難ありなところが見受けられるものが多く、批判の声も少なくない。
評価されるものもあるにはあるが、世界を巻き込むような壮大な計画があっさり終息したり、キャラの行動動機や正体などが作品の後半に纏めて語られることが多く、後付くさく見えることがある点が弱点として指摘されている。
シナリオ批判については本人も承知しているらしく、批判意見を目にして相当落ち込んだことをtwitter上で語った。

また、ツイッターにて乳首でツイートすることでも有名。これは公式アカウントにて謎の文章がツイートされた際に本人が、服の中にパッドを入れていたため擦れて勝手に書かれたと弁明したことから言われている

長編でも熱血王道スポ根を貫ききった初代イナズマイレブン(ゲーム1)や、
伏線をの残しつつも割と綺麗にまとまっていたレイトン教授と奇跡の仮面のような作品もある。
正直、勢い重視のイナイレや妖怪ウォッチでは受け入れられている

これは当時レベルファイブがまだ若く知名度の低い企業であったために宣伝に力を入れた結果ビッグマウスと捕えられてしまったと考えるのが妥当だろう。

●主な作品

『イナズマイレブン』

「サッカーやろうぜ!」

通称「円堂編」。
超次元サッカーだけあってフツーじゃない展開が結構ある。
サッカーRPG(笑)などと呼ばれるこのゲームだが、
実はサッカーRPG自体は1998年、エニックスから発売された「日本代表チーム監督になろう! 世界初サッカーRPG」という前例がある。
ハードはDSで、2作目『驚異の侵略者』から『ファイヤ/ブリザード』の2バージョン体制で発売されるようになった。
3作目『世界への挑戦!!』では『プラズマ/ボンバー』の後に、映画公開に合わせて完全版『ジ・オーガ』が発売されたことで、円堂編は完結。
更にその後は3DSで移植作となる『1・2・3!! 円堂守伝説』が発売された。

また、サッカーゲームと聞いて多くの人はウイニングイレブンシリーズを思い浮かべるだろうし、弱小チームで部員集め…と聞いてパワプロ?と思った人もいるだろう。

そんな中で、漫画化、アニメ化、カードゲーム化など様々な方面で人気を得ていたのは、特徴的なゲームシステムに依る所が大きいだろう。
アニメでは原作と比べて放送時間の都合によりセリフやシーンのカットがされることがあり、それによりキャラの印象がアニメとゲームで変わってしまうと指摘される点がある。
これについては、日野氏がイナズマイレブンのヒットにより多忙になり、円堂編1期以降はアニメのシナリオのチェックなどに割ける時間が減ったことが要因であるらしい。


『イナズマイレブンGO』

「サッカーは宇宙でやれ!」

イナズマイレブンの新シリーズで、アニメが同名で2011年5月4日から開始し
途中で『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』、『イナズマイレブンGOギャラクシー』と番組名を変え2014年3月19日まで放送されていた。
ハードを3DSへと移行したことに伴いグラフィックも大幅に向上し、マップや試合もドットからCGになった。
2011年12月15日に出た1作目は『シャイン/ダーク』、2012年12月13日に出た2作目は『ネップウ/ライメイ』、
2013年12月5日に出た3作目は『ビッグバン/スーパーノヴァ』でそれぞれ2バージョンが発売。
バージョンの違いはスカウトできるキャラや対戦相手チーム、サイドストーリーに登場する前作キャラ等。

また、タイトルに応じた雰囲気の差別化が図られている。
(例) シャイン→爽やか且つ温かなOP・明るくハジけたED・王道的ライバルのライバル・「イナズマイレブンGO!シャインッ☆」

ほとんどのキャストが前作から引き継がれており、EDを見ると見覚えのある名前だらけなどという事態もしばしば。


『ダンボール戦機』

「この中には希望と絶望の両方が入っている」

レベルファイブから発売されたRPG。本来は2009年に発売予定だったが、延期に延期が重なり 2011年6月16日にやっと発売となった。
2012年10月18日に続編『ダンボール戦機W』、 2013年10月31日に現・最終作『ダンボール戦機WARS』が発売。
1作目と2作目はPSPで発売し2作目はVITAマルチで後に2作とも3DSに後発発売、ダンボール戦機WARSは3DSだけに発売した。

かなり大規模なメディアミックスが行われ、アニメ化やプラモデル化・漫画化も同時に展開されていた。

豊富なパーツや良質なLBXデザイン、シンプルな操作のアクションと王道なストーリー、クリア後の豊富なやりこみ要素等の点が評価され、
同時期に発売された『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』をも上回る売り上げを見せる。
2011年3月2日に同名でアニメが開始され、続編のダンボール戦機W、現・最終作のダンボール戦機WARSに番組名を変えつつ2013年12月25日まで放送されていた。

イナズマイレブンとは対照的にアニスタがゲーム版ではシナリオ中の不明瞭だった点に補足を加えるということが多かった。

イナズマイレブンGOとダンボール戦機はコラボ映画も作られたが、元々日野氏はそれぞれを単独で映画化する予定だったが、LBXの販売促進をしたいというバンダイからの要望に応えるために両者をコラボさせることになったとか。

『レイトン教授シリーズ』

「謎解きが邪魔だなあ」

レベルファイブから発売されている謎解きアドベンチャーゲーム。

本シリーズの一作目はレベルファイブが開発・製作のみならずパプリッシャーとして、日本国内での販売も手掛ける作品となった。
シリーズ累計販売本数では365万を越えており、中でも三作目はシリーズ屈指の作品と言われている。
欧米では脳トレの次の一本として受け取られている。

本作の謎解きのスタイル等は、日野本人が幼少の頃から、影響を受けた多湖輝のベストセラー「頭の体操」を基準としており、多湖本人も本シリーズに参加している。
映画化もしており、こちらも中々評価が高い。

逆転裁判とのコラボが実現したのち無事発売、シナリオはカプコンのタクシューがシナリオ担当した。


『機動戦士ガンダムAGE』

「強いられているんだ!!」

批判されまくりのガンダムシリーズの一作。
新作のガンダムが批判の嵐にさらされるのは残念ながら恒例行事みたいなものなので、よくも悪くもその結末に注目が集まっていたが、
結局悪評を覆すことはできないまま完結してしまった。
監督は劇場版ケロロ軍曹などを手掛けた山口晋。制作にレベルファイブが全面協力。
元々バンダイナムコの鵜之澤伸副社長が日野氏に「100万本売るガンダムのゲームを制作して欲しい」と依頼した際
日野市が引き換えにアニメの制作に関与させる事を要求したのが始まりであると 週刊プレイボーイ誌のインタビュー で語られている。

なお、「機動戦士ガンダムAGE ユニバースアクセル/コズミックドライブ」の売上は3万6000本に留まった。
これは上記『ローグギャラクシー』『白騎士物語』の1割弱に相当する数字である。

シナリオについては、異星人と戦う親・子・孫の3世代の物語というのがコンセプト。
レベルファイブの全面協力でアニメ化したため、他のガンダムシリーズと比べて異彩を放っている。
なおレベルファイブはあくまで「全面協力」であって、制作の主導や最終的なGOを出してるのはサンライズではあるが、
シリーズ構成に日野氏が就いているため、彼個人の意見は強く反映されている。
日野氏側は「メカニックマガジン」のインタビューで「自分のアイデアには没になった物も多く、自由に制作できなかった」と主張している。
その一方でサンライズ側のスタッフは「モデルグラフィックス」誌のインタビュー等で「日野氏の意向は極力尊重している」
「むしろ日野氏のアイデアに設定を付ける方向で制作していた」と真っ向から反する主張をしており、真相は判然としない。

例えばAGEシステムについてはタイムボカンシリーズのビックリドッキリメカ風にするという案を出すなど
「子供向けガンダム」の側面を強めようとしたが、高年齢向けの作風が多いガンダムシリーズでそれをやっていいのかという
上層部での迷いなどがあった結果、どっちつかずの作風になったとファンの間では言われている。
その一方で日野氏の関わっていない『AGE-MSV』、『MEMORY OF EDEN』ではゲーム版の「ビックリどっきりメカ」のアイデアが
積極的に導入されるなど双方の言が矛盾している部分も多い。

余談だが各メディア間のストーリー統一をモットーとしてその意義を説く日野としては珍しく、
コロコロ連載漫画のトレジャースターは切り離された作品となっている。

ただしプロットそのものは評価する声は少なくない
日野氏の原案を元とし設定の隙を細かい描写で補った小説版や第2期の主人公とライバルに焦点を絞ったOVAはそれなりに評価が高い
アニメ本編のシナリオを高く評価する声も存在する

『妖怪ウォッチ』
「ゲラゲラポー ゲラゲラポー ゲラゲラポッポ ゲラゲラポーゲラゲラポー♪」
3DSのゲーム及びそのメディアミックス。
コロコロコミック2013年1月号から漫画が開始され、2013年7月11日にゲーム発売、翌年1月8日からテレビ東京でアニメが開始した。
初報が出た段階ではAGEが商業不振であったこと、コンセプトがポケモンの二番煎じではないかという見方があったが
何がどう転んだのかじわ売れを続けアニメ放送後にブーストしミリオン突破の大ヒット。
低迷するコンシューマー市場において珍しい大ブームが起こり、それを受け続編・映画化が早々に決定。
その後、続編は元祖、本家、真打の3バージョン合計で累計500万を超え、映画の興業成績も75億を突破し
AGEの失敗を取り返すどころか、かつてのポケモンに迫る(映画興業の国内記録に於いては最高記録のミュウツーの逆襲を破る)社会現象を引き起こした。

ただし日野の立場は「ディレクション」にまで下げられており、直接執筆する立場には無い。(多分)
と思われたが、その後のインタビューなどで妖怪ウォッチ誕生については日野氏のアイデアなどは重要な部分を占めていたことが明かされており、またアニメにて作中の登場人物の過去についてを説明する回は日野氏自らが脚本を書いた。
またこれを始めるにあたって『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』シリーズを共に終了することになった。

また、自社作品の主題歌等の作詞もしていたりする。
●作詞リスト
『白騎士物語』
  • 白騎士物語〜旅人たち〜
  • ときのカケラ〜Chronicle Love〜
  • 戦場に咲いた一輪の花
  • とべ青い鳥

『レイトン教授と永遠の歌姫』
  • 永遠の歌姫
  • 思い出のレコード
  • この幸せよ永遠に
  • はかなき命の旅立ち

『イナズマイレブン』
  • 純情青春ラブ
  • あいつは太陽ボーイ!

『ダンボール戦機』
  • Little smile


脚本について

シナリオを担当しているが設定の唐突な変更や矛盾、超展開などから評判はあまり良くなく、日野シナリオとして恐れられている。
日野を批判する意見のほぼ大半がこのシナリオ批判であり、しかも関わる作品が多いことから「日野休め」「経営に専念しろ」「脚本家に書かせろ」との声も多い。

ただし近年では劇場版「イナズマイレブンGO 究極の絆 グリフォン」やアニメ版妖怪ウォッチ25話「ジバニャンの秘密」など評価が高いシナリオも増えている
ネット上などではやや過小評価気味であると思っていたほうが良いかもしれない


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