第502統合戦闘航空団「ブレイブウィッチーズ」

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第502統合戦闘航空団「ブレイブウィッチーズ」 - (2016/05/12 (木) 09:40:58) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/01/29(日) 23:38:50
更新日:2022/09/08 Thu 17:35:03
所要時間:約 8 分で読めます




ストライクウィッチーズの設定上存在する部隊の一つで、本編の主役である 501「ストライクウィッチーズ」 に次いで発足となった統合戦闘航空団(以下JFW)。


欧州最大の激戦区、いわゆる「東部戦線」を担当戦区とし、ネウロイの占領下にあるカールスラント奪還を主目的とした攻性の部隊。

各国からエースが集まるJFWの中でも取り分け個性的なメンバーが集まった部隊で、
特に菅野カタヤイネンクルピンスキーの三名は、卓抜した戦果と裏腹なユニット損耗率の高さから部隊愛称をもじって「ブレイクウィッチーズ」などと呼ばれることも。
加えて激戦のためストライカー損耗率が高く、良好とは言い難い補給状態もあって、陸戦要員で構成された「ストライカー回収部隊」を擁している。
本拠地はペテルブルグだが、最前線にバラックを築いて寝泊まりする事も多い。

ネウロイに制圧されたオラーシャへ方面の逆侵攻「バルバロッサ作戦」の流れを受けて発足した部隊で、所属するウィッチにも同作戦に参加した者が多い。



長らく設定のみの存在で公式作品への登場が全くなかったが、2012年春、劇場版にてついに陽の目を見ることに成功した!(チョイ役だけど)

そしてアニメ3期の主役に決定!
少しずつ明かされる情報にヤキモキしつつ、続報に期待しよう!



《所属ウィッチ》(年齢は44年末時)

◆グンドュラ・ラル

18歳。
カールスラント空軍所属。少佐。ブレイブウィッチーズ司令官。
ハルトマンバルクホルンに次ぐカールスラント第三位のグレートエース。多数のエースを排出した第52戦闘航空団(以下JG52)にて中隊長を務めていた。
豪放磊落な人物で「判断は部下に任せ、責任は自分が取る」というスタンスで隊をまとめる女傑。
過去の激戦で被弾した際に深刻な重傷を負っており、回復した現在も後遺症を抑えるため魔法繊維のコルセットを着用している。
元ネタは旧ドイツ空軍のエースにして空軍総監『ギュンター・ラル


◆アレクサンドラ・I・ポクルイーシキン

16歳。
502JFW飛行隊長。大尉。
オラーシャ陸軍のトップエースの一人。愛称はサーシャ。司令のラルから戦闘における全般を一任された美女。固有魔法に「映像記憶能力」を持つ。
父が整備技師だった関係で機械関係に強く、また空戦技術の未熟だったオラーシャ陸軍にあって独自に戦術の分析を進め、
執筆した教本が正式に採用されるなど多方面に才能を持つ。
生真面目な性格で、出撃の度に誰かのストライカーが破損する現状と無闇に鷹揚な上官に頭を痛めている。
また自暴自棄がちな振る舞いの目立つニパの事が何かと気になる模様。
元ネタは旧ソ連陸軍のエースにして航空元帥『アレクサンドル・ポクルィシュキン



15歳。
スオムス空軍所属。曹長。愛称は「ニパ」。501のエイラと同じ飛行24戦隊の所属。
「ついてないカタヤイネン」の通称で呼ばれる。ブレイクウィッチーズの一角。項目参照のこと。


◆管野直枝

15歳。
扶桑皇国海軍所属。少尉。
遣欧艦隊の若きエース。訓練生時代から乱暴な機動で多数のユニットを破壊し、「デストロイヤー」の異名で呼ばれていた。固有魔法に「圧縮式超硬度魔法陣」を持つ。
「弾が切れたら刀で、刀が折れたら拳で」を体現する苛烈な戦法で撃墜数とユニット損耗率の双方を稼ぐピュア・ファイター。ブレイクウィッチーズの一角。
部隊一の小柄な体格に見合わぬ闘争心の塊のような性格で、一人称は「オレ」。協調性に欠けた一匹狼だが、姉の面影が重なるサーシャには頭が上がらない。
ニパとはよく一緒に正座させられる仲。
幼い頃は物静かな文学少女だったらしい。
元ネタは大日本帝国海軍のエース「ブルドッグ」「イエローファイター」「菅野デストロイヤー」こと『菅野直


◆ヴァルトルート・クルピンスキー

18歳。
カールスラント空軍JG52所属。中尉。
愛称は「伯爵」(実際に爵位を持つ訳ではない)。
カールスラントでもトップクラスのエースだが、防御より攻撃を最優先する苛烈な戦法から原隊でも「ユニット壊し」として有名だった。ブレイクウィッチーズの一角。
酒と女と軍紀違反をこよなく愛する自由人で、JG52時代の新人だったハルトマンの性格に大きな影響を与えた。
一方で隊員の個性の強さから時にギスギスしがちな502では緩衝役を務める一面もあり、また何かと上官受けの悪い菅野、ニパ両名の保護者のような役割を担っている。
元ネタは旧ドイツ空軍のエース「プンスキー伯爵」こと『ヴァルター・クルピンスキー
恐らく日本では「ルーデル・スキャンダルで国防大臣を退任に追い込んだパイロット二人の片割れ」として有名。ルーデルの大ファン。


◆エディータ・ロスマン

19歳。
カールスラントJG52から配属されたベテランウィッチ。曹長。一撃離脱戦法の先駆者と言われ、502では教官役も務めている。愛称は「先生」。
幼少時に大病を患い身体の発育が遅れており、一見すると子供のような容姿だが、大らかでしっかり者の部隊のお姉さん役。
自分の育てた部下が自分の階級を追い抜くのが楽しみという人格者。
JG52ではハルトマンの長機と教育役も務めており、彼女にとって珍しい「頭が上がらない」人物。
また原隊からの付き合いである自由人クルピンスキーにはしょっちゅう噛みついているが、裏では深い信頼で結ばれている。
元ネタは旧ドイツ空軍のエース『エドムント・ロスマン


◆下原定子

17歳。
扶桑皇国海軍所属。少尉。
固有魔法に魔眼の一種(遠距離視+夜間視)を持つ。遣欧艦隊・リバウ航空隊の一員で、501JFWの坂本美緒に師事していた。
温厚で落ち着きのある性格で、似た性格のジョゼとは仲良し。また苦労人のサーシャからは相談を持ちかけられることもしばしば。
料理が得意で、気難しい菅野を「餌付け」してしまったことは隊内の冗談の種となっている。
扶桑文化をこよなく愛しており、部隊に「正座」の風習を持ち込んだ結果懲罰として定着してしまったという一幕も。
実は可愛いものに目がない抱きつき魔という一面がある。逃げてナオちゃん逃げて。
扶桑の淫獣第三号。
元ネタは大日本帝国海軍のエース『上原定夫


◆ジョーゼット・ルマール

17歳。
自由ガリア空軍所属。少尉。
愛称は「ジョゼ」。固有魔法に治癒魔法(応急処置レベル)を持つ。ガリア陥落後の混乱期にはペリーヌとは異なる「南方正当ガリア政府」に所属していた。
頼りなさげな風貌とは裏腹に豊富な戦歴を持ち、粘り強い防衛戦術を得手とする。貴重な治癒魔法を持つこともあってサーシャから直々に502へと招聘された。
大人しく家庭的な常識人で、個性的な面々の集う502では苦労が絶えない。
年齢、性格が近い下原とは仲良し。また実家が宿屋を営んでおり、掃除や家事を好む(というか掃除中は人格が変わる)。
なにげに食いしん坊キャラ。特に魔法を使うとお腹が空くらしい。
元ネタはフランス空軍のエース『ジョルジュ・ルマール


◆アウロラ・E・ユーティライネン

スオムス陸軍から配属された陸戦ウィッチ。中尉。
補給状況の切迫した502において、破損・投棄されたユニットとついでに墜落したニパを回収する「ストライカー回収班」を率い、戦場を闊歩する歴戦の女傑。
戦場で弾が切れたとき、腰に差し込んでいたのは手榴弾でも火炎瓶でもなく、酒。そんな人。
501のエイラの実の姉。
元ネタはエイノの実兄であり、白い死神シモ・ヘイヘを従え「コラー河の奇跡」を起こしたフィンランド軍の狙撃手部隊指揮官「モロッコの恐怖」こと『アールネ・エドヴァルド・ユーティライネン


◆雁淵孝美

扶桑皇国海軍所属。大尉。
第508統合戦闘航空団マイティウィッチーズに所属していた。
非常に隊員思いな性格で、部隊の不和は見逃さずにすぐに解決しようと手を差しのべるような責任感・実行力を兼ね備えた非常に頼りになる人物。
更には戦場での活躍も並大抵ではなく、陸上部隊に所属していたにもかかわらず、508発足時は隊長の新藤美枝少佐から直々に召集されたほど。
(508JSFは空母翔鶴を起点とする部隊)
ますます激化するネウロイの侵攻に精神面でも戦闘面でも多きく貢献してくれると期待される人物である。
元ネタは大日本帝国海軍のエース『鴛淵孝


◆雁淵ひかり

アニメ3期にて初登場となるウィッチ。雁淵孝美の妹である。
経歴の詳細は不明だがこのタイミングでの新キャラということで3期の主人公であることが予想されている。
元ネタは鴛淵孝の妹『鴛淵光子


映画出演に歓喜しつつ追記・修正よろしくお願いします

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