黛拓武(アクセル・ワールド)

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黛拓武(アクセル・ワールド) - (2013/06/17 (月) 21:18:05) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/02/23(木) 18:48:39
更新日:2024/04/05 Fri 14:58:47
所要時間:約 4 分で読めます







「おっす、ハル!久しぶり」


黛拓武(マユズミ・タクム)とは、ライトノベル「アクセル・ワールド」シリーズの登場人物である。



有田春雪倉嶋千百合とは物心付く以前から共に過ごした幼なじみで、ハルユキの数少ない親友。

一年生にして自校の剣道部ではエースを張っており、文武両道を絵に描いた様な優等生。
性格も明朗快活で、現在はチユリと交際中。ハルユキは彼に密かに劣等感と嫉妬を抱き、そんな自分を自己嫌悪している。

タクム本人は寧ろ彼を気遣い、チユリに頼んでハルユキの弁当を作って貰ったりとフォローを入れていた(逆効果だったが)。
上記の様に弱点のまるで無い完璧超人であり、読者からの人気は高い。



以下、ネタバレ















「さあ―――もう終わりにしよう、ハル。何もかも」


シアン・パイル

黒雪姫を襲撃し、ポイントを奪おうと画策していたバーストリンカー。チユリのニューロリンカーにバックドア・プログラムを仕掛けたのもコイツ。
体色はほぼ純粋な青色で、名前の通り右腕にぶっといパイルを装備している。
病院にて重体で意識が無い黒雪姫にバトルを仕掛けようとした寸前、ハルユキに正体を看破され割り込まれた。
呆然とするハルユキ/シルバー・クロウに、淡々と虚栄心と嫉妬に歪み切った言葉をぶつける。

「(君は)ずっと、ずっと昔からチーちゃんに、僕って可哀想だろ?憐れだろ?だから優しくしてよ。もっと構ってよ。そう言い続けて来たんだ。言葉じゃなくても、態度で、目つきで…いや、君という存在そのもので」

「二年前、チーちゃんが僕を選んでくれた時は嬉しかったなぁ。チーちゃんもようやく解ってくれた、って思ったよ。ハルの面倒を見て苦労するよりも、僕の隣で幸せになった方がずっと良い、ってことをさ。それが…現実的判断ってものだろう?」


チユリを幸せにしたいと思い詰めたばかりに、「人生の失敗、成功」といったものに固執する様になってしまった。
彼の輝かしい戦績も、実のところは《加速》の恩恵によって得た物である。
そんな彼の目を覚まさせようとするハルユキを凄まじい力で圧倒し、絶望に突き落とした。
が、その後翼が覚醒したシルバー・クロウに痛恨撃を食らって最終的に引き分けとなる。

その気になれば彼を倒せたハルユキに「俺とお前は対等」と説得されて改心する。
現在は罪滅ぼしの意味合いも兼ねて、ネガ・ネビュラスに所属してシルバー・クロウと共に戦って居る。
また、改心後は機械の視界補正に頼るのを止めて眼鏡を掛けるようになった。
作品の設定上、眼鏡を普通は掛ける必要がない為、作中では珍しい眼鏡っ子である。
二巻では赤い機体を駆る幼女をかばって敵と相打ちになるが、別に眼鏡が割れたりはしない。 


  • 必殺技一覧

《スプラッシュ・スティンガー》
胸部装甲が開き、そこから数十本の杭を撃ち出す。

《スパイラル・グラビティ・ドライバー》
腕のパイルバンカーをハンマーに変形させ、敵を殴りつける。
見た目は派手だが、打撃に弱いシルバークロウLv1にLv4のシアンパイルが密着状態で撃って、残り3割の体力ゲージを削りきれないとどう考えてもダメージ量が少ない上、真下にしか打てない。作者ですら遠回しに「使えない技」と言い放った要らない子。
しかしその使い手も含めたネタっぷりから一部では熱狂的なファンがおり、SGDの愛称で親しまれている。

《ライトニング・シアン・スパイク》
パイルバンカーから極太の杭を発射する遠距離攻撃。
原作では鉄杭をプラズマ化して打ち出す攻撃であり属性としては「高熱・貫通」系である、アニメ版ではやたら長い杭を射出する演出になった。

《蒼刃剣(シアンブレード)》
修行によって会得した技。パイルバンカーを分解し、片刃の直剣に変化させる。剣道部としての経験を十全に発揮できる。

《ライトニング・ダーク・スパイク》
ISSキットを使用することで使用可能になる必殺技。
負の心意により、攻撃威力拡張を加えた黒いライトニング・シアン・スパイク。
特筆すべきは速度で、正面から撃ったにも関わらずあのハルユキが反応すらできなかったほどのスピードを誇る。





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